はてなキーワード: 自力とは
社会に変わってほしいって要望は特定の一部にだけ税金をつかってほしいってお願いだよ?
だれも賛同しないよ?
知ってほしいとか要望があったら認知されるすべを試行すべきだよ
おわらいで世に広まってそれ笑うべきものじゃないというところからポリコレにもちこむとか
大成功したときに壮大に哲学や理論でもちあげられたピコ太郎って音楽芸人がいたけど
一時大成功を喫したけどいまや存在の有無の記憶すらあいまいな現状をみて
むしろ社会に助けてもらわなくてもよいように独立した助成方法を確立するほうがいいんじゃないかな
自力で勝つか引き分けを狙ったら、温存してた主力組をぶち込まなくちゃいけなくなる
それで守備が少しでも綻びが出たら今度こそ終わる。
幸いポーランドは敗退が決まってるから、リードして終盤という状況では嵩にかかって攻めかかることはないだろう
その前提があったうえで、「勝ち切れないし、これ以上点は取られないくらいしかできない」というのが日本の現実だと思う。
トーナメントにはベストメンバーで当たれるだろうが、そこに何か希望があるかって言うとかなり微妙で
ただGL突破は出来たという実績をのみ重視した結果だと思う
けど、どんな形であれ実績から積み重ねないと話にならない程度の薄っぺらな地盤しかないから、これはこれで仕方ないと俺は思っている。
そういうプログラムならもうあるけど。
ただIT関係のプログラムのようにはいかないことだけは注意が必要。
精神科で長い時間をかけて検査をして治療方針を決めてからまた長い時間をかけて認知の歪みを変えていく。
短期間で変えようとしても対象者が受け止めきれないからうまくいかない。
書籍やアプリがその助けになることもあるけれど、患者の受け止められるタイミングで与えないと効果はない。
それと治療者によってまたは患者によってやり方が変わるから素人が勝手にこれが参考になるだろうなんていって押し付けたところでうまくいきはしない。
それに治療のために精神科もしくは心療内科に連れて行くだけでもとても大変。
ただ対象者が自分で参考になるものを探してきたならば少しは効果があるかもしれない。
①一章「自分を変えるな道具に頼れ」
→ひらくPCバッグ、僕も買いたいと思った。しかし、持ってるだけで発達を疑われそうw
→evernoteのほうが良いのでは。
→モノが散らかるのは、物を置く場所が決まってないと考えているので、ボックスや鉛筆置きを大量に買っているが。本質ボックスも結構いいアイディアだと思った。
→個人的には、『if-thenプランニング』に似ていると思った。「50分になったら→勉強を始める」のように、条件によって開始行動を行うことで行動確率が上がるというメソッドだ。借金玉さんは、机のモノを全部落とすということがハマるらしい。
・なぜあなたは「休む」のが下手なのか
→休む日をあらかじめ決めろとのこと。う~ん、これで休めるなら苦労しない。いつも日曜の夜に切迫感で夏休みの宿題みたいなことバカリですね。
・部族のおきてを知ろう
→「部族の掟」という認識がまさにしっくり来た。発達からは理解できない理屈ではない掟というものがある、というのは感覚的には理解していたが、言葉にされて、まさにその認識はこの言葉だと思った。
→ここまで分かりやすく体系化してくれてありがたい。通貨だという認識が自分にはなかった。それなりにコミュ力(というか国語力)でごまかしてるが、ごまかしてる理屈を理解していないので、この通貨という認識によって、より誤魔化しがバレにくくなるように思った。
・褒め上げ
→褒め上げを通過として払う、というのは正直バカバカしいしムカつくのだが、これが通貨ならショーが無い。払うかという認識になった。ほめ方のレパートリーを自分で把握してないし、練習してないが、そこそこナチュラルにできていたが、これからはより一層払いに行こうと思った。
・面子
→これも本当にバカバカしいし、ムカつく。意味がないじゃないかと思う。しかし、払わなくてはいけないらしい。メンツというのはナチュラルに理解できているが、守のが難しかったが。面子を気にした動きをどうすればいいのか、借金玉さんはあまり書いていない。借金玉さん自身は、面子より数字の世界に行ってハッピーだと書いてある。おいおい、解決方法書いてよ。
・挨拶
→「挨拶しても挨拶を返さない先輩」というのにも、「挨拶を支払え」というのは、気づかなかった。自分は挨拶がいらないなら挨拶しないパターンだったので、びっくりした。これは勉強になった。また、周りが挨拶してないのに、自分だけ挨拶するというのも理解不能なパターンとして自分にはあるんだが、そのあたりは解説してくれていなかった。挨拶の理解は自分は低いのでもう少し厚く解説してもらいたかった。
・飲み会はしゃべらず乗り切れ
→自分でも、飲み会に限らず、「兎に角しゃべらない、同意や相槌や共感だけやっとく」というハックにたどり着いていたが、「飲み会は得に危ない」という注意の仕方は、ありがたい。飲み会の時はより一層頑張る。飲み会後の「今日は疲れたな」はセーフ「今日はしゃべり足りない」はアウト、という反省の仕方を教えてもらえたのもよかった。
→自分はできている。ここのハックで、「なるほど」を使えと出てきていたが。僕の業かいでは、「なるほど」、「確かに」は相手をバカにしてるようだから使うなというのがもっぱらの評判。「はい」でいいらしい。
→「奇妙な共感」という概念がしっくり来た。一般人のその感覚は意味不明だから、「意味不明なんだよ」と言い切ってもらえてすごく納得した。
→「苦労と努力」に共感してもらえると「理解者」になって、手放せなくなる。という心理は理解できないが、そういうものらしいと教えてもらえた。これはいいハック。
→自分的には、「この世は9割プロレス、セックスもお互い感じたフリだが、それを言い暴くのでなく、プロレスを楽しむしかない」と思っていた。だから、茶番センサーというのが働いている状態だった。
→具体的に茶番センサーを止めるためには、ある程度突っ込んでサンクコストに溺れる必要があるという解決まで示してもらえた。
→「くだらないけど、簡単じゃないこと」という認識の持ち方は知らなかったのでありがたい。
→「やりたくない上にナメてたら、やれない」という認識をモテた。
③第三章 朝起きれなくて夜寝れない人
・「普通」に捕捉されるな
→「寝れない状態でもパフォーマンスだせることもある」という認識は確かにその通りだと思った。余り熟睡で完璧な普通の人を目指すとパラノイアになると思う。
・眠れないあなたがやることはただ一つ
→睡眠薬を医者でもらえとのこと。しかし、精神科や心療内科に行ってしまうと、通院歴がつくのが怖いという人も多いのではないだろうか?
・起きるのではなく、「飲み物を飲む」
→個人的には、寝る前に水をたくさん飲んでる、ボディービルダーなんかは3時間に1回プロテイン飲むためにそれで膀胱をパンパンにして強制的に起きるらしい。
→飲み物を飲むってのは、僕には難しい。その意志力すらない。おしっこは強制的に起きる。
→飲みすぎで、中途覚醒もしてしまうが、しょうがないとあきらめてる。
→ちなみに、自分は、睡眠時間が足りなかろうが起きれる。正確には起きれないが、「体だけ職場に持っていく」という技術が完璧に身についており、意思と関係なく朝起きれる。
・身だしなみは「リカバリー」
→開くPCバックに剃刀や歯ブラシを入れるライフハックは是非真似したい。
→ベルト5本、シャツ20枚と分量が書いてあるために非常に参考になる。これくらいやるべきだ。
→一応evernoteでTODOを管理し、処理を終えたTODOはエクセルの「終わった仕事」の欄に毎日ぶち込んでいる。しかし、自分の体調は管理できていない。
④厄介な友「薬と酒」とどう付き合うか
→自分は薬も酒もやらないので読んでない。
→リラックス方法として、「休日にビジネスホテルで何もせず適当に過ごす」というのはこれはありだと思った。個人的に地方で仕事するときに泊まるアパホテルなどの、「次の日に向けて完璧なホテルを過ごせる」という環境が大好きなので、これは是非やりたい。
→ムチャクチャ分かる、「ハム将棋がやめられない」という状況。どうでもいいのは分かってるのにやってしまう。
→「タイマーで30分」というのは『if-then』メソッドで行動確率を上げるのに近いと思う。個人的には、「20:10になったら→勉強する」みたいに、別の行動に移ることで解決している。
→個人的に、休むのがムチャクチャ下手くそなので、この五感を断ち切るライフハックは是非やりたいと思った。
→無根拠に自分を肯定するには、無根拠に他人の生を肯定することそのもの
→普段から他人を無根拠に肯定していれば、自分を無根拠に肯定するのは簡単
→このハックは本当に僕の自己肯定感の全てに近いと思った。
→僕が自分を卑下してしまうのは、他人を見下すからかもしれない。
→ずーっと馬鹿にされて過ごしたので、「相手より確実に優越していること」で他人に「支払い」を求めてきたのかもしれない。
→馬鹿にされてきた恨みは消えないが、他人を肯定しなきゃ自分もキツイことを理解できた。
→人生に何回かこの思考には自力でも到達できたが、自分の本質からずれてるので受け入れられなかったが、今回他人の言葉で言われて初めて受け入れられた。
⑥終わりに「少しずつでも発達している」
→この感覚は僕も近いものを持っている。発達でも、ライフハックなどで人生が少しずつうまくいくようになっている。普通の人よりかなり劣っているが、工夫で疑似的に普通っぽく振舞えている。
誠実でもなんでもないので、どちらが正しいかなんて話はしてない。
なんで服役して私が殺しましたとか社会に知らせる必要があるわけ?
そんなやつらからしたら何を誠実ぶってんだ殺すぞって反応なわけで無駄に税金使わずに自分で始末してくれって感想だろ。
あと証拠がそろってる被疑者が死んだ場合はたいして捜査せずに普通に打ち切られるだけだが。
裁判したりするほうが無駄に金使うからとっとと死んでくれた方がエコだし、
無駄な人生を生きるよりもさっさと死んだ方がいいでしょ、最初の殺人が人生の目的であるって考えはどこにいったんだと。
・なんだかんだいって生にしがみつきたい
結局、これだから無期懲役囚たちはなりきり聖人プレイに夢中になってんだろ。
増田は生物学的性・性自認・性的指向すべて女性で、社会人になってからずっとエンジニアをしています。
最近、皆さんもご認識の通り、あるイベントでの発表が物議を醸しています。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/logmi.jp/294756
この発表や付随する世の反応(主にTwitter)を拝見してからずっと、心臓がざわつくような感覚を覚えています。
自身の気持ちを整理するため、今まで自分が”女性エンジニア"として生きてきて遭遇した様々な不自由さと、本件に対して思うことを文章にしてみたいと思います。
ただでさえ特定されやすい属性ですから、多少のフェイクが混ざるかもしれません。
初めて、かつ最大の不自由さを感じた出来事は、ある会社で起きたことでした。
言葉にしてしまうと、とてもシンプルでよくあることかもしれません。
どのようなことがあったのかは、思い出したくもないことなので割愛します。
具体性を欠く話になってしまいますが、複数の第三者の告発を経て収束した出来事でしたので、
行きすぎたフェミニストの過剰反応ではない旨、信用していただければと思います。
色々な心情からしてしまったことではありますが、今となっては全く無駄な時間を浪費してしまったと反省しています。
もし子供がいたら、きっとこのまま泣き寝入りしてしまっていたと思います。
結局、様子のおかしいことに気がついてくれた職場の同僚や先輩が、各所に通報してくださり、
Aは社内で秘密裏に制裁を受け、私には謝罪といくらかの示談金が与えられました。
Aとは直接話をしていないのですが、真摯に謝罪をしてくれたと信じています。
ただ、それまでの過程でAの上司から受けた言葉で、もうこの会社にはいられないと思い、転職する結果となってしまいました。
Aは社内でもそれなりの地位にいたため、その上司となると執行役員クラスになります。
上司からは対面で「自分の監督不行き届きだ、申し訳ないことをした」という旨の謝罪を受けましたが、その中の小さな一言に本音が見えてしまいました。
「ただ”この程度のことで”Aを懲戒解雇にはできない」
この一言で、もうこの会社から貰う給料で生きていたくないと思うようになり、できる限りの早さで転職先を探し、退職届を出しました。
仕事自体に不満はなかったため、必要ではあるが不本意な転職となってしまいました。
すぐ転職できる状況だったなら、示談金も受け取って得したじゃないかと思われる方もいるかもしれません。
しかし、この件でしばらくは心療内科のお世話になることになりましたし、最寄駅もAに知られていたため転居の費用もかかりました。
今でこそ心療内科のお世話にはなっていませんが、当時は自力で睡眠を摂ることもできなかったし、
Aに似た背格好の男性を見ると動悸がして動けなくなったりしました。
何より、一度損なってしまったものは回復しても元どおりにはならないのです。
この出来事を境に、自分は心身ともにすっかり変わってしまったと感じています。
本件を通して、一人のエンジニアとして受けた損害は不本意な転職だけではありませんでした。
当時、はてなブログで簡単な技術メモのようなことをしていました。
退職後のことですが、そのブログに「楽しそうだね」とコメントがつきました。
きっと私の考えすぎだと思います。そうでない可能性も十分にあると思います。
それでも、「俺はあんな目にあったのにお前は会社を辞めて楽しそうにやっているな」という、
Aからの恨みのコメントなのではないかという不安にとらわれてしまい、ブログはすぐに閉鎖しました。
それ以来、パブリックな場へのアウトプットは一切できていません。
しかしいまや、公的な場へのアウトプットを求められることは、エンジニアにとって当然の時代となりました。
GithubやQiitaなど、エンジニアとしての名刺代わりになるようなアカウントをプライベートに閉じることは、
エンジニアとして生きる上で大変もったいないことだという自覚はあります。
これももう昔のことですから、今更何かあるなどとは思っていません。
それなのに、なぜだか、アウトプットへの気概のようなものを根こそぎ失ってしまい、それを回復できずにいます。
技術サーベイにパスしたり、リファラル採用を活用することで、今現在もなんとか転職活動はできているという状況です。
これ以降も、女性であるがゆえの不自由さには度々遭遇しました。
エンジニアとして採用されたにも関わらず、顧客の受けが良いからという理由で、業務時間の大半を営業同行にあてられてしまった会社もありました。
再三の改善要求にも応じる気配がなかったため、その会社は短期間で退職してしまいました。
会社を見る目がなかったと言われてしまうと、それまでのことですが…
勉強会に参加すると、結構な確率で司会者のアイスブレイクのネタに使われてしまいます。
ひどい時は、受付の時点で「会場を間違えていませんか」と言われてしまうことあります。
「今日は女性の参加者もいらっしゃいますね、嬉しいですね。どちらからいらしたんですか」など、大半が悪意のないもので、非難する意図はありません。
ただ、自分自身でコントロールできない属性を理由に人々の注目を浴びることは、なかなかに消耗してしまうということも、ご理解いただきたいと思います。
多くの人が問題意識を感じている一方で、何が問題なのかわからない・気にしすぎだと表明している人も少なくありません。
こちらのブログで丁寧な所見が述べられていますが、それでもなお、納得のいかない人がいらっしゃるようです。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/piro.sakura.ne.jp/latest/blosxom/topics/2018-06-22_women.htm
問題の記事の「女性エンジニアが少ない問題」を「我々の職場に女性が少ない問題」、「女性エンジニア」を「女性」に置き換えてみてください。
記事としてなんら問題なく、意味も意図も通ってしまうと思います。
「エンジニア」という専門職の女性として論じておきながら、その実、期待する役割は「声や女性らしい立ち居振る舞い」といったジェンダーロールの顕現でしかないのです。
おそらく、「女性エンジニアが少ない」ではなく単に「職場に女性が少ない」問題であれば、ここまで炎上することはなかったのではないかと思います。
(もちろん「女性」でも駄目ですが)
ここまで腑に落ちていただければ、
などといった反論が、全くのお門違いであるとご理解いただけるのではないでしょうか。
私たちは女性という属性をたまたま持っていただけのエンジニアなんです。
エンジニア扱いをしてほしいのです。
それをする気がないのであれば、もしくは性差について論じなければならない状況でないのなら、
わざわざ「女性エンジニア」などとカテゴライズして槍玉にあげないでほしいのです。
こんなことを主張しなければならない状況に、もうずっと私たちは消耗して疲れ果てています。
それでも、もし、次の生をエンジニアとして受けて、性別を自由に選べるとしたら、私は迷わず男性を選びます。
不本意な転職を重ねたといえども、見え始めた自分のキャリアに一定の満足もしています。
結婚相談所にやってくる人たちは自力で相手を見つけられない人で、単に出会いがなかった、と言うだけの人もいるんだけど、中にはもうどうしようもないくらい外見が汚くコミュニケーションも取れない人もいるんだ
女の場合は?
叩いている人が多いけど、昔結婚相談所で友人が働いていたので、話を聞くだに増田の言うことは間違ってない
結婚相談所にやってくる人たちは自力で相手を見つけられない人で、単に出会いがなかった、と言うだけの人もいるんだけど、中にはもうどうしようもないくらい外見が汚くコミュニケーションも取れない人もいるんだ
あと、高齢の人ほど、焦った親が大金をはたいて息子を結婚相談所に入れる
そうなると、自分で積極的に女性を見つける気力もないけど結婚相談所に金だけ払っている人ができあがる
相談所もビジネスなので金を貰っているのに誰も紹介しないわけにはいかない
だが、まともな外見や、まともに受け答えが出来るような一般人ならともかく、日本語が通じないんじゃないか、っていうような頭おかしいレベルの年くった低収入のおっさんに会おうと思う女の子なんていないんだよ
なので新規の30代以上の女性が、その男性達に「ほら、とりあえず紹介したよ、私たち仕事したよ」という体裁を見せるために生け贄になる
30代だと50代くらいまで平気で紹介される。
だって50代の脂ぎった女性とろくに会話できないチビでぶはげみたいな人、ふつーに結婚相談所でも相手にされないよ
断られる事なんて分かってて、相談所が金のために三十代の女性に嫌な思いをさせて男性からの訴訟リスクとかを防ぐのだ
増田はそういう相談所で、そういう不良債権をあてがわれたんだろう
よくある話
なので、何個か外れを体験させておいて、時々まともな人を紹介し、変なのばっかりだけどたまにはまあいいのもいるからいいか…という気分にさせてずるずると相談所にいてもらうのが最近のパターンなので、増田もそれにはめ込まれただけ
大学に来る献血車で献血してたけど看護士が横柄なので内心ムカついていた。
献血車で働いている方からすると、日常的に若者が列を作って献血しに来るので感覚が狂ってくるのもやむなしと思うが、
パパが稼いできた金でママが作ってくれた飯食って作った大切な血液をただでくれる大学生がどれほど稀有な人格者か、わかってない。
おれは自分が献血ケチったことでどっかの老人が死んでもこれっぽっちも心は痛まない。自力で生きる力のない生き物が死ぬだけのことだ。
赤の他人から血を貰えることが当たり前になってしまったのがよくない。血が欲しかったら親戚縁者から貰うといい。
とかなんとか言いつつも律儀に献血していたわけだが、ある日診察の老医に「皮膚に傷があるから献血はできない」とキレられたのでそれ以来献血はしていない。
1年以上経って落ち着いてきたので、いまなら書けるとおもう。
あれは忘れもしない去年の4月30日だった。
当時26歳の私は、大学の課題や卒論、日々の日雇いの仕事、性別違和、精神疾患、父親との不和、などさまざまな問題を抱えながら日々をやり過ごしてきた。
4月29日の夜、いつものように睡眠薬と抗うつ剤と抗不安剤と女性ホルモン剤を入れて布団に入った。
眠れない。
仕方がないからしばらくネットサーフィンや資格試験の勉強などで時間を潰し、眠くなるのを待つことにした。
朝の6時になっても眠れない。
これはもう仕方がない、ひとまず眠れるまでは寂しいし誰かと通話しよう、そう思った私はSkypeで連絡を取れそうな人物と話をした。
大して内容のない話だったとおもう。本当にとりとめのないことを2時間半くらい話した。
そうしたら通話相手が、いまの私の現状に同情したのかなんなのかはわからないが、泣き出した。
泣いている人物と会話を話をするのはあまり得意ではないのでここらへんで通話はやめよう、そう思い、一応なだめて落ち着かせてから通話を切った。
通話後、自分のなかには将来への不安感、絶望感、焦燥感、そういったものでいっぱいになってしまった。
そういえば、カフェインを大量に服用すれば死ねるということを聞いたことがあったのでインターネットで調べた。
私の体重のカフェイン摂取の致死量は15g。ならその2倍服用すればほぼ確実に死ねるだろう。
このあたりで私の頭の中は死ぬことでいっぱいになってしまった。
そして手元にあったカフェイン剤をきっちり30g分用意して、そしてそのまま眠って死ねたらいいなと思ってルネスタやらロヒプノールやらマイスリーやら合わせて100錠くらい準備した。
そして、一気に、手元にあった炭酸飲料で飲み干した。
カフェインの錠剤が大きかったため、何度かに分けて飲んだ。胃酸だろうか、せりあがってくる液体も無視してすべて飲み干した。
飲んでから20分くらいは特になにもちょっと変な感じかな、その程度の身体の違和感しかなかった。
30分もすると強烈な吐き気がきて、ああこれはもう我慢出来ない、そう思いお手洗いで吐いた。ロヒプノールの色素のせいか、青色の吐瀉物が出た。
何度かえづいていると、1階にいる母に大丈夫?と声をかけられた。大丈夫ではなかったので素直に大丈夫じゃないと言った。
なんせ強力な吐き気、それからめまい、身体が動かない、もう自殺したいだなんて思わないから身体を楽にしてくれ、そう思った。
母に水を飲まされ、何度も吐いた。母が救急車を呼んだらしく、部屋に救急の男性が2人入ってきて、担架で救急車に乗せられた。
このあたり、正直なところあまり記憶がないため、細かいことを思い出せない。ただ、意識チェックなどを受けたことは覚えている。
それと、ごめんなさいごめんなさいと何度も謝っていた。
病院へ着くと、まず胃洗浄を行った。鼻にチューブを通され、洗浄水を入れたり、胃の中の悪い水分を抜いたり。
その後に、活性炭を投与された。胃洗浄は苦しいという話を聞いていたが、正直尿道カテーテルを通されるほうがしんどかった。
胃洗浄が終わると、病院着へ着替えさせられ、CTスキャンの部屋へ移動させられた。そこで強烈な吐き気。
CTスキャンが黒い吐瀉物でまみれてしまった。ごめんなさいごめんなさい、ひたすらに謝る私。
その後で、病棟に入り、尿道カテーテルを通され、全身管だらけになっておむつもつけられて待機。
はずかしいはなしだが、何度も看護師さんにおむつを交換されてしまった。
それと尿道の管の違和感が苦しかったのでお医者さんに抜いてもらった。
深夜になると、とても苦しくて寂しくて、泣いてしまった。
一緒に病棟で状態を見守ってくれた母がやさしく手を握ってくれたのを覚えている。
それから、こんな風になってしまってごめんなさい、と何度も謝った。
そして、明日には退院できるようにならなければ(その明後日に欠席不可の科目があったので)という気持ちが徐々に湧いてきた。
ODから1日経ちお昼になった。確かハヤシライスが振る舞われたと記憶している。
正直、食欲なんてまったくなかった。それでも、ご飯が食べられないと退院できないと聞いて、必死に食べた。
付け合せのレタス、トマト、デザートのバナナ、ツナのサラダ、そしてハヤシライス。軽いものから重いものへ順々に食べ、1時間近くかけてなんとか完食した。
その後はリハビリがてら、ちょっと歩いたりした。それは特に苦痛ではなかったのだが、最後に大きな問題が立ちはだかった。
いくら尿意を感じて力を入れても、1滴も尿がでない。尿が出ないと今日中に退院できないと聞いた私は数時間かけて排尿の練習をした。
そして、看護師さんに見守られながら、おしっこができたときは、すごく感動というか、開放感というか、達成感に近いものを感じたとおもう。
優しく接してくれた看護師お医者さんの方々に深々とお礼を言って病院を去った。
そして実家に帰り、お風呂に入り、早めに寝て、次の日は大学だったのでまた普段の日常に戻ったのでした。
今回の件で、絶対にODでの自殺企図はしないぞ、と固く心に決めたのでした。
・いまの現状
あれから精神は少しずつ落ち着き(結局大学は卒業できなかったけれど)、念願の恋人との同棲も叶い、基本的には主婦としてやっています。
たまに日雇いの仕事を入れたり、電気系の国家資格の勉強をしたりと、日々それなりに落ち着いた生活をおくれています、