はてなキーワード: 生まれたてとは
自分で小規模ながら保護猫活動してみて、いかに保護猫を家猫にするのが大変か身に沁みた。
生まれたての子猫は2~3時間置きに休みなしに授乳し続けた。人間の赤ちゃんと同じぐらい手がかかった。
1~2ヶ月で離乳してくれるから良いけど、あれが何ヶ月も続いてたら確実にノイローゼになってたと思う。
ダニ、寄生虫、猫風邪、ワクチン、避妊手術、マイクロチップ……その他にも想像していなかったさまざまなケアが必要だった。
実際にかかるお金も凄いけど、このケアにかかった時間と労力は膨大だ。
それらのケアを受けてなお、後々障害が見つかったりエイズや白血病が陽性だとなかなか引き取り手もなかったりする。
保護猫団体の審査が厳しすぎるとか文句を言う人、今なら「当たり前だろ」って思う。
そこまで人々の善意で人が飼っても大丈夫な状態まで育てられた安全な猫を、わずかな医療費とかワクチン代だけで譲る。
そりゃ絶対にこの人なら大丈夫だと思う人に譲りたいよ。厳しくなるのも仕方ない。ここでヤバい飼い主や虐待犯に譲るとかわけわからないもの。やってる側も死にたくなるよ。
文句があるならお前が自力で保護して飼い猫レベルになるまで育ててみろと思う。
本来野生の動物を飼えるレベルにするってあらゆる意味ですごいことなんだよ。
(追記)
たしかに法規制して貰う方がいいね。マイクロチップから愛護動物の譲渡の動線が辿れるようにしてほしい。
これは個人の感覚だけど、年収証明とかアポなし家訪問とかはやりすぎだしあたおか団体だなーと思う。
けど、譲渡後に数回でいいからその後の様子を写真付きで報告することとか、その程度の手間すら「頭おかしい」とか言うやつは保護猫に関わらんで欲しい。
コロナになりました。
それにも関わらず感染3日目に見事嗅覚障害となりましたので、ちょっとだけ実験してみました。
他の人がどうかはわかりません。
わたしの場合、鼻呼吸はできるけど、鼻の奥のほうが詰まっている(鼻声)状態です。
匂いを強く吸い込んでも、無臭、もしくはほんの僅かな香りがする程度です。
※超軽症といっても、一度は熱が39度近くまで上がりました。
結果的に今の所肺炎にはなっていませんが、自治体から貸し出しのパルスオキシメーターが届くまでは、熱が上がるたびに肺炎が怖くて泣きそうなほど辛かったです。
・はっか
すっきり系のアメを舐めてみました。
・結果 どっちも
いつもより刺激が全然ないのは確かだけど、鼻から息を抜こうとすると口から鼻にかけての入り口にちょっとした涼しさを感じました。
いつもみたいな強烈な清涼感はないながらも、多少ながらすーっとした感じはありました。
・わさび
鼻にツーンとくるわさび。
・結果 完全無効化
つーんとくる感覚一切なし。何なら口の中にわさび直接入れても大丈夫そうなくらい無傷。
舌に乗せると一瞬辛味を感じました。どちらかというと酸味に近いのかも。
舌先にピリッときてから、体が勝手に身構えることがわかりましたが見事に何も起こりませんでした。
この時点で、それが匂いなのか、それとも匂いを感じる器官が感じる刺激なのかはもちろん判断が付きません。
しかし、その器官が刺激されなければわさびのつーんとした感じは得られないということがわかりました。
これはつまり、わさびに対する強い弱いは人によって異なる可能性があることを意味しています。
・トイレ
くさいものをかぐと、嫌悪感とともにえづきたくなる感覚に襲われます。
果たしてこれは匂いによるものなのか、それとも匂いに含まれる別の成分なのか、実は長年の疑問でした。
ということで、自らの生まれたての金塊に向かって鼻を近づけて一気に吸い込みました。
・結果 無臭
生理的な反応は皆無でした。
においを司る器官と刺激を司る器官が同じかもしれませんが、とにかくノーダメージ。
匂いのない金塊は可愛いかと言われるとべつにそんなことはありませんでした。
ときに異様な体臭を放つ人がいますが、無頓着なのではなく、たまたま体臭が臭うにも関わらず先天的に嗅覚が鈍い不運が重なってしまうと、そのままでも気にならない人になってしまうのかもしれないと思いました。
そういう人をただ臭いと忌避するのではなく、少しは寄り添ってみようと思えました。
不思議なのは、とくにだしの利いた汁物なんかを飲んでいると、においが感じられないのにも関わらずにおいらしきものを感じることがありました。
いままで香りだと思っていたものが、実は味覚として感じていたものだったとわかったことは大きな発見でした。
ところで体験としては非常に貴重なのですが、この嗅覚障害はいつまで続くのでしょう。
明日には治ってくれー
なんか世の中非効率だな~と思うので、もしも俺が新しく国を創るならこんな感じにする予定。
他なんかある?
コロナ禍で緩んだ体ををなんとかするためエクササイズ施設の体験レッスンに行ってきた。
世の中は性善説で回っているが、西成では求めていない。そう感じた話をする。
当日、受付で健康的で笑顔の美女が出迎えてくれる。体験内容の説明も分かりやすい。
素早くウェアのサイズを確認され、早い時間に来たからか人がいない更衣室へ案内される。
着替えたあとの待合でも、インストラクターや受付が放置しないように声かけしてくれて
「初めてでも何回か通っているうちにできるようになりますよ」
プログラムの準備でもサポートしてくれ、仕事といえど丁寧な振る舞いだった。
効果がありそうなのにほくほくしながら、入会の勧誘をしてくるインストラクターに他と比較検討をしていることを正直に伝える。
即決しない客の対応に慣れているのか、さらっと「当日入会なら入会金が無料なんですけどね」とだけ伝えてきて過激な勧誘もない。
アンケート記入を依頼されたので素直に回答して、シャワーのために更衣室に向かった。
体調の優れない時だけ外していい。そうインストラクターも案内していた。
そのウレタンマスクはシャワールームで石鹸をつけて洗ったんですかね?
ウイルスや雑菌が飛ぶことはない?
ほほー、それで乾かしているとなるほどなるほど。
意味はないが、呼吸を止めてマスクを乾かしている後ろを通った。
そう思いながらシャワーを浴びる。
しかもシャンプーやアメニティ有りと書いてある割に、その辺のゴルフ場の方がマシなくらいのしょぼさ。
大満足のアメニティと謳ってるわけじゃないから、こういうところから予算が削られるのかと考えていた。
ドライヤーで髪を乾かしているとき、ふと気づいた。自分以外の髪を乾かしている人、マスク、してない。
嫌な予感がして更衣室内を見回す。
2m先まで飛ぶこと知らない?
両隣と1mも離れていない中、はよ乾けと念じながら髪を乾かす。
さて、身支度を整えて帰るかという段階でそれは起きた。
ある会員が番号を入れてもロッカーが開かなくなったといい、受付にマスターキーを使わせていた。
それを見た瞬間、
を思い出した。
それはさぞ困っているだろうと親切心でするアレだ。
この施設のロッカーは、4桁の暗証番号を利用者個人が設定するタイプの鍵である。
番号が分からなくなったり、合っているはずなのに開かなくなった時のためにマスターキーが存在する。
「開かなくなりました、開けてください」
と言っても、目の前の本人が鍵をかけたのか確認する術はない。
館内放送でもして、ロッカーの鍵をマスターキーで開ける連絡をしない限り。
たった今、ロッカーから取り出した荷物は、実は知らない誰かが触っていたのではないか。
そんな想像が頭の中をよぎる。
私はロッカーの中に家の鍵を含む貴重品を預けていた。
手元に置いておくべきだったと反省した。
暗闇の中で音楽を掛けながらするプログラムに、連絡がそぐわないのは分かる。
だからといって、この西成のような更衣室で性善説は無理がある。
寒気を感じるのだ。
ごくたまに「ガラス張りに動物をいれて売るなんて可哀想」なんて言葉を店内で聞きます。
でもそんな戯言をおっしゃるお客様のカゴにはビーフジャーキーが入ってるんですよね。
昔ながらのガラスケースとサークル展示ではありますが、大きさにも余裕があり、個体によってどちらがより安心して過ごせるか見極めて展示したり、場合によっては裏で遊ばせたりしています。
また仕入れも少数で絶対に売り切れる事を大前提に、またきちんと世話ができる範囲での頭数管理を徹底しています。
本当は資産とか年収とか家族構成とかも聞きたいんですけどね。一度それをやったらプライバシー云々で訴えられかけたのでやめました。その代わりたくさん書類を書いてもらって、その場でペット保険に入ってもらったり、初飼育の方にはマナー教室などに入ってもらったりもしてました。(現在はこれもうるさくなったのでわざと膨大にした書類のみですが)
長々書きましたが、これらは単純に売れ残り、病気、返品や遺棄などなどのリスクヘッジから考えれば当たり前で、普通のペットショップならどこでもやってることだと思います。
そう言えば一昔前に繁殖目的の多頭飼育崩壊が話題になり、そのことでペットショップが忌避されることがありました。
ペット文化そのものがイメージダウンしてペットショップに矛先が行くのはまぁ理解できます。
でもアレってペットショップじゃなくてブリーダーの問題なんですよね。
そしてそもそも真っ当なペットショップはそんなアホみたいなブリーダーから仕入れません。だって遺伝子異常や病気の心配がありますから。安く仕入れてもコストに見合わない。
けど何故か批判されるのはペットショップでした。(劣悪なペットショップは自分も規制されてこてんぱんに叩かれるべきだと思いますよ)
よく欧米を引き合いに出して「日本のペットショップ文化はおかしい」という人もいらっしゃいます。
確かに欧米ではペットは届け出が義務付けられたり、免許制だったりもしますね。条例が厳しいところもあるでしょう。
しかしあのドイツですら当初は動物愛護が行き過ぎた結果、数字上保健所での殺処分頭数が減っても今度は街が野良犬だらけだった過去があります。
ブリーダーが突然免許制になったせいで近親交配が増えて病気の犬まみれになったのはどこの国だったかな。
ペット好きって言いながらこの手の美談をする人は結果だけが好きなんですかね。
ペットショップのお仕事をしていると保健所の方とのお付き合いも多いです。
フードを卸すついでに毎度中を覗く度にうちで売れた子はいないかとヒヤヒヤしながら見ています。(幸いお取引先では一度もありませんでした)
よく「譲渡会優先、ペットショップから買うのはやめよう」みたいな話も聞きます。
そのこと自体は否定はしません。ペットが増えれば結果的にペットショップは儲かりますから。
けれど譲渡会に来てる子が全部優良なペットショップから来ているわけでないのに、いつも劣悪なペットショップやクソ飼い主の汚名を被らされるのは不服です。
ペットショップで買える犬と譲渡会で出会える犬に違いはありません。
簡単にペットを買える環境を安いコストで提供するペットショップやブリーダーが悪いのですが、極一部の人はペットショップ全て悪だと肉食のくせに言うんですね。
生体販売と食肉の違いってなんなんでしょう。
可哀想ってなんなんですかね。
犬も猫ももちろん可愛いと思いますが、商売道具でしかありません。
商売道具だからこそ大事に預かって、真っ当なお客さんに売るのです。
動物園代わりにくる人がいるのもクソ迷惑ですが、ブームだから簡単に買えると思われるのも迷惑ですね。
ペットという、人間が多種族の動物の命を制限下における文化が出来上がってしまった以上、それを正しく維持せねばなりません。
「そんな文化いらない」とおっしゃる方もいるでしょうけど、里山と一緒で一度手が入ったものを「じゃあ」と手放してすぐ無くなる文化でもなければ、シンプルに終幕するものでもありません。
それをしようとして失敗したのが一昔前の諸外国ですから。終わるにしても一気には終わらないものです。
ペットショップを運営していると、やはり愛護団体からのあれこれも尽きないものです。
大抵は寄付をすれば黙るのでこの手の団体はもう信用していませんけどね。この人達はきっと可哀想な動物しか見ていないのでしょう。
うちから出ていった子はみんな幸せだと自信を持って言えますが、生体販売をしているというだけで全て可哀想な動物だそうですよ。
元々ブリーダーが商売下手だからペットショップができたのにね。
ブリーダーの元で用途変更になるのと、きちんと真っ当なお店で新しい家族に出会えるのなら、私が犬なら後者です。
さて、長々と吐き出しましたが。
ペットってなんなんでしょうかね。
喋らない、意思の疎通ができない、ただ可愛いだけの生き物を可愛がるという文化について考えてきた人生です。
でもきっと、だから良いんでしょうね。
どれだけクソな愛護団体にぶち当たろうとも、どれだけ生まれたての子犬より聞き分けのないクソ子連れにぶち当たろうとも、ペットは可愛くて金になりますから。
https://www.j-cast.com/2021/02/15405125.html
記事読んで正直、え?普通じゃね???としか思わなかったですハイ
我が家の犬もさぁ~
知り合いの飼ってる犬が子犬産んだからもしよければ飼わない?って言われてさぁ~
俺と俺にかわゆい子犬を譲ってくれた知り合いは人でなしの悪魔なんですか???
俺がもし悪魔なら我が愛犬は地獄の番犬ケルベロスか何かなんですか?????
今のところは首一つしかない普通のわんわんだけど待ってたら二個目の首が生えてきたりするんですか?????
二個目の首が生えてきたらさぁ~
うちのケルベロス自慢するためにさぁ~
きょうのわんこに応募してさぁ~
生まれてからずっと住んできた愛着あるペットショップを人間の一存で離れさせてもいいのかな!?
生まれてすぐ母親から引き離されるなんてかわいそうじゃない!?
でも殺処分されそうになってた犬は本当にあなたの家に来たかったのかな?
実は元の飼い主と死に別れて早く後を追いたいって思ってるかもしれないよ?
まあ俺が言いたいのはさぁ~
犬を捨てるわけじゃあるまいしさぁ~
どんなことがあっても最後まで絶対犬を飼え!!!!誰かにあげるな!!!って強要するのはどうかって話なんですええ
愛着持った犬を誰かに譲るなんてありえない!!!みたいな意見が蔓延するとさぁ~
誰かに犬を託すって選択肢を選びづらくなっちゃうと思うんですハイ
野に出てびっくりして人に噛みついた日にゃ~命はないですよ???
愛犬が逝って落ち込んでる知人に飼ってる子犬一匹あげただけでさぁ~
天寿を全うするまで犬の面倒を見た実績があるわけだしさぁ~
人気取りのパフォーマンスのために犬譲ったんだろというのは結局邪推に過ぎないしさぁ~
ていうかそういう風に言われるのが一番子犬がかわいそうじゃねぇ?と思うんですよねハイ
まぁGACKTは俺も嫌いだけどね、うん
あのスカした色メガネかち割りてぇ
20代サラリーマンだが、現金一律給付を支持してる若者はバカだと思ってる。
先に断っておくけどコロナで仕事を失った人とか、様々な理由で困窮している人への給付には全く反対していない。
まず誰が金を受け取るのかというとあたりまえだけど全国民だ。
金持ちでも困窮者でも、生まれたての赤ちゃんでも100歳の高齢者でも平等に同じ金額を受け取ることになる。
平等。素晴らしいことだ。
一方、その金は誰が払うのか。
直接的には政府だが、政府の金というのは元は当然ながら国民の税金だ。
従って、一律給付によって全国民が受け取ったのと同じだけの金が必ず税金として将来徴収されることになる。
問題は、その負担は主に「将来の」納税者、つまり今の若者世代(そして子供たち)に著しく偏ることだ。
「若者たちが」将来必ず払う金を、「全国民」に平等に配ること。
それは結局のところ、若者たちの財布から金を抜いて高齢者の財布に入れてあげる行為に他ならない。
以下、バカが言ってきそうなことにいくつか答えておくからバカは読んどけよ。
コロナ禍の初期に一律10万を給付したのは、今すぐ10万が入ってくればなんとか助かるような困窮者が大勢いる(かもしれない)緊急事態で、誰が本当に助けを必要としているか申請させる時間も惜しいからとりあえず全員に配ったわけ。
それは一理あるが、コロナ禍ももう1年以上になって、今さら緊急事態もないだろ。
もちろん困窮者はきちんとセーフィティーネットで救う必要があるし、そのための支出は拡大するべきだが、昨日の今日で急に困窮し始めた人間が大量にいる状況ではない。
既に生活保護という制度はあるんだからそれをきちんと運用すればいいだけ。
水際対策のように生活保護制度の運用に難があるなら、むしろその運用を早急に是正するべきだろう。
イレギュラーな制度を作るために政治的な調整をするより、既存の制度の運用を改善する方がずっと早いし社会的な合意を得やすいはずだ。
だいたい今10万貰えないと困るようなレベルの人間が10万もらったところで一か月後には結局生活保護が必要になるんだから全然解決になってないだろ。
でも一律現金給付は緊急避難的な困窮者の救済のために行われたことであって、そこに別の目的を相乗りさせるべきではない。
消費を刺激するという目的であれば例えばGo Toのような制度だって十分に効果を発揮していたはずだ。
しかし消費が拡大するということは人の活動が活発化するということだし、人の活動が活発化すればコロナ感染は拡大する。
そもそも困窮してない人間にとっては今は「金を使いたくても使う場所が無い」という状態なので、そういうやつに10万渡したって消費が増えるわけではない。
つまり手を付けるべき問題はコロナ対策と経済活動のバランスであって、全国民に一律給付を行うことが適切な打ち手だとは言えない。
(ちなみに、個人的にはもっと経済活動を重視すべきだと思ってる)
気持ちは分かる。
だが前述の通り一律給付は若者から高齢者への所得移転をもたらすという致命的な欠陥がある。
俺たちは誰のために自粛していて、誰から補償されるべきなんだ?
この自粛生活が高齢者のためだってことはもうハッキリしてるんだから(その前提を共有できないという方、ご意見不要です。あなたと議論する気はないので)、高齢者の財布から金を抜いて俺たちに配るべきだろ。
高齢者のために自粛して高齢者に金を払うってスジが通らないだろ。
最後に蛇足だが、実現可能性はさておき「全国民から一律10万円づつ徴収して、困窮者への分配に充てる」ということができれば、困窮者は助かってハッピーだし、相対的に高齢者から若者世代への所得移転を実現できる、という点は付け加えておきたい。
もちろん俺は10万取られたらメチャクチャ嫌だけど、10万取られたら死ぬってほど金に困ってるわけじゃない。
困ってる人を助けるためだったら仕方ないと思う。
あー心当たりあるわ
俺さ、きったない死にかけの仔猫を拾って目ヤニ取ったりケツ拭いてうんこさせたりするのが好きなんだよ
小綺麗になって人間に心を開いたら貰い手募集して譲渡してまたきったない仔猫拾うっていう一連の猫版プリティウーマンが趣味
優しい彼くんと違うのは猫相手なのと人並みになったら嫁に出すこと
でも一匹だけひどいのがいたんだ
目ヤニも鼻詰まりもひどくて、どれだけ獣医の薬を飲ませて手をかけ金をかけ療養しても治らない
鼻が詰まってるから普通の猫以上に口が臭くて、抱き上げるだけで顔周りが臭い
骨格から目の大きさから何から何までブッサイク、どれだけ愛情を注いでも固まってシャーとも言わないで固まってる
抱き上げるとは書いたけど動物病院に行く時くらいでアームガードしてなきゃバリバリ血まみれになるぐらい引っ掻く
メスだけど自然淘汰のトータって呼んでる、最初は別の名前だったんだけどな
生まれたてで拾って、打てるワクチン全部打って避妊手術も済ませる年まで育てたけど懐かなかった
ああこいつは無理だな、一生うちにいさせるしかないかって思ってたけど、何十回目かの枕ウンコされた日に糸が切れた
トータは愛情不足だから、トータには俺しかいないからと一生懸命やってたんだけど、亀裂の入った器に愛情注いで報われないのに疲れたんだ
その日からトータって呼び名にして、折しも仔猫の捨てられるシーズンだったので普通の死にかけの仔猫を引き取った
メンヘラ彼女と違って捨てる訳にもいかないから今までの猫部屋を明け渡して別の部屋を新しい仔猫部屋にした
トイレも覚えて小綺麗に育った新しい猫が育って譲渡が決まった頃、トータを人にやった
同時進行だったけどトータのほうはいつもみたいな譲渡相手の吟味はしなかった
とにかく顔も見たくなくなってた
多分お前の彼くんも同じ感じだったろうな