はてなキーワード: 拡大解釈とは
マンハッタン計画で原爆製造に関わった研究者を描く「オッペンハイマー」とバービー人形の実写ハリウッド映画である「バービー」が同日公開されることとなり、
これを知った人々により、オッペンハイマーやバービーを演じた役者をコラボさせた「Barbenheimer」というミームが生まれた(本記事でネタバレはありません)。
原爆のキノコ雲を背景にバービーが笑顔で写るミームや、ピンク色のキノコ雲のミームが投稿されて話題になると米国のバービー映画公式Xアカウントが反応した。
この動きは瞬く間に日本人の視界に入ることとなり、Xでは「広島や長崎の原爆投下に対する配慮がない」「ミームに対して公式が触れること自体不適切」
「9.11のミームを作って何を思うか問いたい」など批判が巻き起こる事態となった。騒ぎからまもなく、バービーの日本公式Xアカウントは謝罪した上で、
どのミームも明らかに、全く異なるジャンルの映画が同日公開されることを揶揄した内容だった。そこに「広島」や「長崎」というキーワードはなかったし、
原爆によって失われた命を揶揄する表現もなかった。(「原爆のキノコ雲を背景に半分骨になったバービーが笑顔で佇んでいる」というような画像があったとしたら、
それは初めて原爆投下によって被害を受けた人たちを揶揄するミームと認識して差し支えなかっただろう)
それにも関わらず、過剰な批判をしているXアカウントには違和感があった。特に「9.11のミームを作って何を思うか問いたい」といった批判は、Barbenheimerよりも明らかに攻撃的なミームを作ろうとする姿勢だった。
米国のインターネット、Redditや4chといった掲示板から生まれるネットミームは、そもそも高尚な文化ではない。「フェアユース」を拡大解釈して自由気ままに著作権コンテンツを面白おかしく改変して投稿する文化だ。
著作権や肖像権どころか、人権の配慮がそもそも存在していない。面白い事象、キーワード、画像であれば、ルールは存在しない。面白ければすべてよしだ。まともな人間ならミームに触れることすら避けたほうがよいレベルだ。
(日本でたとえると「淫夢語録」やそれから派生したコンテンツ全般が該当するだろう)
にも関わらず、「広島や長崎への配慮が足りていないミームを作る米国人の原爆に対する知識はこんなもんか」といった批判や「歴史的過去から振り返ると不適当だ」という批判が繰り返された。
これらはナンセンスだ。ネットミームはそういうものなのであり、誰にも伝わらない批判だ。「ナンセンス?いや、そんなネットミームをやるなよ」と感じるのも自然ではある。
だが、米国インターネットにおける一つの文化だから、Xにいる少数の日本人がそう考えたとしても消え失せることはないのだ。
一連のミームを見て批判した人たちが感じた苦しみや悲しみは本物だったかもしれない。だが、もう少し、ネットミームの作成者が何をどこまで考えて作っているのか、
考えを馳せてみてもよかったのではないだろうか。またすでにバービーの公式アカウントが謝罪しているし、これ以上拳を振り上げ続けることは、誰のためにもならないだろう。
そして今回のケースでは、戦争を善悪二元論に基づいて批判を展開していたケースが多いのも印象的だった。原爆投下被害を受けた日本が、米国側の民間人大量殺戮を批判する「善」であり、
原爆投下した米国を「悪」を前提としてミームを批判しているように感じられた。視点を変えれば、日本軍の侵略行為を止められた原爆は「善」であり、民間人の犠牲も厭わず防衛戦争を繰り返した
日本軍を「悪」という視点をもとに賛同したり批判したりすることもできるだろう。またこの単純な善悪二元論に基づけば、奇襲攻撃をかけた真珠湾の戦いは明らかに日本側が「悪」であり、
米国側は奇襲攻撃を批判する「善」に当たる。中国や韓国など東南アジア諸国で日本軍が起こしたことは大局的には「善」だったのかもしれないが、被害を受けた人、家族を失った人から見れば「悪」である。
では、沖縄本土での総力戦は誰にとっての「善」で、誰にとっての「悪」だったのか? 枚挙にいとまがないが、そもそも戦争において起きた事象をこうした単純な善悪二元論で評価し、
それに基づいた姿勢で批判するのは問題だと感じた。「勝てば官軍負ければ賊軍」の精神そのものだ。敗戦を経て学んだのは、極端な善悪二元論が罪もない人々や、日本軍兵士の犠牲を増やしたことではなかったのか。
ミームを賛同したり批判したりする人たちは、原爆製造に関わったドイツ人のオッペンハイマーを「善」あるいは「悪」のどちらで見るのだろうか。
太平洋戦争を起こした日本という当事国に住んでいるのにも関わらず戦争の歴史を「善」と「悪」でしか見られない人が増えたのだなと残念に思った。
性同一性障害のトイレ訴訟が最高裁で判決がでました。悪い予感しかしませんでしたが、メディアで大きく取り上げられ、さらにインフルエンサー達も取り上げてインターネット上では大騒ぎになっていて、一当事者として思うことがいっぱいあるのですが、少し気持ちの整理をしながら投稿を書こうと思います。
まず、トランス当事者の意見がなかなか世に発信できず申し訳ない気持ちがたくさんあります。一部の過剰な活動家の声が大きいことについては本当に残念なのですが、トランスの人たちは、トランスしたことを悟られず生活している人たちがほとんどです。カムアウトやトランスバレによって色眼鏡で見られてしまうことも陰口を言われることもたくさん経験した結果、 生の声を挙げづらい現状にあること、申し訳なく思いつつ、匿名での発信にご容赦ください。
先に立場だけお伝えしますが、裁判は全面的に支持、女湯はもちろん女子トイレで不審な男性を見たら即通報するべき、です。
最初にお伝えしたいのは、国内のトランスジェンダーである当事者、少なくとも私はトラブルなく目立たず社会に溶け込むことが一番の目標だと思っています。 相手に思わせるのではなく自然にトランス先の性と認知されることが、最終的なトランスのゴールです。(その手段として、見た目、ホルモン、声、整形、性適合手術、戸籍変更などのステップがある、という形です)
男性に見える状態で女子トイレに入るということはトラブルになるため、非常識で批判を受けて当然だと思います。 万が一捕まっても診断が下りていれば大丈夫だと思いますが、当人的にはこれが一番怖いですしショックが大きいので、わざわざリスクを負いたくはないです。 警察騒ぎは嫌ですし、男性として認知されるなら男子トイレに入ることが自然なことだと思います。多目的トイレもありますし、男子トイレには個室の便器もあります。
ですから、私は怪しい人を見つけたら即通報・店員に相談で何も問題ないと思います。 その人は99%トランスではないですし、もしそうだったとしても不審者に違いないんです。同じように、性適合手術をして、見た目も女性になっていない状態で、女湯や完全に脱衣するような脱衣所も脱いだら大騒ぎになりますのでこれも非常識です。 社会に溶け込もうとする気がない人、人の平穏を乱す人は、女性にとってもトランスにとっても、もちろん男性や施設管理者にとってもただの不審者だと思います。
一方で裁判を支持する理由ですが、ぜひ全文を読むとわかる通り、個別事案に対する判決だからです。全文はこちらです (ハフポストがソースというのがちょっと...ですが)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_64ad02a3e4b0b641763940e3
ホルモン歴、女性としての生活歴が長くなっていくほど、元の性がバレることがなくなっていきます。 バレないというより、男子トイレに入れば慌てて静止され、男湯に入ろうとすると本気で怒られて毎回ちょっとしたトラブルになります。何も言わないと女湯のロッカーの鍵を渡されますし、面倒なのでもう何年も公衆浴場には行けていません。 それぐらい我慢しろ、と言われたらそうなのですが、トイレ行くたびに呼びかけられて、わざわざ自分のセクシャリティの事情を説明するのも案外辛いものです...。 とにかく、そこまでトランスが進むと、実際に目の前で下着を脱ぐとか戸籍上の性別をバラされない限り、本当の性はわかりません。 世論的に性器の有無、身分証明書で白黒つけろという気持ちはわかりますが、見た目でわからない以上全ての人が公共のトイレに入るたび、銭湯へ行くたびに身分証明書の確認が必要になってしまいますので机上の空論なのです。
そして、この状態で異性(元の性)トイレを強制されると、上の通りにトイレに行くたびにプチトラブルに遭ったり、噂になって色眼鏡で見られたり陰口を言われたり、それなりに辛い環境です。 トランス先の性別として認知されるなら、その性のトイレに入った方がトラブルもなく、実際に何も起きないんです。
(多目的トイレがあればできるだけ使うようにしていますがない場所も多いのです。数が少ないから、ストーマ、車椅子を使ってる方、お年寄り、長時間休息を取られている方で埋まっていることも多いです。 お手洗いは入浴と違い生理現象ですので、社会生活上100%回避は難しいです)
この裁判をされた方は、埋没して隠れていたい気持ちを抑え、辛いことも承知の上でカミングアウトして説明の責任も果たし、勇気を持って裁判をされたのだと思います。
長期的なホルモン治療は精巣に不可逆的なダメージを与えます。定期的に血液検査も行い数値はカルテに記録されています。 この方は、医学的にも、血液検査の結果的にも、そして長年の振る舞いの履歴を見ても問題がなくて、しかも別階では認められていたこと、説明の責任を果たしていたことで、個別に認められるに足るとされたようです。(記事中では●●●とされていましたが、男性ホルモン量を大幅に下げる睾丸摘出か、声帯の手術ではないかと思います。どちらにしても不可逆的で費用も体力的にもダメージがあります) こういった細かい個別の事情で個別に認められたのであって、ぽっと出の変態男が偽装したり悪用することは不可能です。 この判決をどう読んでも、炎上で言われている変態男達を是認するものでもないです。 当たり前ですけど、女子トイレに無制限の男性の侵入を許すものでもなく、ましてや女湯への侵入への布石になる判決でもありません。
繰り返しですが、女湯やトイレ、更衣室で怪しいと感じる人を見かけたらそれは100%不審者です。それ自体は差別ではないです。 もし未熟者のトランスだったとしてもなんとか立ち直りますし、診断書などで対応できますので、問答無用で通報してください。女子トイレに怪しい男がいたら怖いのは当たり前です。 女性自認の人かもしれないから施設から排除できない、というのは実態に則さない誤った拡大解釈です。 トランスの人は、自分にとって適切なトランスの進行度を、お金や健康、人生、世間と折り合いをつけながら、自分の責任で決めなければいけないんです。 現実的な受忍限度を超えていれば我慢も必要で、トランス先の性の片隅に住むためには必要なことです。
それを前提に、認知ができないぐらい自然な埋まり方をしたトランスが、なにもない日を過ごすためにスペースを少しお借りすることを許して欲しいです。
ここ最近のLGBTに対する性急な法整備については正直私もよくわからずついていけていません。 多くの人にとってセクシャルマイノリティー像が未だ想像の域を出ていないこと、また過激な活動家の印象が強まる中で、トップダウンで差別をやめようと言ってもヘイトが強まる一方です。うっかり目に入って、嫌な気持ちで夜を過ごす日もあります。
現行の法制度に思うことはありますが、性別変更や名前変更、一部の手術の保険適用化など色々と整備していただいてきたのも事実で、感謝もたくさんあります。 何の説明もなく自然に百合ENDする作品が話題作になる国で、上から命令による強行的な差別解消はふさわしくないです。 「そんなのもありだよね」って言ってもらえるような空気のなか、自然に溶け込んでいきたいな、と思うばかりです。
ともあれ、今回の一連のLGBT法案騒ぎにはもううんざりです。自認の権利主張の前に共生を真剣に考えて欲しいし、思春期前にホルモンしてないならスポーツ大会に出ないで欲しいです。
・最初
発達障害のある女の特性所以の失敗(スケジューリングの失敗など)や聴覚過敏による騒音への過敏や色覚へのこだわりなどを持つ女に対して最初は「この女性が生きるのを支えていきたい」という考えを持ち、また夜の性生活においてはなんら健常者と変わらないそれがあることを知り、女を支えたいという思いが強くなっていく。
・驚愕期
「支えていきたい」という思いがポッキリ折れるのがこのタイミング。女は大概生理の辺りで性格が思いっきり変わる。「なんで私は頑張っているのに○✕してくれないの!」「なんでアンタは私を追い詰めるの!」もちろん殆どは濡れ衣、または拡大解釈。場合によっては被害妄想的内容も多い。それが生理中延々と続いていく。なんなら24時間レベルで続く。大概はこの辺りで「付き合ってられない」と捨てればよいが、ここを耐えてしまうと、更なる絶望が訪れる。
・忘却期
生理が終わると女は元の発達+うつ病の最初に戻る。驚愕期のことを問い詰めても特性で「覚えていない」「そんなこと言ってたんだ」とすっとぼけられる。大概はここでまた最初のラブラブ期に戻ったあと、驚愕期に入る。これを5回くらい繰り返す。
・全てを理解した彼くん期
「あっ、こいつといる間は延々にこれが続くんだ」と全てに気づくのがここ。もう付き合うのが無駄か、この頃になると視界に入れてもときめくこともないし、抱いてもただ精子を注ぎ込むだけの人形としか思えなくなる。これが「全てを理解した彼くん期」。
知らない間に自分が書き込んだのかと思えるくらい全ての状況が似通っててビックリした
うちもまさに、つい最近、一つの山を乗り越えたところなので語らせてもらう
ここにあなたがいないのが淋しいのじゃなくて
ここにあなたがいないと思うことが淋しい
1991年末から翌年以後にかけて大ヒットした大事MANブラザーズバンドの「それが大事」のフレーズだ
今を生きるアラフォー以降の世代なら、多くが耳にしたものだろう
歌詞全体を通して、屁理屈っぽく聞こえたり精神論っぽく聞こえたりで、どちらかというと好きではない曲だった
だが、ここ数年はこのワンフレーズだけは強烈に共感を覚えていた
ここにあなたがいないのが淋しいのじゃなくて
四六時中、ずっと一緒じゃなくちゃヤダとかそういう話でもない
ここにあなたがいないと思うことが淋しい
セックスレスに真剣に悩み苦しみ、時には打ち明け相談するも流される
ああもうこれは、わかりあえないのかな、あなたの心は別のところにあるのかな
いや待て、受け入れてもらいたいという欲求は、ただのわがまま、ただの性欲から来るものでしかないのか?
作詞者がどういう意図を込めていたのかは不明だし、拡大解釈、または別解釈なのかもしれないけど、そんなことはどうでもよくて、少なくとも自分にはそう思え、いたく共感した
仕事に家事に子育てに、イベント目白押しで余裕なんてなかなかない日々
わかるよ
そこにもう一つイベントを追加したいなんて、なかなかできることじゃないことは
日々の生活を通して愛情を感じていないとかそういうことでもないんだ
ただ、
たださあ、
時を経て、物理的にここにあなたがいないという状況はいずれ訪れるのだけれども、
それでもあなたは心の中にずっといて、それが生きる支えとなり、生きてきてよかったと思える人生にお互いにしたい
そんなふうになりたいと思っちゃったんだよね
こんな外道は異常です。
こんな野党があるか。
@YuzukiMuroi
ほーら、酒飲んでセックス、ダメつってるじゃん。強要と未成年はダメだけど、それから逸脱しちゃってる。
寺田 学
@teratamanabu
今回の法改正は特段大きな負担を課すものではなく、性行為に際し、立場や関係を利用せず、酒の力も借りず、年齢差も利用せず、相手の気持ちと立場を尊重し、丁寧に相手の同意を取って臨むことを求めるものにすぎません。本要件に不安を覚える人は、性行為に及ぶこと自体を思い止まるよう説くものです twitter.com/nhk_news/statu…
@YuzukiMuroi
·
罰則にあたることを次々に増やすのではなく、性犯罪に遭ったら、警察にいく、ほかの犯罪に遭ったときとおなじように。という、啓蒙が大事なんじゃないかな、と思う。
@YuzukiMuro
この手の人の発言で、えーっ、日本は性犯罪を罰するちゃんとした法がないのか、みたいに誤解する人もいるかもね。
@YuzukiMuroi
自閉症は夫の精子が古すぎる(夫が高齢過ぎる)ことが理由であることが多い。自分のせいでこうなったと思えば、少しは身が引き締まるだろ。/p.s. ただの感想に、いちいち悪意を見出して 曲解するな。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4736279734293846277/comment/blueboy
これについての解説。
上には「曲解」とある。「曲解」とは、どういうことか? それは、「 このブコメは自閉症の子供の父親を責めている」という曲解だ。
ここでは、その責め方が問題だ。次の二通りがある。
上のブコメの趣旨は、後者だ。つまり、「育児を妻任せにして父親としての責任を放棄していることを責めている」というものだ。
sametashark 女系の遺伝病の時に自分が言われたら死にたくなるかもしれないが、「自閉症児ワンオペしてる妻に隠れてカフェでなろう小説執筆してたのがバレてアカウント消すことになった夫」の心の持ちようの話だからな…
一方で、前者の意味だと解釈する人もいる。たとえば、次のブコメだ。
studymonster 増田や大元のツイ主への批判の気持ちからこういうことを書いたのだとしても、この件に全く関係ない自閉症関係者も巻き込んで殴りつけてる。
「この件に全く関係ない自閉症関係者も巻き込んで殴りつけてる」という記述はまったくないのだが、そういう趣旨だと誤解しているわけだ。
元ブコメの話はあくまで「育児分担の可否」「オタク趣味の継続の可否」であるにすぎないのだが、自閉症の原因で夫を責めていると曲解しているわけだ。そんなことはどこにも書いてないのだが。話はあくまで育児のことにすぎないのだが。
一方、高齢という記述はある。その典拠が、「自閉症では高齢の父親が多い」という統計データだ。
1973年から2001年の間にスウェーデンで生まれたすべての人(約262万人)を対象とした研究では、20~24歳の父親の子供と比較すると、45歳以上の父親の子供がADHDと診断される確率は約13倍
これはマクロ的な統計データだから、この本人に当てはまるとは限らない。この本人が高齢であるかどうかも不明だ。だから、「この人は高齢だから、子供が自閉症になったんだよ!」というような理屈は成立しない。もちろん、元ブコメにもそんなことは書いてない。
元ブコメに書いてあるのはあくまで育児の話だ。育児について「身が引き締まるだろう」ということだけだ。そういう話だけが書いてある。あとは根拠となる科学的な調査についても書いてある。
しかし、「この人は高齢だから、子供が自閉症になったんだよ!」というような話は書いてない。
かわりに、「自分が高齢だから、子供が自閉症になったんだ」と本人が思えば……という、気の持ちようの話が書いてあるだけだ。それはあくまで「本人が思えば」という、本人の心の持ち方の話だ。だから、他人がその人を責めているというのとは違う。
・ 「本人がこう思えば」という仮定の話。
・ 「 blueboy がこう思っている」という推測の話。
この両者を混同して、前者を読んだ人が、後者の話だと、曲解する。つまりは、読者が誤読する。あげく、ありもしない悪意があると勘違いする。
はてな恒例の誤読だ。高齢な はてなー にはありがちな恒例だ。今回もその好例だ。
※ 自閉症と高齢とを結びつけているのは、blueboy ではない。統計的データがあるが、統計的に結びつけているのは、研究者である。それなら、責めるべき相手は、事実を報告した人の方だろう。たとえば、下記だ。
→ https://digital.asahi.com/articles/ASP145QMSNDTULBJ00K.html
1973年から2001年の間にスウェーデンで生まれたすべての人(約262万人)を対象とした研究では、20~24歳の父親の子供と比較すると、45歳以上の父親の子供がADHDと診断される確率は約13倍でした。
同種の話は下記にもある。
→ https://www.cnn.co.jp/fringe/35044616.html
父親が高齢になってから作った子どもは、若い時に作った子どもに比べて、精神障害を持って生まれてくるリスクが大幅に高いことが、最近の研究から明らかになった。この研究結果は、米国医師会の精神医学専門誌の26日号に掲載された。
→ https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34066379/
ただし、注釈されているが、これは1件の統計調査であって、この関係が明白に証明されたわけではない。
※ 自閉症と高齢との関係を blueboy が強く主張しているわけではない。blueboy が主張しているのは、あくまで育児についての心の持ちようだ。誤読しないように。
※ 統計的データがあるが、それを個人に結びつけているのは、「本人がそう思えば」という仮定の世界の話である。しかも、その主体者は本人だ。「現実世界で blueboy がそう思っていて、父親を責めている」というのは、誤読である。(正しくは、父親を責めているのは、仮定の世界における父親自身である。)
※ 「自閉症児の親たちを不当に批判している」という文句もあるが、これも誤解だ。私が批判しているのは、自閉症児の親たち全般ではない。「育児をサボって、オタク趣味に時間を使っている」という、特定の父親だけだ。たった一人の父親だけだ。それを「自閉症児の親」全般に拡大解釈するのは、勝手な誤読である。そんな一般的な話はどこにも書いてない。
※ 最後に繰り返して指摘しておきます。「おまえが高齢者だから、おまえの子供は自閉症になったんだよ」とは、言っていません。ありもしない言葉を、あると勘違いしないでくださいね。
とはいえ、誤解を招いたのは事実だったので、誤解を招いた表現であったことには、お詫びします。文字数が 65字の短いブコメだったので、余計な誤解を招いた点はあります。
それにしても、 65字のブコメの舌足らずな点で大騒ぎをするなんて、はてなーは本当に暇だなあ。他人の舌足らずなブコメの悪口を言うことより、もっと有意義なことをする気はないの? そんなに暇なの? (きみたちだって、舌足らずなブコメをすることはあるでしょ。そのたびに、アラ探しをされて、いちいち大騒ぎにしたいの?)
【 追記 】
現在、109ブクマに達した。 元のブコメに付いた 100以上のブコメに加えて、新たに 100以上のブクマが付いている。元はと言えば、たったの 65字のブコメに、これほどにも悪口を言うなんて。……そんなことに熱中する、はてなーの執念には驚くね。
きみたち、他人のブコメのアラ探しをして、悪口を言う以外には、楽しみがないのか? 女の子とデートでもしている方が、ずっと楽しいぞ。せめて、レジャーでもやれ。もっと有意義な人生を送る方がいいぞ。部屋に引きこもって、ブコメでネチネチと悪口を書くよりは。