2024-10-21

MMTってインフレ起きたら終わりじゃない?

カルトじみた「積極財政派」についていくの、もう厳しい

MMT現代貨幣理論)は、政府自国通貨を発行できる限り、財政赤字を恐れずに積極的政府支出を行うべきだと主張しています。ただし、MMT理論では、インフレが起きた場合特定対応必要であることも強調されています


インフレリスクに対するMMTの考え方

MMTでは、インフレが最大のリスクとされていますが、そのリスクが実現しない限りは政府支出を増やしても問題ないとしていますインフレの主な原因は、供給能力を超えた需要の増加です。政府積極的支出を行うことで経済がフル稼働し、供給能力限界に達すると、過剰な需要物価を押し上げてインフレを引き起こす可能性があります


MMTインフレ対策

MMT理論は、インフレが発生したらそれをコントロールするための手段があると考えています。具体的には次のような方法が挙げられます

  1. 増税インフレが発生した場合政府税金を引き上げることで需要を抑え、物価の上昇を食い止めるとしています増税によって人々の消費や投資の余力が減少し、インフレ抑制されることを期待しています
  2. 政府支出の削減:インフレの際は政府支出を削減して、経済に注ぎ込まれお金の量を減らすことも手段の一つです。


インフレリスク高まると?

MMTに対する批判の一つは、インフレが発生した時に効果的に対応できるのかという点です。理論上は、増税支出削減でインフレ抑制できるとしていますが、実際には以下のような問題点が指摘されます


まとめ

MMTインフレが発生した場合でも、適切な政策インフレコントロールできると主張していますが、実際の運用にはリスクがあります特に政治的タイミング問題や、増税支出削減を迅速かつ効果的に行えるかどうかが課題となりますインフレが急速に進行する場合、その対策が遅れたり失敗すれば、MMTに基づく政策機能しなくなる可能性があります。したがって、インフレが起きた場合MMT政策を維持することは非常に難しくなるかもしれません。


記事への反応 -
  • 総選挙ということもあり、またネットではいわゆる「積極財政」を主張する人がたくさん現れているわけだが、 ちょっとこの勢力の品がなさ過ぎて、主張に同調するとか以前の問題とし...

    • カルトじみた「積極財政派」についていくの、もう厳しい MMT(現代貨幣理論)は、政府が自国通貨を発行できる限り、財政赤字を恐れずに積極的に政府支出を行うべきだと主張してい...

      • 増税も政府支出の削減も経済を停滞させるから、どんどん借金がかさむだけのような。 表向きの破綻を先送りにするだけで、解決になってないよね。 最終的にはインフレが止められなく...

    • そう言うふうに言いたくなっちゃう気持ちはわからないんじゃないけれど、深呼吸して自分の書き込みを読み直してみるといいよ。増田の書き込みは、増田の嫌ってる財務出動派と、ベ...

    • なんでついて行こうと思ったの?頼まれたの?

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