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2009年度 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞 ベスト10
ttp://hakaiya.com/movie/wwant/2009/
『アマルフィ 女神の報酬』は全編に渡ってツッコミどころだらけ。アマルフィの空撮はピンボケで、音も映像もブツ切りの編集に対しては、上映事故だと勘違いしないように映画館に張り紙が貼られた。ムチャクチャすぎる脚本に対しては映画評論家の福本次郎氏が
「テロリストのターゲットと日本人少女のイタリア旅行のスケジュールをどうやって合わせたのか?」
という鋭い指摘を入れた。
『アマルフィ 女神の報酬』は脚本問題もニュースになった。真保裕一が原作と脚色を担当したが、この脚本は現場で改悪された。そして真保裕一が脚本クレジットから自分の名前を消すように依頼したために、脚本家が存在しないという珍現象が発生。これに怒った日本シナリオ作家協会がフジテレビに抗議と説明を求めた。フジテレビ側の回答は
はてな日記にもmixiにも書けないけど、どこかには書きたかったので匿名で書く。
先日、身内が亡くなり、その身内が抱え込んでた爺様の遺品を数十年ぶりに見る事が出来た。
爺様は戦時中、とある通信社にカメラマンとして所属していた。「会社辞める時に、自分が撮ったネガとか、他のカメラマンが撮ってて面白そうなネガとか色々と紙焼きしてきた」そうで、その写真が数十年を経て出てきた。
真珠湾第一次攻撃で空母を離艦する戦闘機の写真やら大和の写真やら、連合艦隊の空撮図、南方戦線のスナップ、昭和天皇とマッカーサーの2ショット(これは教科書に載ってるのと同じ。紙焼きの方はトリミングしてないけど)、極東軍事裁判の東条英機などなど…。ネガの紙焼き100枚ちょっと。紙焼きだから複製といえば複製なんだけど、それでも日本近代史の濃縮ジュースを原液で飲んだような。何枚か大日本帝国海軍検閲済、とタグが貼られた写真もあったから、原本に近い紙焼きも混ざっているのかもしれない。
最期の方に、爺様の日記というか随筆が残っていた。自分が書いた記事や撮った写真で新聞を賑やかして、それを読んだ何百人何千人かは戦場に狩り出される事になって、そして死んでいった事が悔やまれるといった内容だった。戦中戦後、引き続けて通信社や新聞社で記者やカメラマンを続けている同僚先輩は何人も居たけど、戦時中に自分が行った報道は自分としては戦犯行為であり戦犯会社に勤め続けたくないとも。
この写真の束は、爺様の生き様の証明と後悔が綯交ぜになった代物らしい。お焚き上げして爺様の供養をするべきか、だれか有識者の方に見てもらうか、ちょっと考えている。