「あだ名」を含む日記 RSS

はてなキーワード: あだ名とは

2024-04-25

オラオラ!って言える能力必要だと思う?

昭和50年代生まれおっさんです。

時代的なものと、地域的なこともあり「なめられてはいけない」ってない

マインドがあり、口の悪い言葉と言うか怒声を中学生の時に出してました。

ゴラァ!とか、あ?コラ?、なんやねん!とかとか。

で、今でも出そうと思えば出せるわけです。

もちろん歳とって、きちんとした社会人になり、そんな言葉を使うことはほぼありません。

記憶にあるとこでは10年前くらい公園いじめしてる中学生に「ゴラァ!」って言ったくらい。

で、10歳の息子がいるのですが、そう言うオラオラ語を一切話せない。

時代的なものもありますし、地域的にもみな穏やかで学内暴力とか全然ない。

あだ名すら呼ばず男も女も「〜さん」言うてる。

しろ教師ちょっとオラ!と叱って、生徒が登校拒否担任交代とか。

かに必要ないに越したことはないのだけど将来、ちょっと柄の悪い輩に巡り合った時ひどいことにならないかなと心配

また自分は「ゴラァ!」と言えるからこそ、心の余裕みたいなものがあり

普段すぐにキレたりせずいろんなことに対処できてるような気もします。

けど「ゴラァ!」って言う練習なんてどうしたらいいかからないし

このぬるい時代に息子は流されるしかないのだろうかと思ったり。

いざという時、「ゴラァ!」と言える能力必要でしょうか?

2024-04-22

名前が被る作品

ナナがハチになるとか知らんかったけど、女性向け漫画って名前被りが多い印象あるよね。

イケてない喪女イケてる同名のキャラとかけっこーありそうじゃん。

で、やっぱりあだ名を付けられたりする場合結構あって、大抵イケてない側が付けられる。

そう考えればちはやふるの男サブキャラの扱いも結構納得することもできなくはない。あだ名を付ける意味あだ名を付けない意味。出てくるんじゃないかな。誰にでもあだ名を付けるキャラちゃん名前で呼ぶ人とか意味深~。

ま、それはどうでもよくて。

同名キャラが出てきてあだ名が付けられる場合、大抵片方なわけじゃん。

そうじゃない作品、で思いつくもの全然ない。

ひとつを除いて。

それは電脳コイルなんだけど。

主人公ダブル主人公なんだけど、どっちも読み方が「ユウコ」で、漢字の違いから「ヤサコ」「イサコ」に振り分けられるんだよね。

いやダブル主人公から同格だし付ける付けないで上下を出さないために~とか特殊事例ではありそうなんだけど

名前被ったから両方本名と違うあだ名な!って作品、そんなに無いんじゃないかなぁ。

  

さら特殊事例思い出したわ。ツバクロだわ。

あだ名付けじゃあないんだけど二人とも同じ名前でそれぞれ別の偽名名乗ってるのも名前被りにはなってるな。内容にそんなに影響するわけじゃないけどな。

 

でも創作名前被りなんて意図的にしてるものから二人の扱いを「上手くやってる」なんてそうそうなくてあだ名を付ける行為好意的な印象とか普通は持ち得ないのかもな。「ファンタジー秘密」が無ければ別々の名前を付ければいいだけだし。結局格差・落差を演出したいのが基本なんだろうな。

そこをはずすにはどうするか。全バアルルーツキャラバトルロイヤルとかすっか?

2024-04-21

anond:20240421082359

そもそも少年漫画場合、そこそこの主要キャラで悪い見た目を揶揄するあだ名で呼ばれている女キャラって思いつかんな

大昔ならあるかもしれんが、ここ20年の作品である

2024-04-16

母性きもちわるい

エンタメ業界にいるんだがファン勝手母性膨らませてきてだるい。てかキモイ。前にも似たような投稿みたけどわかりみしかなくて震えた。よちよちとか幼児語でのコメントスパチャに加えて、勝手に飯の話とか「◯◯は肉食さんだから野菜も食べなきゃダメよ」とか「◯◯ちゃん(謎のあだ名)はバブちゃんからファンが支えないとね」とかうるせーよほっとけよ誰だよお前ってなる。収入源だから我慢してたけどこの間エゴサしてたら「母乳飲ませたい」とか書くのもおぞましいようなコメントを見つけて吐いた。伏せ字とか隠語検索避けしてたから、わざわざ探しに行った自分が悪いんだろうけど本当に気持ち悪い。よく女アイドルオタクに性欲ぶつけられてキモイとか言ってるのみてそりゃ男オタクが女アイドルに入れ込むなんて広義の性欲以外にねーだろアホかと思ってたけど少し気持ちがわかるかもしれない。性欲ではなく母性支配欲?みたいなのかもしれないけど本当にだるい気持ち悪い。こちとらアラサーおっさんだよ。こういうのもセクハラになるんかな。

2024-04-14

anond:20240414000812

せやな!俺たちがはてサとかツイフェミかいうのはただのあだ名から良いけど、チー牛とか表自戦士、暇アノンなんて悪口許せないぜ!

2024-04-11

64歳の父は子育て中の若妻だ。

いや、ただ私の父がネカマをしているってだけなんだけれども。

長い上に大変読みにくい文章申し訳ないが、このなんとも言えない気持ちを共有したいので書く。

きっかけはYouTubeコメント

数年前に40年連れ添った最愛の妻を亡くした父に残されたのは折り合いの悪い30代の娘(私)と、これまた同じくソリの合わない田舎の親戚たちだけ。

そんな多分寂しかったであろう父がハマったのが、とある女性歌手の追っかけだった。

まりにも夢中になりすぎて、「なあなあこの曲聞いてくれ、いいだろ。」などと珍しく私に話しかけてきたので、その事は認知していた。

ある日私はふとした好奇心で、その女性歌手YouTubeチャンネルを覗いてみた。

その歌手さんはそこそこ人気があるものの、ファンの年齢層が高めのためか動画に残されるコメントは多くない。

しかしたら父のコメントがあるかもな。そんな気持ちコメント欄を流し読みしていると、見覚えのある明らかに本名をもじったハンドルネームが。ここでは仮にそのハンドルネームを『ネカマさん』としておく。

「もしかしたら掘り当ててしまたかも。」

案の定ネカマさん』は父だった。何本か我が家で飼っている猫の動画投稿していたが、それ以外は特筆すべきことのないありきたりなおじさんのチャンネルだった。

そこで満足しておけばよかったのだが、私は愚かにGoogleで『ネカマさん』と検索したのだ。するとInstagramFacebookTikTokアカウントがヒットした。

全てのプロフィール欄は同じ文言が載せられていて、アイコンYouTubeのものと同じだった。

私はそれらのSNSを開いて白目を剥いた。父は若い女性のパンチラ写真を何枚も投稿し、そしてそれらを自画像だと言い張っていた。

こんにちは😃私は子育てを頑張っています🩷」

「男の人ってエッチ😅」

旦那にこんな写真撮られちゃった💦」

絶句である。なんてことだ。父とは色々あったけれども、まさかえっちな若妻を演じて、100人以上のフォロワーを抱えているなんて想像もしていなかった。私はあまりのショックに頭が真っ白になった。

父に言うか?いや、そんな事をしたら父のプライドがズタボロだ。いくら仲が悪いとはいえ、こういったことはきちんと誠実に対応しないと。色んなことが次々と頭の中でぐるぐる回る。

その時父のとある投稿が目に留まった。数ヶ月前にポストされたそれはやはり女性の際どい写真だったけれど、そこには

「疲れちゃった。◯◯ちゃん(母のあだ名)のとこに行こうかな😅もう十分頑張ったし。」

コロナになってお母さんに弟と一緒に監禁されてる〜😢お母さんはいつも弟の△△(私のあだ名)の心配ばかり。でもたまに私のことも心配してくれる。」

と書かれていた。怒りとショックで混乱する頭が一気に冷めて、なんだか切なくなってしまった。

…本当どうしたらいいのかな〜〜!!!もちろんこの事は絶対心に留めておくけどね。

自業自得だけど混乱してる!ハンドルネームネットで調べなきゃよかったな!

でも父がYouTubeに上げた動画家族の顔も写ってないし名前なんかの個人情報も入っていなかったのでそこは少し安心しました。以上です。

2024-04-09

anond:20240409192349

あなたの主張を箇条書きにして分解するとこうなります

この中に何一つとして事実がないと言うことがわかると思います

一つ一つ反論しておきましょう。

アホなのかな?

anond:20240409154527

罪と罰(新潮社)しか読んだことねーから罪と罰(新潮社)勧めておくは

人物名が長いし突然短縮して呼んでたりあだ名みたいな呼び方になったりで、序盤そのへんが辛かった

2024-04-06

悲報】弊社の新入社員小林君、無事あだ名が「紅麹」になる。

2024-04-04

異動希望は叶わず、むしろ「今あの終わってる部署から君がいなくなったら確実に崩壊する」と言われて継続になった。

新卒3人のメンターと並行しながら自分仕事を行い引き継ぎなどの作業も行う。

体調が悪いが唯一の休日に開けてくれている親切な病院はないため医師に罹れない。保険証の手持ち無沙汰。

休職も考えてたけど休職者は「心の風邪っぴきさん◯号」というあだ名をつけられるので絶対にしたくない。

「それでもやっぱり休もうか…」と考えていた3月

それでも新年度3日目となり「心じゃなく身体を壊せば解放されるのでは?」と開き直り張り切って仕事してる。

大学時代あんなに入りたかった職場じゃないか

ここまで来たら燃え尽きるまで頑張るぜ。

人間三十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり

2024-04-01

小学校とき、「夏子」ってあだ名のおばちゃん先生給食汁物のことを「おしる」って言ってたの未だに好きで自分もそう呼んでる

おしる

2024-03-27

ブタゴリラ訴訟はじまるっ・・!!

増田には現在進行系の法廷モノがあまりないので、ちょっと投下してみる。

自分には19歳になる自閉症の息子がいるのだが、とある障害者支援施設に通わせていた。

その施設は、自立訓練+就労訓練を2年ずつ行い、合計4年をかけて大学のようにパッケージとして

サービス提供するという施設だった。

知的障碍者の多くは高卒の年で社会にでるのが一般的で、普通より発達が遅いのに普通より早く社会に出るのはおかしい、

からこのような施設を作ったのだという創設者の話に共感して通わせることにしたのだ。

しかし、それは大きな間違いだった。。。

最初は元気に通い出したものの、日に日に弱っていく息子。まっすぐ立っていてもふらついて倒れそうになって壁によりかかったりしている。

とても施設まで通わせ続けることはできず、三半規管や脳の異常を調べるため複数医療機関にかかってみたが、(耳鼻科脳神経外科、脳神経内科メンタルクリニックなど)、どうやらストレスによる心因的な反応であろうとのことであった。

具体的な話を息子から聞き出すのはなかなか骨が折れるが、ぽつぽつと施設で何があったか時間をかけて聞き出してみると、

職員の態度が高圧的で怖い
遅れると連絡をしてから行ったのに、遅刻を責められたり、退学をちらつかされたりする
とっとと辞めろと詰められていた生徒もいた
ある職員は、生徒全員にあだ名をつけて呼んでいる。息子の友人はブタゴリラと呼ばれていた。(他にもひどいもの複数

などと、とんでもない様子がわかってきた。

なお、息子の証言だけでは証拠能力として弱いと考え、息子の友人などに事実確認してみたが間違いないとこのことだった。

障害者支援するはずの施設が、あろうことか障害者馬鹿にして笑いものにしていたのである

ここまで読んだ人は、「お、増田支援施設を訴えるのか?」と思った事だろう。

だがしかし、実際は逆である
支援施設役員もやっている◯川弁護士増田を「名誉毀損で訴えてやる!」という内容証明郵便を送ってきたのだ。
「は?」

と思うだろう。

内容証明郵便の要点を以下に書きますね。

---

  1. あなたは当社の高◯馬◯キャンパス電話をされ、職員◯山が御子息に対して「ブタゴリラ」というあだ名をつけた等の主張をされましたが、当方において厳重に調査しましたが、そのような事実はありません
  2. 他方で、Google Mapの高◯馬◯キャンパスに対して次のようなクチコミ発見されました。「理念を掲げて障害者の自立訓練サービスを行っているが、職員の質に問題があります。◯山という職員障害者あだ名で呼んだり(例:ブタゴリラなど)して障害者支援するどころか馬鹿にしています自分の子供を通わせるには相応の覚悟必要です。」
  3. 当方が知る限りこのような主張はあなたしかなさっておられませんので、本クチコミにはあなたが関与しておられるのではないかと考えています。本件投稿は、職員である◯山という個人特定する情報を明記したうえで、虚偽の事実摘示して◯山氏および当社の社会評価を低下させるものですので、名誉毀損刑法第230条)に該当するものと解されます
  4. 本年2月20日までに本件投稿が削除されない場合は、警察署への被害届およびに慰謝料請求を含む民事訴訟の提起を行い、投稿者を特定の上然るべき処分を求めます

あなたが本件投稿をしたのなら、上記期限内に削除してください

---

なるほど。。ツッコミどころが多すぎるのだが・・ 一応ツッコんでみるか。

  1. 電話して息子が悪夢フラッシュバックに悩まされて体調を崩している事を伝えて謝罪要求したのは事実。生徒をブタゴリラとか呼んでるし、ええかげんにしろと。ただ、「御子息を」ブタゴリラと呼んだと主張はしてないが? それはともかく、厳重な調査をしたけど、そのような事実はありませんだと??ふざけてるのか?複数の生徒の前で公然あだ名で呼んでたのに??生徒に聞き取りすれば一発でわかるだろ。
  2. へー、そういうカキコミがあったんですか。まあ真実じゃん?実際ブタゴリラって呼んでたし。
  3. あー、それ俺が書いたと思ってる?まあそれはとにかく、これはレビューサイトだし障害者福祉団体の実情を書いたんだから公益性もあるし、真実性もあるし、名誉毀損には該当しないと思うよ?
  4. あー、2月20日ね。もう一ヶ月以上すぎてんじゃん。被害届やら民事訴訟を提起したのかな?てかこの文章書いた人ホント弁護士かな?まず投稿者を特定してから民事訴訟でしょ。順番逆じゃんね?特定関係なく俺に訴訟起こすのかな?

相手の考えを想像するとおそらくこんな感じだろう。

「あ、なんか都合の悪いクチコミがついてる。ムカつくわ―。これって多分あの文句言ってきよった保護者やな。よっしゃ、内容証明送って削除させたれ。弁護士名前見たらビビってすぐ消しよるやろ。地裁で開示請求仮処分とかしたら時間かかるしかったるいからなー。クチコミの内容?そんなもんどうでもええわ。知的障碍者のいうことなんか誰も信じひんやろうしねじふせれるやん?」

あかん、書いててムカついてきた。。。しかし、情報社会時代にこんな舐めたやり方で評判をコントロールできるとか思ってるのん
ムカつくを通り越して笑けてくるわ。こんな訴訟ちらつかせた脅しなんか逆効果しかならんと思うんだが。。
今のところまだ訴状は届いてないけど、届いたら続編をアップするので待っててくれよな!
果たして、◯山は生徒をブタゴリラと呼んだのか?呼んでないのか?ついに、法廷で明らかに
ブタゴリラ訴訟」はっじまるよ―――!!

桜田さん

あだ名が門外とファミリアの二択なのかわいそう

2024-03-22

anond:20240322002838

どこにでもある普通公立中と思ってたが、

男子ヤンキーが授業出ないでタバコ吸いながらドアを破壊して回ってるわ、裏でいじめやってるわ、

女子は9割陰湿で弱そうな男子あだ名つけてあること無いこと噂してるしで、

今考えると人生で一番ゴミクズ環境だったわ。

それ以外のやつもみんな大人しくしてたせいで、何考えてるか分からず怖かったが、

そいつらも高校入って偏差値で分けられてから一様に人間性を獲得しだした。

anond:20240322000014

公立出身だけど生徒じゃなくて教師が荒れてたわ

俺はあの学校教師はろくなもんじゃねぇという偏見を植え付けられた

特に記憶に残ってるやつ↓

・部費を二重請求する教師

こいつは保護者向けの説明会に出席してた俺の祖母を騙して既に俺が納めてる部費を二重に請求した剛の者。

他にも新品を購入する名目ユニフォーム代を受け取っておきながら謎のお古の備品を渡して着服するなど、もしかしたら犯罪者だったのかもしれない。

なぜ抗議しなかった当時の俺。

女子生徒とメアドを交換して家に呼んだ教師

こいつは単純に何人かの女子生徒とメアドを交換して仲良くなり自分の家に呼び寄せてた剛の者。

当時はハルヒ流行ってたかハルヒの話とかで盛り上がったらしい。犯罪者だったのかもしれない。

・瞬間湯沸かし煮干ジジイ

こいつは教師の風上にもおけないのでジジイとするが、とにかくすぐにブチギレる。そして蹴る。爪先で腹部とか脛とか人体の弱点を狙って蹴ってくる。

1年の時の担任だったがまだ殆ど小6の身体男子生徒がHR時間に少しお喋りが過ぎたことでブチギレて床に引き倒して腹部を執拗にトゥーキックして号泣させてた。

あと給食煮干しのパックが1人分足りなくなった時に「僕の煮干しはどこだよ!!」とブチギレて暴れたのであだ名煮干しだった。

あとこいつは自分の授業の準備を生徒にやらせる、そしてその為だけの係も作ってたな

毎回の授業の終わりに2名が強制指名されて、仮にその準備に不備があろうものならトゥーキックに急襲されるという

思い返すと腹立ってきたなぁ

2024-03-19

今更「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想

この本しんどいな。

「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想がそれだった。

土曜の夜23時、昼間参加した友人の結婚式の疲れを引きずりながら、少し暗くした部屋でベットに寝そべりダラダラと読んでいた。隣のリビングからは、夫が録画した刑事ドラマを見ている音が響いてくる。あしたは日曜で何も予定がなく、深夜までドラマを見続けるのだろう。美咲も多分、明日は午前中はダラダラと寝て過ごし、パンカップスープ適当昼ごはんを食べ、夕方なんとなく近くの駅ビルの買い物に出かけ、夕食は作るのが面倒になって外食で済ませて帰ってくるのだろう。結婚して1年近く続く何もない週末のいつもの過ごし方。

鈴木美咲1990年まれ28歳。生まれ山梨県で、大学上京するまでは地元自営業を営む両親のもとで特に大きな反抗もなく健やかに育ったと自分では思っている。勉強は小さい頃から得意で、地元進学校に進学した際には、東京に行くことが当たり前の選択肢になっていた。市内の一番偏差値が高い大学はいわゆる”駅弁”の大学で、進学校の中でも勉強のできる子は上京するのが当たり前だった。彼女の両親は東京大学を出て地元に帰ってきた人だったため自分大学上京することに特に違和感は抱かず、自然東京大学を目指した。根が真面目な彼女高校時代勉強に多くの時間を割き、国立大学不合格となったものの、無事都内私立大学合格し、18歳の春に上京した。今年で上京して10年目になる。


彼女母親時代女子が進学するといえば短大だったそうで、その時代東京の4年制大学卒業した美咲母親はそれを誇りに思っている節があり、娘にも上京を勧めた。母が20代の頃、美咲の母方は酒の卸業を営んでいた。当時はだいぶ繁盛しており経済的に余裕があったためか。美咲の母は就職活動をせず地元に帰り2-3年ほど家業を手伝い、美咲の父となる人物お見合い出会い結婚した。父は口下手で商売が上手なタイプではなかったが、家庭の中では優しい父親だった。母がよく癇癪を起こしているのに対し、父が言葉を荒げているのは美咲記憶にはない。花が癇癪を起こすのは大抵父が全く家事を手伝おうとしないからだった。母は父を一生懸命教育しようとしていたが、家事女性がやるものと思っていた父はなかなか身につかなかった。60代になりようやく自分で皿を洗うようになったと最近母が言っている。

美咲に対して、母は今後は女の人も外で働く時代なのだから一生懸命勉強しなさいと強く進めた。美咲の成績が上がると母も喜んだ。東京大学に行くことを賛成し、美咲英語が得意だとわかると英会話塾のパンフレットをたくさんもらってきては彼女能力を伸ばすことに力を注ぎ、美咲外国語大学志望だと進路希望で話すとその大学出身卒業生のエッセイなどを買ってきては彼女の夢を応援した。美咲自身は多感な年頃ならではの母親へのウザさのようなものは感じていたが、基本的には嫌いではない母親だった。


美咲地元にいた頃から一貫して共学で育ってきた。自分自身があまりまれ容姿ではなく、自分ニキビからかわれ、「ニキビ」という知性のかけらも無いそのままのあだ名をつけられてから男子が嫌いになりずっと距離を置いていたため共学ならではの彼氏ができるとか放課後一緒に男子と帰るといった甘酸っぱい青春を過ごすことはなかった。しかし、男子が身近にいることは普通だったし、2つ離れた年下の弟もいた。美咲勉強ができたが、それに対して男子比較されて何か不都合を感じたことはなかった。勉強ができる人は男女関係なく一目おかれたし、男女関係なく進路を好きなように決めたし、母のように女子短大といった時代でもなかった。ただ文系クラスの方が女子が多かった。男子があまり得意ではなかった美咲にとって、女子が半数を占める文系クラスは過ごしやす環境だった。国立に落ち第二志望で進んだ私立大学も、外国語教育に力を入れており文系がメインの大学だったため、全体的には女子の方が多い大学だった。大学の間も相変わらず彼氏はできなかったが、多摩地域のんびりしたキャンパスで4年間を過ごし、休みの間には短期海外留学経験して、語学力を向上させながらやりたかった海外分野の勉強をして過ごした。



自分女子であることに違和感のようなものを感じるようになったのは、就職してからだった。震災後に採用を抑えていた2012年就活戦線はなかなか苦戦し、50社以上のエントリーシート、20社の面接を受け、最終的に内定が出たのは2社だった。当初地元に帰ろうかなと思っていたものの、内定した会社は誰もが名前を知るIT企業メーカーで、大手企業就職が決まったことで、彼女自身家族もホッとし、東京に残ることを納得した。結局新しいことができそうなIT企業への就職を選んだ。IT業界リモートワークなどの制度を生かして女性活躍しています、と先輩社員セミナーで語っていたのも理由の一つだった。メーカーの方は男性ばかり出てきて少し古い印象を持ったことを美咲は覚えている。



美咲ソフトウェア製品営業職として2013年4月社会人生活スタートさせた。自分の同じ部門認識できる範囲には100人ほどの人がおり、女性の先輩も2割ほどいたので全くいないわけではなかったが、営業職の先輩は、みな独身か、結婚していても子供がいなかった。既婚子ありの女性の先輩は業務部門でひっそりと仕事をしている印象があり、営業職の美咲ほとんど関わりがなかった。営業部門は8割が男性で、かつ半数以上は50代だった。夜の飲み会は大抵自分以外はおじさんという状況が多く、美咲はその場ではじめて焼酎水割り・お湯割の作り方を覚えた。飲み会では大体業務部門の人たちは営業できないお荷物、という言い方をされ、美咲はただ笑って過ごすしかなかった。いずれ子供を産んだら自分もそこに行くのかな、という思いもある中、関わったことのない業務部門の人たちについて何かをかばうことも出来ないし、やり過ごすほかなかった。



その会社でのソフトウェア事業は、正直言ってメイン事業ではなく、ハードウェアのおまけのような扱いの部門であった。営業職として客先に行くには、まずは社内営業ハードウェア営業に客先の同行をお願いし、OKが取れたらやっと客先に行き、自分製品を紹介する。ある女の先輩は言っていた。「飲み会に誘ってもらえるのは女子特権なんだから若いうちの飲み会は全て断らずに参加しなさい」と。先輩のアドバイスは正しかった。美咲お酒は弱かったが、飲み会のような場は嫌いではなかったため、最初の2年ほどは結果も出せず苦労したが、もともと人と関わるのが好きな彼女は社内の飲み会にも積極的に顔を出し、仲のいい人を多く作って行くことで仕事も徐々に自分で結果が出せるようになっていった。


入社して5年目、一通りの経験をこなし、大きな案件複数経験して自信が出た美咲は、社内異動制度に応募してハードウェア部門へ異動した。ある意味傍流から本流に異動したわけで、彼女としても意気揚々の再スタートだった。前の部門でおじさんと飲むことに慣れていた美咲は、異動初日飲み会で、やはり50代の男性が多い同じチームのメンバーに対して「私はセクハラ大丈夫なんで」と笑って宣言した。意外だったのは、部門である優秀な40代マネージャーが、「そういう発言はやめたほうがいい」とはっきり言ったことだった。彼は今後役員まで上がるだろうと期待されている、社内のエースのような存在だった。えらい人からそのようにキッパリ言われたことで少し美咲ビビったが、その発言はそのほかのメンバーには笑って流された。


「82年生まれキム・ジヨン」を読んで、美咲には何かが刺さった。これまでの彼女人生の中で、キム・ジヨンのような思いをした経験が、同じ世代日本人女性なら1度や2度はあるはずだ。と、こんな風な長々した文章を書いてしまうくらい、何かを伝えなければ、声を上げなければと感じた。しかし何を言えばいいのかがわからない。何か目の前の明確な不平等を変えて欲しいわけでは無い、自分はむしろまれているほうだと思う、でもそれでも何度か自分のせいだけとは思えない壁にぶつかり、しんどい思いをした、ように思う。何が変えられるのかよくわからないが、とりあえず自分の思いを言葉にしないことには始まらない。

90年生まれで一番多い名前の、数多くの美咲に変わって、中途半端ですが、ひっそりとここに吐き出します。

今更「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想

この本しんどいな。

「82年生まれキム・ジヨン」を読んだ最初感想がそれだった。

土曜の夜23時、昼間参加した友人の結婚式の疲れを引きずりながら、少し暗くした部屋でベットに寝そべりダラダラと読んでいた。隣のリビングからは、夫が録画した刑事ドラマを見ている音が響いてくる。あしたは日曜で何も予定がなく、深夜までドラマを見続けるのだろう。美咲も多分、明日は午前中はダラダラと寝て過ごし、パンカップスープ適当昼ごはんを食べ、夕方なんとなく近くの駅ビルの買い物に出かけ、夕食は作るのが面倒になって外食で済ませて帰ってくるのだろう。結婚して1年近く続く何もない週末のいつもの過ごし方。

鈴木美咲1990年まれ28歳。生まれ山梨県で、大学上京するまでは地元自営業を営む両親のもとで特に大きな反抗もなく健やかに育ったと自分では思っている。勉強は小さい頃から得意で、地元進学校に進学した際には、東京に行くことが当たり前の選択肢になっていた。市内の一番偏差値が高い大学はいわゆる”駅弁”の大学で、進学校の中でも勉強のできる子は上京するのが当たり前だった。彼女の両親は東京大学を出て地元に帰ってきた人だったため自分大学上京することに特に違和感は抱かず、自然東京大学を目指した。根が真面目な彼女高校時代勉強に多くの時間を割き、国立大学不合格となったものの、無事都内私立大学合格し、18歳の春に上京した。今年で上京して10年目になる。


彼女母親時代女子が進学するといえば短大だったそうで、その時代東京の4年制大学卒業した美咲母親はそれを誇りに思っている節があり、娘にも上京を勧めた。母が20代の頃、美咲の母方は酒の卸業を営んでいた。当時はだいぶ繁盛しており経済的に余裕があったためか。美咲の母は就職活動をせず地元に帰り2-3年ほど家業を手伝い、美咲の父となる人物お見合い出会い結婚した。父は口下手で商売が上手なタイプではなかったが、家庭の中では優しい父親だった。母がよく癇癪を起こしているのに対し、父が言葉を荒げているのは美咲記憶にはない。花が癇癪を起こすのは大抵父が全く家事を手伝おうとしないからだった。母は父を一生懸命教育しようとしていたが、家事女性がやるものと思っていた父はなかなか身につかなかった。60代になりようやく自分で皿を洗うようになったと最近母が言っている。

美咲に対して、母は今後は女の人も外で働く時代なのだから一生懸命勉強しなさいと強く進めた。美咲の成績が上がると母も喜んだ。東京大学に行くことを賛成し、美咲英語が得意だとわかると英会話塾のパンフレットをたくさんもらってきては彼女能力を伸ばすことに力を注ぎ、美咲外国語大学志望だと進路希望で話すとその大学出身卒業生のエッセイなどを買ってきては彼女の夢を応援した。美咲自身は多感な年頃ならではの母親へのウザさのようなものは感じていたが、基本的には嫌いではない母親だった。


美咲地元にいた頃から一貫して共学で育ってきた。自分自身があまりまれ容姿ではなく、自分ニキビからかわれ、「ニキビ」という知性のかけらも無いそのままのあだ名をつけられてから男子が嫌いになりずっと距離を置いていたため共学ならではの彼氏ができるとか放課後一緒に男子と帰るといった甘酸っぱい青春を過ごすことはなかった。しかし、男子が身近にいることは普通だったし、2つ離れた年下の弟もいた。美咲勉強ができたが、それに対して男子比較されて何か不都合を感じたことはなかった。勉強ができる人は男女関係なく一目おかれたし、男女関係なく進路を好きなように決めたし、母のように女子短大といった時代でもなかった。ただ文系クラスの方が女子が多かった。男子があまり得意ではなかった美咲にとって、女子が半数を占める文系クラスは過ごしやす環境だった。国立に落ち第二志望で進んだ私立大学も、外国語教育に力を入れており文系がメインの大学だったため、全体的には女子の方が多い大学だった。大学の間も相変わらず彼氏はできなかったが、多摩地域のんびりしたキャンパスで4年間を過ごし、休みの間には短期海外留学経験して、語学力を向上させながらやりたかった海外分野の勉強をして過ごした。



自分女子であることに違和感のようなものを感じるようになったのは、就職してからだった。震災後に採用を抑えていた2012年就活戦線はなかなか苦戦し、50社以上のエントリーシート、20社の面接を受け、最終的に内定が出たのは2社だった。当初地元に帰ろうかなと思っていたものの、内定した会社は誰もが名前を知るIT企業メーカーで、大手企業就職が決まったことで、彼女自身家族もホッとし、東京に残ることを納得した。結局新しいことができそうなIT企業への就職を選んだ。IT業界リモートワークなどの制度を生かして女性活躍しています、と先輩社員セミナーで語っていたのも理由の一つだった。メーカーの方は男性ばかり出てきて少し古い印象を持ったことを美咲は覚えている。



美咲ソフトウェア製品営業職として2013年4月社会人生活スタートさせた。自分の同じ部門認識できる範囲には100人ほどの人がおり、女性の先輩も2割ほどいたので全くいないわけではなかったが、営業職の先輩は、みな独身か、結婚していても子供がいなかった。既婚子ありの女性の先輩は業務部門でひっそりと仕事をしている印象があり、営業職の美咲ほとんど関わりがなかった。営業部門は8割が男性で、かつ半数以上は50代だった。夜の飲み会は大抵自分以外はおじさんという状況が多く、美咲はその場ではじめて焼酎水割り・お湯割の作り方を覚えた。飲み会では大体業務部門の人たちは営業できないお荷物、という言い方をされ、美咲はただ笑って過ごすしかなかった。いずれ子供を産んだら自分もそこに行くのかな、という思いもある中、関わったことのない業務部門の人たちについて何かをかばうことも出来ないし、やり過ごすほかなかった。



その会社でのソフトウェア事業は、正直言ってメイン事業ではなく、ハードウェアのおまけのような扱いの部門であった。営業職として客先に行くには、まずは社内営業ハードウェア営業に客先の同行をお願いし、OKが取れたらやっと客先に行き、自分製品を紹介する。ある女の先輩は言っていた。「飲み会に誘ってもらえるのは女子特権なんだから若いうちの飲み会は全て断らずに参加しなさい」と。先輩のアドバイスは正しかった。美咲お酒は弱かったが、飲み会のような場は嫌いではなかったため、最初の2年ほどは結果も出せず苦労したが、もともと人と関わるのが好きな彼女は社内の飲み会にも積極的に顔を出し、仲のいい人を多く作って行くことで仕事も徐々に自分で結果が出せるようになっていった。


入社して5年目、一通りの経験をこなし、大きな案件複数経験して自信が出た美咲は、社内異動制度に応募してハードウェア部門へ異動した。ある意味傍流から本流に異動したわけで、彼女としても意気揚々の再スタートだった。前の部門でおじさんと飲むことに慣れていた美咲は、異動初日飲み会で、やはり50代の男性が多い同じチームのメンバーに対して「私はセクハラ大丈夫なんで」と笑って宣言した。意外だったのは、部門である優秀な40代マネージャーが、「そういう発言はやめたほうがいい」とはっきり言ったことだった。彼は今後役員まで上がるだろうと期待されている、社内のエースのような存在だった。えらい人からそのようにキッパリ言われたことで少し美咲ビビったが、その発言はそのほかのメンバーには笑って流された。


「82年生まれキム・ジヨン」を読んで、美咲には何かが刺さった。これまでの彼女人生の中で、キム・ジヨンのような思いをした経験が、同じ世代日本人女性なら1度や2度はあるはずだ。と、こんな風な長々した文章を書いてしまうくらい、何かを伝えなければ、声を上げなければと感じた。しかし何を言えばいいのかがわからない。何か目の前の明確な不平等を変えて欲しいわけでは無い、自分はむしろまれているほうだと思う、でもそれでも何度か自分のせいだけとは思えない壁にぶつかり、しんどい思いをした、ように思う。何が変えられるのかよくわからないが、とりあえず自分の思いを言葉にしないことには始まらない。

90年生まれで一番多い名前の、数多くの美咲に変わって、中途半端ですが、ひっそりとここに吐き出します。

2024-03-18

anond:20240318202047

うちの会社海亀とかゲルニカじゃん

ああ50代ババア女どもね

こういうあだ名つけてる

今日もまた職場男性社員(50代)がうんこ漏らしたみたいでうんこ臭いパンツうんこ付けたたままくさい。

男って(主語デカ大人でも結構うんこ漏らすのはなんでなの?

尿道と違って、直腸から肛門への距離が男女でそんなに違いがあるというでもなさそうなのに

なんで男はうんこを漏らすのか。

と考えていて、排泄の姿勢関係しているのではと思い当たった。

女は小でも大でも大抵は同じ姿勢になるけど、男は違う。

洋式でも和式でも大と同じ姿勢で小する男もいるだろうけど、大は個室という形式トイレも多い。男の回数は、小する姿勢>大する姿勢になる。

対して、女は大だろうが小だろうが同じ姿勢になるわけで

小のつもりで屈んだとき、思わずとかついでに済ませてしまうことも多いと思われる。

大をするタイミングが、男より恵まれている。

男子トイレは大のための個室があって、その個室に入る=大、という認識があるのも、自宅以外で大をしない傾向になってしまう一因なんだろう。

子供のころ、小学校とかで個室に入った男子

からかわれたり、うんこマンとかあだ名付けられたり、そういうのもあって

男子にとってトイレの個室に入ることに抵抗がある記憶

うんこ漏らしに繋がって……ないよな。大人になれば男だろうが女だろうが、自分うんこを排泄するタイミング肛門許容範囲くらい把握できるよな。

自分うんこ漏らした過去や、うんこ付きパンツを恥だと思う分別があるなら

うんこ臭させたまま仕事するとかないわな。

サンプルが少なくて申し訳ないんだけど、今まで付き合った男性は、パンツうんこ付けてたことはないので

うんこ漏らしたことのない人か、パンツの替えを持っていた人なのかもしれない。

素面状態

成人したあとうんこ漏らしたことのある男性は、

成人したあとうんこ漏らしたことのある女性より数多そうという与太話。

anond:20240318102227

名前別にいいんだけど、読みがわかんないのでフリガナ振ってほしいんよ

少年誌漢字にルビ振るかあだ名的にカナで呼ぶのが普通なのに

2024-03-16

新番組「ぼっと・ざ・ろっく!」

主人公は頭が悪すぎてcapthcaが通過できずにロボット認定されてしまう現役女子高生

あだ名は「ぼっとちゃん」🤖

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん