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はてなキーワード: サーチライトとは

2023-10-10

anond:20231009072541

サーチライトは割とメジャー宣伝方法やで。

ラブホパチンコは異様に厳しい広告取り締まり基準が設定されてるから直接的ではないけどなんとなく皆が暗黙の了解でそういう店だとわかる形でアピールするんよ。

2021-08-31

コールドインフィニティ(PV)

蜃気楼ゆらめく砂漠映像空撮による砂漠カット楽曲イントロに合わせて、立て続けに映し出される

ヘリの動きに応じて砂丘の影から一人の人物の人影が現れる

月を象ったステージの上で、ボロボロラバースーツに身を包んだ西川のりおが妖艶に踊る

自身の歌った曲に合わせ歌い踊る。

西川のりおの接写を撮りにヘリが急接近すると、あたりにおびただしい砂煙が巻き上がる

悪鬼どもが冬を安静にする。そんな西川のりおの優しい楽曲

曲はサビに入る。

爆発

爆発

噴煙を巻き上げ、テンポよく二発の爆炎が吹き上がる

汗だくになりながらもカメラを指差ししっかりと凝視して、歌を続ける西川のりお

夜間の映像

サーチライトに照らされて踊る西川のりお

サビに合わせて、爆炎が上がる。

カメラを指差し汗だくで必死に歌う西川のりお

ステージから離れていくカメラ

暗闇の砂漠の中、一人置き去りにされる西川のりお

暗闇で歌い続ける西川のりお

2021-07-19

古市憲寿の「結婚お祝い」も90年代しぐさだよ

古市憲寿小山田擁護のつもりで「裁判するにも頭と金必要からね」と火に油を注ぎ、それへのフォローのつもりで「あれは結婚祝い」とか変なこと書いてまた炎上しているけど

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/poe1985/status/1416750358521475073

あれに筋道通ってないとかいうのはナンセンスじゃないの?

あれってわざとナンセンスな事言って「相手にしてない」って態度示してるだけだと思うよ。

2chで正面切って異論を唱えるIDが来た時に、住民が延々と「好きな寿司ネタ」とかの話をし続ける事があるが、あれよ。

 

80年代地続きの90年代前半を吹っ飛ばしたのはオウム事件なんだが、この時思想的に責任がある中沢新一は「あれはネタだし」って事を言って呆れられ更に叩かれる事になった。

数年前に衝撃的自死を遂げた西部邁東大教授だったのだが、80年代末に「あれは学問ではない」と中沢研究を認めない東大教授会に対抗して中沢擁護論陣を張り、結局退官してしまった。

そんな西部が体張って人生掛けた自分研究、カッコつき「学問」はネタだと言ってしまった。んでついでに自分も身に覚えがある浅田彰は「自分構造の中で逃げろと言ってた訳でw」とか言っちゃった。

ネタから、本気じゃないから本当の自分は傷つかないのって事を公の場所で言った訳で、自意識のコップの中であーだこーだ言ってたのがバレちゃったのよ。

 

めいろまなんかも言ってる事だが、そういう文化的土壌というかサンドボックスを吹き飛ばししまった、或いはサンドボックスの外郭を外からサーチライトで照らし、それがガキの遊びだったって事を知らしめたのがオウム事件で、その後はオウム以前の言説、思想商売なんか全く出来なくなって環境が一変してしまった。

今回の小山田問題はそのオウム前のサンドボックスでやってた事がオウム以後である現在しか五輪プロデュースという究極の「オウム後」で参照されてる事にある訳だ。

言うまでもないが被害者にとってはそのサンドボックス機能していなかった。小山田サブカル糞連中だけが中で遊んでただけだ。

 

1985年まれ古市オウム事件では10であるのに、何故かこの思想サンドボックスを巡らすとリアルから保護されるという認識を持っている。不思議だ。

知のサンドボックス学問とか大学には必要ものだが、それを現実に影響するところでやると「構造の中で逃げろと言ってた訳でw」って言う羽目になる。

そして今おっさんになって渋谷系リスナーなんて居なくなり、更に五輪楽曲担当に選ばれてしまった小山田立場というのは「内向きのノリ」で擁護できるはずがない。

その辺はオウムの時に10歳だったので判らないのだろうが、浅田彰に聞いてみるとか島田裕巳オウム事件大学解雇)に聞いてみるとかあるだろうと思う。

2020-10-23

強い魂 × 強いボディ = 強いVtuber 

さな可能性を秘めた者たちが、オリジナル素体を持ち寄っていた牧歌的時代は完全に終わった。

全ての可処分時間は、企業Vtuber達の奪い合うパイとなった。

強い魂……昔から生主、転生者、クラスの人気者、そういった者たちだけが生き残る。

強いボディ……プロデザイン豊富人月、繰り返される会議個人制作モデルなんて時代遅れ。

インターネットが始まってから個人HPが次々に衰退するまでが高速で再現されている。

太陽の下で埋もれていた輝きにふと人々が気づく静かな夜、そんな世界は一瞬で消えた。

山師達のサーチライトが、彩るネオンが、真昼よりも煌めく世界が、昨日までの暗闇を光の海へと変えた。

この中で輝き続けられるのは、昼の世界でも輝けるものだけ。

光を恐れ夜の中を生きるものよ、見えない星を探すものよ、この地を離れよう。

再び、旅が始まるのだ。

ここはもう、高度に経済帳が遂げられた巨大なダウンタウン

君たちが愛した空き地ではない

2020-09-07

避難所が満杯かどうかをわかりやすく知らせるシステムを思いついた

満杯の場合、夜空をサーチライトでぐるぐる照らす

というのはどうだろうか?

2020-05-17

自粛が明けたらもう一度プロ耳かきをしてもらいたい

ちょうどコロナ禍が始まる前ぐらいの時期に、人生で初めて耳かき専門店に行った。

東京恵比寿の「ボニータニート」という店で、メイドとか膝枕とかが絡まないガチの方の耳かき店だ。

私は元々相当の耳かき狂人で、「匠の技」(※現環境最強の耳かき。細くしなる煤竹が耳奥まで届く。生産環境が変わったのか数年前からモデルは少しタッチが硬い)で2日おきに耳の中をクリーンアップしなければ気が狂ってしまう。

耳かきってホント必要ないらしいよ」とか「やりすぎると体に悪いらしいよ」とか、知らん。今更その手の意見に耳を貸すつもりはない。きょうび健康のために耳かきやってる奴とかいるの?あんなん快楽のための行為しかないだろ。私は早死にしても耳かきしたいよ。

そんな私でも、イヤースコープで耳の中を見たことだけはなかった。

から思ったのだ。2日おきに耳の中が更地になるまで耳かきを繰り返す私でも、もしかしたらちょうど届かないような角度に何年も取り逃がしているやつがいるかもしれない。何年も潜伏し、度重なるガサ入れからもうまく身を隠し、今も捜査の手を逃れ続けている凶悪犯がいるかもしれない、と。

ゆ、許せねぇーーーーッ。今すぐ耳の中ぜんぶにサーチライト照射して指名手配犯どもを余さず引きずり出してやりてぇ。悪は明るみに出すべきだ。私はボニータニート恵比寿店を予約した。

店に来た。アースカラーの落ち着いた店内に、アロマのいい匂いが漂っている。

歯医者で座る椅子ホテル仕様にしたようなフワフワの革ソファに身を沈めると、耳かきのお姉さんが来た。さりげなく来店のきっかけを聞かれ、急に気恥ずかしくなって「いや……なんとなく、興味があるかな?ぐらいで」と思いきりカマトトぶった。このきれい常識がありそうなお姉さんに耳かきフリークだと思われたくない。ウソでも何も知らない処女の顔をしていたい。耳にスコープが入っていく。

耳の中は笑っちゃうぐらい何もなかった。

「なんにもない……」とお姉さんも言った。こんな耳の処女いるかよ。耳の中に汚れも傷もなかったことでお姉さんは私のふだんの耳かきのうまさを褒めてくれたが、直前でカマトトぶった手前なおさら恥ずかしかった。

……いや、しかし。世の中には耳が汚れにくい体質の人もいるだろう。幸い掻き傷もないみたいだし、そういうていでやり過ごせるかもしれない。そう思った矢先、私はさらトドメを刺された。お姉さんが耳の中に何かを見つけたのだ。

それは私の耳奥に浮かんだ鹿の背のような模様だった。

「これ、見えますか?」とお姉さんが私にスコープで照らしてみせる。「なんですか?」と私が聞く。「掻きダコです……」お姉さんが微笑んだ。

掻きダコ。それは、何度も耳かきで擦ることによって耳の表面が硬くなったものだそうだ。私にとっては紛うことなき耳非処女、いや耳淫乱の証だった。

「実は耳かきメチャクチャ好きなんですよね……」私はゲロった。

耳の中はあとでもう少し詳しく見るとして、耳内の毛のカットをやってくれることになった。

これがかなり気持ちいい。細いハサミが耳の中に入り、ショキショキと涼しい音を立てる。耳かきが内壁を擦る音すら楽しむタイプの私にとって、これは新しい快感だった。

毛を取り落とさないように、カットの後はローションで濡らした極細の綿棒で耳内の表面をさらう。これがまた気持ちいい。耳の汚れも同じ方法で取るそうだ。

さらクリアになった耳の中をまたスコープで照らす。

かい汚れが見えるようになり、それを綿棒ですくう工程スコープ越しにぜんぶ見た。触覚と聴覚頼りの一人耳かきと違い、視覚を通して明確に「汚れが取れた」達成感があるのでイヤースコープは偉大だ。

と、鼓膜近くに細かい汚れがあるのをお姉さんが見つけた。お姉さんは思わずそこへフラフラと綿棒を伸ばすと、慌ててサッと綿棒を引っ込めた。

「これは鼓膜近くなので汚れが外に移動するのを待ちましょう。大きい汚れではありませんし」

落ち着いた理性的な声だ。でも見てたぞ。今の動き、どう見ても耳かきフリークがやるやつだった。もしかしてお姉さんも”こちら側”の人間なのか?私と同じ求道者なのか?

そう思うと途端にお姉さんへの親しみが増して、初手でカマトトぶった自分馬鹿馬鹿しくなった。

そりゃそうか。この店に来るのはきっとみんな同じような人間だ。店員さんだって、少なくともこちら側の気持ちが分かる人間だろう。欲望に正直であることを、わざわざ恥じなくたってよかったのだ。

私は耳をきれいに拭き取ってもらい、丁寧なマッサージまで受けてから決意した。「次はもうちょっと耳をサボってから来よう」と。だって耳の中にほぼ何もないレベルでもこんだけ気持ちよかったんだもん、何かある時なら絶対もっと気持ちいいじゃん。

そう思ってからコロナのやつが始まって、私はまだボニータニートに行けていない。やむなく自分で耳掃除をしているけど、もう一度あの店に行くことを考えると耳がムズムズしてくる。早く行きたい。

一応お店自体は消毒増やして席を減らして待機しているようなので、我慢できなくなったら行こうと思う。その日は近そうだ。

2018-08-09

追跡

anond:20180808170303

元増田の人ではなく、文章提案した人です。元増田さんの作品とは関係ありません。


***

轟音とともに、目の前が真っ暗になった。思わず足が止まる。見ると、ゆうに三メートルはあろうかという石の壁が、私の行く手をふさいでいた。一本道、まさに袋小路だった。

荒くなった息を必死に殺しながら、壁を背にする。大通りから差し込む光が、いつ奴の体で遮られるともしれない。両側の建物には窓はなく、身を隠せそうな場所といえば、右側の建物に設置されている、エアコンの室外機のみ。

どうする———。路地の幅は約一・五メートル。足をかけるような突起はないが、両足を広げて突っ張り、石の壁に手をついて登っていけば、あるいは……。

***

こち本部。状況は。」

こち石原容疑者奄美大路をまっすぐ北に逃走中。仲間は見られず、武器も所持していないと思われる。追って連絡する。」

突然のことだったため、足による追跡となったが、容疑者は見た所十代の少女女性ものの小さなハンドバッグ以外に持ち物はなく、サンダルを履いた足での逃走。確保は容易。

C-1地区警戒本部から名瀬神社に向かう大通りを直進していた容疑者は、その中程にあるベトナム料理店と学習塾の間の路地に姿を消した。

ポケットから本部より支給スマートフォンを取り出し、C-1地区地図を呼び出す。ビンゴうろ覚えで自信はなかったが、あの路地には、かつての大戦の際、市街戦の準備として設置された可動式のバリケードがある。地図上のバリケードアイコンタップ、『起動』。

***

迷ってはいられなかった。サンダルを脱いで、バッグにしまった。これを捨てて行くわけにはいかない。デニムショートスカートで両脚を広げることになったが、気にしてはいられない。どうせ、捕まったら恥も外聞も無いのだ。

冷たい石に両手をついて、塗装された壁面を両足で必死につかんだ。右足を少し持ち上げる。腰を持ち上げる。次に左足。指先が壁のてっぺんに届くまで、あと一メートルと20センチほどあるように思われた。逃げてきた距離の短さを考えれば、間に合うようには思えなかったが、他に方法も思いつかなかった。

***

逃げ道は塞いだはずだが、万が一があってはいけない。五十メートル先の路地に足を急がせた。手錠を取り出し、ベトナム料理店を左に見て、暗い路地に駆け込む。

気配がない。まさか、逃げられたかスマートフォンサーチライトを起動して、路地の中をくまなく照らす。バリケードは正しく起動しており、窓のない壁に阻まれ路地。逃げ道はないはず。隠れているとすれば、室外機の後ろか。嫌な予感を覚えながら、ゆっくり路地の奥へと進み、室外機を確認する。平成46年式、コクミン社製。奄美大路からみてその反対側を照らすと、容疑者が持っていたものと思われる、桃色のハンドバッグが落ちていた。

逃げられた。でも、どうやって。

***

この壁さえなければ———。必死に体を持ち上げようとする両足と、上半身を支える両腕は、疲れと恐怖で力が抜けてしまいそうだった。

この路地に逃げ込んだのは、ここが教会への抜け道になっているからだ。教会に逃げ込んでしまえば、奴らも好きに捕まえることはできない。まさかこんな壁が設置されているとは、思いもよらなかった。

その時、上半身を支えていた腕が、下方向にずらされた。

え?

私の身体は大きくバランスを崩し、上半身は壁とともに地面に落ちて行った。壁が引っ込んだのだ。

痛い。肘を地面に打ち付け、足も挫いたようだ。じんじんする。

次の瞬間、再びあの轟音が聞こえたかと思うと、壁が持ち上がり始めた。

何が起きたかはわからない。でも、何をすべきかは明らかだった。

***

2018-05-16

ゆりしぃ引退感情の一部を見つけたオタクの話

よぉオタク、よく来たな。

え?何で読み手オタク呼ばわりするのかって?

そりゃタイトルオタクなんて入ってるのにわざわざ読んでるようなのは

いかなる理由があってもオタクだろうさ。

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さて、attention!

そう、pixivlogかによくあるあれだ。オタクよろしく頼む

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・このエントリにはガルライブ5thの両日ネタバレが含まれます

オタク独りよがり解釈が含まれます

オタク独白がメインです

・例え話がアニメネタで、ネタバレを食らうかもしれません

・流れでラブライブの話もしま

・一発書きなので多分誤字脱字がある(恥ずかしくて通読してない)

・なんでも大丈夫な方のみどうぞ

・無理そうな方は無理せずブラウザバックして、どうぞ。




さて、それでは話を始めます

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私は昔から感情の薄い人間でした。

はいっても感情が無かったわけではありません。

悲しむこともあったし、怒ることもあったし、楽しくなることだって、感動することだってありました。

ただ、小学校低学年を過ぎてから、泣かなくなりました。

CLANNADの汐みたいに、「泣いていいのは~」みたいなのを決めてたわけでもありません。

ただ、とにかく、何か起きても概ね因果関係を把握してしまい、Aが起きたなら結果はBだ、というように世の中を処理するようになりました。

オタクなのでアニメ見たり映画見たりするのですが、「あ、ここ泣き所だな?」みたいな所で

定まった型のような感動を味わおうとする、そんな風な性格をしています

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さて、そんな私の過去ですが、物心いたこから捻たタイプ百合厨でした。

わざわざ百合と銘打って検索し始めたのは少女セクト見てからのような気もしますが、

それ以前の私は女子プロレスキャットファイト的興奮を素で覚えるような人間だったので、

嗜好としては推して知るべきといったところでしょう。

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一方で成績も悪くなく、本が好きデブとしてオタクの例に漏れインドア派の青春を送っていた私は吹部にそれを捧げます

バイエル程度のピアノを履修したことのある私にとって、吹部はい場所でした。田舎だったので周りのレベルが低く、

演奏技術として課されるノルマ相対的に低かったので、熱くなることもなく、無難な日々を過ごしていたと言えるでしょう。

感情に疎いので、コンクールの結果も概ね予想通りだなくらいの感想しかなく

――そりゃ金賞取ったら嬉しかったですし、銅賞なら悲しみもしました。でもそれはメンツレベル推し測ることができるものです――

ユーフォ一期一話の久美子ちゃんみたいに、「あ、皆悔しかったら泣くのか」みたいな感想を持つような人間でした。

まぁそれは今も変わってないのですが。

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そうやって生きてきた感情の薄いオタクは、――まどマギ見て胸がいっぱいになって人生で初めて感動で泣きそうになったりしましたが――

大学受験に失敗し、ラブライブ出会います。あ、ガルパのサービス開始はオタク大学に入ってしばらく経ってからなのでもうちょっとかかるよ。

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高校で悪い友人に音ゲーを仕込まれオタクは、project DIVAにのめり込みます

extendを一日2~3時間くらいやってたのであえなく浪人LPのあるゲームなら大丈夫やろと安易スクフェスに手を出します。

浪人期の私にとって、スクフェス勉強を除けば全てでした。リズムゲー、三話で現実を見るアニメ二次創作無限供給される百合

オタクオタクたる所以がそこには三つの柱として屹立していました。ちなみにデレステサービス開始一年前とかの話です。

オタクラブライブを認めた理由は多岐に渡りますが、大きく三つ、曲と「演者である」というアニメの見せ方とライブです。

曲はスクフェスやってたので無限に聞き込みました。結果、メチャクチャ好きになりました。

アニメは三話が全てでした。オタクは吹部だったので、幕が上がった瞬間に、あれだけの宣伝をしたにもかかわらず客がいないその絶望共感することができたのです。

このときオタクは思い出していました。

自分たちの初めての演奏会、そんなに凄いものじゃなかったことは分かっていたけれど、やはりお客さんが少ないことに一抹の悲しみを覚えたことを。

理屈では分かっていても、目に見えて人が居ない、というのは堪えるものです。シンデレラガールズNG披露目回での未央ちゃんの反応も納得です。

そこを乗り越えてライブをするμ's二年生の姿に共感と誇らしさのようなものを覚えて、かつて一話切りしたアニメを見始めました。

ストーリー死ぬほど面白かったか、と言われると人によって意見が分かれるところですが(いつもの私なら茶化してつまらなさを弄るところです)、

どうしても穂乃果ちゃんから逃げきることができず、オタクは穂乃果ちゃんオタクになります

普段の私からすると元気おバカ、それも主人公にハマるなんてひっくり返っても起こらないことです。

そして何気なく見てたyoutubeで、オタクラブライブライブ映像を目にします。

始めは何気なしにアニメライブか、程度で見ていたのですが、オタク気づきます中の人マジでパフォーマンスしていることに。

ラブライブアニソンの例に漏れ歌唱難易度が高く、その上ライブではもともとアニメーションとして動いているダンス再現しています

このヤバいことを同時にやってのける凄い人たちがいる――。オタクはいよいよラブライブオタクになりました。

しかし時は5thライブ直前、ラブライブオタクとして日々思索するうちに、パフォーマーとしてのμ'sの中の人の体力的限界問題について考えるようになりました。

アニメ二期の流れ、μ'sが実は5周年を迎えていること、そういった諸々を鑑みたオタクは、μ'sの引退を予見し、取り乱し始めます

結局、6thがファイナルとなった訳ですが、オタクは再受験に失敗し、μ'sが終わるという現実にも上手く対応できず、

それまで全て歌えたラブライブ楽曲も、PSYCHIC FIRE以降、把握してるかすらも怪しいまでになります

そうして、初めてコンテンツ興隆寿命なんてものに触れたオタクは色々な感情を整理できないままラブライブから疎遠になっていきました。

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さて、ラブライブ疎遠期のオタクですがデレステやってました。CoolP、主にかえみゆPとして性懲りもなくスマホ音ゲーに手を出し、沼に浸かる日々です。

あ、ナナシスは曲が好きです。WUGは未履修です。すまない。アイカツは一番古いOPEDしか知りませんが適当に聞く曲が大体好きなので大丈夫そうですね。

プリパラ3Dのやべー奴だしアイドル事変も未履修ですすまない。何を書いているんだ私は。

とりあえず大学に進学し、サークルに授業に忙しいオタクは、またしても感情を動かさなくなりました。人並みの情動はあれど芯が動くことはない、そんな感じでしょうか。

二次創作百合に手を出し、癒され、適宜アニメ干渉するような生活でした。そうしてリア充と言えなくもない時期を過ごし、

他人からホントヤバいやつ」扱いされぬよう感情を覚え、心の外縁でそれが機能してるようなふりすることがちょっとずつできるようになっていきました。

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そんなあるときガルパの配信が始まり、少ししてからオタクの好きな曲がいっぱい収録されていることを知って、オタクは徐々にガルパをやるようになります

大体半年くらい経った頃でしょうか。オタクキョン子、久美子を始めとするクーデレのような何か(久美子は解釈が分かれるところでしょうね)が好きなので、

奥沢君が推しになります。その一方で曲の割合はポピパとRoseliaがメインなので自然とそれを聞くようになりました。配信サービスに乗っかってたのが大きい。

オタク音楽趣味ですが、F、Δ、7といったマクロスが履修済み、シンフォギア(履修中)の曲が好きすぎてパチンコを打つといった具合なので、

大ヒットしたのはRoseliaでした。今も昔も推し奥沢君ですし、バンドとしては昔のアフロ推しから一転、箱推しになりましたがそれはそれとしてRoseliaめっちゃ好きです。

Roseliaの何が好きって、Re:bitrth dayです。バンドストーリー本編最終話から再生の曲、何度聞いても胸が熱くなります

dearestに似た浮遊感すら感じますし、もはやロボットアニメ最終話主人公覚醒シーンとかでかけた方がいいんじゃない?みたいな妄想もよくしてました。

とまあ、いつものようにオタ活に励んでいたわけですが、Roseliaプレイリストを聞くうちに、またうっかり好きな曲が増えました。

ここでようやく登場する本題、陽だまりロードナイトです。attention含めて3500字近い何かになってきましたね。なげぇよ。

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さておき、もともと私はこの曲のサビが大好きでした。今までのRoseliaの曲から一転、ボーカルの友希那を包むようなコーラス

片方が主旋律で片方がハモりのはずなのですが、どうしても主旋律が二つあるように聞こえます普段、好きな曲はある程度聞いたら歌えるようになるのですが、

この「どっちが主旋律か分からない問題」のせいでオタクは久々に一人で歌えない歌に出会いました。しかオタクはこれはこの曲の良さだと素直に受け止めます

それから、忙しさにかまけてRoseliaへの解釈リサゆきメインの百合厨にそれをゆだねる日々を送っていましたが、その中でリサ姉はRoselia精神的支柱だという気付きを得ます

そして友人のゆりしぃオタクから引退の報を聞きます。この友人、プロジェクト東京ドールズガルパにめちゃんこハマっており、それはまぁゆりしぃオタクなのでした。

引退。よくあることですね。ラブライブオタクとしてμ'sの実質的引退経験した身としては、来るべきゆりしぃロストに向けて色々と語る友人に昔の自分を重ねつつ、

Roseliaメンバー中の人が一人交代するのか、位に捉えていました。オタクFGOエンジョイ勢だったので丁度FGOでのマシュみたいなもんかな?といった感じです。

このオタクホント感情の動かなさが種田さんにも高橋さんにも失礼だな?ともあれゆりしぃ引退を聞いた時はそんな印象でした。心の外縁が悲しんでいる様子。

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それから暫くして、ラッキーボーイだったゆりしぃオタクの友人から吉報が届きますガルライブ5thに当たったから一緒に行かね?と。いやほんとこいつ神だな?

ラブライブしか知らなかった頃と違い、大学に行くために実家を出たオタクは、物理的にライブ参戦が可能になっていました。もちろんOKの返事を出します。

もともと田舎出身貧乏学生だったオタクにはライブ参戦という発想がそもそも無く、何もかもが初めてでした。オタクの知っているライブは、youtube公式が上げている

映像か、親切な友人等が貸してくれる円盤かのどちらかでした。そもそもOKした時はワンチャン黒沢さんが出るんか?みたいな印象でした。いやHPくらい見ろよ当時の私。

ラッキーボーイ友人のラッキーは流石に両日は保たず、day2が近所でLVとなりました。その時の私は「初日遠征、二日目がLVRoselia」くらいの認識だったと思います

許せ、リアルがごたごたしとったんや。そうしてライブの週になってようやくライブの中身を把握し、ポピパとRoseliaの聞き込みを始めます。一月前からちょいちょいやってたけどね。

その週、気の利くラッキーボーイGiGSを読ませてくれて、Anfangを貸してくれました。おまけにAnfang付属Roselia1stライブまで見せてくれました。ほんまいい奴やな……。

これが幾つもある今回のタイトルの原因のうち、最大のものでした。

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GiGSに載ってたのはRoselia中の人達が本気で楽器をやっていることの証明でした。吹部だったのでジャンルは違いますが、書いてあることは大体分かります

全ての楽器の詳細な設定とか、横でそれの担当の奴が弄ってたな……。なんて読みながら感慨にふけりました。そしてその全てはたった一年で為されたのです。一年

かつて私の部活にもいたのですが、途中から入部して毎日本気で練習して、最高のパフォーマンスをこなす凄い奴。横でその軌跡の一端を眺めてたからよく分かります

Roseliaは考え得る最高の教育を、最高の形で受け取って、そして最高の形でそれを昇華したんだということを心にすっと感じました。芯に、真っすぐ感情が入ってきたのは久しぶりでした。

そして見せてもらった1stライブ中の人たちのキャラを知るには十分でした。あいあいぽんこつだし、くどはるはアクが強い。めぐちは良い人だし明坂さんはりんりん。

そしてゆりしぃリサでした。まごうことな今井リサでした。ツッコムトークを回すわリサゆきだわでオタクRoselia中の人たちにもメロメロでした。

キャラ作ってるのは知ってますが、そんなことはキャラとしてのRoseliaに、そして中の人としてのRoseliaメロメロオタクにはあまり関係ありません。

というか罹りたくて罹っている催眠が解けるはずないじゃないですか。そんなことより、これはパフォーマーとしてめちゃくちゃ優秀だということの裏返しだということにしましょう。

こうやってライブ数日前、私の中でRoseliaは完全にRoseliaとなりました。

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さて、ライブ当日です。一日目の遠征は最高でした。Light Delightのサビのサーチライト演出とかほんま神だったしポピパの中の人新曲への熱意が凄かったしでオタク普通に楽しんでいました。

ここで、オタクはかなりの感傷に浸ります何となく生きてきた人生とは、全力でパフォーマンスする演者による素晴らしいパフォーマンスとは、そして自分とは――。

ポプテピピックの「明日死んじゃったらどうする?」状態です。今までの情動しかない人生に比べて無限に大きな感情がやって来た。処理しきれなくてバグっていました。

そうして帰りの夜行バスの中で最後に落ちてきた風船を眺めながら、パフォーマンスライブとしてのラブライブちゃんと終わらせてなかった、

ラブライブから逃げ出してしまっていたのかもしれない、というところまで何とか思考が帰ってきました。このぐちゃぐちゃと感動、感傷、とにかく感情のすべてを解くカギとして、

幕張から持って帰ってきた風船は捨てずにとっておこう、なんてことを考えていました。そう、遠征一日目はこんな感情だったのです。外縁で処理しきれることも多かった一日目でしたが、

それでもかつて心の中心に居た何かを呼ぶには十分だったのです。

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そして二日目、LVでした。始まる前からゆりしぃ引退が頭をよぎり、「今日はタダじゃ帰れないな」と気が気でなかったような思いがありました。

何事もなくライブは進み、そして陽だまりロードナイトが掛かりました。どこか冷めた自分が、「お、陽だまりロードナイトだ」と心の中で平坦に言ったような気がしています

Bメロでもうダメでした。

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声となって

表情となって

導いてくれる

やさしい人よ

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リサ姉はほんとにそんな人なんです。こんなにも長い間音楽と触れ合ってきて、歌詞のすべてが心の芯まで揺らしていたのは、人生で初めてのことでした。

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二番に入り、

.

離れていても 帰る場所がある

どんな時でも 傍にいてくれた

.

Aメロリサであるゆりしぃことなんだな、というのがさっき心にやって来た衝撃以上の共感となって、瞬時に理解できました。

たとえRoseliaパフォーマーとしては離れることになっても、ゆりしぃにとってRoseliaは帰る場所であることができるし、

Roseliaメンバーにとって、ゆりしぃリサとして、ゆりしぃとしていつだってRoseliaに居たんだ、そんなことを思いました。

.

太陽となって

月となって

照らしてく

つよい人よ

.

陽だまりロードナイトを聞くとき、これはリサの歌だと思ってたんですけど、ライブでここが流れたのを聞いた瞬間にその思いは少し変化しました。

Roseliaベーシストとして、太陽のようにファンの前で、Roseliaの中で輝いてきたリサとしてのゆりしぃが、

これからRoseliaとして表舞台に立つことはないけれどメンバーの心を照らし続けるように、Roseliaに、そしてファンの中に残り続ける。そんなことを思いました。

.

この曲では、語り手が「語り掛ける相手」が居て、二回出てきますがどちらもリサを想定することができます

.

ます魔法のように 囁いたの

あなたがいれば、怖くないよ」

.

.

名前を呼ぶ声

こんなにも特別な事だと

想い あふれてゆく

.

です。文字通り、リサが、ゆりしぃがいればもう怖くないし、たとえそれがRoseliaのなかであってもそうでなくとも、という感情がやって来ました。

これからいなくなってしまゆりしぃが呼んでいた誰かの名前Roseliaメンバーが呼んでいたゆりしぃを呼ぶ声。その一つ一つが、全て特別ものだったんだよ、と語り掛けてくるようでした。

.

最後は、全てのファンメンバーからリサへの、ゆりしぃへの「感謝を…」

カーマインの海の波間で、たくさんの感情や思いが奔流となって

2011-11-03

ネットイナゴの大群は夕日の美しさを奪えない

 ネットイナゴの攻撃から身を守るための対策を考えてみた。ここでのネットイナゴというのは、揚げ足の取りプロ矮小化天才炎上の愛好者で、でもあんまり賢くないので劣等感を抱えている人間を想定してみる。いるのかそんなやつ。

 

 まずは、真っ白で格式が高い権威格式が高いのが必要で真っ白が条件。脱税とかセクハラした経歴があるともうダメ。 噂でもアウト。そういうはひたすら突っ込まれる。主張がいくら論理性・妥当性の点で堅牢だとしても、人間的欠陥がある時点で却下される。そういうのあまりにもバカっぽいけど考えないためには便利な方法。というか、最強の詭弁の一つだと思う。権威に関しては、東大アレルギー人間がちょこちょこいるので、海外大学東大以外の高学歴だとなおさら良い。「海外大学」とかいってる時点で俺の知性が疑われてしまう。マカチューセッチュ……そういうのしらねーもん。自分で頭髪を整えているという茂木さんは典型的被害者美容室にいこうよ。まあ煙が立っているだけでも推定有罪で突っ込まれるから、むしろ有名人ネットイナゴを飼い馴らす遊びを覚えた方が楽しそう。その気持ちは百鬼久作。ケサランパサランなんていなかったんや!

 

 次に 、主張が分かりやすくないこと、隙のある大ざっぱなフレーズを使用しないこと。普通本質さえ押さえていれば分かりやすいことに越したことはないし、例えちょっと粗雑でも核心を突いたフレーズは良いことだと思うんだけど、ネットイナゴはそういった脆い部分を狙ってくる。「○○○だってよww」と説明がないと誤読されるような主張、三行以内でまとめられるな主張はダメ。ひたすら論拠と長文と数値とソースを読めで埋める。岩石の巨兵のように攻撃力を捨ててまで防御に徹するのだ。ゴブリン突撃兵の出番はない。例えが懐かしいですね。

 

 おまけに、はてなダイアリーか個人ホームページなどに引っ込む。匿名でのコメント欄は廃止する。でも、Facebookの社交的なコメントは目立つように表示する。twitterちょっとダメ。うかつに発言するとtogetter容赦なく編集してくる。晒される。石を投げられる。しかも、あそこはみんなと一緒ならデマでも踊れる愉快な人間が多い。赤信号は渡れないくせに! しかも、中にはフォロワー数を戦闘力として判断する過激な戦闘民がいたりするし良いことない。はてブは俺にとってはトラウマなので論外。由来、ネットでの論争は観客の「なんとなく」の印象で決まってしまうから、その印象を(俺にとっては)頭が良い人ばかりのはてな民に任せるのが良いだろう。大型掲示板原住民や話題に飢えているついったらーよりかは幾分かは公平な審判を下してもらえると思う。ピエルルイジ・コッリーナさんほどのジャッジは期待できないとしても。

 

 それと、あんま露出しない。露出するなら身だしなみに気を付ける。人間像は浮びあがらせてはいけない。ハゲてもいけない。仮想敵にすらなり得ないようにする。facebook活用してもfacebookに登録するな。あんなのリア充巣窟だ。全く批判されないような美男美女とかガッキーとか佐々木望とか向井理以外にはありえない。俺はというと、伊東遥が好きなのですがね。お世話になっています

 

 しかし、この防御策は大手まとめブログ扇情的にまとめられたら意味ない。そもそも扇情的にまとめられないことはあんまりない。だから敬愛する岩崎夏海さんはもう僕たちだけのハックル先生ではなくなった。まとめブログサーチライトに照らされてしまうと、ネットイナゴが呼吸ができないほどに周囲を覆い尽して、可愛い顔したハムスターが美しくない溝鼠を総動員させてくるから、そのときパソコンをそっと閉じてコーヒーでも淹れて飲むことにしよう。窓を擦る夕日はいつでも綺麗でその美しさを奪うような虫はそこにはいない。

2007-05-21

http://anond.hatelabo.jp/20070521100934

一眼レフの撮影法解説ありがとうございます。絞りF4.5でシャッターはバルブにしてレリーズを使い、3分から15分くらいかけて撮影しました。ISO感度は800です。

これで蛍の夜間撮影に挑戦。絞りはもっと下げたかったのだけど、うまくできなかったです。

蛍の撮影むずかしかったです。シャッター押すの早すぎると真っ黒になるし、長すぎると昼間みたいになっちゃうし、車が通ればサーチライトが当たるし、他の客人が懐中電灯つけたり、全体の構図を気にしながら微妙蛍の光を捕らえるのってたいへんだ。

スローシャッターが上手くいくと、蛍が飛んだ後が黄緑色の光の帯になって残ります。撮影場所には恵まれてて、河のほとりに蛍はたくさん飛んでました。一万匹くらいはいたかも。。。です。

ところで、画像に赤っぽい色がはいるのはなんでだろう?

2007-04-27

http://anond.hatelabo.jp/20070427121013

先日、リアルで、廃止された旧鉱山に入る機会があった。

もうほんとに真っ暗。サーチライトなしじゃあ何も見えない。

迷子になったら一巻の終わりだあれは。

そしてとにかく寒い。35度を超える真夏の日だったが、深部は10度あるかないかくらい。

あと、一番驚いたのが、

RPGとかじゃあモンスターがうじゃうじゃいるのが定番なんだが、実際の鉱山には生命体のかけらもいなかったこと。

入り口付近はともかく、奥深くにまで入るとなにもいない。

未知のウィルスとかはこういうところから発見されるんだろうな。

 
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