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はてなキーワード: 配送とは

2017-05-22

NHKひきこもり話題やってっけどさ

18歳~の卒業後の躓き型のひきこもりって、就職氷河期から不景気が原因だろ。

ゆとりゆとり言われて個人資質問題にされがちだけどさ。

その当時あたりから、たしかエントリーシート式の段階式面接を経由する採用方式に代わって、学生...つか人に職業選択の自由がなくなったのが大元の原因じゃねーか。

きちんとまじめに学校卒業した挙句が、希望すれば邪険にされる。

採用されるのは優秀ってレッテル張りされて選別された奴であり、その会社やその職種をやりたくてやりたくてやりたくてしょうがない奴じゃあない。

というわけで、ひきこもるほうが自然で、むしろひきこもらない方が頭がいかれてると思うんだけど。


そんなわけだからひきこもり支援施設企業が設置しろや。

配達だの配膳だの皿洗いだの、単純で30分から1時間程度でメンバーチェンジできるような簡単な軽作業は、ああい個人塾型施設より大企業工場配送センターなんかの方がずっと現実的な構築能力もあるだろうに。

最初からフルタイム仕事なんてやる体力と精神力がないんだから、段階的に慣れてもらって、最終的に採用すりゃいいじゃん。

人間なんて面白いもんで、仕事をやればやる気かちょっとずつ沸いてきて、最終的には自分のものにしちまう。

それまで辛抱強く我慢すればいいと思うよ。

とかおもいました。

まあ、無理ですけどね。

でも50万人以上だっけ?

そいつらが社会にでて経済まわす一助になって、税金払ったら、結構大きいよねぇ。

2017-05-20

迷惑ZOZOTOWN・GMOPGから知らない人宛ての請求書と通知書が届いた

ZOZOTOWN(請求業務GMOペイメントサービス)から、知らない人(おそらく前居者)宛てに請求書弁護士事務所からの通知書が届きました。

ZOZOTOWN対応微妙だったのと、バックレ巻き込まれ被害に遭ってる人が他にもいそうな感じがするのでここにメモしておきます

※自ブログに書こうと思ったけどチキンなので匿名

経緯

面倒なことになると思っていなかったのでちゃんと記録を残していません。

時系列に関しては怪しいところがあるかも。

※参考: 他人あての郵便物が届きましたが、どうしたらいいのでしょうか? - 日本郵便


ZOZOTOWN対応

こちらからの問い合わせ・ZOZOTOWNからの返信を、個人情報サポート者がわからないように引用するとこんな感じ。

問い合わせ①

「○○○○」という人宛てに、身に覚えのない請求書が何度も届いています

届く度に返送していたのですが、ついに「弁護士法人 ○○○○」という方から通知書が届きました。

(通知書は2枚届いており、「GMXXXXXXXXX」と「GMXXXXXXXXX」という番号が印字されています)

大変迷惑しているのですが、なんとかしていただけませんか?

ZOZOTOWNからの回答①

注文者様へ連絡のうえ、対応を行います

ご連絡いただいたなか、大変恐れ入ります

教えてくださいましたGMOの番号では確認いたしかます

たびたび、ご面倒おかけし本当に申し訳ございませんが

請求書内に記載のある「注文番号」をご教示いただくことは可能でしょうか。

名前検索するか、自社の責任弁護士事務所に問い合わせたらわかるでしょ……と思いつつ

問い合わせ②

請求書については、全て転居で返送していますので手元にはありません。そちらに届いているかと思います

また、通知書に関しては他人宛の郵便物ですのでこちらで開封することはできませんし、こちらも返送するかするつもりです。

以上、よろしくお願いします。

ZOZOTOWNからの回答②

請求書がお手元にないとのことかしこまりました。

大変恐縮ではございます

弊社でご注文者様を確認するためには弊社ご注文番号(#からはじまる9桁の数字

GMOペイメントサービス株式会社の番号が必要となります

最初にいただいた番号で確認をさせていただきましたが

該当がない状況でございました。

大変お手数ではございますが、配送先の住所から検索

可能かどうか確認いたしますので請求書が届く住所をお伺いできますでしょうか。

問い合わせ③

情報確認できない件、わかりました。(始めにお送りした名前でも検索できないのでしょうか?)

会員でもない会社個人情報を渡すのは抵抗がありますが、早く解決していただきたいのでお伝えします。

「○○○○○○○○○○」

以上、よろしくお願いします。

ZOZOTOWNからの回答③

恐れ入りますが、ツケ払いのサービスにつきましては

GMOペイメントサービス株式会社が請け負っております

そのため、大変恐縮ではございます

行政機関へご相談いただき

下記へお問い合わせいただけますでしょうか。

【ツケ払い(GMO後払い)お問い合わせ先】

メールでのお問合せ

http://www.gmo-ps.com/customer_zt/contactform-zt/

電話でのお問合せ

0570-666-948(受付時間:平日10:00~17:00)

請求金額電話番号、お問い合わせ内容をお伝えください。

せっかくお問い合わせいただいたにもかかわらず

こちらでご対応できず申し訳ございません。

何卒よろしくお願いいたします。

配送先の住所から検索』は一体どうなった……

考察

これから

とばっちりなので、893が来たり何度も何度も関係ない書類が来たりしなけりゃもうそれでいいや……

本当に迷惑

5/22追記

好意的コメントばかりいただきありがとうございます。とても励みになりました。

今回は律儀にZOZOTOWNに連絡しちゃいましたが、最初から放置でもよかったのかもしれませんね……会社会社ですし。

あのあと少しやりとりして、住所から注文の特定はできたとのことでした。

が、注文者と連絡が取れなかった場合ZOZOTOWNはどうすることもできないので行政機関相談して下さい、と……

うへぇ……責任感なさすぎでしょ……

2017-05-19

これからどうしよう

短大はなんとか卒業したものの思った通りの就職先がなく、今は精肉卸で配送ドライバーをしている。

堅苦しいルールもなく女性は珍しいからと重宝されてはいるけど、まわりはおじさんばかりで楽しいことは一つもない。

給料いいわけでもないけど仕事がつらいわけでもなく何となく辞める理由も続ける理由もない毎日を送っている。

飲食店開店前に配達しなければならないから、朝の6時前には積み込みを終わらせて軽トラを走らせる。

会社のすぐ近くにあるしばらく続く桜並木は毎朝の配達ルートで、ランナー散歩をする人ばかりでこの時間から仕事をしているのなんてわたしくらいのものだ。

そんな中で、先月のはじめころに彼を見つけた。

中肉中背、とくべつ顔が良いというわけではないけど、要するに一目惚れだった。

姿勢が良かったとか、父親ちょっと似てたとか、朝の木漏れ日に走る姿が素敵だったとかそれくらいの理由だ。

退屈な毎日の繰り返しに、何かしらの刺激をもとめていたのかもしれない。

彼はこの道を往復しているらしく、正面からかい合うときも後ろから追い越すこともあった。

車道歩道の境目もないような狭い道なので、わたしも気を遣って走ってはいるのだが、どんな車や歩行者に対してもしっかりと身体を避けて道を譲る姿が印象的だった。

配達に急いでいる時に限って避けようともしない歩行者ランナーが多いこの道で、彼のような存在は貴重だ。

特に愛想が良いわけでもない、それなのに誰かれかまわず道を譲る彼への興味は日に日に増していくばかりだった。

どうすれば話しかけられるのかと色々考えてみたけどなかなか良い案が思い浮かばない。

彼を追い越して途中のコンビニに立ち寄ってみたりもしたけど当然振り向いてくれるわけもない。

何の理由もなく話しかけることはこれほどまでに難しいものだったのか。

散々悩んだ挙句にふと思いついたことがあった。

追い越し際に彼にサイドミラーを軽く当てて、急いで降りていって謝ればそれをきっかけに話ができるし、あわよくば連絡先を聞き出せるのではないか

ちょっと危ないし、うまく行かなかったら最悪に嫌われてしまいそうだけど、でもきっと一生懸命謝る姿を邪険にするような悪い人ではないはずだ。

はいつも耳にイヤホンを入れている。後ろの車も気づくくらいだから大音量で何かを聞いているわけではないにしても、多少は聞こえづらいはずだ。

そう思って何度かアクセルをすごく静かな状態にして後ろから近づいてみたところ、彼は気づかない様子で避けようとしなかった。もうこれしかない。

いよいよ今日が決行の日。いつもみたいに汚れてもいい服はやめ、いつもより少し化粧にも気を遣った。

彼がいつも折り返す曲がり角はちょうど会社入り口から見える位置にある。

彼がいつも通り折り返したのを確認すると、わたしは急いで軽トラに乗り込んだ。

鍵を刺そうとしたが緊張しているのか床に落としてしまい慌てて拾い上げる。

朝日木漏れ日が輝く桜並木を彼に気づかれないようにゆっくりと走リ出す。

彼の背後にゆっくりと近づく。案の定彼はわたし存在に気づかない。

自分を落ち着かせようと一つ深い息を吐いて、ふかしすぎないようにアクセルに軽く足をかける。

これでサイドミラーだけを彼の身体にぶつければうまくいく。はずだった。

突然彼は、何かを避けるようにわたしの車の前に半歩だけ飛び出してきた。

ミラーけが当たるはずだったのに、そのせいで彼は片足を巻き込まれ道路に倒れ込んでしまった。

計画とちがう。焦ったわたしは急いでブレーキを踏んで止まろうとした。

その瞬間、景色は止まるどころか猛スピードで流れていった。

それが踏み間違いだと気づくまでにかなりの時間が過ぎてしまったような気がしたが、ブレーキを踏んで止まった距離は思っていたより長くはなかった。

ミラーを覗いて急いでバックで戻る。

声をかけるが反応はない。ただ、何となく反応がないだろうことは声をかける前からわかっていた。

特に出血が見えたわけではないが、身体の半分が明らかに低く潰れていて、手足は見慣れない方向に曲がっていた。

誰かに助けを求めようと周囲を見回すも、運の悪いことに近くには珍しく誰もいなかった。

冷やせば悪化を免れるかもしれないと、急いで冷蔵庫を開けると配達荷物の横に彼を置いた。

これ以上大変なことになってはまずいからと、ひとまず配達だけは済ませてきたのだが、これからどうしよう。

2017-05-17

ナチュラル差別をしていたかもしれない

父親中国からおもちゃを輸入して販売する仕事をしていて、子供の頃よく仕事を手伝った。

中国製おもちゃ品質ときたら酷いもので、バリだらけだったり、必要なパーツが入ってなかったり、梱包適当で半分くらい配送中にクラッシュしていたり(もしかしたら最初から壊れていたのかもしれない)、変な匂いがしたり、油がついていたり、検品しなければとても売ることなどできないような品質だった。その経験があって、中国製品質が悪いという認識を深層意識に刷り込まれた。

成長して高校生になると、俺はガジェットオタクになった。時には秋葉原で、時にはネット通販中国製ガジェットを買うようになった。例えば音楽プレイヤー(一昔前に流行ったMP4プレイヤーというやつだ)だとか、USBグッズだとか、小型モニターだとか、そういうものを買っては壊し、買っては壊しという暮らしをしていた。そういうキワモノ製品は当然粗悪で、バリがあるなんていうのはもちろんだが、1週間で壊れたり、最初から動かなかったり、やけどしそうなくらいバッテリー発熱したり、とにかく品質が悪かった。安いし面白いから品質が悪いのはしょうがないと思って買っていた。

こういう生い立ちがあるから俺は半分ジョークのつもりで中国製品を悪く言うようになった。中国製品質が悪い製品に当たると「中国製からなー」などと言うし、友人が中国製品を買ってひどい目にあった話をしてくると「連中(中国人)は平気で不良品送ってくるからな」などと言うようになった。誤解しないでほしいのは、俺は行ったことこそないが中国中国人も好きだし、政治的歴史的問題にも興味がないし、粗悪な中国製品は大好きだということだ。(もちろんここ数年の一部の中国製品は品質がとても良いことも知っている。俺の携帯ZTE製だ)

ある時、そういうように中国製品を馬鹿にするようなことを言っていたら、友達に「○○ってそういう差別する人だったんだ」と言われた。思ってもみなかった。差別するつもりなんてなかったが、聞く人からすると差別だったのかもしれない。ショックだった。差別を憎んでいた俺が、ナチュラル差別をしていたかもしれないだなんて。

中国製品は品質が悪いとか、中国人は平気で製品を粗末に扱うとか、そういうのは一種民族性ジョークとして、公然と言ってもさほど問題がないものだと思っていた。そういうことを言うのは差別なんだろうか?

意見を聞きたい。

2017-05-16

義弟キモイ

タイトルだけ便乗してるけどマジでキモイ

28歳いままで彼女無し実家暮らし

職を転々としている

他人のことが気になってしゃーない性格らしくて

私と義母とのLINEとか勝手に見ているらしく義弟が知らない情報を俺は知ってるアピールしてくる

犬を飼っててよくそ写真義母におくるんだが

義弟LINEアイコンがいつの間にかそれになってたりする

義母義弟に送ってるわけじゃなくて勝手スマホいじって保存してくらしい

あと義弟は今配送関係仕事をしているのだが、よく私の職場の前をわざわざ通って

私が居るのを確認すると夫に連絡してくる

夫が何回キレてもやる

28歳にもなって夫に物をねだり断られると嫁にばっかり金使いやがってなどと暴言を吐く

暴言があまりに酷かったので1度夫が殴り合いの喧嘩をした)

夫と私がどこへデートへ行ったのかをいつも聞いてきていった場所批評を始める

一番ドン引きだったのが家族グループLINEに犬の死体写真を載せてきたこと

家族全員が義弟の扱いを持て余している

義妹もいるのだが本当に嫌いらしく義弟と目も合わさな

話を聞くと彼女も付き合っていた彼氏メール勝手に見られたり等色々やられていたようだった

夫も妹も凄くまともというかいわゆるリア充側の人間なのになぜこの義弟だけこじらせているのかしらんが

本当キモイ

都内ショップがあえて配送無料にする理由

あのですね、損得の話なんですけどね、「損して得とれ」の反対を行くような穿った考え方なんですけど、都内に住んでいる皆さんは、家具屋に行ったりコンタレンズショップに行ったりすると思うんですけど、お会計の時に、【そのまま持ち帰る or 配送する】をどちらか選ぶ際に、めちゃめちゃ店員配送の方を押してきませんか。

 

土俵際まで押してきてそのまま寄り切りみたいに押してくるでしょ。最近は。田舎だと絶対ないもん。函館で聞いたことないもん。送料無料!送料無料無料無料どすこいどすこい!みたいな。

今日なんて2回プッシュしてきたんですよ。2回目なんて張り手気味でしたからね。2回半、いやむしろ3回に迫る勢いで押して来ましたよ。

 

配送サービスって、実際はすぐ使うものでもなければ、めちゃめちゃ嬉しいじゃないですか。店側の仕組みとしては、都内土地代や配送代やそれに伴う人件費が高いので、効率を考え、店舗ショールームにして、なるべく配送拠点メーカーから顧客の自宅に直送しようとしているんですよね。うんうん。

 

それを理解しても、やはり僕ら顧客メリットあるじゃないですか。でもそれが見え見えだと、もうなんかごっつコストのこと考えてるんちゃうか思って、瞬時に、ついつい【持ち帰り】を選択してしまうんですよ。猫だましは効かへんぞと。

 

それで帰り道で、荷物が増えて、めちゃめちゃ重くなってものすごい体キツイですよね。この前は、夜に駅のトイレの上の棚、その前は横にあるフックみたいなのにひっかけたまま帰ってしまうとか、ものすごい本末転倒事態に陥るんですよ。あわてて、駅員に電話して、翌日見つかりました!みたいな連絡が来て、コンタクトレンズ取りに行ったら、僕の視力は、右目-7.50、左目-7.00なんですけど、なぜか右目だけ2箱なくなってたりするんですよ!どうせ取るなら、右目左目1箱ずつ取ってくれ!片方だけあってもキツイ

 

次回からはお店の気持ち忖度して配送します。

2017-05-13

クレーマーがうざい。

コールセンター通販受注のバイトしてるんだけど、名神高速道路工事してて道路状況が悪かったり母の日近辺は配送量が多くなったりする関係配送遅延が発生する恐れがあるアナウンスをしてるんだけど、それに突っかかって来るババアがいた。

「そんなこと起こるの? だってこれ23日に日時指定してるのよ? 今日が何日だと思ってんの?(嘲笑) どうせマニュアルなんだろうけどそんなこと言わなくていいわよ信用無くすわよ(笑)

物流オートメーション化されてるけど実際運ぶのは人間だし、そもそも最近ヤマト運輸関連のニュース見てれば配送絶対なんてないってわかんないのかな。ニュース見てないのかな。

そもそもこういうアナウンスするのも、お客様のためって大義名分はあるにしろ実際言わなかったら言わなかったで遅延したとき鬼のようクレームが来るからなんだけど…じゃああんたはその荷物指定した日時に届かなくても絶対文句言わないのかよってつっこみたくなった。

いろんな人がいるけど揚げ足をとるようなネチネチした物言いやくだらないクレームつけるのは大体中年高齢者なんだよなあ。老害実在するよ、やっぱ。

ヤマト配送ステータスの表示をきちんとしろ

別に時間指定荷物が30分1時間遅れたくらいでどうこう言おうとは思わない。だが状況はちゃんとわかるようにしてくれ。

指定時間過ぎたけど荷物来ないなと思ってWebステータスを見たら発送側のセンターステータスが止まってたりするわけ。

どっかの便に紛れ込んで荷物行方不明になってたり、他のところに誤配されてたりということも過去経験してるので

当然不安になってサービスセンター電話して荷物が来ないから調べてくれということになる。

そうすると30分くらいして明らかに急かされたんだろうなって感じで配達員おっさん荷物持ってきたりするわけなんだけど

ちょっとの遅れでガタガタ抜かしやがってって態度アリアリで、人によっては嫌味とも言い訳もつかないようなことをグチグチ言ってきたりする始末。

こっちだってステータスがちゃんと配達中になってたら指定時間過ぎたくらいでいちいち電話したりしねえよ。

なんできちんと配送ステータス更新が行われないの?そこは末端の苦労とかじゃなくてシステム問題だろ。

2017-05-10

ベンチャーからって言うけどさ

最近いろいろと問題を起こしていて、一部で炎上している某ベンチャー起業について。界隈の人たちはベンチャーからって大目に見ろというけどさ、あそこはビジネスモデルベンチャーであって、tech系ものづくりベンチャーではないよね。

tech系ものづくりベンチャーってのは、本当に研究開発レベルプロダクトを失敗することも含めて開発しようとしているところで、イメージで言えばHoloLensみたいなものを高額で販売するようなことだよね。もちろんHoloLensの場合Microsoftベンチャーではないけれども。Kickstarter等のクラウドファンディングお金を出している人たちも新しいもの成功応援したいのであって、まぁうまくいかないこともある程度折り込み済みで投資してると思う。そういうベンチャーが失敗しても、みんな怒りはするかもしれないけど、ま、なかなか難しいよねって思うところもある。だからこそベンチャーなわけで。

ビジネスモデルベンチャーってのは、既存のものの組み合わせで安く販売したり、または高付加価値をつけるビジネスモデルベンチャーだよね。

たとえば、あなたの家の玄関まで本日中に伝書鳩が本を配送します、というベンチャー起業を仮に考えてみましょう。伝書鳩というのもあるし、本というもの既存商品だし、宅配便という流通モデル既存産業なんだけど、それらを組み合わせることで、伝書鳩による人件費の削減と高速な配達を実現しますというベンチャー

で、実際にやってみると到着率が20%でした、届いた本も鳥のフンでボロボロでした、というのが発生したら、そりゃユーザーは怒るよね。

で、それに対してベンチャーなので大目にみてくださいと言われても、そもそもこの企業伝書鳩の育成に対する技術をもっているわけではないのだから、待ったところで現状の問題改善できないし、つまりはこのビジネスモデルベンチャービジネスモデルは失敗でしたという結論しかならない。

それを技術解決するtech系ものづくりベンチャー言い訳引用されても、いや、それを改善する技術おたくにはないですよね?以外の感想はないんだよね、実際。

日本人ベンチャーに厳しいうんぬんは、このあたりの仕分けをせずに言うべきじゃないよね。批判する人も擁護する人も。とはいえ、たぶんビジネスモデルとしては失敗だと思うので、みんなの批判ネットイナゴがうんぬんと思わずに、真面目に受け取った方が良いと思います

こちらからは以上です

2017-05-08

日本人出版に対する勝手な期待が大きすぎる

出版業及びその周辺業界ってそんなに大したもんじゃないぞ。正義を守る公務員じゃないし、ただの営利だし、業界全体を合わせても紅しょうが業界よりも規模小さいぞ? 日本人出版業に対する幻想が大きすぎだよ。アホみたいに膨大な品目の書籍をアホみたいに安くそのうえ長期所有可能なほど品質良く発売日厳守で全国同時展開しなきゃゆるさんとか。「電子書籍版を読む権利」とか、正直ちょっと引くくらい要求が過大だ。

はてブコメントつけてるのは全員モンスターユーザーなのかと思うんだが、割合日本の「読書家」とかいうのの大半がそうだったりする。

そんな要求すべてに応えられる体力は、もう、業界にはないんだよ。いま、年間に売れる書籍の数は、年間に図書館で貸し出される書籍の数よりも少ない。日本において、書籍はもはや買うものではなく借りるものになってしまった。

「俺はちゃんと買ってるよ」「出してくれれば買うのに」なんてコメントに全く意味はない。少量多品種商品極北である書籍は、インフラ構築や維持費用を全体で分散しているから、いままで多様な商品を出せていたんだ。「俺はちゃんと買ってるよ」と呟く増田の求める本が千円であるのは、別段増田が(そして他の誰もが)千円でその本を買う権利を持っているからではなく、その本の価値が千円だからでもなく、ただ単にインフラ負担費用生産量(=初期部数)の関係上その値段に落ち着いただけであって、そんなもの普遍保証しない。

少量多品種生産である書籍生産数が増えれば増えるほど加速度的に利益率が良くなっていく商品だ。つまり出版社利益の大部分は、ごく一部の大ベストセラーが稼ぎ出していて、その利益を利用して、少部数が予想される本や実験的な本の開発や生産をしている。そういった構造は、出版社目線で見れば利益部門利益を用いて将来を担う開発へと投資しているわけだから一般社会企業運営視点でも何ら問題はない。

しかし、書籍出版社だけで作っているわけではない。その大ベストセラー作家視点で見れば、本来自分が得られた利益契約によって出版社側が非常に有利に得ている構図になっている。特にすでに知名度もあって、巨大部数が想定できる作者であれば、出版社にみすみす売上の多くを渡す意味は薄くて、部数によってスライドする印税契約をするほうが経済合理性から見て当たり前だ。あるいはそれこそAmazonのような外資との間で特約を結び、出版社抜きで出版したほうがずっと儲かる。しかし知るかぎり、日本出版業界場合ベストセラー作家の人でさえ多くの場合そこまで自己利益を主張しない。出版業界の発展のため、今は売れていない無数の作者のために(かどうかは内心なので断言できないが)、変わらぬ印税率で執筆活動を続けている。

言葉は強いかもしれないが、日本出版業界がいまのようにバラエティ豊かなこんなに多くの書籍を出せているのは、彼らの「形を変えた寄付」があるからだ。当然ユーザーもその恩恵に預かっている。

電子書籍も一緒だ。いま電子書籍の売上が上がっていると言っているけれど、日本電子書籍の多くは物理書籍電子版であって、それはつまり書籍内容の開発費用(作者からみれば執筆費用であり出版社からみれば管理費用)を物理書籍側にタダ乗りをしているから、その前提で成長しているという点は否定できない。

重ねていうけれど、いまこんなに様々な種類の本が安くて早くて良い品質で生まれているのは、そうやって寄付してくれる人やインフラ負担をしてくれる母体が有るからだ。「俺は書店で買うけどね」「おれは電子書籍派だから関係ないけど」とかいうひとであっても、安くそれに乗っかって利益を得ている側なのだ

Amazonはたしかにすごい脅威で黒船だけれど、それだけではなく、今急速に「本を買う」っていう文化のものが縮小しつつある。人口だって減っていく。国際言語とはとても言えない日本語話者は、日本人口の影響をもろに被るからだ。そうなれば従来のインフラは支えきれないんだよ。

いまランチ1回分くらいの価格帯の本は、いずれ三割から二倍くらいまで値段が上がるだろう。少部数しか期待できない本は、そもそも出版されないか、受注生産じみた高額&個別配送商品になるだろうし、安価書籍雑誌コミックを含む)は実体書籍としての販売は見合わせになっていく可能性が高く、そもそも書籍として世に出るアイテム数はぐっと減ると思われる。そうなれば職業としての作家漫画家は食えるものではなくなり、兼業がふえて、一部の産業化した制作スタジオ以外ではいずれ作品クオリティも落ちていくだろう。

でもそれは異常なことではなくて、日本語話者の数(発売ターゲットの母数集団)と世界書籍事情をみれば、平均に近づいていくだけなんだ。世界の国々の多くは、すでにそういう状況下、もしくはもっと書籍事情的に貧困だ。

日本幸運なことに書籍大国読書大国だ。いまでもかろうじてそうだ。でもそれは、日本読書家が天の神様から与えられた絶対不可侵権利などではない。(もちろん文化振興などの努力はあったにせよ)いままではたまたま偶然そうだっただけなんだ。

Amazonの件も電子書籍絡みの件も、なんでかそういう当たり前のことを無視して、いまの恵まれ環境未来永劫続くと思い込み、それが揺らぎそうだと業界無能を責め立てるコメントが目について暗惨たる気分になる。

出版社がなんの努力もしない無能から」「取次が搾取をしてるから」そんなコメントが溢れているけれど、そんな無能と悪逆が支配する業界が、なんで世界有数(というかトップクラスの)商品バラエティーと低価格と高品質アイテムをわんさか出せているの? その資金的労力的な原資はどこから振ってきてると思ってるの? 別に取次や出版社を弁護するつもりもないけれど、「業界を責めればいまより良くなる」なんてのは無邪気を通り越して花畑だと思うよ。

ヤマト配送と一緒だ。コストで無理なもんは無理。いままでは恵まれてたけれど、これから国際標準に近づいて貧相になります。以上。

2017-05-07

アマゾンの「バックオーダー発注廃止は、正味戦争宣戦布告である

結論:

 アマゾンの「バックオーダー発注」廃止は、流通改善に名目を借りた正味戦争の宣戦布告である。この戦争に敗北し、多くの出版社個別直接取引(e託)に応じてアマゾンのみに特恵条件を与えることは、破壊的な状況をもたらす。

 また、直接取引をしたところで流通が改善するという保証はない。アマゾン依存度が上がるほどに、苛烈な「ご提案」に逆らえない状態となる。

 在庫ステータス管理の問題は、業界が抱えつづける課題ではあるが、このアマゾンの施策とはほぼ関係ない。

 長くなってしまったので、結論を先に書いた。これに納得できた人は、この先は読まなくてもいい。そうでない人、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁く声に揺れている人に向けてこれを書く。

 その提案書には、いくつもの重要な点が省かれているからだ。

取引正味の現状

 現在、出版業界の正味標準は以下のようになっている。

 出版社から取次への引渡 69%(-2~+10数%)

 取次から書店への引渡  77%(-5~+数%)

 一般に、老舗ほどよい条件を持っている。(大手がすごくいいというわけでもなく、特に正味が高いのは法学・医学などの高額専門書出版社である

 正味以外にも新興出版社は上記条件のほかに歩戻し(新刊委託手数料)を支払い、新刊の代金支払いは納入の7か月後、さらに3か月から1年の支払い保留を課されるケースもある。

 一方で、老舗出版社新刊でも搬入翌月に代金の半額の内払いを受けるなど有利な取引条件を有している。

 かつては出版社ごとの正味の違いは書店への卸正味に反映されていたが、取次間の書店獲得競争の結果「一本正味」が増えている。その結果、老舗出版社の高額商品を卸すと取次が赤字になるという「逆ザヤ」も生じている。

 大手出版社が取次の株式を保有しているという背景もあり、こうした取引条件が改定されることはめったにない。

 アマゾン直接取引(e託)は、これを年会費9000円、正味60%の直接取引に一本化しようという提案である

https://www.amazon.co.jp/gp/seller-account/mm-product-page.html?topic=201463220

 ある意味平等に見えるが、背面では個別に違った取引条件が出版社に持ちかけられている。漏れ聞いたところでは66%の提示までは確認したし、中堅以上からはそれ以上の条件で取引しているという示唆も受けた。

 しかし公式以外の取引条件はあくまで特約であり、アマゾンの提示する「条件」が守られなかったと判断された場合は一方的に破棄される。また、契約書をよく読んだ人は、その条件が数年間の時限であることに気づいたはずだ。

 アマゾンはこれまで(おそらく)73%くらいで仕入れていた本を、60%で仕入れるようにしたい。まずのところ、「取次に在庫を置いてもらえていない本」から。いきなり60%と言っても受け入れてもらえないから短期的には優遇条件や集荷などのエサを出す。

 これが今回の提案の一番の眼目である

なぜこのタイミングで言ってきたのか

 アマゾンアフィリエイトにしてもマーケットプレイスにしても、市場占有率が上がるにつれ、取引条件を何度も改定してきた。取次からの卸を「73%」と推察したのも、天秤をかけられている取次がギリギリ呑めるラインを推察しての話だ。日本上陸時の大阪屋との取引正味が75%で、そこからコンマ5%刻みで4回、計2%下げただろうというのが筆者の読みである。取次のアマゾンに対する態度が「あんな条件では積極的には欲しくない」に年々変わってきたというのが傍証となっている。

 それにしても今回の「バックオーダー発注廃止」は急で乱暴な施策に見える。通告メールの文面にも焦りが垣間見え、「3月期の利益が取次対応の遅れによる売り逃しで毀損された」からだと主張している。

 3月は新刊が多く、セット搬入等も含めラインは輻輳する。アマゾンと日販の蜜月が終わり、日販が「こんな粗利のところに便宜を図っていられない」と気づいたのもあるかもしれないが、今日に始まったことではない。

 より説得的な答えは、「配送料の値上げにより利益が圧迫されるので、別途利益を上げる見込みを立てて早急に本社に報告しないと、日本法人の評価が下がるから」だろう。

 アマゾンは、租税回避配送・資材・仕分の業者を徹底して継続的に買い叩くことに不断の努力を払い、設備投資の源泉を得てきた。そうした抜け道は徐々に塞がれてきたが、その間に無視できないシェアを得た。その買い叩きの対象が、いよいよ本格的に出版社にまわってきたということだ。

アマゾンで品切が頻発する理由

 さて、「話題になった本がアマゾンに行ったら品切になっていた」が、なぜ頻発するかの考察に移る。

 アマゾン発注の仕組みは以下の記事に詳しい。

アマゾンのバックオーダー発注の件について小零細出版社が考えるべきこと

 このバックオーダーの発生してからのこれまでの流れについては、以下の5年前の記事が(ちょっと出版社が鈍すぎだが)おおむね正しい。そして、この流れは一般書店も変わらない。

amazonの本の補充はなぜ遅いのか

 精力的な書店は、発注出版社に直接行ない入庫処理も迅速なので、出版社在庫があるもののバックオーダー後の入荷はアマゾンより4営業日以上早い。

 このバックオーダー発注を7月1日から「取次を介してやらない。e託しない出版社の取次に在庫のない商品は扱いを中止する」というのが今回の通告である

 そして、高島氏の言うように在庫状態を開示して搬入を早くしても、問題は解決されない。

 ベンダーセントラル(VC)でチェックするとわかるのだが、アマゾン発注は間歇的になされる。たとえば、週に10冊需要のある本は、2か月に1度、100冊の注文が来る。

 その冊数の在庫を日販が準備していなければ、大阪屋栗田在庫を見に行って、それでなければ翌日繰り返す。そんなことをされたところで、それに対応して発注される可能性のある品目を網羅的に取次が在庫することは不可能である。日販にしてみれば、その照会は大阪屋栗田で充足されたかもしれず、明日発注されるかもわからないのに、その数を即仕入れろというのも無理な話だ。

 なぜコンスタントに補充をやらないのかという疑問が起こるだろう。在庫が少ないタイミングで受注の波が来たら、アマゾンにしても機会損失になるからだ。

 しかし、実際にこの十数年、定番書であっても同じアイテムの「バックオーダー発注」の短冊が数週間に一度、同じ日に何枚も「市川13,6,4、小田原9,5,2、堺20,7、鳥栖6,5,2」というようにまわってきて、その前後アマゾンで品切になり、回復まで10日間というような事態が繰り返されてきた。

 ベンダーセントラルを見ると、受注は多少の波はあれどコンスタントであり、アマゾン自身の「需要予測」もおおむね頷ける値になっている。しかし、発注だけがすさまじく間歇的なのだ

 最初は倉庫の入荷オペレーションのためかと考えていた。しかし、倉庫が各地に増えた現在では、各倉庫の発注時期をずらせば、品切を回避できるはず。アマゾンの優秀な人たちがそれに気づかないはずはないが、折に触れてその点は提案してきた。

発注時期を倉庫毎にずらせませんか」「バックオーダーの発注を版元に直接送りませんか」

 しかし、そのたびに返ってくる返事は「当社独自の計算にもとづき、在庫量・発注時期は最適なかたちでおこなわれています」「流通にご不満がある場合は、e託契約をご検討ください」だった。

 いま筆者が持っている仮説は2つ。

「倉庫ごとに時期をずらすと、北海道発注が佐賀に飛ぶような高コスト事例が頻発しかねないので、各倉庫の在庫平準化したい」

在庫についてつねに不安定にすることで、出版社と取次に対して取引カードにしている」

 それが穿ちすぎであるにしても、アマゾン在庫が過小であり、それを解消する意思がないのはあきらかだ。

過少な在庫量と倉庫の人手、発注遅延、そして入荷時期への過大な要求

アマゾン在庫が過小だ」と指摘すると、返ってくるのは「市川小田原川崎に、あんなに巨大な倉庫を持っているのに、あれ以上投資しろというのは無理」という反応だ。

 しかし、あの倉庫は流通のためのスペースが大きく、書籍以外のものも大量に扱っている。書籍の在庫量が売上に対してひどく少ないのは、厳然たる事実である

 業界紙新文化』 の2017年1月12日号に成毛眞氏がアマゾンキャッシュフローについて述べている(以下リンク小田光雄氏の要約)。

http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20170201/1485874803]

 それによれば、顧客から代金を回収し、納入業者たちに支払う期間のキャッシュコンバージョンサイクルはマイナス18・86日だという。仕入は月締め翌月払いの平均45日サイクルとみて、顧客回収サイクルはどんなに短くみても10日あるだろうから、平均在庫期間は17日、年間在庫回転数21強ということになる。この値は、筆者が複数出版社から確認しているVC上の在庫/売上比とも整合する。

 これは、書店としては驚異的な値で、駅売り雑誌スタンドかと見紛うばかり。ちょっと話題になるだけで「品切御免」となるのも、致し方ないことだ。

 話題の週刊文春が売り切れだからスタンドを責める人は、まあどうかしている。アマゾンは、そういう在庫量でやっていくことを選択しているということだ。

 そして、取次から入荷後に出荷可能になるまでの期日も遅い。通常の書店でも、入荷後に配架担当者がいなくて1~2日寝る場合はあるが、アマゾンは入荷から出荷まで3日寝るのがデフォルトである。これは、現場の人員と設備慢性的に不足させて、100%以上の稼働率を維持しているからだろう。そのため、繁忙期や天候不良時には業務がさらに停滞する。

 アマゾン発注判断は遅い。判断に人間を介さないため、需要が急激に伸びた場合にもその要因がパブリシティなのか、ネットのバズりなのか、その需要はいつまで続くのかという読みを外部情報に求めることをしていない。したがって、自サイトでの顧客の行動を見て、「売り逃し」が続いてから発注を増やすという行動になる。

 この入荷遅れと発注遅延という行動様式は、e託を導入しても基本的に解決しない。

「いま寄越せすぐ寄越せ、寄越さないならペナルティだ」とクレームする先が、取次から出版社になるだけである

 在庫ステータス22(重版中)のものも、アマゾンは同様の行動様式発注する。即出荷できないものは発注せず、11になったら最前列に割り込ませろと言う。割り込ませなかったら、特恵条件は破棄される。

新刊については改善しつつある

 問題がここ1年で飛躍的に改善したのが新刊である新刊については、情報が出てから発売までに時間があるので、アマゾンの遅い発注判断でも、じゅうぶんな量の入手が可能になる。そのうえ、アマゾンも「新刊の追っかけ発注は入手しにくい」ということを学習したのか、発注量も多くなった。

 新刊委託配本をしない出版社でも、取次とコミュニケーションを密にとれば発売即品切れを回避しやすくなった。

 とはいえ、発注タイミングはやはり遅い。「発売前重版」になるような本がアマゾンで入手できず、一般書店には平積みになるようなことは多い。それは、書店としてのアマゾン能力が低いということの証左だ。発売4週間前に発注しても入手できない個人書店事情とは問題のレベルが違う。

現在のアマゾン情報弱者相手の草刈場

 一方で、アマゾンの利用はどんどん広がっているし、検索順位は高い。話題書をスマホ検索して即注文しようとすると、アマゾントップに出てきて「2~3週間後出荷」となっている。そういうときに出てくるのが転売業者だ。

 マーケットプレイスで3倍程度の価格をつけ、「希少品につきプレミアム価格です」と説明している。そして、その業者のページを見ると、数十万点の出品物がある。もちろん商品仕入れているわけではない。受注があってからhonto紀伊國屋ヨドバシ発注し、届いたものを転送するのだ。

 商品登録から値付けまですべてbotを活用した、「他の書店を探すのが面倒な人」から無知税を搾り取るためのビジネスモデルである

 転売業者栄枯盛衰が激しいが、いまは「ブックマーケティング」や「メディアフロント」が勢いがあるようだ。関心ある人は探してみてほしい。

 彼らの最大利益を追求する商魂や、ネガティブコメントを即流しにかかる熱意など、学ぶところは多い。

 トップ企業であるということは、いちばん情報に疎い人がやってくる場だということでもある。だからアマゾンを偏愛する利用者は他の書店利用者より平均的に無知で、流行に流されやすく、堪え性がない。したがって配送関係でトラブルを起こすことも多い。発送に時間がかかれば、カジュアルキャンセルしてくる。この層を相手にするのはコストがかかる。だからアマゾンはそのコストの負担を要求しているのである

 そういう人へ売り伸ばすのは商売の勘所でもある。

 だからアマゾンの提案に乗るという判断もありうるだろう。

どこまでやればいいのか

 アマゾンの要求は単純だ。「扱ってほしければ情報を出せ。情報を出したらカネを出せ。カネを出したらもっと出せ」ということだ。

 出版社ディスカバー21の干場社長証言がある。2014年10月のものだ。

>https://newspicks.com/news/654047>

「これまでは大型パブや広告がある場合、前持って出版社の方で手動で在庫を増やすように指示できたのですが、10月1日より、今後、全てそれまでの平均売り上げによる自動補充にするという通知が10月を過ぎてからただ1通ポーンと送られてきました。

それが嫌なら、去年からアマゾン出版社に持ちかけているパートナー契約を結べと。つまり年間600万円以上の契約料を払えと。

それはアマゾンによる一方的評価基準により価格が決まるもので、売り上げに準じたものではない。今回の処置は、パートナー契約を結ばない出版社への締め付けとも受け取れます。」

<<

 この書きぶりからすると、ディスカバー21はおそらくe託を利用しているのだろう。というか、取次を利用せず書店直接取引するのが、柳原書店破綻以降の同社のスタンスである。「在庫を増やすように指示」などが出来たところからすると、導入当初はあるていど優遇されていたようだ。

 しかし、依存度が高くなったとみると掌を返す。大変合理的な行動だ。e託の正味60%もいつまでも固定されるとも限らない。

 こうした「パートナー契約」によってサイト内の表示順序も左右されているのが現在の状況だ。

都合が悪くなったら出口があるのか?

「e託で条件が切り下げられたら、取次取引に戻せばいい」。そういう意見もあるだろう。

「みんながそうやったあと、取次は数年後も残っているのか」という問題はまず措く。

 それにしても、アマゾン裏切り者を許さない。海外での事例は、反目した出版社商品に対して注文ボタン撤去検索結果への非表示など、アマゾンが自社サイトの優位性を最大限に活用した実力行使を辞さず、読者の利益を損ねることをものともしないことを我々に教えてくれる。

「e託やってたんだけどさ、不利になってきたからやめたよ。e託しなくてもそんなに不都合ないよ」などと公言する出版社の存在が、アマゾンの戦略にとってどれだけ目障りかを考えてみよう。個別取引合理性などかなぐり捨てて「アマゾンから離れた出版社倒産した」という事例をつくりにくることは覚悟しなければならない。

 複数出版社でこの問題を訴えようにも「e託契約」も「パートナー契約」も、すべて明細は秘密保持契約(NDA)の向こう側にあり、その訴訟リスクが情報共有と連帯を阻む。今回、筆者が匿名で書かざるを得ないのもそのためだ。

 現在でもアマゾンは不定期にポイント付与率の上げ下げを実施している。対抗馬のhontoもっと派手にポイントバラまいているので、日本出版界はそれを非難することもできない。

 現在のe託では販売価格の主導権は出版社にあるが、市場を更に占有したところで契約更改は再販廃止が条件となり、「プロモーション」「正味下げ」「値下げ」の3点セットの「ご提案」がつぎつぎに舞い込むことになるだろう。

 アマゾンで買えばほかより安いとなれば、消費者はなお雪崩を打ち、発言力はさらに高まる

 電子書籍では、入金額分配契約の出版社の場合、「アマゾンで本を買うと、他の手段より著者への支払いが少ない」という事態は、すでに起きている。これから紙の本にも普及してくる可能性が高い。

 アマゾン1社を優遇するなら、出版社縮小均衡の果てに「アマゾン制作部門の下請け」となる道を選ぶしかなくなるだろう。

 もうひとつの解は、アマゾンの条件を呑むのなら、その条件をオープンにし、他の書店にも同様の扱いをするということではないだろうか。60%条件ならば書店を起こせる人は多くなる。1社独占になりさえしなければ、安すぎる正味だとは思わない。本の価格は上がるだろうが、この正味戦争に建設的な出口を探すとすれば、そういう方向しかない気もする。

アマゾンは破壊的イノベーター

 アマゾンがやっていることは、「すべてのお客様のために」ある。アマゾンが考えるお客様希望は「手軽で安価な入手」だ。だから、「手軽で安価」な入手に協力する者は優先するし、それに協力しない者を悪く見せるために努力をいとわない。

「ほかの書店はともかくアマゾンで品切れするなんて」「売っていないなんて」という読者と著者の態度が、それを後押しする。

業界が絶望へ相転移するときのエネルギーを利益に変えている」と言ってもいい。

 だから、折りに触れ現れ、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁くあの提案書を追いかけまわして、「そいつの言うことに耳を貸さないで!」と叫ぶ。

 あなたが、すべての絶望を希望に変える奇跡の道を見つけるまでは、契約してはいけない。

  • 2017.5.20--追記

思いのほかたくさんの反響いただきました。

ありがとうございます

匿名の身ですので、本記事は「CC BY 4.0」転載・再配布・翻案自由とします。

とだけ宣言しに舞い戻ってきたのですが、せっかくなのでもう少し蛇足を。

取次の擁護ウザい。

→擁護していない。取次が硬直的な差別取引出版社が新しく出てくる芽を潰していることは既述の通り。

資本主義消費者利益なので残当

→まっぱだかの資本主義が野蛮で不合理な結果をもたらしてきたということくらいは、10代のうちに学んでおこう。消費者利益もエシカルでなければ持続可能にならない。いいからパンツくらい穿け。見ているこっちが恥ずかしい。

独禁法と公取は仕事するべき。

アマゾンは公取と密接に連絡を取って、アウトにならないギリギリの線を見極めて活動している。そして、紙の本はもちろん、電子書籍においてさえアマゾンは圧倒的な独占を未だ手にしてはいないので、公取は様子見。まあ、ケータイ相手コミック商売をしている国内勢がまだ大きいからなのだが。

パトレイバー後藤隊長みたいな言いかたになるけど、役所が動くのは常に手遅れで犠牲が多数出てからだし、そうでなくてはならない。文化的な公害のおそれには予防原則を持ち込むべきではない。

国内勢力を糾合して対抗するべき。

→それこそ公取の出番になる。出版界は笛吹けど踊らない者が多様にいるからこそ、自由でいられる場。そのメリットを手放すのは下策。テーマは変わるが、軽減税率ほしさに政府に嘆願する業界団体は恥を知れ。おまえら出版界全体を代表してなんかいない。業界が一丸になどなったらあっという間に規制され、規制団体に天下りを送り込まれる。

流通を改善しないで吠えるな。正面から戦え。

流通は改善している。アマゾンで入手できるような本なら、たいがいの書店でさほど待たずに注文できる。アマゾンが1週間以上になっているならば、多くのケースで書店コンビニのほうが早い。というか、ド田舎以外で入手を急ぐならまずはhonto withでチェックするべき。

書店で取り寄せできないと書店のせい、アマゾンで取り寄せできないと出版社のせいにする読者をネット上で散見するが、実際は逆。アマゾン出版社に連絡をする労すら惜しむ。

はいえ、取り寄せを渋ったり、TONETSやNOCSの在庫情報の見方を教育されていなくて「この本は取り寄せできません」とウソをついたりする書店員も、たしかにいる

2017-05-04

リアル書店にまんがを買いにいった。4月下旬に出た新刊だが、どちらかというとマイナー作家作品だ。近所の蔦屋には入荷していなかった。仕方がないので新幹線が止まる駅前にあるジュンク堂まで行った。ここは無駄在庫がある。その作家の棚を見つけたのだが、新刊はなかった。せっかくなので、検索機に書名を入力して在庫確認してみる。1時間前には5冊あった模様。DBに記録されている棚にはなぜかなかった。店員さんを呼んで確認してみたが見つからないとのこと。その後、2店舗ほど回ってみたが結局在庫はなかった。4店まわって空振りとなるといろいろとリアル書店立場がないと思う。結局3時間以上を費やして在庫発見できないという徒労感。仕方がないので、帰ってからヨドバシ発注をかけることにした。

リアル書店の配本パターンは、取次の種類によるので、蔦屋はどこの店舗でも同じだ。ジュンク堂紀伊國屋書店規模だと在庫行方不明になっている可能性がある。結局のところオンラインによる注文と自宅までの配送にはかなわないのかもしれない。本を買う以外の目的や楽しみがあるのであれば、リアル店舗にも勝算があるようにも思える。ヨドバシレベル店舗別の在庫確認システムがないと商売にならないような気がした。

結局のところ、今ある既存施設やしがらみをなしにして、0ベース書店書籍流通システムを考えないといけないはずなんだろうけど、戦前から脈々と続く出版社・取次・書店という既存プレーヤーが変革できないまま、新規プレーヤー翻弄されまくっている状況なんだろうと思います。本の流通のしくみがない国で本を売ろうと考えたとき最初からアマゾンさんやヨドバシさん並みの流通パッケージを投入して顧客在庫確認ができて2日から3日で手元に届くようなシステムになるだろうと思うと日本はどんどん過去遺産に足を引っ張られて遅れていくのだろうとの考えに至ります

2017-05-03

アマゾン「超安い価格詐欺事件が発生」

Amazon の購入確認画面を見ていたらこんな注意文が出ていた。

最近アマゾン消費者に狙い、超低い価格販売詐欺事件が相次いで発生しました。

弊社製品相乗り出品されました。皆さんは騙されないよう、ご注意ください。

AUKEY JAPANメーカー直営店)はアマゾンで唯一指定の販売オンライン商店ですが、

製品配送は全てアマゾンから直接ご配送します。皆さんはご購入の前に、

きちんと販売元をご確認くださいね

http://i.imgur.com/snxXOyd.png

「超安い」

というのが変換間違えか翻訳間違えっぽくて面白いなと思って親しみを持ったんだけど、

その後、

「ご確認くださいね

と書いてあるのに気づいて幻滅した。

「くださいね」なんて日本語に長けた人間があえて距離を縮めようとするときしか使わない。

これを見て、

「あぁワザとこう書いて拡散率上げようとしてるんだなぁ」

と思って幻滅した。

よく見ると「消費者に狙い」など、日本語も若干おかしいが、前述の幻滅が効いているので、

「ああオモシロ外人風なら許されるとでも思ってんのかな。日本法人あって新卒採用租税回避バッチリやって日本ベッタリのくせに。バレてんだよ、お前らのもくろみなんぞ。」

とすら思えてくる。

そもそも詐欺の横行はそれを誘発するUIAmazon採用していることにも問題があるのに、

反省の色も見せず、

「ウチらもやられちった(><)みんなも気をつけてね(><)テヘペロ」

で済ますこの根性

やっぱ信用出来ないね。当分ヨドバシ使うわ。

2017-04-28

http://anond.hatelabo.jp/20170428063723

信用が~~~と言っても、

ようは、過去ヤマト側の値上げ交渉に対して渋い対応しかしてこなかったってだけでしょ。

もっと荷物増やしまから、値上げ幅を抑えてくださいよぅ」

交渉して、値上げ幅を抑えてきたけど、ヤマト側では採算割れだった。

荷物が思ったほど増えなかったのかもしれないし、

ヤマト側の値付けが安すぎただけなのかもしれない。

これから運送会社に言われるままの価格配送を頼めばいいだけの話しだと思う。

2017-04-24

amazon詐欺出品者のパターン

1.ランキング商品を片っ端から安価販売しているパターン

kirara913

maka-m

おやじ

ほぼこの3アカウント

価格は55%。送料はサイズ関係なく340円。

追記)ついさきほどからアキラ書房」というアカウントも発生した。

休止状態アカウントを乗っ取って利用しているようで、評価を見ると古いレビューがついている。

2.1/4程度の露骨安価販売するパターン

住所や配送元が中国、もしくはアメリカに設定されている。

ttps://www.amazon.co.jp/s?marketplaceID=A1VC38T7YXB528&amp;redirect=true&amp;me=A1JPLSEXBQNNAQ&amp;merchant=A1JPLSEXBQNNAQ

ttps://www.amazon.co.jp/s?marketplaceID=A1VC38T7YXB528&amp;redirect=true&amp;me=A38E1OPLR7SL1G&amp;merchant=A38E1OPLR7SL1G

ttps://www.amazon.co.jp/s?marketplaceID=A1VC38T7YXB528&amp;redirect=true&amp;me=AJAS9TCT19WKF&amp;merchant=AJAS9TCT19WKF

など。おそらくはある程度成約したらすぐにアカウント削除するものと思われる。

配送料もかからない。

ここまでは、売れ筋ランキングを少し調べただけでもすぐに遭遇できる。

https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers

家電PC周辺機器などを覗いてみるとすぐにでてくる。

3.ユーザー個人情報勝手に使っているパターン

今回引っかかったのはどうもこのパターン

マクロではなく、手動で登録をしているっぽい。

市場価格の7割り程度で販売微妙リアリティがある。

出品者情報実在する国内の住所。電話番号担当者名も記載がある。

おそらくは個人を貶めるための罠的な詐欺

しかし、現在では取扱商品がなく、発覚を遅らせるために小出しにピンポイント詐欺行為を行っている可能性あり。

で、今回購入してしまったがの3のパターン

購入してから発送までの連絡が早すぎておかしいなと調べてみたらほぼ黒。

出品者情報国内なのに、なぜか商品海外から。当然追跡番号は該当なし。

該当アカウントは泳がせたいのでここでの公表は控えるが、明らかにランダム生成された文字列だった。

気づかなかったことが本当に悔やまれる。

それ以外の類似アカウントはまだ見つけられていない。本当にピンポイントに踏んでしまった。

amazonは出品者の問題ということで、こちらの購入住所によるマケプレ登録の停止を依頼してみたが望みは薄い。

今日からしばらく戦々恐々な毎日だな。

amazonは早く問題公表して、ユーザー注意喚起すべき。

対応遅すぎる。

2017-04-22

http://anond.hatelabo.jp/20170410224317

もう逆に生理とき調子がよくなることを見出してそれに適した生活に変えたらいいんじゃない

イライラしたときにしたくなることとかできることかするとすっきるすることはないの?

なんでもものを投げたくなるとかだったら配送とかごみ収集とか土工かいけるんじゃないのとかみたいにさ

2017-04-16

差別者としての日本人 - KLMオランダ航空

数年前になるが欧州を冬の嵐が吹き荒れた。

アムステルダムスキホール空港も嵐の為大混乱していた。

その為、安全上到着後4時間ちかく飛行機の中に閉じ込められた。

その後、バッゲージクレーム荷物を待つが、延々7時間以上も鞄が出てくるのを待つハメに。結局荷物は出て来なくて、手回り品のみでオランダ旅行するハメに。

はいえ、これらの原因は自然災害なので、KLMに責めるつもりは毛頭無い。

許せないのが、空港でのKLM職員対応である

7時間荷物を待っている間、モニターには「準備中」の情報のみ。

その間、10回以上地職員に状況を尋ねたが、

「とにかくこのテーブルで待機しろ

だけだった。

しかし、後から到着した乗客達は鞄を待つ事無くそのまま通り過ぎて行っている。

残っているのは、アジア人ばかり…

その内、同じく5時間以上隣のレーンで待っていた韓国人団体が怒り出してKLM職員に殴りかかっていった。

まあ、このときばかりは韓国人応援したが。

さて、その後ようやく分ったのだが、実は荷物は初めから出てくる予定は無かったのだ。

白人】の乗客には荷物の送り先を申請する用紙が配られていたのだ。

しかも、軽食ドリンクも貰えたのだ。

そんな案内は一切無く、英語での案内も皆無だったと思う。

しかし、20回ちかくKLM職員に尋ねているのに、彼らは誰もマトモに対応してくれなかった。

しかし、白人乗客への態度は明らかに違っていたのだ。

それを知って、普段は仏の私の怒りは爆発した。

一番気の弱そうなKLM若い女性職員を見つけ、これまでの経緯を説明した。

これが正解だった。

彼女はすぐに荷物配送申請用紙をくれ、ホテルまで荷物を送るべく約束してくれた。

何故、こんな簡単な事を彼らはオフィシャルに案内する事ができず、7時間以上も混雑したバッゲージクレームで待たせようとしたのか真意は今も分らない。

しかし、アジア人だけ取り残されたのは単なる偶然か?

アジア人英語が読めない、分らないからか?

少なくとも、私がヒヤリングできる英語の案内は一度も無かった。

後日、市内のホテルから電話KLMに対し、荷物確認を1日3-4回したが、今日にはお届けしますと言い、ついに届く事は無かった。

結局、着替えも無く、歯ブラシも無いまま、パンツも履き替える事無く旅行を終えた。

最終日にKLM

荷物を送ってくれないので、帰国便搭乗前に荷物を受け取りたい」

電話した後に空港に行った。

空港に行き、事情説明すると、大きな体育館のような建物に通された。

その中には何千という荷物の山。

全てにKLMの荷札が貼られていた。

彼らは、はじめから荷物ホテルに送るつもりなど全く無かったのだ。

これは、天災では無く人災である

帰国後、KLMクレーム電話をすると、滞在中に購入した身の回り品は、領収書があれば1日20ユーロを限度にお支払いします。と言われた。

そんな事、現地では誰も説明してくれなかった。

サービスとか機材とかのレベルではない。

本当に酷い目にあった。

ソファを買った。また生きていける気がした

たまの休日。少しでも外に出ないと気が滅入る。平日は仕事が忙しくて外の空気すら吸えない。本音を言うとぐったりと寝ていたいのだけれど、休みすら壁の内側にいると、人生がすり潰されていく焦燥感仕事の辛さ、コミュ障ゆえの寂しさに耐えられなくなってしまう。だから外に出るのだ。

その日はとくに行きたい場所もなく、ただ食事と買い出しをするためだけの予定でショッピングモールに寄った。ふと目についたのは、閉店セールをしている中堅家具屋。移転のため在庫ゼロにしたいらしく、いつも広い売り場いっぱいに家具が置かれていたはずのスペースはがらんどうになっており数点の家具が残るのみだった。そのうちの一つが今回のソファ。通常数十万円の品だが閉店まであと数日というところで70%引きと破格の値になっていた。

ひと目見て気に入り、ぼんやりと目分量で自分の部屋に入りそうだったので契約してしまった。家の中は足の踏み場もないほぼゴミ屋敷だが、なんとかなるだろうと思った。とにかく環境を変えたかったのだ。配送は翌週末である

翌日の月曜日仕事はいつもと同じく、とても辛かった。ただ帰ってきてソファのことに思いを馳せたときに少し変化があった。メモしてきた寸法をもとに配置を考えて、酷い環境の家をどう変え、どういう間取りにするか考える。それが楽しかった。

その次の日、仕事ソファのことで頭がいっぱいになった。職場メモを使って家具テトリスゲームをして、ハッと我に返り早く帰るために仕事を頑張った。帰宅後、テトリスの結果ここだと思った場所を空ける。ゴミを集め袋に詰め、下にたまったホコリを取る。いつもはとても平日になんかできない掃除が、ソファという目的を持ったことで楽しいものになった。

それからの日々、仕事が、いや世界景色が一変した。ソファ、早くこないかな。そんな思いを中心に仕事も買い物も、そして家の掃除洗濯もすべて楽しいものになった。窓や水回り、そして玄関までピカピカにした。買い物一つでここまで変わるのかと自分でも驚いた。早く逃げ出したいと思っていた仕事に身が入り、どこか遠くに引っ越したいと思っていた空間がまるで新居のようになった。そしてぽっかりと開いているソファの予定位置。今週末ここにソファが来るんだ。そんな初恋にも似たドキドキする感情が僕を突き動かした。

今日ソファをお迎えした。結局、テトリスゲームで予定していた場所では座りが悪く違う位置に移動したけど、そうしたハプニングさえ心地よいものに思えた。ソファの上で本を読み、そして増田を書く。漏らした話とかくだらない煽り合いとかを投稿していた増田に、こんな明るい話題を書く日が来るとは思わなかった。

少し高いソファを買った。そしたら人生が楽しくなった。これからしばらく節約生活をしないといけないけど、でもそれも楽しいひとときとして生きていきたいと思う。

そうだ、転職もしよう。

2017-04-09

http://anond.hatelabo.jp/20170409141527

歯科技工士だけ救ってくれは聞き入れて貰えないんじゃないかな、同じ思いをしてる労働者は数多くいる。ヤマト配送しかり、液晶テレビパネル工場しかり、コンビニ店しかり、廃炉作業員しかり。そもそもどうするべきだと思ってるの?病院薬局みたいな関係にするの?病院行って処方箋貰って薬局に行くっていう完全に別窓口別会計を求めるの?利用者としては勘弁してほしいんだけど

2017-04-06

http://anond.hatelabo.jp/20170406151000

確かにヤマトシステムが糞っぽいな。Myカレンダーの日付>再配達希望日の時には勝手に再書換えがあるか、書き換えられないのか

ただ、Myカレンダー通りに配送されるならそれで良いんじゃね?

自分の家に届いてなければ、時間変更イケるはず!ってのは配送会社自業自得はいえ、配送ルートで土曜って入っているんだから変更は難しいよな。

そうやって、客本位でサービスした結果が今の現状なんだけどな。

ヤマト運輸のMyカレンダーには登録するな、という話

結論からいうと、ヤマトのMyカレンダーは使えないどころか害悪である

配送トラブル

先週・今週と立て続けにヤマトとトラブった。

トラブルの内容は全く同じ。

  1. 共働きで平日家には誰もいない。通販はよく使うのだが、受け取れないことが多く再配達になってしまうのが悩みのタネだった。
  2. 数ヶ月前にMyカレンダーサービスというのがあるのを知ったので、早速登録した。週末も出かけることが多いので、土日の午前中と日曜夜だけ受取可とした。
  3. 先週Amazonで靴を注文し、たまたま相方水曜日に早く帰れると聞いたのと、週末は朝早くから出かけるのが確定していたので、水曜20:00〜21:00に日時指定をした。
  4. Amazonから発送後、ヤマト運輸から「Myカレンダーの設定に従い、土曜日の午前中に配達します」とメールが来たので、おいおいそりゃダメだよハニーと思いつつ、再度メール内のリンクから水曜20:00〜21:00の配送指定
  5. 荷物追跡画面上も水曜20:00〜21:00の配達登録されているのを確認

が、その時間になっても荷物来ない。21:00を過ぎたところで追跡画面で確認したら、「持戻」の表示。

はあっ!? 家にもいたし荷物来てないよ! 不在通知もないし、インターフォンは録画してるのに何も履歴残ってないから、押されてすらいないよ!? つまり家に来てもいないのに持ち戻りってどういうこと!?

その時点ですでに営業終わってるので、翌朝速攻電話し、担当から折り返し電話が来た。

配送店の釈明

ヤマト:「こちらでは土曜日の午前中に配送となっているのですが、お客様の方でそのように設定されていないでしょうか?」

僕:「いや、それはMyカレンダーの設定で自動的にそうなったので、こちらにメールが来た後で水曜20:00に設定し直したんですが」

ヤ:「……申し訳ありません、土曜日という通知が後から来たので、勘違いしておりました」

僕:「それはそちらのシステム問題ということですよね」

ヤ:「おっしゃるとおりです」

まり、どういう仕組みになってるかは分からないが、ユーザーの手動による受取日時変更と、Myカレンダーの設定による自動変更の通知は別々になっていて、かつ後者の通知の方が遅れて届くため、時系列が分からず、本来正しく設定されている日時指定どおりに配達できなかったということらしい。

この荷物は、その後受取日時の調整がつかず(ヤマト側のミスにより配達できなかったにも関わらず、営業時間外に配達するなどという融通は利かないらしい。まあそれは仕方がないとは思う)、荷物はそのまま返品となった。

この時に「二度とこのようなことがないように注意します」という言質は取った。

配送トラブル(2回目)

靴が買えなかったので、今週もう一度、今度は楽天に出品しているショップで靴を購入した。

同じく、今週水曜20:00〜21:00の配送指定で。

まあ、流石に先週の今週だし、今度はちゃんと来るだろうと思っていた。。のだが。

来ない。

配送店の釈明(2回目)

釈明の内容は一緒。

ただひとつ、付け加えられたのが以下。

ヤ:「これは一つ提案なのですが、お客様の方で一旦Myカレンダー登録を消していただけないでしょうか」

僕:「え、それはMyカレンダーが使えないか登録するなってこと?」

ヤ:「いや決してそういうことでは……すみません取り消します」

まり、どれだけ注意を徹底しても同じような勘違いが発生してしまうので、Myカレンダー登録がなければ……と思ったらしい。すげえな自分とこのシステム全否定したよ。。

ちなみに、今回は無期限で荷物を保管しておくので、受け取れるようになったら連絡くださいと言われた。

僕はどうすればよかったの?

考えましたよ。先週からずっと。

 →却下普段は受け取れないんだから、確実に再配達なっちゃうし。

 →いちいちそんなことすんの? めんどくさくね? っていうかそれ、システムとして破綻してね?

 ちなみに二回目の釈明の時、そうした方がいいんですか? って聞いたら、そんな必要はありませんて言われたよ。

 →Amazonて発売前の商品を予約注文した時に日時指定できないんだよね……

結論

結局結論は出ず。

ただひとつだけ言えるのは、再配達になってしまうと申し訳いからと思ってMyカレンダーサービス登録すると、こういう罠に捕まるんだよ、っていうのを周知したい。

ちなみにヤマトの人に「ネットに書いていいですか?」って聞いたら、「こちらでは止めることはできません」て言われたので、書いてもいいそうだ。

あと、「こういうトラブル僕だけなんですか?」ってきいたら、「他のお客様でもよく発生しています

……全然ダメダメじゃん。。

声を大にして言う。

まだMyカレンダーサービス登録していない皆さん、登録しない方がいいっすよ!

普段はむしろありがたいサービスですけど、イレギュラーなことをするとこういうトラブルが確実に発生しますよ!

信じちゃダメだ!

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