はてなキーワード: 被災者とは
神様は決して全知全能ではない。というより、もし神様が全知全能であったのだとしたら、私は神様を許せない。なぜ全知全能の力を持っているのにこのような大地震を起こしたのか?神様が自分の考えのためにわざと大地震を起こしたのなら、許せない。被災者の方々が神様のことを信じてないから見捨てたのだとしたら、もっと許せない。私たちを愛してくださっているはずなのにどうして私たちを殺せるのか?私には全知全能の神様なんて嘘っぱちに思える。
私の信じる神様は、決して全知全能などではない。でも人間よりも大きな力は持っている。そういう神様だ。だから、神様の手を少しでも煩わせないために、人の出来る限りのことを尽くそう。人が出来る限りのことを尽くして、そして人の手の及ばない領域について神様に祈ろう。神様が私たちを愛してくださり、私たちのために持てる力を精一杯奮ってくださることを信じて。
静かだと不安になるらしいので、穏やかな音楽(好みに寄よるけどうちはジャズ)を流しておく。
とりあえず甘い物と暖かい飲み物を摂取させる(出来れば一緒に摂取する)。
彼女の訴えに反論せず、とりあえず共感するふりでもして一通り言いたいだけの話をさせる。
避難場所を決めるなどの対策を取りたいというのなら、とりあえずでいいので話し合って決めておく(それだけでちょっと安心するはず)。
買いだめに走ろうとしたら、少々ならつきあい、度を過ぎているようなら「被災者の事も考えようよ」と諭す。
「被災経験のあるあなたに訊きたいが、被災地に対して何かできることはないか」
と友人に訊かれたので、こう答えました。
まずは、呼ばれでもしないかぎり、絶対に被災地に行かないことです。
統制もとられておらず装備もなく訓練も受けていない「ボランティア」は
自衛隊は、食糧から水から燃料から寝具から、全て自前で用意して出動します。
完全に現場指揮に従うのであれば、
しかも生き地獄での救援活動に耐えうる技術と精神力を備えているのであれば、
行ってこればいいと思います。
何が不足しているかもわからずに送られてくるものは、千羽鶴と同じゴミです。
「着るものがないだろう」とボロを送られても馬鹿にされたと思うだけです。
「○が不足しているのでどこに送って欲しい」という呼びかけに応えるのであれば、
そして、ぜったいにこちらから安否確認の通信をしないことです。
安否確認などされても被災者には何の益もありません。
安否確認で電話することは、
通信が復旧しきっていない情況で、
それこそ別のデマに変質する”かもしれない”という根拠のない事を理由に揉み消したい理由は?
何もここで必死になっていなくてもいい。
それとも、そんな根拠のない理由以外に【「風呂」(被災者支援)を口実にレイプなどの被害に遭うかもしれない】という事を揉み消す事で増田は何の得があるの?
誰が被害に遭うの?
それこそ、他増田の言っているような
「ついのすみか」より、関連があると思われる情報。
http://tsuinosumika.iku4.com/Entry/67/
以下引用
→あり得ません。避難所で集団で寝起きしてましたし、昼は瓦礫の撤去、夜はみんなドロのように寝ていましたし、各地に自衛隊も来てました。実質不可能だったと思います。明確なデータは出てきませんでしたが、平成7年度の兵庫県の強姦件数は例年並だったはずです
(ソース:http://www5d.biglobe.ne.jp/~DD2/Rumor/column/earthquake_kobe.htm)
※ソースとしては弱いですが・・・ただ、これに関しては「自分自身がソースだ」と言えるくらいの実感です。
みんな自分の生活や家や家族のことで頭がいっぱいでした。被災者が互いに助け合い、ボランティアの方々が復興に尽力してくださっていた頃の事を、想像だけでさも本当の事かのように語られるのがとても悔しいです。
「レイプが増えた」と言っている方は、具体的に件数を挙げて下さい。前年度と比較した数値を出してください。
被害者を連れてきてください。信用に足るソースが無い限り無駄に不安を煽らないで下さい。
今後、被災者同士やボランティアの方々の間で不必要な警戒や摩擦が生じ、復興支援活動に支障を来す恐れがあります。もう一度書きますが、信用に足るソースが無い限り無駄に不安を煽らないで下さい。
-------------------------------------------------------
引用終わり。
仙台で強盗・レイプ多発を信じている人は、こっちも信じているんじゃないかと言う気がする。
一口に仙台と言っても広いので、地域によって雰囲気はぜんぜん違う。
津波の被害があったところでは、上記の雰囲気に近いかもしれない。
それに対して、津波の被害がなかったところでは、インフラの不通はあってもわりと平穏で、「この機に乗じて犯罪を犯そう」というような混乱はない。
大地震が起きてから円高は進んで長期金利は低下して日銀は最大規模の金融緩和したにもかかわらず、今まで「円高のおかげで資源・食料品が安くなって庶民は助かる」とか「これ以上金融緩和したらハイパーインフレ、国債暴落で銀行潰れて金融危機」とか「日本経済は余命数年でこれ以上財政赤字を続けると財政破綻」みたいなこと言ってた人が何も反論や説明をしてない。
彼らの言うことが正しければ、震災で国民生活が苦しくなってるのに金融緩和で食糧高騰起こしたら、追い打ちをかけることになるはず。それなのに不思議と日銀批判を一切言わない。本当にインフレや金融緩和をだめだと思ってるんじゃなくて日銀のやることに盲従してるだけなんじゃなかろうか。本当に今まで言ってきたことが正しいと思うなら被災者のために今こそ声を大にして大規模な資金吸収オペとかドル売り介入を主張すべきだろう。
これだけ大規模な災害なら復興用の歳出増加は避けられないし、首都圏の停電で経済活動麻痺したら明らかに税収は減る。だからさらに日本の財政が悪くなって余命が縮むのは明らかなのに、破綻論者の言ってたこととは逆に国債価格は暴落どころか上昇してるのが現実。いったい彼らの頭の中ではこの現象をどう解釈されてるんだろうか?本当に今まで言ってきたことが正しいと思うなら今こそ全力で国債を空売りして外貨買いまくるべきだろう。
元日記こちら:http://d.hatena.ne.jp/tano13/20110315
被災された皆様にお見舞い申し上げます
ご無事お祈りします
被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ~僕の浅はかな経験談~
こちらの方をdisるつもりはないですし、自衛隊や警察消防をdisるつもりもありませんと前置きしておきます
神戸の震災のおり、救出された人の8割は同じ被災者によって救出されました
そしてそれを祈っています
というイメージが強くなり過ぎれば、救えた命がこぼれていってしまう可能性があります。
出来ること、それはその人がおかれた立場、能力で違う
それしか言えません
以下が、本題のお願いです。
特にPCの知識操作に詳しいだろうはてな住民の参加を期待します
・現在、twitterなどで拡散希望になってる要救助者の位置を、Googleマップの共同編集でまとめる取り組みをしています。
・氾濫している救助要請の情報をまとめる事で、警察や消防への連絡の重複を避け、効率的に行う事が目的です。
被害状況Googleマップのトピ http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=60793011
被害状況Googleマップ (p)http://bit.ly/fHTXn9
「ボランティアは邪魔だから来んな」論調が強いので、ボランティア経験のある俺も書いてみる。
ボランティアってものや、災害現場を肌で知っていたら、そんな画一的なおしなべた言い方なんて決してできないと思うんだ。
まあ大半は「いますぐの行動は抑えてくれ」って意見が多いと思うからそれでいいと思う。
でも、そういう意見を斜めに読んで「ボランティアなんて自己満足だ」みたいに批判するのはすごくまずいことだと思うし、もちろん、無鉄砲な、足を引っ張るだけの邪魔ボランティアも困ることだよね。
どちらの意見の人であっても、半年ほどたってから一度災害現場に行ってみて、きちんと働いてみればいろいろ感じるんじゃないかな、って俺は思う。
知らずに語るもんじゃないと思うよ。
もちろん、増田に多い「俺の友達がボランティア行ってたから知ってる」とか、「俺はきちんと勉強してるからわかっている」は全く話にもならないから要注意な。
じゃ、俺の経験について特定を恐れずに書いてみるよ。
俺が行ったのは、2009年の兵庫県佐用町付近で起きた、台風9号による水害でのボランティア。
知ってる人は知ってると思うけど、あの付近には巨大な放射光施設である SPring-8 って研究施設があるんだ。
俺は SPring-8 で働いているわけじゃないけど、研究のためにそこに行ってたのね。
行ったのが、水害発生から一か月くらいあとだったと思う。
で、そのときに近隣住民への心象のために、地域の皆さんのために、SPring-8 のイメージアップも兼ねて、SPring-8 関係者で行ける人はボランティアに行くようにしてください、休み出すから、のような通達があったらしい。
そこで俺の直属の上司が、若者はここでの仕事が終わった後、しばらく帰って来なくていいから一週間くらい滞在してボランティアに励んで来い、と言ってきたのね。
で、いつもボランティアなんて意識したことなかったけど、行ってみることに。
そのときは災害の規模も何も曖昧にしか知らなかったし、正義感のようなものも俺にはなかったし、なんでもやってみたらいい経験かも、って気持ちはあったけど、帰って仕事せんでいいんならラッキーみたいな気持ちもちょっとあった。
で、ボランティアってどういうシステムかまったく知らなかったけど、ボランティアセンター? みたいのがちゃんと立ち上がっていた。
まず、ボランティアを必要とする町会や個人が、町会や代表者を通じてセンターに派遣の依頼を出すみたい。
そこでセンターの人間が「必ず人を寄こせるかはわかりません」と言って依頼を受ける。
で、ボランティアする人は朝9時にセンターに来て、保険や受付やを済ませると、水と塩飴とマスクがもらえた。
その後、係りの人に、自分たちのグループの人数や男女の別を告げる。
するとセンターの人が、「今これこれこういう仕事の依頼が来てるんですけどどうですか?」と聞いてくれるので、おっけーだったら受ける。
そして、必用な資材(水害だったので土砂の撤去が主な作業なので、バケツやスコップ、雑巾、一輪車、軍手など)をセンターから借り受ける。
で、指定された場所に行って、依頼者の指示にしたがって仕事をする。
お昼休憩は必ずとることと、仕事が終わらなくても必ず16時には帰ること、という決まりがあったので、その範囲で働いた。
依頼者もそれを知って依頼していたので、きっちりそれを守ってくれた。
いま批判する人が多い「邪魔なだけのボランティア」の中には、このような範囲を超えて無理しすぎたために結果迷惑をかけてしまう人もいるんだと思う。
それを批判するのは、俺個人としては気がひけてしまうし、やはり批判するよりも無理を止める人をきちんと機能させるべきなんだと思う。
現場付近に行くと、道路が完全に流されていたり、線路が流されていたり、目を疑う光景があった。
道路がないと思ったら、アスファルトのプレートがはるか先にあったり、ガードレールがありえない形になっていたりすることもあった。
8月だったので、もう米の実った田んぼが壊滅しているところも多かった。
だからあれはやはり地震そのものじゃなくて津波のせいなんだなと感じた。
ただ、佐用では、自動販売機が水没するくらいまで水位がきたみたいだが、車は流されなかった。
まあ、「どっちの災害のほうが~」なんて比較は建設的じゃないし、不快に思う方も多いだろうからこれ以上は言わない。
俺のボランティアのときは物資の補給なんかも全然問題はなかったので、水や食料に困ることはなかった。
食料や水やマスクは SPring-8 の人が用意してくれた。
休憩時間に、飲み物か何かを出してくれる方も多くおられた。
水没した本とかもくれた。
佐用のあたりは山奥の山あいなので、山と山の間に支流が流れていて、その周りに集落がある構造になってるんだけど、集落ごとに水の高さが違ったみたい。
ひどいところもあれば、ほぼおさまってるところもあった。
現地にいくまでは報道でしか知り得なかったし、水害から一か月もしていたら続報なんてほとんどなくなっていた。
だから、いまがどういう状況かなんて考えてなかったし、ああまだ大変なとこもあるんだな、程度だった。
でも実際はまだまだ何もできてないという状況の場所もかなりあった。
日本のマスコミは関東偏重主義だから今回の地震報道はいっぱいいっぱいしてるけど、本当はどんなに小さな災害だってずっと影響を及ぼすし、それは報道してる期間が影響するわけじゃない。
関東に影響が出れば全国放送で、地方の災害は一ニュースでしかないって、なんだか複雑な気分になる。
というのも、関東は人口が多いんだから報道が多くて当たり前、というような論以前に、地方の災害への関東の意識の低さもあらわしているような気がするから。
で、やっぱり、まだまだの場所はある、と言っても、一応水はひいてるし、みんな生活場所を確保して、道路なんかは復旧して、みんな各各の家に戻れる人は戻っているって状況だった。
ここまで来るのに一か月かかったってわけだ。
そこまで来るのに大変な作業が必要だったろうし、自衛隊が活躍したのかどうかは知らないけど、公的な組織の活躍はあったろうと思う。
でも、それがあらかた済んだ時、災害によるその非日常が日常に変わったとき、そこからはもう個人としての復旧が必要になる。
だからそこからは、個人の家の復旧作業や、町会の排水溝の復旧なんかが必要になってくる。
だから、主に俺らは個人の宅にたまった泥をかき出したり、掃除をしたり、だめになったタンスを運んだり、水を吸ってあかなくなったタンスをこじ開けたり、ダメになった障子やふすまをはずして運んだり、そういう作業をやった。
個人の畑に流れ着いたゴミを撤去したり、私道というかあぜ道というか、そういうものを復旧させたり、延々と溝蓋をあけて中の泥をかき出して一輪車で運んだりした。
だから俺は思う。
これだけ組織的にボランティアをさばけるシステムが素晴らしいなって思う。
苦しいだろうけど、笑顔で泥だらけの自宅に戻る人たちがすごいなって思う。
俺らみたいな素人の、ただの体が動くだけの人間に、優しい言葉や感謝の言葉をかけてくれる人が、素晴らしいなって思う。
この態勢ができていたから、俺みたいなのでも少しは役に立てたんだと思う。
そしてそれは、まったく報道されなくなってから、ようやく立ち上がったシステムなんだと思う。
だから、そんなシステムが立ち上がる前に素人が現地に行っても、役に立たないのはその通りだと思う。
ガレキの山を前に、死体の山を前に、できることなんて何もない。
今は被災者は、情報も、安心も何もない、不安定な一時的な状態で過ごしている。
それが終わって、これが一時的な非日常ではないと覚悟を決めて、前に進もうと決めたとき、ようやくきめ細やかな支援を必要とする個人が現れる。
そのとき、ボランティアの人がいてくれたら、どれだけ心強いかわからない。
だから俺は思う。
乙武さんが言うような
「阪神大震災で被災した当事者の一言。「助けに来てくれて一番ありがたいと思ったのは、自衛隊の人たち。 一番迷惑で邪魔だったのは、自称ボランティアの人たち。こちらが必要とする事はできず、逆に残り少ない食品や飲料水をコンビニで消費していく始末」 」
でも、それを批判し、止めることが崇高な行為だとは思わない。
今邪魔になる人をひとりでも思いとどまらせて、それはそれでよかったのかもしれない。
それで被災者の一人が救われるのかもしれない。
でも、本当にそういう気持ちで動いた人って、自分が何もできなかったらそれでわかると思うんだ。
そしたらその人は、いつ行くか行かないかも含めて、次回は戦力になる振る舞いができるようになる。
今回役にたたなかったとしても、泣きながらおばあちゃんの手を握るだけで、救われる人もいるかもしれない。
だから、全てが無駄だなんて、胸を張って広めるような意見じゃないと俺は思う。
現地で大切なことを肌で感じてくれる人間を、止めることはあっても非難しちゃいけないと思う。
だって今すぐ行って、迷惑かけたけど泣きながら帰ってきたやつが、まだ復旧していない半年後に、本当にマンパワーが必要な時期に、前回の経験を生かして大活躍してくれるかもしれないじゃない。
いろいろ経験されている乙武さんには、そういう方を非難する資格は確かにあるのかもしれないけど、何も肌で感じたこともなく、自分で何も動かないやつは、決して言ってはならない言葉だと俺は思う。
確かに一定数、行っても何も感じない、行ったら邪魔なだけ、ってやつもいるんだろう。
ただ、そういうやつに乙武さんのことばはたぶん、届かない。
だから俺は、今の行動を止めることより、未来の行動を促す言い方をしようと思う。
自分に何かできることはないか、と思うなら、募金をしてください。
そしてあなたのマンパワーは、半年から一年後に貸してください。
どしてもいま動きたい方は、ハイチ地震や、九州の集中豪雨のほうに行ってみてください。
スーパーにモノがないのは、別に買い占めの影響だけじゃないと思う。
というより、買い占めの影響よりも他の影響が大きいのではないだろうか。
雪印集団食中毒事件がそうだったように、数時間の停電といえど食品工場や医薬品工場では大事故につながる。
当然、地震が起きたときに製造していた製品は出荷できないし、倉庫の原料も使えるかどうかわからない。
もちろん今もメンテナンス中だろう。
空調や水質が以前と同じ水準である確認をしてからでないと製造できない。
たとえメンテナンスが終わっても、ある種の製品を作る工場では輪番停電が行われる期間はほぼ稼働出来ないだろう。
多くの港が使用不能になっているし、普段このへんを走るトラックは物資を運ぶため東北と長野に向かってる。
そんなわけで、ミネラルウォーターや乾パンだけでなく、生洋菓子とか肉や牛乳もスーパーでは不足してる。
モノ不足を煽るつもりでも買いだめを肯定するつもりではないけれど、単純なパニック買いの結果としての物不足なのか、そうではない物不足なのかは遅かれ早かれわかってしまうことなんだ。
しかし、それを認めてなお、被災者たちのことを考え節約し必要以上のモノは買わないというのが正しいあり方なんじゃないだろうか。
普段は冷静沈着に判断を下す人だったので、その話を聞くまでこの人が言い出すなんて予想だにしなかった。
あまりに興奮していたので冷静さを保たせるために、ブクマ数が多かったサイトを一通り見せた。
・乙武「自称ボランティアが一番邪魔で迷惑」→ツイッッターの人発狂
http://galasoku.livedoor.biz/archives/2738624.html
・遠くからでもできること、すべきでないこと、被災地の人々に迷惑をかけず助けとなるための行動法まとめ
http://gigazine.net/news/20110312_how_to_help_your_loved_ones_from_afar/
・被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ~僕の浅はかな経験談~
http://chodo.posterous.com/45938410
・【正論速報】西宮市議「ボランティアは邪魔」「送られてくるものは千羽鶴と同じゴミ」
http://alfalfalfa.com/archives/2614991.html
おかげで、今は大人しくしてる。
まとめてくれた人、記事書いてくれた人ありがとう。
マジで助かった!
ついでに、説得するために各自治体の対応をざっくり調べてみた。
ざっくりなのでサイト内に実は表記があるかもしれない。
※○は受付可、△情報受付(個人)のみ、×は受付なし、?は明確な表記なし
※神奈川、群馬、栃木、新潟、福島、岩手、宮城はサイト上に明記なし
沖縄県 → 支援物資?、義援金○ http://www.pref.okinawa.jp/seikatsu/
長崎県 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.nagasaki.jp/koho/kinkyu/sien/index2.html
佐賀県 → 支援物資○、義援金○ http://www.pref.saga.lg.jp/web/index/bousai-top/bousai-kinkyu/_53053/_53101.html
福岡県 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.fukuoka.lg.jp/a01/jisinnsaigai.html
大分県 → 支援物資△、義援金× http://www.pref.oita.jp/site/jishininfo/hisaishashien0314-1.html
熊本県 → 支援物資△、義援金○ http://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/25/kenfuku-gienkin.html
宮崎県 → 支援物資×(法人は△)、義援金○ http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/fukushi/shakai_fukushi/page00227.html
鹿児島県 → 支援物資△、義援金○ http://www.pref.kagoshima.jp/kenko-fukushi/syogai-syakai/syakaifukushi/touhoku_jishin_gien.html
山口県 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.oita.jp/site/jishininfo/hisaishashien0314-1.html
広島県 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1299999521459/index.html
岡山県 → 支援物資○(指定)、義援金○ http://www.pref.okayama.jp/kinkyu/detail-92481.html(支援物資) http://www.pref.okayama.jp/kinkyu/detail-92456.html(義援金)
島根県 → 支援物資?、義援金○ http://www.pref.shimane.lg.jp/soumu/jisinngiennkinn.html
鳥取県 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=154687
高知県 → 支援物資○、義援金○ http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/111301/h22-koho-shien.html
愛媛県 → 支援物資?、義援金○ http://bosai.pref.ehime.jp/higai/hisaisien.html
徳島県 → 支援物資?、義援金○ http://anshin.pref.tokushima.jp/normal/disaster_emergency/news.html?cid=disaster_emergency_news&nid=130007433801
兵庫県 → 支援物資×(団体は△)、義援金○ http://web.pref.hyogo.jp/ac20/ac20_000000136.html
大阪府 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.osaka.jp/koho/tohoku_jishin/index.html
京都府 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.kyoto.jp/saigaishien/
滋賀県 → 支援物資×(団体は△)、義援金○ http://www.pref.shiga.jp/hodo/news/20110311.html
和歌山県 → 支援物資△、義援金○ http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/011400/kikikanri/touhokuzisin/
奈良県 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-23380.htm
三重県 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.mie.lg.jp/D1BOUSAI//20110311jishin/index.htm
愛知県 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.aichi.jp/saigaijoho/
静岡県 → 支援物資?、義援金○ http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/2011sanrikuoki/tohokugienkinkaishi.html
岐阜県 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.gifu.lg.jp/emergency/gienkin.html
長野県 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.nagano.lg.jp/kikikan/jishin-gien.htm
山梨県 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.yamanashi.jp/hokensom/tohokujishin_shien.html
福井県 → 支援物資○、義援金○ http://www.pref.fukui.jp/doc/tihuku/gienbussi.html(支援物資)、http://www.pref.fukui.jp/doc/kaikei/giennkinn.html(義援金)
石川県 → 支援物資×(団体は△)、義援金○ http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kousei/tohoku-jishin.html(支援物資)、http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/gienkin/h23_3.html(義援金)
富山県 → 支援物資×(団体は△)、義援金○ http://www.pref.toyama.jp/sections/1001/201103eq/index.html
東京都 → 支援物資?、義援金○ http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/03/20l3fc00.htm
千葉県 → 支援物資?、義援金○ http://www.pref.chiba.lg.jp/kenshidou/gienkin.html
埼玉県 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.saitama.lg.jp/page/syafuku-gienkin.html
茨城県 → 支援物資×、義援金? http://www.pref.ibaraki.jp/important/20110311eq/20110314_12/
山形県 → 支援物資×、義援金? http://www.pref.yamagata.jp/
宮城県 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.miyagi.jp/kihu.htm
青森県 → 支援物資×(団体は△)、義援金○ http://www.pref.aomori.lg.jp/koho/disaster_life.html
北海道 → 支援物資×、義援金○ http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/feg/touhokugienkin.htm
ネットが繋がってたんで情報集めてたけど、なんか今はどーでもいい話ばっかりだ。
悲しい話も泣ける話も怒れる話も恐れる話も、全ては今この状況を生き抜いて、それからでいいやと思ってるし、まわりの皆もそう思ってる。
ぶしつけだけど、地震発生から今に至るまでの流れを書いていこうと思う、こういうケースもあったよってことで、今後の参考になればいいな。色々ありすぎたんで、出来る限り簡潔に書きたいんけど、よくわからんかったらごめん。仙台在住の会社員の場合
■3/11以前
地震発生の4日前くらいから、大小あれど地震が多発していた。地震にもだいぶ慣れてしまって、ちょっと揺れたくらいではなんとも思わなくなっていた。
■3/11
その日も忙しく仕事をしていた。14:46(らしいな)に大地震が発生。最初は「揺れる揺れる」とケタケタ笑っていたが、尋常ではない揺れと長さに社長が「逃げろ!」と一喝、書類棚からは中身がぼんぼん飛び出している。あまりの揺れに立つことさえ難しかったので、手すりを使って飛び降りるように階段を降りた。会社がビルの6階にあるので、降りてる途中でビルが潰れて死んでしまうんじゃないか、と思った。ようやくビルを出て、市営バスの広大な駐車場に避難する。同僚たちと「やー恐かったねー揺れたねー」なんて言いながら笑っていた。辺りを見るとビルやマンション、止まっていたバスがコンニャクのように揺れていた。新幹線は線路の途中で止まっていたし、SS30(なんか仙台では高い方のビルね)のアンテナがボッキリと折れていた。社長や上司に「宮城県沖地震と比べてどっちがヤバい?」と聞くと「今回の方がヤバい」と言っていた。揺れが収まってから会社に戻り、防寒具、貴重品、飴玉やお菓子を運びだした。電話も何も繋がらないので、お客さんと連絡が取れるはずもなく、津波が街まで到達するという知らせをパトカーから聞いたので、今日は解散ということに。社長の「明日はいつもお通り出社して片付け方すっとわ、そんじゃみんな気つけてけえってな」という言葉で僕らは散った。その日僕は車で出社していたので、車を停めていたヨドバシカメラの立駐に向かった。停電のために料金所が使えず、無料で出庫することが出来た。しかしながら、道路はかつて見たこともないような大渋滞で、とても車で帰れるような状況ではなかった。自宅の方向が一緒の上司と歩いて帰ることにした。発電機が付いた信号以外は全部止まっていたので、輪をかけて渋滞がひどくなっていた。日本革新党連合会という右翼の街宣車が自慢の拡声器で交通整理をしていた、ちょっと泣けた。やっとこさNHK前までたどり着き、街頭テレビをみると、津波が漁村をさらう映像、製鉄所が轟々と燃えている映像、とても信じられない禍々しい映像が映っていた。この時はじめて自分たちがどんな状況かわかった。またしばらく歩く。歩行者の列の中、泣き叫ぶ赤ちゃんを抱えたお母さんがいて、周りの人が赤ちゃんに毛布を掛け直してあげたり、フードを深く被せてあげたりしてお母さんを助けてあげていた。仙台泉線という道路をひた歩いた。通りに面している建物は本当に悲惨だった、車屋の窓は割れ落ち、マンションのレンガ風の壁が崩れ落ち、歩道は隆起して歩くのが困難だった。ふと一人のおばあちゃんが、僕らに声をかけてきた。なんでも旦那さんがいる老人ホームに行きたいのだが、道に迷ってしまったようなのだ。上司と僕で老人ホームを探して、職員さんに事情を説明しておばあちゃんを保護してもらった。またとぼとぼと道を歩く、その時はだいたい17:00頃で、場所は虹の丘というところを歩いていた。後ろから上司を呼ぶ声がする、上司の息子の同級生が僕らを見つけたので、車で送ってくれるということらしい。仙台駅から8kmほど歩いただろうか、膝も腰も股関節もヘロヘロ、昼飯も少なかったから疲労困憊だったから、すごくありがたかった。上司の家に着いて、玄関を開ける。中は酷い有様だった。まず靴箱が倒れていて中に入れない。隙間をくぐり抜けて中に入ると、引越しでもしたのか?と思うほどにタンスはずれて、食器は床に散らばっている。家の中に奥さんがいないことを確かめると、周辺の捜索を開始した。もちろん携帯は使えない、仲の良いご近所さんのところにもいない、車もない。上司は途方にくれていた。避難所にいるのではないかと思って小学校に行っても、まだ小学校が避難所としてすら使われていなかった。集まっていた人々は口々に「あんなに会議したり予算割いたりしたのに対応が遅すぎるよ、なにやってるの」と不満を漏らしていた。いよいよ不安になって上司宅に戻ると、ご近所さんを見つけた。上司の奥さんや家族と一緒に駐車場の端っこで、車の中でエンジン焚いて非難している、とのことだった。再会した上司と奥さんは、やれ書き置きしろだの、そんな暇ねぇだのと喧嘩をしていた。まぁ生きててよかったじゃん。そこからは上司の車で家に送ってもらった。車中で「明日仕事行けるっすかね?」と聞くと、奥さんに「なにいってんの!行けるわけ無いでしょ!」と言われた。続けて「仙台空港だって津波に飲み込まれてんだよ!」と。正直耳を疑ったが、カーナビのテレビをみると、本当に仙台空港が飲み込まれていた。愕然としたが、今まず自分が生きることで本当に精一杯だ。この先何を食って、どう生きるか、そればかり考えていた。やっとこさ家につく。時間にして19:00頃だろうか。一寸先はどうなっているかわからない最中に送ってくれた上司には頭が下がった。家も家族も無事だった。唯一、警官の兄が帰ってきていなかったが、無理もない。両親はろうそくを灯してラジオを聞きながらソファに横になっている。地震後すぐに片付けをしたらしく、家の中はそんなにぐちゃぐちゃになってはいなかった。この時までは、まだ水道とガスは来ていたが、それから2時間ほどでその2つとも供給は止まった。停電で冷蔵庫が使えないので、残っていたアイスを溶ける前に全部食べた、この日の晩飯はこれで終えた。自分の部屋の本棚やギター、パソコンのモニターが倒れている。この部屋にいたらきっと怪我をしていたことだろう。今後高い本棚を使うことはやめよう、そう思った。当時、情報を得る手段がラジオとツイッターしかなかった。携帯は電池が切れるし、電気が来てないので、充電のしようもない。車なら充電できるし、テレビも見られるし、エアコンで暖も取れる。そうしてエンジンを焚きながら携帯電話を充電した。他の家でも皆そうしていたようだ、おそらく皆この日に結構な量のガソリンを無駄にしたはずだ。車内でツイッターを使い、連絡が取れる範囲の人とは連絡をとった。十分に充電をしてから、この日はリビングに布団をしいて寝た。
■3/12
7:30ころ、両親たちの支度の音で目覚める。父は出勤で、母は介護施設に預けられる。父の車に便乗して出社することにする。この日は道もさほど混んでおらず、ストレスなく走ることができた。しかしながら道路の状態はひどい、アスファルトが隆起し、ひび割れて飛び出し、橋のつなぎ目は例外なくずれ、その度車を突き上げていた。周りでは緊急車両が忙しく走り回っている。街中の交差点では警官が交通整理をしていた。父曰く倉庫にしまわれていた新車両のパトカーも投入されていたらしい。父が勤める署内も人員が遺体回収に駆りだされ、人は少なかったようだ。つまり、今の宮城県警は非常に手薄だということだ。程なく会社に着いたが同僚は誰もいない。上司に連絡するも「ん、こなくてもよくなったんだわ」とのこと。せっかく来たのに。。。と思いつつ、昨日置き去りにした車を回収する。すでにコンビニや携帯充電所には長蛇の列が出来ている。しかし、いずれのコンビニも開店している様子はなかった。開くかもわからないコンビニの前に、長蛇の列が出来ていた。ご苦労なこった、と思いつつ、家路についた。家に帰ると少し様子が違う。電子機器のキーンという音がした。電気が復旧したいたのだ。冷蔵庫も電子レンジも炊飯器もポットもテレビも使える!そう思ってテレビをつけたが、我が家はケーブル回線を使っているため、テレビを見ることができなかった。まぁ、飯が炊けるだけ全然ましだ、と少し安心し、することもないので昼寝をする。昼寝から起きると両親が帰ってきていた。両親の晩飯は昨日ひねり出しておいた水で米を炊き、だるまストーブで温めた味噌汁を、僕は買い置きしてあったカップ麺を食べた。食後、会社にカップ麺を備蓄していたことを思い出し、回収しに行くが施錠されてしまい、カードキーも使える状態になく中にはいることができなかった。そうしてこの日は終わった。
■3/13
この日はだいぶ暖かかった。月曜から出社する。という話になっていたので、社員間で連絡をとりあうという事になったが、やはり連絡が取れなくなる人がいた。取引先がパソコンと僕達ごと東京にさらって仕事をさせようとしている、なんて不穏な話があったので、どういう事なのか聞き出したく会社に行くことにした。もちろん誰もいなかったので、近くに住んでいる役員の家に直接行くことにした。程なくして役員がやってきて、「○○さんと〇〇さんの家に行って出社の旨伝えてくる」「じゃあ俺は〇〇さんと〇〇さんとこ行ってくるわ」と打ち合わせをして、それぞれ足で人を探し回った。昨日とは打って変わって道路は大渋滞。スーパー、コンビニ、ガソリンスタンドには凄まじい行列ができている、どんなに小さな店でも必ず人が並んでいる。幸いバイクで動いていたので渋滞に悩まされることはなく、それぞれの同僚の家を回っていく。家を訪問するたびに「水はあるかい?ごはんはあるかい?家にまだ水があるから持って行きなさい、お菓子もあげるから」といろんなものをもらった。物乞いするつもりは全くないし、荷物が多いと動きが鈍るので多少困ったが、ありがたくいただくことにした、非常にありがたく、申し訳なく思った。福田町、というところに住む同僚のマンションに行く途中、45号線を走った。テレビでよく見た七ヶ浜の石油コンビナートの煙が見える。下から見上げる黒煙は、テレビで見るよりもずっと巨大だった。結局その福田町に住む同僚は留守にしてあり、申し送りすることはできなくなった。バイクはガソリンを使いきり、リザーブも残り僅かのところでぎりぎり帰宅することができた。下手にガソリンを使い切るものではなかった。。。電話回線は徐々に回復しているものの、自宅ではまともに受信できなかった。山一つ高いとなりの団地まで移動すると快調に電波が入ったため、そこの空き地でしばらくツイッターやメールなどをして連絡を取り合った。その日の夜、高校の先輩からメールが入った。ガソリンが無いので余っていたら実家まで送ってほしい、ということだった。場所が若林の古城、という所だったため、命に関わるかもしれない、と思い迎えに行くことにした。そうして国道4号線沿いにある先輩の住むマンションに到着した。津波が近くまで到達したことを伺わせるように、外は磯の臭いをさせていた。マンション内はところどころ天井が崩落しており、危険な状態だった。ひとまず先輩を預かり、実家である富谷町まで移送した。帰り道、片田舎にあるガソリンスタンドに目をやると、夜中の11時にもかかわらず2km程の渋滞ができている。みな翌日の開店を待って行列をなしていた。それほどまでに、皆ガソリンに困っているのだ。家に帰って程なくすると、兄が大地震以来はじめて帰ってきた。荷物をとりに戻ったのだという。どうやら兄は南署管内の本部にいるらしく、大変忙しいのだそうだ。「コンビニ、ガソリンスタンドでは暴動、略奪が起きている。通報が無いだけでいろんなところで起こっているから気をつけるように」と言われた。加えて「テレビとかラジオでは荒浜に2~300の死体って言ってるけど、そんなもんじゃねーからな、1000は余裕で超えるぞ」とも言われた。報道やネットでは綺麗な部分しか出ず、礼儀正しい、とか、皆冷静だ、と言うが、実際はそうでもない。避難所では大人が子供の食料をひったくり、灯油やガスボンベから目を話したスキに盗まれた、という話もこの日に多く耳にした。風呂に入らぬまま3日目となり、体はベタベタ、髪にワックスも付けてないのに自由自在にスタイリングが出来るようになっていた。パンツも変えていなかったので久々にパンツをかえることにした。不潔な状態でも大分慣れたが、さすがに辛い状況ではある。
■3/14
この日は出社日だった。2名を除く社員13名が揃った。それぞれ、家族の安否や地震後どのように過ごしたか、スーパーの情報や給水所の情報、ライフラインの復旧状況などを話し合っていた。それぞれ親類が漁村に住んでおり、連絡がいまだに取れないなどの不安を抱えながらも、冗談など言い合いって気丈に笑っていた。取引先との連絡も取れ始め、ほとんどの案件が震災で中止になったが、スーパーの広告だけは違った。3/25折込のチラシを打つとかなんとかで、制作することになったらしい。広告なんて打たなくても客が来る今、被災者である僕らがこのチラシを作るのはおかしいだろ、そこに載ってる商品、ホントは俺達が欲しいのに、なんて苦笑いをしながら「ま、仕事は仕事だから」と言ってスケジュールを組んでいた。忍耐強いのか、ただの奴隷なのかよくわからないけど、この震災を生き抜いて、生活を立て直すには今の仕事を守るしか無いのだと、そう思った。職場の周りは電気と水道が通り、そこかしこで炊き出しが行われていた。と言っても、もちろんお金はかかる。皆行列を作っておにぎりを買ったりしていた。上司がたまたま仕込み中の店を見つけ、一番乗りで150円のカレーを食べることができた。ルーがすごく緩かったけど、とても美味しかった。行列をつくっているとなりの店を尻目にカレーを食べていると指を刺されたり、じっと見られてすごく居心地は悪かった。ここ数日、袋を持って歩いているだけで、じっと見られることが多くなっていた。この地に住む誰もが行列や順番待ちに飽き飽きして、一様に殺気立っているのを感じる、もちろん、これを書いている今も。家に帰って、ダメもとでテレビをつけると、綺麗に映像が映し出された。ケーブル回線が復旧したようだ。あまりの嬉しさに僕は叫んだ。大地震があった日以来、大きな画面でテレビを観ていなかった。鮮明な映像で見る自分の住む街は、目を背けたくなるほど酷い有様だった。友人達と遊んだ思い出の浜や、そこに住む人々も、家も、跡形もなかった。自宅から30分もない距離にある街が、ただの更地になっている映像を見て、一瞬息が止まったのを覚えている。繰り返し流れる遺族の叫びと、デリカシーのないインタビュー映像になんだかとても疲れたので、また昼寝をする。目を覚まして、今度はネット回線のチェックをした。ネット回線も復活し、とにかく喜んだ。この数日何があったか無我夢中で調べたが、なんとも空っぽな情報で溢れかえっていた。「被災者のために歌を歌います、これしかできないけれど」みたいな話や「このツイートが感動した」とか「被災した人たちも頑張ってるんだ、私も頑張って仕事しなくちゃ」とか「東京のどこそこで買い占めが起きてる」とか、被災地の皆が今のいま命を長らえるための情報はほとんど無かった。人が死んでんだぞ、おそらく死者はこのまま1万を超えるよ。そんな状況で、なんで美談みたいな話が出るのか全く意味がわからなかった。似たような話をテレビでも流すようになった。出来れば、そんな感動話みたいなものは震災から立ち直ってからにして欲しい、この震災は過去の話ではなくて、現在進行中だ。
■3/15
そして今日も出社だった。取引先との話に決着がつき、必要な人員以外は招集があるまで自宅待機することになった。相変わらずの行列や渋滞。未だ風呂にも入れていないしなか、東京では食料やガソリンの買い占めが起こっているという報道がずっと流れていた。おまけに噂の雨ときたもんだ。もし噂なのか真実なのかよくわからない話を信じるとすれば、僕は雨に打たれたのであまり健康上よろしくないことになるのではなかろうか。シャワーを浴びる環境などそうやすやすとはない。今被災地では口伝での怪しい情報に困り果ててる。どうすればより長く生きられるかシビアに考えている。手元にある食料や物資、燃料はひっ迫して、移動することひとつとってもリスクが高い、離れた親戚を引き取りに行けない人もいるし、安否確認さえ取れないでいる人もいる。出来ることなら、物資の補給場所や時間、量についても出来る限り詳細に教えてほしいし、より苦しい人たちの所へ、より多くの物資を届けて欲しい。原発に関する情報も、政府や報道は本当に正しい情報を教えてほしい。この状況で命を長らえるために、正確に判断するための情報がほしい。どうか、どうかひとつ、よろしくお願いします。。。
被害が酷い地域は混乱を極めています。被災地に家族や親類が居る方々同様、現地の方たちも家族や友人の安否を求めて必死に名簿を見ています。
名簿と言っても『☓☓町の○○(△歳)、□□避難所』なんて整理されたものではなく、個々が『□□に居ます』とか『○○を探しています』と書いた紙を掲示しているだけだったり、避難所に来た人の名前を手書きで不揃いに書き留めたリストを提示しているだけだったりです。
地震で大変な目にあって、やっとの思いで避難所に来て、藁にもすがる思いで名簿を見つめる…。
そんな方達を遮って、生存者の一覧を作るために情報を集めてくれるよう求めるのは難しいんじゃないのかな。
みんな自分や家族のことで精一杯で、他人のことなんて気にしてられないかもしれない。もしかしたら、大切な人を亡くしているかもしれない。
そんな人に「皆がほしがってるから名簿をちょうだい」なんて言うのはあまりにも酷じゃないのかな。
役所の人も復旧のために駆けつけた業者の人も、そこに居るみんなのために頑張っているのに、私たちの安心のために他の仕事を頼むのは違うんじゃないかな。
危険を省みず現地へ赴き、惨状に心を痛めて家族を心配する人に他の人のことも考えて情報取ってきてなんて言ってしまってもいいのかな。
知人は静止も聞かずに現地へ行って希望を失って帰ってきたよ。
それでも、誰かの為にって名簿の写真を何枚か撮ってきてくれた。どんな気持ちだったのかなんて、とてもじゃないけど想像できない。
みんなが被災地の状況に心を痛め、親しい人の安否を心配しています。とにかく早く無事を確認したいのはよくわかります。
でも、被災地で頑張ってる人たちに無理は言わないであげてほしい。
壊滅した地域に居る人でも、積極的に安否情報を提供してくれてる人が居ます。
何も出来ないから絵を描きますって素人は絵を描いてる時間働いて金でも送ればいいのに
素人が「3時間かけて絵を描きました。受け取ってください」ってのと「3時間働いてきました。受け取ってください」
どっちが良いかなんてわかってるだろ
被災地にほど近いわたしの家には、被災者である姉家族が滞在している。
幸い怪我もなかったが、勤めていた会社もなくなり、住んでいる場所は避難区域らしく、義兄は不安がり、姉は心底おびえているようだった。
初めて会った姪は、口数が少なく、怖がっているのかと思いきや、普段通りと姉夫婦はいった。
父はそんな姪を、肝が据わっている、さすが俺の孫、などとほめていた。
わたしは姪と触れあうため、気のいいふりして部屋に連れて行き(なにしろ茶の間は辛気臭い)、人形やぬいぐるみを見せたり、お絵かきしてみたり、食べ物で釣ったりと、意思疎通を試みたのだが、いい反応を示してくれなかった。
姉にも相談してみたが、感情の起伏があまりないの、とどうしようもない答えもいただいた。
そしてわたしの困った様子が伝わったのか、部屋から逃げられてしまった。
姪だって、大人は仕事や連絡を取り合ったりして忙しいのに、かまってもらえそうにないだろう。
けど、もっと一緒に遊ぼうよ、なんて逃げられた上での会話は、そこまで言いよるコミュ力は……
地震怖い、放射能怖い、そもそもインドア、の三拍子そろったのんきな学生である私は当然外出するわけもなく、忙しい大人とは反対に、とりあえずテレビを見つつネットサーフィンしつつ呆けていることにした。
そして、姪に振られてから時間も過ぎ、相変わらず地震怖い放射能怖いと思っていたころ、姪がいきなり部屋に入ってきた。
飾ってあったぬいぐるみの一つを床に置き、次に本を何冊かひっぱりだし、ぬいぐるみの上に重ねた。
「いたい、いたい、たすけて」と、本の下敷きになったぬいぐるみを小刻みに動かした。
動けなかった。
けど、否定はしていけないと思った。
たぶん、なにかを伝えようとしている。
姪は相変わらず「いたい、つらい」と言ってはいるのだが、次第に静かになっていって、なんだか妙にリアルだった。
やっと動けたわたしは
「もう大丈夫だよ」
なるべくやさしく、姉みたいな口調で。
「ちがうの!」
間髪いれず、姪はわたしの持っていたぬいぐるみを奪う。
「おわってないの! こわいの!」
と言って、姪はついに、涙を溜めた。
それでも、姪は声をあげて泣かなかった。
わたしをにらみつけているようにも思えた。
つらくなかったわけじゃない。
もちろん、強いわけじゃない。
当たり前だ、大人ですら耐えられない。
しゃべらないのは、平気ってことじゃないのに。
なんでわかってあげられなかったんだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20110315005421
環境、エネルギー、一極集中、地方と中央、遷都、高齢化、国防、農政、人口構成…
この先の20年、50年、100年のことを見据えた問題点が、この地震で噴出してしまった。
日本に生まれたこと、これまでの日本を積み上げてきた人たちへの敬意、忘れてしまったものが多いのかも。
変な雑念が取り払われた。
目が覚めたような感覚。
歴史の流れが変わる瞬間。
1 名前:西独逸φ ★:2011/03/14(月) 19:46:46.21 ID:???0
「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べた。都内で報道陣に、大震災への国民の対応について感想を問われて答えた。
--------------------------------------------------------------------
なんとなく意図は読み取った
石原の考えに賛同はしないが、否定するのは間違ってる。
--------------------------------------------------------------------
___ヽノ-――- 、
__≧ァ≠ヌヽ二/ ヽ.
/, -‐''/ /〃 ヾ!7!,イ , ヽ 『・・・。』
< / '/ .:! {i:!:、l: i: ', 絶好調ですね
. ヽヽ :/ .::::∧トミト!l|:i !l ! !
/ヽ\ .:::::/ ゞ=′l7zリ ノノ 仮にそれが業として、罰を受ける必然性があるのは私達都民では
. /__..=' .::;:::/ ヒfル!'´ 東北の方は勿論、福島の原発の件もそうです
´:. `ヽ.:::/イr-z、 `,.イ¨ ヾ、 ・・・て、マジレスしたら負けかもですね
V ヽ ヾ:.ヽ ヽ!7Zニ´ ノ _jl 権利を主張し始めた国民が身勝手に見えるのでしょうが、
!::.. _ \!7_∠ く ̄´ お上が好き勝手やるから下も乱れるのだ、という事も理解して欲しいです
--------------------------------------------------------------------
自分の利益最優先の気持ちを捨てて、津波や地震の被害に合った方々の為に、団結しようよと言っているように思われる。
が、そうではない解釈の仕方もあるので、伝わりづらい表現は避けるべきだろう。政治家としては。
--------------------------------------------------------------------
これは作戦だろ?
身内の裏切り者を炙り出す為の
--------------------------------------------------------------------
引用…。
同日、この後に開いた記者会見で「天罰」の意味について「日本に-対する天罰だ」と釈明。「大きな反省の一つのよすがになるんじゃ-ないか。それしなかったら犠牲者たちは浮かばれない」と話した。-天罰について発言した際、「『被災された人は非常に耳障りな言葉-に聞こえるかもしれないが』と言葉を添えた」としたが、実際には-話していなかった。?
引用終了。
との事。
--------------------------------------------------------------------
節電大臣との会談の後の台詞なら、大臣がいらんこと言ったんじゃないの?
大臣が我欲で政治(節電)やってるってことの遠回しな言い回し。
--------------------------------------------------------------------
いにしえの平安時代には、政治家の怨念を原因とする天変地異があったそうで、庶民は大変怖れたそうです。
単なる偶然なのだろうか。
--------------------------------------------------------------------
↑支持。
お前ら今までも散々マスコミに騙されてるのに
脊髄反射で叩いてるんじゃなかろうか?
いや、もし確認できる動画か何かあるなら教えてくれよ。
--------------------------------------------------------------------
天罰だという事は否定できない。民主党に、天罰が下ったんだ。下野しなさいと神様が言ってるんだよ、民主党に。
--------------------------------------------------------------------
震災前の日本全体に対して言ったんだろ。今回の震災で覚醒した人、多いはず。
--------------------------------------------------------------------
許し難い暴言だが、これまでの実績もよく考慮して都民は投票して欲しい
石原を降ろした結果、第二の鳩や管レベルの知事が生まれてしまったらそれこそ取り返しが付かないぞ
許せ、とは言わんが冷静に判断しろよ
--------------------------------------------------------------------
おいお前ら 朝日新聞に踊らされてることくらい気づこうぜ?
今攻撃するべきはなんでも「想定外」で済ませて被災地の人たちに実害を与えて恥じないサヨク政権の連中と東電幹部だぜ?
なんでこんなに簡単に批判封じをくらっちゃえるわけ?
なんで麻生の時みたいに実害のない舌禍ばかり叩こうとしてるわけ?
うさんくさいぜ叩いてる連中
被災地の人の気持ちになれよ
今本当に必要なのは誰かを叩くことじゃないだろ
--------------------------------------------------------------------
↓
会談後のインタビュー
「我欲に縛られて政治もポピュリズムでやっている。それを(津波で)一気に押し流す必要がある。」
↓
言い方が悪かっただけで、
核心は今の政権への批判だよ。
--------------------------------------------------------------------
実際に被災地を支援している石原と、拙劣な行動で被災地に向けて放射能の霧を垂れ流しあまつさえ東電をうまく使えずに後方支援の態勢すら整えられない連中と、いったい今どっちを批判すべきなんだ?
こんな緊急時に優先順位つけられないやつはどうしようもない
俺もお前のような屑の相手しているほどヒマじゃねえんだわ
--------------------------------------------------------------------
天罰間違ってないよ。東北が早かっただけ。
お前ら、自分が罰受けないとでも思ってんのか?
--------------------------------------------------------------------
日本に対して天罰が下るのは当然
--------------------------------------------------------------------
まぁ実際そうなんだ。
もーねいつも2chネラーも言ってるけど、敗戦後の日本人は駄目なのが多いからな。
ただ、無神経だなwww
--------------------------------------------------------------------
こんな聞き方によっては最悪に聞こえる言い方だとこの記事みたいにすぐ足元すくわれるわ・・
やってることはしっかりしてるのにまじ不器用だな。
--------------------------------------------------------------------
民主党が国壊させようとしてる今の世の中で、右翼思想の頑固親父石原が首都から降ろされたら、次の知事はすぐ民主になびいてもっと日本傾くぞw
総選挙でやった間違いを繰り返すか??
--------------------------------------------------------------------
極めて正論
これを批判する奴は在日、チョン、もしくはアニオタ、ロリコンだから死ぬべき
--------------------------------------------------------------------
じゃあ政策がゴミでもいいの?
発言がよくて政策がゴミな奴
と
発言は悪いが政策は良い奴
なら俺は後者を選ぶので石原都知事に投票する。政治は感情論で考えていられないんだよ
--------------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------------
画像みたけど石原日本の政治家について我欲って言ってるだけじゃん。
ほんとおまいら踊るの好きだな
--------------------------------------------------------------------
政治も我欲でやってるから天罰を受けるって。だから津波で流す必要があるって。
石原だって被災者はかわいそうだと言ってる。天罰は被災者に向けて言われた発言じゃないわ。
冷静に考えたら、こんな状態の被災者に天罰だなんて言えるわけない。
悪意を持って取り違えると「被災者に向けられたひどい発言」ってことになるけど。
--------------------------------------------------------------------
全文読んでみろよ。言ってる事は一部正しいよ。
今の民主政権ができたのも、マスゴミの心地よい情報しか聞かない馬鹿な国民のせいだしな。
--------------------------------------------------------------------
今の日本人は、アホな政治家の耳障りのいいフレーズに騙されすぎ。
小泉の郵政解散のときも、民主党の政権交代のときも、名古屋の減税市長も。
もっと知的レベルを上げないと、日本は取り返しがつかなくなるよ。
--------------------------------------------------------------------
石原の発言を批判するだけじゃなくて、どうしてそういう発言にいたったかを
考えてほしい。
--------------------------------------------------------------------
画像みた感じだと被災者とかではなく我欲の政治家の事を言ってるだけじゃね。
--------------------------------------------------------------------
津波を招いたかどうかはともかく、その後の状況を生んだのって言えば間違ってはいないはな。
--------------------------------------------------------------------
東北の7~8割は、目先に金ちらつかせた民主党に、金もらえるなら民主でいいやって感じで今の民主の糞対応を招いたようなものだしな。
--------------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------------
いい加減に心酔するの止めたら?w
--------------------------------------------------------------------
立場上も道義上も。
--------------------------------------------------------------------
不条理な扱いを受ける人がいることが施政者に対する天罰
--------------------------------------------------------------------
でも、天罰は被害をうけた東北の人達の我欲に対してではなくて、今の政治に対して落ちたと言ってる。津波で流すってのはこのこと。
だからこそ政治に対しての天罰に東北の人が巻き込まれて「かわいそう」と発言している。
大体、東北の人達に我欲があって天罰が下ると思ってるなら、そもそも「かわいそう」の発言なんて出てこない。
そう思ってるならこの発言は「自業自得」になるよ。
まあ、こんな時に政権批判してる場合でもないけど、石原の発言はひどいと捉えられても仕方ない言い方とタイミングだったし、それこそ石原の自業自得かも。
--------------------------------------------------------------------
そのくらい日本および日本国民の質は落ちるところまで落ちている
--------------------------------------------------------------------
都知事全文→「日本人の我欲が日本の政治を左右している。減税という耳障りの良い言葉を国民が歓迎する。その信条が政治を曲げている。こういうのを打破しないとこの国は立ち上がらない。だから言った。日本に対する天罰です。大きな反省のひとつのよすがになる。でなければ犠牲者は浮かばれない」
--------------------------------------------------------------------
ブイをよく見てみろ。
つまりこのブイは発言の一部を切り出して石原のイメージを悪く見せる為のブイだから全部が真実だとは想わない方が良い。
--------------------------------------------------------------------
まあ、人の言葉尻の一部を
掴んで、クローズアップして
叩くマスコミの手法・・・
愚かしい限りだな!
考えてないやつ多い」反省する
面はあると思うよ。
ちなみに石原なんて嫌いだけどね。
土日の休みに震災のニュースを見るため、TVやネットに噛り付いていました。
そんな気持ちでの月曜日、朝から気分が重いまま出社しましたが、
「・・・・何で自分はこんなときにこんなことしてるんだろう?」
おそらく明日も、あさっても、しばらくずっと同じ思いでしょう。
被災地にいてつらい思いをしている人が沢山いるのに
みなさんは自分のやっていることに何も違和感を感じないのでしょうか。
私は本当に自分の頭の中を処理できなくて、おかしくなりそうです。
だったらどうすればいい?たしかに仕事休んでも何かできるわけじゃない。
でも、こんなときに仕事ができるのはおかしいんじゃないでしょうか。
何故みんな仕事するんだろう?何故ふつうに仕事ができるんだろう?
日本人は勤勉?
年の離れた兄貴がいるんだ。
パチンコ屋に入り浸って、上野のパチンコ屋で自衛隊に勧誘されて入隊した。
そんで10年くらい働いてたけど、これ以上、出世したくないとか言って辞めちゃった。
自衛隊に居たころ、たまに実家に連れてくる友達も、兄貴みたいなだらしない奴ばっかで、自衛隊も兄貴も大嫌いだった。
後半は外部公開の演習に毎年出てて、そのチケットを家に持ってきてた。
でも俺は兄貴と自衛隊が大嫌いだったから、母親が俺を連れて行こうとしても断固として拒否してた。
そのあと、警備会社に勤めたけど、やっぱりだらしないのは治って無くてさ。
休みの日はパチンコ屋に入り浸って、消費者金融からも金借りて、実家にも督促状とかくるのよ。
危ないんじゃないかとか心配する母親に、兄貴はいつものようにだらしない口調で
『いやー当然行くよー。呼ばれなくても行くつもりだったから、もう準備してある。』
って、何事も無かったかのように答えてた。
俺はこの大災害に何もできない。
そう言うってコトは被災者とか関係なくお前が気にくわないだけじゃね。
「大震災は天罰」「津波で我欲洗い落とせ」石原都知事2011年3月14日19時34分
石原慎太郎・東京都知事は14日、東日本大震災に関して、「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べた。都内で報道陣に、大震災への国民の対応について感想を問われて答えた。
発言の中で石原知事は「アメリカのアイデンティティーは自由。フランスは自由と博愛と平等。日本はそんなものはない。我欲だよ。物欲、金銭欲」と指摘した上で、「我欲に縛られて政治もポピュリズムでやっている。それを(津波で)一気に押し流す必要がある。積年たまった日本人の心のあかを」と話した。一方で「被災者の方々はかわいそうですよ」とも述べた。
石原知事は最近、日本人の「我欲」が横行しているとの批判を繰り返している。
http://www.asahi.com/national/update/0314/TKY201103140356.html