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はてなキーワード: 定性的とは

2019-02-18

anond:20190218164935

うんうん、まぁ定性的意見の貢献を無視したり定量的調査を知らずに大きくなったりネットでだけ社会学イメージこじらせたりしたらそうなるよね

2018-12-03

anond:20181203210312

数量の話をしてるのに質の話をするアホ発見

しか定性的っていうね

2018-11-26

ぼんやりとした不安

インターネットを見てるからか常にぼんやりとした不安を感じる。おそらくインターネットを見ているからだろう。

インターネットは常に俺に答えを提示してきた。大学受験とき就職とき一定作法を俺に示してくるインターネット

俺はその作法を愚直にこなすことでそこそこの学歴職歴を体に入れたけれど、そのかわり常にぼんやりとした不安を抱えることになった。

インターネット定量的で答えの決まった問題についてはある程度固まった指針を示してくれるが、

定性的で、答えは時と場合スタンスによって如何様でも変わる場合には、如何様でも変わるような情報しか示してくれない。

あらゆる人があらゆることをいうので俺はスタンスを決めることができない。

インターネットの後ろには日本人だけでも数千万はいると考えられるし、数千万人の日本人は俺にとってあらゆる人だ。

偉そうな人がいろんなことを言うし、ポジティブな側面を語られた場合にはポジティブ意見が、

ネガティブな側面を語られた場合にはネガティブ意見が同様の事象に対し書かれたりしてわけわからん

もちろんそれもあらゆる人がいてあらゆることを書いているからだろう。

だけれど同じ人が手のひらをくるくる返すときもあるからタチが悪い。

こういうとき思うのは、やっぱりいろいろ知ってて偉そうなことを言う人よりも、

自分責任をもって自分の考えで定性的ものごとを決定できる人が一番強いなあと思う。

ぺらぺらと管理職日本社会産業構造が配布されたPCスペックが悪いだの言っている人よりも

黙って手を動かしてきっちり自分で決めて責任までとれる人がすげえなあと思う。

そしてそういう人はインターネットにはそんなにいないのだろう。

2018-10-14

anond:20181014230743

まあそんな言い方をするやつは差別しかしてないということはさておき、確かに区別差別認定されうる定性的区別はない。

差別という考え方は人権思想立脚していて、人権思想人類文明の維持と発展のためにあるので、自己決定とか機会の平等とか幸福とかGDPとかが把握できるほど損なわれていれば差別認定していいんじゃないだろうか。

日本中世国家なので問題を提起すると「世論から見てそれはお前のお気持ち問題では…わが国家体制の維持に貢献しないのでは…」と言われがちだが、人権思想こそがフランス第一共和政に始まる近代国家を成立せしめた根幹であることは理解すべき。

2018-10-12

anond:20181012093212

これは技術が追いついてないだけじゃん

定性的評価は将来的にはAIがすることになるよ

2018-10-09

定量的定性的って言葉が苦手

使ってる人が本当に正しく使ってるケースが少ない

(少ないって言っても10%とかじゃないんだが、70%は行ってないと思う。90%いかないと言葉としてはツライ)

 

から「この人の言ってる定性的はどういう意味意図だろうか」って部分を考えながら話をしなければならない

2018-10-05

anond:20181005103953

定量的にしても定性的にしても、そんな学術的正しさをもとにしたエビデンス要求するなんて

そもそも感情に基づいた要求や、政治的正しさ観点からしたらすでにアウトなのでは

anond:20181005103953

定量的評価を求める人」が「とんでもない要求をしてくる人」の典型例として扱われてるってのは流石にビビるなあと

まあ定性的否定し過ぎな手合が問題なのはわからんでもないけど

フェミやその取り巻き騎士団には「定量的評価」などできないし、またしてしまったら自説の破綻一直線だからしょうがないべ

あいう手合いは一匹一匹潰すに限る。

定量的評価を求める人」が「とんでもない要求をしてくる人」の典型例として扱われてるってのは流石にビビるなあと

まあ定性的否定し過ぎな手合が問題なのはわからんでもないけど

2018-09-27

anond:20180927105740

中立ですらない傍から見てると論点前提条件すっ飛ばしたり統計調査不可能案件で「データがない!定性的根拠があってもしらない!」と連呼してたり

統計調査不可能案件」なら他人権利制限するのも不可。以上。

というか、君が最も頭悪いよねー

文章も読めてない感じだし

2018-09-22

anond:20180921234310

例えば、タバコ規制を強化すればタバコを吸う人の権利は損なわれる。これは事実

この事実無視してタバコ規制の強化に賛成するなら、それは事実のみをベースにした判断とは言えない。

事実のみをベースにして判断を下すのであれば、医療費負担の低減という正の作用だけではなく、規制強化による負の作用についても定量的評価を導き出して、両者を比較検討しなければいけない。

でも、医療費の増大はともかく、規制強化による権利侵害の負の効果なんて、果たして定量的評価可能なのか?

結局、政治スタンス主観に左右されてしまうのは、この定量化のプロセスがあまりにも複雑で、万人が納得し得る結果を得ることが困難なためだと思う。

からといって、定量的判断やす指標だけを事実と考え、定性的しか判断しづらい効果については「事実ではなく正しさを主張しているだけ」だと切って捨てるのは、真の意味事実ベース判断を下しているとは言い難いと私は思うけれどね……。

2018-09-14

政策検証の無い国 『日本

近々自民党総裁選があるが、世間的にはイマイチ盛り上がっていない。

そういや安倍総理と石破氏の政策って何が違うんだろうとかいう話を調べていて、日本って過去政権政策検証余りされてなくね?って疑問がふとわいた。

バブル崩壊後初の長期政権となった小泉内閣とか退陣10年を過ぎてるわけで、当時の政策効果検証って定性的にできるはずなのに、肝心の検証報告とか見た事ないなと思った次第で。

個人的評価は下記のようになるんだけどプロ政治学者とかはどう判断しているのだろう?

成功

道路公団民営化:高速道路サービスエリアの質が非常に良くなった。バイパス道路がいくつも無料化された。国鉄民営化反省で、北海道四国といった経営地盤の弱いエリア独立しなかったため、地方切り捨て不安が少ない。

2005年解散総選挙:今となっては信じられないが、スキャンダル合戦が横行する昨今の選挙と違い珍しく政策が争点になった選挙世襲政治家が沢山落選し(その後復活したが)、政治家人材が大きく入れ替わった。

中立

郵政民営化:反対派が心配していた外資への資産流出や、過疎地郵便局切り捨ては今のところ起こっていないが、賛成派の言っていたサービス向上のメリットも大してない。

•対米協調外交:大義の怪しいイラク戦争に協力するなどして戦後最良の対米関係を気づいたが、鳩山総理トランプ大統領みたいな変なのがのが出てきたら全部パー。中国の脅威に対抗と言っても、F-22売ってもらえなかったしね…

【失敗】

国立大学法人化:この10年で世界の主要国で日本だけ優位に論文数が低下。国際的大学評価も下降。明らかな失策

2018-08-11

星の王子様が嫌い

面白い部分が無いわけではない。酒飲みの話とか、夕焼けを何回も観られる星の話はむしろ気に入っている。

ただ作品全体に漂う「コドモは純粋、オトナは何もわかっていない」みたいな雰囲気が嫌いだ。

冒頭のボアの話は、まだいい。両親が相手にしてくれなくて残念だったね。ただ大人になってまで初めて会った人にいきなりヘンテコな絵を見せて返ってきた反応が、気に入らなかったからと言って「こいつは何もわかってない」というような評価を下すのにはもやもやする。他人を品定めするような態度は失礼だとさえ思う。まぁ、ボアの話はいい。最初に読んだとき(確か12歳)も大して引っかからなかったし。

その後も「何もわかってないオトナ」を批判する展開が続くわけだが、大人数字が好きという話は当時から納得できなかった。子供が友人の家の様子を説明するときに、レンガの色や花壇に咲いている花などの定性的描写にオトナは耳を傾けず、建てるのに幾らかかったという数字のみを重視するというのだ。流石にそれは言いすぎだろうと思った。仮に、自分の子供が「今日〇〇くんの家に行ったけど、10億円のおうちだったよ」ということを報告してきたとして、我々オトナはそれだけで何かを理解できるだろうか?10億円、多分とても豪邸なのかもしれない、いや確実に豪華だろう。けれども親子の会話はそこで終わらないだろう。「洋式なのかな、和式なのかな」とか、「そんな家ならプールが付いていたりする?」とか色々問いかけてみるはずだ。確かに10億円という数字からそのお友達の親の収入なんかを想像することもあるかもしれない。ただそれを子供に言うようなことはしない。少なくとも自分は。

当時、国語の授業でそれを読まされた私は、星の王子様の冒頭で繰り広げられるオトナ批判もやもやしたものだが、「もしかしたら自分も年齢を重ねたらこういうオトナになってしまうのかもしれない」という一抹の可能性を危惧し、持論を主張をすることはなかった。しかし、アラサーになった今、確実にそうではないと言える。むしろ10億円だの1000万円だのの数字子供のほうが好きじゃないか?「ひゃくおくまんえん」みたいなこと言ってる子供よくいるじゃん。

挙げ句、決定的だったのが破壊象徴とされているバオバブという植物の扱いだ。そもそも植物生物)に良い悪いもあるか?という話。勿論、農作物を荒らす害虫とか、害獣なんかの概念理解できるし、バオバブが星を壊してしまうのは決定的に害だからという論理理解できなくもないけど。ただ生きているだけの植物に"悪"の概念押し付けてるのが当時から納得できなかった。現実だったらバオバブは星を破壊するようなことはしないわけで、架空世界一方的悪者にされている感じに義憤ぽい感情を抱いたのを覚えている。

さて、昨日から批判されているプラントハンター西畠氏の話であるが、どうやら星の王子様ファン(?)が大層ご立腹な様子。その様子をきっかけに色々調べてみると、バオバブファシズム象徴とされている(真偽はさておき説として)とか、セネガルではとても親しまれているなどの事実を知って更に星の王子様嫌いが加速してしまった。サン=テグジュペリ何も知らねーでバオバブ悪者にしてんじゃねーよ的な。西畠氏が胡散臭いとかそういう話は置いといて、「プラントハンターという立場からすると、悪者にされてるバオバブ名誉回復させたかったのでは」位の想像自分でも出来るんだがな。いや、別に西畠氏が完全に悪人で金儲けのために世界文学作品を汚そうとしたみたいなオチでも良いんですけどね。私はバオバブ立場しか興味が無いので。

読んた当時は言葉にする術を持たなかったけど、大人になって書き表せるようになったので、書いてみた。冒頭でも書いたように、好きなシーンが無いわけではないが、作品全体としては嫌いっす。なんかマック女子高生とか、電車の子供とか、片言の外国人みたいな純粋さの権威象徴(他の星の金髪純粋王子様withキラキラしたイラスト)に自分意見を代弁させる嘘松みたいなものを感じるんだよなー。

P.S. いい機会なので読み返してみたら、学会の小話は感心した。そんなことあるのかなと思ってたけど、女性というだけで侮られるとか名前アジア系だと英語文句つけられる話とか、現代アカデミアでもよく聞く話だったので。

2018-08-06

anond:20180806071735

親が事実婚だけど家族仲良かったから、私も事実婚でいい~と思っていたけど結局結婚した。

ずっと同棲してたし、結婚も紙切れ一枚だし、特に何が変わるわけでもないし、変わったことと言えば夫がちょっぴりそっけなくなったことくらい。

(釣った魚にエサはやらないタイプかとキレそうになることもしばしば)

だけどしいて言えば、ちょっと素敵なことがあったときに「この人と一緒にいてよかったなぁ~」と思う頻度と幸せ価値

恋人ときよりもずっと大きく感じるかもしれないなぁと思った。(すごい定性的

2018-06-24

定性的評価人生が狂う

話しやすい、伝わりやすい。をどう感じるかで相手評価が決まり上司レッテルが部下にも浸透し、その場のキャラが決まる。

昇進試験でもそのレッテルは貼られたままで社長も浸透された評価までしかできない。

人間社会組織で生きるってそういうものなんだなってつくづく思う。

自分努力問題だってことはわかってる。

ただしその努力会社人間が変われば評価はまったく別となるんだろうってことを言いたいだけ。

ちょっとでも共感できた人いればひとこと言及ねがいします。

いまは共感がほしいだけ。

2018-06-19

anond:20180619192649

そうやって定性的に考えているうちはモテないよ。

2018-06-14

他人事ではなかった

新幹線事件で「もう家族ではない」というコメントが出たとか祖母に預けられていたとかい記事が出ていたり、大言壮語して何もしないアラサーニートを殴りたいという増田があったりして、他人事に思えなかった。当方アラサーニート

社会は優しくて、問題を起こしても「お前は底抜けに知能が欠けているが、悪気はないから仕方がない。何か困ったことがあれば助けてやる」という態度でいてくれた。小学生の頃にはDQN(他に語彙がない、申し訳ない)がいきなり凄んできて囲んでゲーセンに連れていかれ、遊ばされたこともあった。彼らは勝手に危ない所へ連れて行き、家の金を使ったと罪まで被ってくれたりもした。つまりそれほど目に見えて社会から隔絶され、おかしな考え方をしていて危険状態にあるということが小学生 ── 低学年だったと思う ── から見ても明らかで、彼らは同じ人間として救わなければいけないと考えたわけだ。それは一回きりで、おそらく決定的に何かを変える効果はなかった。

家では、成功も失敗も、軽重に関わらず何がしかの交換材料として扱われた。ほとんどすべては定性的で、失敗の原因はすべて単なる怠惰であって努力を人並みに戻せばよいもので、成功は何らかの権威の成果ということになっていた。お前の努力の結果ではなくカネが注ぎ込まれたか成功したのだとか、だから喜ぶ前に感謝しろとか、あるいはこの前の成功面白かったのだから次はもっと面白成功しろとか、この前の関係のない成功がこれに繋がったのだからよく考えて喜べとか、記憶に残ることは常にねちねちと引き合いに出された。成功と失敗と言っておいてほとんど成功した時の反応の話だが、不都合なことを告げた時に何が起こったのかは、覚えていないのかもしれない。新幹線犯人/容疑者祖母に言われていたという、社会は厳しいんだとかお前は穀潰しだとかいうようなことと似たようなことを言われていたのかもしれない。常にお前は天才でありかつ社会は厳しいのだからだめな人間だと言われ続けていたような気はする。

結果が出る前でも、何か行動をしたり計画を立てたりすると厳しい批判に晒され、監視され、常に望ましい形に修正させられた。最終的な成果よりも、行っている方法一見して正しいこと、過程でも承認欲求への分け前があることを求められた。学生のうちはお前の仕事勉強することだと言われ続けたが、この勉強することというのは明快に勉強道具を扱っている姿を見せることであって何らの定量的結果を出すことではなかった。だから道具を開いて時間が過ぎるのを待つとか、これは暇潰しであって計画遂行ではないと言い訳しておくとか、成功のように見えるが小規模な失敗であって取り上げるに値しないと報告するとか、これは多少の戦略的転進であってやはり取り上げるに値しないと上げるか、これは見て分かる通りこういう結果だが結果を正しく判定するには更に時間と手間がかかり説明は困難だと返すとか、あるいは説明放棄して起きたことはすべて握りつぶすとか、とにかく餌を与えず介入する余地も見せない工夫が必要だった。

中学の時には級友から「なぜお前は何をするにも次々予防線を張るんだ」と言われたこともある。既に直す動機もなかったし、何を予防線と言っているのかもほとんど理解できなかった。

大言壮語しておくのは、本当に結果を求めるよりも安全だった。実感の薄い遠大な目標と、ふわっとして中身のない成果、手頃感のある予算規模は、例えその先に崖しかないとしても、もっとも輝ける道だった。

日本的大企業製品の欠陥だとか、業績不振ニュースとも被って見える。身の丈を外れたハイエンド志向、複雑で意味不明設計一見して分かる製造品質ハイエンド志向しておけば言い訳が立ちやすい。成果が難解なほど叱責を免れやすい。見た目を磨いておけば体裁が整いやすい。そういう製品を使おうとは思わないが、その舞台裏に書いてきたような苦しみがあるとすれば、共感できる。

社会は手を差し伸べ続けてくれたが、握り返すことはできなかった。今でもできない。彼らは同じ人間として助けようとしているから、「困ったことがあれば」という留保があり、自我確立しない緩やかな自殺志願者は助けられないのだ。人類進歩調和のために今必要だとか欲求を充足することに理屈は付けられるが、そこに主語を与え、理屈実践する主体自分であることを必要とするのはエゴなんだ。強い動機を育てられなかった人間は、一体どうすればいい? 社会はこの使い道のない人間個体をどう加工し、使役し、どんな成果を取り出してくれる?

何か希望することが許されるなら、それを教えて欲しい。

2018-04-07

https://anond.hatelabo.jp/20140314090759

GDP経済政策の如何に大きく左右されるものであって、人口動態はそれほど大きく寄与しない。実際に少子高齢化にある日本において、アベノミクスが始まって以降、名目GDPで50兆円、約一割も増えている。一部の馬鹿絶対経済成長はできませんと言っていたにも関わらず、結局、経済成長してしまった。人口動態が全く寄与しないと言っているわけではないが、経済政策に対して人口動態は十分の一程度の寄与しかないと思っておくといいよ。ちゃん寄与度で考えよう。いたずらに定性的議論をするべきではない。

2018-03-17

anond:20180317112042

いろんなレベルでそれぞれなりに面白い説明はできるけど。

小学校レベルだったら、まず、直径が1の円を描いて、その外側にピッタリはまる四角形を描く。この周の長さは明らかに円周よりも長い。そしてその長さは4。

次に、1辺が0.5の四角形を描く。これは円の内側に入るから、明らかに周の長さは円周よりも短い。そしてその長さは2。

から、円周の長さは直径の2倍よりも大きく4倍よりも小さい。

これだけの話だけれど、これを多角形について繰り返していけばやがて円周率に近づいていくというのを定性的に示してもいいのかな。無理数とか使って攻めていくのは中学生高校生になると数列の極限か微積でも使えば面白いかもな。

2018-01-25

形式的ユーザーインタビュー意味とは

アプリなんかでユーザーインタビューをやるという話をよく聞くけど、意味を履き違えている人が多い気がする。

定性的調査である以上、本来意味ユースケースなりペインポイントの「異なる視点から気づき」を得ることであって、それ以上でもそれ以下でもない。

その気づきフォーカスしてみるのかどうかはプロダクト責任者次第だし、その気づきが多くの共感を得るかもわからない。

しかしたら一回では何も得られないかもしれない。

なので、この調査からユーザーはここに困っている」と決めつけるのは全く違うし、集団心理が働くため正確な結果かどうかもわからない。

都合の良い結果だけを議論に持ち出して説得するのには有効かもしれないが、この場合はただ「お金を払って調査した」という事実が欲しいだけである

気づきを得るためなら本質的には、友達とかその辺の人に聞いて回るのだって良いと思う。

※手間がかかるような状況だとか、世に出ておらず価値の伝えにくいものインタビューするなら良いかも。

2017-11-06

anond:20171106194317

昔、格差が酷かった時代は割とまともなフェミが多かったと思うよ。でもいろいろ改善されてきた。たとえば昔は寿退社なんていって年を取った女性が働きにくかったりしたし、専業主婦にならざるえなかったりした。その辺は今は解消してる(専業主婦になりたくてもなれない人もいる)

そういった定性的機会平等問題解決すると、今度は結果の平等必要だ、という事になった。アファーマティブアクション。例えば議員の数や(現在年収比較的高い)理工系人材の数とかね。

まぁほら、ある社会運動がある程度、成功を収めたとして、運動に携わった人は解散するかな?女性学みたいな形で生活の糧を得るのではないかな?

そうした場合自分価値はどうやって示せばいいんだろう。

という訳で、調べる際はある程度、時系列意識すると理解やすいと思うよ。

あと人を憎みたくて仕方ない、怒りたい人は今でもいる。そういう人は社会運動を利用するよね。いやもうなんでも男が悪い的な。

そういえば昔のフェミ構成員には結構、暇な主婦も多かったらしい。新聞社に駆け込んでみたりとか。まぁ暇じゃないとできないよなw

2017-10-29

まともなディベートの姿

https://anond.hatelabo.jp/20171029085625

ひどいディベートの授業の体験増田があったので、ディベート経験のある自分解説してみる。

ディベート経験は5年くらい。大学から始めて、高校生指導ディベート甲子園運営全国大会出場などをしてきた。

論題を決める

何について討論するのかを決めなくてはいけない。

元増田にあった、「ルーズソックスに賛成か?反対か?」ではディベートしづらい。中高生では基本的政策ディベートというものを論題にする。

例えば、「日本は生徒のルーズソックスの着用を禁止すべきである

という、行うことがはっきりしており、肯定否定に分かれる事ができるテーマが望ましい。

また、現状で肯定側と否定側の意見が戦えるほど現状の価値観が偏っていない論題が望ましい。

もしルーズソックス校則禁止されてる場合は、この論題をすべきではない。

今までディベート甲子園で行われた論題はここにある

http://nade.jp/koshien/proposition

ゆるい論題だと、「ドラえもん未来に帰るべきである」「日本学校制服廃止すべきである」などがある。

肯定側と否定側に分かれる

これは大前提。1チームは2~4人。というのも、スピーチをする機会というのは試合を通して4回しかいからだ。

自分の考えとは関係なく、機械的に決めたほうがよい。また複数回行い、肯定側・否定側を両方経験することが望ましい。

ディベート甲子園では、試合当日に肯定側か否定側のどちらになるのかが決まり複数回試合をする。

準備する

ディベートをするには、立論というものを最低限準備する必要がある。これは討論の土台となるものである

肯定側は、論題を肯定する政策の中身と、それを行ったときに発生するメリット説明する。

否定側は、その政策から生じるデメリット説明する。

この立論がディベート試合の中で土台となり、試合の一番最初スピーチする。そこから討論を行っていく。

逆に立論中に述べられなかった論点は後から出してはいけない。出してしまっても審判は、その発言無効と判定する。

なので言いたいことはできるだけ立論にいれる。中学生なら4分、高校生なら6分にまとまるよう原稿を用意する。

メリット構成

メリットは、「現状分析」「発生過程」「重要性」の3つから構成される。

ルーズソックス論題で例を挙げて説明する。

現状分析では、主にルーズソックス規制されていない状況で起きている問題について説明する。

できるだけ問題が大きいことを主張する。例えば、ルーズソックスを履いていることで犯罪に巻き込まれやすい、と設定する。

この問題を具体的に説明できるよう、資料を集める。例えば、高校生犯罪巻き込まれる率、ルーズソックスを履いている高校生への印象調査、声をかけやすいと言った定性的資料など。

発生過程では、ルーズソックス規制したときに、この問題解決されることを立証する。

現状では、ルーズソックス履く→下校時にそのまま遊びに行く→声を声をかけられる→トラブルになる であるが、

プランを実行すると、規制されるとルーズを履いてくると怒られるので履かない→下校時に遊びに行くが、声をかけられる率が減る→トラブル減少

というルートを立証する。

重要性では、このメリットが発生したときに、それがどれだけインパクトがあるのかを示す。

青少年トラブル精神に悪い影響を与え、学業を疎かにさせる。それは国全体の産業競争力に大きく影響してくる。

できるだけ大きいほうが良いが、大きくするとそれだけ立証が甘くなるので注意。

デメリット構成

デメリットは、「現状分析」「発生過程」「深刻性」で構成される。

メリットほとんど同じだが、簡単説明する。

現状分析では、現状で特に問題が起きていないことを述べる。現状サイコーという訳である

週5日も校則され時間の大部分を占める学校生活でみんなルーズソックスを履いていきて、おしゃれとして、自己表現として楽しんでいる。

発生過程では、立てるデメリットが起こる過程を立証する。デメリットを「多様性の低下」としてみる。

ルーズソックス規制される→学校に履いてこれなくなる→時間の大部分を占める学校生活自己表現ができなくなる→画一的人格形成される

とか。演繹的に論理の矢印を作ったら、主張を補強する資料を集める。

ルーズソックスは私を表現するもの」と言っている資料だったり、服装の厳しい学校卒業生クリエイティブ職業に就く割合が低いみたいな資料を探す。

深刻性では、デメリットが発生した場合にどれほど深刻なのかを述べる。

画一的人格形成によって、クリエイティブ思考が苦手で国際競争力が低下するとかかな。あまりよい深刻性が思い付かないが。

試合の流れ

ここまで準備して始めて試合ができる。

各側の発言機会は4回。スピーチ担当者以外は話してはいけない。(準備時間を除く)

中学生なら以下のフォーマット試合が進行する。

肯定側立論 4分

否定側質疑 2分 (肯定側立論にわからないことを質問する。反論NG)

否定側立論 4分

肯定側質疑 2分

否定第一反駁 3分 (肯定側立論に反論する)

肯定第一反駁 3分 (否定側立論に反論する + 否定第一反駁の反論に再反論する)

否定側第二反駁 3分 (肯定第一反駁に再反論する +議論をまとめる)

肯定側第二反駁 3分 (否定側第二反駁に再反論する + 議論をまとめる)

反論について

基本的に立論で主張されたメリットデメリットを削り合う。

メリットの大きさは  発生確率×重要

デメリットの大きさは 発生確率×深刻性

判断される。なので、反論するポイントは、

①発生過程を削る

重要性(深刻性)を削る

のいづれかになる。

発生過程というのは、A→B→C→Dのようにつながっているものうち、一箇所でも切れば、例えばB→Cを完全に切ると、全く発生しなくなる。

完全に切るのは難しいので、B→Cの半分を削る、という反論の仕方になってくる。

例えば、メリット現状分析の、ルーズソックス履く→下校時にそのまま遊びに行く→声を声をかけられる→トラブルになる、だと

1. 規制なくても全員履いてるわけじゃないよね

2. 全員が下校途中に遊びに行かないよね

3. ルーズソックス履いてるからといって声かける人の割合がわからないよね

みたいな反論になってくる

重要性への反駁だと、

1. もう既に日本競争力落ち始めてるし、影響ないのでは?

みたいな反論になる

判定について

ここまでやれたとして、ジャッジができる人間がいないと教育としてのディベート価値はない。

議論をまとめて、メリットデメリット、どちらが大きいか判定して、勝敗をつける。

ジャッジは、すべてのミクロ議論について、どういう反論があったか説明し、最終的にどちらが優勢で、なぜその判定をしたのかを話す。

その結果、立論におけるメリットデメリットが何%削れたのかを定量的に示す。

先程出てきた

メリットの大きさは  発生確率×重要

デメリットの大きさは 発生確率×深刻性

を元に、紙に丸を書いて、メリットデメリットの大きさを書いて判定するやり方が取られている。

決して主観でなんとなく判断していいものではない。

ディベートジャッジは通常ディベート熟練者が行う。つまり有効ディベート経験者がいないとまともに成立しない。

ディベートを身につけるには

ディベートをやるときは、1つの論題に対して数ヶ月かけてリサーチ、立論作成試合を繰り返し、議論熟成させていく。

この過程で、反論ポイントの探し方、強固な論理的思考力、頭の回転速度、スピーチ聞き取り及びメモ方法を学んでいく。

ディベートで一人前になるには2年くらいかかると思っている。授業で1回やったとか、企業研修で1日とかでは決して身につかない。

ディベートを始めたい場合は?

中学校高校場合は、地域ディベート甲子園事務局に連絡を取ろう。

http://nade.jp/about/contact

それか近くにディベートサークルがある大学を探そう。指導に来てもらえるかも。

大学生社会人場合は、サークルに入ろう。探せば色々出てくるよ。

とにかく指導者が付いて、じっくりやらないと身につかない。

試合を見てみよう

とりあえずディベートがどのようなものか、一度見てみよう

中高生ディベート甲子園は夏の時期に毎年行われている

http://nade.jp/koshien/index

全国大会

11/11-12に全国ディベート連盟秋季全国大会がある。

http://japan-debate-association.org/contest

論題は「日本難民認定基準を大幅に緩和すべきである

想像を絶するスピード論理資料の殴り合いが見られて、初見ではほとんど理解できないだろう。

本当に理解して議論が成立しているのか、と思うだろう。

だがこういう世界があるということを知っておくのも良いだろう。

全国大会決勝のトランスクリプト(書き起こし)はこちらのページに置いてある。

http://japan-debate-association.org/contest/history

2017-10-23

anond:20171023114636

逆に夢を持たなすぎ

リベラル人間って戦争なくすくらいの夢もってるのに

テスト導入してる国があるくらいの制度をそこまで非現実的ものとして受け入れるって方が全く定性的じゃない

北欧だけじゃなく今度はアメリカでもテスト導入されるのに

2017-09-27

anond:20170927201311

本件、何らかの定性的根拠で原文を悪文または悪文ではないといえるか、という軸での会話が広がってるのがすごく変だと思うんだよね。

気持ちはすごく分かるんだけど、日本語として正当であるかないかというのは決定できないか、できても実感覚とは乖離してしまうと思うし、一線を引けるものじゃないと思う。

そういうことが分かる人はあきらめて口をつぐんでいるんだと思うけど。

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