「二葉亭四迷」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 二葉亭四迷とは

2024-04-26

真面目につけていないペンネーム

江戸川乱歩賞の講評でちょっとした炎上が発生している。

https://tree-novel.com/works/episode/07464104c8c86babd54079b4a15575d7.html

ペンネームが真面目につけたと思えない、という理由で減点対象になっているからだ。

ということで真面目につけていないだろうペンネームでぱっと思い付いたのを挙げていく。

エドガー・アラン・ポーのもじり

博多方言で「人の考えないようなことを言う人」のことで、作品を読んだ父親にそう言われたか

自身を「くたばって仕舞めえ」と言ったから(諸説あり)

編集会議が行われていた修善寺へ行くのに三島駅を通り、そこから見えた富士山白雪が印象的だったか

電話帳で開いたページにあった苗字から

→年齢で数字を増やしていたがさすがに止められたため

尊敬する詩人北原白秋故郷から

→幼名の「「升」と野球をかけて

  • 凸凹(たいらのでこぼこ)

→顔があばたで凸凹していたか

他にもあるだろうが、いったんはこれくらいで。

何より江戸川乱歩賞でこの講評を出したのがすごいと思う。

2024-04-22

anond:20240421174350

「な、な、な、なんだと、何とお言いだ……コレお勢、それはお前あんまりと言うもんだ、余り親をば、ば、ば、馬鹿にすると言うもんだ」

「ば、ば、ば、馬鹿にはしません。ヘー私は条理のある所を主張するので御座います

浮雲二葉亭四迷

https://www.aozora.gr.jp/cards/000006/files/1869_33656.html

2022-08-24

anond:20220824150707

芸人さんが同じネタを何度も(違う舞台・機会で)言う/演じるみたいな意味で言ってるところから広まったんだと思うけど、

辞書を引いてみると

こする【擦る】

ー略ー

② 他の事にかこつけて皮肉をいう。あてこする。「如何(どん)なに―・られても,左程にも感じなかつたが」〈其面影•四迷〉

ってのがあって、二葉亭四迷作品にも用例があるとのこと。意外と古くから使われてるんだなw

2021-02-15

anond:20210215151243

途中で自分声優の話してるからうすうす気づいてるんだろうけど、セリフ音読してみろ

とてもいえないような「高速増殖炉もんじゅ」とかいれてねえか?

普通は「買った」ですむとこを「購入」みたいな硬い音読言葉自然セリフにいれてしまってないかのチェックに、音読はなるんだ

 

一度発音してみれば「こうそくぞうしょくじょ、ええとアレ」みたいにどうしてもなることがわかる 

どうしても原語のままつたえたければルビ(逆ルビ)を使う手もある

パン咥えたまま発音するやつのセリフの「んもももももっもっも」のルビに「んなこといったって」といれる 抑揚で大体伝わってるんだなってわかる

あと音便 促音便撥音便きっちりいれてこ 「なんでオレがンなことやんなきゃいけねんだ!」みたいな感じ

方言キャラもいれてこ 「なんでやねん

二葉亭四迷以来、耳で聞いたままのセリフ小説かいていいことになったんだぜ、感謝だな

 

あとはセリフのシチュ

「知らない」ことを「おおげさに」驚くキャラちゃんと驚け

パペマペじゃねえので黒子みえたら終わり

 

別に友達じゃなくていいんだ

そのまま高校生友達同士の会話ひきうつしたって情報量が薄くてつまんないだけだぞ

ピストル原理だっけ(「チェーホフの銃」だった)

ユーチューバでも生会話は生中継しかやらんわ

2021-02-10

本好きなら高校生までに読破しておきたい古典100

哲学思想

プラトン饗宴

アリストテレス詩学

アウグスティヌス告白

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』

マキァベッリ『君主論

モア『ユートピア

デカルト方法序説

ホッブズリヴァイアサン

パスカルパンセ

スピノザエチカ

ルソー社会契約論』

カント純粋理性批判

ヘーゲル精神現象学

キルケゴール死に至る病

マルクス資本論

ニーチェ道徳の系譜

ウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

ソシュール一般言語学講義

ヴァレリー精神危機

フロイト快感原則彼岸

シュミット政治神学

ブルトンシュルレアリスム宣言

ハイデッガー存在と時間

ガンジーガンジー自伝

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品

ポランニー『大転換 市場社会形成崩壊

アドルノホルクハイマー啓蒙の弁証法

アレント全体主義の起源

ウィトゲンシュタイン哲学探求』

レヴィ=ストロース野生の思考

マクルーハングーテンベルグ銀河系

フーコー言葉と物』

デリダ『グラマトロジーについて』

ドゥルーズガタリアンチオイディプス

ラカン精神分析の四つの基本概念

ウォーラーステイン近代世界システム

ケージジョン・ケージ

サイードオリエンタリズム

ベイトソン精神自然

アンダーソン『想像の共同体

本居宣長『玉勝間

上田秋成『胆大小心録』

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』

岡倉天心東洋理想

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』

九鬼周造『「いき」の構造

和辻哲郎風土

柳田國男『木綿以前の事』

時枝誠記国語学原論

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア

旧約聖書創世記

ソポクレスオイディプス王』

唐詩選』

ハイヤーム『ルバイヤート

ダンテ神曲

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

シェイクスピアハムレット

セルバンテスドン・キホーテ

スウィフトガリヴァー旅行記

スターントリストラム・シャンディ』

サド悪徳の栄え

ゲーテファウスト

スタンダールパルムの僧院

ゴーゴリ外套

ポー盗まれた手紙

エミリー・ブロンテ嵐が丘

メルヴィル白鯨

フローベールボヴァリー夫人

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー悪霊

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父童心

プルースト失われた時を求めて

カフカ審判

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン魔の山

ザミャーミン『われら』

ムージル特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナーアブサロム、アブサロム!

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』平

サルトル嘔吐

ジュネ『泥棒日記

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ嫉妬

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシア=マルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集

ベルダーリンヘルダーリン詩集

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集

エリオット荒地

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集

ツェランツェラン詩集

バフチンドストエフスキー詩学

ブランショ文学空間

日本文学

二葉亭四迷浮雲

森鴎外舞姫

樋口一葉にごりえ

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村破戒

田山花袋蒲団

徳田秋声あらくれ

有島武郎或る女

志賀直哉小僧の神様

内田百閒『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩押絵と旅する男

横光利一機械

谷崎潤一郎春琴抄

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成雪国

折口信夫死者の書

太宰治斜陽

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高死霊

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房砂の女

野坂昭如エロ事師たち

島尾敏雄死の棘

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉円陣を組む女たち』

後藤明生挟み撃ち

円地文子食卓のない家』

中上健次枯木灘

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集

吉岡実吉岡実詩集

坪内逍遥小説神髄

北村透谷人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉福翁自伝

正岡子規歌よみに与ふる書

石川啄木時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠

保田與重郎日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝復興期の精神

吉本隆明転向論』

江藤淳成熟喪失

2020-09-05

anond:20200904111105

いっぱいブクマコメありがとう! 気になったコメントに返信するね!

ボルシチも正確に書くとボールシシだしなあ

щは日本語の慣用表記ロシア語発音がすごくかけ離れてる例だよね! 日本語だと「シチ」って書くことになってるからね! だからЩербаковも「シチェルバコフ」なんだね! 議会図書館式だとshchになるけど、これもだいぶ実際の発音と離れてる感がすごいよね!

ヴ音の表記揺れが「ヴ」と「ブ」の違いの事なら日本語問題で納得できるけど「ヴァ」と「ワ」じゃ音が全く違うやんけ。片方は英語読みベースでもう片方はロシア語発音ベースとかなんじゃないの?

ロシア語的には「ヴァ」と「ワ」はすごく近い音だよ! 口の形が似てるんだよね! むしろ「ヴァ」と「バ」は全然違うよ! Иванを「イワン」と読んだらワンチャン通じる可能性があるけど、「イバン」って読んでもぜんぜん通じないと思うよ! 試したこといからわかんないけど! 日本人名前の「わ」もロシア語だとваで表記されるよ!

日本語ロシア語表記って、「ロシア語から直接に翻訳されて、一般化した語」よりも、「英語ドイツ語経由で翻訳された語」の方が遥かに多いので、英語とかの時点で表記ゆれが多いのではないか

これは日本語史的に間違いかな! 幕末からロシア人とは接触があったし、明治時代になるとロシア語勉強する知識人が増えたから、ロシア語から直接輸入される機会はいっぱいあったんだよね! 二葉亭四迷ロシア留学してたのは有名だよね! 現在ロシア文学の慣用表記はそういう先人たちが作ってくれたものだよ!

"Бладимирは「ウラジーミル」なんだけど、「ウラジミール」って書く人"< 間違い続けたまま辞任した安倍晋三立場(笑) // 「綴り発音が離れすぎ」って、ロシア語正書法はきちんと整理されてる方だぞ?

調べてみたけど「ウラジーミル」って書いてある記事もあったよ! 安倍さん本人じゃなくて書いた記者が間違えてる可能性もあるし、ちゃんと本人の前で「ウラジーミル」って言ってたならいいんじゃないかな?

問題ファーストネーム呼び捨てにしてることだよ! ロシア人的にはめちゃくちゃ無作法なんだよね! ロシアでは、目上の人やそこまで親しくない人は「ウラジーミルウラジーミロヴィチ」と名+父称で呼ぶのが普通で、親しくなったなら「ヴァロージャ」みたいに愛称で呼ぶのが普通だよ! ファーストネーム呼び捨てにすることなんてめったにないよ! 英語で話してる中で「ミスタープーチン」と呼ぶのならまだしも、通訳越しに「ウラジーミル」って呼んでたとしたらスゴイ・シツレイだと思うよ! ロン・ヤス関係みたいに別荘に誘う仲なら「ヴァロージャ」でも許されると思うけど、そうじゃないなら素直に「ウラジーミルウラジーミロヴィチ」って呼んでおくべきだったと思うよ!

ロシア人って基本的礼儀正しいか公的な場で何度か会っただけの相手をそんな簡単愛称で呼んだりしないと思うんだよね! フレンドリーなことに定評のあるアメリカ人ならまだしも、礼節を重んじることで知られる日本人がいきなりファーストネームで呼んできたら「なんだこいつ」って思われても仕方ないと思うよ!

後半部分、まあ英語よりはマシなんだけどね! 他のもっと言文一致してる言語と比べちゃうと、やっぱり綴り発音違いすぎって思っちゃうよね!

大逆転裁判ニコミナは父称ボルシシェブナじゃないとおかしいよなってずっとモヤモヤしつつはや数年

日本産コンテンツロシア人名がガバガバなのはもう仕方ないと思って諦めてるよ! ただいくつか良くできているのもあるからそういうのは褒めていきたいよね! 具体的に言うと「イリーナ・ウラジーミロヴナ・プチナ」は完璧だね! ちゃんウラジーミロヴィチ・プーチン女性形にしてあって芸が細かいよね! 「リーリア・イリーニチナ・メジューエワ」は「リーリヤ」だったらパーフェクトだったかな! 「アレクサンドラウラジミーロヴナ・リトヴャク」は父称の強勢の位置が間違っているのが残念だね!

それなりに凝った名前にしてるのに「あと一歩」っていう残念事例が結構あるよね! 「ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ」とか「アレクサンドラ・イワーノヴナ・ポクルイーシキン」とかね! お前父称まで設定したんなら苗字ちゃんしろよォ! って思うよね! 逆に「ジーナ・ボイド」とかいロシア感が欠片もない名前持ってこられるといっそ清々しいよね! よくそれをロシアキャラ名前にしようと思ったよね!

こういう増田が書かれ、それにこれだけブコメがつくから、Хатенаはやめられない。

ポリワーノフ式だと正確にはХатэнаだよ! ポリワーノフ式っていうのは、日本語ロシア語キリル文字表記するための方式で、100年以上の歴史があるよ! ローマ字に直すときヘボン式みたいな感じだね!

キリル文字で書いとくれ。

Букума ситэкурэтэ аригато!!!

チアちゃんちゃん発音すると百合左側に固定されちゃうのか

それってЮрияна。

Дадияназанは×ダヂアナザン○ダディヤーナザン

ナズェゴマツノミャフキー・ズナークヲハブイタノディス!!!

2020-03-22

anond:20200321225838

元増田が知らんだけで「華流ドラマファン」って結構おるんや

韓流に続いてイケメン華流役者本の類もけっこう出てる

あとは一種珍味好きオタクみたいなもの

ビリビリ動画中国国産アニメ絵梦製作番組とか一部日本でも放送しとる)

かに興味のある人もおるだろう

あと単純に「××語学習者=××国が大好き」とは限らんのやで

明治時代にはロシアの脅威が唱えられたので

諜報のためロシア語を学んだ人もぎょうさんおった(二葉亭四迷とか)

2019-06-19

3大 魂の叫びがネーミングになったもの

(1)BIMGO

1930年アメリカ。あるプレーヤーが上がったことに興奮し「Bingo!」と叫んだことが名前の由来

(2)二葉亭四迷

「くたばって仕舞(め)え」と父から罵られたことに由来

3つめは何だ?

2018-04-25

anond:20180425170144

感嘆符疑問符 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9F%E5%98%86%E7%AC%A6%E7%96%91%E5%95%8F%E7%AC%A6

感嘆符役割疑問符役割を同時に表現する。文がなく、単独使用されることもある。主に会話の表現使用される。斜体にして使用されることもある。(⁉)

日本文学では、小林多喜二の『蟹工船』や二葉亭四迷の『平凡』など、用例を多く見ることができる。漫画ライトノベルなどでは多用される表現手法である

疑問符感嘆符 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%96%91%E5%95%8F%E7%AC%A6%E6%84%9F%E5%98%86%E7%AC%A6

疑問符感嘆符の両方の意味合いを同時に表す。文がなく、単独使用されることもある。

主に会話の表現使用される。

斜体にして使用されることもある。(⁈)

日本文学では、感嘆符疑問符ほどは使用例はないが、小林多喜二蟹工船などで用例を多く見ることができる。また、「知ってるつもり?!」などテレビ番組タイトルに使われることもある。

2017-10-04

月がきれいですね」「死んでもいいわ」は大嫌い

こんなに月がきれいな晩にいうのも何だが、

いわゆる「月がきれいですね」のくだりオマージュが大嫌いだ。

何か物語があり、何かのカップリングがあると、すぐどいつもこいつも、

男「月がきれいですね」 女「死んでもいいわ」 ラブラブEND みたいな掌編マンガドラマを書き始めるが、

あれはなんだ。



嫌いな理由

月がきれいですね」は漱石(が言ったことになってる)の気の利いたジョークであり、

その意味を汲めないやつが消費的に使っていること。

I Love Youをまんま和訳すると、当時の日本人には直接過ぎる。

から月がきれいですね」という当たり障りのない事を「そうですね」とやり取りすることで、

2人の気持ちは通じ合っていることを確認するから愛の告白なのだ

だぁから、間違っても返す言葉は「死んでもいいわ」じゃない。

「そうですね」とか「私もそう思います」だ。それで2人は見つめ合うーーーなら良い。いいじゃないか

それ以上言葉はいらない、心はもう通じ合ってるじゃない!

なのにさあ…なんなん…


嫌いな理由

月がきれいですね」と「死んでもいいわ」はまったくニュアンスが違うし、情の質も異なる。

なのにそれを無視して、無視して、ただ近代文豪が言ったという権威に乗っかってキメラにして、

それでいてなお、ちょっと自分作品文学・詩的にしようとしてる姑息さが嫌いだ!

「死んでもいいわ」は二葉亭四迷ツルゲーネフの「片恋」を訳す際に用いた言葉だが、

はい、もうこの時点で何人かは、「エッこれ漱石言葉じゃないの!?」とか言ってるからな、ここで!)

ヒロインのアーシャが主人公に抱きしめられて返した言葉だ。唇が主人公の胸元に触れるか触れまいか

ところで、アーシャがぽろりと漏らした言葉がこれだ。

アーシャは主人公に、片思いしてるわけ。そんな主人公に熱い抱擁をされて、

彼女はきっと、熱に浮かされたように頭に血が上り、緊張し、そして幸福絶頂を味わったんだよ。

だ・か・ら・こ・そ、「死んでもいいわ…」なんて言うわけ。もう今の幸福を例えるなら、

死んでも惜しくないほど幸福だと。

分かる? 「死んでもいいわ」はなんなら、I Love Youあなたを愛しています なんて生易しい沸点言葉じゃないの。

暴走ギリギリ感情表現しているわけ。

これで「月がきれいですね」と「死んでもいいわ」の言葉の取り合わせがいいわけないよね?でしょ?

ほら。

ね、みんな嫌いになったでしょ?

なんか安っぺえええ、浅い知識いかにもこざっぱりした和風純情を出そうとしてるせこい演出だと思わない?



はあ、言いたいこと書いた。気持ちよかった。ではまたこんど。

2014-08-09

コミュニケーション能力が低いのではなく、共感力が低いのだ。

共感というのは、相手と自分とが同じように思う、という意味の事だ。

例えば満月を見て「美味しそう」と同時につぶやくことが、結婚のキッカケになることもある。

そう、今オマエさんが思った「あー、プラネテスね、良い漫画だったね」と思ったそれが共感だ。

そして、「何のことだ?なんか有名なエピソードか?」と思ったオマエさんとは、共感できていない。

このズレが、コミュニケーション能力の高低として語られるわけだ。

ズレの補正は、たゆまぬ蓄積で可能になる。

業務に支障のない、会話のズレ

基本的に、会話というのはノイズの塊だ。

情報の伝達という意味で言うと、これほど無駄ものはないし、同じ「辞書」を持ってないと会話にならない。

「おはようさん」

「Buenas tardes!」

「たる?なに?」

みたいなのは特殊だとしても、結局のところ相手と同期もしくは共感できなければ、会話は成り立たない。

暑いですね」「そうですね、暑いですね」

こういう会話ができるようにしてあげたいんです。今は

暑いですね」「いやーホント最悪ですよね、さっき犬の糞ふんじゃったんですよ」

コミュニケーション能力の鍛え方を教えて欲しい

http://anond.hatelabo.jp/20140807005003

この場合、一つ目の会話は「暑い」という天候の話題で雑談としたいという「意思」があるわけだ。

しかし、二つ目の会話を「今日はなんとなく嫌な日」という「意思」だと捉えると、さほど違和感のある会話ではない。

まり、こういう補足を入れると、だ。

という風になる。

後輩は、先輩からの「ネガティブな日だよなー」という雑談共感し、正しく応答している。

ポイントは、先輩から見れば「俺はそんな話題は振ってねーよ」という所にある。

会話は、共感し、相手と辞書を揃える前段階がある

二葉亭四迷が、「Ваша」を「死んでも可いわ」と訳したのは有名な話だが、

結局のところ、相手に伝わるように「揃える作業」を会話の時には無意識に行っている。

コンピューターはそんな無意識を持っていないので、通信し応答するという手順を定め、プロトコルとして定義している。

空気を読む、というのが最たるもので、つまりその場におけるプロトコルを推定する能力なわけだ。

先ほどの「こういう会話」に「共感」した人達は、無意識に次のような手順を踏んでいると言える。

実は、「A(今日通勤暑かったな)」だったりすると、会話としてはズレがある。

「(今日は昨日に比べて外気温が)暑いですね」と「(部屋の中が)暑いですね」とでは、意味が違う。

でも、大抵「A(あれ?部屋のエアコンの話してる?)」みたいにズレは無視されたり、摺り合わせがなされる。

共感力が育つには、共感できるベースの共有が必要になる

世の中には、雑談や指示の受け取り方、命令伝達から意思疎通に至るまで、あらゆる面で特化した人達がいる。

貴方が森を歩いていると煙突が有ります。どんな煙突でしょう?」

みたいな性格診断がソコソコに流行ったり盛り上がる背景には、全員が同じ答えを返さない、

まりは、「全員異なる辞書を持ち、全員違う思考回路を持ち、全員まちまちな経験を持つ」からだったりする。

ただし、大抵の場合は、おおまかに一致する部分がある。

例えば、「たまごっち流行った」だとか「8時だよ全員集合は観ていた」だったりすると、世代間の差として判りやすい。

でも、「暑いですね」と話しかけたり、「A案とB案とどっちが良いと思う?」という問いかけに対しての返答が、

過去のその人物の経験則から一般的でない回答が返ってくる可能性がある/そういうこともあり得るというのは、理解されにくい。

「8時だよ全員集合面白かったですよね」「そうですね、面白かったですよね」

こういう会話ができるようにしてあげたいんです。今は

「8時だよ全員集合面白かったですよね」「いやー(うちTV無かったんですよ。)ライダースナックとか流行りませんでした?」

と書き換えると、理解されやすいだろうか。

業務に支障のある、意思伝達のズレ

ここまでで判る通り、会話というのはノイズが多い割に省略されがちだ。

からこそ、推測混じりに会話を成り立たせる必要があるし、推測にミスが生じる理由は、ベースが異なるからだ。

雑談に関しては、そのズレを楽しむ余裕がほしい。

暑いですねに対して、犬のうんこの話しされるとイライラする」ならちょっとカリカリしすぎだ。

そもそも「暑いですね」と話しかけて「そっすね」と返されて、何がしたいのだ。

特殊な応答は、希少価値がある。

だが、仕事となると話は別だ。

意思伝達にズレがあると、業務に支障がある。

(恐らく、注意や質問にずれた答えを返すという記述から、業務において支障があると推定して良いだろう)

「AとBのどっちが好き?」と聞くと

「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~という理由で、Cのこと嫌いじゃないです」と返してくる。

辛抱強く最後まで聞いてから、「で、AとBのどっちが好きなの?」と聞くと

「あ!Aです、すいません」と答える。

これを、単なる雑談ではなく、業務担当者としてA案とB案のどちらが良いか、という質問だと考えてみよう。

ポイントは、先輩から見れば「俺が聞きたいのはAかBかどっちが良いかだよ」というところだ。

先ほどの雑談と同じく、「後輩側は正しく応答している」と仮定すると、これは「後輩の共感ミス」という事になる。

「(先輩は、グループでどれが嫌いか聞いてるのだな?そのグループで嫌いなのは無いけど、あえて言えばCで、でも嫌いってほどでも)」

という想像をしていると、仮定してみれば良いのだ。

勝利条件のズレ

ベースが異なる異文化交流をする際には、相手に対する敬意と知識が必要になる。

しかし、世の中はさほど生きづらくは無く、「聞き方が悪い」と断じて意味は無い。

コミュニケーション能力絶望的に低いことを気付かせ、

コミュニケーション能力を鍛える方法を教える

ことに決めた。決めたのです。

さて、さらっと「聞き方が悪い」と書いたのだが、

共感力が低い相手に「お前と俺と経験が違うし、職業上の文法も違うわ」と言ったところで、伝わらないだろう。

例えばだが、

  • 「B案に比べて、A案が良いと思う?YesかNoだけで答えて」
  • 「No」
  • 「理由は?」
  • 「~~~~」

という聞き方をすれば、聞く方からすれば必要情報は得られる。

しかし、そういう聞き方をしない相手と、そういう遣り取りをする必要が有ることに気が付かせるのは、相当に難しい。

これは、「共感力ベースを鍛える必要がある」事に気が付かせ「共感力ベースの鍛え方」を教えるということだからだ。

本人はそんな必要があると思っていないのに、それと気が付かせるのは至難の業だ。

この中で出てくる「先輩」に対して、「オマエの聞き方が悪いんだよ」と「自分から気が付かせる」には、相当な技量必要だ。

共感力の鍛え方

ハッキリ言おう。

「業務に支障があるレベルで、共感力というか、会話をする時の推測がミスってる」

「その推測ミスに、悪意がないことも判ってる。だけど、推測ミスは業務に支障が出る」

「相手が言葉にしないで当然わかって欲しいことが、知識として蓄積できていない」

相手はショックを受けるかもしれないし、意味がわからないという顔をするかもしれない。

から、業務のやり方をアクションとして伝えよう。

  1. 相手から質問された時は、必ず「こういうことが聞きたいんですか?」と理解した内容を聞き返す。
  2. まず結論を伝え、次に理由を伝える。
  3. 相手の言うことを、誰が相手かも含めて、メモに取る。

何かズレがあるにも関わらず言葉が多いのは、意思疎通に不安があるからだ。

目と目で通じ合える間柄でないのならば、言葉にする必要がある。

さらに、言葉で通じ合えない場合は、補足を入れる必要がある。

質問意図を咀嚼して、相手に確認を取ることで、共感力ベースが育つ。

教えたり質問したり注意したりする方は、何度も何度も変な理解をする相手に苛立つかもしれない。

しかし、その後輩は、そうやって聞き返さなければ、先輩には見えない頭のなかでそう理解しているわけだ。

この「相手の質問意図を確認し、まず結果から返答する」というのは、ビジネスにおいてマイナスになることは無い。

精神論でなく、特殊技術必要でなく、お金もかからない。

メモにとれば、その相手はどういう聞き方をするかが、物理的に残る。

それは、目に見える共感力ベースだ。

先輩は、後輩の育成具合をメモの数で把握できる。指摘もできる。

仕事以外のベースの鍛え方

雑談に関しては、諦めるしか無い場合が多い。

突然関係のないことを人に話しかけられてパニックに陥る人間もソコソコいる。

想像してみよう。

言葉の分からない空港で、突然現地人に親しげになにか話しかけられた時に、しどろもどろに英語で何かを返す自分を。

「なんだよ、今日は良い天気だなって話しかけただけなのに、変な旅行者だな」と相手は思っているかもしれない。

職場をそんなふうに捉える人間存在する、ということをまず理解し、受け入れよう。

そして、「そういう時は、暑いですねって返すもんだよ。意味のない雑談なんだし」と言えば良いのだ。

「(なんだこいつ)」と頭のなかで思うだけでは、相手には決して伝わらないし相手の挙動は変わらない。

伝えても変わらないかもしれないが、伝えなければ絶対に変わらない。

健闘を祈る。

蛇足自分がそうだと思い当たる人へ)

自分の推測にミスがある、あるのではないかということを、まずは認めよう。

キミのAPIには、致命的な欠陥がある。

相手がAやBを返してほしいことは分かってる。

が、それはワイドショー

視聴者が見たい物を見せるかのごとく提供することであって

僕は本心を隠したまま、ウソを付いて相手に合わせることになる。

本心ではAやBが問題ではなく、

Gの方が核心に近いと考えたからだ。

考えすぎてコミュニケーション能力が低い人へ

http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20140808/1407429522

日本では、職能と職責と職分とが、渾然一体と混ざり合って、なあなあになっている。

ソコソコに有名な話だが、外資なんかだと

「AとBと、技術者としてどちらが良いと判断するか?」と聞かれて

「Gの方が核心に近いのでは?」と返すと

「それを判断するのはオマエではない。で、AとBとどちらだ」とハッキリ言われる。

技術的な提言をする人間と、判断する人間選択肢を選ぶ人間が、きちんとわかれている。

情報量の差は、そのまま給料の差になっていたりする。

そもそも、「AかBか?」と聞かれて「本心ではAやBが問題ではなく、Gの方が核心に近いと考え」るのは、僭越なのだ

なぜならば、上司が判断するよりもオレの判断が正しいという傲慢さの現れだからだ。

そして、「先輩が聞きたいのは、AかBかではなく、○○という問題の解決策なのだな」という推測にミスがあるのだ。

繰り返そう。

コミュニケーション能力が低いのは、相手のクロック数が低く、相手が自分の処理能力に達していないからでは無い。

自身の推測ミスなのだ

プログラマーなら、「驚き最小の原則(Principle of least astonishment)」を思い出そう。

Excelでsum関数を使った結果、突如C列の出費だけを合計して出力されたら困るだろう。

繰越金や入金をも合計するのには、理由があるのだ。

勝手に推測されて(その推測にマシンパワーを使われて)は、困る。

ついやってしまうのであれば、先ほどのアクションを実行しよう。

  1. 「それは、AかBかを聞きたいのではなく、○○に対する最善の解決策を聞いていますか?」と聞き返す

精神論ではなく、難しい手順でもなく、聞き返すだけだ。

そして、大抵の場合は、

「いや、そうじゃなくて、AかBかは部長の判断で絞られてて、どっちかしか選べないから

と言われて、「じゃあAですね。Gが核心だと思うんですけどね、部長も判ってないっすね」みたいに繋がるのだ。

もしくは、「そうだね、AかB以外でも解決策があるなら、それも教えて」と言われて初めて、Gの話をすれば良いのだ。

これが「会話」だ。

どうもコミュニケーションが上手くいかないと感じた時に、傲慢さを捨て、謙虚になり、内省する必要は「無い」。

上司本質理解せず、先輩は無能レベルが低く、誰も自分抽象化についてこれないと思ったままでも構わない。

相手が聞きたいと自分理解したことを、聞き返せ。

情報量に差があり、推測にミスがあるのなら、補正をかければ良い。

必要なことは、「相手に聞き返す」「結論を先に言う」「メモに残す」の3つだけだ。

さて、メモは取ったか

2013-11-03

http://anond.hatelabo.jp/20131103233817

嫌なやつだな!元増田いじめるなよ。

振られました。

前にも一人彼女がいたけど、本当に好きだと思ったのは初めてだった。

本当に人を好きになるとメタ認知なんてできなくて、論理で説明できるもんじゃなかった。

自分論理的人間だと思ってたからびっくりした。

出会ってから今までずっと相手のことを考えてた。すごく楽しかった。

二葉亭四迷の「死んでもいい」もなんとなくわかった気がした。

守りたくなった。お互いまだ学生だけど、結婚したい人だった。

俺みたいなんがあんな可愛い子とデートできただけでも奇跡だったな。

今でも好きだけど、今は感謝の気持ち。

自分なら幸せにしてあげれると思った。自分幸せにしてあげたいと思った。でも俺と付き合っても幸せになれないと思われたならしょうがない。たぶん俺には頼り甲斐がなかった。

幸せになってほしいなって今では純粋に思う。うそ。未練たらたら。でも幸せになってほしい。これまでにいろんなことを学ばせてもらった。ありがとうございました。

こんなことネットに書くべきことじゃないのはわかってる。こんなことやる俺ってキモい。でもどこかに書き残しておきたいと思った。

こんなことできるのは真夜中のラブレター効果みたいなやつだから明日の朝には消そう。すいませんでした。

こんなことされたら恥ずかしいだろ!もっと相手の身になって考えろよ!

2013-05-19

http://anond.hatelabo.jp/20130519100942

月並みな話だが、

「I love you」を

「死んでもいい」と訳した二葉亭四迷センス

「月が綺麗ですね」と訳した夏目漱石センス

ぜんぶ機械が補完してくれるってなら、

巧く翻訳してくれる時期が来るだろうね。

2008-07-08

猿ベージ

http://anond.hatelabo.jp/20080315152400]

これを全部読んでいない人間は「猿」です。

ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。

プラトン『饗宴』岩波文庫

アリストテレス『詩学』岩波文庫

アウグスティヌス『告白』岩波文庫

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫

マキァベッリ『君主論中公文庫BIBLO, 岩波文庫

モア『ユートピア岩波文庫

デカルト方法序説岩波文庫

ホッブズリヴァイアサン岩波文庫

パスカル『パンセ』中公文庫

スピノザエチカ岩波文庫

ルソー『社会契約論』岩波文庫

カント純粋理性批判岩波文庫

ヘーゲル精神現象学平凡社ライブラリー, 作品社

キルケゴール死に至る病岩波文庫

マルクス資本論岩波文庫

ニーチェ『道徳の系譜』岩波文庫

ウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神岩波文庫

ソシュール『一般言語学講義』岩波書店

ヴァレリー精神の危機』

フロイト『快感原則の彼岸』ちくま文庫

シュミット政治神学』未来社

ブルトンシュルレアリスム宣言』岩波文庫

ハイデッガー存在と時間ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシック

ガンジーガンジー自伝中公文庫

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシック

ポランニー『大転換 市場社会の形成と崩壊』東洋経済新報社

アドルノホルクハイマー啓蒙弁証法岩波書店

アレント全体主義起源みすず書房

ウィトゲンシュタイン哲学探求』大修館書店

レヴィ=ストロース『野生の思考』みすず書房

マクルーハン『グーテンベルグの銀河系みすず書房

フーコー『言葉と物』新潮社

デリダ『グラマトロジーいについて』

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』河出書房新社

ラカン精神分析の四つの基本概念』岩波書店

ウォーラーステイン『近代世界システム岩波書店

ケージジョン・ケージ青土社

サイードオリエンタリズム平凡社

ベイトソン精神と自然』新思策社

アンダーソン『想像共同体NTT出版

本居宣長『玉勝間』岩波文庫

上田秋成『胆大小心録』岩波文庫

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』岩波文庫

岡倉天心『東洋の理想』講談社学術文庫

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集?・?・?』岩波文庫

九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫

和辻哲郎『風土』岩波文庫

柳田國男『木綿以前の事』岩波文庫

時枝誠記国語学原論』

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア岩波文庫

旧約聖書創世記岩波文庫

ソポクレスオイディプス王新潮文庫岩波文庫

『唐詩選』岩波文庫

ハイヤーム『ルバイヤート』岩波文庫

ダンテ神曲岩波文庫

ラブレー『ガルガンテュアとパンタグリュエルの物語』岩波文庫

シェイクスピアハムレット角川文庫新潮文庫岩波文庫ちくま文庫

セルバンテスドン・キホーテ岩波文庫

スウィフトガリヴァー旅行記』岩波文庫

スターントリストラム・シャンディ』岩波文庫

サド『悪徳の栄え河出文庫

ゲーテファウスト新潮文庫岩波文庫

スタンダールパルムの僧院』

ゴーゴル『外套』

ポー『盗まれた手紙』

エミリー・ブロンテ『嵐が丘』

メルヴィル『白鯨』

フローベール『ボヴァリー夫人』

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー『悪霊』

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父の童心』

プルースト失われた時を求めて

カフカ『審判』

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン『魔の山』

ザミャーミン『われら』

ムージル『特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナー『アブサロム、アブサロム!』

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

サルトル嘔吐

ジュネ『泥棒日記

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ『嫉妬』

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシアマルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集

ベルダーリンヘルダーリン詩集

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集

エリオット『荒地』

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集

ツェランツェラン詩集

バフチンドストエフスキーの詩学』

ブランショ『文学空間』

日本文学

二葉亭四迷浮雲

森鴎外舞姫

樋口一葉『にごりえ』

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村破戒

田山花袋『蒲団』

徳田秋声あらくれ

有島武郎『或る女』

志賀直哉『小僧の神様』

内田百〓『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩『押絵と旅する男』

横山利一『機械』

谷崎潤一郎『春琴抄』

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成『雪国』

折口信夫死者の書

太宰治『斜陽』

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高死霊

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房砂の女

野坂昭如『エロ事師たち』

島尾敏雄『死の棘』

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉『円陣を組む女たち』

後藤明生『挟み撃ち』

円地文子『食卓のない家』

中上健次『枯木灘』

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集

吉岡実吉岡実詩集

坪内逍遥『小説神髄』

北村透谷人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉『福翁自伝

正岡子規『歌よみに与ふる書』

石川啄木『時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠』

保田與重郎『日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝『復興期の精神

吉本隆明『転向論』

江藤淳『成熟と喪失』

by 柄谷行人、他

追記

必読書150』柄谷行人浅田彰、他(太田出版

http://www.amazon.co.jp/%E5%BF%85%E8%AA%AD%E6%9B%B8150-%E6%9F%84%E8%B0%B7-%E8%A1%8C%E4%BA%BA/dp/4872336569

ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラリソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。

2008-03-13

http://anond.hatelabo.jp/20080313030006

これを全部読んでいない人間は「猿」です。

ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。

プラトン『饗宴』岩波文庫

アリストテレス『詩学』岩波文庫

アウグスティヌス『告白』岩波文庫

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫

マキァベッリ『君主論中公文庫BIBLO, 岩波文庫

モア『ユートピア岩波文庫

デカルト方法序説岩波文庫

ホッブズリヴァイアサン岩波文庫

パスカル『パンセ』中公文庫

スピノザエチカ岩波文庫

ルソー『社会契約論』岩波文庫

カント純粋理性批判岩波文庫

ヘーゲル『精神現象学平凡社ライブラリー, 作品社

キルケゴール死に至る病岩波文庫

マルクス資本論岩波文庫

ニーチェ『道徳の系譜』岩波文庫

ウェーバープロテスタンティズム倫理資本主義の精神』岩波文庫

ソシュール『一般言語学講義』岩波書店

ヴァレリー『精神の危機』

フロイト『快感原則の彼岸』ちくま文庫

シュミット『政治神学』未来社

ブルトンシュルレアリスム宣言』岩波文庫

ハイデッガー存在と時間ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシック

ガンジーガンジー自伝中公文庫

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシック

ポランニー『大転換 市場社会の形成と崩壊』東洋経済新報社

アドルノホルクハイマー『啓蒙の弁証法岩波書店

アレント全体主義の起源』みすず書房

ウィトゲンシュタイン『哲学探求』大修館書店

レヴィ=ストロース『野生の思考』みすず書房

マクルーハン『グーテンベルグの銀河系みすず書房

フーコー『言葉と物』新潮社

デリダ『グラマトロジーいについて』

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』河出書房新社

ラカン精神分析の四つの基本概念』岩波書店

ウォーラーステイン『近代世界システム岩波書店

ケージジョン・ケージ青土社

サイードオリエンタリズム平凡社

ベイトソン『精神と自然』新思策社

アンダーソン『想像の共同体NTT出版

本居宣長『玉勝間』岩波文庫

上田秋成『胆大小心録』岩波文庫

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』岩波文庫

岡倉天心東洋の理想』講談社学術文庫

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集?・?・?』岩波文庫

九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫

和辻哲郎風土岩波文庫

柳田國男『木綿以前の事』岩波文庫

時枝誠記国語学原論』

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア岩波文庫

旧約聖書創世記岩波文庫

ソポクレスオイディプス王新潮文庫岩波文庫

『唐詩選』岩波文庫

ハイヤーム『ルバイヤート』岩波文庫

ダンテ神曲岩波文庫

ラブレー『ガルガンテュアとパンタグリュエルの物語』岩波文庫

シェイクスピアハムレット角川文庫新潮文庫岩波文庫ちくま文庫

セルバンテスドン・キホーテ岩波文庫

スウィフトガリヴァー旅行記』岩波文庫

スターントリストラム・シャンディ』岩波文庫

サド『悪徳の栄え河出文庫

ゲーテファウスト新潮文庫岩波文庫

スタンダールパルムの僧院』

ゴーゴル『外套』

ポー『盗まれた手紙

エミリー・ブロンテ『嵐が丘』

メルヴィル白鯨

フローベール『ボヴァリー夫人』

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー『悪霊』

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父の童心

プルースト失われた時を求めて

カフカ『審判』

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン『魔の山』

ザミャーミン『われら』

ムージル『特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナー『アブサロム、アブサロム!』

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

サルトル『嘔吐』

ジュネ『泥棒日記』

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ『嫉妬』

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシアマルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集』

ベルダーリン『ヘルダーリン詩集』

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集』

エリオット『荒地』

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集』

ツェランツェラン詩集』

バフチンドストエフスキーの詩学』

ブランショ文学空間』

日本文学

二葉亭四迷『浮雲』

森鴎外舞姫

樋口一葉『にごりえ』

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村『破戒』

田山花袋『蒲団』

徳田秋声あらくれ

有島武郎『或る女』

志賀直哉『小僧の神様

内田百〓『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩『押絵と旅する男』

横山利一『機械

谷崎潤一郎『春琴抄』

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成雪国

折口信夫死者の書

太宰治斜陽

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高『死霊』

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房『砂の女』

野坂昭如『エロ事師たち』

島尾敏雄『死の棘』

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉『円陣を組む女たち』

後藤明生『挟み撃ち』

円地文子『食卓のない家』

中上健次『枯木灘』

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集』

吉岡実吉岡実詩集』

坪内逍遥小説神髄』

北村透谷『人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉『福翁自伝

正岡子規『歌よみに与ふる書』

石川啄木『時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠』

保田與重郎日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝『復興期の精神』

吉本隆明転向論』

江藤淳『成熟と喪失』

by 柄谷行人、他

追記

必読書150』柄谷行人浅田彰、他(太田出版

http://www.amazon.co.jp/%E5%BF%85%E8%AA%AD%E6%9B%B8150-%E6%9F%84%E8%B0%B7-%E8%A1%8C%E4%BA%BA/dp/4872336569

ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラリソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。

2007-02-22

"One of the biggest cities in Japan"をどう訳すべきか

  「日本で最も大きな都市のうちのひとつ」。日本語として、まったく矛盾した文章である。「最も」とは、"一"番程度が上であることを言うのに、複数ありそうな訳になってしまう。「『ベスト10』というのと同じようなものだからいいのだ」と説明を受けたが、腑に落ちなかった。

二葉亭四迷は「I LOVE YOU」を「あなたとなら死んでもいい。」と訳した。という文章を読んで奥歯がガタガタ言うくらいのショックを受けた。と同時に胸が苦しくなってドキドキがしばらく止まらなくなった。http://crash-log.cocolog-nifty.com/blog/2006/01/post_c727.html

  "I love you."は、逐語訳すれば、言うまでもなく「私はあなたを愛している」となる。しかしそれを、かの二葉亭四迷は「あなたとなら死んでもいい」と訳したという。つまり、日本人はそのような文脈では「私はあなたを愛している」などとは言わないということ。

  自分も昔からそういうことは考えていて、例えば、"Take it easy!"は、日本人の感覚では、このような励ますシーンでは、「気楽にな!」というよりも「がんばれ!」の方がしっくり来る気がする。しかし、四迷のすごいのは、「愛を伝える表現」からは想像もつかない、「死んでもいい」という、日本人の情緒にしっくりくるような表現を見つけ、当てはめたところにある。自分じゃあ「大好き!」くらいが限界である。訳すということは、このように、文化的なバックグラウンドを含めて行うべきであって、四迷のセンスには敬意を表する。高校時代の英語教師も言っていた、「英語勉強するということは日本語勉強することだ」、逐語訳ではなく、逐語訳の意味から本当に言いたいことを日本語の文脈で紡ぎ出しなさい、と。

  日本英語教育は、中学校から始まる。その主眼はコミュニケーションに置いているようだ(http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301c/990301i.htm)。高校でも同様だ。しかしながら、全入時代の到来した大学入試で問われる英語は、コミュニケーションとは掛け離れた、読解能力や文法の記憶を試すものである。いきおい、受験対策としてはコミュニケーションおざなりになる。

  だが、そんな対立軸ではなく、どうせどちらも両立することなぞ不可能なのであるから、日本語の文脈として捉えることの重要性を、もっと認識すべきだ。「日本で最も大きな都市のうちのひとつ」ではなく、「日本でも指折りの規模の都市」と訳せる能力を身に付けさせるべきだ。そうすれば、日本語の、という意味での「コミュニケーション力」(文章力)が高まるのではないだろうか。

 
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