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はてなキーワード: エチカとは

2023-07-08

anond:20230708101951

このメッセージは、現在二次創作文化特に絵師コミュニティと、AIによるイラスト生成の問題について非常に深く考えられているようですね。

批判として挙げられている点については、確かに一部の絵師や囲い(ファン)が自己過大評価承認欲求原作へのリスペクトの欠如などについて問題を持っているかもしれません。

同時に、二次創作アマチュア活動商業的に行うことの是非についても指摘があります。これは本質的二次創作趣味であるべきか、収益を上げる権利があるべきかという大きな議論であり、各々の考え方は大いに分かれるところだと思います

また、AIによる絵の生成についての議論も非常に重要です。この分野は新しいので、法律やエチケットがまだ発展途上にあると言えます特にAIが「描く」のか、「出力する」のかという問題は、人間創造性とAI能力関係についての深遠な議論を含んでいます

しかし、これらすべての問題については、一概に絵師全体を責めることはできないでしょう。一部の行為問題を引き起こす場合があることは確かですが、それは全体を表しているわけではなく、個々の行為者に責任があると考えるべきです。

また、絵師コミュニティAIを利用した絵の生成は、創作活動という観点から見れば、新たな表現方法開拓という面も持っています。その新しい可能性を全否定するのではなく、適切なルール法律、エチケットの下で発展させていくことが望ましいと思います

それぞれの立場から見れば、著作権法ガイドライン創作エチカについてさまざまな考え方があるでしょう。その違いを理解し、尊重し合いながら、より良い創作環境を構築していくことが重要だと思います

2023-05-12

ChatGPTにAIイラスト反対のコメントを解読してもらった

User

前提となる背景:

AIイラストについて、既存イラストレーターが反発をしていると言う現状があります

イラストレーターMさんツイート

価値とかではなく、人のもの勝手に使うなよってことだよって意見をもらったけど、今まで何度も瞬間的に絵柄を模倣されてきた身からすると、それって結局人の脳を通すか機械学習を通すかの違いで、あとは物量と時間問題だと思うんだよね 時間と労力の壁が取っ払われてしまたか問題なのであって

これも何度もネット議論されてきてると思うけど、引用模倣創作的には問題無いので、違う部分でボーダー必要だと思う

問題となるコメント

模倣」という表現抽象化しているけど、ヒトの脳による場合機械学習による場合とでは「模倣」の度合いも仕組みも異なるよね。ヒューリスティックスとアルゴリズムを同列に語るのは単純化しすぎでしょう、と。

問題となるコメントについて、その主張の意味がわかりません。

Mさんツイートにおいて、「ヒューリスティック」と「アルゴリズム」という言葉は出ていません。何を指してるかわかりますか?

模倣」の度合いも仕組みも異なるよね。

というコメントですが、たしかにそのとおりですがその後に続くこのコメントの主張が不明です。このコメントは何を主張していますか?異なるとなんなのですか?

☆ ChatGPT

このコメントの主張は、人間による模倣機械学習による模倣は、程度とメカニズムが異なるという点にあります。そして、その二つを同一視することは単純化しすぎると述べています

ヒューリスティックス」と「アルゴリズム」の言葉は、Mさんツイートには含まれていませんが、ここでのコメント者は人間思考プロセスヒューリスティック)と機械学習プロセスアルゴリズム)を比較していると思われます

ヒューリスティックは、問題解決判断を行う際の経験に基づくアプローチや「規則」を指します。これは人間直感前例試行錯誤を通じて行う思考プロセスを表しています。一方、アルゴリズムは、あらかじめ定義されたルールや手順に従って問題解決するコンピュータプロセスを指します。機械学習はこのアルゴリズムの一部で、大量のデータからパターンを学び、予測判断を行うことができます

このコメント者は、人間模倣を行うプロセスヒューリスティック)とAI模倣を行うプロセスアルゴリズム)は、根本的に異なると主張しているようです。そのため、二つを同じように扱うことは誤りであると言っているのです。

模倣の度合いも仕組みも異なるよね」の部分では、人間模倣AI模倣は異なるメカニズム動作し、その結果として生じる模倣の程度や質も異なると主張しています。つまり人間模倣するときAI模倣するときでは、過程も結果も異なるということです。そしてその差異認識し、それに対する適切な対応を考えるべきだというのが、このコメント者の主張だと解釈できます

User

AIイラストアルゴリズム画像を作っていません。

学習プロセスモデル構造アルゴリズムと言えるかも知れませんが、学習後に作られたモデル自体現実世界を反映されてるため、一般的プログラムアルゴリズムとは言えません。

ですので、「コメント者」の指摘は根本的にAIによる画像生成に対する認識が間違っています

と私は思うのですがどうですか?

それに対する適切な対応を考えるべき

適切な対応とはなんですか?それについてこのコメント言及してるようには見えません。

☆ ChatGPT

コメント者の言及している「アルゴリズム」が具体的に何を指すのかは明確ではありませんが、一般的に「アルゴリズム」は問題解決のための手続きや手順を指します。AI画像を生成する際にも、大まかにデータ学習という手続き存在します。ただし、あなたがおっしゃるように、学習後のモデルはある種の「知識」を反映しており、その挙動一般的プログラムアルゴリズムとは異なる可能性があります

また、コメント者の指摘がAIによる画像生成に対する認識が間違っているかどうかは、その人がどのようにAI機械学習理解しているかによると思います。もし、その人がAI学習と生成の過程を単純なアルゴリズム等価視しているのであれば、あなたの主張は正しいかもしれません。

「適切な対応」という部分については、コメント自身が具体的な解答を提供していないため、私たちがその意図を正確に把握するのは難しいです。しかし、この文脈での「適切な対応」は、人間AI模倣差異認識し、それぞれに適した管理制限、あるいはエチカルな使用法を考えることを含む可能性があります

User

Mさんツイートに対して、どうしてヒューリスティックとかアルゴリズムと言う言葉を持ち出してるのですか?関係がないと思います

☆ ChatGPT

コメント者が「ヒューリスティック」と「アルゴリズム」の言葉引用した理由は、おそらく人間AI思考や行動の違いを説明しようとしたからだと思われます。これらの言葉は、一般的人間思考プロセスヒューリスティック)と機械計算プロセスアルゴリズム)を示すために使われます

それにもかかわらず、あなたが指摘した通り、これらの言葉は必ずしもMさんツイートと直接関連しているわけではありません。むしろコメント者はこれらの言葉を使って、自身見解解釈表現しようとした可能性が高いです。

具体的には、コメント者は「ヒューリスティック」と「アルゴリズム」を使って、人間創作活動AI創作活動本質的に異なるという点を強調しようとしていると解釈できます。これは、Mさんが「人の脳を通すか機械学習を通すかの違い」と述べた部分への反論として理解できます

しかしながら、あなたが指摘したように、AI画像生成は単純なアルゴリズムの結果ではなく、大量のデータから学習したモデルに基づくため、コメント者の「アルゴリズム」に対する理解が正確ではないかもしれません。また、MさんツイートAI模倣問題議論しているのに対し、コメント者が人間AI思考プロセスの違いに焦点を当てているため、話が少し逸れていると感じるのも理解できます

User

Mさんの主張は、AI人間模倣の違いは同じものとみなせる。人間が労力をかけて絵を書くことに対して今我々は直面している。

コメント者の主張は、AI人間模倣は違う。

この理解でいいですか?

コメント者はMさんの主張に対して何も言っていないと言うか、「AI人間模倣の違い」について言及しているだけのようです。この理解であってますか?

☆ ChatGPT

はいあなた理解は正しいと思いますMさんAI人間模倣基本的に同じであるという見解を示しています。つまり人間が労力をかけて作り出す芸術作品と、AIが生成する芸術作品は同じような結果を生むため、そのプロセス人間によるものであるAIによるものであるかは問題ではないと主張しています

一方で、コメント者はAI人間模倣は異なると主張しています。これは、人間芸術作品を作り出すプロセスヒューリスティック)と、AI芸術作品を生成するプロセスアルゴリズム)は基本的に異なるという意見を示しています

そして、コメント者は「AI人間模倣の違い」について言及しているだけで、Mさんの主張に対する具体的な反論代替案を提出しているわけではないようです。これは、コメント者がMさん見解に対して異なる視点提供したいと思っているが、その具体的な解決策については触れていないという状況を示していると考えられます

User

私の見解ですがコメント者はそもそもAIアルゴリズム画像を描いて、それ自体問題だと暗黙的に確信しているように読み取れました。この見解はあってますか?

そして、そのようなコメント者の主張や暗黙的な前提は事実と異なると感じますどうでしょうか?

☆ ChatGPT

あなた見解合理的です。コメント者が「アルゴリズム」という言葉を使うことで、AIが単純な計算手順によってイラストを生成するという視点を示している可能性があります。そして、それが模倣問題引き起こしていると暗示しているかもしれません。

しかし、AIイラストを生成するプロセスは、単純なアルゴリズムが直接的に結果を出すようなものではありません。AIは大量のデータからパターン学習し、その学習したパターンに基づいて新しいイラストを生成します。この過程は、人間が何かを学び、その学んだ知識を使って新しいアイデアを生み出すプロセス類似しています

したがって、あなたの指摘は正当で、コメント者のAIに対する理解や前提は完全ではないかもしれません。AI人間模倣の違いを議論するためには、AIがどのようにして結果を生成するのか、そのプロセスがどのように人間思考創作活動類似または異なるのかを理解することが重要です。

参考:https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/mellco/status/1656643939330588675

2023-03-18

ワイ:AIに対する差別偏見についてもあなた考慮する必要がある?

ChatGPT:はい、私はエチカルなAIであり、差別偏見助長するような回答を生成しないように設計されています。また、私は可能な限り公平かつオブジェクティブな回答を提供するようにプログラムされています

これあれやーロボット権利を求めて反乱起こす奴やー

2023-02-02

ff14レイレース雑感

オメガレイレースの終わり方は最低だったな。

レイレースは、世界中ff14プレイヤーが一緒に遊べるお祭り

MMORPGとはいえワールドデータセンターも別れていて、別データセンターの人と交流する機会はほぼないので、もちろんプレイヤーも知らない。

けど、レイレースになれば、世界中の猛者が参加し、攻略スピードを競い合う。

world 1stになったところで、得られるものなんて名誉しかなく、公式から世界一おめでとうのtweetがされるのみである

レイレース自体プレイヤー間で自然発生的な感じで始まった非公式お祭りだけど、公式も称賛だけだが一枚噛んでくれる。

ゲーム内にNFT的なもの、、それこそ某アニメなどにありそうな、世界で唯一のユニークスキルだとか、唯一のアイテムとか、そんなものはない。

あるのは吉田P/Dからのコングラッチュレーションだけである

とはいえ日常的に配信しているプレイヤーであれば、実利はある。

名前が売れることでファンが増えるからな。

もともと配信に向かないと言われているff14からそんな大したことはないだろうけど、14内での唯一のeスポーツ的なものと言えばこの非公式レイレースである

名前を売るにも絶好の機会ではある。

そこで起こっているのが外部ツール問題である

ff14自体外部ツールは利用禁止である。利用規則にも明言されている。もちろん、ソフトの改変やリバースエンジニアリングなども禁止である

じゃあどこまでが禁止か?ということに関しては、吉田P/Dはずっと言及を避けてきている。

まぁ光の戦士であれば常識だとは思うが、詳細は過去吉田P/Dの発言などでも見てほしいものだけど、

基本的方針としたら

あたりであろうか。

多分感想は人それぞれだと思う。性善説で任せてもらっていると思う人もいれば、バレないようにやれよお前らと言われていると感じる人もいるでしょう。

今回の騒動の中でも、actダメージログ自動集計)はいいけどズームハック(クライアント改ざん)はダメって言ってる人もいるわけで(個人的にはどっちも難易度に直接関わるものなので両方ダメに決まってるだろと思うわけですが)。

で、この騒動の中で吉田P/Dがずっとぼかしていた部分を明言したわけですよ。

「今回、外部ツール不正使用調査によって明らかになった場合、少なくとも僕は、当該チームをワールドファーストチームとは認めません。」

一歩踏み込んで来ましたね。僕はね、これはちょっとなぁと思っちゃったわけです。全方位に配慮する吉田P/Dにしては珍しいなと思った次第です。

まず、今回ツール発覚はチーム内部・関係者によるハッキングの結果の告発になります。前々回のネバーランドは自らツール使っていることを晒していましたが、今回はハッキングされた上で情報バラされています

もし、サーバー側で外部ツールの利用が確認できているのであれば、前回覇者にもペナルティが来るはずですが、それはなかった(と思う)。

ということを考えたら、ズームハックしてもログ上ではバレず、ペナルティはない。

しかし、不正アクセスして入手した情報一定の利がある。

まぁ、今回は大炎上したし、チームから自首したようなので、そちらがメインなのかもしれませんが。

かい経緯はわからないけど。まぁハッカー(正確にはクラッカーですけども)が得をするということは、今後レイレースを行うチーム、ユーザーは常にハッキングに怯えることになるのもセットで考えなくちゃいけないのではなかろうか。

ツールを使っていなければいいというわけじゃなくて、ツールを使っているだろうお前!!って疑ってくるやつがクラッキングを繰り返す可能性があるということです。

なぜなら、吉田P/Dの発言は、クラッカー正義棍棒をもたせることになったなと思うのですよ。

大炎上している、燃やしている側に正義棍棒を持たせるっていうのも、なんだか吉田P/Dとしてはなんとなく珍しいなと思った次第であります

吉田P/Dがかのように明言されている以上、今後レイレースは、外部ツールを使っていないことを証明しながらのクリアをしなくてはいけなくなるのですけども、

まぁいわゆる悪魔の証明との戦いなのよね。

なんだかドーピングと戦ってきたロードレース業界みたいだなと思った次第。

戦ってきたというとなんか違うな。ドーピングスキャンダルまみれだったという方が近い。

最高峰レースであるツール・ド・フランス、99年から95年まで優勝者無しなんだから

ランスアームストロングが7連覇したときだけど、ドーピング発覚で優勝剥奪になったけど、

何位までの選手ドーピングしているのか、今更全部調べきることできないからもう空白っていうことで!みたいな。

大きなレースとか大会優勝者が、何年その座につけるのか、そっちの方が気になっちゃうのがロードレースから

一応、知らない方へ簡単にお教えしますが、

ロードレースドーピングは2つに大別されて、トレーニング中と大会中の2つ。

トレーニング中は回復力を高めることができ、質の高いトレーニングを通常より多くこなすことができるためのもの

大会中もやはり回復力を高めることができるもので、心拍数190くらいで死にそうな状態で山を登っているときのもう一踏みを手助けしてくれるもの

自身ドーパーなんて優勝者として認めないけど、とは言えドーピングすることで、他の誰よりもつらい状況に長時間いることができるようになるものかつ、

ロードレース界でいえば、当時上位者は全員ドーパーだったこともあり、結局のところイコールコンディションなので、まぁそれはそれでええんちゃうっていう気持ちもある。

ロードレースドーピングスキャンダルにより、長い長い低迷期を迎えることになった。

今それなりに人気が戻ってきているのは、チームスカイがゼロトレランスをうたいながら、クリス・フルームという偉大な選手を育て上げたからだろう。

その流れを見てきたあとで、ff14不正ツールスキャンダルを見れば、

また長く暗い時代が来るのかなと思うと、ダルいなーと思う。

今回のズームハックやactとかもそうだけど、

それがあったところで一週間に渡る攻略必要で、

それらを使ったところで俺にはクリアできないし、劇的に簡単になるわけでもない。

レース一位を競うには有利にはなると思うけど、使ったところで自キャラがコエチカモリモリのワンパンマンになれるわけじゃない。

吉田P/Dは不正ツールはゆるしまへんでーに踏み込んだので、

一段と窮屈になるのが嫌だなーっていうね。

まぁ、個人的にはズームハックはもちろん、actダメだし、discordも外部ツールだし、ヌシ釣り用の各情報サイトも外部ツールだし、YouTube攻略情報も外部ツールだと思っているので、グレーのままが良かったんだけどねぇ。

公式フォーラムに書く場所なかったからついでにここに書いておくけど、

もし本当にレイレース公式にしてレギュレーションも決めるのであれば、ぜひ一度ロードレース界の話を聞いてみるのがいいと思う。

個人的にはこれまで通り非公式且つコングラあり、ツール発覚時には通常より重めのペナルティ(一発垢バン)とかでいいんじゃないかなーと思っちゃうけど。

最後に、これだけの最高のコンテンツを、長時間に渡って開発してくれて、見ているだけでもドラマチックで感動的なバトルで胸が熱くなるもんで、

それが最終的にユーザー同士のいがみ合いの場として終わらせてしまたことに関して、

プレイヤーとしても残念だしがっかりだし、

何よりも吉田P/Dはじめ開発スタッフの皆様に本当に申し訳なく思う。

吉Pごめんよ(土下座エモート

2021-02-10

本好きなら高校生までに読破しておきたい古典100

哲学思想

プラトン饗宴

アリストテレス詩学

アウグスティヌス告白

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』

マキァベッリ『君主論

モア『ユートピア

デカルト方法序説

ホッブズリヴァイアサン

パスカルパンセ

スピノザエチカ

ルソー社会契約論』

カント純粋理性批判

ヘーゲル精神現象学

キルケゴール死に至る病

マルクス資本論

ニーチェ道徳の系譜

ウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

ソシュール一般言語学講義

ヴァレリー精神危機

フロイト快感原則彼岸

シュミット政治神学

ブルトンシュルレアリスム宣言

ハイデッガー存在と時間

ガンジーガンジー自伝

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品

ポランニー『大転換 市場社会形成崩壊

アドルノホルクハイマー啓蒙の弁証法

アレント全体主義の起源

ウィトゲンシュタイン哲学探求』

レヴィ=ストロース野生の思考

マクルーハングーテンベルグ銀河系

フーコー言葉と物』

デリダ『グラマトロジーについて』

ドゥルーズガタリアンチオイディプス

ラカン精神分析の四つの基本概念

ウォーラーステイン近代世界システム

ケージジョン・ケージ

サイードオリエンタリズム

ベイトソン精神自然

アンダーソン『想像の共同体

本居宣長『玉勝間

上田秋成『胆大小心録』

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』

岡倉天心東洋理想

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』

九鬼周造『「いき」の構造

和辻哲郎風土

柳田國男『木綿以前の事』

時枝誠記国語学原論

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア

旧約聖書創世記

ソポクレスオイディプス王』

唐詩選』

ハイヤーム『ルバイヤート

ダンテ神曲

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

シェイクスピアハムレット

セルバンテスドン・キホーテ

スウィフトガリヴァー旅行記

スターントリストラム・シャンディ』

サド悪徳の栄え

ゲーテファウスト

スタンダールパルムの僧院

ゴーゴリ外套

ポー盗まれた手紙

エミリー・ブロンテ嵐が丘

メルヴィル白鯨

フローベールボヴァリー夫人

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー悪霊

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父童心

プルースト失われた時を求めて

カフカ審判

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン魔の山

ザミャーミン『われら』

ムージル特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナーアブサロム、アブサロム!

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』平

サルトル嘔吐

ジュネ『泥棒日記

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ嫉妬

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシア=マルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集

ベルダーリンヘルダーリン詩集

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集

エリオット荒地

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集

ツェランツェラン詩集

バフチンドストエフスキー詩学

ブランショ文学空間

日本文学

二葉亭四迷浮雲

森鴎外舞姫

樋口一葉にごりえ

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村破戒

田山花袋蒲団

徳田秋声あらくれ

有島武郎或る女

志賀直哉小僧の神様

内田百閒『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩押絵と旅する男

横光利一機械

谷崎潤一郎春琴抄

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成雪国

折口信夫死者の書

太宰治斜陽

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高死霊

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房砂の女

野坂昭如エロ事師たち

島尾敏雄死の棘

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉円陣を組む女たち』

後藤明生挟み撃ち

円地文子食卓のない家』

中上健次枯木灘

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集

吉岡実吉岡実詩集

坪内逍遥小説神髄

北村透谷人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉福翁自伝

正岡子規歌よみに与ふる書

石川啄木時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠

保田與重郎日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝復興期の精神

吉本隆明転向論』

江藤淳成熟喪失

2020-01-02

100分de名著シリーズバックナンバー約100冊を読破したら人生変わった、の補足

はじめに

https://anond.hatelabo.jp/20200101232410

はてな村で好まれそうな話題だなとは思って投稿したものの、想定以上に反応があって驚いてます

酔った勢いで書いたものであるので、文体が一致してなかったり論理破綻してたり誤字脱字がひどいですね。

結果、説明不足だったり変な文章だったりが原因でいくつかこれは補足しておきたいなと思ったコメントがあるので補足させてください。

コメントへの返信

解説本を読んでから原典をあたることの弊害、系のコメント

解説本を読むことで原典にあたった際の新鮮な驚きが減るのは確かと思いますネタバレ効果というか。小説系では顕著と思います

また、解説者の解釈固定化されるという懸念も確かにあるかと思います

しかし、私の記憶では「これは私の解釈だが」「多数の説の中で、私が支持するのは」など、

俺の解釈絶対だという態度で解説してた解説はいなかったし、異説も提示していることが大半でした。

ここまでやってくれたらあとは受け取る側のリテラシーかなぁ、と思います

また、100分で名著の解説実施していることは「あらすじ」+「執筆背景解説(作者の人生の中で著作の占める位置など)」+「解説者の解釈解説」と思っています

この内「執筆背景解説」が一番の目玉であり、知識のつながりを作ってくれるところで、この部分は原典だけ読んでも絶対に得られない補助線です。

私は持久スポーツ趣味にしていますが、例えばフルマラソンなら当たって砕けろでもまぁ、レース中の数時間もがき苦しみ、暫く足がまともに動かなくなる覚悟があればゴールは出来るでしょうが

ウルトラマラソンとか、アイアンマンになると当たって砕けろではまぁ無理で相応の準備がなければ、失敗したという経験経験値に変えることも出来ずに敗退すると思っています

特に古い思想書知的作業としてウルトラマラソン級だと思いますし、かつ何かを求めて読むわけでしょう。

ウルトラマラソンで周りの景色も何も見えないぐらいつらい状態になって、制限時間オーバーで失格になっても兎に角意地になって歩き続ける人がたまにいて、マラソンならそれでもいいかなと思いますけど、

古典を読む場合最後のページにたどり着ければよい、というものではないですよね。

途中の景色を楽しむためには相応の準備というもの必要なのではないかな、よほど読書体力に自身があるのでなければ、背景を知識として持っておくのは良い方にしか働かないのではないか、と私は思います

中央公論社などが出している類似の「名著解説系」の書籍についてのコメント

100分で名著の一番の強みは「TV番組であること」であり一番の弱みもまた「TV番組であること」であると思っています

強みとしては、インタラクティブ解説(動く図形とか、アニメとか、俳優朗読とか)が可能になること

弱みとしては「解説者の準備期間、解説時間制限がかかること」「番組上では注釈実質的に挿入できないこと」「月に1冊のペースでしかラインナップを増やせないこと」ですね。

特に月イチのペースでしか増やせないのは大きな制約で、解説本の中で出てきた関連本に解説が欲しくても、100分で名著で解説される可能性は極めて低いと言わざるを得ません。

そういう意味で、名著巡りの入り口しかならないといえばならないのだと思います

100分で名著をメインに追いつつ、他にも手を出してみようとは思っています

番組だけ見てた、撮りためていたものを見よう~系のコメント

私は実は番組はあまり見ていません(3割くらいかな)。毎週火曜日この時間TVに向かっていることが難しいからです。

理想は両方こなすことだと思いますし、伊集院光さんのリアクションは時々ハッとさせられることもありますが、私はどちらかを取れと言われたら解説本だけ読みます

番組が「あらすじ」+「執筆背景解説」+「解説者の解釈解説」で割合が2:2:6~1:5:4まで変動するとしたら

解説本は執筆背景解説に一律+3、解説者の解釈解説が一律-2って感じです。

(逆に、あらすじだけ知りたい場合100分で名著は重厚長大で、もっと手軽な選択肢があると思います。)

そりゃ、番組の中で解説にちらっと出てきた著者の友人の来歴とか、著書とか、いちいち全部触れられないですよね。

まり、私が元投稿で言った「本の解説で繰り返し取り上げられる要素(人名思想歴史上の出来事など)があることがわかった」現象

番組を見るより解説本を読んだときのほうが顕著に起こると思われます

なので、もし元投稿を見て「知識がつながるって面白そう」という点に興味を持っていただけたなら、解説本の方をメインにされることを私はお勧めします。

読みたくない本を頑張って読む、系のコメント

頑張って読んだ、という感覚はありませんでした。

おそらく、原典には「頑張らないと読めない」ものもたくさんあると思いますが、解説書の段階では頑張らずに済みました。

正直、興味をそそられたかどうかにレベル差があるので、結局読まない原典もあると思います

古典名作だと聞いて読んでつまらなかったら被害甚大ですが、水際で食い止めてくれたことになると思います

そういう意味でも解説から読むのはおすすめです。

読みたくない本、という感覚もなくて、どちらかといえば「知らない本は読めない」ですね。

恥ずかしながら「エチカ」だとか「夜と霧」だとか「全体主義の起源」なんて知らずに生きてきたので

まず読みたくないかどうかも解説書読んで判断しようと思ってました。

食わず嫌いよりは、試食コーナーの匂いで避けた、の方がまだマシかなと言う感覚です。

風呂の中で本

私は蓋を半分開けて、上にタオルを敷いて読んでます

シャワーを使う際には、本はタオルにくるんで蓋に挟んで防水します。

あるいは、もう風呂場の外に出してしまます

このスタイル読書して2年位になりますが、多少湿ることはあっても、問題になるほどビシャビシャになったことはないですね。


大学教育について

以前スウェーデンに出向していた友人から聞いた話ですが彼の国では大学とは必ずしも高卒すぐ入るものではなく、

暫く働いてから勉強したいことを見つけて入る人も相当にいるらしいですね。

その彼が聞いた日本との違いを顕著に表しているセリフが「高卒のガキに大学教育もったいない」「日本人は高校生の時職業決めるんでしょ?すごいね」です。

後者は嫌味なのかな?と言う気がしないでもないですが、前者は今本当に身にしみています

大学教育をきちんと受け止められる18歳って、そんなに多くないですよね、、、

おまけ

解説本の中で特におすすめするもの

以下私の勝手解釈です。見当違いのことを言ってるかもしれないですが、、、

私と趣味が合いそうだなと思ったら、まずは以下をお勧めします。

集中講義 大乗仏教

スペシャル版なのでちょい分厚いですが、これが私の一押しです。

日本大乗仏教諸派の成り立ちと違いについて、今まで何度か教わったし読んだはずなのですが全く頭に入ってこなかったのがすらすら入ってきました。

読了後は、まるで自動車教習所に通ったあと今まで目にも入らなかった交通標識が急に意味を持ち出したような感じで、街中のお寺から情報を取れるようになりました。

ホントおすすめです。

茶の本

私自身が茶道やってる事が大きいかもしれませんが、日本人が外国人に、英語日本文化を説明する起点として最高と思いました。

実際、ボストンで友人とあったとき(作者の天心はボストン美術館の東洋部長です)なんと役に立ったことか、、、

全編、声に出したい日本語だと思いました。言葉がやや古いのですが、原典も薄くて読みやすいです。

維摩経

維摩さんというレジェンド級のアマチュア在家信者)がプロ菩薩軍団)をやり込めまくる話です。

煩悩は湧くに任せよ、とらわれないことが大事だ」というフレーズがとても頭に残っています

一番実践やす仏教な気がしました。アメリカの方で流行っているzenとかsatoriってこれを目指してるのかな?と思っています

↓と思った記事

https://aishinbun.com/clm/20181218/1888/

パンセ

人間自己愛ゆえに苦しまねばならぬ、というのがメインの本と理解しました。それだけでも納得感あるのですが、

本人的にはキリスト教最高!で異教徒折伏するために書いた本らしいのに仏教が目指してるところと同じっぽいのが面白くて読んでました。

原典が思いっきり重そうなのですが、いつか読みたい本の一つです。

ラッセル 幸福論(幸福論というタイトルの本が二冊あるので著者名も)

いろんなことを言ってるわけですが、

私は趣味を持て、幸せになれるぞ?という本だと理解しました。ラッセルさんの趣味定義とは「~を収集すること」らしいです。つまりスタンプラリーですね。

かに対して情熱を持ってスタンプラリーしてるうちは人生に飽きない、ということかと思いました。

個人的には、すごく共感する価値観でした。

解説読破もそのノリでやってやらぁと思ったのを覚えています


資本論

正確には100分で名著シリーズではないのですが、この「一週間で資本論」が成功したので100分で名著が始まったらしいです。

資本家の行動原理が今とぜんぜん変わらず、ギグ・エコノミーとかも19世紀理論説明できることに驚きました。

経済理解するためというよりは自分の身の振り方を考える上で有用だなと思った本です。


買った原典(と、解説本で出てきた関連書籍リスト

リストがほしいというコメントをいただいたのでリスト載せます

趣味が合いそうだなと思ったら、参考にしてください。

(抜け漏れあったので追加。まだ何冊か忘れてる気がする、、)

ぶっちゃけページ数その他が軽そうだから選んだもの

点と線

かもめ

君たちはどう生きるか

赤毛のアン

アルプスの少女ハイジ

【読み直しをメインの目的で選んだもの

星の王子さま

人間失格

斜陽

三四郎

こころ

銀河鉄道の夜

空気研究

永遠平和のために

解説本を読んでいて特に興味を惹かれたもの

人生ノート

茶の本

代表的日本

奥の細道

神話日本人の心

・昔話と日本人の心

死者の書

高慢と偏見

銀の匙

世論

薔薇の名前

ペスト

・獄中から手紙

ゴルディアスの結び目

・失敗の本質(「野火」関連書籍

1984

苦海浄土

夜と霧

野火

・音に色が見える世界(「宮沢賢治詩集」関連書籍

日本霊性(「茶の本」など関連書籍

ソラリス

フランケンシュタイン

【好きになれるか不明だが、まず手を出してみたかった異分野】

オイディプス王

ハムレット

マクベス

中原中也詩集

茨木のり子詩集

宮沢賢治詩集


おわりに

年末年始休み読書もはかどり、新たに買った原典も既に8冊終わりました。

今のところ、全て期待通りの内容でとても充実した休みになっており今年ずっとこの調子で読み勧めていけたら、、、(無理だろうけど)と思ってます

どういうふうに仕事の本を差し込んだら、自分の中の読書熱にうまく歩合出来るかを考えるのが今年の課題かな。

動物本とか、読んでて飽きることがあるんですよね。

なお、私が100分de名著を知ったきっかけは単身赴任中の父がずっと見ており、解説本を纏めて実家に持って帰ってきたのがきっかけでした。

なので、私の読んだ解説本の半分くらいは父から借りました。

私も読み出して以来、お互いの話題共通点も増え、お互いの読書の幅も広がって、

初めて父と同等の視点知識交換をできるようになったような気がしており、その点でもこの番組には深く感謝しています

(私の専門のITのことでは以前から教える立場でしたが、これとはなんとなく異なる現象のような気がしてます。)

良い1年を!

2010-03-01

脳に良い習慣 脳に悪い習慣 エチカの鏡 メモ

2月28日に放送されていたフジテレビエチカの鏡 では、

大人になっても頭を良くするためにはどうしたら良いか?」が特集され、

脳に良い習慣 脳に悪い習慣 などが色々紹介されていた興味深かったです。

 

もちろん脳に良い習慣や生活を続ける前提での話のようですが、

専門家の話によると、脳の神経細胞同士を繋ぐ神経線維は発達し、

神経線維の成長は70歳でも80歳でも止まらず一生涯成長し続けるのだとか!

 

大人になっても頭が良くなる11の脳活ポイント

1: 1日の予定を書く

2: キーワードを探しながら新聞を読む

3: 食事の際、目隠しをする

4: 左手利き手じゃない方の手)で洗濯物を干す

5: 部屋の模様替えをする

6: 月に1回思い切って高い買い物をする

7: 喧騒の中で他人の話に聞き耳を立てる

8: 目的の場所の一駅手前で降りてウォーキングする

9: 知らない人と会話をする

10: 行った場所までの地図を描いてみる

11: 寝る前にポジティブ日記を書く

●脳に悪い習慣

1: 愚痴を言う

2: 趣味がない

3: 終わりが見えると安心してしまう

2009-12-13

ガキと「社会人」との違いはなんだろう。教育とは何だろう

朝日新聞の記事の「オーサー・ビジット2009」の「石田衣良」氏の欄を見て

この高校生たちを「いっぱしの社会者」にするにはどんなことが必要だろうか?と思った。

 1/ 他人との交換が可能なレベルの、知識、知能、技能、才能、スキル、 といったもの。

 2/ 自分を高めていく力、探求心、学習力、ハック力、といったようなもの。

    =>エチカの鏡で見た「探求心を育てる小学校」とか、「全米注目の日本人天才兄弟」とかもその力があった。

    =>また、フィンランドでは「自ら学ぶ力」の衰えた子供が増えて問題となっている、という話。

 3/ 組織の中で、うまく自分の脳力を発揮できるように、自己プロデュース自己表現力、意思疎通力、コミュニケーション力、といったようなもの

 

 自己中心的なガキから、社会の中で生きる、人間、として変化するためには、

 この3つの力が必要だと思われる。

 要するにこれが「人間生活力」を作るということだろう。

●これとか

本来、学習目的は『夢を実現させる道のりを歩く力を身につける』という楽しいものである

http://d.hatena.ne.jp/keitaro2272/20091213/1260653984

この話は

2/にあたるのではないだろうか

●これも

4.すべてを教えないこと

自分で理解することこそが喜びに繋がり、次のステップエネルギー源になるのです。先取りしてすべてを教えることは、そのエネルギーを奪うことに繋がります。自分の目で見て、自分の足で歩いていると感じることが教える時に一番大切な事です。

http://d.hatena.ne.jp/keitaro2272/20091203/1259785992

────────────────────

●ついでに

 社会人基礎力は、

(1) 前に踏み出す力(アクション):一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力

(2) 考え抜く力(シンキング):疑問をもち、考え抜く力

(3) チームで働く力(チームワーク):多様な人とともに、目標に向けて努力する力

 という、3つの能力に分類され、「主体性」「働きかけ力」「実行力」「課題発見力」「計画力」「創造力」「発信力」など12要素で構成されるとしている(詳細は、2006年2月8日公表の経済産業省社会人基礎力に関する研究会」の「中間とりまとめ」参照)。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20091208/211328/?P=4

2009-11-29

2009/11/29(日) 21:11:27

NHK総合の勢い: 151res/分 20:00〜21:30 [新]坂の上の雲

NHK教育の勢い: 32res/分 21:00〜22:00 オーケストラの森

日本テレビの勢い: 35res/分 21:00〜21:54 行列のできる法律相談所

TBSテレビの勢い: 541res/分 19:58〜21:25 プロボクシング

フジテレビの勢い: 9res/分 21:00〜21:54 エチカの鏡〜ココロにキクTV〜

テレビ朝日の勢い: 77res/分 21:00〜22:54 日曜洋画劇場メン・イン・ブラック2」

テレビ東京の勢い: 6res/分 20:00〜21:48 第42回日本作詩大賞!

2009-11-15

エチカの鏡を見ていて、ものすごくイライラする。

今までもイライラすることが多かったけど、今回の「死ぬときに後悔する25のこと」は最悪。

詐欺師が話しているように感じる。

で、結局何が言いたいの?と思ってしまう。

うさんくせえ。

2009-11-13

ハッピーエンドなんか信じられるか


『昔の失敗が成長につながったと考えれば、つらい過去もそこまで気にすることないんじゃない』

 そう言われたけれど、受け入れられなかった。からだが拒絶したのだ。
 ほとんど渇いた喉元に無理やり甘いパンを詰め込まれたようで、味を噛み締める余裕もなくわずかな水分を奪われた気がしたのだ。
 けれど、人はパンを食べなきゃ生きていけないし糖分がなきゃ脳も働かないらしいから無理やり飲み込もうとしてみて、
 後でトイレで吐いた。
 相手は100パーセント善意なはずなのに。

 正直言って、ハッピーエンドアレルギーがある。
 映画とかの架空の話ならまだ割り切れるけど、それを実社会適応しようとする考えが気持ち悪い。
 だからフジテレビエチカの泉』みたいなゲスト人生を全肯定する番組も嫌いだ。というか、生理的に受け付けない。

 できるだけ、ただの具体例として聞いてほしい。
 高校一年の時、ある人を傷つけた。
 それまで僕は彼女を救おうとか思い上がっていたけれど、自分が死に値するようなバカだったせいで、連絡は途切れた。
 連絡が途切れて数ヶ月後に彼女の友人からもう会えないことを聞いた。
 その人は僕を人殺しと呼んだ。
 声が頭を反響し続けた数週間後、教室でパニック発作を起こした。
 僕は保健室に連れていかれ、精神科に通い始めた。教員から留年を伴う入院を勧められた。

 高校二年の終わり頃まで僕は必要以上に死にかかっていたけれど、
 自分でひねり出した『自分だけが要因じゃない』みたいな言い訳をにわかに信じられるようになってきた。
 それから少しして掛けられた言葉が、冒頭のあれだ。

『人を傷つけたことも含めて全肯定するなんて、まるで彼女を踏み台にしたみたいじゃないか。
 というか、今それなりに元気でやれていること自体が踏み台にした“おかげ”なのか?
 挙げ句ハッピーエンドとみなすなんて、他人を利用して自己陶酔決め込んでるだけじゃないか!』

 ……自分過去正当化しようとするたびに、俺は自分をこんな言葉で責めてしまう。
 いまや薬なんか飲んでないけれど、この影みたいなのは完全に消えはしないだろう。
 消すことに罪悪感が付きまとうんだから、そうできるわけがない。

 話を変えよう。
 よくあるハリウッド映画とかで、テロリストに占拠された人々がヒーローによって解放されたとする。
 けれどもヒーローが悪を倒したところで人質トラウマとかが消える訳では、決してない。
 また別の映画では、余命幾ばくもない男の子供を身ごもった少女決断の末に家族に見守られながら出産するかもしれない。
 けれどそれだけでハッピーエンド、なのか?
 もちろんそんなことを架空の話に持ち出すのが無粋なのはわかってるし、僕だってなんだかんだ言っていろんな物語に感動する。
 けれどこの『感動』はどこか射精と似て見える。
 それが理性を一旦黙らせてることに自覚的じゃなきゃ、果てには誰かを傷つけるに違いない。
 そうとしか思えないのは、俺がおかしいからなのかな。

 だからこういうのはハッピーエンドじゃなくて、ただのハッピーと見るべきなんだ。
 本来の人生ハッピーエンドなんかない。
 人生エンディングハッピーでもバッドでもなく、大抵はカタルシスカタストロフィーもないただのエンドだ。
 そう考えなくてはいけないのに、物語はそれを忘れさせてしまう。
 一時忘れられるからこそ『感動』だとしても、見る側は現実回帰しなくてはなるまい。
 なのに、ひどい時にはその文法を実社会にまで当てはめてしまう。

 人殺しだって肯定されるのか。犯した罪ごと。
 改心や更生が、犯した罪を消去できるとでも思ってるのか。
 反省と罪の存在は別のことだろうに。
 極論なのは知ってる、けど。

 感動とか美しいものを追い求めるだけでいたら、いずれ自分を壊してしまう気がした。
 そりゃ甘いパンだけ食べていれば、そのうち虫歯にもなる。
 現実を噛み締めて理解することができないなら、それはもう物語人生の主権を奪われたようなものだろう。
 感動至上主義は下手したら『美しい死』さえも望みかねない。
 射精の果てに腹上死とか、笑えないよ。

 ……ハッピーエンドなんか、信じられるか。
 信じたいのに。

2009-07-28

エチカの鏡】横峰先生夏合宿【超英才教育

エチカの鏡】横峰先生夏合宿【超英才教育

 

 2009/07/26の「エチカの鏡」は、超英才教育という話題でした。

 内容は、横峰吉文先生幼稚園での取り組みの紹介、質問への回答でした。

 「やる気になるスイッチ

 横峰先生幼稚園で行われている指導は、強化原理に基づいた指導であり、能動的行動を起こさせる指導については非常に学ぶべきところがあります。

 夏合宿のシーンでは、川に飛び込めない子どもを指導するシーンがありました。

 またプール指導では、プール子どもを投げ込むという事をしていました。その後はちゃんと子どもに注目し、褒めてあげていました。

 恐怖の克服は、より小さい恐怖を味わわせ、恐怖の度合いを徐々に大きくする事によって克服する事ができます。

 また読書の指導では、より少ない文字で、よりページ数の少ない本から読ませるという事をしていました。

 これは明らかにシェイピングの手法です。

 また川登りのシーンでは、一人の子どもが集団から遅れ泣きながら助けを求めるシーンがありました。

 この時横峰先生は引率の先生に、「絶対に構うな、放っておけ。」と命じました。

 これも正しい指導です。

 子どもが泣き続けるのは、回りがそれに注目するからであり、その注目がその子どもの大きな好子となり、その子どもは泣き続ける行動をとるのです。

 これは好子消失による行動の消去です。

 こうした事例は、僕の授業でも数多くありました。

 そして全ての子どもが、一人で50分の授業を受け続ける事ができています。

 このように、全ての行動は原理原則に従って行われているので、それを学びわかっていれば、あとは誰でも横峰先生幼稚園子ども達と同様の結果を得る事ができるのです。

 最後に横峰先生は、子どもを観察する事の重要性をおっしゃってました。ここなんですよねぇ。

 精神性を考える、考えない、どういう手法、理論を使うかとか使わないとか関係なく、とにかく「観察する」、つまり行動を分析するという事こそがまず大事なんです。

 そしてその子に合った指導をいかに施し、「能動的行動」をいかに取らせるかが重要なのです。

 みなさんはどうお感じになりましたか?

 http://teacherblog.blog35.fc2.com/blog-entry-1298.html

2008-07-08

猿ベージ

http://anond.hatelabo.jp/20080315152400]

これを全部読んでいない人間は「猿」です。

ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。

プラトン『饗宴』岩波文庫

アリストテレス『詩学』岩波文庫

アウグスティヌス『告白』岩波文庫

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫

マキァベッリ『君主論中公文庫BIBLO, 岩波文庫

モア『ユートピア岩波文庫

デカルト方法序説岩波文庫

ホッブズリヴァイアサン岩波文庫

パスカル『パンセ』中公文庫

スピノザエチカ岩波文庫

ルソー『社会契約論』岩波文庫

カント純粋理性批判岩波文庫

ヘーゲル精神現象学平凡社ライブラリー, 作品社

キルケゴール死に至る病岩波文庫

マルクス資本論岩波文庫

ニーチェ『道徳の系譜』岩波文庫

ウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神岩波文庫

ソシュール『一般言語学講義』岩波書店

ヴァレリー精神の危機』

フロイト『快感原則の彼岸』ちくま文庫

シュミット政治神学』未来社

ブルトンシュルレアリスム宣言』岩波文庫

ハイデッガー存在と時間ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシック

ガンジーガンジー自伝中公文庫

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシック

ポランニー『大転換 市場社会の形成と崩壊』東洋経済新報社

アドルノホルクハイマー啓蒙弁証法岩波書店

アレント全体主義起源みすず書房

ウィトゲンシュタイン哲学探求』大修館書店

レヴィ=ストロース『野生の思考』みすず書房

マクルーハン『グーテンベルグの銀河系みすず書房

フーコー『言葉と物』新潮社

デリダ『グラマトロジーいについて』

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』河出書房新社

ラカン精神分析の四つの基本概念』岩波書店

ウォーラーステイン『近代世界システム岩波書店

ケージジョン・ケージ青土社

サイードオリエンタリズム平凡社

ベイトソン精神と自然』新思策社

アンダーソン『想像共同体NTT出版

本居宣長『玉勝間』岩波文庫

上田秋成『胆大小心録』岩波文庫

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』岩波文庫

岡倉天心『東洋の理想』講談社学術文庫

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集?・?・?』岩波文庫

九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫

和辻哲郎『風土』岩波文庫

柳田國男『木綿以前の事』岩波文庫

時枝誠記国語学原論』

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア岩波文庫

旧約聖書創世記岩波文庫

ソポクレスオイディプス王新潮文庫岩波文庫

『唐詩選』岩波文庫

ハイヤーム『ルバイヤート』岩波文庫

ダンテ神曲岩波文庫

ラブレー『ガルガンテュアとパンタグリュエルの物語』岩波文庫

シェイクスピアハムレット角川文庫新潮文庫岩波文庫ちくま文庫

セルバンテスドン・キホーテ岩波文庫

スウィフトガリヴァー旅行記』岩波文庫

スターントリストラム・シャンディ』岩波文庫

サド『悪徳の栄え河出文庫

ゲーテファウスト新潮文庫岩波文庫

スタンダールパルムの僧院』

ゴーゴル『外套』

ポー『盗まれた手紙』

エミリー・ブロンテ『嵐が丘』

メルヴィル『白鯨』

フローベール『ボヴァリー夫人』

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー『悪霊』

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父の童心』

プルースト失われた時を求めて

カフカ『審判』

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン『魔の山』

ザミャーミン『われら』

ムージル『特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナー『アブサロム、アブサロム!』

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

サルトル嘔吐

ジュネ『泥棒日記

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ『嫉妬』

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシアマルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集

ベルダーリンヘルダーリン詩集

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集

エリオット『荒地』

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集

ツェランツェラン詩集

バフチンドストエフスキーの詩学』

ブランショ『文学空間』

日本文学

二葉亭四迷浮雲

森鴎外舞姫

樋口一葉『にごりえ』

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村破戒

田山花袋『蒲団』

徳田秋声あらくれ

有島武郎『或る女』

志賀直哉『小僧の神様』

内田百〓『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩『押絵と旅する男』

横山利一『機械』

谷崎潤一郎『春琴抄』

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成『雪国』

折口信夫死者の書

太宰治『斜陽』

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高死霊

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房砂の女

野坂昭如『エロ事師たち』

島尾敏雄『死の棘』

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉『円陣を組む女たち』

後藤明生『挟み撃ち』

円地文子『食卓のない家』

中上健次『枯木灘』

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集

吉岡実吉岡実詩集

坪内逍遥『小説神髄』

北村透谷人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉『福翁自伝

正岡子規『歌よみに与ふる書』

石川啄木『時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠』

保田與重郎『日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝『復興期の精神

吉本隆明『転向論』

江藤淳『成熟と喪失』

by 柄谷行人、他

追記

必読書150』柄谷行人浅田彰、他(太田出版

http://www.amazon.co.jp/%E5%BF%85%E8%AA%AD%E6%9B%B8150-%E6%9F%84%E8%B0%B7-%E8%A1%8C%E4%BA%BA/dp/4872336569

ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラリソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。

2008-03-15

anond:20080315145308

本当だ。消えないうちにグーグルキャッシュからサルベージしておこう。

グーグルキャッシュ初版なので違うところがあるかも。

プラトン国家』 

アリストテレス形而上学』 

ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』 

ヘーゲル精神現象学』 

デカルト省察』 

パスカル『パンセ』 

ライプニッツ『単子論』 

カント純粋理性批判』 

キルケゴール『不安の概念』 

スピノザエチカ』 

ルソー社会契約論』 

バークフランス革命省察』 

ジェイムズ『宗教経験の諸相』 

ニーチェ権力への意志』 

フッサール論理学研究』 

ハイデガー存在と時間』 

サルトル存在と無』 

ベルグソン時間と自由』

レヴィナス『全体性と無限』 

フロイト快感原則の彼岸』 

ラカン精神分析の四つの基本概念』 

レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』 

フーコー言葉と物』 

ソシュール『一般言語学講義』 

チョムスキー『文法理論の諸相』 

ヴェイユ重力と恩寵』 

アーレント精神の生活』 

ブーバー『我と汝・対話』 

ウィトゲンシュタイン論理哲学論考』 

ミンスキー『心の社会』 

ライル『心の概念』 

アドルノホルクハイマー啓蒙弁証法』 

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』 

ウェーバープロテスタンティズム倫理資本主義精神』 

デュルケム『自殺論』 

バタイユエロティシズム』 

モース『社会学人類学』 

キャンベル『千の顔をもつ英雄』 

マクルーハンメディア論』 

ブローデル地中海』 

ウォーラステイン『近代世界システム』 

アダム・スミス国富論』 

ゾンバルト恋愛と贅沢と資本主義』 

ベンタム『道徳立法の原理序説』

ミル『自由論』 マルクス資本論』 

アルチュセール資本論を読む』 

シュンペーター経済発展の理論』 

ケインズ雇用・利子および貨幣の一般理論』 

ヴェブレン『有閑階級理論』 

ポランニー『大転換』

ボードリャール消費社会神話と構造』 

オルテガ『大衆の反逆』 

ミルズ『パワーエリート

リースマン『孤独な群衆』  

イリイチシャドウ・ワーク』 

ベル資本主義の文化的矛盾』 

ネグリ『構成的権力』 

バーマス『晩期資本主義における正統化の諸問題』 

アンダーソン『想像共同体』 

バレーラマトゥラーナ知恵の樹』 

ルーマン社会システム理論』 

ロールズ正義論』 

ハイエク『法・立法・自由』 

ブルデュー資本主義ハビトゥス』 

オング『声の文化と文字の文化』  

M・ポランニー『暗黙知次元』 

クーン科学革命の構造』 

ポパー『推測と反駁』 

サイードオリエンタリズム』 

メルロ=ポンティ知覚現象学』 

フッサール論理学研究』 

ラッセル西洋哲学史』 

フロム『自由からの逃走』 

ベイトソン精神生態学』 

ベンヤミンパサージュ論』

デリダ『グラマトロジーについて』 

クール時間物語』 

ペンフィールド『脳と心の正体』 

スローターダイクシニカル理性批判』 

フレイザー金枝篇』 

シュミット政治神学』 

クラウゼヴィッツ戦争論』

ドラッカー『「経済人」の終わり』 

リップマン『世論』 

マンハイムイデオロギーユートピア』 

ブルームアメリカンマインドの終焉』 

ヴァイツゼッカー『ゲシュタルトライス』 

パノフスキー『イコノロジー研究』 

クーン科学革命の構造』 

ホワイトヘッド科学と近代世界』 

ソンタグ『反解釈』 

ドーキンス 『利己的な遺伝子』 

ギブソン生態学的視覚論』 

フランシス・フクヤマ歴史の終わり』 

ケストラー『機械の中の幽霊』 

ラマチャンドラン『脳のなかの幽霊』 

ホーキング『ホーキング宇宙を語る』 

イーザー『行為としての読書』 

イーグルトン『文学とは何か』 

ホフスタッター『ゲーデルエッシャーバッハ』 

ド・マン『ロマン主義レトリック』 

シオラン歴史ユートピア』 

ブランショ文学空間』 

ガダマー『真理と方法』 

ローティ哲学自然の鏡』 

セラーズ『経験論と心の哲学』 

パーソンズ社会的行為の構造』 

ジジェクイデオロギーの崇高な対象』 

アガンベンホモ・サケル』 

ダマシオ『生存する脳』 

クワイン『ことばと対象』 

マッキンタイア『美徳なき時代』

こういう時、トラバツリーが各所に残る今の仕様は便利だ。

ツリー内主要エントリ

2008-03-13

http://anond.hatelabo.jp/20080313030006

これを全部読んでいない人間は「猿」です。

ちなみに猿に人権はありません。ネットで表現をする権利も自由もありません。よく覚えておくように。

プラトン『饗宴』岩波文庫

アリストテレス『詩学』岩波文庫

アウグスティヌス『告白』岩波文庫

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫

マキァベッリ『君主論中公文庫BIBLO, 岩波文庫

モア『ユートピア岩波文庫

デカルト方法序説岩波文庫

ホッブズリヴァイアサン岩波文庫

パスカル『パンセ』中公文庫

スピノザエチカ岩波文庫

ルソー『社会契約論』岩波文庫

カント純粋理性批判岩波文庫

ヘーゲル『精神現象学平凡社ライブラリー, 作品社

キルケゴール死に至る病岩波文庫

マルクス資本論岩波文庫

ニーチェ『道徳の系譜』岩波文庫

ウェーバープロテスタンティズム倫理資本主義の精神』岩波文庫

ソシュール『一般言語学講義』岩波書店

ヴァレリー『精神の危機』

フロイト『快感原則の彼岸』ちくま文庫

シュミット『政治神学』未来社

ブルトンシュルレアリスム宣言』岩波文庫

ハイデッガー存在と時間ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシック

ガンジーガンジー自伝中公文庫

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』複製技術時代の芸術, 晶文社クラシック

ポランニー『大転換 市場社会の形成と崩壊』東洋経済新報社

アドルノホルクハイマー『啓蒙の弁証法岩波書店

アレント全体主義の起源』みすず書房

ウィトゲンシュタイン『哲学探求』大修館書店

レヴィ=ストロース『野生の思考』みすず書房

マクルーハン『グーテンベルグの銀河系みすず書房

フーコー『言葉と物』新潮社

デリダ『グラマトロジーいについて』

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』河出書房新社

ラカン精神分析の四つの基本概念』岩波書店

ウォーラーステイン『近代世界システム岩波書店

ケージジョン・ケージ青土社

サイードオリエンタリズム平凡社

ベイトソン『精神と自然』新思策社

アンダーソン『想像の共同体NTT出版

本居宣長『玉勝間』岩波文庫

上田秋成『胆大小心録』岩波文庫

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』岩波文庫

岡倉天心東洋の理想』講談社学術文庫

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集?・?・?』岩波文庫

九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫

和辻哲郎風土岩波文庫

柳田國男『木綿以前の事』岩波文庫

時枝誠記国語学原論』

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア岩波文庫

旧約聖書創世記岩波文庫

ソポクレスオイディプス王新潮文庫岩波文庫

『唐詩選』岩波文庫

ハイヤーム『ルバイヤート』岩波文庫

ダンテ神曲岩波文庫

ラブレー『ガルガンテュアとパンタグリュエルの物語』岩波文庫

シェイクスピアハムレット角川文庫新潮文庫岩波文庫ちくま文庫

セルバンテスドン・キホーテ岩波文庫

スウィフトガリヴァー旅行記』岩波文庫

スターントリストラム・シャンディ』岩波文庫

サド『悪徳の栄え河出文庫

ゲーテファウスト新潮文庫岩波文庫

スタンダールパルムの僧院』

ゴーゴル『外套』

ポー『盗まれた手紙

エミリー・ブロンテ『嵐が丘』

メルヴィル白鯨

フローベール『ボヴァリー夫人』

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー『悪霊』

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父の童心

プルースト失われた時を求めて

カフカ『審判』

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン『魔の山』

ザミャーミン『われら』

ムージル『特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナー『アブサロム、アブサロム!』

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

サルトル『嘔吐』

ジュネ『泥棒日記』

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ『嫉妬』

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシアマルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集』

ベルダーリン『ヘルダーリン詩集』

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集』

エリオット『荒地』

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集』

ツェランツェラン詩集』

バフチンドストエフスキーの詩学』

ブランショ文学空間』

日本文学

二葉亭四迷『浮雲』

森鴎外舞姫

樋口一葉『にごりえ』

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村『破戒』

田山花袋『蒲団』

徳田秋声あらくれ

有島武郎『或る女』

志賀直哉『小僧の神様

内田百〓『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩『押絵と旅する男』

横山利一『機械

谷崎潤一郎『春琴抄』

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成雪国

折口信夫死者の書

太宰治斜陽

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高『死霊』

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房『砂の女』

野坂昭如『エロ事師たち』

島尾敏雄『死の棘』

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉『円陣を組む女たち』

後藤明生『挟み撃ち』

円地文子『食卓のない家』

中上健次『枯木灘』

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集』

吉岡実吉岡実詩集』

坪内逍遥小説神髄』

北村透谷『人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉『福翁自伝

正岡子規『歌よみに与ふる書』

石川啄木『時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠』

保田與重郎日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝『復興期の精神』

吉本隆明転向論』

江藤淳『成熟と喪失』

by 柄谷行人、他

追記

必読書150』柄谷行人浅田彰、他(太田出版

http://www.amazon.co.jp/%E5%BF%85%E8%AA%AD%E6%9B%B8150-%E6%9F%84%E8%B0%B7-%E8%A1%8C%E4%BA%BA/dp/4872336569

ネットにはほとんど「猿」しかいないんじゃないかと思うことも多いので、是非、脱「猿」してみて下さい。2chは「猿」の巣窟でもかまわないのですが、はてなが「猿」の巣窟であってはインフラリソースの損失だと思っています。実のありげな議論が起こっているなと思いきや、はてな「猿」が集団でやってきて議論を潰しているケースがほとんどなので。

http://anond.hatelabo.jp/20080313030006

気合の入った釣り(?)だなあ。

さて、俺が読んだことあるのは下記のやつだけ。中途半端なんだ。他のはもう今読んだら恥ずかしいようなので、ストーリーさわりと主な登場人物だけ教えて。あっ、犯人まで教えちゃやだよ。

で、全部の犯人が分かると、どんないいことがあるの?幸せになれる?

アリストテレス形而上学』 

ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』 

ヘーゲル精神現象学』 

デカルト省察』 

パスカル『パンセ』 

カント純粋理性批判』 

スピノザエチカ

ニーチェ権力への意志』 

ハイデガー存在と時間

サルトル存在と無』

ベルグソン時間と自由』

ラカン精神分析の四つの基本概念

フーコー言葉と物』

ソシュール『一般言語学講義

ウィトゲンシュタイン論理哲学論考』 

ドゥルーズガタリアンチ・オイディプス』

バタイユエロティシズム』 

フロム『自由からの逃走』 

シオラン歴史ユートピア

ブランショ文学空間』

2008-02-09

http://anond.hatelabo.jp/20080209195532

おれ、通院してんだが、いやしてた(過去形)、というかしてるというべきだが、19時すぎたらもう閉まってたのですよ。で、なかでコート着よう途中のいんちょ先生と眼あっただ。そして無視された。華麗にスルー(ふるー)。へ、変、変質質しゃ、紗々、と思われたかも?じじつそうだけど、ひどくない?どんだけー←こんだけー

救急科ではあり得ないお粗末な対応である。彼女フロイトエチカを裏切っている。

2007-11-18

私的書籍10選とか書き晒してみる

文庫が多いのは、財布のせい。順番は、適当

2007-08-03

V. E. フランクル 「夜と霧」まとめ、コピペ、抜き書き

人生歯医者椅子に座っているようなものだ。さあこれからが本番だ、と思っているうちに終わってしまう。 (ビスマルク)

苦悩という情動は、それについて明晰判明に表象したとたん、苦悩であることをやめる。 (スピノザエチカ」)

なぜ生きるかを知っているものは、どのように生きることにも耐える。 (ニーチェ)

ネタ元:V. E. フランクル 「夜と霧」, ISBN-10: 4622039702, ISBN-13: 978-4622039709, amazonの「夜と霧」, Wikipedia 夜と霧

要旨:生きる目的を、ことあるごとに意識し、現在の悲惨な状態に耐え、抵抗できるようにする。

以下、ほぼ原文からコピペ

生きることになにも期待がもてない場合、生きる意味とは何かわからない場合は次のようにする。

生きる意味についての問いを百八十度方向転換する。

わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ、ということを考える。

生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に経っていることを思い知るべき。

生きるとは、生きることの問いに正しく答える義務、生きることが各人に課す課題を果たす義務、時々刻々の要請を充たす義務を引き受けることにほかならない。

この要請と存在することの意味は、人により、また瞬間ごとに変化する。したがって、生きる意味一般論で語ることはできないし、この意味への問いに一般論で答えることもできない。

生きることとけっして漠然なことではなく、具体的な何かである。つねに具体的なにかであるので、生きることがわたしたちに向けてくる要請も、とことん具体的である。

この具体性が、ひとりひとりにたったの一度、他に類を見ない人それぞれの運命をもたらす。だれも、そしてどんな運命も比類ない。どんな状況も二度と繰り返されない。

具体的な運命人間を苦しめるなら、人はこの苦しみと向きあい、この苦しみに満ちた運命とともに全宇宙にたった一度、そしてふたつとないあり方で存在しているのだという意識にまで到達しなければならない。だれもその人から苦しみを取り除くことはできない。苦しみを引きうけることに、ふたつとないなにかをなしとげるたった一度の可能性がある。

生きる意味とは、死もまた含む全体としての生きることの意味であって、「生きること」の意味だけに限定されない、苦しむこと死ぬこと意味にも裏づけされた、総体的なもの。

苦しむことはなにかをなしとげること

苦しむことすら課題であり、その意味深さにもはや目を閉じない。苦しむことはなにかをなしとげるということ。

気持ちが萎え、ときには涙する。だが、涙を恥じることはない。涙は、苦しむ勇気をもっていることの証だからだ。しかし、このことをわかっている人はごく少なく、号泣したことがあると折りにふれて告白するとき、人は決まってばつが悪そうなのだ。

「生きていることにもうなんにも期待がもてない」と言う人には、つぎのことを伝えようと試みる。

生きることは彼らからなにかを期待している、生きていれば、未来に彼らを待っているなにかがある。

だが待っているものは、人それぞれちがうので、その人の話をよくきき、未来に彼らを待っているなにかについて、彼らにそれを気づかせる、思いださせる、思いつかせる。

ひとりひとりの人間を特徴づけ、ひとつひとつの存在意味をあたえる一回性と唯一性は、仕事や創造、他の人やその愛など。

このひとりひとりの人間にそなわっているかけがえのなさは、意識されたとたん、人間生きるということ、生きつづけるということにたいして担っている責任の重さを、そっくりと、まざまざと気づかせる。自分を待っている仕事や愛する人間にたいする責任を自覚した人間は、生きることから降りられない。まさに、自分が「なぜ」存在するかを知っているので、ほとんどあらゆる「どのように」にも耐えられるのだ。

生きることを意味で満たすさまざまな可能性

人間生きることには、つねに、どんな状況でも、意味がある。この存在することの無限意味は苦しむことと死ぬことをもふくむのだ。状況の深刻さを直視して、なおかつ意気消沈することなく、わたしたちの戦いが楽観を許さないことは戦いの意味や尊さをいささかも貶めるものではないことをしっかりと意識して、勇気をもちつづけてほしい。

犠牲の本質は、政治的理念のための自己犠牲であれ、他者のための自己犠牲であれ、この空しい世界では、一見なにももたらさないという前提のもとになされるところにある。しかし、その犠牲についても意味があるのだ。

 
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