はてなキーワード: ツクールとは
主人公の名前を自分で好きなように設定出来るゲームにおいて、主人公に自己を投影しづらい空気を感じてしまう。
要点は以上です。
以下はもう少し噛み砕いた、匿名じゃないと吐き出すのに躊躇ってしまうような雑記です。
雑記というか、愚痴、もしくは『こうなら良いな』を書いた夢女子お得意の夢妄想と言った方が適切かもしれない。そんな感じの内容が続いています。
論文のような、人に理解させる為の文章を書くのは自分には向いていないと思っているので、自らの書きやすさを重視して長年慣れ親しんできた夢小説を書いている時の調子で書きました。故に冗長な文になっていますので、時間の潰し方を探している方はどうぞ。
昔から夢小説が好きで、必ずというわけではないけど、夢主人公=自分という形で夢小説を読むことがよくある。
そんな私は、設定は関係なく、たとえ自分との共通点が皆無だとしても、夢主人公は自分だとして読み進めることが出来た。
他人の夢小説の読み方にさして興味を持ったことがないので正否は定かではないけれど、もしかすると自分は夢女子の中でも異端な方なのかもしれない。なにせ見た目があって、性格が濃くて、性別が違って、種族さえ違ったとしても、夢主人公のことを自分として読み進めていく事が出来るのだから。
そもそも二次創作自体『もしこうだったら』とか『こんなことがあるかもしれない』とかそういったものを描いているのだから、『自分がもしこういう人間だったら』という前提を頭の中に用意して夢小説を読むことは何らおかしなことではない筈である。
夢小説は、個を表す記号であるところの名前を自分にして読むことが出来る。たとえどんな人物像が充てがわれていたとしても、名前変換という機能が付いている限りそれは『もしこうだったら』の姿が描かれた自分として読んでも許されるのだと思っている。
名前が自分の中での重要なパーツなのだろう。親から貰った名前である、この先名前が変わる事なんて結婚以外にはそうそうない筈だ。
世の中には当然同名の人が沢山いるけれど、それでも自分の名前が私という個を表す要素である事に違いはない。
そしてそんな私は、昔からゲームの主人公の名前も自分の名前だった。兄弟がいたので、セーブデータの判別を付けやすいように各々の名前を使用していたのが癖になっていたのかもしれない。
ゲームの中では、主人公が自分の選択したように動くし、自分の選択に合わせて仲間も成長する。自らに呼応するように変化する世界で、名前だって同じなのだ。主人公は紛れもなく自分だった。
そしてその楽しみ方は、今でも変わっていない。
私が今現在主に活動しているジャンルは、キャラクターを育成していく女性向けのソーシャルゲームだ。キャラクター達が自分の選択に一喜一憂し、会話を重ねて親愛度を上げていく。主人公の名前を好きに変えられるから、私は今まで通り自分の名前を呼んでもらっている。
ゲームの中でキャラクターと恋愛関係に発展する事はないけれど、そこの部分は自分で創作すればいいし、単純に仲間として、友人として、先輩として、後輩として、自分の好きなキャラクター達に慕われるのは楽しくて仕方がなかった。
そのジャンルで二次創作を始めたのも早かった。サイトを立ち上げて、そこに夢小説を載せた。夢主人公の設定は様々で、ゲームの主人公だったり、また別の女の子だったりもした。
このところ夢小説は昔に比べて他の二次創作と同じように衆知されていると感じていたし、ゲームの主人公受けというジャンルが一定数以上の人気を誇っていることも知っていたので、私はpixivにも作品を載せた。名前変換が必要な部分は表現を変えて、主人公の名前は一切出さないようにした。
pixivだと手軽に操作が行える機能が沢山あるので、サイトに夢小説を載せるよりも人の反応が貰いやすい。そんな中で私が貰った反応の一つに、タグがあった。自分で付けた作品タグの他に、相手キャラとゲーム主人公のデフォルトネームでのカップリングタグが付けられたのだ。
作品に夢作品だとの注意書きもしていたけれど、主人公の設定はゲームの主人公に準拠したものだったので、単純に検索しやすいように付けられたものなのだろうと私は認識した。そちらのタグが付いていた方が閲覧数は多いし、反応を貰える事は素直に嬉しいものだ。その後は自分でもそのタグを使用するようになった。
タグの他作品は自分が好んでいる夢作品と何ら変わりはなかったので、私はそちらの方も楽しんだ。pixivには名前変換機能が無い。それ故に殆どの作品でゲーム主人公の名前はデフォルトネームのままだったけれど、ゲーム主人公は=で自分なのだという前提が公式の名前変更機能で示されているし、脳内での変換は容易である。他のサイトの作品は粗方拝見させていただいていたし、占いツクールの作品も同様であったので、読んだことのない作品の宝庫であるpixivは最高だった。
その内Twitterの方にもpixivから飛んできたフォロワーが増え、こちらからもフォローして仲良くなった方も増えた。良いことばかりだと思った。
フォロー数が増えると、当然目にするツイートも多くなる。RTも同様だ。何気なくTLを覗いていた私の目に入ったのは、こんな内容のツイートだった。
「主人公受けでゲームの主人公に自己投影していると思われたくないし、そんなつもりで私は書いていない」
まあそういう考えの人もいるよね、と流し見していたけれど、そのツイートをRTした人が続けていた、
というツイートが引っ掛かり、気になった私はツイート検索をした。それからが駄目だった。
そんな内容のツイートがいくつも見つかった。相手はこちらの事を知らないだろうに、自分の事を名指しで言われているような気がして、私は身勝手にも傷付いていた。
そういうツイートをしている人は決まってデフォルトネームの主人公を可愛がっていたから、私はデフォルトネームの主人公が自分の中から乖離してしまうような、そんな恐ろしさを感じた。彼女には確かにデフォルトの名前が存在しているけれど、システムで名前を好きなように変更出来る彼女は、何にでもなれる存在であるし、何より私自身なのである。どうしてそれがキモいのだろう。
乙女ゲームを始めとした女性向けジャンルでよく見るタイプの主人公。見た目があって名前が用意されていたとしても、名前は自由に変更出来るのだから、そこに自己を投影するのは悪い事ではない筈。というかその為にある機能なのに、そのジャンル内で楽しんでいる人が何故それを蔑めるのか。
「私はゲームの主人公ほど可愛くないし、こんな風にはなれない」
思うのは結構だけど、それを根っこから否定し他人にアピールするのは何故なのだろう。刺々しい言葉でそう言われると、まるでそうしている人間を否定されたような、喧嘩を売られたような気持ちになってしまう。
必ずしも相手に悪気があったとは思わないし、相手側の独り言をこちらが見てしまっただけに過ぎないのだけれど、夢小説はただでさえ二次創作の中では砂をかけられ続けてきたジャンルである。多少過敏になってでも自衛しなければ、楽しくて続けているはずの活動により傷を負ってしまいかねないのだから許して欲しいと思うのは我儘だろうか。
それ以来私は、他の方の書いたキャラクター×ゲーム主人公の作品を読んでいない。ゲーム主人公ちゃんかわいい勢とも関わりを絶ってしまった。自分の作品には未だにそのタグを付けたままだけれど、もう少し自分の中で整理が付いたら、今まで通り他の方の作品を見るなり自分の作品からタグを外すなり出来ると思う。
もっと精神を鍛えて、作品で殴り飛ばせるよう力を蓄えておくことも必要だろう。というかマジで心無いこと言うツイッタラーみんな鍵掛けてくんねえかな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜私も鍵掛けてサイトに引きこもるか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!!!!!?!!!?!?!?(怒りが再燃してきた顔)
口汚い愚痴
これについてつぶやいている奴がほとんど腐、しかも半分以上が成人が、
こんなのあったね、恥ずかしいね、みたいなニュアンスで呟くのが心の底から憎い。
ただただ寒い。ただただ憎い。
しかも10年前に流行したスタイル、現在は占いツクール等で見られるスタイル。
主観だけど、2000~2010年ごろのサイト文化の時代、管理人との対談とか、キャラクター描写の特異さは腐と夢にあったと記憶している。
年がばれるぞ婆
だれかが懸命に書き上げたものをあげつらって仲間内で笑って何が気持ちいいんだよ。
何を得するんだよ
繊細ヤ●ザするつもりはないけどさぁ 噛みつかれたとき絶対に被害者面すんなよ
夢を恥ずかしいもの扱いしないでよ。
まず初めに、こんなところで自分のエロ話をしていいのかどうかわからないから最初に謝っておきます、ごめんなさい。あとオチもないです。
普段から結構本とか読むしゲームするし同人ゲーもするんだけど、この同人ゲーをたくさんしていくうちに自分の中で何かを表現したいという気持ちが強く表れる。
ゲームや漫画・映画でもそこそこそういう気持ちは湧き起こるんだけど、こと同人ゲーにおいてはもうそれはぐつぐつムラムラと湧いてくる。
自分の趣味趣向にカッチリ合ったエロゲーなんてのは存外に少ない、合っても7割ぐらいだと体感でそう思う。
この趣味趣向が自分にとって10割100%バッチリ決まった作品をどうすれば見つけられるのかって言うとこれはもう自分で作るしかないのではという結論に至った。
でもまぁ何かを表現するためには、イメージをアウトプットできる能力が必要なわけで、そして僕は絵が描けない。これがとても辛い。
そりゃ素材やらなんやらは最悪金出して描いてもらえば何とかなるんだろうけど今度はプログラミングができない。ないない尽くし。ついでに言うと金もない。
プログラムも正直ツクールとかで何とかなるかもしれないけど納得できない。絵もプログラムも自分が何一つ携わってない物で、自分の中のものを表現できるとは思えない。
これから絵の勉強とプログラムを頑張るにしたってもう20過ぎたし就職のことも考えなきゃいけない。「ゲーム会社に入って頑張ればいいじゃん」なんて思う人もいるかもしれないけどそういうわけでもない。
あくまで仕事として表現したいんじゃなくて、自分の中の思いとか好みとかを自分のために納得のいく形で表現したいんです。あわよくばお金も出してもらいたいし褒められたいけど。
日常生活してる中で「あっこれ使えるかも」なんて閃きがあって、実際描いて(書いて)みても納得のいくものにならないし余計にむしゃくしゃして自分のスキルのなさを呪うのはなかなかに辛い。
とにかく自分の頭の中のものを何でも表現したくなってきたんだ。ただただそれだけをしたい。でもできない。確実に一歩一歩絵のスキルは上達してはいるかもしれないけど正直気が遠くなる道のりだ。
世の中のクリエイターさんってすごいよ、本当に。僕もいつか自分の中のものを納得のいく形で表現できるように頑張ります。それがエロゲーか漫画か映画かなにかはわからないけど。
タイムロジックっていうフリーゲームをやってるんだけど個人的に久々に面白いフリーゲームに出会えたと思ってる。
ツクール2000制作のフリーゲームだから、それだけで嫌いな人もいるかもしれないけれど、いい感じに王道のRPGになっているので楽しい。
VIPRPGに触れてると、キャラ名と名前がいつもとは違ったり、作品のテンションやキャラクターの性格が違うことに注意が向きそうだけれど、触っていればだんだん慣れてくる。
そして何よりも一番いいと思うのが戦闘が忙しいこと。FFのATBに独自のテイストを織り込んだ戦闘は、ゲームをやってる感がすごくあって面白い。
ダメージを25%カットしてくれる防御を効果的に使うことはもちろんのこと、戦闘中に溜まっていく行動ポイントが高ければ高いほど攻撃力が出るっていうのがいいバランスを作り上げている。
行動ポイントは一度何かしらの行動を起こすと0に戻っちゃうから、使いどころが肝心。また100まで貯まると、防御していたとしてもそれが解除されてしまうから素早い操作が要求される。
パーティーの人数が多くなればなるほど指の動きが忙しくなるゲームなんだけど、それがいい。それでいて、これまたFFでいうところのウェイトモードの戦闘だから極端に焦らなければならないこともないので安心。
少し残念なのが、いわゆる一本道ゲームになっていることと、フィールドが変わるごとに強くなる敵に対抗するために近くの街で最新の装備を全員分集めないとちょっと苦しいきらいがあるところ。
まだ始めて数時間しかたってないから一概には言えないけれど、この二つの要素は嫌いな人が多いかもしれない。
極端にアクの強いキャラクターもいないけれど、王道中の王道を往くストーリー展開も相まって、スクエア産のスーファミ作品を遊んでいるかのようなワクワク感がある気がする、
○朝食:ファミチキ
○昼食:ゆずれもん
○夕食:カルピス
○調子
むきゅー!?
非常に眠くて、一日中毛布にくるまってぬくぬくきゅー! しながら寝てた。
もう五月なので毛布さんともお別れですね、悲しいです。
○お便り返信
oooooo4150 そういえばそろそろOverwatch発売されるけど買います?
確かにやりたくはあるんですが、PS4やPCを買ってまで欲しいか? と聞かれると悩ましく、今回はスルーですね。
ただ、MOBAやりたい欲はあるので、バトルボーンの方を悩み中です。
来月は逆転裁判と極限脱出の完結編にルートレターと欲しいゲーム山盛りなので、その辺との予算の兼ね合いもあって色々悩ましいです。(打越への信頼度がアレのせいで極限まで下がってるので、発売日買いはしないかも)
Xbox One/PC『Project Spark』配信終了―サービス提供もストップ
http://www.gamespark.jp/article/2016/05/14/65835.html
日本では日本語サポートの打ち切りの時点でもう死に体だったけど、完全終了はそれはそれで寂しい。
3Dアクションゲームツクール、という題材自体は決して悪くなかっただけに、惜しい。
Fableレジェンドは打ち切り、Giganticは発売前に移籍、プロジェクトスパークは終了。
Halo5は新アップデート、キラーインスティンクトは新キャラも出て順調と、同じMSパブの運営系ゲームでも悲喜こもごもだなあ。
ギアーズUEの日本未発売からの、終わりの始まりが順調に進んでるようにも思えて、とても悲しい。
とは言え、一ゲーマーでしかないのに悲しんでてもしょうがなくもある。
これからもこういうことはたくさんありそうなので、慣れておかないとなあ。
うーむ、世知辛い。
家でもアプリとかWebサービス作るのが趣味のプログラマーだけど、
作ったもののデザインが基本糞ダサくなるから本当モチベーション下がる
だってさ、どんだけ最新技術とか詰め込んだって時間つぎ込んで作ったって
アイディアが面白かったってデザインがダサい=クオリティが低いってことじゃない
個人プログラマーが作ったサービスって機能性は負けず劣らずでも
「あ、これはデザイナーを雇う金のある法人が作ったサービスだ」
「あ、これはデザイナーを雇う金のない個人が作ったサービスだ」
こういう感覚って多分リテラシーがかなり低い人達でも割りと瞬時に感じ取ってると思う
最近はデザイン用のフレームワークなんてものまであるがそんなもの騙し騙し使ってもやっぱりダサいものはダサい
たまーに設計からコーディング・デザインまで全部一人でやってるっぽいのに
自分はゲームはあんまり作らないけど、ゲーム製作が趣味のプログラマーなんて
もっともっとこういうデザインできない現象に悩まされてるんじゃないか?って思う
アプリやWebサービスよりずっとクオリティとデザインが直結して評価されそうだし
ツクール程度ならともかく下手するとデザインできない=作ることさえできない
ルガルギガムを読み終わった。回収されない謎もあって、上下巻で完結する内容じゃない気がした。
特徴的なキャラクターはいるのに揃いも揃って掘り下げ方が物足りないし、主人公は振り回されっぱなしだし、ヒロインとの関り合いばかりが描かれててイライラした。
そらさ、主人公とヒロインの関係って重要だと思うけどさ、それだけじゃ面白さが足りないよ。
加えて何より辛かったのが、文体。ライトノベルに多い気がするんだけど、地の文に口語文がぶち込まれまくっているのが気になった。
効果的に使えれば文章にメリハリが出るんだろうけど、テンションが高いだけで個人的に大部分が滑ってたように思う。好き嫌いがあるところだからあれだけど。
三巻か四巻くらい使って描けたらもっと良くなってたのかもしれない。もったいない作品だなって感想だな。
ライトノベルといえば世界の終わりの世界録〈アンコール〉もこの前読んだんだけど、こいつはあれだね、スーファミ世代のスクエニRPGを小説にしたやつだったね。
読んでてすっごく血肉がたぎるって作品じゃなかったけど、RPGツクールで作った大作ゲームのシナリオを読んでる気分で楽しかった。
ツクール作品のRPGで、絵なしでもそこそこ売れてるから、シナリオの才能あれば行けるとは思うよ。同人市場なら。
一本、1000円で売って、1000本売れれば売り上げは100万。
DLサイトがどれくらい持って行くか知らんけど、2000本売れば元取れそうだし、それならRPGかSLGが堅いだろう。
(ちなみに2000本売れるレベルだと、お気に入り登録するリピータが付くから、質さえ保てれば次回作以降もアホみたいに売れる)
DLサイト見れば、色んなサークルから明らかに同じ人が描いてる絵で作品出されてるの気付くはず。
シチュエーションなんて、どれも似たり寄ったりだが、それをエロくするのは文章だ。
そこを自分で押さえられるなら、100万でもいけんじゃね?
実際ツクールでゲーム完成させたことないんだけど、発売日が待ち遠しくてワクワクしてる。
小学生のころ、あるゲームの発売日が楽しみでゲーム雑誌を買って、新情報を文章を暗記するぐらい読み込んだり、ゲーム発売日までカレンダーに「あと○日」と書いたり、発売日前日の夜はドキドキ眠れなかったりした時と同じ気分だ。
どんなゲームができるだろう、どんなプログラインがあるんだろうと海外のサイトを巡ったり、人がつくったマップを見たり、キャラのドット絵みたり
あまりに楽しみすぎてJavaScriptの入門書まで買ってしまった。
大人になってからゲーム好きな人との交流はSNSがメインになってるんだけど、
「俺はゲームが好きだ!ゲームを愛している!」という人達が、ゲームの愚痴ばっっっっかりなので辟易している。
内容はいつも
2.洋ゲーは嫌
の3本立て。
勝手に文句言って勝手にゲームから離れていくならいいんだけどさ、こっちがゲームしてる話を投稿すると
「へー洋ゲー楽しんでるんだー」
みたいな嫌味っぽいコメントが飛んで来る。
でもsteamでゲームを探す気もないらしく、ツクール系を始めとする2Dゲームを探す気もないらしい。
受け身で文句ばっか。
何が腹立つって、こういう人達が「現役の」ゲーマーでありゲーム好きだと自分のことを思ってるのが腹立つ。
お前らは「子供の頃ゲームを楽しんだ人」であって、今はもうゲームを楽しめなくなっているんだ。
ゲーム好きを辞めろと言うつもりはないけれど、自分が思ってるほど自分はゲームが好きではないのかもしれない。くらいは考えてくれ、頼むから。
この辺りの流れすら把握してない奴が最近になって商業主義だなんだと騒いだりしてるので、備忘録がわりにまとめておく。
実況はメディア展開作品&ランキング常連実況者の開始日(つまり大体この実況によって広まったが例外もある)。
ニコニコ | メディア展開 | |
---|---|---|
08年以前 | 黎明期 【実況】「ゆめにっき」「ニコニコRPG」など | 2007年を最後にコンパクも終わり、ツクールはお荷物部門として扱われていた |
09/5 | 【実況】「青鬼」/ボルゾイ企画 | |
ホラーフリゲ実況バブル始まる とにかくホラゲなら実況された時代 【実況】「包丁さんのうわさ」「タオルケットをもう一度」「いちろ少年忌譚」「奥様は惨殺少女」「操」 | ||
11/12 | クリエイター奨励プログラム開始 | |
12/4 | 【実況】「Ib」/多数 【実況】「Paranoiac」/鎌首・わこう | ebがIb製作者インタビュー pixivがIbカレンダーなど |
12/10 | 【実況】「魔女の家」/多数 | |
12/12 | 【実況】「シロノノロイ」/猫マグロ 【実況】「マッドファーザー」/多数 | 漫画「NOeSIS」(ガンガンONLINE) |
13/1 | 「ニコニコ自作ゲームフェス」発表 | |
13/2 | 小説「青鬼」(php) 『Project Yumenikki』発表 | |
13/4 | ニコニコ自作ゲームフェス 第一回大賞 「感染性ナイトメア」(サスペンスADV) | |
13/10 | 小説「魔女の家」(eb) | |
13/11 | ニコニコ自作ゲームフェス 第二回大賞 「SANXEN WORLD」(マップ共有アクション) 【実況】「霧雨が降る森」/キヨ 【実況】「排気ガスサークル」/アブ | |
13/12 | ニコニコユーザーチャンネル開始 【実況】「Alice mare」/猫マグロ・レトルト | 小説「包丁さんのうわさ」(eb) |
14/1 | 小説「シロノノロイ」(MF) | |
14/3 | 【実況】「クロエのレクイエム」/キヨ・鎌首 【実況】「黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない」/recog・こーすけ | 小説「タオルケットをもう一度」(php) |
14/4 | ニコニコ自作ゲームフェス 第三回大賞 「イライラカメラ」(パーティアプリ) | |
14/5 | ドワンゴとカドカワ経営統合発表 | 漫画「霧雨が降る森」(コミックジーン) |
14/6 | 小説「キミはキメラ」(eb) 小説「いちろ少年忌譚」(朝日新聞出版) | |
15/7 | 【実況】「恐怖の森」 | |
14/8 | 【実況】「Hero and Daughter」/アブ | 小説「奥様は惨殺少女」(カドカワ) 小説「操」(eb) |
14/9 | 小説「魔王物語物語」(php) | |
14/10 | ドワンゴとカドカワ合併 | |
14/11 | ニコニコ自作ゲームフェス 第四回大賞 「Hero and Daughter」(ハクスラ風RPG) 【実況】「りるれふ」/レトルト | 小説「マッドファーザー」(php) 小説「クロエのレクイエム」(カドカワ) 小説「黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない」(カドカワ) 小説「排気ガスサークル」(eb) |
14/12 | 任天堂、クリ奨を許可 | 映画「DEATH FOREST」 |
15/1 | 【実況】「雨宿バス停留所」/猫マグロ | 小説「Alice mare」(php) 映画「PARANOIAC」 |
15/2 | 【実況】「獄都事変」/キヨ・猫マグロ | |
15/4 | 映画「死臭-つぐのひ異譚-」 | |
15/5 | 「ニコニコゲームマガジン」開始 | 漫画「獄都事変」(ジーンpixiv) |
15/6 | 小説「Hero and Daughter」(カドカワ) 小説「ダンス・マカブル」(カドカワ) | |
15/7 | ニコニコ自作ゲームフェス 第五回大賞 「マヂヤミ彼女」(脱出アプリ) | |
15/8 | 【実況】「殺戮の天使」/キヨ | 漫画「大海原と大海原」(ジーンpixiv) |
15/9 | ほぼほぼフリーゲームマガジン 小説「LiEat」(php) 映画「ハロウィンナイトメア」 | |
15/10 | 漫画「殺戮の天使」(コミックジーン) | |
15/12 | 小説「雨宿バス停留所」(KCG文庫) | |
16/1 | 小説「りるれふ」(ビーズログ文庫アリス) |
ここから先は俺の予断と偏見が大いに入る。情報収集先はほとんどがネットで確認できること。
また、「高橋邦子」のようなツクールを使用した動画作品も別の流れとして栄えつつあった。
固定ファン層を掴んだ実況者は他との差別化を望み、また視聴者もこの頃から「動画がかぶる」ことに過敏になりはじめた(「○○のパクリ」コメントの増加)。他の有名実況者があげたものは避ける傾向が出始め、かつてのように有名実況者が皆同じものを実況することはなくなり、これ以降質の高いものが出てもブームとして機能することは以前より難しくなった。
一方、有名実況者はホラーフリゲからバカ系フリゲ・steam海外インディに足を移しはじめる。
ぶっちゃけ凡作であるが、このジャンルを大賞にしなくちゃいけなかったのだろう。
レトルトが実況するが流行することはなく、その直後に敢闘賞の「ぼくらの大革命!」でミリオンヒットを飛ばす。実況者のバカゲ流れに拍車をかけ、実況受けと書籍化作品の乖離が大きくなりはじめる。
ぶっちゃけマイクラ・テラリア狙いだがそこまでのポテンシャルがあるはずもなく。
敢闘賞に「クロエのレクイエム」。泣き系ホラーADV&作者が十代女子ペアという非常にキャッチーな構成により、カドカワのあからさまな推しが始まる。二回連続このジャンルを大賞にする訳にはいかなかったのだろう。
カドカワが何を狙っているかというと次のカゲプロ枠。あれが電通ら主導の作られたネット流行だったことを、関係者も特に隠してない。
明らかに迷走している。
いわゆるガチャ形式で女の子を集める○これ的なRPG。実況&DL数を馬鹿稼ぎした実績を引き下げての、好き嫌いはともかく鉄板受賞。作者はホラーADV→ホラーアクション→これ、と戦略的に当てにいってるので、その点結果を出して偉いと思っている。
敢闘賞「ダンス・マカブル」はカドカワ依頼で作られたことを明かしている。
持続的に供給しないと流行は作れないよ、という意図は分かるが、二、三か月でゲーム一本作らせる糞企画である。不可能ではないが、本業を持つ個人が持続的に可能かっていえばまず無理だろ。実際「コクラセ」の作者は音を上げたし、編集者のひどさを愚痴っていた。
前から企業のアプリとか紛れ込んでいたんだが、ついに今回において「バンドのプロモーションのため企業に頼んで作成した」アプリが大賞をとる。次回からは有料作品の応募も可能に。もうそういうコンテストになると宣言しているようなものなので、牧歌的な考えのフリゲ系の人は関わらない方がいい。そんな中で成り上がってやるって奴は頑張れ。
別に俺はニコニコやカドカワのやりくちは好きでもなんでもないつーかむしろ嫌いだが、フリゲは商業にいっちゃいかんというのも同じぐらいいけ好かないので、一つのルートとして存在してもいいだろと思ってる。ただ、このくっそきな臭さは呑み込んでいけよ。
あとRPG作者で文句たらたらな奴、死にかけてたツクールを蘇生させたのはこのフリゲバブルだし、一見華やかに見えるこの界隈に集まってるのは元々がお前らの客じゃなかったんだから、手に入らないものに執着せず自分の好きな物つくっていけ。
つーか今だって元々のプレイヤーには人気ジャンルじゃねえか。目立つもん作れば普通にふりーむのランキング食い込むぐらいは。
まとめて意外だったのは青鬼からIbまでが結構長めだったのと、Ibからバブル崩壊まで一年なかったことだ。そんなタイムスパンだったのか。実感ではIbが一年繰り上がってた。