2017-03-31

ゲーム主人公になりたい

主人公名前自分で好きなように設定出来るゲームにおいて、主人公自己投影しづらい空気を感じてしまう。

要点は以上です。

以下はもう少し噛み砕いた、匿名じゃないと吐き出すのに躊躇ってしまうような雑記です。

雑記というか、愚痴、もしくは『こうなら良いな』を書いた夢女子お得意の夢妄想と言った方が適切かもしれない。そんな感じの内容が続いています

論文のような、人に理解させる為の文章を書くのは自分には向いていないと思っているので、自らの書きやすさを重視して長年慣れ親しんできた夢小説を書いている時の調子で書きました。故に冗長な文になっていますので、時間の潰し方を探している方はどうぞ。



から夢小説が好きで、必ずというわけではないけど、夢主人公自分という形で夢小説を読むことがよくある。

そんな私は、設定は関係なく、たとえ自分との共通点が皆無だとしても、夢主人公自分だとして読み進めることが出来た。

他人夢小説の読み方にさして興味を持ったことがないので正否は定かではないけれど、もしかすると自分は夢女子の中でも異端な方なのかもしれない。なにせ見た目があって、性格が濃くて、性別が違って、種族さえ違ったとしても、夢主人公のことを自分として読み進めていく事が出来るのだから

そもそも二次創作自体『もしこうだったら』とか『こんなことがあるかもしれない』とかそういったものを描いているのだから、『自分がもしこういう人間だったら』という前提を頭の中に用意して夢小説を読むことは何らおかしなことではない筈である

夢小説は、個を表す記号であるところの名前自分にして読むことが出来る。たとえどんな人物像が充てがわれていたとしても、名前変換という機能が付いている限りそれは『もしこうだったら』の姿が描かれた自分として読んでも許されるのだと思っている。

名前自分の中での重要なパーツなのだろう。親から貰った名前である、この先名前が変わる事なんて結婚以外にはそうそうない筈だ。

世の中には当然同名の人が沢山いるけれど、それでも自分名前が私という個を表す要素である事に違いはない。

そしてそんな私は、昔からゲーム主人公名前自分名前だった。兄弟がいたので、セーブデータ判別を付けやすいように各々の名前使用していたのが癖になっていたのかもしれない。

ゲームの中では、主人公自分選択したように動くし、自分選択に合わせて仲間も成長する。自らに呼応するように変化する世界で、名前だって同じなのだ主人公は紛れもなく自分だった。

そしてその楽しみ方は、今でも変わっていない。

私が今現在主に活動しているジャンルは、キャラクターを育成していく女性向けのソーシャルゲームだ。キャラクター達が自分選択一喜一憂し、会話を重ねて親愛度を上げていく。主人公名前を好きに変えられるから、私は今まで通り自分名前を呼んでもらっている。

ゲームの中でキャラクター恋愛関係に発展する事はないけれど、そこの部分は自分創作すればいいし、単純に仲間として、友人として、先輩として、後輩として、自分の好きなキャラクター達に慕われるのは楽しくて仕方がなかった。

そのジャンル二次創作を始めたのも早かった。サイトを立ち上げて、そこに夢小説を載せた。夢主人公の設定は様々で、ゲーム主人公だったり、また別の女の子だったりもした。

このところ夢小説は昔に比べて他の二次創作と同じように衆知されていると感じていたし、ゲーム主人公受けというジャンル一定数以上の人気を誇っていることも知っていたので、私はpixivにも作品を載せた。名前変換が必要な部分は表現を変えて、主人公名前は一切出さないようにした。

pixivだと手軽に操作が行える機能が沢山あるので、サイト夢小説を載せるよりも人の反応が貰いやすい。そんな中で私が貰った反応の一つに、タグがあった。自分で付けた作品タグの他に、相手キャラゲーム主人公デフォルトネームでのカップリングタグが付けられたのだ。

作品に夢作品だとの注意書きもしていたけれど、主人公の設定はゲーム主人公準拠したものだったので、単純に検索やすいように付けられたものなのだろうと私は認識した。そちらのタグが付いていた方が閲覧数は多いし、反応を貰える事は素直に嬉しいものだ。その後は自分でもそのタグ使用するようになった。

タグの他作品自分が好んでいる夢作品と何ら変わりはなかったので、私はそちらの方も楽しんだ。pixivには名前変換機能が無い。それ故に殆ど作品ゲーム主人公名前デフォルトネームのままだったけれど、ゲーム主人公は=で自分なのだという前提が公式名前変更機能で示されているし、脳内での変換は容易である。他のサイト作品は粗方拝見させていただいていたし、占いツクール作品も同様であったので、読んだことのない作品の宝庫であるpixivは最高だった。

その内Twitterの方にもpixivから飛んできたフォロワーが増え、こちらからフォローして仲良くなった方も増えた。良いことばかりだと思った。

フォロー数が増えると、当然目にするツイートも多くなる。RTも同様だ。何気なくTLを覗いていた私の目に入ったのは、こんな内容のツイートだった。

主人公受けでゲーム主人公自己投影していると思われたくないし、そんなつもりで私は書いていない」

まあそういう考えの人もいるよね、と流し見していたけれど、そのツイートRTした人が続けていた、

自分も同じように思われたくないし、夢じゃない

というツイートが引っ掛かり、気になった私はツイート検索をした。それからが駄目だった。

繋がってはいないアカウントだったけれど、

ゲーム主人公自己投影するのはキモい

そんな内容のツイートがいくつも見つかった。相手はこちらの事を知らないだろうに、自分の事を名指しで言われているような気がして、私は身勝手にも傷付いていた。

そういうツイートをしている人は決まってデフォルトネーム主人公を可愛がっていたから、私はデフォルトネーム主人公自分の中から乖離してしまうような、そんな恐ろしさを感じた。彼女には確かにデフォルト名前存在しているけれど、システム名前を好きなように変更出来る彼女は、何にでもなれる存在であるし、何より私自身なのである。どうしてそれがキモいのだろう。

乙女ゲームを始めとした女性向けジャンルでよく見るタイプ主人公。見た目があって名前が用意されていたとしても、名前自由に変更出来るのだから、そこに自己投影するのは悪い事ではない筈。というかその為にある機能なのに、そのジャンル内で楽しんでいる人が何故それを蔑めるのか。

「私はゲーム主人公ほど可愛くないし、こんな風にはなれない」

思うのは結構だけど、それを根っこから否定他人アピールするのは何故なのだろう。刺々しい言葉でそう言われると、まるでそうしている人間否定されたような、喧嘩を売られたような気持ちになってしまう。

必ずしも相手に悪気があったとは思わないし、相手側の独り言をこちらが見てしまっただけに過ぎないのだけれど、夢小説はただでさえ二次創作の中では砂をかけられ続けてきたジャンルである。多少過敏になってでも自衛しなければ、楽しくて続けているはずの活動により傷を負ってしまいかねないのだから許して欲しいと思うのは我儘だろうか。

それ以来私は、他の方の書いたキャラクター×ゲーム主人公作品を読んでいない。ゲーム主人公ちゃんかわいい勢とも関わりを絶ってしまった。自分作品には未だにそのタグを付けたままだけれど、もう少し自分の中で整理が付いたら、今まで通り他の方の作品を見るなり自分作品からタグを外すなり出来ると思う。

もっと精神を鍛えて、作品で殴り飛ばせるよう力を蓄えておくことも必要だろう。というかマジで心無いこと言うツイッタラーみんな鍵掛けてくんねえかな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜私も鍵掛けてサイトに引きこもるか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!!!!?!!!!?!?(怒りが再燃してきた顔)

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