はてなキーワード: 臨月とは
これを見ると高齢出産のダウン症は運良く流産になる事も多いから、現れてる数字ほどには心配しなくてもいいらしいよ
https://president.jp/articles/-/33577?page=2
いま35歳におけるダウン症候群の児の出生頻度を300分の1と述べましたが、実はこの数字には注意が必要です。インターネットなどで調べるといろいろな数字が出てきます。高いものでは250分の1、低いものでは450分の1という頻度が出てきて、倍近くも違うので一般の人はしばしば混乱します。
これほどの差が出てくるのは、妊娠中のダウン症候群の胎児の流死産率が高く、妊娠のどの時期か、あるいは出産時かによって、その頻度が大きく変わってくるためです。
いま35歳におけるダウン症候群の児の出生頻度を300分の1と述べましたが、実はこの数字には注意が必要です。インターネットなどで調べるといろいろな数字が出てきます。高いものでは250分の1、低いものでは450分の1という頻度が出てきて、倍近くも違うので一般の人はしばしば混乱します。
これほどの差が出てくるのは、妊娠中のダウン症候群の胎児の流死産率が高く、妊娠のどの時期か、あるいは出産時かによって、その頻度が大きく変わってくるためです。
胎児の染色体の病気というのは実はめずらしいものではありません。受精したときには受精卵の10~20パーセントの割合で存在していて、その多くはその後の妊娠の進行とともに流産したり死産となったりします。
ダウン症候群の子どもは一般に800~1000人に1人の割合で生まれ、この数字は人種や子どもの性別にかかわらずほぼ一定ですが、やはり受精した当初はこれよりもくらべものにならないほど高い割合で存在するといわれていて、その後の妊娠の経過でそのなかの80パーセント以上が流死産で失われるといわれています。
受精時には存在したダウン症候群の胎児のなかで、妊娠の10カ月間をとおして順調に発育し、臨月(妊娠満期)で生まれてくることのできた20パーセント近くの子どもは、ダウン症候群のなかでもとくに選ばれた強い生命力をもっているといえるのかもしれません。
ですからダウン症候群の子どもといっても、妊娠16週くらいにおこなわれる羊水検査であきらかになる頻度にくらべると、妊娠満期まで生存して生まれてくる頻度は30パーセントくらい低くなります。
何の努力もなくなることができて、社会に対して施しを要求することができる。
3か月産休とって給与も満額もらえているし、男だとこれは通らない。
妊婦に優しくしない者は悪者みたいなコンセンサスができているから、
いろいろな義務や責任や制限や条件を「妊娠中だから」「小さな子供がいるから」の印籠を掲げるだけで免れることができる。
なんてったってもう一人の命抱えてるからね。
車を持ってないから公共交通機関で移動するしかないけど、臨月の時なんかは大きなお腹抱えて電車とかバス乗るのは、
「そこのけそこのけ妊婦様のお通りだ、弱者妊婦に配慮して座席を譲れ」という無言のメッセージを乗客に向けて発信しているようで逆に気まずかったかなあ。
最近NFTをやりはじめた。
描いて出品する方。買うこともある。
でも自分の描いた絵は好きなので、デザフェスや他のアートイベントには出していた。
出品すれば低価格なのでそこそこ売れるけど売り切れることはなく、数万円の参加費でマイナス。
結婚し、出産したことで趣味から遠ざかっていたけど細々と活動は続けていた。
インスタに絵をアップしたり作ったものを売ったり。
でも、元の性格が売り込むことが下手だし、自分の作品はあまりマス向けではないと思っていたし何より下手だ。
仕事やブログ用に当たり障りのないイラストを描く事はあったけども特に描きたい絵ではないので楽しくはなかった。
そんなときにNFTの話を耳にして界隈を見てみた。
自分が描きたかったようなちょっとおかしなタイプな絵がたんまりある!
しかも下手でも何も言われないしなんなら褒められてる!
これは、楽しそう!
そう思って参入してみた。
出品してみると今まで見向きもされなかった絵の感想をもらえて、購入された。
「投資家が買ってるだけ。絵なんて見てない」と思われるかもしれない。
そうではない。
私がやっているのはイーサでのNFTではなくポリゴンのNFTなので投資の価値がほぼない。
現在、NFTの取引が活発なOpenSeaというプラットフォームでNFTを出品する時はイーサ形式で作るか、ポリゴン形式で作るかが選べる。(よく分かってないから説明がふんわりしててごめん)
変な表現だけど分かりやすくポリゴンで出品したNFTをここでは「ポリゴンのNFT」と表現する。
ポリゴンのNFTは出品にお金がかからないが高額にならない(なりにくい)NFT。
ちなみにイーサのNFTは購入時も初回出品時もオークションに入札するときもお金がかかる。
その為にお試しでやるにはポリゴンでやって売れるようになったらイーサにすると良いと言われている。
投資家が買っているのはイーサのNFTだと思って間違いない。
お遊びでポリゴンのNFTを買うことはあっても投資目的ならイーサ一択だ。
何百万で売れたーとか景気が良い話を聞くのはイーサのNFTの話。
なんとお求めやすい。
低価格の作品でも売れれば売り上げにはなるのだけど、日本円で換金するにはガス代という暗号資産ならではのお金がかかる。
(変換代みたいな感じ。よく分からないけど)
NFTの売り上げは日本円として引き出すのがめんどくさい為に
出品アーティストが売り上げを使って他のアーティストの作品を買ってることが多い気がする
ポリゴンNFT界隈は巷で思い描いてるような高額の取引でウハウハみたいな感じではなく、
気軽に絵を買って、サイバー空間のギャラリーに飾って「見て見てー!かわいいでしょー」みたいにしてる。
人気の人だとポリゴンのNFTでも高いけど、それは置いておく。
NFT界隈ではコラボということで人気作家さんのキャラを描いて出品することもできる。
人気作家じゃなくても「私のキャラ描いていいですよー」と表明すれば割とぞろぞろ参加者が現れる。
コラボさせてくれる作家さんは利用規約を公開しているのでそれを守って制作すれば良い。審査はないし「なんで参加したんですか?」みたいなことも言われない。
コラボすれば閲覧者も増えるしいつもよりも反応も良い。原作者さんがコラボ作品をならべた仮想空間のギャラリーを作ったりしていて楽しい。
他にも、季節のイベントに絡めた企画が開催されていろんな人が参加して、とにかくわいわいしている。
クリスマスだったらイラストでツリーを作ったり、お正月だったらおみくじ要素や福袋要素があったりなど。
参加しなくてもいいけどイベントやコラボに参加したほうが作家は知名度が上がるし露出が増える
Twitterで絵を発表していいねもらう文化とは違ってNFTは根本的にNFTの世界観の中でやりとりがされる。
下手な絵師が「下手なのにあいつなんで描いてるの?」と言われない世界
そして、育児で絵を描く事やイベントに出ることを諦めていた人が芸術活動にまた参加できる世界でもある
私のTLでも勢力的に活動している作家さんに赤ちゃんがいたり、臨月の人もいる。
Twitterやインスタでも育児漫画描いてる作家さんはいるんだけどよっぽど人気がないと本が出たりポストカード売ったりはしないよね。
でもNFTなら人気なくても売っていい。
作品を売る事がNFTの活動になるのだから売ってる事でとやかく言われたりはしない。
有料なのが普通だから「なんで無料じゃないんですか?」とか「この程度でお金とるの?」みたいなことも言われない。
絵が下手でも作品を登録して告知すればちょっとでも刺さった人が買ってくれる。
小さい成功体験が積める。
コンセプトと作家性は必要だけど、割となんとなくでやっていても付き合いで買われたりする。
基本、NFTは希少性を高めるために1つ限定でだされてることが多い。
千円くらいのNFTだとしても売れたらすごく嬉しいし、作家にとっても購入者は特別な存在になる。
現段階だと、もともと絵を描いていてNFTをやってる人より全然絵を描いてなくてNFTをやってる人も結構いる。そのため絵の上手さはあんまり気にされない。
NFTで有名なのはドット絵の作品だけどあんな感じで数分で作ったレベルのもあるし、
色変えバリエーションで数十点出す人もいる。
さまざま。
外出出来ないくらいの状況でも、育児の合間に絵を描いて出品出来るし仮想空間のイベントなら家の中から参加することができる。
Twitterで絵を発表したら見向きもされない。デッサンが狂ってるから叩かれるのが嫌、育児があるから家から出られないけどかわいい絵を描いて売りたい!って人はまずはTwitterでNFT専用アカウント作ってNFT界隈フォローしてみて。
思ってるより楽しいよ!
底辺絵師じゃなくてもう充分有名な絵師さんや世間のイメージが大切な職業の人は今のところNFTに関わるのはやめておいた方がいい。
NFTをやっていることはイメージダウンにはなるので、あくまで底辺絵師で誰にどう見られても関係ない人におすすめする。
名前が売れてる人は本垢とは分けるとか別名義でやるとか、そこらへんの対策はしておこう。
多少のイメージダウンは関係ないくらい爆売れしてる絵師だったらイメージダウンのことは気にしなくていいのかも
儲かるか儲からないかでいったら、イーサでバリバリ高額の作品を売ってる人でなければ儲からないし個人事業主だと税金の計算めんどくさい。
外貨でもめんどくさいのに仮想通貨なんてめんどくさすぎて今から憂鬱。
会社員や主婦の人が雑所得年間20万枠でやるくらいが1番気楽だと思う
ぶっちゃけ日本円で引き出すのが現段階ではガス代かかりすぎて売り上げがあまりないと手数料だけでふっとぶし、儲かるから!って参入するのはおすすめしない。
私はゲーム感覚でやっている。NFTを買うと仮想空間のギャラリー(OnCyber)に展示出来るので「絵を買った!」という感覚はある。
綺麗なギャラリーに自分の作品だけ並んだ時の達成感はヤバい。ドーパミンがどばどばでる。
ギャラリーに並べられる楽しみ方ができるから推しの事務所がNFTに参入したら市場は大変なことになると思う。
現在は各社様子見だろうけど。
データとして購入者が記録されることもその所有感覚を後押しする。
数百円レベルのNFTでも作家さんはTwitterで報告してくれたりするから購入することで作家さんと繋がれる感覚がする。
とても満足感がある。
スマホゲームでもらうカードにさらに付加価値がついてるみたいな認識。
高額のNFTをあたかも価格が正当であると信じ込ませて無理に売ったりしてるなら詐欺だと思うけど、
数百円から数千円のやりとりで、買った側もリスクを承知してNFTがなんたるかをわかってる上で購入してるなら詐欺とはいえないのではないかとも思う
個々の捉え方による
去年の春、コロナ禍の中出産。里帰りも直前で取りやめ、検診で通っていた都内病院もクラスター発生のため臨月で転院、出産…本当に大変だった。
妊娠してから帰省していなかったから、もう2年以上帰省していない。
大好きな祖母はもう90歳を超えている。元気だとは聞いているが、未だ曾孫に会わせてあげられていない。
祖母もそのまわりの60歳以上の高齢者は皆2回目のワクチンを打ってから2週間以上たっている。
ワクチンの効果がいつまで続くか分からないし、もし3回目が必要となったら…いつ打てるのか?
その3回目を打つ前にワクチンの効果が薄くなって、また会えなくなってしまうんじゃ…?
元気なうちに会えるのはいつになる?二度と会えなくなってしまったら…?
こんなに感染拡大している中、帰省するべきではない。分かっている。
スーパーへの買い物や空いている時間にショピングセンターに短時間行くだけ。
ついに上の子が、回転寿司店でいつものようにテイクアウトした時に「お店の中で食べたいよー!」「いつコロナなくなるの!」「ばぁばに会いたい!」と泣き始めてしまった…
もう色々限界だ。
移動は公共交通機関を一切使わない。
帰省先でも外食や親戚との会食は一切しない。マスクを必ずつける。
実家まで車で1時間半くらいの距離。義実家までは新幹線の距離。
実家が田舎で病院まで遠いから、里帰り出産の予定は初めからなかった。
祖父母との折り合いが悪くて、私も弟も実家に寄り付かない状態だったし。
両親とは3ヶ月に1度くらいのペースで外食する仲。
妊娠発覚当初はワンオペになると覚悟して、生後0ヶ月から利用できるシッターさんや宅食で乗り切ろうと思っていた。
夫の今後を考えると、育休取得より有料サービス使って働いてもらうほうがいいって話し合った。
妊娠を両親に報告したら、実母が初孫フィーバーなのか張り切ってしまい、産後は我が家に来て家事をすると言い出した。
祖父母は認知症気味だし、弟は一人暮らししているものの家事がほぼ出来なくて、母が通ってお世話してる状態。
フルタイムで働いていて、実家で祖父母と父の世話、弟のとこに通って家事。無理でしょ。
初めは断ったけど、やりたいようにさせるのも親孝行かなって甘えることにした。
うちで炊事して実家の分も弟の分も作ってくれれば、可能なら私も手伝えれば、食費の援助や母の助けになると思ったし。
妊娠は順調で、無事に正産期になった。
産後に手伝いに来てくれるならって、夫にもガッツリ働いてもらって大丈夫なつもりだったし、最低限の手続きや補助金の確認しかしてなかった。
あとは産まれるのを待つだけってタイミングで、祖母が骨折したって連絡が来た。
なんでこのタイミングかな。
母は雑用あれば連絡してねって言ってくれるけど、これ以上負担かけるのは無理じゃん。
骨折がもっと早ければ準備できたし、遅ければ乗り切れてたかもしれない。
なんで今なんだよ。
最悪のタイミングでやらかしやがって、またそうやって私の邪魔をするのかと思ってしまう。
夫と急いで準備しなきゃいけないことが増えちゃったな。
長女は小学四年生に進級し、次女は新一年生になった。長女が次女の手を引き、とことこ歩いていく後ろ姿に、ちょっと感動しちゃったぜ!
それはいいけど、長女のクラスの担任が、この春大学を卒業したての女性教師で、昨日の初授業ですでに、クラスの男子達の雑談が止まず、勉強どころじゃなかったという話を長女から聞かされ、二年前の悪夢が甦って頭痛い。
二年前、長女の担任は妊娠後期の女性教師で、一学期の半分までいかずに産休に入った。そして、その後を引き継いだのが担任を持つのが初めての新卒男性教師だった。
という流れが、教師のスペックとか置いといてまず第一にクラス生徒の保護者達の反感を買ってしまい、何かの行事で保護者同士で顔を合わせれば先生への悪口大会になった。
酷いことに、妊娠中の先生がすぐ側を歩いているのに聞こえよがしに「こんな半端な時期に妊娠して担任を持つなんて非常識」と大声で言う人もいた。
妊娠中の担任は、5月の遠足にはもう臨月に入る頃だったので、遠足の引率はしないことになっていたのに、一部の保護者達が結託して抗議したせいで、結局補助の先生付きで引率することになった。しかも、今度は補助がついたことも気に入らないと言い出す保護者も出る始末。
そんなこんなで、遠足が終わってほどなくして、新卒の男性教師に担任が引き継がれた。すると、担任が若い男であることが気に入らない、見た目や態度もひ弱そうで気持ち悪いし頼りない、など、まだ何もやらかしていないうちから敵意剥き出しに臨んだ保護者達だった。
初めての担任が完璧にクラスを運営し保護者対応を完璧にこなすということは当然できず、なんやかんや色々トラブルは起きたけど、そこまで気にするか?ってほどの細々としたものばかりだったが、クラスのLINEグループに入ってない私にまでも、「今日の何時から校長に直談判しに行くからなるべく参加するように」とかネガティブなお誘いがしばしばメールで届いていた。
しかしまあ、なんだかんだ子供達は担任を小馬鹿にしつつも懐いていたし、すごく悪い事件が起きる訳でもなく、三学期になった。
最後の保護者会でも、担任は何やら一組の夫婦からギャアギャア叱責されていたけど、何故なのかは私は知らない。担任は学校を辞めた。
そんなことがあったので、今年もまた電話やメールで今から学校に抗議に行くから出て来いと言われんのかなと思うと憂鬱になる。私、夕方から仕事なんだよ!と、毎回断ってるのだが、その度ごとに他の保護者との間の壁の厚みが増していってるのを感じる。習い事のアシスタント当番で長女の同級生の親達と会うけど、昔のように話してもらえない。地味つら。
30歳になる頃には見た目も中身もそれなりに成熟しているものだと思った。
生活が安定しているとか老いることに対して何も不安がない訳ではなかったけど
30代は何もないものだと思っていた。想像すらできない世界のようにも感じていた。
それを何かしら変えてしまったのは予定に入れたこともなかった結婚と出産が人生を大きく変えた。
私はいわゆる、社会不適合者であり精神科にも数年前から通っている。規則正しい生活をすることも
周りの人たちと同じように生活をするのが難しい事にも子供のころから気付いていた。
だから結婚をする気がなかった。恋人がいるのは遊ぶ相手の延長線上なだけ。
一人でする食事も好きだし、誰かに連れて行ってもらう知らないお店を好きになったりするのもよかった。
きっとこういう風に適当に遊んで死んでいくと思っていたのに妊娠が分かった時に何故か、私の分身であって
私とは別個人がお腹にいていつか自分の足で歩いていくのかと思ったら出産したくなった。
人生は学校で習うよりずっと不公平が横行し、大人は偉い人ほど後手後手で平気で嘘をつく。
誰かを救う人より救われたいとしか考えない人の方が圧倒的に多い。こんな世界に新しい命を、と
考えると躊躇する気持ちも何度も沸いた。だけど母体保護法であったり色々な結果、臨月まで決意の狭間にいた。
妊娠も出産もいろんな人が書いているのと同じように辛く不安な日々と壮絶な痛みだった。
だけど産まれたと安堵した時に溢れた涙も「大事に育てていこう」という気持ちも自然と抱いたもので
それは今も一貫して変わらない。今も子供が笑いかけてくれると何故か嬉しい。喜んでいると私も嬉しい。
だけど私は今、とても離婚がしたい。
それは私の問題であって夫に不満は多少あっても離婚に至るほどの事ではない。
私自身の問題で私が自分を許せないから夫を自由にしたい、解放したいという気持ちなのだ。
親権は当然に夫に行くだろう。
実家のない私、家族や親戚と言ったものに縁がなかった私としては
当たり前にある正月の集まりや親戚という存在、従兄弟とかいう兄弟とは違う
年齢の近い他人との関わりを「普通に持ってる」あり触れた環境下で育って欲しいと思うから
それでも構わない。面会が無理なら写真だけでも定期的に、と自分勝手は暴走する。
今はもう生きてるのも辛い。ただただ死にたい。
でも育児ノイローゼだったとか言われるかもしれないと思ったら死ぬに死ねない。
自殺のコストという本がある。持ち家にしても賃貸にしてもそこで死ねば大きなお金が動く。
どうして無慈悲な事件や事故はニュースに出るのに私は今日も何もなく生きているんだろう。
30歳になる頃、それはもう今年の春の頃。私は未だに自傷癖も抜けていない。
夫にアームカットがバレて怒られた時、刃物を全部隠されたり壊されてた。
その度に何度でも目を盗んで購入し切って気持ちの整理をつけている。
精神の成熟は日々の努力の賜物だとしたら私は何処で間違ってしまったのだろう。
近所の顔見知りの店員さんに子供と歩いてるところを声をかけられた。
「あれ?兄弟?」
「あ、私の子供ですよ」
「え?学生さんだと思ってた」
こんなことがあった。成熟は?
私が他者と決定的に違う部分で何処だろう。
いつ気付ける?やり直せる?
離婚はどうなる?一人になりたい。
勝手な想像でもの言って良いなら、この女子高生は小遣い欲しさにパパ活しまくってて相手が誰かも分からず、行為は高額要求のためにナマ合意、ピル飲んだからOKと嘘ついてた、そんな状況じゃどこにも相談できずトイレで産んで殺したのかもしれない。
異議あり! そこまで狡猾なら妊娠に気付いた時点で堕胎するために産婦人科に行くはずだ。医者には「見知らぬ人にレイプされてずっと相談できなかった」と泣きながら訴えるぐらいの知恵も回るはず。むしろ過去のパパ活相手全員に堕胎費用を請求する(全員から徴収できなくてもビビった数人が支払えば利益が出る)。
この子たぶん知的ボーダーだよ。親からはバカでもわかるように「とにかく面倒事を起こすな」のような躾だけされてて、男に言い寄られても「面倒事を起こさない」ようにされるがままに犯されて、妊娠に気付いても「親に怒られる」と混乱して何もできないまま臨月になって、とにかく出産がバレて怒られたくないという気持ちでいっぱいでハサミで殺してしまった。
臨月の妊婦である。名前はまだぜんぜん決まってない(子どもの)。
産休に入ったので色々メモを取っているのだが、これは一つのゆるい妊活体験談として読み流してほしい。
かつて、夫は婚約するまでキスもしたことのない年季の入った童貞であった。付き合って三年、まったく手を出してこないので、「この人は紳士なのか、私に興味がないのか…?」と疑問に思っていたら、結婚する流れになり「何もわからないので教えてください」としょぼくれながら言ってきたときは正直とても可愛かった。まあ、そんなこんなで入籍をし、子供をどうするかという話になった。私はできなかったらできなくていいかな~と思っていたが、彼が「育休取って頑張るから」と欲しがったのでゆる妊活をすることになった。
排卵日付近で中出し一回か二回。私も中出しは初心者だった。なるほどこういう感じか、と思った。何にせよ、こんな簡単に子供ができるわけはないよな……などと思っていると、後日、私に激しい尿意と血尿が発生した。これは……一体……なんだ……と思って内科に向かう。見事に膀胱炎になっていた。初めてなってみたが、とにかく絶え間ない尿意と痛みがすごい。半泣きになりながら「もしかしたら妊娠してるかもしれないので……」と伝えて弱い薬を出してもらう。無事三日ほどで治るが、膀胱炎になったことがなかったのでショックだった。仕事がちょうど忙しかったのでそのせいもあったかな、などと思っていた。子どもはできなかった。
一月後の中出し第二弾。数日後、再び膀胱炎になる。なぜだ。同じ病院に行き、「膀胱炎って繰り返すんですかね?!」「いや~~?」などという会話をしながら詳しく検査までしてもらう。二種類の菌がいるということだけわかった。わかってどうするのかはわからん。「膀胱炎にならないために」みたいなコピー用紙を貰う。水を多めに飲めとか、トイレにはできるだけ行けとか、そういう。それにしても原因がわからん。思い当たることと言ったら中出しくらいだ。まさか……と思いながらこの時も子どもはできなかったので次回持越し。
膀胱炎、なったことある人はわかるかなと思うのですが、なかなか辛いものだった。迫りくる絶え間ない激しい尿意、やるせない残尿感、そして突き刺されるような残尿の痛み。出せたとしても血尿。トイレは真っ赤に鮮血で染まっている。微熱も出るし、まあとにかく立っても座っても辛いし痛いしとにかくトイレに行きたいけど何をしても痛い。脂汗出てきた。もういやだ。
そんなこんなで中出し第三弾。今回は「あなたとの中出しで膀胱炎になっている可能性があるから気を付けたい」と言った。はっきり言った。それまでも致す前はきっちり風呂には入ってもらっていたが、綺麗に洗うことを厳命した。ついでに一緒に考えて、お手本みたいな入れて出して抜くだけのセックスをした。致した後はこっちもめっちゃきれいに洗った。中洗ってもあんまり関係ないって聞くし。こんな簡単に死ぬ精子なんていらん!の気持ちでめちゃくちゃきれいに洗った。
結果は…………膀胱炎であった。
メロスは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の王(膀胱炎)を除かなければならぬと決意した。メロスには病気がわからぬ。メロスは、普通のOLである。そこそこの収入で、適当に遊んで暮らしてきた。けれども血尿と尿意に対しては、人一倍に敏感であった。そして治っているのに内科の先生にも相談し、ネット検索まで手を出してしまった。何か手がかりがほしかった。とにかく中出しセックスの際に膀胱炎にならない方法が知りたかった。
そして一つの説に辿り着いた。思い当たったときは、まさか、こんな、単純な……?と思った。そもそも風呂に行く前に出さない? と思ったので灯台下暗しであった。
「セックス前、男性は排尿しましょう。精液に尿が混じる可能性があります」
いや、もう、可能性としてはこれしかない。私の寝不足とか栄養不足とかが原因で膀胱炎になっていたら困るので、日々たくさん寝ていっぱい食べた。もはや目的を忘れてきた。もはや中出しセックスで膀胱炎にならなければそれでいい。彼にはとにかく風呂の前にはトイレに行ってくれと10回くらい言った。彼は思い当たるところがあったらしい。夫は極端にトイレの回数が少ない種族の生き物であった。そして第四次中出し戦争に挑んだ。
結果は…………膀胱炎にならなかった。ついでに一発で着床した。
……ごん、お前だったのか。いつも着床を拒んでいたのは。検査薬を見ながら二人して爆笑してしまった。
長々書いたが言いたいことは一つです。