はてなキーワード: 平常運転とは
駅から徒歩10分強のところにある某企業のオフィスには、千人規模の、非常に多くの人が勤めている。
毎朝それだけの人数が駅から住宅の合間を抜けて通勤するわけなので、通路の占領や歩きスマホといった社員の通勤マナー問題が周辺住民の目につくのは当然のことである。
企業としては自社の印象が悪くなるのは避けたいので、こうした問題に対処しなければいけないという意識がある。ここまではわかる。
そして本日、世界有数の名だたる某企業が取った解決策を見て、頭が痛くなった。
駅から社屋までの通勤路に5〜7メートル間隔くらいでゼッケンを付けた人がラミネートカードを持って立っている。
「建物側に寄って歩きましょう」
「歩きスマホはやめましょう」
「信号は守りましょう」
そんなカードを抱えた人たちが通勤中の大勢の社員に向けて声かけをしているのだ。
彼ら/彼女らも不本意ではあろうが、仕事だ。いつもより早く出社して、涼しくなってきたとはいえ夏の名残のある日差しの中、街路にラミネートカードを持って立ち、マナーのよろしくない社員に向けて声かけに精を出す。
私にはそれなりの額の人件費をドブに捨てたパフォーマンスにしか見えない。根本の解決はおろか、対処療法にすらなっていない。優秀な人の集まる大企業が知恵を絞って打った施策がこれである。
そもそも、信号を守ろうだなんてカードが必要な時点で優秀な社員もクソもない。この点においては小学生を見習うべきである。当たり前のことをまともにできない人間の集まりであることを金を払って衆目にアピールすることの意義を知りたい。
予算の制約や急速な変化が無理ことは承知の上だとしても、私には愚策に見えた。
通勤しなくて済めば、人が集まらないから道路を占拠せず、遅れそうだからと信号無視をせず、そして無駄に人件費を払って身内の恥をさらに大々的に見せることなどないだろうに。
だったら単に平常運転じゃん
だったら単に平常運転じゃん
アベマで全部見た感想。
・宮迫は演技に見えちゃって損だな
・亮くんが堰を切ったように話し出して「淳にまで嘘をついて……!」と言葉を詰まらせたとき、俺も泣いた
・吉本が「在京在阪のテレビ局は吉本の株主やから大丈夫や」と言っていたと暴露しちゃった亮くんの身が心配
・引退はしないのね。厳しいけど復帰は厳しいだろうなあ
・今の気持ちを色で、とか質問したアッコにおまかせの担当者は、テレビのダメさをまさに象徴している
・事実を話して謝罪したい場なので自分の憶測は述べられない、という態度はとても良かった
・宮迫が休んでる間はノーギャラで埋めたるわ、と言ってくれたという松ちゃんに、ダウンタウン世代のワイ涙
・17時にMXの淳の番組見てみたけど平常運転だった。まあそりゃそうか。
・総じてアベマありがとう
そこなんだよなー…
とりあえず、受診から半年経たないと手帳も障害年金も出ないことを考えると、さっさと受診した方が良さそうなんだけど
そしたらハードル低いのは各都道府県にある発達障害者支援センターだろうか
http://www.rehab.go.jp/ddis/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3%E3%81%AE%E6%83%85%E5%A0%B1/
各種手続きなしに辞めちゃったのは早計だったけど、もうどうしようもない
無理するなよ
ここ最近の労組関連の増田やはてブコメントを見ていると、どうも労組の内部(?)事情というのは思ったより知られてないようだぞ、と感じたので少し知見を共有したいです。なお、当方は小規模な単組の執行部経験者です。また、ここで記述する内容はどの組織のオフィシャルな見解でもなく、個人の理解をまとめているだけです。
「労働組合」という同じ名称で呼ばれる組織でも、大きく分けて2種類に分かれます。「企業内労組(単組)」あるいは「ユニオン」と呼ばれるような、直接的に組合員が所属する組織と、「産別組織」「上部団体」と呼ばれるような労働組合を束ねる組織です(名称の揺れは多少有ります、特に後者はまとめてどう呼べば良いのか私はよく分かっていません...)。
多分、皆さんが「労働組合の本来の任務」と思うような、会社との交渉・折衝を行う組織は前者の「企業内労組」「ユニオン」になります。ただし、(当然ですが)基本的には組合員が所属する会社以外のことには口出ししませんし、出来ません。
「産別組織」「上部団体」にも階層があって、例を出すと自動車産業の単組が集まった「自動車総連」、その上部団体の「日本労働組合総連合会(連合)」や「金属労協」、といった具合にツリー上の組織構成になっています。大体、「産別」と呼ばれる団体が単組が1次加盟する組織だと私は理解しています。この産別から、すでに個々の会社とのやりとりはしませんが、大体企業側も対になるような組織(何度も例に出して申し訳ないのですが、自動車総連に対しては「日本自動車工業会」など)を作っているので、そこと大枠の交渉・折衝をしています。イメージとしては、個々の企業・単組に対するガイドライン出しをする感じです。産業別、言い換えると同業界ですから、景況感などが概ね共通するため、割と単組と会社の折衝でも使えるようなアウトプットが出てきます。ただし、拘束力は皆無だという感触ですが...
(追記・ここは書き方が悪く誤解を与えてしまいすみません。産別で出されたアウトプット、例えばお互いのトップコメントなどはガイドラインになりますが拘束力はないと感じる、と言う意味です。上部からの要請、例えばイベントの人だしは人数必達で、バリバリ拘束力あります…)
さらに上部の連合などまで行くと、もはや単組や個々の企業など見えていないですね。じゃあ何が任務となるかというと、「政治活動」「平和活動」などの、労組活動じゃないでしょ、と思われがちな(最近評判の悪い)ところをやっています。実際の行動および結果に対する評価は別としますが、理念としては、労働者の数を束ねに束ね、圧力団体として労働者に有利なロビー活動をしよう、あるいは労働者に有利な社会を作ろう、と言うことだと理解しています。
続いて、簡単に単組の活動について触れていきたいのですが、その前に少しご質問。労働組合という組織は、会社にとって有益か無益か?色々な角度から考えることが出来ると思いますが、労働組合は会社にとってメリットをもたらす側面があります。その一つが、対労働者の折衝窓口の一本化。労働協約、労使協定と企業が人を使う上では労働基準法が定めるとおりにいろいろな取り決めを労働者と結ぶ必要がありますが、全労働者の明示的合意を都度取るのも結構大変です。なので、法律上は「労働者の過半数以上で組織する労働組合」あるいはそれがない場合は「労働者の過半数を代表する者」との間で合意を取ればOK、となっています((法の意図するところが違ったら訂正コメントください))。過半数代表者は真実1名だけが選出されるので全員の意見集約は実質的に難しいと思いますが、労働組合は一応意見を吸い上げるシステムを作っている場合が多いです。なので労働組合と折衝して決めた事項については、話す相手は1つで済む反面、後から個別の労働者から文句が出にくい、という利点があります ((ただ、これが悪用されて、労働者の大半の意見が無視されて労働組合が勝手に企業の良いような条件を飲んで協定・協約を交わしてしまう、というのがいわゆる御用組合の問題ですね。また、そこまで邪悪でなく、己の怠慢で聞き漏らした声に対しても、事後に上がった声に対しては組合は冷淡な傾向があると思います。)) 。
前置きが長くなりましたが、そういう背景があるので、大体の単組は企業の(あるいは各事業所の)総務部門と密にやりとりをしながら、時に(と言うか大体)労使協調して諸々の業務に当たります。実際の内容については、単組で結構異なるかもしれないので詳述を避けますが、概ね、個人レベルまで見る粒度で企業(あるいは各事業所)の労働環境が適正になるような活動をしているのは共通していると思います。例えば、36協定がらみで特別条項の適応申請があった人とかは、過去の残業時間をチェックしたりして本当に認めて大丈夫か判断したりします((しますよね?これは共通でなされていると思いたいのですが...))。
それから、当然ですが組合員の皆さんとの情報共有・吸い上げも重要ですので、そのための業務をします。多分、ほとんどの単組は代議員会というシステムを持っているかと思います。個々の組合員の皆さんは、一旦意見を代議員の方に集め、その意見を持って代議員さんが代議員会に臨み、議案に対して賛成反対を述べる、あるいは代議員会で連絡のあった事項について代議員さんが個々の組合員の皆さんに展開する、と言った具合に、ここでもツリー上の構成を持っています。このシステムを以て、「全組合員の意見を集約した」形を作っているので、この存在は非常に重要です。ですので、各単組は定期的に代議員会を開催するのはもちろんのこと、代議員さんが適正に任務を果たせるような教育を施したりフォローをしたりします。
後は、ろうきんとか全労済とかの労働者の互助会的な出自の金融機関の窓口にもなります。
ここまで明示的に述べていなかったのですが、色々な行為の主体が「単組」と表記されていることに違和感を持たれた方もいらっしゃると思います。正確には、「各単組の執行部」がこれらの実際の仕事をこなしており、その構成員には執行部活動だけをして通常の企業の営利活動に関わる業務を行わない「専従」の人と,どっちもやる「非専従」の人がいます。これらの人の人数は単組によりバラバラで,全員専従の単組もいれば、全員非専従の単組もあります。
さて、長文を書き慣れていないので大分時間がかかってしまいましたが、上記は最近見かけて思うところのあった匿名ダイアリーやニュースへの意見として書いた側面もありますので、ちょっとコメントを書かせてください。
https://anond.hatelabo.jp/20190328211509
NTT労組の話で、私はこの記事以外に内情を知らないんだけど、ここまで分かり易く強制力を出すんならユニオンショップ制に出来ないのかな、とか思っちゃいます。ただ、ここまで書き連ねて来たとおり、組織率が高いことが単組活動の暗黙の前提みたいなところがあって、非組合員の労働者がいるとその人には会社が個別アプローチしないといけないとか、最悪過半数割れすると協定を結ぶ権利すらなくなるとかで、全員加入は必達になるのもよく分かります。でも初っぱなから悪印象を持たれちゃうと、執行部としても後々やりづらくなるので、こういう形になっているのは非常にモヤモヤしながら読みました。
ところで、個々人の組合員が、単組を評価して「こいつら居なくても良いんじゃないの?」という感想と、自分の労働環境を評価して「まぁ今の待遇は特に不満無いかな」という感想を両立して持っているなら、単組の活動としては概ね成功しています。労働組合は基本的に、有事の際、すなわち労働者の権利が侵害されたときにその真価を発揮する組織であって、実は会社側に切れるカードは結構な枚数を持っています。ので,有事には頼れる組織なのですが、残念なのはそのカードを切るより組織を維持することの方に莫大なコストがかかってしまうことです。つまり、活躍していてもしていなくても大体かかるお金は一緒です。上記のように平常運転でもそれなりに業務が発生するもので、その人件費が馬鹿になりません。自分が払っている組合費と、自分の事業所の人数をかけ算してみて、人が何人雇えるか考えて見るとイメージがつくかと思います。もし、今の待遇に不満を持っているならそれは執行部に(というか代議員に)伝えましょう。それが出来るのが、組合費の対価だと私は考えます。...なので、あんまり組合のことを悪く思わないでね...
https://www.asahi.com/articles/ASM4J55H4M4JULFA021.html
ニュース記事へのリンクですが、港湾労働者のストライキの話。正直すごいと思いました。ストを打つとなると、当然組合員にはもれなく業務を放棄してもらわないといけないのですが、私の肌感覚ではまぁこの理解を得ることが無理だろうな、と思っていたので。みんな、業務に対する責任感がすごいですよね。メンバーシップ雇用型の作用かもしれませんが、上が一元で責任を持たないので、割と組合員層まで責任を感じて仕事に励む傾向があると思います。会社の発展のためとか、本人のモチベーション維持的には良いと思うのですが、この状態だとスト中の逸失利益とかも自分の責任と感じますし、だから業務放棄したくないですよね。私が執行部だとすると、説得する自信がありません。まぁ業界とか色々あるのかもしれません。
と言うことで、お願いなのですが、「港湾でスト打てたんだから他産別・他単組で打てないのは労組の怠慢だ!戦え!」とは言わないでくださいね(まだそういう意見は見かけていませんが)。
https://anond.hatelabo.jp/20190504184608
さて、本当に長くなりました。直接的にこの匿名ダイアリーを書こうと思った理由の記事です。とは言っても、もう結構な前半でこれに対するアンサーは書いていて、ここで言う「労働組合の本分」は各単組がやっています。で、反戦活動や平和活動は上部団体がやっています。役割分担。ただ、当然、個々の賃上げに資するような活動も上部団体のミッションなので、そういうロビー活動はやるべきです。ただ正直、もはや連合レベルまで行くと、単組の交渉で使えるようなアウトプットがない気がするんですよね。高プロの件だって阻止できなかったし(なので、単組レベルで阻止するしかないですよね。自分の企業が労働協約を改悪しないようにする形で)。ただ、生臭い話ですが、圧力団体・ロビー団体は政局に影響を与えられるレベルの集票力が背景に無いと成立しないので、支持政党の民進党(か立憲民主党?正直どっちになったかよく分からない)をもっと当選させられる集票力が無いとそういうことが出来ないんでしょう。
労働組合の話題については、正規/非正規の問題や、同一労働同一賃金の話題とか、同じ労働者の中で対立が生じる矛盾もあり、当然批判はあるべきかと思っています。ただ、政治参加の話と同じことで、コメントしている人が労働者であれば、その人も労働活動の一端を担っているわけです。多分、政治家になるよりは遙かに簡単に、労働組合組織の中でステップアップが出来るんじゃ無いかと思います。労働者が、労働組合の活動を「享受するサービス」ではなく、「共に行う活動」と考えてくれることを祈り、本稿を終えたいと思います。
その時は大人というのは、年齢だけでなくもっと精神的にも成熟していて
仕事も平常運転で問題なくうまく回る。仕事ができないストレスはない
自分はしっかりやっている、そこそこできていると思っても
それが暗に否定されるともうどうしていいかわからないようなかんじ
落ち込むし絶望する。昔も同じように感じていたが、今はそれが歳のせいで
修正しにくいような気がして(実際そうだと思うが)危機感を感じる
大人でもみんなそんなふうに感じるのか
周りの大人も辛くて、でも歳のわりにそんなこと言えないから言わないのか
そのへんどうなんだろう
ああ辛い
全く違うことをやってみたほうが良いのか、みたいな半ば逃げな発想にもなる
そう、「個人的には」平常運転なんだけど、お店は一年で一番激混むシーズンらしい。私は単なるシフトの妙でその繁忙期を華麗にスルーしてしまっているので、相棒にいいないいな言われまくりである。
24日の昼間、ちょっと用事があったので、昼間の暇そうな時間帯を見計らって職場に出掛けてみたら、駐車場に車が一杯停まっていたので驚いた。
15分くらい、客足が途切れるまで待ってから入店。すると、レジにベテランばかり何人も詰めていたので驚いた。
邪魔にならないように、さっさと用事を済ませて帰宅。その夜は非番だった。
そんで昨日、夕方20分早く出勤したら普通に混んでいた。従業員は相棒と新人ちゃんだけだったけど、いつもの混み具合だし、タイムカード切っても切らなくても早く出過ぎると怒られるだけなので、ストアコンピュータで情報確認したりなどして時間潰を潰し、いつも通り十分前に出た。
十分前出勤するのって私の知る限りではシフトリーダーと私だけなんだけど、半年くらいずっと十分前出勤してたら、それが当たり前になっちゃったみたいで、相棒と新人ちゃんから『遅ぇよ。』という圧をビンビンに感じた。
かといって店に着いて直ぐに仕事にかかったら、「お前のせいでうちらまでサービス早出しなきゃいけなくなるだろ」って怒るだけじゃん、と思って、知らん顔でマイペース就業である。
そんな感じに始まって、昨日は四時間の勤務時間の半分くらい相棒にいちいち粗探しされてねちねち言われながら忙しく働いた。忙しすぎて反撃するのも面倒なので(暇でも面倒だから反撃しないけど)、謝りながら仕事した。面倒臭いなぁ!
相棒は、何も言わなくても自分の意のままに仕事してくれないと嫌みたいで、新人ちゃんもそういうタイプだから気が合うみたいで最近二人は仲がいい。
私は元々忖度下手なのでうっかりすると二人から攻撃対象にロックオンされてしまうので緊張しながら薄氷を踏む思いで仕事する。若い頃からずっとそういう職場で痛い目に合い続けているから、もう慣れた。そういう職場で上手く渡り歩けるようになったという意味ではない。諦めた、というのに近い。
工場軽作業()みたいに、空気読んで貰えなかったら秒でガチギレする女40人VS生贄1人みたいな地獄にならないだけマシではないかと思ってしまった。2対1だって十分地獄じゃね?
てか忙しい時に10分早出してくれる私に二人とも感謝しなさ~い!
プロアルバイター氏なんかは「空気?なにそれ?」という態度を隠しもしないのでめちゃめちゃ嫌われているし、最近は何かあると全部プロアルバイター氏のせいになっちゃってるけど、何か気にしてないのか気に出来ないのか、何事もないかのように働いているプロアルバイター氏だった。
相棒は、二時間くらい八つ当たりしたら気が済んだ様だった。ちょっと暇になったし。そんで雑談する隙が出来たので、相棒と話したけど、24日は夕方も大忙しで四人体制でもてんてこまいだったらしい。そんな日に限って休みの私が恨めしいっぽい。んな事言われたって、単にカレンダーの問題で今年はそうなっただけなので、私にはどうしようもない。
恨めしいからって、私の悪口をオーナーや店長夫妻に吹き込めば、私の繁忙期の出勤日が無くなって、困るの相棒だけど、それでも、言うんだろうなぁ。
空いた時間は棚の拭き掃除をした。余計な仕事増やすんじゃねえくらいにしか、相棒には思われないと思うけど、私が働いてる職場が汚いのは私が許せんので、どんどん拭きまくっちゃうからね~。
「過去のことにとらわれすぎる」とか「どうしようもなく寂しい時がある」とか設問あるやん?
自分、若いころは全部「いいえ」(あまりない、とかだったかも)の方に全部チェック入れてた。
いい歳になって振り返ったら「めちゃくちゃ拗らせてたし常にさみしくて仕方なかった」わけで。
ただそれが平常運転すぎて気付いていなかっただけで、相当不安定だった。
もちろん人間関係もうまくいってなかった。
ただ「自分は普通にしてるつもりなのによく普通にしろって言われる」とは思ってた。
平成期末の12月、さりとてただの西暦2018年末も暮れゆき。Evernoteを整理(という名目の現実逃避)していたら、去年の末に増田に投下しようとして書き上がらないまま放置されていた漫画レビューが転がっていたので、供養として投下してみようと思う。細かい表現ばかりが気になり頭をひねっていたら知恵熱を上げてしまって、結果として放り投げてしまったのだった。けど1年寝かすと、ほんとうどうでもよくなるもんだ。今年こそ、ちゃんと書こう。
以下、そのままコピペ。
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年の瀬ということで、あっちらこっちらで総括的なものが始められている模様。そういうところにブコメをして推しを布教していくのもいいが何せ100文字で多くを語ることができない、ので徒然に増田に投下してみるわ。あー、明後日の納会行きたくねー(社内ぼっちなので)
お題は表題の通り。コミックスとして発刊されてるものが対象。発表時期は昨年以前のものでも、今年私が買ったものなら対象(流行に疎いものでね)というどこまでもジャイアニズム全開のまとめだ。誰かのこころに刺さるものであれば幸い。
【1席】
https://www.amazon.co.jp/dp/B077GQL19W/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
ヤマシタトモコはモノローグのうまさが前からそれなりに好きではあったのだけど、話や画づらがガチャガチャしていてあまりハマり切れてなかったところがあって(「BUTTER!!!」とかね)。
だが今作は主人公(の片割れ)が小説家ということもあって純粋に持ち味である「語り」が活きてきたな、という感じ。(ベタなフィーヤン的おセンチメンタリズム…ではあるのだが)
気が付いたらハマっていて、「2巻ないの?」となった。
両親を亡くした思春期の子を叔母(母の妹)が引き取る…なんて話だったら往々にして、「世の中を斜に見ているひねくれもの」という設定が「思春期の子」役にあてがわれることが多いんだけど、本作の「田汲朝」ちゃんはとても素直な性格なうえ、人見知りしない(齢34を超えて未だに他人とまともに話が出来ないおばさんにちょっとコミュ力分けてくれよ)。この人物造詣がなにより良かった。
それと、読まないと絶対わからないような細かいポイントで恐縮だが、「乾いた寿司は殺す」。この一言でもう、やられてしまった。
【2席】
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B071J6PGN6/ref=series_rw_dp_sw
4月ごろに部屋探しをしていたので、結構感情移入しながら読んでた。
(割と長いシリーズなので、ご存知の人も多いだろう。ということで概要ははしょりまーす)
主人公・沼ちゃんはようやく「ここだ」という部屋に出会い、マンションの売買契約を結びました…ここまでが3巻のあらすじ。
で、それを受けた4巻だけど、平常運転です。相変わらず、沼ちゃんと周辺の人々のパートと、市井の人とその人の暮らす部屋にまつわるお話のパートとを行き来しながらお話は続いていきます。
いつもどおり続くけど。
例えば、娘に命かけたものは何か、と問われた母親が「出産」と答えるエピソード、それを受けた娘は「じゃあ、私、一生懸命生きなきゃだね」と応える。
「いつもどおり」は日々のなか暗渠のようにずっと流れ続けていて、ある時まれにそれが顔をだす。その輝きのなんと素晴らしいことか。
8年暮らした部屋を出る沼ちゃんのエピソードに、5月、10年暮らした部屋と街を出た自分自身を重ねて、少し泣いてしまった。
【3席】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0721MBYT7/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
ようやく「森・青木」以外の物語を書いてくれる気になったか…というところで、デビュー作「水と銀」以来ファン歴18年の私としては感無量です。
お話としては、相変わらずぶっ飛んでて良かった(吉田先生的には平常運転)。
ヘタレむっつりストーカー気質おじさん×ツンデレ狐目女子、萌え(何やら言語中枢がやられてしまってるようだ)
「淫らな青ちゃんは勉強ができない」①・②・③・④・⑤ カワハラ恋/講談社
「男はケダモノ」という世界観で生きている女子高生が、ピュアな男子高生に好きになられて…。
一人妄想を膨らまして、勝手に怒ってみたり悶えてみたり童貞にマウンティングしたりする主人公・青ちゃんを「一番ケダモノなのはお前やないかーい」と愛でるのが本作の趣旨です。
とはいえタイトルでわかる通り、「出オチ」系のマンガなので、そろそろマンネリがきつい。最新刊では青ちゃんに想いを寄せる女子高生も現れ、百合展開もあり…次の一手に期待。
「お前はまだグンマを知らない」①・②・③・④・⑤・⑥・⑦・⑧ 井田ヒロト/新潮社
これも出オチ系。マンネリが気になるかな。でも、グンマのこと、好きになれたよ。
ラブ焼きまんじゅう。
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(追記)
「違国日記」は3巻まで出たね。いいボルテージを維持しているので、引き続き期待しているけど、ヤマシタ先生の描こうとしているものの全容を想像するに、きちんと終わるまで何年かかるだろう、と思う。
巻末の「○○のそれぞれ」で脱線してる暇はないっすよ。
対照的に「官能先生」は2巻でもう物語の核心に触れつつある。次巻、起承転結の“転”となるエピソードがくるかな。「恋風」も「夏の前日」も5巻だしな、物語を転がすのが本当にうまいって思う。
ビジネス的にはどうなのかと思うが、「作品の質が全て」という信条なのでそれは無視。
(「おまグン」はWeb版くらげバンチで読んでるけど、単行本を買うには至らない)
日々は、進んでないようで、過ぎていく。たまに過去の自分が書き散らかしたものに出くわすたびにその少なくない変化を驚かされるばかりだ。