その名所の一つがラーメン二郎だった。ラーメン二郎といえば、コールと呼ばれる独特な注文方法や極端に量が多いことで有名だ。しかし、僕はどちらかというと、ラーメンの味そのものに興味がわいた。太麺と分厚いチャーシュー、そして大量のニンニクが乗ったどんぶりにはスープが少し垂れている。見るからにジャンキーなあのラーメンは、どんな味がするのだろう。某掲示板などでは「豚の餌」と言われることもあるけど、本当に「豚の餌」なのか確かめたくなった。

さて、先日都内に用事ができたので、ついでにラーメン二郎に行くことにした。目的の店舗は三田本店。定期区間外の電車賃をケチるために新橋で下車し、東京タワーに寄り道してから三田本店に向かった。約2kmの散歩で、腹の具合は準備万端である。

午後２時近い時間にもかかわらず、７人ほどの行列ができていた。ラーメン二郎初心者のために書かれたネット記事を復習しながら待つ。前の人がひとりずつ食券を買っているので、それに合わせて食券を買った。もちろん、初めてなので注文するのは「小ラーメン」。麺の量は半分にしてもらうことにした。

店内の雰囲気は、イメージしていたよりも柔らかかった。吉野家のコピペのような殺伐とした店だと思いこんでいたが、なんてことはない、忙しい人気のラーメン屋という感じだった。創業者の山田拓美氏らしき人物と、二人の店員さんがせっせとラーメンを作っている。もちろん、中には殺伐とした店舗もあるのかもしれないけれど。また、「コール」が上手くできるか不安だったが、「ニンニク入れますか？」「お願いします。」でサラッと通じた。

小ラーメン(麺半分)(ニンニク有)が出てきた。ゴワゴワした太麺は噛みごたえがあって、すごく好みだった。スープは少ししょっぱすぎる感じがしたが、極端に脂っこい感じはしなかった。友達は「二郎は家系ラーメンをもっとジャンキーにした感じ」と言っていたけど、個人的には家系の方がジャンキーな味だと思った。二郎も味は濃いし、アッサリヘルシーの対局にあるような味だけど、家系の方が油っこくコッテリしている分、こちらの方がジャンキーだと思った。

ヤサイはそれ自体の味が薄いけれど、スープに絡めると丁度いい塩梅になって意外とうまい。ブタと呼ばれるチャーシューは少し硬かったが、食べごたえがあってこちらもなかなかだ。

ヤサイとブタをつまみながら、黙々と麺をすする。ヤサイの下にある麺をたぐって、すする。ぱっと見た感じでは、麺半分ということもあって思ったよりも麺は少ないらしい。序盤から中盤に差し掛かるまでは、そう思っていた。

何かがおかしいことに気づいたのは、ヤサイの2/3とブタ半分を食べ終わった時だった。この時点で麺はもう少ししかないはずなのに、どんぶりの底からいくらでも麺が湧いて出てくるのだった。

誤算だった。大量のヤサイに目を奪われ、その下に隠された麺の多さに全く気づかなかった。たとえ麺の量が半分だったとしても、二郎は二郎だったのだ。

それから、僕と小ラーメン(麺半分)(ニンニク有)との闘いが始まった。

いや、小ラーメン(麺半分)(ニンニク有)が僕の目の前に現れたときから、闘いはとっくに始まっていて、ついにこの瞬間、それに気がついたのだ。闘いが始まっていること、そして相手は手堅く策を打っていたことに、僕は全く気づかなかった。数分前の自分を甘さを心底恨んだ。

わずかに残ったヤサイと麺をかきこみ、ブタにかじりついた。僕は、食べ残しという二郎最大の罪(ギルティというらしい)を背負えるほど神経が太くない。多少気持ち悪く感じながらも、必死で眼の前の丼に向き合った。終盤では水で口のものを無理やり流し込み、なんとか食べきることができた。あと一口か二口多かったら食べきれなかったと思う。

店を出た時、大体どんなもんか分かったし、もう二度と来なくていいやと思った。確かに旨かったけれども、目から鱗が出るほどのものではなかった。そもそも、なぜラーメンを食べるのにあそこまで神経をすり減らし、全身全霊で丼に向かわなければならないのか。ただ、ラーメンを食べるだけなのに。

しかし、これを書いている今は、もう一度行ってみたいと思っている。喉元すぎれば何とやら、とは当にこのことかもしれない。

ただ、次回行くときは麺を1/3にしてもらう事を忘れないようにしたい。

※新宿から歩いたという記述がありましたが、正しくは新橋からです。訂正させていただくとともに、おかしい表現があったことをお詫びいたします。(2021/2/5 22:44)

Permalink | 記事への反応(11) | 18:02

2021-02-01

■[日記]

きょうのーおひるはーうまかっちゃん

片手鍋にもやしと水入れてー

煮えるのを待つ間にどんぶりに水と卵いれて混ぜて５００ｗ2分レンチンしてー

レンチンできたら粉末スープを先に溶かしといてー

煮立ったら麺いれてー

ぐっつぐつ煮込んでー

どんぶりに入れてー

調味オイルいれたらごま油のかおりが一気に香ってかんせー

うめえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

Permalink | 記事への反応(1) | 12:32

原料が一切明かされていない謎の肉を使った「はてな丼」

自分には甘く増田には辛いという特徴を生かした「ダブスタ激甘激辛ブクマカ丼」

この２種類のメニューでどんぶり界の頂点を目指すよ

Permalink | 記事への反応(0) | 15:05

■anond:20210125180928

元増田です。ちょいちょい反応があって嬉しい。

情報もありがとう。

＞アンバサ、スコール

どっちもメチャクチャ好きなんだけど、これじゃない気がするなあ。

少なくともスコールみたいな緑色のパッケージではなかったと思う。

いやでも、結局記憶が曖昧だからもしかしたらこれなのかもしれない……。

記憶と一致してないだけで……。わからない……。

＞京都駅近くのまんぼ焼き

山本まんぼっていうお店かな？

多分ここまで広くなかったし、こんなに黒基調でおしゃれな内装でもなかったなあ。

でも美味そうだ。京都旅行に行く機会があったら行ってみたいな。

＞ラーメン屋の角煮どんぶり

おいおい、もう一つ思い出しちゃったじゃんか。

小学生のときに食べたラーメン屋のチャーシュー丼が美味かったんだけど、

店の名前覚えてないんだよなあ。これも思い出したい。

長年思い出せなかったものだから、まあ気長に記憶をたぐったりググったりしてみるよ。

ただやっぱりお店のほうは潰れてる可能性もあるからなあ……。そうでないことを祈るばかりだ。

Permalink | 記事への反応(1) | 13:18

2021-01-26

■anond:20210126150429

塩コショウと類粒だしの素でモヤシ炒めを作ってみ

感動してどんぶり二杯いけるぞ

Permalink | 記事への反応(1) | 15:07

■anond:20210125180928

ラーメン屋で食べた豚の角煮のどんぶり

久しぶりに食べたら仕入れ先が変わったのかジャンク的な脂っこさが消え興味を感じない平凡な角煮に変わり果てていた

Permalink | 記事への反応(1) | 01:06

2021-01-25

■あ、今日はまだごはん食べてない

体調が悪いんだよねえ

やっと眩暈が収まった

今から餃子焼いて食べる

W餃子定食で弱った胃を攻めてみる

・どんぶりごはん

・餃子 10個（一人前5個らしい）

・白湯

Permalink | 記事への反応(0) | 16:18

2021-01-13

■いい感じの食器を探している

飯碗
20cm-25cm径くらいの汁気のあるパスタを載せられる丸皿
どんぶり

なにか知らない？

Permalink | 記事への反応(1) | 13:05

2021-01-06

■ホルモンを煮た

めっちゃ柔らかいし味も染みてて最高の出来

どんぶり２杯目

嫁と子供が居たら食わしてやりたい

Permalink | 記事への反応(2) | 19:32

2021-01-02

■物少ない

身辺整理してたらこれくらいしか物がなかった

・ノートパソコン

・ふとん

・衣類

・靴

・箸

・スプーン

・どんぶり

・台所洗剤

・洗濯洗剤

・タオル

・15リットルザック

・電子レンジ

・ファイルフォルダ

・スマホ

Permalink | 記事への反応(0) | 19:11

2020-11-29

■大垣のふわふわ カツ丼　作った

http://kikuchidesu.hatenablog.com/entry/2020/11/27/181339　参考

ただし、ここの写真を見ただけで作るというMe163と秋水みたいな作り方ではあるので、味の再現ではない。

材料

カツ（出来合い）：１枚/人
卵：１個/人
- 黄身と白身に分ける。白身はボウルへ
玉ねぎ：0.25個/人
- 薄切りに
三つ葉：適宜
- なくて可。海苔も手かも
めし：遠慮するな今までの分食え

調味料

白だし（原液）
- 卵の重量の20％を目安。なお卵Mサイズで100ｇほどである
酒とみりん：各大１
- 合わせて電子レンジにかけアルコールを飛ばす
めんつゆ：25cc
- 水75ccで希釈。甘くしたければみりんを若干足す

特記すべき用具

ハンディミキサー
- なければ泡だて器と気合でも可

調理

玉ねぎを薄切りにをめんつゆで煮る。玉ねぎにめんつゆが染みたらOK
カツはトースター等を使い、カリカリを維持しつつ温めなおす
白身を角が立つまで泡立てメレンゲにする。
白身に黄身を投入し、泡立てる。
泡立った卵に白だし・酒＋みりんを加え味をつける
どんぶりにメシをよそい、玉ねぎを薄く広げる。その上にカットしたカツを載せ、卵をかける。三つ葉をあしらう。

総評

id:barringtonia 大衆食堂なのに、分子ガストロノミーっぽい独特なカツ丼

詰まる所、カツ丼とは卵と玉ねぎとカツに和だし味をつけたものである。なので、最終的に盛られたときにそれらが集まっていればよいわけだ。分子ガストロノミーには「完成した料理の要素を分解して再構築する」という教義があるので確かにその通りではある。
卵液の味付けに色味を考え白だしを使ったが、写真よりは黄色が薄くなった。卵の差かもしれないが、めんつゆ原液に切り替えてもいいかもしれない。
単なるカツ丼よりは目先が変わる。ただし、今後すべてのカツ丼をこのタイプにしようという決断を下すほどの美味ではない。
卵は出来上がる直前にできるように算段する。時間が経つと分離しだす（しだした）。
普通に作った方がはるかに楽

Permalink | 記事への反応(0) | 00:40

「どんぶり」を含む日記

■月経カップに慣れた

導入理由

自分に合った使用方法

試行錯誤色々

まず装着が難しい。

取り出せなくなるのではないかという不安

装着時の違和感

真空状態って何？

導入メリット

お手入れについて

まとめ

■どんぶりって文化が欧米になかったの不思議だなあと思ったけどワンプレートが代わりにあるじゃんって気づいた

■🥪『パンの丼（どんぶり）って、ないの？』

■一口ちょうだい

■コロナでワーワーいうちょっと前にタイに行った話のつづき

■可愛いラーメンどんぶりを増田探して師が差出す魔を吏分丼メーラいい若（回文）

■図書館で働きながらこっそりメモ帳に書き留めた気になる本と作家(うろ覚え)

■はじめてラーメン二郎に行った