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2021-10-24

コロナ対策ドイツ見習えってひといなくなったよな

アメリカにはCDCがあるから日本みたいにはならないっていうやつも

2021-09-12

anond:20210912113814 anond:20210912134029

マスクやめてる人はやめてるぞ

CDCマスクして欲しいって思ってるがワクチン打ったらなんでもOKって言っちゃった手間、

や、野外なら・・・マスクしなくても・・・い、いいですとか言ってる

 

先進国アジア科学頑張ってる国は金払えば日本と違って入院出来るが

日本が真似したらイギリス並みとは行かずとも更に人が死ぬようになるだろうな

2021-09-11

anond:20210911191742

CDC発表のを紹介している医者ツイートだと、感染しづらい5倍×死にづらい2倍=10倍だから

感染しちゃったら、死にづらいのは2倍ってことらしいぞ。

2021-09-09

俺のコロナ体験

https://togetter.com/li/1771668

SNSは叩かれるの嫌だし、ブログもやってないのでここに書く。勢いで書いたので乱文でごめん。

1日目

先月半ばのお盆の朝、実家帰省(よくないけど)。寝て起きたら喉に違和感を覚えた。喉の奥の方が局所的に乾いている感じ。実家東京より寒かったので、寝冷えして、ちょっと熱っぽいけど風邪かなと判断

2日目

微熱は翌日も続く(37度くらい)。両親(ワクチン接種済み70代)、子供(6歳)、兄(40代ワクチン未接種)も一緒にいて兄も微熱っぽいと話す。喉は軽く咳がでるくらい。

その日のうちに兄と自分は帰ろうということになり、夏休みの子供をおいて車で帰京。自分が車を運転し、2時間くらい車内で兄と一緒に過ごす。帰りに薬局自分でできる抗原検査キットを買ってお互い試すも陰性。

でも、という不安もあり帰京後は妻とはあわず仕事場に(フリーランスセカンドハウス的な事務所寝床もある)。翌日、熱が39度くらいまであがって、やや痰がでる。食欲はあり、uber eatsであれこれ頼む。

3日目

高熱が継続。さすがにヤバみを感じて、ロキソニンで熱を下げたタイミングで、近くの病院を調べて発熱外来受けてるところを検索ほとんどの病院が予約いっぱい、即日は無理でダメだったが、近くの少し離れた各停駅のクリニックが今日できるとのことで、自分運転してPCR検査を受けに向かう。食欲はまだあった。一応レントゲンで肺の検査をしてもらうも、肺はいまのところ問題はなかった。

PCRの結果は翌日とのことだったが、もう待たずして普通風邪の熱の出方じゃないし、コロナ以外なら逆になんだと思っていた。咳はあまりでなかったが、喉の痛みが独特で、普通風邪なら中が腫れる感じがあるけど、そうでなく、喉にカッターでいくつも切り傷をつけたような、喉に紙やすりでもかけたような、外傷的な痛みがあった(この痛みは10日目くらいまで継続)。

4日目

高熱継続。38度半ば〜39度半ばをずっとキープ。咳はでないが、体の節々がいたい。ただ自分場合、この痛みは普段風邪でも出る症状なので、そこまで辛くはなかった。カロナールの方が良いとのことだったが、ロキソニンよりも効きがよくないため、ロキソニンを6時間ごとに常用。ロキソニン副作用などこの発熱に比べたら軽いもんだと思っていた。飲んで熱下がって1時間くらいは元気モードになるので、そのタイミング簡単かつ緊急の仕事をこなしたりもした。病院から連絡きて、コロナ陽性。保健所から連絡がいきます、とのことだったが、連絡きたのはそれから3日目だった。都内市部だが、特に家族構成も聞かれず、食事配達の連絡もなし。漫画家レポートにもあったけど、もう濃厚接触者は追っていないという。感染経路の心当たり聞かれたが、ない、というと、「今はもうそういう方がほとんどなんです」と言われる。結局、意味あったのはやばかったらここに連絡してください、という電話番号を教えてもらったくらいだった。

この段階で一人でいるのは不安になったので、家に帰る。戸建てでトイレは二つあったので、妻とは完全に隔離して、部屋にキャンプ用のMakitaの電源付き冷蔵庫を持ち込んで飲み物を部屋に常備。アイスノンも部屋で大量に冷やして、後頭部と額を冷やし続けた(これはかなりおすすめなので、皆さんもコロナ対策キャンプ冷蔵庫あるといいと思う)。薬の飲み過ぎか、胃のもたれもあり、食事ほとんどおかゆとかおじやくらいしか食べる気がせず、何とかそれらを口にいれた。飲み物ポカリ炭酸水

ちなみに前日に兄も発熱し、PCR受けて陽性発覚。兄も自分と同日に喉の痛みを訴えていたので、どちらが先かはわからないが、発熱の順番からいえば自分が先にかかっていたのだと思う。ただもちろん飲み会などは言ってないし、仕事フリー、かつ車移動なので普段電車も乗らない。どこで感染たかさっぱりわからない。

念のため、妻もPCRを受けたが陰性。あと両親と子供PCRを受けたが陰性でほっとする。実家にいた時はそれなりにマスクなしで近距離で彼らとも喋っていたが、うつってなかったのは両親はワクチンのお陰で、子供は単に運がよかったのかもしれない。

5日目

高熱継続ロキソニンカロナール有効だったので、対症療法で熱下げて、その間にご飯を食べたりする生活。薬は市販の喉薬とあとは大量のビタミンサプリ特にビタミンCを朝晩にわけて、1日2000mgとった(CDCか何かの推奨をみて)。一度深夜に目が覚めて妙にすっきりしてたので「あれ、治った?」と思って熱測ったら40度に達していて、本気でヤバみを感じた。自分場合夕方6時頃と朝方5時頃が熱のピークだったので、その時間にあわせてロキソニンを飲むようなローテーションを組んだ。

あとこの日、コロナ心配した知人(心配性で未感染ながら色々情報を集め、対策ガジェットを集めたり、薬を個人輸入している)からベルクチンインドから輸入した人間用)が送られてきた。副作用はないとのことだったので、信じて飲んだ。正直、ネットでは色々言われているのは知っていたけど、この時は熱が辛すぎて、よくなるなら何でも飲んでやるくらいのヤケクソな気持ちだった。

結果、翌日には症状の「悪化」が止まったような印象はあった。それまでは体内で続々とウィルス部隊が増えていたのが、増加が止まって、体内に残った既存ウィルス部隊と体の対決になった感じがした。ただこれについては「じゃあ飲まなかった場合はどうなってたのだ」という比較ができないので、効いた気もするけどそうでもないかも、と言われたらそんな気もする。健常者が聞いたらプラシーボだと思うだろうが、当時は確実に気休めにはなった。そのあとイベルクチンは5日間飲み続けた。胃というか食道が気持ち悪くて食欲が落ちたけど、それがイベルクチンのせいなのか、他のロキソニンなどのせいなのかわからない。

余談だけど、自分はほぼ野々村真罹患と時期的にはパラレルで、症状の急変というニュースもこの頃多かったので、自分悪化してるのか回復してるのか、ウィルス拮抗状態にあるのかわからないのが何より辛かった。自分の症状もこれでも「軽症」。ただ実際かかってみると、個人体験として全く「軽」くはない。それから「急変」という言葉メディア安易に使われているけど、どのくらいの症状の人がどのくらい「急」に変化したのか、さっぱりわからいから、自分もいつか急変するんじゃないかと戦々恐々だった。

6、7日目

基本的には5日目同様。ただ熱が39度台まであがることは少なくなり、38度半ば37度後半で続いた。でも気を抜くとまたすぐ悪化しそうな気配もあり、終わりが見えない。

兄とは連絡を取り続けていたが、兄の方が症状やや軽く(自分より年齢は6つ上だが、痩せ型)、一番あがっても38度半ばだったらしい。変な話だが、一緒に感染した人がいて情報交換しながら過ごせたことはまだ気休めにはなった。あと余ったイベルクチンを兄にも送って4日ほど飲んだそうだが、効いたか効いてないかはやはりわからない。

あとこの頃、熱が下がらないので妻が保健所と連絡をとり、症状を伝えたところ、年齢(40代前半)の割に「そこそこひどい」とのことでホテル療養を勧められた。ホテル確定まで行ったが、「ホテル内では自分洗濯しないといけない」という事実を知らされて、やめた。毎日ロキソニンやらで解熱、着替えを何度もしていたので、とても10枚程度の持ち込みではローテーションがもたないと思った。あとは正直、自宅がまあまあ広く一定隔離できていたので、これなら(妻には申し訳ないが)自宅の方が環境としては良いだろうと思ったから。ホテル療養のメリットは一応看護婦がいることと、いざ悪化して病院送りになる場合に、自宅よりはいくらか優先的に入れることだったが、一応微々たるものながら回復している感覚があったからやめたけど、ひとり暮らしの人とかは絶対ホテル行った方がいいと思う。


8、9日目

やっと熱が下がり始める。37度半ばの日が続いて、ロキソニンを飲んでいる限りはほとんどの時間普通に過ごせるようになる。ただ、毎朝起きるとやはり37度半ばに戻っていて、まだ終わってないとゲンナリする。食欲はまあまあ戻っていて、うどんそばなど食べられるようになったが、例によって味覚というか嗅覚異常があり、「風味」的なものが一切わからない。全部の味がズレているような変な感じ。特に好きで飲んでいたコーヒーがただの苦い汁になったことがショックだった。ただ結果的には毎日飲んでいたコーヒー自分の味覚の判断基準になっていたので、そういうものがあると味とか嗅覚異常の回復判断に良いとおもった。

10日目

朝起きて熱を測ったら37度以下。やっと終わったという感じがした。映画など見て過ごせた。嗅覚異常はあるので、食欲はそこまでないが、肉とか味が濃いものが食べたくなり、キムチ鍋などを食べた。そのあと吐きそうなくらい胃がもたれた。

自宅療養期間の10日目ということで保健所から連絡がくるかと思いきやSMSが1通きただけ。書いてあるのも緊急連絡先くらいだった。なお、いまは回復時のPCRはやらないらしい。回復後もウィルスの死骸などで一ヶ月程度は陽性判定になるため。一応保健所基準としては3日平熱が続いたら回復、という判断らしい。(が、漫画家さんのケースを読むとその後に肺炎悪化ということもあるみたいなので大変だ)

兄も10日目くらいで保健所から連絡がきたそうだが、陽性判定から13日後に食事が届いたらしい(自分は一切届かず、また聞かれもせず)。保健所はとっくに崩壊している。

11~14日目

日中はだるさが続いて、やたら眠い。熱はないのに、朝起きて、昼ごはんまで寝て、昼ご飯食べたあとはまた夕方から夜まで寝て、という寝たきりみたいな日が続いた。痰はまだ結構でて、(汚い話で恐縮だが)最初緑色いかにも「がんばった白血球死体」みたいな濃い痰が出続けて、徐々に薄い透明な痰へと変化した。3日ほど寝たきり生活が続いたものの、徐々に外に出る生活をはじめた。

結局、体のだるさはネットでもよく見た上咽頭炎というやつと、寝たきりによる筋力低下、精神ダメージによるやる気の低減、の合わせ技な感じがする。

15日目〜現在

まだ軽く咳はでるが、もうだいぶ日常生活に復帰している。嗅覚異常もほとんどない。筋力が落ちたせいで、ちょっとした物を持つとその後二日間くらい筋肉痛になったり、体がどっと疲れたり、肩こりがすごくなったりはするが、後遺症症状そのものとしては軽い方なんじゃないかと思っている。

総括

自分場合は戸建てで隔離もできて、かつ妻のサポートもあったり、子供夏休みで不在(実家帰省、よくないけど)だったこともあり、かなり恵まれた状況での罹患だったから助かったと思う。だけどこれが一人暮らしだったりしたら確実に死ねるな、と思うくらいにはきつかった。罹患した時期はちょうど仕事が忙しく、この山を超えたらワクチン予約しようくらいに思っていたところでの罹患だったのでそれがまずかった。いま忙しくてまだワクチン打ってない人はいますぐ打った方がいい。万が一罹患したら二週間は確実に飛ぶ。

こんなのSNSに書いたら袋叩きにあうだろうが、実家に帰った時に発症したのに両親に罹らなかったのはまじで不幸中の幸いだった。

あと気休めながらパルスオキシメーターは買った方がいい。自分最初数日アップルウォッチ のでなんとなく見ていたが、全然当てにならないこともあり、楽天で1万以上するやつを買った(今は在庫不足で価格が高騰していてバカバカしいが仕方なかった)。

それからキャンプ冷蔵庫があると、いちいち人に頼まなくてすむのであると便利。アイスノンもすぐ熱くなるのでローテーションできるように10個くらいあるといい。

市販薬は多分ほとんど役に立ってないけど、喉く〜る的な咳を沈めるやつはあってもいいと思う。

2021-09-02

anond:20210902170857

訴えてもどうにもならないと思うぞ

副反応がないワクチンなんて存在しないので

ワイなんかインフルエンザワクチンで死にかけたことある

まぁ実際に脳炎・多臓器不全になったわけじゃあないので

死にかけたは比喩だが39度以上の熱が3日以上続いた。フツーにインフルってますやんクソがと思ったわ

 

一般的安全性確認されているものでもこのレベルなので

コロナなら間違いなく重症化する人出るやろな

ワイは打たんぞ

 

逆に副反応出ても今なら国からふんだくれるから俺は打つ

 

たぶん出ないと思うぞ

インフルエンザワクチンの接種で死んでる人はほぼ毎年いて公的機関統計取ってるが

『疑い』って表現にとどめてるし、そもそもおま環だから

すべての人にアレルギーが出ない食べ物が無いのと同じように

すべての人に重篤副反応絶対に出ないワクチンとか

安全性確認され誰もが打ってる知名度高いワクチンにすらない

 

ウルトラ雑に言うとフグ毒で人間死ぬのはおま環じゃないじゃん?

ワクチン開発とは身体に取り入れても問題ないレベルの毒性にすること

(ここではウイルスもどきを投与する RNAワクチンについては触れない)

 

ただ問題ないレベルではあっても『すべての人に問題が出ないことを保証するものではありません』ってヤツ

アレルギー対応商品にもよく書かれてるね

 

研究時間が長ければ、接種の実績の積み重ねがあれば、

基礎疾患がある人はなんて雑な括りではなく、○○がある人は○○%の確率重症化すると通達・備えるけど

今は出来たばっかで無いからな

 

致死率がめっちゃ高いウイルスだったら可能な限り早くワクチン打つけど、そうじゃないのでしばらくは様子見するわ

 

どこの国データ見てもデルタ株までは重症化防いでるし

死亡率もCDC信じるなら10万分の1だよ(接種後も感染し死亡もゼロではない)

既に日本国内に入っているラムダ株は知らんけど(デルタよりも効きにくいらしい)

重症化・死亡を防ぐという1点においてのみメリットはありそう

複数の国のデータがそうだからある程度は信用できるかと

 

ただまぁ普通に接種後も感染すんのよね。軽症・中等症(肺炎)くらいには普通になる

そしてまともな首長医師がいる地域はともかく、

建前上は中等症(肺炎)受け入れといったもの

首都圏への実際の通達はご存知の通り中等症(肺炎)お断り

結局、軽症・中等症(肺炎)なるんじゃ接種含めて人の集まるとこへ行かないことが正解な気がするよ

 

まとめると、、、、

2021-08-20

これだから判断能力問題のある人たちは・・・ anond:20210820190011 anond:20210911192843

陰謀論のつもりなのか今さらマジで言ってるのかわからないが

報道規制も何も最初から因果関係なんか認めるわけないって書いたじゃん

 

副反応がないワクチンなんて存在しないので

ワイなんかインフルエンザワクチンで死にかけたことある

まぁ実際に脳炎・多臓器不全になったわけじゃあないので

死にかけたは比喩だが39度以上の熱が3日以上続いた。フツーにインフルってますやんクソがと思ったわ

 

一般的安全性確認されているものでもこのレベルなので

コロナなら間違いなく重症化する人出るやろな

ワイは打たんぞ

 

逆に副反応出ても今なら国からふんだくれるから俺は打つ

 

たぶん出ないと思うぞ

インフルエンザワクチンの接種で死んでる人はほぼ毎年いて公的機関統計取ってるが

『疑い』って表現にとどめてるし、そもそもおま環だから

すべての人にアレルギーが出ない食べ物が無いのと同じように

すべての人に重篤副反応絶対に出ないワクチンとか

安全性確認され誰もが打ってる知名度高いワクチンにすらない

 

ウルトラ雑に言うとフグ毒で人間死ぬのはおま環じゃないじゃん?

ワクチン開発とは身体に取り入れても問題ないレベルの毒性にすること

(ここではウイルスもどきを投与する RNAワクチンについては触れない)

 

ただ問題ないレベルではあっても『すべての人に問題が出ないことを保証するものではありません』ってヤツ

アレルギー対応商品にもよく書かれてるね

 

研究時間が長ければ、接種の実績の積み重ねがあれば、

基礎疾患がある人はなんて雑な括りではなく、○○がある人は○○%の確率重症化すると通達・備えるけど

今は出来たばっかで無いからな

 

致死率がめっちゃ高いウイルスだったら可能な限り早くワクチン打つけど、そうじゃないのでしばらくは様子見するわ

 

どこの国データ見てもデルタ株までは重症化防いでるし

死亡率もCDC信じるなら10万分の1だよ(接種後も感染し死亡もゼロではない)

既に日本国内に入っているラムダ株は知らんけど(デルタよりも効きにくいらしい)

重症化・死亡を防ぐという1点においてのみメリットはありそう

複数の国のデータがそうだからある程度は信用できるかと

 

ただまぁ普通に接種後も感染すんのよね。軽症・中等症(肺炎)くらいには普通になる

そしてまともな首長医師がいる地域はともかく、

建前上は中等症(肺炎)受け入れといったもの

首都圏への実際の通達はご存知の通り中等症(肺炎)お断り

結局、軽症・中等症(肺炎)なるんじゃ接種含めて人の集まるとこへ行かないことが正解な気がするよ

 

まとめると、、、、

2021-08-12

anond:20210812231822

どこの国データ見てもデルタ株までは重症化防いでるし

死亡率もCDC信じるなら10万分の1だよ(接種後も感染し死亡もゼロではない)

既に日本国内に入っているラムダ株は知らんけど(デルタよりも効きにくいらしい)

重症化・死亡を防ぐという1点においてのみメリットはありそう

複数の国のデータがそうだからある程度は信用できるかと

 

ただまぁ普通に接種後も感染すんのよね。軽症・中等症(肺炎)くらいには普通になる

そしてまともな首長医師がいる地域はともかく、

建前上は中等症(肺炎)受け入れといったもの

首都圏への実際の通達はご存知の通り中等症(肺炎)お断り

結局、軽症・中等症(肺炎)なるんじゃ接種含めて人の集まるとこへ行かないことが正解な気がするよ

 

まとめると、、、、

2021-08-11

anond:20210811175548

ブレイクスルー感染というのはワクチン打った上でも感染するってことだぞ

イスラエルアメリカ(CDC)もだいぶ前から言ってる

ついでにイギリスなんかも若者(特に子ども)に打たせるべきじゃないって言ってる

 

ただ今のところ出てる論文では重症化(脳炎脊髄炎)は防ぐとされている

デルタ株だと60%くらいな

ラムダ株は知らね

anond:20210811164811

CDCは、口元から空気中へ粒子を放出できるダミー人形使用し、咳による粒子の動きについて実験した。その結果、緩く着用した医療マスクは42.0%、単体の布マスクは44.3%の粒子を遮断した。一方で、医療マスクの上に布マスクを重ねた「二重マスク」の遮断率は、92.5%だったという。

2021-08-08

コロナに気をつけている未接種者がすべきこと、しなくて良いこと

読者対象は、感染爆発地域に住み、公共交通機関を使い、日用品の買い物をする、コロナに気をつけていて、罹患したくない未接種者です。

テレワークで外出はスーパーのみでかかった、家と会社の往復でかかった、というような人を出さないための対策ですので、よく知られた対策は省略します。

コロナ対策に消毒は不必要CDC接触感染ほとんどないことを認めています。手洗いはまだしも、帰宅後の物品や衣服の消毒は不要です。

○換気されていない=外気が入らないところでは

ウイルス空気に浮遊していると考えてください。今までなかった、スーパーデパ地下イオン感染連鎖が起きているのは換気不十分のためです。不織布マスクでは、空気中に漂う大量のウイルスに曝露が防げません。ドアや窓が常に開いていない場所には、買い物に行かないでください。大型スーパーデパートではドアが開いていても奥の方は当然換気されていませんので、大型施設に行くのをやめてください。また、映画館の換気量は従来株では安全でしたが、デルタ株には足りませんので、こちらもやめてください。

感染者が不織布マスクを仮にしていても、話せばある程度のウイルス粒子は漏れますデルタ株はウイルス量がとても多いため、漏れウイルス粒子の量で感染成立します。電車で話している人、咳やくしゃみをしている人を見かけたら、車両を移動してください。また、バス電車の窓を確認してください。開いていないことがあります。出来る限りの窓を開けてください。

○1人でもマスクを外す環境に行かないでください。具体的には、飲食店では皆がマスクを外すので、仮に全員完璧マスク会食をしたり孤食だとしても、感染者が1人いれば、呼吸に含まれウイルス空気中にたくさん漂っています。その環境マスクを外せば、1分でも感染成立します。外食はやめてください。

○窓の開かない職場ではマスクを一度も外さず、水分補給食事は、換気の良い場所あるいは人のいない場所で行ってください。日本ビルの換気システムほとんどが屋内循環ですので、職場空気ウイルスが浮遊していることを考えれば、マスクは外すことができません。

新宿渋谷並みに混んでいる人混みなら屋外マスク必須ですが、ある程度人がまばらな通りであれば熱中症にならないためにマスクを外しましょう。屋外は常に換気最強です。

結論

①換気の悪い=外気の入らない屋内には行かない

②屋内にいるときは必ずマスクをつけ、1秒でも外さない(できれば二重マスクにしてください)

おまけ(家庭内感染対策

家庭内でもし陽性者がいた場合、触った場所の消毒は無意味です。空気感染対策をしてください。

○部屋を分け、ドアを閉め、陽性者の部屋の窓を常に5センチ開け、サーキュレーターで外に空気がいくようにする

○陽性者にn95マスクを常につけさせる(不織布マスクでもエアロゾル漏れる)

トイレも全て自室でしてもらうのがベストだが、無理なら流す際は必ず蓋を閉めてもらう。陽性者が出るタイミング風呂トイレのみにし風呂家族の一番最後にしてください。

○非感染者もn95マスクをつけ、飲食時に外す際は感染から最も離れた換気された場所で。

2021-08-03

コロナ風邪みたいなもん

米国インフルエンザが猛威を振るっている。 米疾病対策センターCDC)によると2019~20年のインフルエンザシーズン患者数が1900万人、死者数は1万人を超えた。

前々威力違うやんけ!

騙したな!

2021-08-02

ワクチンできるなら接種したくない

注射が嫌い

副反応で40℃以上とか自分場合多分耐えられそうにない

打たないと何が起こるか分からない

ワクチン荒唐無稽な話はともかく、5年後、10年後に実害がないとは言い切れない(と米国CDCかにも1行だけ書いてあったはず

ワクチン打たないとデルタ株はもっとヤバイのは理解してるつもりだけど…

2021-08-01

anond:20210729190251

アメリカコロナリスク計算するサイトコメントでも、「私はワクチン打ったからもうマスクなんかしないぞ!」みたいな宣言を見かけた。

まあ、そんな奴らが広げているんだYo!ってのをCDCは言っているわけだが。

anond:20210801003514

ならないよ

何故ならWHOしろCDCしろコロナを根絶しなくてよい」とは考えていないか

何故そう考えないか、というとこれ以上変異株を産み出したくないからですよ

この感染力のまま強毒化したらまずいから今のうちに感染拡大を防がないといけないと考えている

anond:20210801001946

されないですよ

CDCがそういう方針なのだから大抵の国はそれに倣います

2021-07-31

anond:20210731200422

チャリはいいけど、コロナうつされない面ではマスクは気休めでも、コロナ他人うつさないためには大きな効果があってCDCワクチン接種者にまで使えって言うくらいだからチャリ降りて混雑した場所とか室内に行くときにはマスクを着けないとな。気休め以下なウレタンマスクを除いて。

2021-07-30

新型コロナウイルスは「あとほんの数回の突然変異で」今あるワクチンから逃れる恐れがあるとアメリカの疾病予防管理センターCDC)は述べた。

わいは新しいの打ちたい。

2021-07-29

anond:20210729121247

CDCマスク着用ルールを元に戻した[1]のが念頭にあったんだけど、そういえば10月ごろに落ちつくって予測[2]も出してたな。ちょっと楽観的になってきた。

[1] https://www.bbc.com/japanese/57993693

[2] https://www.nagoyatv.com/news/kokusai.html?id=000223576

2021-07-28

庭でキャンプしたら、家族が溶けた。

うちの男どもはみんなキャンプバカで、私が小さい頃から、兄ちゃんもお父さんもおじいちゃんも、しょっちゅう仲間たちとキャンプ場に数日籠もっては、別人かってくらい日焼けして帰ってきていた。

お父さんの取引先?が持ってる山奥の豪華な別荘地に泊まる年とかもあって、

あとで写真とか動画を見せてもらうと、めっちゃ綺麗なコテージ。テントもピカピカしてて、楽しそうな雰囲気ではあるのだけど、

「じゃあメグも来るか?」と言われると、酒飲んで騒いだり、踊ったり、時には号泣するようなノリにはついていけないかな…と思ってしまう。

今は部屋で絵を描いてる方が楽しいし、私だって子供なりに友達付き合いとかあるし。

コロナになってすぐ、おじいちゃんゲーセン感染して入院してからも、残った二人はキャンプ活動を続けていた。

お母さんは心配そうにしてたんだけど、5月のある日、仕事から帰ってきたお父さんが嬉しそうに「今年はうちの庭でやることになった」と宣言したのを聞いて、とうとうキレる。

絶対ありえない!なんで勝手に決めてくるの?」

大丈夫だって絶対家には上げないから」

「うちの庭って、この庭でしょ?」

お母さんにつられて窓から薄暗くなった庭を見てみる。

広く見積もっても車2台も入らないと思う。私は聞く。

「何人来るの?」

10人くらい、の予定、あくまで」

さすがに私もこいつバカかと思ってしまう。

この庭で、10人の大人たちがテント張って、キャンプ

「でも、キャンプファイヤー実際に見たら…感動するよ?」

という訳のわからない弁解に、工場勤めから帰ってきた兄ちゃんが「それは確かにそうだ」と同意しだしてバカが一人増えるけど、看護師として働くお母さんは理路整然と撥ね付ける。

「誰かがウイルス持ってたらどうするの?検査簡単にできないし、ワクチンも間に合ってない状態で、集団感染しないようにキャンプする方法提示できる?できないよね?もし感染したらおじいちゃんの面倒を見れなくなるし、私も仕事できなくなるよ?」

キャンプの間、窓を締め切ってれば安全なんだよ!そのためにリーダー完璧マニュアルを」

ちょっと待った」

「なんだよ」

「……『リーダー』って誰よ」

その後の両親とバカ兄の喧嘩とも呼べないようなやり取りによると、お父さんは数年前からキャンパーズ」なるグループの一員になっていたらしい。

取引先やら飲み友達やらのキャンプ好きが集まって、毎年誰かの家や別荘とかでキャンプを開く、15人程度のサークルで(このあたりで兄ちゃんが「やべえ!」と叫んで会話が中断)、遂に今年のキャンプ地をうちが勝ち取った、それはとても名誉なことだし、今更覆せないと、お父さんは主張している。

リーダーの顔を潰すわけにはいかないんだよ絶対

「…え何、その人って会社上司なの?」

「いや違うけど」

取引先でもないんだよね?」

「だからさっきから言ってるだろ、行きつけのバーオーナーで」

「じゃあ断れるでしょ!」

「だから!ウチの理事も通ってる店で、理事友達なの!このキャンプがうまくいったら、確実に出世できるんだって!メグの進学とか……あるだろ?」

いきなり私の名前を出されてお母さんが黙り込み、グダグダだった空気に気まずさが加わる。

「…私はいいよ、大学行けなくても…このままでも」と私は言うけど、私の本音を知っているお母さんは何も言わない。

感染とか金は心配しなくていいから…絶対家には迷惑かけない。お前はいつも通りにしていい。きっといいキャンプになるよ。な?」

お母さんを抱きしめながら言うお父さんに、兄ちゃんが泣きながら頷いている。

私は誰とも目を合わせられない。



近所で感染者数が少しずつ増える中、1ヶ月後に控えた庭キャンプの準備は着々と進んでいる。

後で兄ちゃんから聞いたら、お父さんはキャンパーズに「うちの庭は狭いけど、キャンプには最適で、家族も大歓迎と言っている。そして何より病床の父に希望を与えたい」と、だいぶ話を盛ってプレゼンしていたらしい。

てか兄ちゃんもいつの間にかキャンパーズのメンバーになっていた。

キャンプで得られるサバイバルの知恵とか、協力することの素晴らしさとかを、食卓で私やお母さんに毎回説明してくるようになったけど、キャンプのもの否定しているわけではないことに、兄ちゃんは気づかない。

キャンプまで残り10日。

テントなどの資材がメンバー持ち込みじゃなくて全部うち負担だったことが発覚して、両親の喧嘩は激化する。

キャンプまで残り7日。

夜中、部屋で新しいペンタブを試していたら怒鳴り声がして、リビングに行くと、お母さんがテンティピの高級テントをケースから出して、裁ちバサミで切ろうとしていた。

「やめろ!」とお父さんが止めに入るけど、かんたんに撥ね飛ばされる。お母さんも長年の病院勤務で腕っぷしは強いのだ。

「これ、リーダーのために買ったんでしょ」静かな声でお母さんが言う。「キャンプが終わったらリーダープレゼントするって、ケンから聞いたけど」

あいつ」

ちゃん仕事と買い出しの連続で疲れて既に寝ている。

いくらしたの?」

「………」

領収書見せてよ。あるんでしょ?」

右手のハサミが反射でギラリと光る。

「…わかった。キャンパーズの事務所に置いてあるから明日持ってくる」

「……………」

「わかってくれよ…このキャンプで、きっと我が家はいい方向に進むんだ。メグの未来のために、な」

「…私をダシにしないで」

気づいたら口が勝手に動いていた。

「お父さんがキャンプしたいだけでしょ…?そんな高そうなテントとか、ピカピカのウッドデッキとか、バーベキューセットかいっぱい買ってきて、それも全部私のため?私の夢とホント釣り合い取れるの?」

「………」

「知ってる?クラスの皆、うちのことでヒソヒソ言い合ってんだよ?友達も遊びに誘ってくれなくなったし、フェイスブックで『殺人キャンプ一家』とか書かれて、すぐ先生が言って消してくれたけど…夏休みじゃなかったら、私…」

絶対泣きたくないと思ってたのに、出てきた涙は止まらなかった。

「もう夢とか言わないよ…キャンプなんてやだよ…」

お母さんが私の肩を抱いてくれるけど、お父さんは「絶対大丈夫から。お父さん疲れたから」とか言いながら2階に行ってしまって、私は追いかけられない。

翌日、お父さんが会社に行ったまま帰ってこなくなる。

その夜キャンパーからの連絡で、お父さんが胃炎理由キャンパーズを脱退したことを知る。

「もしかしたら癌かもしれない。続けられないのが無念でならないが、息子のケンが立派に後を継いでくれる」と言ってたらしいけど、癌は多分嘘だ。会社にはどっかから律儀に通っているらしく、後日フェイスブックで、ステーキを美味そうに完食してるのを撮られていた。

責任押し付けられた兄は、父を恨むこともなく、よりキャンプ一筋になる。

当然家からお金は出せないので、付き合ってる彼女借金を無心して、即座に振られる。かわいかったのに。



残り5日。

兄は「感動キャンプライブ配信」を掲げてSNSクラウドファンディングを呼びかけるけど、このご時世でのキャンプなんて世間理解を得られるわけもなく、その日のうちにバッシングをドバドバ浴びる。

でも、一部の好事家が結構な額を出してくれたらしく、リーダーからTwitterで褒められた兄ちゃんは泣いて喜ぶ。

残り4日。

昨日のクラファンがバズって、ネットニュースになる。

キャンパーズ」が金持ち道楽趣味で、中流階級から搾取しているみたいな大げさな記事もあって、反対意見が飛び交う中、「環境に優しい取り組み」「SDGsにも沿っている」「悪と断じるわけにはいかない」みたいな支持コメントもあって、兄ちゃんがまた泣く。

残り3日。

からキャンプに参加して欲しい」と頼まれる。

キャンパーズって、金持ちもそうでない人も、男も女も、どんな人種でも、誰でも参加できるキャンプを目指してるんだ」

最近女性メンバーが増えたキャンパーズが、ネットで脚光を浴びたのをきっかけに、世間に顔向けできる団体になろうとしてるらしい。

「だったら庭キャンプを中止してよ」と言いたいけど、兄のまっすぐな瞳を見上げて私は黙ってしまう。

ちゃんはすぐ泣くし鬼バカだけど、長年見てきてたか純粋キャンプ愛はわかる。

何があっても一つのことに打ち込む姿はかっこいいと思うし、だから私も叶わぬ夢に追いすがっている。

メンバーにメグのこと言ったら『大歓迎する』って」

「…窓から見てるだけじゃだめ?」

「うん…全然いいんだけど、キャンプファイヤーって実際に皆で囲んだ方が感動が大きいからさ…返事は当日でも良いよ」

そう言って兄ちゃんは買い出しに出かけていった。



残り2日。

リーダーがやってくる。

アウトドア派とは思えない、ゆったりとした体格で高そうなスーツに身を包んだリーダーは、玄関私たちに深々と頭を下げる。

「この度は、ここをキャンプ地としてくれて、ありがとうございます

ちゃんが例のテントを抱えて持ってくると、リーダーの隣りにいた使用人みたいな人が受け取って、なぜかベンツトランクに載せる。

それを確認したリーダーがうちの中を眺めながら「僕はどの部屋だい?」と聞いてきて、お母さんと私は「は?」と声を揃える。

あのバカ親父は、リーダーだけテントじゃなくて、部屋に寝泊まりすることを約束していたらしい。

お母さんは出ていった父の部屋を掃除して、ついでに父がキャンプの度に持ち帰ってきた古い雑誌コレクションをすべて処分する。

キャンプ前日。

おじいちゃんが死んだ。

葬儀キャンプ後に執り行って欲しい」というリーダーの頼みを、兄ちゃんは断れなかった。

お父さんに連絡すると「安全面を考えて明日キャンプファイヤーには参加しません」という謎メールが返ってきて、私はすぐ削除する。お母さんは手続き仕事で疲れて寝込んでいる。



キャンプ当日。

からちゃんは資材チェックや芝刈りを一心不乱にやっている。

隣近所の住民たちは、コロナ感染を恐れ隣町に行っていて、いつも以上に静かだ。

夕方我が家の庭に、リーダーを含む8人の男女が集まってくる。メンバー20人の半数以上が参加を辞退したらしいけど、それでもウチの庭には多すぎるような。

ちゃんに負けないくらい瞳がキラキラしているメンバー達は、準備していた資材をものすごい速さで組み立てていき、1時間もしないうちに庭がキャンプ場になる。

空間無駄なく活用して、コンパクトテントや炊事場、キャンプファイヤーが整然と並べられていくのを、窓越しに眺めながら思わず「凄い」とつぶやく

この日から連休を取ったお母さんは、時々メンバーの人にお水をあげたり、手伝ったりしている。せっかくの休みなのに、お母さんは本当に偉い。

そんな様子が兄ちゃんスマホ越しにインスタライブ配信されていて、1万人くらいが見ている。

やがて日が暮れて、キャンプファイヤーが始まった。

メンバーはそれぞれ、おしゃれな服に着替えて火を囲む。マスクカラフルだ。

ちゃんは既に泣いている。勝負服ジャージダサいけど、揺らめく炎に照らされてなんとなく様になってる。

昔はお父さんと一緒にキャンプしていたお母さんも、この時だけは幸せそうに火を眺めている。

窮屈そうだけど、ちゃんキャンプぽい感じ。

私も参加しなきゃと思うけど、恥ずかしくて窓を開けることができない。

リーダーが手を挙げ、マスクをはずして話し出す。

「皆さん、第20キャンパーズ定例キャンプへようこそ。この場所に集ってくれたすべてのキャンパー感謝を伝えます…」

それからしばらくの間、コロナとか社会情勢とかキャンプ用品に関する話が続くけど、死んだおじいちゃん名前は一回も出てこない。

「…そして今夜、新たなキャンパーが私達の仲間に加わってくれます。メグ!」

ウトウトしてたところで名前を呼ばれて、驚いて目を開けると、火を囲む皆がこちらを見ているのに気づく。体がビクってなったの見られてたかもしれない。

あなた希望象徴です。あなたの参加は、きっと世界中勇気を与えることになります。どうぞ、共にこの火を囲みましょう」

かなり大げさな歓迎ぶりは鼻につくし、恥ずかしいけど、お母さんを見たら優しく頷いてくれるから、窓を開けようと思った時、リーダーが「さあメグ、立ち上がって」と言った後「ヴフッ」と笑うのを見て、私は一気に冷める。

他のメンバーさんや兄ちゃんには悪いけど、こいつと同じ空気は吸いたくない。

私は窓に向かって中指を立てて、振り返り窓から離れる。

「どうしたんだメグ?…っ今から、君のエホッ、キャンブがっハ、始ばるんだよゼヒ」

リーダーの声が、いつのまにか強烈な咳に変わっていて、振り返るとリーダーの顔が真っ赤に歪んでいる。

ていうか、溶けてる?

「窓をッ、バハ、開げでぅレん」

そのまま崩れるように倒れ、シュウシュウ音を出しながら溶けていくリーダーを見たメンバーから悲鳴が上がる。

「ゲホッ、何だこデべ、デュぼホッ…」

見ると、他のメンバーも咳き込みながら、倒れはじめて、お母さんが駆け寄る。だめ、お母さんも感染する。

「お母さん!」

「開けちゃだめ!!!」と叫ぶお母さんも、苦しそうだ。

庭を見渡したけど、兄ちゃんはどこにもいなくて、勝負服ジャージが脱ぎ捨てられたみたいに芝生に落ちている。

「窓から、離れて、救急車ヲ…」

私は泣きながらスマホを取り出して911にかける。



2年前の冬、北欧で見つかった新型コロナウイルスALS-CoV」は、宿主の肺胞を溶解させてしまう、致死性ウイルスだった。

感染力は高いものの、寒冷地でのみしか発症例が無かったため、アメリカ南部では感染対策結構緩かった。

体が頑丈だったおじいちゃんも新型を甘く見ていて、ニューオリンズ郊外ゲーセン若いちゃんマスクをせず口論になった時にウイルスをもらって、肺が溶けて亡くなった。

そして、ルイジアナ州の一軒家で突然変異した「ALS-CoVζ+(ゼータプラス)」は、感染後即座に発症するだけでなく、内臓はおろか筋肉や骨組織まで溶かしてしまう最低最悪のウイルスだったらしい。

「らしい」というのは、私が入院中に看護師から盗み聞きしたり、SNSから拾ったりした眉唾情報からだ。どうやらネットニュースTVでは報道差し止められてるっぽい。

でも私はこの目で見た。

あの時、一番最初発症してたのは兄ちゃんだった。

きっと買い出しで熱い中毎日駆けずり回ってた超人的な兄ちゃんの体でウイルス変異したんだと私は勝手に決めつける。

我が家周辺が封鎖されて数ヶ月後、ゼータプラス株の全身溶解現象は消え、ショッキングライブ動画は「悪質な合成だった」という結論で、みんなすぐ追いかけるのに飽きていった。

残されたキャンパーズも解散、おじいちゃん葬儀は私の知らない所で執り行われ、お母さんと兄ちゃんのお墓はどこにもないままだ。

私は、CDC検査と手厚い補償を受けながら、病室で絵を描いている。

1ヶ月前、人懐こいマフィアみたいなおじさんがやってきて「ここに閉じ込めているお詫びがしたい」と、最新型のモジュールを持ってきた。

脳波カーボンがどうとかいう凄いものらしいけど断った。

かにそれも私の夢だったけど、私以上にその「足」を必要としてる人はいるはずだし、別に立ち上がらなくても、私は私だ。見世物じゃない。笑うヤツは溶けてしまえばいい。



そういえば、50年くらい前、同じようなウイルス流行の真っ只中で、大々的なスポーツイベントを行って世界中から人を集めた国があったらしい。

それまでなんとか感染者数を押さえていたのに、そのイベントの影響で感染者数が爆上がりして病院パンクしたとか。

きっと、その時も家族をなくして悲しんだ人がたくさんいたに違いない。

キャンプ当日の朝、兄ちゃんお母さんと3人で撮った写真は、ずっと枕元に置いてある。

父親からの連絡はない。



ニューヨーク美術大学への入学願書ができた。

学費心配はなくなったけど、「家族がいたあの頃に戻りたい」と、私はこれから先ずっと思い続けるのだろう。

私は、電動車椅子操作して病室を出る。

2021-07-18

たまーに「アメリカにはCDCがある」と謎の自慢をしていたはてブコメントを思い出して笑ってしま

なんだったんだろうなCDCって

2021-07-02

anond:20210702130833

それこそ政府ガイドライン出すべきな気がする。

CDCガイドライン https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/fully-vaccinated.html だと

って感じ。 そのほうが嬉しいど、ホント大丈夫なのかな。

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