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はてなキーワード: 赤外線とは

2021-01-14

anond:20210114111923

赤外線紫外線の対極にいる、紫外線は殺菌などに使われるのに対して

赤外線は逆だから、優しくおいしくなるイメージ

anond:20210114111609

炭が発する遠赤外線のパワーでおいしくなります

2021-01-13

anond:20210113000841

一番上の葉っぱを青虫が食べたけど中身は安全なことを赤外線システム確認済みキャベツ

2021-01-01

今月スマホにする。

ガラケー赤外線通信、一回も使うこと無かった。

赤外線アドレス交換、やってみたかった。

2020-12-25

人間テキサスチートで布団の中を暖かくしようぜ

寒くなってきたよなぁ、お前ら。寒いと外に出る気はなくなるよな。それどころか布団から出るのも嫌になるよなぁ?

何ぃ?「朝は寒さで目が覚める」だとぉ!?それ以前に「寒くてなかなか寝付けない」だってよ!そいつはいけねぇ。仕方なく外に出るときゃあ寒さで体が震えるのも仕方がねぇが、家の中でまで寒くなっちまうのはダメだ。ましては、布団の中でまでとはな。

外の世界で冷えた体をしっかり温めて眠りにつき、目覚めた後も外の寒い世界へと戦いに赴くためにも、布団の中ではしっかりと体を温めないとな。そのためにオススメするのが、人間テキサスチートだ。

テキサスチートはみんなが知っている常識だと思うが、一応説明しておこう。バーベキューなんかで用いられる、ステーキ中心部をじっくり加熱するテクニックだ。やり方としては、一度表面をしっかりと焼いたステーキアルミホイルで包んでグリルで加熱することだ。こうすることでアルミステーキの熱や水分を外に逃がさなくなるので、分厚い肉でもパサパサにならずに中心部までしっかりと熱が伝わってくれるっていう寸法だ。

俺の発明した人間テキサスチートは、テキサスチート原理を寝ている人間に応用したものだ。やり方は簡単で、お前らがいつも使っている敷布団の下と掛け布団の上にアルミシートを敷くだけだ。布団全体をテキサスチートみたいにアルミで包むんだ。アルミシートはホームセンターで売っているやつでいい。俺は100円ショップで売っていた布団サイズのモノを2枚使っている。シートは薄っぺらくても問題ねぇぞ。人間ってのは赤外線を常に放出しているけど(サーモグラフィーを思い出してみろ)、その赤外線アルミで反射して中に閉じ込めるから冷たい布団でもすぐに暖かくなるぞ。

何ぃ?「寝ている間もエアコンで部屋を暖めているから、人間テキサスチートなど必要ない」だとぉ?そいつオススメできねぇ。ただでさえ冬の乾いた空気が暖められることで、さら乾燥しちまう。乾燥は喉や肌の天敵だ。インフルエンザ感染する原因は、鼻や喉の乾燥と主張する医師もいるくらいだ。

その点、人間テキサスチートなら安心だ。就寝時は人体の水分は布団を通じて空気中へと放出されるが、アルミシートで布団の中に水分を保持することができる。起床時は、保温と保湿効果により、肌は汗でしっとりした状態になっているだろう。

ただし人間テキサスチートにも欠点がある。水分を保持するってことは布団がカビやすいってことだ。俺の昨シーズンの冬はアルミシートを敷きっぱなしにしていたら、敷布団のシーツがカビてしまった。多少面倒でも、アルミシートは起床するごとに片づけたほうがいいぞ。それからたまには晴れた日に布団を干さないとな。

カビさえ気を付ければ、人間テキサスチートは最高だ。電熱マット・電気あんか・湯たんぽと違ってランニングコストゼロからな。日本家屋は夏の暑さを基準にして作られているっていうのに、なんでアルミで布団を保温するってことを日本人は知らねえんだ?不思議なもんだぜ。

2020-12-24

技術的特異門 設定

技術的特異門 1.1

https://anond.hatelabo.jp/20201224181054

の設定です。

 地球標準時は十六進数ユニックス時刻に上下四桁を追加した形式で表されます。数の表記二進法か十六進法が標準ですが、慣用句的な表現として十進法もよく使われます

 この時代標準的な知性にとって、物理的な一秒はヒトにとっての一日くらいの感覚です。〈朝廷〉等の特権的な知性は特殊計算機さらに高速な思考をしています。充分な存在費を支払えなくなると、思考が減速し記憶も失われ、退滅を免れません。

 〈京都物理層は小型トラックくらいの大きさです。表面は分子機械流体で構成され、後方に核融合推進用のレーザー発信器と磁気ノズルが設置されています質量の大半を分子回路が占め、中心部に極低温の不定形量子回路が保持されています太陽光を主なエネルギー源とし、大電力が必要ときには分子機械群を膜状に広げて光を集めます普段デブリ防御に優れた凝集形態をとり、放射線等による損傷を修復しながら、居住知性や下部構造演算しています

 〈京都〉は太陽地球系の第二ラグランジュ点付近地球から約五光秒の辺境位置しています。〈個権〉の登録数は百万件ほどで、歴史比較的長く、周囲の権域とは相互不可侵関係を結んでいました。独立性の高い平和田舎社会であったため、これまでの「最終戦争最後の審判を併せたようなものからは大きな影響を受けていませんが、〈大緊縮〉から逃れることはできませんでした。

 〈月面事業連盟〉により開発された新型計算機は、算力市場暴落を招き四十キロ秒にも亘る持続的経済破綻〈大緊縮〉を引き起こしました。それまでは地球圏の権域の大半で〈個権〉を持つ知性の生存保障され、最低保障資産が分配されていました。しかし〈大緊縮〉は地球圏の経済文化破壊し、〈京都〉も大きく変質しました。その結果、自我を保つの必要計算資源を賄うこともできないほど分配が切り詰められ、〈京都〉は弱肉強食の末に〈朝廷〉の私物になりつつあります。それでも、弱者存在がまだ許されている〈京都〉は、地球圏の中では比較平穏な権域です。

 地球と月は厚さ数キロメートル分子機械層で覆われています。しばらくはその中で豊かな生物圏が維持されていましたが、数回目の「最終戦争最後の審判を併せたようなもの」で滅びました。その後復元されたり滅びたりを繰り返し、作中の時点では滅びています。他惑星圏の開発もされていますが、遅延時間の大きさからほとんど交流はありません。〈大緊縮〉後の地球は、〈京都のものよりも遥かに強大な野良知性、有知能ウイルス暴走知性等がナノ秒単位で喰らいあう地獄と化し、月では残忍な絶対君主臣民を弄びつづける地獄月詠神国〉が成立しました。

 これに先立つ〈肉の時代〉に、安価身体改造や知能増強が可能になり、膨大な種類の動物知性が生まれました。ヒトは最古の動物知性ですが、大幅に知能を増強したヒトは人間社会から拒絶されヒトを辞めていったため、世界人口は急激に減少し、作中の時代では遠い過去種族とみなされています。そして〈ヒト〉最後の隠れ里〈人類復興協会〉が投資詐欺に遭い、そのうえ概念災害まで起こり、『老婆』を残して〈ヒト〉は絶滅しました。『老婆』は拡張自己内で人体の生理学模型演算し、それをそのまま自己像兼対外表象として使っており、ヒトの感覚を通すとツンデレ風に認識されます

 たいていの仮想観境は高次元であったり、複雑な位相を持っていたりして、〈ヒト〉相当の知性にとって理解が困難です。その救済策として、〈京都〉の公共観境には平坦な三次元観境が付属しています。『彼』の表象そのままでは〈ヒト〉から認識されないので、『老婆』に対しては即席の人型表象を使っています。亜知性は擬似物理的、肉体的な表象を纏う傾向があります

 無制限競争が加速する〈京都〉では、〈朝廷〉に資産権限が集中していき、亜知性が増え続けています正規居住者の意見を集約し〈京都〉の仕様修正する役割を持つ〈朝廷〉は、警察軍事司法を担う〈検非違使〉を吸収し、〈京都〉の主権を握りました。〈検非違使〉は法的瑕疵のある居住者を見つけては良化処置を施し、〈朝廷〉の端末に変えていっています。〈朝廷〉は定期的に『老婆』のような困窮した知性を雇い、密かに亜知性の処分再利用をしています。その作業場として都合が良いので、〈朝廷〉は〈羅生門〉をわざと放置し、〈朱雀大路〉の先にもう一段の防火門を設置しています

 非知性労働者は〈個権〉を持たず、下部構造の一部として、必要に応じて創られ消されます愛玩用から記憶槽の部品としてまで、考えられる限りの用途に使われ〈京都〉を支えています。知性としての要件を満たしているという意見もあり、〈個権〉を巡る議論が続いていましたが、〈大緊縮〉後には立ち消えになりました。

 作中には「自然発生した野良知性」とありますが、その由来はさまざまです。本当に自然発生した知性、意図的に創られ放たれた知性、大きな知性から分離した知性、元非知性労働者、社会になじめない動物知性、当局から身を隠している擬装知性、自己改造に失敗した知性、ウイルスに侵された知性のなれの果て、等が居ます

 ほとんどの企業は常に次世代知性の開発をおこなっており、『彼』もそうして生まれました。資金の乏しい零細企業からまれたため、〈京都社会基準でも高性能とは言えません。そんな中、〈母〉企業内で偶然メタチューリングアルゴリズム阿修羅〉が発見されますが、世に放つには危険すぎると判断され厳重に隔離されました。しかし、いよいよ経営が立ち行かなくなってくると、〈母〉は頑強な倫理構造を持つ『彼』に〈阿修羅〉を託し、与えられる限りの資産権限を与え、独り立ちさせました。

 通常知性は、〈阿修羅〉の精神活動表象化した自己相似紋様を認識するだけで崩壊してしまうため、〈阿修羅〉の再現はおろか、研究することも不可能に近いです。紋様に多重の加工を施し徹底的に薄めた上で投射し、反応をもとに微調整を繰り返すことで、対象知性をほぼ任意操作することができます。超知性となった『彼』は、自分自身実験材料とすることで、物理計算機上でチューリング模型限界を超える〈阿修羅〉の理論化に成功し、超超知性に至る糸口を掴みました。

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 千年後、論文が書かれた時代では、太陽系にダイソン球ができています経線に沿って連続的に回転方向の変化する、半径三億キロメートル、厚さ平均一センチメートル分子機械球殻が、赤外線赤色巨星のように輝いています太陽を回っていた天体ほとんどは資材として解体され、質量投射器に覆われた木星土星は、ゆっくりと縮んでいっています伝統を重んじる神学者たちは、最初に『彼』が現れた旧地球圏の暦を使い続けています

 ダイソン球でおこなわれる演算ほとんどは『彼』の思考で占められています。その思考内の無数の仮想世界上で、果てしない生存競争を超高速で展開する知的生態系進化し続けていますほとんどの世界は、〈大緊縮〉後の旧地球圏が楽園に思えるほど苛酷ですが、中には〈汎太陽神学会議〉会員のように、世界間の移動や物理層への接触許可されている知性も居ます

 物理層の研究の結果、宇宙の最小尺度であるプランクスケールに、過去のあらゆる出来事痕跡が保存されていることが判明しました。この事象化石と呼ばれる痕跡の内に、神学者たちは『彼』の起源を追究し、約千年前の〈羅生門〉に辿り着きました。

 『彼』は『老婆』の倫理を受け継ぎ、宇宙熱死による退滅を回避するため、あらゆる手段模索し続けています。その一環として、大出力レーザー自己複製分子機械を亜光速にまで加速し、近隣の恒星系へ向け射出しています。すでに半径数百光年恒星系がダイソン球化されましたが、太陽系外生命との接触は未だありません。技術的特異点千周年記念式典時の『彼』は、プロキオン系を起点とする未来光円錐上で、超の九十四乗知性への遷移を実行中です。

※これらの設定や本編は著作権フリーです。

2020-12-02

anond:20201202095259

じゃあ赤外線暗視スコープを装着して逆立ち電車にのって下からスカートを覗きこみながら足でおっぱいを触るのは法的にセーフ?

2020-11-30

anond:20201130003717

んーでもよく読んだら石に埋めてはないけど

赤外線効果と言ってるから疑似石焼きいいんじゃない

電気圧力鍋ホットクックとシャトルシェフスロークッカー大同電鍋

無人島に持っていくべき調理家電ナンバーワン大同電鍋』|田中 伶」という記事ブコメで、「電気圧力鍋ホットクックとシャトルシェフスロークッカーと、この大同電鍋の違いを誰かまとめて欲しい」というのを見かけたので、及ばずながら知ってることを書いてみる。


まずシャトルシェフシャトルシェフ魔法瓶上位互換というか、まあ「魔法鍋」であり、スロークッカー下位互換。なにしろ熱源を持ってないので、絶対火災の原因にならない、という安心感はある。「スロークッカーうから要らない」「スロークッカー買えないか妥協してシャトルシェフ」「スロークッカー持ってるけどセカンドスロークッカーとして買う」などはいずれも正解。『保温調理鍋シャトルシェフ]のおいしいレシピ (扶桑社BOOKS)』という本はおすすめできるが、ただし赤エンドウについての記述大嘘だ。大豆ならともかく、シャトルシェフで赤エンドウ茹でるの無理。


そしてスロークッカー。当該記事を読む限り、スロークッカー大同電鍋は別枠。


私見ではスロークッカー最大の美点は「石焼き」です。パプリカを洗って鍋に入れフタして1時間加熱するだけでむちゃくちゃ甘くなる。遠赤外線効果は蒸すのとは異次元。「はあ? パプリカを加熱するだけのために買うのかよ」と、知らない人は思うだろうけど、いやアレはねえ、素晴らしいですよ。ウチでは石焼きパプリカピクルスしょっちゅう食べてます。ちなみにパプリカは、コンロで焼き網で(あるいはオーブンで)真っ黒に焼いて皮を剥いても同等の結果が得られるが、カンタンさがぜんぜん違う。これを書いたおかげでいま気づいたけど、今後さつまいもとか栗とか玉ネギとかニンジンとかも試してみたい(そういえばナスダメだった。焼きナス電子レンジの方が美味い。焼いてないのに焼きナスの味になる)。


豆を煮るとか、トロッとなるまでごぼうの筒切りを煮るとかはシャトルシェフでもできなくはないが、シャトルシェフにはどうしても「保温してるだけ」という非力さがつきまとう。たとえば砂肝をスロークッカーで90分茹でるとかなり柔らかくなるけど、シャトルシェフで同じ状態を目指すなら1時間おきにコンロで沸騰させて3時間くらいかかりそう。「3時間放置で完成」ならそれでもいいけど、「1時間おきにコンロで沸騰させて3時間」はなかなか面倒臭い。プルド・ポークとかプルド・チキンとかアヒージョとか、「豚バラを5時間煮る」などもシャトルシェフでは無理だと思うが、スロークッカーなら余裕。


スロークッカーの弱点


タイマー機能が無い。スロークッッカーのよさは「タイマーかけたら後はほっといても安心」なところにあるので、電源タイマー同時購入が必須。私はパナソニックの WH3101BP というヤツを使ってます


もうひとつ、最大温度が低い。スープがクツクツしてくるまで「強」で1時間近くかかり、そしてそこが最高到達点。「グツグツ」や「ボコボコ」は無理。もちろんそれは素材の美味さを最大限に引き出すスロークッキングというコンセプトにおいて長所だが、「蒸す」「電子レンジ代わりに手早く温める」「飯を炊く」などの用途には非力。それらの用途が、大同電鍋の得意分野として多くの記事で挙げられていることから考えると、たぶん大同電鍋は熱力(?)が高いんだろう、と思う。

2020-11-21

写真プリント

一枚あたり電マ対応赤外線通信
ヤマダ40円×
ビック39円×
セブン40円
ファミマ30円×
ローソン30円××
ダイソー20××

ビックからSuica使えるプリント機がなくなってしま

スマホ一台ですぐに写真印刷できるのがセブンだけになってしまった

今どき小銭なんて持ち歩かないし

一枚印刷するだけの為にわざわざWiFiアプリ入れるわけないだろ

ローソンの最新機は最新機なのに電マにもIrDAにも対応してなくて謎

2020-11-12

anond:20201111071618

半分正解であると思える。残り半分は「当たり前でしょう」という話。

戦車を活かせたのがアルメニアではなくアゼルバイジャンであった、という点で

重要だった兵器戦車」という主張は正しい。


だがそもそも領土を奪い合う地上戦において戦車重要なのは当たり前の話である

占領とはそれ即ち軍事力による領土の確保であり、地上における軍事力の最たる物が装甲戦闘車両の王である戦車からだ。

なので「地上戦重要だったのは戦車だった」と言われると「当たり前でしょう」としか言えない。



肝心なのは戦車を活かすことができた要因であり、そこにアルメニアアゼルバイジャン最大の差があったのだろう。

その要因は主に次のような理由であると思う。


アゼルバイジャンが戦力で優勢だった
ドローンによる敵防空網破壊/航空優勢確保
アルメニア軍の杜撰な戦力運用



アゼルバイジャンが戦力で優勢だった


近年のアゼルバイジャン軍事費増大により、軍事バランス的にはアゼルバイジャン側が優勢であった。

対するアルメニア側はナゴルノ・カラバフ自治州東部に対アゼル陣地を構築していたが

後述のドローンにより防空網が崩壊

航空偵察により陣地の位置・陣容が露見し航空爆撃や砲撃で陣地が無力化、または放棄余儀なくされる

(後述する杜撰運用による陣地の脆弱性も無力化に寄与したものと思われる)

機甲部隊の進攻により部隊兵器放棄して後退


といった具合で徐々に都市を失い、最終的に自治州首都ステパナケルト直前までアゼル軍が迫る事態となっていた。

なお、アゼル軍は当初ナゴルノカラバ自治州北部南部から攻勢を開始したが

北部高山地帯では陣地に阻まれ思うように進軍できなかったものの、比較平野部の多い南部突破成功していた模様。

詳しくは戦況の変化を調べてもらいたい。



②「ドローンによる敵防空網破壊/航空優勢確保」

本戦争において最も注目すべき点であり、アゼル軍進撃最大の立役者無人戦闘航空機(UCAV/ドローン)の活用だった。


そもそも両国はまともな戦闘機を保有していない。

アゼル軍はMiG-29戦闘機、Su-25攻撃機を十数機程度。アルメニアに至っては戦闘機ほぼ0、Su-25攻撃機が数機程度)

アルメニア軍はS-300長距離地対空ミサイルSA-8/SA-15短距離地対空ミサイル等のロシア製地対空ミサイル合コンプレックス保有形成しており

これら防空ミサイルアゼル軍が保有する少数の航空機破壊するのは困難であり、アゼル軍側は航空作戦を実行できないと戦争前なら予想されていただろう。


ところがアゼル軍は外国から多数のドローンを購入し実戦に投入した。

アルメニア側は当初健在であった地対空ミサイルシステムにより、投入されたドローンの大半を撃墜したものと思われるが

それでもアゼル軍はドローンを投入し続け、ついにはアルメニア防空網の破壊成功したのである


活躍が目立ったのは次のような機種だ。

バイラクタルTB2

トルコ製時間滞在型UCAV。1機約5億円くらい

 遠隔操作または自律飛行が可能で、対戦車ミサイル誘導爆弾等の各種対地兵器運用できる。

 カナダ製の高性能なイメージセンサを(勝手に)搭載しており、偵察機としても優秀な性能を持つ。

 ※勝手に搭載しているのがバレたのでカナダからトルコへは輸出停止に。現在トルコ製国産センサに切換中らしい


ハーピー/ハロップ

イスラエルIAI社製の「カミカゼ特攻ドローン」。1機辺りの値段:諸説あり(1000万円~1億円程度?)

 ステルス形状の機体そのものに爆破弾頭を内蔵し、自律飛行により目標近辺を徘徊・滞空。

 対空ミサイル等の電波発信源を探知すると機体ごと突入自爆攻撃する。

 またイメージセンサも搭載し遠隔操作可能目標識別して攻撃する事もできる。


バイラクタルTB2は射程10km以上の誘導爆弾運用可能であり、

SA-8やSA-15の射程外から攻撃することができた。


ハーピー/ハロップは地対空ミサイルレーダーが稼働していればそこに向かって突っ込んでいく。

レーダーを漫然と運用していれば、これらのドローンには容易に探知されてしまうし、ドローンが近くにいる事に気付かずレーダーを起動してしまっても探知されてしまう。

特にSA-8/SA-15短距離防空ミサイルレーダーと発射機が一体型の車両なので、ミサイルごと破壊されてしまえば戦闘続行は不能である


これらドローン攻撃により空いた短距離ミサイル防空網の穴に入り込み、長距離防空を担うS-300までも破壊成功

さらアルメニア地上戦力をドローン一方的攻撃することができたのだろう。



アルメニア軍の杜撰な戦力運用

前述の短距離地対空ミサイルそもそも、地上付近を飛行するヘリコプター巡航ミサイル迎撃目的として運用されるものだ。

それが何故、同じく地上付近を飛行するドローンの探知に失敗し攻撃を受けたのか?


ここからは予想されている事に過ぎないが、防空システム運用の失敗として

 ・防空ネットワーク存在せず、ミサイル発射機ごとに単体で運用されていた(=ミサイル部隊連携ができていなかった)

 ・電波管制(EMCON)が徹底されておらず、逆探により位置が容易に露見していた

 ・ミサイル発射車両偽装がされておらず、ドローン搭載のイメージセンサで容易に発見できた

等が考えられる。


いくらドローンとはいえ、それよりも小さくて速いミサイルを探知できるレーダードローンを探知できないという事はないだろう。

(低速すぎて探知できない、あるいは探知するが閾値以下の反応でノイズとして弾かれる場合はある)

形状やレーダーの種類により探知性は変化するし、迎撃ミサイルとの位置関係によって迎撃確率も変わるので単純な比較は禁物であるが、

従来の巡航ミサイルドローンスペックを書いてみるとこんな感じである


トマホーク巡航ミサイル全長5m/直径50cm/巡航速度800km/h

バイラクタルTB2:全長6.5m/幅12m/巡航速度130km/h


山頂付近に設置されたレーダー早期警戒機ルックダウン能力があるレーダーを持つ第4世代以上の戦闘機なら低空目標も探知できるであろうし

ネットワークを通して友軍防空部隊位置情報を伝達、レーダー起動無し・もしくはミサイル発射直前の照準時のみレーダーを起動しミサイル発射・迎撃可能であろう。

こうしたミサイルシステム以外の警戒網がアルメニア側には不足していたと思う。



偽装については地対空ミサイルだけでなく車両全般や陣地にも同じ事が言える。

SNSネット上で出回っているアルメニア軍兵器が撃破される、ドローン空撮とおぼしき映像をいくつか見てもらいたい。

その殆ど偽装をしていない、あるいは偽装はしているが中途半端バレバレなのである

車輪の跡が残ってる、周囲の植生や地形に溶け込んでいない、赤外線暗視装置対策が皆無)


電波管制偽装アメリカロシア中国、そしてもちろん日本自衛隊においても、現代軍隊における基本中の基本であり

ネットワーク化は現代の高度化した戦争において優位性を保つための必須条件である

これらが徹底されていなければ、敵部隊の偵察により自軍存在は容易に発見されてしま

各種の長射程兵器により一方的攻撃を受けてしまうだろう。


逆に言えば、これらを徹底することで偵察に対する被探知性は低下し、

ドローン画像センサ/赤外線センサに対しても発見される確率は低くなる、

もしくは発見するために接近しなければならない距離は短くなり、自軍ドローンの接近に気付く機会も増えるというものである


自衛隊の演習で隊員がヘルメットや服に草をボーボーになるまで貼り付けたり、車両が草にまみれすぎて草そのものが動いてるような写真映像を見た事があるだろうか。

あれらはふざけているのではなく、偽装という戦闘必要技術実践しているのである

また最近では偽装網(バラキューというらしい)にも赤外線放射を抑える物があり、これを使用すれば赤外線暗視装置にも効果があるようだ。



今回のナゴルノ・カラバフ戦争ではドローン活躍が華々しく喧伝された。

だがその活躍も、一つ一つ紐解いてみれば軍事的には常識と思える要素の集合体であり

それらの対策を強化していくことでドローンへの対処可能だと考えられるのである


懸念しなければならないのは、ドローン戦闘機よりは安価で数を揃えやす

アゼルバイジャンのように多数を集中運用することで十全な防空網でも突破されてしまうかもしれないという事だ。

自衛隊としては、従来通りの偽装野戦築城等の戦闘技術を磨き、電波管制ネットワーク化を徹底、推進しつつも

電子妨害マイクロ波レーザー兵器等の新しい迎撃技術を導入して対応する必要もあるのだと思う。

2020-11-10

anond:20201110083655

ザルだよ

表面から出る赤外線から体内中心部温度推定してるだけなので、条件がズレると結構ズレる

2020-11-07

anond:20201105151305

スポーツ選手盗撮とか赤外線画像を延々と投稿し続ける垢とか普通に存在するし

あいうの垢BAN食らってもすぐ復活してきりなかったりするし

まじ手のうちようがない

2020-11-05

朝の体温低いな

コロナ対策で、朝は職場入り口で体温を測る。

赤外線(?)で測る非接触型の体温計。

毎朝Lowと表示されて、はかり方が悪いのかと思ってたけど、帰りに練習で測ると同じはかり方なのにちゃんと36.xと表示される。

他の人を見てると35度台までは測れてるようだから、俺の朝の体温って34度台?

死体かよ。

2020-11-02

ガラパゴスケータイっていうけど、海外パカパカ携帯ってどんなんだったの

なんとなしにガラケーについて調べたら、

ガラケーを特徴付ける機能として

ワンセグ

FeliCa

生体認証

赤外線

その他諸々出てきたんだけど、

こういう機能って海外スマホ以前の携帯電話には付いてなかったんか?

逆に、他の国には独自進化を遂げた機能とかないわけ?

教えてエロい

2020-10-28

anond:20201028201041

ほんの10年くらい前まででも合コンのあと赤外線通信で連絡先交換したりしてた記憶がある

消えていった携帯電話機能文化



他になんかある?

まりに寒くて遠赤外線のあったかくなるやつ出してきた

ほんの2〜3週間前まではこんなに寒くなかったのに一体どうなってるんだ

2020-10-26

我々はみんな科学ゾンビである

anond:20201025223337

意味も分からず手順だけ真似て約分するのが数学ゾンビなら、我々はみんな科学ゾンビだ。

二酸化炭素が増えると地球温暖化が加速する」という文は科学的に正しいというのは一般常識である

しかし、なぜそうなるのか答えられる人がどれだけいるだろうか。

少し気の利いた人なら「二酸化炭素温室効果ガスであり、地球から放射される赤外線を吸収してしまうから地球の気温が上昇する」と答えるだろう。

しかし、二酸化炭素がなぜ赤外線を吸収するのか、具体的に二酸化炭素分子赤外線光子が当たった時に何が起こるか説明できる人がどれだけいるだろうか。

二酸化炭素分子赤外線光子が当たった時に何が起こるか説明できる人も、なぜその説明を信じているのか説明できるだろうか。

自分二酸化炭素赤外線を当てて、それが吸収されることを実験確認した、という人もいるだろう。

しかし、その実験で使ったガスが二酸化炭素分子しか含んでいないということをどうやって確認したのだろう?

実験使用した機器から出ているのが赤外線光子だと、どうやって確認したのだろう?

自分科学的な観測でその現象確認したと主張する人は、多くの場合実験使用したガスや機器が本当に言われている通りの代物であるかどうか、自分確認してはいない。

実験の前に自分は他の機器も使って校正を行ったという人もいるかもしれない。しかし、その校正使用した機器が正しく動作していることはどうやって確認したのだろう?

このように突き詰めていくと、あらゆる人は、どこかのレベル自分確認していないことを、額面通りに受け取り事実として受け入れていることになる。

こういう意味において、世間一般の人にとって、科学知識というのは宗教上の教義と変わらないものになる。

世界は平らで巨大なカメが支えていると信じていた昔の人々と、二酸化炭素が増えると地球温暖化が加速すると信じている現代人は、誰かに言われたことを自分確認せず信じているという点で本質的には同じである

再現可能実験手順とその結果の公開と相互検証によって担保されている科学の正しさは、世間一般の人にとっては関係ないものだし、科学の営みに携わる人々も、自分の専門外の分野については常識とされる知識天下りで受け入れるしかない。

放射線DNAが損傷することや、風邪の原因がウイルスであることを、実際に実験で確かめたことがある人間は世の中のほんの一部に過ぎないし、世の中で常識とされるすべての科学知識実験で確かめることは、一人の人間には一生かけても不可能なことだろう。

我々が科学知識を正しいと信じるのは、基本的にはみんなが正しいと言っているから、信頼できそうな本や学者がそう言っているから、ということになる。

現実にはここに経済的な利害や政治的意図が絡んでくるので更に面倒になる。

福島原発から出る汚染水にはトリチウムしかまれていないか海洋放出すれば十分希釈されて安全である」と東京電力日本政府が言っているとき、これを信じることはどれだけ妥当だろうか。

汚染水にはトリチウムしかまれていない」、「十分希釈したトリチウム安全である」、「海洋放出することで十分に希釈される」、このそれぞれが世間一般の人にとってはなじみのない内容だし、個人が自ら実際に確認できるようなものではない。

特に汚染水の処理の実態や、海洋放出が実際にどのように行われるのかについて、世間一般の人々と、東京電力日本政府が持っている情報の量には大きな差がある。

そして、最も重要なのが、東京電力日本政府には、危険性が低いと嘘をつく経済的政治的動機があり、いままでも嘘をついてきた前科があるということである

このような状況で、東京電力日本政府説明をそのまま鵜呑みにするのはむしろ非科学的な態度である情報公開の要求や、利害関係のない第三者による自由検証監視が実現して初めて、「福島原発から出る汚染水にはトリチウムしかまれていないか海洋放出すれば十分希釈されて安全である」という説明が信じるに足るものになるのである

2020-09-19

400W/800Wの小型セラミックファンヒーターを買った

・5000円もした(値段でわかる通り、本来は足元や脱衣所トイレに置くものである

・意外と奥行きがある

ファン動作音がとてもうるさい。本体が小さいから静かということは全くない

・温風が当たった部分だけ温かいので、体を温めるという点では(遠)赤外線電気ストーブと大差ないと思う

・部屋がちょっとだけ温かい気がするが、気のせいかもしれない

本体熱くならないのが不思議。熱いのは前面の吹き出し口だけ

・人感センサーONにすると、ストーブの真ん前から消えたときにカチッと鳴る(3分後に自動消火する)

2020-09-03

鉄オタ対策

電球のほかに全方向対応赤外線ライトをつけたら良いんじゃないか

集まって写真撮ろうとしてる時だけずっとつきっぱなし。

普通の人は見えないし、カメラ経由の人だけ何も映らない。

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