はてなキーワード: 婚約とは
2年付き合ってきた彼女がいて、先月そろそろちゃんとしようかみたいな話をした。
彼女は披露宴とか結婚指輪とか、そういうものにはあまり興味がないようなことは前々から言っており
俺としては彼女が望む方向でどちらでもいける振り幅は用意していたんだけど、
それはさておき当然の礼儀として、まず「ご両親に挨拶に行きたいんだけど」って言ったら、
「もう令和の時代なんだし、そんな堅苦しいことは別に良いんじゃない?」って返事が返ってきた。
「いやでも、俺も親にきちんと婚約者として紹介したいし、ご両親に挨拶をしておきたい」って言ったら
「少し考えさせて」って言われた。
一体何を考える事があるのかと思ったけど、その時点で嫌な予感はあった。
先週末に久々にデートの誘いがあって、彼女から話があったんだけど、結果を先に言うと別れることになった。
以下は彼女の話。
・自分は毒親育ちで高校を出てからずっと親とは縁を切ってきたと。
→俺には大卒って言ってたから「え?大卒って言ってなかった?」って聞いたら、嘘ついてたこと忘れてたみたい。
・地元のFランで名乗れるような大学じゃないって言われており、大学名も一応聞いたが確かに聞いたことないような大学名でそれ以降話題にしなかった。
・婚約したからって親に報告するつもりもないし、式とか披露宴とかもしたくない。
・結婚しても私の実家と関わりを持ってほしくないし、俺君の実家への帰省もできればひとりで行って欲しい。
→そこで「俺の両親とも一回も会ったりして関わる気が無いって事?」って聞いたら、ハッキリと肯定された。二人だけの家庭を築きたいと。
以上の事を言われて「俺は普通に夫婦で帰省とかしたいけどな」って言ってしまったら、その普通と言う言葉に彼女が激怒した。
「普通って何?俺君はたまたまいい親に生まれただけでしょ?それって幸運なんだよ。普通じゃない!」って。
しばらく話にならなかったので一通り宥めて何とか落ち着かせたあと、疑問に思ったことを色々聞いた。
ずっと実家と疎遠にしてたって、年末には毎年帰省してたのはなんだったの?って聞いたら
詮索されるのが嫌だったから年末年始は毎年ビジホに連泊してたんだって。
正月中?一切外にも出ず?ってビックリして聞いたら「のんびりできて結構いいもんよ」ってしれっと言う。
「だって実家からってメールとか電話とかしてたのは?」って聞いたら笑いながら「ビジホからw」って。
母の日にプレゼント送ってたじゃない?あれはなに?って聞いたら、自分が欲しいものを自分宛に送ってたって。
彼女が嘘をついていたが故に俺には彼女が毒親育ちってイメージは全くなかった訳なんだけど
こうも嘘を吐いてまで俺を騙していた事、親共一切交流したく無い事も含めて結婚するってなったら
飲み込んで許容してくれるだろうと彼女に思われていたのだと思うと、俺は彼女に心底チョロい男だと
思われて見下されていたんだなと心底凹んだ。そして彼女と結婚するのは無理だなと思った。
2年付き合ってる間、ずっと誤魔化されていた事をま、ず最初に申し訳ないとでもいった態度だったらまだ違ってたかもしれないけど
開き直りとも見える態度でこられたら、無理だよね。
思ったことを正直にそのまんま言って別れを告げたら、大号泣して激怒。
その後は婚約破棄だから慰謝料請求とか言われて揉めている。婚約とかした覚えは無いんだけど実質婚約だからみたいな理由で。
心底うんざりする。
それでいて周りには「親離れ出来ていないマザコンでガッカリ。時間を無駄にした。今度は実家依存じゃないまともな男探す」って言い回っているらしい。
最初からそういう男探せよアホらしいって思った。俺からすれば時間無駄にしたのはこっちだし、元彼女こそ「まともじゃない」って思わされたよ。
スレミオ結婚は見た人ほぼ感じ取れるレベルで表現されていたよ。
そもそもモチーフのテンペストからして子供達が結婚してハッピーエンドだし、物語の始まりが婚約で、途中経過でお互いに結婚したがっていたし、最終回は寄り添う二人に結婚指輪や小姑エリクトなどこれでもかと結婚しましたっての盛り込んできてたし、結婚はこの物語の中心にずっとあった。
物語としてそこは一本筋が通ってた。
百合とかBLとかセクマイとかの「クィア」を客寄せ要素として使ってるけど扱いが不誠実、みたいなのをクィアベンディングと呼んで差別だと指摘する意見がある。
カタカナ語であることからもわかるように英語圏で流行り、最近は日本でもセクマイを扱ったエンタメや芸能人が批判される際に、意識の高い人たちを中心に使われだしている。
百合営業とか腐営業やってるくせに浅いし適当だし失礼なんだよ、みたいなことは昔から日本でも言われてきたが、クィアベンディングという用語を使った場合、倫理面での強い批判というニュアンスになり、批判された側は申し開きが難しくなると思う。
私は百合やBLを楽しんできたオタクであり、同じジャンルのオタク友達の中には、クィアベンディングなどを指摘する人も結構いる。
クィアベンディングにある程度の問題があるということは否定しない。
だが、私は、クィアベンディングであることを理由に何かを責めるつもりにはなならない。私は、客寄せのクィアを散々楽しんできたし今後もそうするだろうからだ。
そして私が認識している友人たち(レズビアン、ゲイ、バイ、トランス含む)や、世間のほとんどの人もそうだ。
(おそらく異性愛者であろう)アイドル同士がMVでほっぺにキスをしあうところや、キャラクターが不意のボディタッチであわあわするシーンや、役者が作品中ではなくオフショットで共演者にあすなろ抱きや壁ドンしている写真や、Twitterのフォロイーや私たち自身が同性友達とお出かけすることをデートと呼称することを、ニコニコしながら……時にはキャーキャーウォーウォー言いながら私たちは楽しんできた。
それらの半分以上はクィアベンディングと呼ばれてもおかしくなかったと思う。でもそれらは燃えなかったからわだかまりなく楽しんでいます、だけど何かのきっかけで燃えた物に対しては、急に真っ当な顔をしてクィアベンディングで差別的だと全力で怒ります、という気持ちにはならない。
ダブルスタンダードとかブーメランとかの指摘が力を持ちすぎる風潮は歓迎していない。人間は考えを変えたり矛盾したりしてしまう生き物だと思うので。
でもそれにしたって、タチの悪いダブスタをやりつつ倫理的に正しい側に立った態度をするのはよくないだろう。
クィアベンディング的な売り方はよくないと学びました、私も悔い改めて今後それらを楽しむことはしません、ということならばわかる。
だが、先月クィアベンディングで怒ってたのに、翌週には2.5次元俳優の楽屋での距離の近さにときめいてて、来月出る百合萌えゲームも楽しみだけど、今日はまたクィアベンディングに怒りますというのは、よくないよ。
自分自身がセクシャルマイノリティであろうとなかろうとね。
エンターテイメントや芸能業やスポーツ含めた興行というのは多かれ少なかれ外道の商いで、売り手も買い手も、私たちはみんなその悪を背負っている。
それでも、悪すぎるものは程度問題として批判され改善された方がいいと思うが、その時話題になっているモノの悪さの程度はどれだけなのかというのをちゃんと考えた方がいい。話題性だけに引っ張られて怒り、クィアベンディングという使い勝手が良くて非難として強い言葉を使い、自分の普段の行いを棚に上げて善人面していないか。
一般論として読んでほしいから具体名を出すか迷ったけどボカすのも不自然かと思うので名言すると、このエントリを書くきっかけは水星の魔女の話題である。
百合やBLを尊いとか萌えとか言って楽しんできたし今後も楽しむであろうベンディングエンタメ大好き人間が、水星の魔女を批判する際にクィアベンディングという用語を使うのはスジが通らないと思う。
まず前提として、水星の魔女の作中・作外においての結婚の表現の避け方が、余韻を生む効果より、不自然で違和感を生むマイナスになっているとする。この前提に同意せず「作品の質を上げるためには結婚表現の回避が必要だった」という立場もあるかもしれないので。
あの不自然な結婚表現の回避が、誰かの思想によるのであれば(百合を売りにした作品じゃなかったとしても)同性婚冷遇的すぎてよくないし、海外展開の妨げになるからと勘繰られているのが本当にそういうなら商業主義のせいで作品に不自然さという瑕疵を作っていてよくないし、だいたい婚約指輪を描くのはいいし花嫁花婿と言うのもいいけど結婚と言うのはダメみたいなピンポイントの言葉だけ隠せば問題ないという基準は馬鹿らしい、などの批判なら、大いに頷ける。
うーんいっぱい書きすぎ
それよりハガキを無記名とかで出すなら住民票の移動から現住所をたどられないかは気にした方が良いかも(ストーカーやDVでよく被害女性がやってる手続きが効く)。
・戸籍の話。
戸籍関連の書類が必要なとき郵送取り寄せも基本できるんだけど、
84円切手貼った封書が、デフォルトで一週間かかる。しかも片道。
千代田区役所曰く「7開庁日かかる」……3週間!?https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/koseki/koseki/shomesho-yuso.html
あと本籍地によって複数の書類とりよせるのに定額小為替(手数料高い)以外選べないとこと、
なお定額小為替のテクニックとして800円送りたいときは1000円1枚で買うのと400円二枚買うのとで同じ値段になる上に良心的な役所だと200円返してくれるから前者がおすすめ。
そんでも金額少なく間違えてたら日中電話かかってきて買い直して速達で送るんだぜ……
【元増田】
30~40人くらい(うち新郎側参列者10人いかないくらいの想定)で、職場の人は呼ばない想定
そうなんだよな…新婦側両親には結婚式の相談先出しできたけど、ぼくの母には話すタイミングを逃したんだよなあ反省しまくってる(夏風邪で1敗)
父不在時に母親自身の稼ぎで購入した家具のみ持ち出し息子(ぼくです)と家を出た。以降は諸手続きのみメールなどで連絡を取っている。
母親には月1程度で千葉まで会いに行く、父とは12年前から接触なし。
ぼくが婚約した、母親に会いに行き、婚約報告と結婚式への招待をした際のできごと
母親より「父親にも、直接ではなくても結婚報告くらいしときな」と割りと軽いノリで提案される。
ぼくは受け入れられず話し合いになる。
話は平行線、ふたりでパフェ食いに行こうとしてたが、気分が下がり帰った。
「息子は父親への結婚報告をしたくない」ことを受けた母親の回答にモヤる。
読んでくれてありがとう🍵
方法は知らない。
祖父は生前父に「他にも姉たちが沢山いたのに父は身勝手に死んだ」と言っていたらしい。
享年47歳だったらしい。
ご近所さんの倉庫にあった農薬をお酒と一緒に飲んで自死したらしい。
父は生前私に「結局姉たちやわしのことも考えずに、近所の人への迷惑も考えずに死んだんや」と言った。
享年48歳だったようだ。
父は生前ヘルニアを患っており、手術はしたものの担当医から「数年以内には車椅子になる事を覚悟してください」と言われたのを苦に、
私は当時小6で「結局お父さんもじいちゃんたちのようにうちのことも、弟のことも考えてくれなかった」と思った。
享年49歳だった。
弟は小5で父が自死したこと、そんな父に姿も声も癖も段々そっくりになっていくことがコンプレックスになっていた。
しかも住んでいた家が大◯てるに一時期掲載され(今は跡地にスーパーが建っている)、「早朝に出る」と怪談話にもなってしまった。
しかし、弟本人は高校生くらいで「47、48、49、ときてるからもし何かあっても俺が死ぬのは50歳ちゃう?」と話していた。
遺書によると、担当部署が残念ながら「顧客との通話に録音機能が無い」という状況で、
上司にも代わってもらえない環境で毎日毎日クレーム対処を行っていたのが辛くなって
人生RTAを誰がしろと言った。男女の双子が生まれてすぐにぶっちぎりで更新するんじゃない。
享年26歳だった。
祖父も父も弟も皆「父親が自死した」というのが本人も自死するまでずっと人生に暗い影を落としていた。
そして自死した末っ子長男達に対して歴代の母(妻)や姉たちは「何も出来なかった」とずっと思いながら人生を生きていくしかない。
弟に関しては父の二の舞にならぬようきちんと投薬治療・入院させようと病院を探していた矢先だった。
りゅうちぇるのニュースを見て「なんて身勝手な父親なんだろう」と思ってしまった。(あえて「父」と言わせてもらった)
死人に鞭打つな、と思う人もいるだろう。
・「お父さんがいない家の子と仲良くするのは…」と交流をなくそうとする保護者がいた
・「お父さんが亡くなったのは信心が足りないから」としつこくしつこく宗教勧誘された
・「心の健康のためには良い調理道具が必要」としつこくしつこくマルチ勧誘された
・婚約してご両親にご挨拶しに行ったら、「うちの子まで自死したら困る」と反対されて結局破談した
ことがあったのを思い出すと
「お父さんの所為で苦労した」「お父さんにあの時守ってほしかった」と思ってしまうのは酷だろうか?
考察系で追っていた人が「水星の魔女はクィアベイト」と強めの口調で不満を述べていたから、さらっと調べてみたんだけど……違くない?
当方あくまでさらっと視聴勢。基本リアルタイム視聴だが時間が合わなかったら配信。しかし何話か配信も見逃しているので、そのあたりは公式のまとめやファンの感想や考察で補完。小説は未読。
だからところどころ公式とはかけ離れた流れの感想や解釈のまま進んでいる可能性もあるので、そこは普通に突っ込んでほしい。
前提として私はクィアベイトとは、ググって一分の知識だが要するに「同性/両性愛者ではないのに、ゲイ/レズ営業をするな。そうみせかけて寄り添った気になるな」ってことだと解釈している。
スレッタは初恋がエラン4号と明言されている、かつ第一話で「女同士なのに婚約者?」と戸惑っている。
ミオリネもシャディクに「ホルダーを目指さないの?」≒彼と婚約することを悪く思っていなかった、と見れる。
従って二人は同性愛者ではないと言える。
「同性のスレッタ/ミオリネを好きになった」という点で見れば確かに二人は両性愛者と言える。
だが「二人の関係が恋愛とならなかった、親友として完結した、または恋愛関係となったものの破局した場合、その後の恋愛で同性を好きになる可能性は?」と言われると微妙だ。
これは私が両性愛者を「同性を好きになる確率と異性を好きになる確率が2:8くらいはないとそう言えなくない?」と思っているからだ。この好きになるにはどんな形であれ(それこそ一方的にでも)性欲に類するものを抱くことも含んでいる。
あえてこう表現するが、同性を恋愛として好きになるハードルは確かに低くなっているだろう。
ただスレッタとミオリネの関係は二人の間で輝かしく不可侵なもので、同性を好きになるハードルの前に「この関係を過去のものにして、新たな関係を築く」という越えなければならない山のようなものができるように感じる。
この山を越えていけるのか、というよりもこの山ごと愛して新たな関係を築ける共に人がどれくらいいるのかな…みたいに思ってしまう。
時間はかかるけれどぐるっと麓をまわってきれいな山だねという女性に出会うかもしれないし、だったら私はあなたと一緒にこの山も含む国を世界を作ってみせるという女性に出会うかもしれない。
ただ、それよりは異性を好きになる可能性のほうが高く感じるんだよなぁ。
元々初恋やそれに近いだろう感情を異性に抱いていること、好きになったのが異性なら二人の思い出はそのままに別個の関係を築いていけるというか…表現が難しいんだけれど、独立したものとしてきれいな思い出のまま、比較対象となることなく新しい恋に進んでいけるものになるというか……。
私の結論としては「スレッタとミオリネは異性愛者。ただし二人はお互いにだけは友情も性愛もなにもかもを抱く関係になれたらから、友人、親友、婚約者、家族、婦婦(ふうふと読んでほしい)と様々な面を持ち、それらの表現の一つとして結婚を選んだ」みたいな感じ。
決してクィアベイトではない。ただあらゆる関係のうちの一つに性愛があり、それを結婚し婦婦という形で表しているんじゃないか。
マイノリティ(今まで迫害…とまでは言わなくとも後回しにされてきた少数派とする)を蔑ろにした最終話とか言う人もいるけれど、水星世界は「同性愛も同性婚も当たり前、ただちょっと珍しい」故に気持ち悪いとか大丈夫なのかと迫害や疑問を持たれることはなく、だからこそ同性とそういう関係になることに人生をかけるような覚悟も必要ない。二人があるべき関係として結婚を選んだ。友人親友としての延長で結婚したようにも見えるし、愛し合ったからこそ結婚したとも見える。それは現実の夫婦間でも当たり前にあるのは想像に難くない。
ただ現実の日本では同性愛者であることのカミングアウトには人生でトップクラスに勇気がいることだろうし、同性婚は制度として認められていない。だから彼ら彼女らのほとんど当然抱かねばならない覚悟や無念、憤りは水星の魔女では描かれることはない。
そのギャップがあることを忘れて、あるいは見ないふりをしているとクィアベイトという結論になるのかな、という印象。
というか「マイノリティである同性愛を貫く」というような話をする場合、水星世界はとことん相性悪くない?
例えばミオリネがレンブラン家の跡継ぎとされているがあくまで中継ぎとして、本命は彼女の産む息子であることが明らかであり、ノートレットは子供を女一人しか産まなかった役立たずみたいに見る描写が彼女の周囲にだけでもあればそういう話もできた。
一族経営=跡継ぎを作らなければならない=おそらく同格以上の女性と結婚しなければならないジェタークの嫡子であるグエルが同性を好きになった場合もそういう話ができたと思う。ジェタークには庶子のラウダがいるが、物語開始時点でペトラといい雰囲気にしておけば「この二人を引き裂いて自分の感情を優先するのか?」みたいな葛藤も描けた。
世界観で見れば難しい描写も、個々の関係に範囲を狭めれば「戦いつかみ取っていくマイノリティ」を描くスペースはいくらでもあった。だけどそれは描かれなかった。
つまり「マイノリティが~」はこの作品のテーマではなかった。ただ現実とのギャップでそう錯覚してしまうだけの描写がなされており、水星世界では抱かれない疑問や与えられない試練に打ち勝っていく二人を期待していた人達が勝手に裏切られて不満なのかなあと。
仕事そこそこ順調だけど、忘れられない親友がいて結婚に踏み切れない。
俺が今の彼女と婚約した頃、親友の方は結婚を視野に交際していたパートナーに振られた。
俺の場合はそんな環境の中から見つけた彼女だったから忙しい事に理解は得られるし、お互い様だったから大きな問題にはならなかった。
でもその親友は元パートナーから多忙ぶりの理解は得られなかった。
振られてからそいつはしばらくの間泣きながら俺に電話してきていた。
その俺の横には婚約者がいて、苦笑していた。
だけどやんわりと、距離を置いてくれと言われた。
当然だが、結局俺は、それまでずっとそいつに恋愛相談をしていたのに、そいつの失恋相談に心の底から付き合ってやることが出来なかった。
その不義理が今も苦しい。
そしてそいつは、本当に好きな人が出来ないままでいるみたいだ。
それから随分時間は経ってるんだがたまに俺とそいつはメールで連絡を取る。
そして、会う。言いたいことをもっさりと腹にお互い抱えた顔で、微妙な近況報告をする。
でも恋愛話は出来ない。
俺の婚約者は本当に本当に本当に優しいんだ。