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2016-06-29

大学生になってみたけど何故「学力関係なしになんとなく」で入れてしまうのか

最近このようなニュースを見かけた

http://news.nicovideo.jp/watch/nw2256043

これによれば大学小学校化が進んでおり、本来であれば身についているはずの教養が振り出しで行われているという事であった

このような背景には、大学へ進学することが筆記試験だけではない形が採用されたことも一つの要因であろう

自分が今行っている大学だと英語の必修科目はあったが、使うのは比較級や否定など試験勉強参考書に載っていることばかりで専門的なことはやらなかった

それ以外だと自分の将来を見つけるための自己分析を行うことを2年間使っていくという講義存在した

そして専攻して入った学科では、教員の話を聞いても他の授業で聞いたような類似した内容しかやっていなかった

そういった授業で目立つと言えば「私語」といったことであった

90程の定員が入る教室の後ろで聞こえるほど大きな声で馬鹿騒ぎすることは当たり前である

そうやっていると教員が私語をしないよう注意するのだが、いちいち話している学生の所まで行って質問の回答をさせたりとこれが15回のうちに何回も続くわけだ

一生懸命勉強している人がいるのだから静かにしろ!!」と言っても(そもそもそれに値するのが疑問な)学生には上の空である

仕舞いには講義を終えたら撤収すればいいもの教室内で残って騒ぐ奴もいる

自分が前に仮説で考えていた「使えそうな奴に全て任せて自分たち利益にしようとする考えが多くなってる」ということをふと思い出してみた

それを当てはめると、ノートを取ることを諦めて他人から情報をもらって単位を得ることは可能である

仮に「他人が書いたノートを持ち込むな」と言われても、それを自分なりの解釈で同じ内容かつ別のレイアウトにしてしまえば自分のモノにできてしま

近年ニュースとして扱われるネット引用問題も、本の中身をまるで自分意見のように一部を変更して行うこともあり得る

これはあくま文系学部観点考察してみたことであって全てに通用するわけではない

だが、こういった多くの情報存在する社会の中で本当に真面目な姿勢で行っている人はどこにいるかからない

2016-06-25

30代正社員手取りと遺族年金の差がほとんどない件について

母と父は10歳差の年の差婚で、父は6年前に他界した。その母の遺族年金は約15万円。厳密には、本人の厚生年金(勤務期間は結婚10年弱)+国民年金+遺族年金の合計だが、面倒なので遺族年金と記す。国民健康保険税(以前は国民保険料だった気がする。いつから変わった?)は、年金から天引き個別納付、どちらなのか知らない。天引き場合は、遺族年金の額は、天引き後の金額かもしれない。母は、一人っ子の娘に何も渡さず、父の遺産を全額相続したため、多額の貯金があり、自宅の住宅ローンも完済済み。にも関わらず、「年金だけでは足りない」という。

夫は、30代後半、理系4年制大学卒業したフルタイム勤務の正社員年収は320万~370万円程度、手取りは18万~23万円程度。残業代が出るため、月によって変動する。去年までの最高年収は29歳、リーマン・ショックの前。年々、残業規制され、年収は、増えるどころか減っている。ただ、扶養家族がいると、家族手当が加算されるため、子どもが生まれ自分育児休業中だった去年は、年末調整時に大幅に加算され、年収過去最高を更新した。幸運にも、4月に第一希望保育園の1歳時クラス入園でき、夫婦共稼ぎに戻った今年は、以前の水準に戻るだろう。

重要から再度書く。残業ほぼゼロまたは僅少時の手取りは、フルタイム勤務にも関わらず、18万円台。残業ゼロだと、18万円を切る。結婚以来、ずっと無職で、傍目にはヒマを持て余しているように見える母との収入差はわずか3万円だ。このことを母本人に訴えると、年金にはボーナスがなく、働いていればボーナスがあるのだから、トータルでは全然違うというが、30代にとって、ボーナスは「出たらラッキー」という位置づけであり、実際にリーマン・ショック直後はゼロだった。それ以降も、大手企業の平均賞与支給額には程遠く、むしろ住宅ローン減税の恩恵感謝している。住宅購入以来、年末調整を行うと、夫の所得税ゼロ住民税もかなり安い。さまざまなリスクはあるものの、現状の制度と低金利が続く限り、適正な金額を借りて、10年に一度、家を買い替えたほうが貯金を増やせる。

自分は、夫と同い年で、4年制総合大学文系学部卒業し、20代前半で東京都内会社転職した。同時に年収が大幅にアップ。最高年収は、やはり29歳の時で、業界の動向、給与体系の見直しなどの影響で、今後、何年働き続けても、その金額を超えることはないだろう。出産前の年収は370万~430万円程度。給与計算関係で、今月支給された6月分の給与で、やっと仕事復帰後の手取り額がわかった。保育園子どもを迎えに行くため、毎日17時で退社した場合手取りは、以前より少ない22万円前後。翌年以降は、住民税を支払わなければならないため、さらに1万5000円程度下がるだろう。保育料は、通常+延長保育料+教材費で約5万円。同じく翌年以降は上がると思われるが、それでも収支はプラスだ。勤務時間が減ったにも関わらず、裁量労働制のため、大幅な減給にならず、会社には感謝している。けれど、この水準でも、母の遺族年金との差は少ない。

夫婦2人で比べると、自分のほうが年収が高く、お金がらみの話をすると、夫はムッとする。今の9対1の家事負担を、せめて収入に応じて半々にして欲しいと訴えても意に介さず、子どもが生まれる前と変わらず、マイペースで過ごしている。互いに年収が多かった20代後半に貯金していたため、どちらかが専業主婦主夫になっても、しばらくは生活できるが、毎月の収支は赤字になり、やがて貯金は底をつく。

30代前半ではなく、もう30代後半。2人とも昇給の見込みはなく、子どもが一人でごはんを作って食べられるようになるまでは、労働時間は最低限に抑えたい。個人年収400万以下の片稼ぎでは、子どもは一人が限界共稼ぎなら、経済面ではそこまで厳しくないが、夫を含めた家族や友人、職場の同僚など、周囲の理解・協力がなければ難しい。夫の実家は遠く、実母は金にうるさい毒親、リアルな友人はゼロ、という状況で、第2子を望むことは、始めたばかりの無理ゲー子育て」の難易度さらに高めるだけだ。少子化に歯止めをかけるため、国の政策として、結婚するカップルを増やし、出生数を増やしたいなら、今の民間中小企業給与水準に比べ、高額の厚生年金・遺族年金を減額し、その分、児童手当や保育・教育関連の予算を増やして欲しい。

これでも、恵まれているほうだと自覚している。だからこそ、言いたい。無職高齢者と、毎日、懸命に働く労働者自由にできる金額ほとんど変わらない現状は、歪んでいる。一刻も早く是正して、羨ましくてムカつくけれど、今の20代下の人には、多くの子どもを産んで欲しい。高校卒業後の進路、勤務先・職種選びに失敗すると、お金に悩み続ける人生になる。

2016-06-22

理由のない備忘録 2

自分が考えていたネタのどちらかをここに納めようと思ったが、そのうちの一つだけ愚痴らせてもらう。

まだ大学生という身分ではあるのだが、大学自体に行くことそのものを疑問に感じながらも結局のところ親が主導権を握っていることをいつも思ってる。

今日はそんなことを書き留めたい訳ではない。

自分20代であるものの、「いつまでも絶えない30~50代くらいが想像する若者レッテルは何故生まれしまうのか」を最近無駄に考えていた。

特に見ているとしたら大学内の学生になるだろう。

しかし、「若者」とはいってもどこぞの綺麗な表紙で飾られているような清楚な若者ばかりではないのだ。

喋りや風貌からして融通の利く有能そうな奴もいれば、明らかに口だけは達者で具体的な中身がボロカスみたいな奴だっている。

そこで自分が見ている部分では、性格が合わなさそうな相手だとしてもどのような意見を持っているのかを確認している。

今の就活状況は某アニメーション映像みたく、グループディスカッションを行いながら共同で作り上げることが多くなっているかもしれない。

自分も何回かやってみたが、正直言って他力本願他人に頼り、その内容をまるで自分がやったように自己満足している状況しかなかったように思える。

そういった経験から感じたのは、「若い人で限定した場合集団の中で使えそうな駒がいれば、そいつに全て人任せにして得た利益を同じく貰おうとしている」という考察に至った。

何故若い人がマスコミによってあたかも中身のない無能馬鹿みたいにされているのかがなんとなく理解してきたのだ。

若者馬鹿だと玩具にされる→あまり具体的なプロセスまで組み立てる思考を停止させている→そのことから現実問題に置き換えると、できそうな奴に全て用件を投げ捨てて楽をしている」ということであるのかもしれない。

これはあくま自分がそういった人物としか当たらなかった運の悪さなのかもしれない。

だが、もしこれが1つの講義として成り立つのであれば、日本教育先進国の中で遅れていると言われたらその意見同意するだろう。

大学自体がこういった双方で行う講義積極的に盛り込むのであれば、学生側がただの談笑するレベルで進むようなことは時間と金無駄だ。

前期でもグループワークの授業を取ることになったが、選考の仕方がコンピューターで分けただけという馬鹿馬鹿しい話だったし、志望動機は長々と打ち込めずたった1コースごとに3,4行程度だけというこの始末。

そう思うと教員はそこまで学生を見る暇もないし、説教反省させるような態度を取るようであれば、そのようなリスクを生まないよう選考することが一番の回避策だったはず。

こうなるとバブルの時に大学を作り過ぎてしまったツケがだんだん悪化しているのかもしれない。

学歴として早慶クラス学士博士を取得したとしても、Fランク大学教授としていること自体意味があるのか。

そもそも研究機関である大学なのに特に文系学部に関しては研究成果が公開されないのだろうか。

しかも、そういったことは学祭の時だけに公表しているという。

個人的意見としては、大学として本当に機能しているのは理系学部と十分な研究費用材料存在する上位の大学であると思う。

そして、一番の問題として進学することが当たり前の世の中で、何故小さなから勉強以外で自信の持てる個性を身につけさせないのかということである

日本同調集団社会であること自体変わらない。欧米欧州のような確立されたシステムの中で自らのキャリア構造若いうちから立てられるチャンスが存在する。

しかし、今の日本子供を産んだ時点からレースが始まっている。それは「受験である

小学校からまり幼稚園ではしつけや漢字を読ませるなどのことを徹底している。

このことから子供たちにとってはそれが当たり前の日常ではあるが、逆に親はどういったものを彼らに与え、何を見せているのだろうか。

最近朝のニュース番組を見ていたら、親がある日本古来の物語の一部分を子供に向かって言うと、残りの部分をスラスラと答えていた描写があった。

他にも子供偉人の本を読んで楽しいと感じていた。

日本では教育施設機関に行かせることが中学まで義務付けられている。

そして最終的な目標受験とされている世の中で、学校に対して縋っている、甘えているのかもしれない。

学校に行けばやりたいことが見つかるのであれば、子供がが成人になるまでに彼らのやりがいが感じられる選択肢を助言することも一つの教えではないのか。

神経質な感じではあるが、自分としては金と空気を読む力さえあれば生きていけるのならそうしたい。

ただ、創造性や発展させる力に関する教育学習が欠けていると思う。

学歴、経歴だけの外見だけではなく、その人間本質証明できる機会が増えればいいなと感じている。

2016-06-14

学歴無駄かいって一体なんですか?

当方偏差値69の某私大文系学部卒の新社会人です!!!!! いきなりマウンティングしてすいません!!!!!

この世界地獄かよ?!?!?!? ってことが最近ありましたので、ちょっと匿名はてなにでも書くか…… 久しぶりに…… とログインしました。

屍者の帝国を観て、この世界地獄かよ…… って思ったときぶりです。

テンションがクソなのは非常に傷ついているからです。テンション上げてかないとたぶんこの記事を書き上げられねえんだよ!!!!!

そういうわけで冒頭に申しあげたとおりの学歴なんですが、現在実家暮らし地元公的機関で働いています

そこで最近職場の数歳年上の先輩から言われた台詞

先輩「Aさん(当方)って○○大学卒だよね?『学歴無駄かいだよね~なんでここで働いてるのか不思議』って人と話してたんだけど……」

私「あはは……(泣きそう)」

先輩は心の底から悪気が無かったんだとは思いますが、この台詞を心の底から悪気なく言えるのは闇が深いな~~~と思います

バックグラウンドの話をしますが、私は大学都内だったので東京地元の両方で就活しました。

結果都内就職先(民間会社)と地元就職先(公的機関)で一つずつ内定が出ました。

業務としてはどちらも選び難かったです。月給は都内のほうが3~4万高かったのですが、生活費等を比較して総合的に見ると、都内のほうがマイナスになる具合でした。

勤務時間も、いずれも9-5時だったので、金銭面以外はほんとに差がありませんでした。

あと環境としては大学在学時4年間、東京暮らし死ぬほど楽しかったしホームシックになんて一度もかからなかったので、絶対都内に住み続けたい気持ちはありました。

ですが、金銭問題は大きいよね、ということで地元就職を決めました。

そうして就職してみると、実家から出たことのない人がマジョリティでした。これが結構キツい。

同じ大学を出た人どころか同じ高校を出た人というレベル地元とのガッチリ感。ちょっと遠い進学校に通ってた私はマイノリティ

大学名なんて出そうものなら、「え~頭良い~私たちとは違うよね~」呼ばわりされる。

なんかマジで鬱になります自分自分の入った大学にふさわしくない就職先を選んでしまったのかなっていうようなことまで考えてしまう。

そんなこと言われるまで考えてもみなかったのに。

学歴無駄かいだよねって言われると、同じ職場で同じように働いてる人に、

学歴無駄かいしてる」って面と向かって言えるような人と働いてるその環境こそが学歴無駄かいだって思う。

そう言ってきた先輩は、実家を出たことが無くて、でもいい国立大を出て若いうちに結婚して子供もいるので、周りから見たら完全に勝ち組だし正統派人生を歩んでいる。

そんな人がどうして、私にこんなひどいことが言えるのか不思議でならないです。

私は納得して都内内定先を断って地元就職を決めたけど、あの選択は間違いだったのかもしれない。

家族は好きだし仕事も好きだけど、周りにいる地元を離れたことのない他人が均質的にすぎて疲れる。

ほんと学歴無駄かいって何なんだよ……

先輩の出ている国立大だってすごく頭のいいところだし、少なくとも私は受験するのを諦めたところだ。なんでそんな自分差し置いて言えるんだろう。

しろ先輩にこそコンプレックスがあるのでは? なんて邪推もしてしまう。案外そうかもしれないけど。

結構尊敬していたし好きだった先輩にそんなことを言われてしまったので、帰路運転しながら全身ぐにゃぐにゃになるような気分だった。

このままハンドルさばきを間違えてどこかに突っ込みたいとさえ思った。

学歴無駄かいって言葉には、相手を持ち上げているようでその実、相手のそれまでを全否定するようなニュアンスが含まれていると思う。

本当に残念に思う。もう二度と先輩を尊敬できる気がしない。

2016-06-06

文学部存在意義ってあるの?

主に就職面において全く役に立たないという致命的弱点を持つ文学部。まだ英語文学とかは語学という点でビジネスに使えるけれど、日本文学やら日本史専攻やらは果たしてどう就職に役に立つのか。変体仮名が読めるスキルを主張するより、経済学部経済学を学んだスキルを主張した方がよく見られるだろう。

学習において学ぶ姿勢精神が身についたとは主張出来るが、それは他の文系学科だって同じことだ。他の学科はそれにプラスαして学んだことが実際就職において、面接官に会社で役に立つと思われ易い(実際役に立つかは置いといて)

文学部なのに何故この業界を選んだの?そっち行けば?」…面接官によく聞かれる言葉である。実際文学部が有利な就職口なんて本当に雀の涙なのだが…

そんな学部に行ったおまえの自己責任だ…なんて言葉は真っ当だが少々乱暴であるとも思う。それは薬物中毒者だけを責めるようなものだ。売人を責めていない。就職に役に立たない学部をなんの対策もせず放置してる大学側も幾ばくか問題あると思う。

正直文学部意味大学卒業したレッテルけが欲しい奴の居場所に成り下がっている気がする。元に理系の推薦落ちて仕方なく文系に来たという奴を何人か見たし。

文学部が有利な就職口なんて教師(少子化学校が少ない&ブラック)、出版社図書館司書学芸員(どれもエグすぎる倍率)ぐらいだろう。実際文学部出でも金融とか全然学部関係ない業界に行くことが多い。なら他学部の方が就職有利でいいじゃんって話になる。資格取るのだって例えば簿記とかは他学部の方が単位になるし。

就職の話しかしていないがその理由重要なことだからである。生きていくためには仕事をしないといけない。大学は、特に近年は学ぶ場というよりは就職やすくする為に行く場所という側面もあるだろう。4大卒だけ求人してる会社もある。その利点をぶち壊す文学部

からこれは本当に極論だが文学部なんて一部の実用的な学部以外なくしてしまっても良いのではないだろうか。そうすれば就職にまだ有利な文系学部に行くしかなくなる。ただでさえ就職戦争がどんどん厳しくなっている今、少しでも就職に有利な学部に入れた方がいい。学力不足で入れないにしても高卒仕事に就いた方がまだ時間と金節約になるだろう。大学学費も年々高くなって奨学金破産なんて言葉もあるし

文学を学べたこと自体は楽しかったし人生観も変わった有意義時間だったのだが、仕事に就けず、生きていけないとなると「じゃあもう学ばず趣味にしておいた方が良かったのでは?」と最近思ってしまうのである

まあ就職し易い世の中だったら別に存在意義を問うこともなかったのだろうけど。

2016-05-25

京大生が専業主婦選択した話が正直胸糞悪い

http://anond.hatelabo.jp/20160524045830


この増田が色々言葉遣いが悪いというか感情的な部分もあるのでブコメ脊髄反射的なのが多いけど

俺もこのエントリは少し問題があると思う。

http://seramayo.hatenablog.com/entry/2016/05/23/121352


問題点は3つある。

ノブレスブリージュの考えがない

音楽学を馬鹿にしてる

■「女であるのが悪いのかとか受精卵が云々」とつながる話がまったくない


現代日本民主主義だし、自由主義的な考え方も浸透してるし俺もそういう点はいいことだと思ってる。

でも国立大学学生学歴を与えるために学問を収めさせてるわけじゃない。


学生教育を施すことで社会がより良くなるために学問を修めさせてるわけだよ。

その為の税金は多数の国民から徴収されてるし。


もちろん、そういう学問を修めたけど結果として失敗して

全然関係ない職業についたとか、学歴に比べると社会的評価の低い職についてしまった。

っていう「失敗」によって専業主婦になったっていうならぜんぜん問題ないと思う。

少なくともおおっぴらに責めるのは違うかなとは思う。

他にもベンチャー企業を立ち上げて儲けようと思ったとけど失敗して借金塗れになったとか、ポスドクの人が悪いのかって言えばそれも悪くないと思う。

投資マクロ視点で見て、その一部がある程度失敗するのは仕方ないし当然ではあるよね。


けど、あえて専業主婦になったっていうならそれは違う。

エントリではあえて専業主婦選択したって言ってるよね?

京大音楽学科に入ったけど就職先がなくて専業主婦になったんならわかるよ。

けど違うよね?

ただ、勉強たかたから入ったって本文で書いてるよね?

それは国立大学では少なくともおおっぴらにするべきことではないと思う。

私立なら違うとは思うけど。


それともう一つこの人は言っちゃならないことを言ってる。

社会貢献とは、わたし勉強法わたし高校時代の様子をお前の子供に教えてやることなのか(教えてやらなかった)。研究を続けたら続けたで、音楽学は即座には社会の役に立たないことを、お前はどう説明するのか。なぜか音楽学を音楽社会学しか言わないお前にとって、たとえばシューマンオラトリオ楽曲分析は、社会貢献だと言えるものなのか、どうなんだよ、つまるところ、自分と同じ苦労をどうにか味わわせたいだけじゃないのか。自分言葉で答えてみやがれ。

これってさ、「即座には社会の役に立たない学問」を必要ないって言ってるのと同じことなんだよね。

大学文系学問とかを設立してるのって即座に役に立つわけじゃないし、目に見えやす社会貢献をしてるわけじゃない。

からたかやすいわけだけど。


でも、今現在一応文系学問によって社会が豊かになるとか文化が豊かになるとかそういう社会的な貢献ができるから国立文系学部があるわけでしょ?

文学研究することで社会に貢献してる。

少なくともおれはそう思ってる。


当然音楽だって社会に貢献してるはずなんだよね。

もちろん即座に反映されるようなもんじゃない。

でもどっかで文化的に貢献してるはずだし、私達の心を豊かにしてくれている、あるいは将来的にしてくれる可能性は高い。


それをこの人は自分音楽学を学んでいるにもかかわらず否定している。

というか考慮すらしていない。

これは大学に通ったことがある人の態度としては最低中の最低、下の下だ。

現在音楽学に携わってる人を馬鹿にするような行為だと思う。


国立大学に通ってる人は(自分選択して)専業主婦になってはいけないとかいう言うわけじゃない。

けど上位に立てる可能性がある人間ノブレス・オブ・リージュを求められるもんだよ。


重ねて言うけど、挑戦して失敗したんなら全く文句はない。

あるいはまともな人生を遅れる可能性が低いと思って、違う選択をしたんならそれもまぁ仕方ないかなと思う。

けど、選択肢がありながらこっちの方が私が幸せから専業主婦を選んだのはあまり開き直れることじゃないと思う。

少なくとも京大の話と絡めて話すべきじゃない。


なんかあの記事を書いた人の思想旧態依然としたジェンダー観とか文系を本当は必要ないって思ってるような嫌な思想が見え隠れしてるんだよね。

記事のいくつかで女性であることがわるいのかみたいなこといっててそれに騙されてそうな人がいるけど正直胸糞悪い記事

少なくともはてなリベラル派は肯定しちゃいかんと思う。

つうか受精卵がどうとか言ってるけど専業主婦選択した話とかと全くつながってないんだよね。

あれは何なの?

騙されて味方になる人が増えると思ったから無理やり入れたの?

あの記事内容薄くて本人のバックボーン全然見えないからもう少し詳しく聞けば事情があるのかもしれない。

けど、本文の内容自体はあまり褒められたもんじゃない。


余談だけど日本人寄付する文化がない理由ってのをまざまざと見せ付けられた気がする。

2016-01-08

勤務中も学生ノリが抜けない医師について

健康診断で引っかかったので、再検査のため総合病院へ行った。

検査の結果をまた聞きに行かなくてはならないんだけれど、しんどくてもう行きたくない担当が診察をたてにプライベートなこと(出身学校仕事の詳細・家族の病歴以外の詳細・趣味や通っているお店など)をしつこく詮索し、しかもそれをカルテ入力するタイプ医師だったからだ。

20代の自分は、まだ病院にそう縁がないけれど、今までの人生の数少ない通院のうちに、似たような不快な《学生同士が喋っているようなノリの》診察がいくつかあった。それは思い返すと大学生現在までの数年間で集中して起こっていて、相手は大抵、20~30代の若い医師だった。

診察室って密室だし、他の人がどうやって受けているかもよく分からない。ブラックボックスみたいだなあとよく思う。その場所でさも『診察に必要な、当たり前のことを聞いてますよ?』という風に来られると、すごくプレッシャーになるし、答えなきゃいけないのかなと感じてしまう。正直ハラスメントに近いと思う。

こんな事言うと「自意識過剰な女だな」って笑われるかもしれないけれど、実際同性の女性医師からやられた事もあるから、男女問わず嫌な思いをしている患者さんは結構居るんじゃないかな、という気がする。無意識にやっている先生たちが少しは気づいてくれたら良いなあと思うし、他の人はどう対処しているのか教えて欲しくて、ここに書いておく。

学歴厨がいつまでたっても治らない

学生ノリの医師は大抵タメ口、もしくは敬語が時折混じったタメ口だ。その医師が他の患者さんにもタメ口を駆使しているのかは分からないけれど、とにかく私を見た瞬間「馴れ馴れしくしていい存在」だと認識するらしい。

そしてそういった医師が、漏れなく大好きなのが学歴の話だ。

診察が始まると、彼らは 一通りふーんと病状を聞いた後、年齢と職業確認する。そして「社会人3年目か~…年齢的にこの前は大学通ってたよね?どの辺り?^^」などと尋ねてくる。何て言うかまさに「^^」と言うしかない厭らしいニュアンスで(多分彼らだってこれが診察には不要情報で、単なる好奇心で聞いているという自覚はあるのだ)しかし答えないと一向に診察が進まない。一度皮膚科言葉を濁していたら、「ほら、キャンパス学部によって気候とか…特別薬品に触れていたかもしれないし」という訳のわからない言葉で促されたことがあった。だったら「薬品等を扱っていますか(いましたか)?」等の【はい/いいえ】で答えられる質問で良いだろうし、そんな稀な環境下ならそもそも自己申告するだろう。

診察が止まっているので、私はイライラしながら答える。特殊気候薬品なんかとはもっとも縁遠い、マーチ文系学部卒だ。これがまたすごく嫌なんだけれど、医師にとってマーチは「名前雰囲気は大体分かる、詮索しやすい手軽な大学」らしく、一層ニコニコしながら「見学行ったことあるよ」「どこのキャンパス?」「サークル何入ってたの?」などと矢継ぎ早に質問が増えていくのだ。診察の半分が、意味のない雑談になっていく。(そしてそれをカルテに書かれる)

保険証特定される仕事

社会人になって、仕事についてもよく聞かれるようになった。ほとんどが「デスクワークですか?立ち仕事ですか?」程度だし、その位は診察に必要だと思えるので、何の抵抗もない。

ただ、保険証職業がある程度わかってしまう人が一定数いる。そこそこ大きな企業とか、公務員や団職員とか。私もその中の一人だ。だからといってまじまじと眺めるものではないだろうし、普通医師が気にするのってせいぜい生保かどうか位じゃないかと思う。でも学生ノリの医師は、会社名・部署名まで聞きだしてくるから気分が悪い。

学生ノリの医師で一番酷かったのは、初診で診察室に入り、椅子に座った瞬間に「○○さんって〇〇勤務なんだね?勤務地どこ?」と来られたこである。病状も話していないのに、会って3秒の相手に、どうしてそんな言葉がかけられるんだろう。(さすがに会って3秒はその1回だけだけれど、保険証から詮索されていくことはよくある)

"薬品接触心配していた"皮膚科は計3回行ったけれど、一向に症状が良くならなかったので、通わなくなった。

すっかり病院に行く気力は失くしていたけれど、痛み痒みが治まらずどうにもならなくなっていたので、しぶしぶ次の皮膚科を探した。新たに訪れた病院には、初老男性医師がいた。パーソナルなことなんて一切聞かず、患部だけをじっくりと眺めていた。そして机上の本をめくって『これはよくある皮膚炎なんですけどね』と簡単説明してくれた。写真には私の腕と同じぶつぶつが写っていて、適切な軟膏が塗られた肌は、あっという間に綺麗になった。

学生ノリお医者さんについて思うこと

一部の医師がどうしてこんなに距離なしのコミュニケーションをとるのか、色々考えてみた。

個人情報の詮索=患者との上手なコミュニケーションだと勘違いしている(カルテ無駄情報で埋めると、仕事した気分になるのかもしれない)(そしてそういった情報長期保存されていくのが、本当に嫌だ)

患者高齢者が多いため、高齢者に合わせた直截な会話に慣れてしまっている(詮索の仕方が田舎の老人っぽいのだ)

高齢者が多いので、若い人が来ると気分転換したくなる(基本学生ノリの医師は、激混みの総合病院発見する。勤務医なのでダラダラしたくなるのかもしれない)(患者休みを取って来ているけどな!)

医科大学出身で、医療系以外の友人が少ない?( 安易コミュ障とか言いたくないけれど、他の学部大学交流の薄い単科大学だったりすると、医療職以外の一般社会人ともあまり関わらず、結果ズレたコミュニケーションになるのかもしれない)

・単純に学生気分のままである先生と呼ばれる職全体に言えると思うけれど)

・他にもあったら教えてください

自分に合う医師を見つけるって、つくづく大変だなと思い始めた。美容院みたいにいろんな人に当たってから指名ができれば良いけれど、病院担当を変えてもらうのってとても難しい。合わなくても逃げられない。思えば子供の頃あんまり病院で嫌な思いしなかったのって、親がきちんと信頼できるお医者さんを見つけてくれてたからなのかもしれない。

人によって合う合わない医師は違うだろうけれど、「精度の高いスピーディーな診察」が誰にとっても嬉しいのは間違いないと思う。

・ごくごく一部の、勤務中も学生ノリが抜けないお医者さんへ

普通社会人は、初対面で不躾に会社名や出身校を聞いたりしない。タメ口も使わない。

患者は皆数時間待っているのだから、最低限の会話でさっさと診察を終えてください。

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