はてなキーワード: ベンチャー企業とは
とにかく綺麗なトイレに好きな時に行ける職場を見つけないといけないんだよね。
そういう意味でも都心の綺麗なビルに入っているITベンチャー企業がよい。
多目的トイレに限らず普通のトイレにもウォシュレットがついててひとまずの心配は回避できる。まあそれでも痔瘻は痛いのでできれば無理矢理にでもなおしてほしいが。
で、そのITベンチャー企業で裁量労働制の仕事につければとりあえずノルマさえこなして結果を出していれば一日に何度トイレに行こうとお咎めはない。
なぜ大手じゃなくてベンチャーが良いかというと基本的に人手が足りなくて贅沢言ってられないところが多いので体調面に問題があろうと学歴が無かろうと結果を出していればまず切られることはない。おまけに運良く勤め先が成長した際には初期からいたというだけで古株として扱われて精神的にも楽になる。
もう遅いのでとりあえず寝ます。
ベンチャー企業でインセンティブ含めて気づけば年収2000万くらい(一部はストック)になってる
会社はどんどん変わっていくし、レベルの低い人材が入ってくるし、社内はセクショナリズム・無関心・くだらない間接業務が増えてきた
やってる仕事の内容はここ数年大して変わってないけど、会社の仕組みのせいか一緒にはたらく人のせいか、単に自分が飽きっぽいだけか
どんどんつまらなく感じてきている
年収半分でも会社に入った頃のほうが遥かにやりがいがあって毎日が輝いていた気がする
年収増えてもさほど生活レベルなんて変わんないし、住んでる家とか食ってるものだって変わらないし、別に何かが上向いたって気もしない
自分も男なんで、数字が増えた事自体はなんか戦闘力が上がった感じでウエィーイって気持ちもあるけど
彼女は(ありがたいことに)彼氏の年収なんて大して気にしないタイプだし、女と遊ぶのがそんなに得意じゃないから自慢する相手もいない
年収が上がったことに肯定的な意味があることを実感したくて、婚活パーティとか行ってみようかな、なんて思ったりした
彼女に悪いし、どうせつまらないだろうから実際には行かないけど
でもそれくらい、自分の年収が高くなったことに意味を感じれる場面が人生において無いんだよな
高い家借りるときとかは便利なのかしら
でもじゃあ年収下がっても別にいいかって言うと、今よりめっちゃ年収の低いところに転職とかは気が引ける
多分、悩んでるふりして自慢かよっていう声も出そうだけど、もしかしたらそうなのかもな
現実世界で自慢する相手がいないからこんなところで悩み風に見せびらかしてるのかも
でも実際悩むと言うか、思った以上に高年収というのが空虚でつまらない
夢なんて叶えるまでが楽しくて、かなわないほうがいいっていうのは本当だったんだな。
辞めてから数年、もう時効だと思うので、情報システム担当(社内SE)として勤務していた会社での「不本意だった仕事」について書いてみる。
「年賀状を印刷したいんだけど、やり方がよくわかんないんで教えて?」とか「新しいパソコンを欲しいんだけど、○○さんのお勧めってある?」とかの質問くらいなら、仕事中の雑談レベルで答えられた。
だが、自宅用のノートパソコンをいきなり仕事中の私の前に持ってきて、「なんか変なのが出るんだけど」とアダルト広告表示マルウェアに感染した画面を見せられたときは、仏の○○と言われていた自分もさすがに青筋が立った。
「息子がいじってたみたいでさ、もう高校生だからこういうの興味あるのかな」などと言っていたが、それにしては人妻熟女系の広告ばかり表示されていたのは、そういう趣味のご子息だったのだろうか。
そんな社員の一人が同業他社に転職したことが判明すると、その社員が使っていたパソコンを調べて機密情報を横流ししていないかどうか調査せよという社長命令が下った。
確かに情報漏洩対策として導入した資産管理ソフトだけど、本当にそういう目的で使うことになるとは思わなかったな…と、辞めた社員ともそれなりに親しかった私は複雑で心が重い気分だった。
結果として情報流出はなかったのだが、辞める前のネット検索の履歴に「退職 円満」「労働基準監督署 契約 異なる」などとあって、暗い気分になった。
導入した基幹システムのトラブルが短期間に相次いだため、開発を行ったSIベンダーを裁判で訴えることになった。
ちなみに、現場担当者の私としては、トラブルが多かったのは事実だがSIベンダーの対応は誠実であり、解決に向かう道筋も見えている状態で、責任や費用を云々するよりもまず協同して安定稼働に持っていきたいというのが正直な思いだった。
だが、そうした状況を社長に理解してもらうことができず、社長はSIベンダーを訴えた。もちろん訴えるまでにいくつかの段階を経てはいるのだが、私としてはいつのまにか裁判が決まってしまったという印象しかなかった。現場の言い分を聞く前にいきなり社長がSIベンダーに怒鳴り込んだ、という感じ。
そして私は、裁判に際して、基幹システムがどのようなトラブルでどれくらい停止し、それによって本業にどれだけの損失を与えたか、という資料を作るはめになった。
そうしている間にも基幹システムのトラブルは収まらず、その対応に追われながら(しかも裁判のおかげでSIベンダーの手を借りることも難しくなり)、1ミリも本業に関わらず1円の儲けにもならない資料を黙々と作成するのは苦行であった。お世話になったSIベンダーの担当者の顔が思い浮かび(もちろん彼らとは裁判以降縁が切れてしまった)、心苦しさでいっぱいだった。
それはコモンズの問題。社会を維持するためには様々な物が必要で、そのひとつがコモンズ。社会参加者の行動規範もあたえるし、法や制度にまで落とし込まれていない福祉とか地域社会の維持とかもコモンズに寄りかかっている。「みんなが当然だと思ってるから機能している無形のインフラ」はおおよそコモンズ。
もちろん町内会やPTAのように徐々に時代とそぐわなくなる慣習やコモンズもあるんだけど、公園がきれいなのも、人気のラーメン屋に行列ができるのも、コモンズのおかげ。
これがあるからみんなが快適に暮らせているわけなんだけど、これって参加者がそれぞれに行動自制や労力を持ち寄ってるから維持されてるわけ。コモンズによって生きていられるのだから、その維持には全員参加で貢献しなければならない。
日本は比較的恵まれてて豊かな先進国なのだけど、その居心地の良さはコモンズが強力であることが背景にある。悪い方面で評すれば同調圧力だけど、良い方向に評すれば謙虚で几帳面な生活文化があるから。金払ったんだから俺らはお客様だぞー! なんてサッカースタジアムにうんことゲロ撒き散らかしたりはしない。
んでまあ、コモンズは前出したように「みんなが心地よく過ごせるという利益を得ているんだから、みんなも維持に貢献しましょうね」って理屈で動いてるんだけど、それを、子どもに言い含めるように理屈抜きで感情駆動にした表現が「日本は良い国、愛そうぜ」ってものだ。
だから、本質的には愛情は必要ない。愛情なくただコモンズの維持に貢献すればいい。でもそれって普通の人間の精神には難しい。参加コミュへ「参加している意識」が必要で、必要ならば愛着心とか向上心とかあったほうがずっと楽で、多くの場合まっとうだ。愛国心はそこまで必要じゃないけれど、社会貢献は必要だ。
「法に反しない範囲であるのならば暗黙の前提や協定であるコモンズなんて破ってもOKだ」という人間がいるけれど、じゃあ、彼らはコモンズから利益を得ていないかというと、得ている。秩序ある社会の利益は万民にとって有益だから。なので、そういうことを言う人は「社会維持観点でのフリーライダー」だとみなされる。
近年、経済的に厳しさを増す中で、ベンチャー企業のオーナーの発言などが合理主義に偏りすぎて、この種の「コモンズに対する搾取」方向になったりして炎上する(法的には無罪なんだから何言っても/何やっても良いだろう系)。また移民が増えれば、彼らは日本旧来のコモンズ維持の習慣なんかは学習していないわけだから、当然日本のコモンズへ貢献しない(でも清潔や安全や信頼ベースの商習慣などの利益は得る)。そういう光景が日常化して、世間でも、コモンズの維持に敏感になってきているように思える。日本的に言うと「これだから他所者は信用できない」だ。
愛国心を求めるような言説はその文脈に従って理解されるべきだと思う。要するに大事なのは地域社会の心地よさなんだから、そこに参加して貢献すればそれでいいだけだ。
2018/06/10 13:44 追記
なんかブコメいっぱいつけてもらったんで、補足を追記。上記の生地は裏返しても成立する。つまり「国を愛する精神を声高に叫んでも、地域社会の維持に貢献しなければコモンズ的にはタダ乗り」。素人Web論壇みたいなのが花盛りで、そういう「愛国心だけをさけぶひと」が可視化されちゃったのも不幸なことだと思う。公共の場所はきれいに使う、列の割り込みはしない、軽挙妄動せず災害に備えて準備する、子どもがかけだしたら安全に注意する。別に大した話じゃないのに愛国なんとかで締め付けるのは窮屈。良い文化は捨てる必要ないよ。
クライアント様企業のわがままに付き合って労働をしていた結果、土/日/月と会社に缶詰になっていた。
豊洲の綺麗な夜景を照らす蛍族としての活動が終わり、ようやく家に帰れることになった。
いっときの開放感にワクワクするものの、このワクワク感を共有していた友達も今では少なくなってしまった。
具体的には他の企業に連れ去られたり、良さそうなベンチャー企業に逃げ込んだり、実家に帰って農家をしたりするようになってしまった。
こういう時に思考は良くない方向に転がり込むもので、ファミマで晩ご飯を選びながら
夏の日の思い出とか、そういうふんわりとした言葉にならないノスタルジックな気持ちでいっぱいになっていた。
しかし、よくよく考えると、夏の日の思い出とか甘酸っぱいエピソードとかそういうのは何一つ無いし、
サークルで合宿だのBBQをやっても後片付けばかりしていたし、未だに好きな女の子と手をつないだこともない。
「良かった」と振り返るだけの青春も自分の手元には残ってはいない。
となると、クライアント企業様にExcelを納品するために生まれてきたのか俺は...?
などと考えているうちに「あっ、もうだめ」と思った。
デブの特権としてアイスクリームコーナーに向かうと、なんとなく"ギャラクティカグレープフラッペ"の文字が目に入った。
2018年宇宙の味と書かれたそのタイトルを見ながら、そういえば、宇宙に関わる学問を自分が専攻していたことを思い出した。
リー群の表現だの共形場の理論だのAnti-de Sitter空間を触っても宇宙のことは何一つ分からなかった。
「よくよく考えても分からないことがある」という事が分かりました。 という感覚のまま大学を卒業して、
「よくよく分からないままExcelを納品する日々」が始まる。
俺は宇宙のことを何一つ分からないまま、何を生み出すかも分からないExcelを納品しながら日々を無意味に費やしている。
俺は気づけばギャラクティカグレープフラッペをレジに持っていっていた。
あのとき知りたかった宇宙のことが少しでも知れるかもしれない。という淡い期待をしている訳ではない。
俺はきっと変えたかったのだと思う。何も出来なかった自分を。何も出来ずにいる自分を。
蓋を開けて、マシンのボタンを押してミルクを入れる。かき混ぜる。
いざ、覚悟を決めて口にした。
宇宙の味は分からなかったが、夏の夜にちょうどいい、爽やかな味。
毎日代わり映えの無い仕事をしてると、今の会社を辞めて新しい所に転職したいって気持ちになる事がある
特にベンチャー企業なんかで面白そうな社内イベントの記事を見たりした時や
でも元々激務に耐えられず転職し、今は残業ほぼ0、有給全消化(最初から年20日)の会社でゆったりやってる
自分が仕事に求めてるものは「残業の少なさ、有給消化率>>お金>>>>>>仕事内容」ってのは元々分かってるから
それを考えると最高の職場なんだけど、でもふと転職を考えてしまう。
こないだも転職ドラフトに登録して、転職ギリギリまでいってしまった。その会社は残業が多いのは分かってるのに。
まさに「無いものねだり」「隣の芝生は青い」なんて感情だとは思うんだけど
代わり映えの無い日々を過ごしてるとどこかで刺激が欲しくなってしまうなー
本当に幸せなんだけどね。18時には家に着き、趣味の料理をする時間もあり、給料もまぁまぁ。職場でも頼りにされてる。
絶対辞めたら後悔するって分かってる。
いま就活中。
ベンチャー企業から年俸700万円のオファーが来てるので、いま予定されてる他企業の面接とかを全部キャンセルしてそっちに行こうと思ってるけど、周りが(大企業に行くべきという理由で)反対してるのでちょっと困ってる。
その会社の悪い話は業界でもそんなに聞かないし、実際に福利厚生もそれなりにしっかりしてる。もちろん、超有名な大企業ほどではないけれど、きちんと休みは取れるし有給もきちんと消化しているらしい。何よりその会社で働いてる人が楽しそう。給料も結構なスピードで上がるみたい。
困ったら転職すればいいやと思ってるし、実際転職して給料UPしてる先輩もそれなりにいるのでなんとかなりそう。
業界ごとに違うのかもしれないけど、このままオファーを受けるのはやばいのかな?今受けてる大企業の選考もこのまま進んだ方がいいのかな?
ストックオプションが理由で転職をしてはいけない(https://careerdb.jp/articles/70)を読んで、従業員がストックオプションによって得られる額の中央値は520万円であることを知った。
今までは同僚のプログラマーが人間関係や給料の低さを理由に辞めていっても、「上場すればストックオプションが貰えるのだからもう少し我慢すれば良いのに」と漠然と思っていた。ただし、中央値が520万円ということは、さっさと転職してしまって、そこが現在の年収に加えて100万円程の職場であれば、5・6年でストックオプション分を得られてしまうことになる。上場を目標に掲げたベンチャー企業に所属するプログラマーであれば、転職による100万円の年収上昇はかなり現実的な数字だろう。
自分は今、会社に平のプログラマーとして所属していて、特に役員を目指そうという気もないので、運良く会社が上場すれば520万円程度の額が貰えるのかもしれない。しかし現在の職場は、人間関係的にはインセンティブを感じないし、給与も相場に比べれば低いので、端的に不幸せな状態である。
転職にブレーキをかけていたのが、ストックオプションの存在だった。「ストックオプションを絶対にもらいたい」という欲求があるというよりは、「辞めた後に会社が上場してストックオプションが発行されたら絶対に後悔するだろうな」という気持ちが強かった(それは、辞めた同僚に対して自分の優越感を保とうとする気持ちの裏返しだと思う)。しかし、先の記事を見て、考えが変わった。520万円程度なら、それを人生の優先順位第一位にして働くのは、たぶんおかしい。
以上のように、自分は恐らく近いうちに転職活動を始めるけれど、なぜこんなことを今になって考えているかというと、今までストックオプションに対する知識がほとんど無くて、そのことについて調べることも特になかったからに尽きる。上場を目指す中小企業で働く人で、かつ金銭的な優先度が高い人は、幹部になってより多い金銭 or ストックオプションを得ることを目指すか、単に会社を鞍替えするほうが良い。
悲しいなぁ。
私が前にいた会社もそんな感じだった。
新卒で入って勤続10年近い先輩は、新卒時点から給料が5千円しか上がってねぇってボヤいてた。
私は何とか終電には帰ってたけど、先輩は俺は家近いしタクシーあるから、と言って終電過ぎても残ってた。
(タクシー代は自腹)
人が全く定着しない。
1年以内には大体辞めていく。
辞めようとして半年以上引き止めにあって辞めれなかった人もいた。
鬱病で突然来なくなった人や、休職した人、倒れて辞めた人もいた。
みんなで山に登り、連帯責任で怒られ、社会人の厳しさを身をもって知る系()
洗脳されなかった子は3ヶ月で辞めていった。
私も2年ほどですぐ辞めた。
それも数年前の話だから、今はどうなってんのか知らないけど。
地獄だな。この世の癌だ。
表向きは経営はうまくいっているらしく、今注目のベンチャー企業100みたいなのに選ばれたり、社長が雑誌に載ったり、ネット記事のインタビューに顔を出していた。
ここ5年くらい、自分の中では壮絶な日々を過ごしたと思う。
長文だし駄文だけど許してほしい。
同じことの繰り返しだった業務から脱出して、いろんなことをしてみたかった。
何社か受けて、決まったのは創立間もない少人数のベンチャー企業だった。
やってること、やれること、今後のことを聞いた。
自分のやってきたことを活かしながら、新しいことができそうな感じだった。
入社してしばらくはベンチャー特有の自由な職場に戸惑いながら、
苦手な夜の街にも着いて行ったし、上司と仲のいい友人も覚えた。
そのうちある製品の納期が迫ってきて、夜遅くまで仕事をすることが増えた。
幸か不幸か自宅は会社の近くだったので、帰れないなんてことはなかった。
そんな中、私がする仕事の土台を上司に準備してもらっていたのだが、
壊したことを報告したら、叱りながら直してくれた。
ただ、なにが原因で壊れたかは教えてもらえなかった。
壊すたびに叱る声が大きくなっていった。
純粋に自分の力不足で叱られていると思って必死に調べたりした。
それでも、別のものを壊したりして叱られることを繰り返した。
叱られる回数が増えるに連れて私の行動やプライベートにも口を出すようになっていった。
「字が汚い」「声が小さい」「見てるだけでイライラする」
仕事の成果がまったく出なかったので別の仕事をすることになった。
いままで縁もなかったような仕事だった。
出来上がったものも質がわるくてまったく認められることはなかった。
仕事が終わらず遅くまで残っていると「早く帰れ」と毎日のように言われた。
「どうせ叱られるんだからさっさと作って出せよ」
なんて言われた。
相変わらずなにがだめなのか理解できないまま、提出しては叱られる日々が続いた。
なにを作っても叱られるし、なにを求められているのか、
なんのために作ってるのかもわからなかった。
と上司に伝えると
と言われた。
病院には行けなかった。
お金の話になった。
「お前が日々生きているだけで毎月数百万の赤字になる」
と言われた。
辞めたいと思った。
「とりあえず今やってる仕事を終らせろ」
と言われて仕事してる間に
「赤字をつくって辞めるのか、訴えるぞ」
なんて言われて辞めれなくなった。
このあたりから殴られたりするようになった。
ある日、「会社に来るな、家でやれ」と言われ、在宅勤務が始まった。
基本的なやり取りは電話で行なっていたので、携帯が鳴らないかビクビクしていた。
在宅勤務と言っても会社とは目と鼻の先なので、
何かあるとわざわざ家まで来て怒鳴り込んできて殴られた。
家で仕事をしても成果はあがらなかった。
泣き叫んだりぼーっとすることが増えて仕事が進まず叱られ殴られて、
消えたいとか死にたいとか思うようになった。
そんなときにたまたま連絡をくれた友人に死にたいと言ったら助けてくれて、
なんとか会社を辞めることができた。
転職して数ヶ月はちょっとしたことでフラッシュバックして震えていたが、
書いてたら吐きそうになったのでこの辺で。
最近少し落ち着いてきて、今日は仕事が早く上がれたので思ったことを書いていこうと思う。
入社して最初に思ったことは、意外と日本にベンチャー企業(VB)がたくさんあって、そして思い思いの夢やアイディアを実現しようとしてる。
もちろんVBと接する機会が多いからそう思うんじゃないかって感じだけど、働き始める前の想像よりも国内VBは多い。
ただよく言われるように、スケールが小さかったり海外がやってるビジネスの隙間を埋めるようなところも多い気がする。
ユニコーンなんてポンポン出るもんじゃないとは思ってるけど、5年後に自担VBが生きているかって聞かれると自身を持って肯定できない感じ。
VBって本当に火の車なんだって初めて財務諸表を見た時が忘れられない。
会社の預金残高が500万しか無いのに毎月100万以上使ってて、すぐ入金しなきゃ食っていけないなんてザラにある。
逆に昔のベンチャー企業なんてどうしてたのかなって思うときもある。銀行が簡単に貸してくれていた時代もあったのかなって。
そういう意味ではVCなんてのは銀行が金を貸さなくなったからこんなに増えてるんだなって思う。
VCはによって違うかもしれないけど、潰れた後のVBがなぜ潰れたかを検証している人が少ないと思った。
投資決定プロセスのとき、色々財務状況とか市場性とか諸々をまとめるとは思うんだけど、キャピタリストって走り続けるような職業で振り返り検証とかする余裕ないのかな~。
もちろんITバブルやリーマンショックみたいな不測の事態は起こっちゃうわけだけど…。
自分の投資したVBが(というか投資させてくれってプッシュしたVBが)どうなるかなんてまだわからんから何とも言えない。
中途入社の先輩が言ってた、
「キャピタリストって投資のプロって思われがちだけど、それは違うと思うんだよね。クソなやつはクソみたいに会社潰してるし、キャピタリストって何処かにセンスが無いとダメだと思う。」
ってのが頭のなかに引っかかってる。
センスってなんやって思ったんだけど、結局は今のビジネスの問題点とか裏にある市場のデカさとかをどれだけ感じ取れるかなのかもしれない。
電子計算機をパーソナルコンピュータにしちゃった企業とか、ネット小売でニッコリな企業とか、その企業の裏にはセンスのある人が金を出したってことなんかな。
今の自分にセンスがあるのかはわからない。そもそも面倒見たVBがIPOして / M&Aされてないからね。
自分はもともと理系畑で、全然金融とかはわからない。というか株も投資信託もやったこと無い。
トレーダーはめっちゃすげえプロがやってるイメージ。VCなんてVB10個に投資して1個大当たりしてごまかす感じだしね。
金融素人は文系も理系も同じ。簿記とか大学で勉強してても、生きてる財務諸表じゃないと頭に入らないでしょ。
簿記は国家資格じゃなくて英検的な立ち位置だしね。もちろん会計士とかの国家資格はまた別だとは思う。
人の入れ替わりが激しい業界だと思ってはいたけど、3年前に居た人が半分以上ターンオーバーしてるのは流石に驚いた。
逆に言えば、キャピタリストは他の業界でもメシ食っていける肩書なんじゃないかなって思うようになった。
そう思わないとちょっとキツいってだけだけど。
VCは常にマルチタスクをやってて、飽きっぽい性格な自分には少し合ってた。ただ、夜遅くてちょっとつらいときあるけど。
ユニコーンは勝手にユニコーンになって飛び出しちゃうので、ユニコーンじゃないけど面白いビジネスをジワジワ広げられるようにこれからもがんばろ。