2018-07-27

就職エージェントの真理にたどりついたかもしれない

とある就職エージェントサイトを利用していてやめたんだけど、あることに気がついた。

ふと企業側はどういう条件でこの求人を出しているんだろうかと調べてみたら、そのサイトでは求人掲載するるための広告費は無料なかわりに、成果報酬をもらうビジネスモデルだった。つまり企業が人を雇えば企業からその就職エージェントサイトへ成果報酬が支払われる。そのサイトで設定されている成果報酬額は雇った人の年収×20数%〜なので、例えば成果報酬率を25%とすると年収300万円で一人雇った場合企業が支払う成果報酬は75万円になる。

これは被雇用者にとっても関係ないことではなく、数十万の手数料を払う企業側としては当然、雇用ハードルは高くなり、そのハードルを超える労力は被雇用者転嫁される。さらに成果報酬を支払う分、希望年収や条件が低くなっていく下方圧力存在するだろう。

最近ではIT業界を中心にリファラル採用といった社員の知り合いを雇う縁故採用もあるらしいし(この方法業界経験者には厳しい)、そもそもハローワークという超大手掲載料・手数料無料就職援助をしている。また興味のある企業だったら、民間就職エージェントを介さず直接、企業採用ページから応募するほうがお互いにとっていいだろう。これから就職転職を考えている人はどうかご留意いただきたい。

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