はてなキーワード: プリントとは
少し前にホッテントリ入りしていた
【技術への対価】写真屋さんが販売する幼稚園の集合写真(900円)に『一人買って焼き増しすれば安く済むよ』というママさん達のやりとりに様々な意見
https://togetter.com/li/1206102
の記事とブコメを見て、もと中の人の立場として色々と言いたいことがあったので書いてみました。
保育園、幼稚園、各種スポーツイベントの主催に「イベントの写真撮らせてください」っつって営業をかけて、成約したら委託契約をしているカメラマンさんに出向してもらい、撮ったデータを写真販売システムにアップ。
保護者にはイベントパンフや施設の回覧紙やシステムのユーザアカウント宛のお知らせを通じてその写真を見れるパスワードを配布して、おおよそイベント関係者だけが見れる状態を作ったうえで、そのシステム内で写真が買えるようにする。
・・という、おそらくこの手のビジネスモデルでは一般的なやり方を行っている中規模くらいの業者に所属し、コールセンター業務をしながら社内システムと販売システム自体の設計、開発もするというおよそエンジニアとしては不適格な環境に数年間いました。
ビジネスモデル自体には価値はあると思いますが、環境と待遇がひどかったのでもう二度と戻りたくありません。
(当方がいたところがヒドかっただけで、業界全体がヒドいというワケではないとは思います、多分)
写真の値段は、以下のいろいろな物事に対して一括でぶら下がってるんですよね。それぞれこんな感じだと思います。
ブコメで何人かが言っている一定の金額を払ってデータ全部くれ&ダウンロードし放題という案に関しては、結婚式みたいな「全員関係者」のイベントは良いかとおもいますが、保育園、幼稚園、といった学校コミュニティでのイベントでは、悪意のある保護者が嫌がらせのために第三者の写真やデータを無作為にバラまかれるリスクがあるのでNGです。
当方がいたトコではスナップ写真のデータ(jpg)は1500円、集合写真もイベントによっては販売してて、その場合はtogetterの主題になってる焼き増しリスクを鑑みて、たしか3500円~5000円とかで売ってた気がします。
あと、データの方が保存価値が高いくらいのことを言ってる人がチラホラいますけど、こと写真に限って言えば、プリントの方が絶対にコスパが良いです。
データで保存が良いって言ってる人、今までに何回、携帯電話を機種変更しましたか?
データの保存先となるPCも、今までに何回、PCやHDDを買い換えましたか?
・・・こんな感じで、データをン十年単位で継続的に保持&引越し続けるのってけっこう手間だし、一発消去のリスクだって数年に1回くらいは当たり前のようにあるんですよ。
で、そうなるとDVD/BD等に焼いて保存しておこうっていう話があったりもしますが、そもそもDVD/BDの規格だって20年先とかで一般的に残ってる保障なんてないんですよ。
同様に、クラウドサービスだって数十年先までサービスそのものや、ログインに使用しているアカウント情報が残り続けている保障もないです。
・スマホより薄い
・そもそもPCやスマホは不要…どころか見るために特殊機材や手順は必要ない
と、見るためのコストパフォーマンスは圧倒的に優れてるんですよ。
あとは「残しておきたい写真データを選ぶ手間とプリントをする手間」さえどうにかなればいいなーと思うので、まさにこの部分を減らすことこそ次代の写真販売システムが改善すべきポイントだと思います。
たとえばユーザーの写真購入履歴から「購入ユーザーの子供」の顔判定して園や学校を卒業する頃には保護者が写真を選ばなくてもZOZO定期便ばりに子供の写真がいきなり送られてきて保護者はその中から良いもののみチョイスしてお金払うとかね。
真面目に作ればいけそうな気がするけど、開発体力ある大手の業者さんいかがでしょう?w
集合写真に関しては前述の理由により、データを出させるのはかなり難しいとは思いますが、スナップ写真であればそのデータを欲しがるのはその被写体の親御さんだけなので記事上で言われる「焼き増し」による利益減のリスクは低いので、
『写真と一緒にデータも売った方がデータ代金分稼げますよ!』と言って業者やカメラマンを直接説得するのはアリだと思います。
園専任のカメラマンだとどうしようもないですが、もしも当方がいたところのような業者が入ってるところなら、ぜひ業者に文句言ってください。
規模が大きいところならカメラマン替えてくれるはずです。
「話しかけられない」=好かれてない、そんな相手に話しかけるのに、
明確に避けられ、いない者とされていた。
私および私とそのタイミング話してる男子は、女子から露骨に遠のかれてたし、
私がいなくなれば女子は戻った。
それと、「必要があって話しかけたかどうか」は、聞いている側からはその瞬間には分からないんだよ。
増田には分かっている増田のことを、相手はまだ知らないし、そのせいでビックリして態度が変わってしまうことは相手の側にだってあるよ。
苦しすぎるだろその擁護。
今でも忘れられない。
私はもともと自ら進んで本を読むタイプではなく、現代文の授業も退屈に全く聞いていなかったので、何だか難しそうである日本近代文学というものも全く知らずに生きてきました。文学部とは反対に、実益に価値を置く商学部においてこのような人は多いと思います。それにも関わらず本講義を受講したのは、就活という制約のために労力をそれほどかけることができないという条件に合致し、次に近代文学に触れる可能性のない人生というのは少々勿体無いのものではないかと考え、何か読み始めるためのきっかけになるかもと興味が得られたためです。
この授業はそういう文学初心者には丁度いいものだったように感じます。扱う題材も文豪たちの探偵小説からということで、ある程度プロットがしっかりしていて初心者にもとっつきやすいものでした。また先生もそういう人たちに配慮して少しでも興味を持てるように工夫して授業を行なっていたように思います。大量のパワポの準備や、足を使って村を訪れるなど、手を抜かないところも好印象でした。作品や作者に対する解説や解釈も一歩踏み込んだものが多く、ここまで深い読みがあるのかと感心することも多かったです。
そのおかげか、小中高とあれだけ現代文の授業を毛嫌いしていた私にとっても、この講義は面白く興味深いものとなりました。と同時に、ある小説の一篇を長時間かけて解説させられる普遍的な現代文の授業スタイルがますます害悪のように思えてきました。
またレポートを提出させ、優秀なものをプリントにして共有するというのも良かったです。私の字数を埋めただけのようなレポートに比べて、同じ学生でもなんて中身のあるレポートを書くのかと刺激を受けることもありました。特に氾の妻についてのプロ顔負けの自作小説には驚きました。私も一度くらいプリントに載るようなレポートを書いてみたい気持ちもあったように思いますが、そもそもこれまで二回しかレポートを提出できていないので気のせいだったかもしれません。
そういえば最近、私は講義を受けていなかったらまず読んでいなかった春琴抄を非常に面白く読み進めています。どうやら講義を受けるにあたって近代文学を知るきっかけにしたいという思いは気のせいではなかったようです。あとは単位さえ得られれば当初の目標をほぼ完璧に達成することができそうです。よろしくお願いいたします。
提出日時:2012/01/30 00:27
・この釣り針は大きめだな
・ ゴクリ(って息をのむやつ)
・ いえーい、***見てるぅ
・ まーた***は相変わらず***だな!
・俺たちは雰囲気で◯◯している
・やれたとは言えない
・好きなものはずっと好き派なので永遠に、獣は檻に入れておいてほしいし、なんちゃら点鼻薬だし、FXの才能があるし、光属性だし、飲尿スターだし、をみんな言い続けて欲しいです(aukusoe案件はわからないので丸コピペ)
・何度も言ったけど
・留保のない生
・突っ込み待ちなのかな?
・あいでんてぃてぃーが透ける
・おちんちんびろ~ん
・○○は大脳が壊れたメンヘル。運動瞑想睡眠野菜350gしない者の末路は悲惨だ。恐ろしい恐ろしい。
・スターください!
・〜がないからやり直し
・なるほど、分からん
・マジかよ○○最低だな
・○○する(○○するとは言ってない)
・ゆっくりしていってね(*´ω`*)
・おっ、そうだな!
・自戒をこめて
・そっ閉じ
・何度でも言うが
・関係ないけど
・知らんけど
・w
・お前それダボス会議でも言えんの?
・○○な人息してる?
・まじかよ◯◯最低だな
・そういうとこだぞ
・やれたとは言えない
・こんなアイコンなので
・どーでもよい(よくない)
・えっ、まだ○○で××してるの?
・クリリンのことかー!!
・1ゲーット!!
・また髪の話ししてる
・うっ、頭が
・~のやめろ
・第○回チキチキ△△会議
・待って
・無理
・尊い
・ガタッ
・せやな
・B'Z
・ぬるぽ
・同じ事書くけど
・読まずにブコメするけど
・(違
・生徒会いってくるね
・ここまで○○無し
・もし本当なら~
・真偽はともかく~
・闇が深い
・片方の意見だけじゃ何も言えない
・おれじゃないあいつがやったしらないすんだこと
・パンティー
・○○と○○との整合性はどう取っているのかが気になる
・そうだそうだ、○○も○○しよう、まさかできないとは言わないよね?
・○○とかいうたとえ話でまとめられそうな予感
・こういうのでいいんだよ、こういうので
・なるほどー
・釣られクマー
・にゃーん🐱
・光属性
・また○○がしんだ
・眩暈がする
・クラクラする
・暗澹たる気持ちになる
・人間はな、トンカツをいつでも食べれるくらいがちょうどいいんだよ……
・「ホーキング、語る」でまとめて、「御大はいつも通りで何よりだな」
・スターください!
・ ↑↓
・この件については保留
・ 日本スゲー!
・なんかすいません
・星新一っぽい
・但しイケメンに限る
・〇〇と対消滅してほしい
・私この分野は素人なのですが
・マジかよちょっと○○買ってくるor行ってくる
・それは何田ダイアリーの話なんですかねえ…
・案件
・〜するなど
・(100文字では書けないような長文書いてぶった切って最後に)文字数
・これだから〇〇は
・〇〇を××に空目
・続報待ち
・詳細待ち
・議事録待ち
母のことが嫌い。ずっと嫌い。
でも、親のこと大事にしないなんて人間としてどうなの、みたいな風潮があるから(あるよね……?)、嫌いって大声で言えない。
母は視野が狭くて頑固で人の話を一切聞かなくて、親である前に女の自分を優先する。
女である母をあまり見たくない。それがあまりに子どもすぎる意見だと、今はわかっているけど……
ちょうど思春期の頃、母は家にいなかった。もちろん、いたのは男の家。私が小学生の頃に父とは離婚していたので(父もまあまあのクズだった)、私は基本的に一人だった。
月初めに母が家にお金を置いていってくれたので、そのお金で食べ物を買って一人で食べていた。洗濯も掃除も自分でした。料理は気が向いたらするくらい。たまに保護者会の出欠をプリントで出すことがあったけど、母がいないので、できるだけ大人っぽい字で偽造していた。おかげでいろんな字を書き分けるのが得意になった。
母が当時いっしょにいた男もクズだった。そいつのことも大嫌いだった。母を奪った、というより、自分が性的な目でみられていることが気持ち悪くて、絶対に会いたくなかった。そういう意味では母が家にいなくてよかったのかもしれない(男がくっついてくるので。同居なんてしたら何されてたかわからん)。
酔っ払って「私も大変だったのよ」と泣きつかれたことがある。
私は「しらんがな」と思ってしまった。許しを請う言葉だったのだろうか?しらんがな。
よくいう「毒親」ではないと思う。だからこそ、むげにできない。嫌いといえない。母の日には花を贈らなくちゃならない。
年の離れた姉がいる。姉には「だめじゃない、お母さんのこと大切にしなくちゃ」といわれる(母からの連絡を無視したり平気で2年くらい会わなかったりするので)。そのたびにクラクラする……姉は、両親が離婚した頃はすでに高校卒業くらいで自立していたから、あまり私の心情は理解できないのかもしれない。
親孝行を強要されるのがつらい。正直言って、まったく大切にしたいと思えない。だからといって、憎んでいるわけでもなく、ただただ、興味がない。
なんでそんな人にお金かけなきゃいけないんだろう?って思ってしまって、「ああ、私って冷たくて最低な人間なんだな」と自己嫌悪に陥る。
最近、好きな人ができた。幸いなことにお付き合いをさせていただくことになった。
彼は本当の意味で育ちが良く、家族仲がすばらしく良い。私とあまりに対照的である。
一歳の子供が帰省先で熱を出し3日ほど続いていたため、母に小児科を教えてもらい連れて行くことにした。
母曰く、近所のお母さん方の間で大変評判がよくとても混んでいるそうだ。
とりあえず行ってみると連休の合間の平日ということもあり、待合室から溢れるほどの混雑ぶり。
受付すると、3時間以上は待つから、一度家に戻ってもよいと言われる。
そして3時間後、まだ混雑している病院でさらに1時間ほど待ち、順番がきた。
ちょうど忘れものを届けにきた夫と、荷物持ちで付き添ってくれた母も一緒に促され診察室に入る。
私が症状を話と、うんうんと大きくうなずきながら「本当に苦しそうでかわいそう…!」と演技がかった表情で話す。
この時点で(なんだこれ…)と思いつつ、診断を待つ。
医者:「うーんどうしよう…(回転する椅子に背もたれながら、左右にくるくると揺れながら)、この頃の熱って原因がはっきりしないの。感染症の検査してもいいけど、検査しても対処法なんてないから…どうしよう?」
私:(…え?)
私:「えーと、検査することで子供に負担が大きすぎるのであればやらなくていいのですが、感染症だとわかることで家族への感染などの対処などもあると思うのですが。」
医者:「うんうん、そうだよね(大きくうなずきながら)、検査しよう!」
私:(え…)
検査して結果が出るまで外で待ち、ほどなく結果がでる。
医者:「結果が出ました。今回は3つの感染症の検査をしたんだけどね…」
医者、無言でPCから3つの感染症の説明が書かれた紙をプリントアウトし、私に渡す。
医者:「…ぜーんぶ陰性!」
私:(…は?)
ここらへんで診察時間は、検査結果が出るまでを除いても20分以上はかかっている。
医者:「だから、所謂風邪ってことでいいんだけど熱が高いし苦しそう…。抗生剤を出すか悩むんだけど…。どうしよう…(くるくる)」
私:(……。)
私:「今の症状と抗生剤を使うデメリットを比較して、どうなんですか」
医者:「最近は、あまり抗生剤を出さないっていうのがスタンダードなの」
私:「抗生剤を使わずに様子を見たほうがいいのであれば、出さなくていいです」
医者:「でも、苦しそうだよね?」
私:(は?)
このあたりで、診察時間は30分はゆうに越えた。
呆然として診察室を出ると、待合室は診療時間が終わっているにもかかわらず、まだ大混雑であった。
開口一番、一緒に診察室に入った夫と母の言葉。
夫:「…なんだあの医者…。つーか、診察内容、5分で終わる内容だよね。無駄に心配だけ煽るし。」(私の母の紹介の医者なので遠慮してるのか、私だけにこっそりと)
母:「あんなにじっくり時間かけて、お話も聞いてくれて、本当にいい先生だったわね〜!」
…お、おう…。
よくネットで、育児中の母が夫などに「共感、共感!」と叫ぶのが私はあまり理解できない。
共感なんかより具体的な協力だけが欲しいと思ってしまうタイプだ。
だけど、こういう医者に、
苦しそうね…/ そうなんです!
じゃーん、陰性です!/よかったー!
抗生剤どうしよう…?/どうしよう…?
みたいな会話によって救われる母親も多いのかもしれない。この病院の繁盛具合をみると。
子供が学校で配られたプリントを出さない、連絡事項を伝えない。「ちゃんとしてよ」と何度言ったことか。
4月、進級したタイミングで、さも自主性を重んじるような感じで言ってみた。
「これからはあなたの指示に従います。プリントを読めと言われたら読むし、提出する紙や集金も、指示されたらやります。指示がなければなにもしません」
そうしたら、ちゃんと出てくるようになった。
「指示に従う」と言った手前、プリントを出されたらその場ですぐに、きちんとテーブルについて読むようにした。提出書類の記入も、集金のお金を出すのも、まるで職場で上司に振られた仕事のように、丁寧に即時対応。
「ちゃんとした」のは私のほうだ。
丁寧に扱えば、丁寧に扱われる。ただそれだけのことだった。
常用薬、海外渡航歴、予防接種歴、問題がなかった。問診票。うっ、と内心戸惑ってしまう項目が一つあった。ただ恥ずかしくて、気づかないふりをしてしまった。
針を刺す、もう戻れない。そこに手渡される一枚のプリント。
6ヵ月以内に次のいずれかに該当することがあった方はご連絡ください。
血を抜きながら、考える。今の彼氏は、向こうも初めての恋人とはいえ、最近やっと付き合って半年を迎えた。
5ヶ月と数週間しか経ってない。
性感染症のネットワークは怖いって言うけど、私たちはお互いとしかしてないから軽く考えていた。
そういう甘い考えで、エイズ予防の項目だよなって、問診を流してしまった。
献血はボランティアではあるけども、血を抜くために新しい血液パックや針を使うし、スタッフの方や看護師さんのことを思うと申し訳なさがこみ上げる。
でも、もし万が一のことがあって、今苦しい人をもっと苦しめたら余計後悔が尾を引くと思うから、申し出る電話をした。献血番号を録音して、私の血液を使わなくする電話。
はてブで見覚えのあるサムネが目に飛び込んできたので、会員である私がその内情を書いておこうと思う。
なお、他の会員のことはプライバシーの問題で口外禁止となっているが、システムについて口外禁止とはなっていないのでそこは問題ないはずである。
ブラウザの戻るボタンを押すと壊れる多少ダサいシステムだがここは問題ない。
そして本登録するために書類を提出するのだがネットから画像をアップはできない。
なんと事務所の行かなければならないのだ。
軽く眩暈がするがここは従おう。
さて事務所に行かなければならないのでサイトで予約を取るのだが、ほんどの枠が埋まっていて泣く。
県内に臨時出張所を含めても事務所が数えるほどしかなく、事務所によっては曜日の縛りがあり、さらに時間もちょっとしかない。
平日の昼間しか枠がなかったり、ひどいところだと平日の午前中のみなど、予約画面を見ていると開業医の診療所と勘違いしそうだ。
仮に1日に3人しか受け付けられないとして、それでどれくらいの人が登録しているのだろう。
おそらく多くの人がこの壁を乗り越えられなくて諦めているのではないだろうか。
しかし私は既に市役所にまで行って独身証明書を発行してもらっているのだ。
証明書を受け取るときに「よいご縁がありますように」とお祈りまでされたのだ。
ここで諦めるわけにはいかない。
なお、他県の人が疑問に思うかもしれないので説明しておくと、愛媛県では「今から結婚相談所に登録するんです。いやほんと、マジで」
と言えばそれが本当かどうかは確認なしに独身証明書を発行してくれるのだ。超べんり。
ぼんやりとこのビルのあたりというところまでは分かるが、見える範囲のどのビルなのかさっぱり分からない。
たぶんここだろうという漠然とした勘だけ残して帰ることにした。なんとかなるだろう。
そして当日までにそろえるものがある。
あれ?全身写真は?
普通は顔と全身の2枚だよね。
つまりこれはお見合いをしてみなければデブかどうかは分からないってこと。なんということでしょう。
考えても仕方ないので自宅で顔を引き攣らせながら何枚も写真を撮り、その中で多少マシと思えるものを2枚選んでカメラのキタムラでプリントしてもらった。
この顔で選んでもらえるのだろうかと想像してみたけど、人には好みというものがあるし!
そして当日ドキドキしながら予約の時間の15分前に事務所に行くが誰も出てこない。
ここで合ってるのか?いや忙しいのだろうと思い、近所を散歩して指定時刻ちょうどにまた訪れる。
しばらくするとスタッフが出てきて招き入れてくれた。よかったよかった。
パーティションで区切られた2人が入れるギリギリの薄暗いスペースに、警察が尋問するかのようなライトがひとつ。
そして途中動画による説明もあるのだが、なぜ今ここでなのだ。事前に見せておけよと突っ込みたかった。
疑問は湧くがさらっと受け流し「はいはい」と登録手続きをすすめる。
「ここは結婚相談所ではないので、こちらから異性の紹介はしません」というちょっとひっかかるフレーズはあったが、ここまで来て帰るという選択肢はない。
とはならないのである。
勘違いがあるといけないので再度念押ししておくが、スタッフが悪いわけじゃない。
ここまではよくある話だ。
自宅のパソコンから自分の登録内容は後から自由に書き換えることができるが、正会員になったとしても他人のプロフィールは閲覧できない。
何言ってるのか分からない?
もう一度言うよ、何度でも言うよ。
じゃあどうやって出会うのかというと、今回と同じようにサイトで予約を取って、事務所に訪問してそこで専用端末を使ってなら閲覧できる。ということらしい。
この説明を受けたときの私の頭には、な・ん・だ・と!!!???
というフレーズがリフレインしていたのだが、君にはそのシーンが想像できるだろうか。
ちなみに私が説明を受けている間にひとりの男性が事務所を訪れ、その専用端末というもので閲覧していたことはパーティションの隙間から漏れてくる音と会話で分かっている。
めんどくさい!
猛烈にめんどくさい!
事務所のサイズや曜日によって違うが、ひとつの事務所で1日に4人から10人くらいしか予約が取れない。
ほとんどの事務所が平日の12時から17時くらいの間しか空いてない。
平日働いている人は来るなということか?
土日の枠がないなら平日は夜11時くらいまではやってほしい。
ここに登録してる人は平日が休みの自営業とかショップ店員ばっかりなのか?
当初は本登録の枠とは別に、閲覧用はもっと枠や場所がたくさんあるのだろうと淡い期待を持っていたが、そんなことは全然なかった。
スタッフがいちいち紹介してくれたり説明してくれたりするわけではなく、ただ専用端末で見れるだけだ。
説明を受け流していたので大きく誤差があるかもしれないが現在有効期間内の登録者数は1万人くらいいたはずだ。
どうやってこの人数をさばいているのだ。
そもそも誰も使ってないのか?
いやさっき男の人が来たし!
稼働はしている。間違いなく。
お相手のプロフィール写真の写真撮影は厳禁、そしてプロフィール内容のメモも厳禁。
は?
記憶してる内容をもとにした他人との相談も会員情報の漏洩に繋がるので禁止らしい。
とにかく禁止事項が多い。
昔ながらのお見合い写真なんて親族でチェックしたりするのにそれができない。
その場のインスピレーションでどんどん交際を申し込んでくださいと言われてもね。
ずらっとスペックを並べられたら考えるでしょ。一晩考えるでしょ。いや考えさせて!
絶望感に浸りながら「はいはい分かってますよ」という顔でにこやかに話を聞くわたし。
なお、相手から交際申し込みがあった場合のみ、自宅のパソコンに相手のプロフィールが表示される仕組みだ。
そして交際申し込みを了解したり、自分の申し込みに相手が同意した場合には晴れて会うことができる。
場所は両者の中間地点を基準として提携してる豪華な旅館などでスタッフ同席で会うことになる。
「まさか初めての出会いが喫茶店ってわけにはいかないでしょ?」と言われたが、全然それで構わないんだけど。
お前が言うなって言われそうだけど。
ちなみにこれから会員になろうと思ってる方に一言いうなら、出会い系サイトのように毎日メールがパンクするくらい交際申し込みがあるというイメージは捨ててください。