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はてなキーワード: バニラとは

2021-07-19

anond:20210719231340

まあラフランスフラペチーノとかバニラシュークリームの方がおいしいけどね。

スイカとか梨とか飽きる味でおいしすぎないところがいいのかも。太らないので。

[]

海鮮ちらし3段重ランチ御膳(いくらと炙りサーモン海鮮重・握り鮨・お造り・はもの紫蘇揚げ・さわらの西京焼き・赤出汁日向夏アイスなど)

鰻棒寿司セット(鰻棒寿司天ぷら茶碗蒸し・吸い物など)

しあわせ届けるバニラミルクくりぃむぱん

2021-07-14

昔のレディーボーデンが食いたい(´・ω・`)

ロッテじゃなくて明治乳業が売ってた頃。


バニラの白よりも黄色っぽくて、こってりとしたコクがあって

はちみつの独特の香りと甘さが感じられるプチ贅沢アイスクリームだった(´・ω・`)

2021-07-12

つくり話みたいな1日だった。

朝に食べたアンパンから始まるお話し。

まあ書いたところで信じてはもらえんだろうから

そのうちに機会があれば脚色して

より嘘松っぽく。

にしても、あたふたと炎天下で動きまくったか

汗まみれで塩を吹いてしまった。

日焼け止めも持ち出してなかったから焼けてしまった。

まあしょうがない。

ご褒美で買ってもらったポテトの塩がたまらなく

おいしかったしシェイクバニラも甘くて最高だった。

から、よしとしよう。

2021-07-06

anond:20210706185056

この前バニラ頼んだのに白桃のが出てきたな

白桃のが高いから損はしてないけどバニラ欲は満たされなかったかリベンジたかったのを思い出したわ

シェイクバニラ飲みたいなあ。

ああでも一度飲むとクセになるからなあ。

今年はまだ一度も飲んでないのだけれど、

一回飲むと体が欲するようになるんからなあ。

どうしよう便利世の中、

モバイルオーダーとかあるから

サラッと電車の中でオーダーして

サラッとテークアウト出来るからなあ。

イキりながらオーダーしてしまおうか?

でも太るからなあシェイクバニラはさあ。

どーしよ。

2021-06-25

書いたな!僕の前で和姦官能小説の話を!

↑一度言ってみたかった

https://anond.hatelabo.jp/20210625070958

こちらに官能小説の作者の方が書かれているので、読者側として最近思っている事を書き捨てる。男性向けから見えてる話です。

何が言いたいかというと、

伝統的「官能小説」が和姦中心になっている

親愛なる増田に集う諸君官能小説といってまず思い浮かべるのは、恐らくこれでしょ

https://www.france.jp/

リンク先は当然アダルトサイトなので注意。以下同)

言わずと知れた天下の三笠書房がやっている官能小説ブランド。ここは昔はほぼ全てが陵辱モノだったのだが(※1)今ではラインナップの半分程度は安定的に和姦である刊行月によれば、7割8割が和姦である時もある。(和姦じゃ無くて「誘惑もの」なんて言い方もされたりするけど)和姦以外は、昔からフランス書院文庫を支えてきた大御所作品手あることが多い気がするので、新人はほぼ和姦ではないかと思われる。

(※1 やんちゃだった頃のフランス書院文庫は、別荘に拉致監禁の上最後四肢切断に至るやつとか、旦那人質にとって一家まるごと陥れるやつ、違法薬物を使って云々とか、ダイレクト痴漢を題材にして気持ちよくさせて女性を屈服させる、とかそういうのがほとんどだった)

もう一つ、現在も生き残っている伝統官能小説ブランドとしてのもう一つマドンナメイト

https://madonna.futami.co.jp/

こちらは割とフランス書院より転換が遅かったが(※2)今だと、陵辱モノの固定ファンが付いている大御所を除き、ほとんどが和姦ものという状況である

ただ、和姦であってもいわゆる「男の夢」でファンタジーなのだけれど、これに象徴されるように、どうも最近官能小説も和姦が売れ筋のようである

(※2 2010年代のつい最近まで、ランドセルを背負う描写のあるヒロインを実質だまくらかして教師主人公が云々、みたいなのが結構あった。っていうか、一時期やたらとロリータ系がやたらと多かったよね)

そのほかの官能小説レーベルほとんどが和姦前提

たとえば、双葉文庫などは、一般小説官能小説も両方同じレーベルで出しているけど、ここの官能小説、ここ10年の作品100% 和姦。青春小説風味みたいなのが多い。

どうやらレーベル規制があるようで、登場人物は基本18歳以上、若くても大学生であるアラフォーが中心の奴とかもたまにはある(※3)

やってることはそりゃ男性向けなので、不倫テーマにした作品はあるし、コンドームをつけるというような描写は直接は登場しないけれど、元増田作家の方が書かれているような内容は概ね網羅している。

(※3 仕事疲れた主人公独身で生きていこうと山奥の家を買ったら、何故かそこに美女がやってきてハーレム状態、とか、これ異世界転生ものだよね?スローライフラノベじゃん)

一方で、ジュブナイルポルノレーベルから発達した方は?

ジュブナイルポルノなどから発達した官能小説レーベルがある。例えば代表格がこれ。リアルドリーム文庫

https://ktcom.jp/rdb/

これのラインナップ見ると、最盛期のフランス書院文庫のようなヤバい奴はないとはいえ寝取られに陵辱がメインになっていることがわかる。

次に、エロゲノベライズからスタートしているパラダイム出版のオトナ文庫

http://parabook.co.jp/novels/otonabunko.php

これも陵辱ものや、催眠脅迫系がメインになっている。

なんでこんな事になっているかというと、

と言う事じゃ無いかと思われる。

結論:みんな読んでみて

官能小説というと時代遅れのようなイメージになっているけれど、ちゃん時代によって変化しているので、もし気になるのがあったら一度手に取ってみてほしい。

過激表現をしたエログロ漫画広告があふれている。おなかいっぱいというか、胸焼けするような表現で、全く股間に響かないと言う人も多いだろう。

そんな人でも、官能小説はわりとそこに至るまでの心理描写というかをそれなりにやっていて、シチュエーションを描いている事が多いので、こちらの方が合うかも知れない。

一度手に取ってみてほしい。とりあえず、エロゲ系に少しでもなじみがある人は、高橋由高作品から青春小説のものがお好きな場合は、橘真児作品からおすすします。

おまけ:女性向けは?

おっさんなので専門外だが

https://tiara.l-ecrin.jp/c/index.html

ティアラ文庫オパール文庫は抑えておくとよい。男性向けより心理描写なんかが丁寧だし、元増田のやっちゃいけない原則は(ほぼ)守られている。

コンドームをつける描写が、胸キュン死語ポイント的にきちんとあるのもよい。

一方で戦闘中描写が非常に淡泊ではあるけど、それをもってあまりあると思う。

そのほか、探すキーワードとしては

なんかがよいとグーグル先生が教えてくれた。ティーンズラブって言われた文化を引き付いているほうですね。

よく女性シチュエーションを大切するが、男性即物的表現でないと売れない、と言うのが定説だと思うのだけど、少なくとも、官能小説に限ってはそれは違うんじゃ無いのかなと思っている。

おっさん特定作家を好きだとか言ってもキモいだけなので具体的な作家名は挙げないけれど、手に取ってみてほしい。

2021-06-22

いつになったら爽のチョコ味は復活するの?

俺は無類のチョコ好きだそんで爽が大好きだ

その二つが組み合わさった最強のアイス爽のチョコ

ガキの頃見かけてはおねだりして買ってもらいアホのように食っていた

その爽のチョコ味だがいつのから店頭から姿を消した

それから十年以上経つがその間に復活してたかされてなかったのか知らんが全く爽のチョコ味を見かけない

チョコチップが混ざってるバニラだったりチョコバニラが混ざっていたりと紛いものは発売されるのだが純粋チョコ味がない

茶色パッケージを見るたびにドキッっとしてとうとう復活きたか?と思ったらカフェオレ

茶色パッケージチョコ~味、おいおいとうとう復活きたぜええええええええと思ったらチョココーヒー”味

消費者なめんのも大概にしろ馬鹿野郎!!!!!!

どんだけチョコ好きおちょくってんだよてかさ普通アイスを並べるときってさバニラがあれば普通チョコだよね

虎と並びたつものは竜ってぐらいセット販売してないとダメな味だよねそれを毎回コーヒーだのイチゴ練乳だの三番手番手の味ばっかり出してから

なんでそんな頑なにチョコ味出さないんだよ何?値段あがっちゃうの?そんなの全く気にしないよ?

俺だけじゃないよね?爽のチョコ味待ってるのいやもう本当復活させてくださいお願いしま

2021-06-19

父の日によせて

父のことを思うとき、いつも思い出す光景があります

それはある週末、スーパーから自転車で、自宅までの帰り道。

当時私は24か25で、週末は友だちと会ったり、都心に買い物に行ったりすることが多かったんですが、なぜかその日は久しぶりに、父と自転車西友に行くことになったのでした。買い物のためというよりも、恒常的に太っていた父の、運動のためだったかもしれません。

スーパーから家まで自転車10ちょっとの道、なんとなく父が先を走り、私が追いかけていく中で、自然と父の背中が目に入って、思ったんです。

あれ、パパの背中、思ってたより小さいんだな…と。

身長170cmちょっとに対し体重は90kg近くあり、どちらかというと「大きい」印象を与える父でしたが、背中丸めママチャリをこぐ姿は、食卓ビールウィスキー焼酎ちゃんぽんで飲んで管を巻いているときよりも、少し縮んだように見えました。

父はその頃60歳近いので、多少は本当に縮んでたのかもしれませんが、小さく見える理由はそれだけじゃないこともわかっていました。私が就職したことで、私のほうの見え方が変わっていたんです。

その頃はネットバブルと言われた時期の真っただ中で、私はそんな会社ひとつに、運良く入れていました。

そこは日本ではわりと大きな「ITベンダー」とか言われる会社の子会社だったので、親会社からエラい人が続々と天下ってきていました。でも当時まだ光ファイバーはおろかADSLすらほとんど普及してない時代Windows 95が出てから数年って時代なんで、大手ITベンダー出身のはずのエラい人たちでも、じつはパソコンほとんど使ったことがなかったり、せいぜいメールの読み書きができる程度だったりしました。そんな人たちがいきなり、ネット会社役員として送りこまれてくるわけです。しか親会社セミナーと称して顧客集めのイベントを開いて、子会社に送り込んだ役員を登壇させ、「ネット御社ビジネスが変わりますよ」みたいな話をさせるんです。

そこで私がやってた仕事ひとつが、子会社に来て早々に付け焼き刃トークさせられる役員のために講演資料を作ることと、講演当日のカバン持ち(会場のプロジェクターパソコンつないだり。当時はパワーポイントみたいな大きなデータ相手先に送るのも、容量制限でできなかったりしたのです)でした。私自身もその会社に入るまでネットほとんど触ったことのないニワカだったので、資料作りといっても実際はもっとコアな先輩社員に依頼してネタ出ししてもらったりする、窓口的な役割です。

そんな、ニワカな私がニワカな役員サポートする不安な構図だったんですが、講演はそれなりに(多分)好評で、親会社主催のものだけでなく外部のイベント出張っていくこともありました。大きなホテルの「なんとかの間」とかの華やかな壇上で、スポットライトを浴びながらネットビジネス活用を語る役員たちは、頭頂部が多少ハレーションしていても(だからこそ?)、いかにもエラい人っぽく見えました。エラい人「っぽい」だけでなく、ニワカであっても数百人を相手に堂々と話ができる、それは一朝一夕には身に着けられないスキルだと今でも思います

大企業出身エライ人たちはトークができるだけでなく、部下の扱いも丁寧で、いや私が若い女からということもおそらくあったのですが、とにかくそういった講演サポート業務の後は、「お礼」と称して素敵なレストランなどに連れて行ってくれました。私はただ窓口になっただけなので、と言うと、じゃあネタ出ししてくれた人たちもみんなで、となり、ずいぶん大人数でごちそうになることもありました(それが会社お金だったのかポケットマネーだったのかは不明)。

そんなわけで私の会社の人たちは、上司も先輩も同僚も、そこそこ大企業文化の中にいて、都会慣れしていました。「肩で風を切る」ってほどじゃないにしろ、少なくとも必要ときには背筋を伸ばして堂々と振る舞える、そんな人たちが、いつの間にか私にとっての「普通」になっていたのです。

それに対し父は、そんな平成っぽいスマートさとは無縁で生きてきました。そもそも、なぜ私が父を「パパ」と呼ぶことになったのかまったく理解できないような「おとっつぁん」的な風貌だし、人前で話す機会があるとしたら会社の朝礼か親戚の法事くらい、しかも話がムダに長くてつまらない、と家族の中で有名でした。素敵なお店なんか結界が張ってあると感じていたらしく、まれ家族旅行で伊豆ホテルに行ったときには、入り口から赤いじゅうたんが敷いてあることにおののき、「あのー、この、じゅうたんの上、歩いていいんすけ?」(いつも語尾がモゴモゴしている)と質問して失笑を買った、とか、ファミレスアイスクリームを注文するときに、「フレーバーを選ぶ」という概念をまったく知らず、「えーこの、バニラチョコレートストロベリーアイス、頼んます」と全フレーバーを読み上げたとか、そんなエピソードには事欠かない人なのです。

そしてその日も、うら若い娘とお出かけの機会だというのに、会社作業服だか私服だかわからない、着心地だけが最高の服装で、ボロボロママチャリに乗って、西友に行くくらいしかできないのです。

でも私は、だからといって、父の存在が恥ずかしいとか、引け目を感じるとかいうわけでもないな、とも思いました。

しろ、その小さな背中にかかっているものの重さを、改めて感じたんです。

岩手県の奥地でだいたい10兄弟の3〜5番めくらいに生まれた父(兄弟姉妹の半分くらいが子どものうちに亡くなってるのでいろいろ曖昧)は、中学校卒業すると集団就職上京し、小さな運送会社に入りました。最初は15歳で運転もできないので、助手として荷物の積み下ろしから始めて、18歳で免許を取って運転手になり、20代でその運送会社社長の娘と結婚、30代で子どもが生まれ、それが私の姉と私になります。姉が生まれたあたりから家族会社のすぐそばに住むようになり、姉と私は毎日祖父や父、社員の人たちが働く姿を見ながら育ってきました。

祖父会社オイルショックかいろいろありながらも、高度成長期バブル景気でそこそこに拡大、多いとき社員(「若い衆」と呼称)数十人を抱えるまでになりました。祖父会社仕事より、地元運送業の顔役的なことをメインでやるようになっていたので、成り行き的に父が現場の切り盛りをしていました。

でも90年代バブル崩壊以降は会社の業績が右肩下がりになり、銀行から貸し剥がしを受け、頻繁に資金ショートするようになっていました。高度成長期に「若い衆」だった運転手さんたちも実際はもう全然若くなく、平均年齢50歳くらいになっており、お子さんがいる人たちもたくさんいました。2021年の今と違って景気は悪く、ネット通販からドライバー需要も発展途上で、万一倒産した場合ベテラン運転手さんでも簡単に次の仕事が見つかる見込みはありませんでした。

これがドラマだったら、私みたいなネット企業で多少の経験積んだ娘が家業に乗り込み、会社ITで立て直し、引いては業界全体を改革していく…となりそうなところです。でも、そうはなりませんでした。まず私自身、いきなり乗り込んで何か改善できるという自信がなかったし、何ができるかもわからないのに親のコネ会社に入るなんて、社員の人たちに申し訳ないと思っていました。また祖父や父には、私に苦労をかけたくないという思いもあったのだと思います

なので私としては、今にも倒れそうな会社というボロボロ自転車を、とにかく倒してはいけない、続けなきゃいけないんだという思いで漕ぎ続ける父を、ただただ後ろから、見守ることしかできなかったのです。

大きくて、小さくて、でもやっぱり大きくて温かい、父の背中

高価なスーツを着てスポットライトを浴びることもなければ、お洒落レストランに部下を従えていくこともない父だけど、私はどんなに誇りに思っていることか。

西友からの帰り道、緑道にかかる橋をのろのろと上っていく父の背中を見ながら、パパの子どもに生まれて本当に良かった、と思いました。

…こういう話って普通結婚式のときかにするんですよね。

照れくさくてなかなか言う機会がなかったんですが、このコロナ下でなかなか会えないので、今やっと言葉しました。

直接言えよって感じなんですけど、まあ、こういう人たちもいるよってことで、この場所に置かせていただきます

2021-06-15

原宿駅

 ある日の暮方の事である。一人の少年が、原宿駅の跡地で雨やみを待っていた。朽ちた柱に蔦の絡みついた、いまにも崩れ落ちそうな原宿駅跡地は、その昔、若人が大勢集う、たいそう賑やかな駅であったという。かつてこの地は「原宿」と呼ばれており、商いで栄えていたそうな。今は広大な荒れ地が広がり、かつての栄華は見る影もない。少年荒野の真ん中でただ一人きりであった。ただ、所々地面から、かつてのビル群の瓦礫が顔を出している。少年は雨が止むまで、その瓦礫を見詰めて暇を潰すことにした。あれは、セシルマクビーピンクラテ、そして…Q-pot CAFE少年歴史がたいそう得意であった。

 何故原宿がここまで荒れ果てたかと云うと、七十年ほど前、東京には、疫病とか五輪とか不況とか云う災がつづいて起った。そこで人々は住まいをこぞって京都に移し、それに続いて都も移された。およそ二百五十年ぶりの遷都であった。人の消えた東京さびれ方は一通りではない。荒れ果てたのをよい事にして、狐狸が棲む。盗人が棲む。半グレがでかい顔をする。バニラ業者が日夜騒ぎ立てる。とうとうしまいには、行く当てのないジャニオタたちが夜ごとに集って、オフ会をしているという噂さえ立った。そこで、日の目が見えなくなると、誰でも気味を悪るがって、この近所へは足ぶみをしない事になってしまったのである。そうして七十年の時が経ち、いつしか原宿」というと、平成・令和時代の亡霊が往来する呪われた場所としてひろく知られるようになったのだ。

 少年も、ほかの大ぜいの若人と同じように、危ないので原宿には決して近づかぬよう、両親に硬く命じられていた。しかし、少年には原宿に来なければならぬ断固とした理由があった。病床に付している、かつて量産型女子であった少年祖母が、「冥途の土産Ank Rougeが着たい」と所望したのである少年は、祖母が好きであった。特に祖母のつけるジルスチュアート香水香りにつつまれ眠ることが大好きであった。その祖母が、いまはシンプルアースカラー入院着に身を包み、力なく微笑んでいる。入院着は、無印良品であった。少年は大好きな祖母のため、アンクルージュの服を見つけてくることを決意し、家をそっと抜け出してきたのだ。しかし、七十年も前の服を探し出すことは、とてつもなく困難であった。旧東京二十三区内を隅々まで探しても見当たらない。それもそのはず、量産型女子はとうの昔に、国の絶滅危惧種指定されていたのだ。少年祖母は、その数少ない生き残りであった。

 歩き疲れた少年は、とうとう、禁じられていた原宿に足を踏み入れた。暗く、恐ろしい場所であった。荒野の真ん中にぽつねんと佇む原宿駅跡地には、多くの人の怨念が染みついているかのように思えた。少年時計のある屋根の下に腰掛け、雨が止むのをぼんやりと待っていた。頭上には、どこからか集まってきた鴉が輪を描いて飛んでいた。

どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んでいる暇はない。選んでいれば、大好きな祖母は悲しみのうちに死んでしまうばかりである。尤も、痴呆の入っている祖母は、たとい思い通りの恰好ができたとしても、何もわから粗相をして汚すだけかもしれない。しかし、心持の優しい少年は、祖母エンディングノートに書かれていたことはなるべく叶えてあげたいと思っていた。手段を選ばないとすれば―少年は、そのあとに来るべき言葉の余りの恐ろしさに小さく震えた。「盗人になるよりほかに仕方がない」などというおぞましい考えが一瞬でも頭をよぎったことが、信じられなかった。しかし、一度心に生まれたその思想は、少年の心にずっしり居座り、どうにも振り払うことが出来ずにいた。

 それから、何分かの後であるマツモトキヨシ原宿駅表参道口店跡の辺りをうろつく人影が見えた。少年は、こんな場所にも人がいたのかと大そう驚いた。夕闇によく目を凝らしてみると、どうやらひとりの老婆が何かを探しているようなのである。この雨の夕方原宿をうろついている人間は、ただ者ではない。少年は両親の忠告を思い出し、身震いをした。しかし、老婆が何かてがかりを知っているかもしれぬ。少年は立ち上がると、小雨の降りしきる中、恐る恐る、老婆に声をかけに行った。

「おばあさん、すみません

老婆はゆっくりと振り向いた。少年は、振り返った老婆の姿を見て、その余りの恐ろしさに、顔をしかめた。桑色のシャツを着た、背の低い、痩せた、白髪頭の老婆である。右の手に黄色ビニール袋を持ち、左の手に、大きな紙袋を持っていた。紙袋には、けばけばしい装飾が施されている。見るとそれは、山田涼介イッピ袋であった。

ジャニオタだ。少年歴史資料集で良く学んでおり、ジャニオタを知っていた。日本史安藤先生がいうところによると、ジャニオタは四十年ほど前に最後の一人が観測されて以来、日本から姿を消したという。まさかジャニオタに、生き残りがいたとは。少年は、大そう驚いた。

「なんだい…」

老婆は唸るように呟いた。地の底から響くような、恐ろしい声であった。少年勇気を振り絞り、老婆に尋ねた。

「お忙しいところすみません、すこしお聞きしたいことがあるのですが。」

「他を当たっとくれ。私は急いでいるんだ。」

後生です、他の人が居ないものですから。」

サロン体験ならお断りだよ。」

「違います。探し物をしておりまして。

ところでお婆さん、そんなに急いでどこに行かれるのです。」

ライブ戦前ジャニショに行くのさ…ケンティーオフショを買いにね…」

そういうと老婆は、うつろな瞳で前方をじっと見た。そこには荒野が広がるばかりであった。それを見た少年は、腹の底から寒気が上がってくるのを感じた。ジャニショ。それはかつてこの地にあった多神教神殿であったと聞く。かつては多くの信者が通い詰めたその神殿は、しかし、原宿から渋谷へと拠点を移し、遷都とともに東京からもなくなってしまったと聞いている。全て七十年前の出来事だ。今となっては跡形もない。この老婆は、いまでもジャニショ存在を信じ、この場所をうろついている。うわさに聞くジャニオタの亡霊だろうか。少年身体は恐怖に震えた。

「おや…お前は」

かに気が付いた老婆は、少年の顔をじつと見詰めた。その濁ったうつろな瞳には、真っ黒なカラコンが不自然に張り付いていた。少年は後ずさりをした。

「お前はまちゅくのショタ時代そっくりじゃないか

ええ、もっとよく顔をみせておくれ」

そう叫び声をあげると老婆は、少年の顔をつかもうとした。少年はきゃあと叫び、踵を返して逃げようとした。しかし恐怖からか足がもつれ、少年の体は地面に叩きつけられた。何とかもんどりうって逃げようとする少年に、老婆が覆いかぶさる。

「ああ、尊い尊い。」

老婆はうわ言のように呟きながら、少年の腕や顔をベタベタと触った。少年の恐怖心は、次第に、老婆に対するはげしい憎悪に変わっていった。二人は荒野の中で、しばらく、つかみ合った。しか勝敗は、はじめからわかっている。少年はとうとう、老婆の腕をつかんで、無理にそこへねじ倒した。老婆は細い体を大きく震わせ、肩で息を切りながら、ぴえんと泣き叫んだ。

ファンに、ファンにそんなことをしていいと思っているのか。」

「知らぬ。第一、僕はジャニーズではない。」

少年は老婆を見下ろし、吐き捨てるように言った。心のうちで、老婆に対する憎悪侮蔑が、大きく燃え上がっていた。そうして、あることに気が付いた。老婆の纏っている布切れである。すっかり薄汚れていて気が付かなかったが、これはいつか歴史資料集で見た、アンクルージュのフリルカラーチェックワピースではないか。チェックの模様に、けばけばしいフリル。そうに違いない。それを見ると、少年の心にあるひとつ勇気が生まれた。それは、老婆に出会う前は決して存在しえなかった勇気であった。

ファンにこんなことをして、貴様アイドルとしての自覚が足りぬわ。」

「言いたいことは、それだけか」

老婆の話が終わると、少年は嘲るような声で念を押した。そうして、老婆の襟上をつかみながら、噛みつくようにこう云った。

「こんなことをする者は、ファンではない」

老婆はそれを聞くと、目をかっと見開き、呻き始めた。少年は、すばやく、老婆の着物を剥ぎとった。それから、足にしがみつこうとする老婆を、手荒く瓦礫の上へ蹴倒した。かわいそうな老婆の周りには、胸元に大事仕舞われていたしわくちゃの青い振込用紙がはらはらと散らばった。少年はそれを一瞥すると、薄汚れたワンピースをわきにかかえ、またたく間に原宿の闇に駆けていった。

しかし、嗚呼、何と残酷なことだろう。老婆からはぎ取ったワンピアンクルージュではなくミオレミューだということを、少年は知る由もない。

 その後、原宿にうろつく亡霊の噂は、はたと途絶えたという。

[] がヨーグルトの味の違いがわかるとは到底思えない

ただ海外行きまちた!がしたいだけの 食に興味無しのドケチ or バカ舌だから真に受けない方がいいぞ

▼その見本のブクマカたち

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210613151513

▼ 関連増田日本で食うほうが劣る食べ物

anond:20210613151513

 

強いて言うなら、ノンホモ、全乳、有機JAS あたりで検索したら?

生乳以外の混ぜ物が入ってなくて牧草で育てた乳牛のヨーグルトを選ぶといい

 

たとえばお安いブルガリアヨーグルトなんかだと『原材料名:生乳、乳製品』となってる

この乳製品とは、クリームバター脱脂粉乳のこと

ブルガリアヨーグルトLB81プレーン原材料の【乳製品】とは何ですか | 明治 | Q&A お客様質問にお答えしま

http://qa.meiji.co.jp/faq/show/1421?site_domain=default

 

混ぜ物が入ってるヨーグルトとそうじゃないヨーグルトだったら個人的には入ってないヨーグルトのが好き

もちろんその分値段高いけどね

 

牧草飼育有機JAS認定必須とするとスーパーに無い確率高まると思うけど

ノンホモヨーグルトくらいだったら比較的どこでも置いてると思う

ねぇよの場合(あるのか?)、コープJAJAのファーマズマーケット道の駅かそこそこお高めスーパーorデパ地下行くといいと思う

面倒ならググって通販しろ

 

ギリシャヨーグルトのぉとかバニラフレイバーのぉ低糖のぉとかだったら知りませんね

豆乳ヨーグルトでも食ってろボケって思います

 

anond:20210614111711 anond:20210811011601

anond:20210614111711

スーパーで一番安く売ってる奴でいいよ。

ヨーグルトなんてだいたい全部似たようなものだし。

砂糖の代わりにパルスイートとかの人工甘味料で入れたり、

スーパーカップとかのバニラアイスでも入れて食べると美味しいよ。

財布に余裕があれば、はちみつ入れてもいいかも。

2021-06-10

anond:20210610142222

14:30 お腹が減ったかお粥を食べようと思ったのに冷凍ご飯が無かった そう言えば今日炊くつもりだった

しょうがいかバニラアイスを食べた MOWすき

2021-06-09

anond:20210609151051

モルティーとは、麦芽のもろみに由来する旨味に富んだリッチ香りのこと。

エステリーとは、熟成による甘く華やかな香り。華やかさがふくいくと立ち昇れば、

フラングラント(芳香性の)と評価され、リンゴ西洋梨のような果実香をもてば、

フルーティー果実香のある)と評価される。

ウッディーとは、深い森林を思わせる落ちついた香り

焦げたオーク樽の木香があれば、バーボン様(よう)と評される。バニラ香を連想させる新樽の香り

古樽貯蔵した穏やかでバランスのとれた木香などの溶け込んだウイスキーもある。

これら以外では、

ピート香によるスモーキー香り

上質石けんを連想させるファッティー脂肪酸に似た香り)、

薬くさいメディシナルなど。

モルティーエステリー、フルーティ香りは割と初めてのヒトでも楽しめるけど、

樽のウッディーとか、石鹸のファッティーは、なかなか厳しい気がする。

2021-06-05

あわだっちゃパニクりバニラ

んじゃゲイセックスの話書く

トラバ有難う。

昭和の昔の人は苦労したんだろうな、と思うんです。

ゲイセックス

今はネットで、発展場とか、売り専かいっっぱいあるから、本当にゲイにとって自由で良い時代なんだなと思う。

よく性的嗜好マイノリティ差別がどうたらこうたらって聞くけど、

別に堂々と大手を振ってゲイです!!って表明したい気持ちなんてこれっぱかしもないし、

真剣な人には申し訳ないけどゲイ同士で結婚するつもりも全然ない。

ただ性欲、性的指向が男の人が好きなので、

そういう気持ちややろうとしていることに対して酷いことされずに、放っておいて貰えれば一番嬉しい。

あとゲイセックスも本当に酷い話は結構聞こえてきて、

乱暴レイプ紛いの話もそこそこ出てくる。

発展場に行ったんだから自己責任って言うヤツがいるんだけれどそれは許せない、

お互いの同意セックスが成立するのは男男・男女・女女の違いはまったくない、

こういう酷い事例でゲイに対する偏見は広まってほしくない。

あと腐女子系の人に言いたいけど、

男同士だって必ずしも挿入が必須、前提ってことないから。

バニラセックスって言葉は、男同士でも女同士でもあまりネットで出てこないけれど、

イチャイチャして性的興奮と絶頂は迎えるけれど、

やってること自体は穏やか極まりないってこといくらでもあるから

キスしごきあい、兜合わせでめっちゃ気持ちよくて、

射精したあとはひたすらイチャイチャしてる、ってカップルいるからね。


もう少しバニラセックスって概念が広まってほしいなあ、って思っている。

とりあえずそんなところ。

anond:20210604210814

2021-05-18

anond:20210517205623

分かるッス

斎場の横を颯爽とバニラカーが駆け抜けて行って欲しいっスよね

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