はてなキーワード: アイドルオタクとは
自分は割とよく泣く方だ、という人もいれば、自分は滅多に涙を流さないという人もいらっしゃるかと思います。
私は、人よりもすごくすごく泣くことが多いです。
そろそろ早泣き選手権の依頼でも来ないものかと思うレベルです。最近は特に、感情から涙腺へ頻繁に直行便が出ているように感じられるほど泣くことが多いです。
涙の数だけ強くなれるという割には、私のこの数えきれない涙は一向に私を強くしてくれそうにありません。
これから綴る無駄に長い私の気持ちの整理は、人によっては気分を害してしまうおそれがあります。
特に彼にガチ恋をしている方々、同ペン拒否の方々、お願いですから今すぐ読むのをやめてください。打たれ弱いので攻撃されたくないです。
アイドルオタクとして今自分に起こっている、所謂「ガチ恋」という感情を生々しく記録しておきたくて書き始めた長ったらしい独白です。
それでも大丈夫だという方は、ほんの暇潰し程度に流し見してください。
私と、ホシという1人のアイドルについて。
私の愛
クォンスニョン様
あの春の日から早数ヶ月、異例の暑さだった五月が過ぎ、日本は梅雨の季節を迎え少し肌寒い日や憂鬱な天気の日が増えてきました。
沖縄の天気は荒れているようですが
いかがお過ごしでしょうか。
連日の怠さと精神的負担に耐えきれず起き上がらなかった体を、布団の上に放り投げたまま、私は今日もまたあなたのことを考えていました。
何かを祝うことがほんの少し苦手で「それ」を言葉にすることをずっと避けてきた私ですが、あなたの23回目の誕生日に何も捧げられないのは、と思う気持ちを引き摺るので今日はもう少し向き合ってみることにします。
誰かを好きになるということ。
私にとってそれは決して珍しいことではなく、対象が身近な存在でもそうでなくとも繰り返してきたことだったのです。
ただ、人より感情の振れ幅が大きい私は「誰か1人」になってしまうことを無意識的に避けていました。どこまでも好きになってしまえるから。
そんな私のリミッターをぶち壊して、
いとも簡単に溺れさせて
足元すら覚束ないほどの「好き」の感情を
世の中には感情が淡白な人もいます。そんな方々からすれば全く理解できないことかもしれません。
それでも私は今、
どうしようもなく「あなたしかいない」という自分の心の叫びに鼓膜を震われるように、
溢れる感情に日夜きりきりと心臓を追い詰められるように、苦しい日々を送っています。
先日のショーケース、双眼鏡を忘れてしまった私は久し振りに、あなただけに囚われることなく13人を見つめる時間を得ました。
私は自分が思っていたよりもずっと、あなた以外の12人のことを大好きでした。
きらきらと眩しく胸を打ち、圧倒的に惹きつけられ視界は潤み、私は思いました。
嗚呼これだ、私が愛しているのは。
私が愛している「アイドル」という概念はこういうものなのだと。
この眩しさをただ一心不乱に追いかけ、その幸福感をめいっぱい享受することができたのでは、と。
私はアイドルを愛しています。アイドルという存在を、概念を愛しています。私が愛しているのはアイドルなのです。
まっさらな気持ちで見詰めることができないのが酷く悔しい。素直に応援できないのが情け無い。
どうして恋なんてしてしまったんだろう。
好きという感情は行き過ぎればただ呼吸を妨げ己を苦しめるだけだということ。
好きという感情は人を生かしも殺しもするということ。
今の私は間違いなく異常でしょう。
然し、可笑しな話ですが私には、
恋をした相手がたまたまアイドルだっただけ、偶然、生まれた国も文化も違う人だっただけ、
などという風に思えてしまうのです。
アイドルが好きな者としてアイドルのあなたをただ追いかけたいだけなのに。
我儘な心はあなたの隣に立ってみたいと嘆き、あれだけ大好きだったコンサート中でさえ己の醜い感情に絶望し、呆然と涙を流してうまく息が吸えなくなってしまう。
目を背けたいのに見つめていたい。
「好きすぎるから嫌いになりたい」
叶わない夢を見て苦しむのはもう
今度こそ、今度こそは、終わりにしたい。
もうやめよう彼を好きでいるのは。
食事も喉を通らない、まともに寝付けない。胃痛と頭痛はひどくなる一方。
彼を好きでいることをやめなければいけない。
このままじゃ私の命が枯れてしまう。
報われることのないこの日々はいつ終わるのでしょうか。
ねえ、ほしくん、すにょんくん。
私すにょんくんの全部が好き。
どんなすにょんくんでも好き。
例えばすにょんくんが世界中から嫌われて否定されても私はすにょんくんが好き。死ぬならすにょんくんに殺されたい。すにょんくんのために死ねる。
すにょんくんが私の心臓を握ってるの。
こんなどろどろした気持ちでいっぱいで
わがままばかりでごめんなさい。
出会えてよかったと心から笑えるようになるから。それまではどうか
あなたに恋をしたまま生き延びることを許してください。
母国語が違うということ。
私が思うに、誰が何と言おうとそれは、
お互いの言葉をそのまま何のフィルターに通すこともなく受け取ることが、生まれてから死ぬまで一生不可能だということ。
普段言語に関わることを学んでいる私にはその事実が特に重くのしかかります。
私はあなたの言葉を「聞いて」みたかったし、私の言葉を「わかって」ほしかった。
もちろんあなたの言葉を少しでも自ら理解する努力を怠りたいわけではないけれど、翻訳された言葉は、私にとっては代替品に過ぎなくて、それが悲しいのです。
もうこの世に私がこうして生まれてしまった以上これは致し方ないことだから
一生伝わることのないこの愛をここに記します。
すにょんくん、
と、
愛に満ちた光に包まれるあなたをこの瞼の裏に蘇らせ反芻しながら、笑顔で帰路につきたい。
喜びの涙を流したい。
隣国の片隅より愛を込めて
顔面がブスだからと心の中で言い訳をして、全てを諦めていたけど、本当は美少女になりたかった。
身も心もキラキラと輝いてる美少女に本当は憧れていた。それになりたかった。だからアイドルオタクになって、女性アイドルを応援していたのだと思う。
美少女になりたい、その感情を否定するために、私は自分の心にオッサンを宿した。私の心の中のオッサンは、美少女を消費し続けた。美少女達を客体化して、私は少女の顔に、身体に、声に、萌えまくった。
自分の中の美少女願望を、自分の中のオッサンに消して貰っていた。美少女になれないから、私は少女を丸ごと食べようとしたのだと思う。オッサンがオナニーするのと一緒だった。
私は、あの子になりたいけど、なれないから、あの子を性的消費してたのだ。
本当はあの子になりたかった。アイドルは私にとって、この世で一番輝いている存在。私は同じ女として、あの子と比較対象にもならない、足元にも及ばない存在。
そう思ってたけど、でも、私だって本当はオッサンじゃなくて女なんだ。
心の中にもうオッサンを宿さずに済むようになりたい。心の中を女の子にしたい。
まだ、私は20代だから、遅くはないのかな。いや、大分遅いとは思う。もう同い年のアイドルはアイドルを卒業しているし。
でも、私は私だけのアイドルになりたい。私の理想とする私になりたい。
ルッキズムは悪と言われるけど、可愛いのはいつでも正しい。私自身ブスだからこそ、そう思う。
可愛くなりたい。あの子になりたい。ずっと蓋してた感情が最近溢れてて、困っている。だって私はブスだし、整形する勇気もない。
それでも、私は一歩くらいは踏み出したい。似合わないと言われても、自分の好きな服を着たいし、その為に可愛いメイクをして、可愛いヘアスタイルをしたい。ブスでもそれくらいの努力はできるよね。
私は可愛くなりたい。
アニメとかガンダムとか好きなオタク気質な人間だったけど、普通に生きようとして、それなりに普通に生きてきたと思う。
(人からしたら)おかしくなったのは、嫁が私を子供の父親として見だしてからだと思う。
両親が酒クズだったので、酒は飲まないかと思いきや、15ぐらいから酒クズ(とはいえ、飲む機会がそれほどないから支障はない)に落ちる。
その時の彼女(その後結婚したから以後は嫁で統一)は好きだったし、真っ当な人生との唯一の接点だと感じてたし、クズの父親と自分は違うってところを証明したかったから、専門学校行って就職して結婚した。
一流企業の孫会社で基本給は15万ぐらいだったけど、残業代出たし、結婚資金貯めて盛大な(といってもトータル300強)の結婚式挙げれた。
(括弧が多いのはウザいと思うのですが、どうしてもそのようにしか書けないです)
数年間、リア充の巣窟みたいな嫁ネットワークでBBQしたりキャンプしたりして充実してるぶってた。
特に今思えばおぞましいのは父子4~5組で行ったパパ友キャンプ。
いや、楽しかったんだけど、自分がそういう場で楽しめてるっていうのを思い返せばしんどい。
なんだかんんだあって、第二子生まれて、そっから歯車が狂い始めた。
周りは回ってるけど、かみ合ってないのに、無理して回ってるフリをしていたんだ。
でも帰りたくもない。
仕事は残業を減らす方向に動いてたから早く帰れたけど、家に居場所がないのです。
勝ったり負けたり。
勝った時に、(当時はおっぱぶのすばらしさ知らなかったから&嫁に対する裏切りとかも気にしてたから)
それでも、(両親とはほぼほぼ絶縁に近い感じだったので)祖父母に小遣いもらって
とりあえずパチンコ行って(負けたら運がなかったという言い訳)勝ったらオナクラ(触れ合うことのないとかいうことはなかった)。
そんな時期に、私を救ってくれたのが、一人でも行ける飲み屋。
たまたま飲み屋のお客さんにアイドルオタクが居て、アイドルオタクになった。
月の予算はお小遣い+αの数万円だったけど、数百万の臨時収入あって、遠征民になった。
数百万は数か月で亡くなった。当たり前だ。アイドルオタクは金がかかる。想像以上に。
なんだかんだあって、嫁とは家庭内別居を経て、別居して、結局嫁から離婚を言い出された。
離婚して、養育費やらで生活に余裕はあるとは言えないけども、それなりに遊べてる。
しばらくはアイドルオタク続けてた。
けど、性欲の問題が出てくる。
アイドルは性欲(やら色恋沙汰)とは切り離して考えてるつもりだから、はけ口が要る。
そこに全てがあった。
夢見りあむ、最終順位3位。
これを目にした時「オタクちょろいな~w次はもっと応援して1位にしてよwww」みたいな調子に乗ったコメントをすると思っていた。
「ぼく頑張ったか?努力なんてムダムダの無駄じゃん!アイドルってなんなんだよぅ」
さすがに驚いた。
夢見りあむはこんな子だったのか。
「ライト振ってるあいだは、何者でもない自分を忘れられたし。誇れることがなんにもない自分を忘れられたもん……。でも、そんなぼくがステージに立ったら、申し訳なさすぎだし!」
アイドルオタクである彼女は、アイドルの世界にある種の理想を見ていた。
普段我々がいる薄汚れた世界とは違って、尊くキラキラしたアイドルの世界。
そこには「アイドルは努力家で、アイドル界は努力が報われる世界」という理想も少しはまじっていたのではないか。
ゆえに彼女の総選挙を受けての発言をもう少し噛み砕くなら、こんな感じではないか?
「ぼく頑張ったか?(何もしてないぼくが、滅茶苦茶努力してきた子たちより上位に入れてしまうなら)努力なんてムダムダの無駄じゃん!(アイドルは努力が報われる世界じゃないの?)アイドルってなんなんだよぅ」
結果として彼女は、自らの手で「真摯な努力が報われる世界」という理想を破壊してしまった。
自分があっさり上位に入ったことで、アイドルの世界は尊くも、素晴らしくもないものだと思い知ってしまったのだ。
努力よりも、過去の積み重ねよりも、話題性が優越するということだ。
勿論最近の総選挙はずっとその傾向があったが、彼女はそれを露骨に可視化してしまった。
しかし来年度以降、彼女は自らの手で劣位を証明してしまった「努力」を武器に戦わなければいけない。
「話題性」という武器を十全に使うことができるのは、今だけだからだ。
今回の総選挙でボイスを獲得したことにより、彼女の声を担当する声優が現れる。
それに伴い、以前ほど過激な弄りがしづらい風潮になることは想像に難くない。アイマス界隈は息苦しいところなのだ。
目新しさもやはり日ごとに薄れ、今年の終わり頃にはすっかり「アイマスファミリー」の一員になっているだろう。
過激な炎上と目新しさという武器を失った彼女は、ただのアイドルとして、努力を積み重ねて戦わなければならない。
しかし、どれだけ努力しても、話題性には叶わないことは自らが証明してしまった。
彼女がこの先努力すればするほど、過去の自分に嘲笑われるのだ。
一体彼女は何をモチベーションにして、これからアイドル活動を続けていくのだろうか?
理想を自らの手で砕き、しるべを失った彼女が、それでも前向きなモチベ―ションを見つけられたなら、私は心の底から応援したいと思う。
某J事務所のオタクをやっているのですが、なんだか疲れてしまった。
私は所謂「大手垢」でもなく、現場も自分の住んでる地域に自担が来てくれた時に、自分の経済的、時間的な都合が合えば申し込むだけのオタクだ。
多ステもしないし、チケットがご用意されなければまぁ諦めるかな、みたいな。
でも前ツアーの時にどうしても行きたくて、ツイッターで譲ってくれる人を探した。
幸い相手も良い方で、楽しく自担を観ることができたのだけども。
でも名義を増やしたりするのもなんか違う気がして自名義だけで申し込みをした。
外れたらそれまでだなと思って。
ツアーが始まってから、ツイッターでレポを読む度に羨ましくなって、またチケットを譲ってくれる人を探した。
けれどそのタグで出てくる人はほとんど、「定価不可」「即決3.0〜」「相場理解」
ばかりだった。
1万もしないチケットなのに。
高額転売だ。
中には定価で譲ってくれる人もいた。
でもそのチケットを取るために名義をいくつも持っていて、そのための仲間も沢山いるようだった。
見れば見るほどなんとも言えない気持ちになった。
一部のファンがこうやって同じツアーで何公演も入って、…むしろ一公演のみ入る人なんてほとんどいなくて。みんな遠征して、何公演も当たり前に入って。仲間がいるから入りたい公演があればすぐ声をかけてチケットを譲られて。
一方で私みたいなファンは細々と当選するのを待ち、落選したらそれまで。
この偏りはなんだろうな、とか考えてしまった。
今まで考えないようにしていたのに。
それが当たり前の世界だと思っていたし、私もそういうファンになるべくツイッターでそれっぽいアカウントを作って、自担の話を常にして。
大手垢さんと仲良くしたくてもこちらは弱小垢だから相手にもされない。
仲間が増えるわけでもないのに無理して繋がろうと頑張って。
それでチケットのお譲りとか、大手垢さんたちが楽しそうにみんなで遠征してるのにいつか入れたらな、とか夢見て。
アイドルの話を好きにしたいから作ったと思っていたアカウントは、ただコネを作るためのアカウントだったと気づいてしまった。
それすらもできていないし。
気づけば私は大好きなはずのアイドルの映像も観なくなって、曲も聴かなくなった。
テレビに出るのも追いかけてないし、ラジオはタイミングが合えば聴くかな、くらいだ。
無理をして名義を増やしたり、遠征のために、多ステするためにいろんなものを犠牲にしたり。
アイドル本人たちはファンはそういう人もいるんだよねって認識はしているみたいだけど。
そうじゃないファンもいるんだよ。
お金も時間もかけているけれど、みんなみたいにはなれなかった。
J界隈が特殊なんだろうか。
新卒で銀行に入社したがうつ病になって辞めた。今は貯金で繋いで子供部屋おじさんをしている。
そんな私だが明日、人生初のヒゲ脱毛に行くことになった。そもそもきっかけは、冴えないアイドルオタクの友達からの紹介だった。
思えば働いていた頃、毎日ヒゲを剃るのが憂鬱だった。ストレスで髪は薄くなるのに、ヒゲはどんどん濃くなっていく。
退職した今も、その頃の反動もあって引きこもりつつもヒゲは毎日剃っている。しかも生まれつき肌が弱く、普通のカミソリでは負けてしまう。
電動でないと顔が血まみれになってしまう。
なんてコスパが悪いんだ。
そんなことを思い出しつつ、勇気を振り絞って電話したところ、あっさり予約完了。緊張をほぐすかのようにオペレーターも手馴れた感じの電話応対だった。
果たしてどんな結果が待っているだろうか…。
続く(続かない)
夢見りあむが可愛い。
俺はモバもアプリも入れるだけ入れて、たまに触る程度のプレイヤーだった。
そんな俺が、今は夢見りあむのためにこまめにログインしている。
夢見りあむが可愛い。
曲がりなりにもアイドルコンテンツに登場するんだし、容姿が可愛いのは言うまでもない。
ちゃんと自分の顔や乳のデカさを客観的に理解し、単純に武器としてカウントしてるとこもいい。
自分なりにアイドルに対する美意識みたいなものはあるくせに、ファンをチョロイとかナメてるとこ最高。
自分のことクソザコメンタルとか言って予防線はってるくせに、チヤホヤされるとチョロイところも愛らしい。
炎上上等っぽいくせに意図的ではなく無意識に炎上させるタイプで、実際のところ炎上は怖がってるところも人間らしい。
現代人が大なり小なり病んでる程度に病んでて、でも実家が太いんだからファッションメンヘラすんな甘えんなと断罪されるとこも。
アイドルという偶像が好きで、アイドルという存在の夢も現実も分かってて。
自分にはない輝きを放つ、羨望や願望の逃げ道であるアイドルオタクという居場所を奪ってしまってごめんな。
でも俺は、誰もが持ってる何とも言えない感情をストレートに口に出して炎上するところ。
言ってることが矛盾しまくってるし、すぐ手のひらをかえすし、一貫性もあったもんじゃねえところ。
とくにアイドルを好きな人も嫌いな人からも重い感情を向けられているところ。
どこまでも普通を装ってる人間らしくて、どこまでも偶像であるアイドルらしくて、そんなところが好きなんだと思う。
夢見りあむは、ただ出てきただけなら「ちょっと毛色の違うアイドル」くらいで、そこまで既存のファンに叩かれなかったはずだ。
夢見りあむに票を入れた大半は俺のような、軽い気持ちでほんの数票入れた程度がほとんどなんだろう。
それがまさか、シンデレラ総選挙で上位に食い込むなんて誰も思わなかった。当事者たちにとっては色んな意味で遊びじゃないんだから。
それからだ。夢見りあむに関するエントリーがよく目に付くようになった。
どれもりあむ自身、総選挙という仕組み、運営、ファン、色々なものに対する複雑な感情がつづられている。
アイドルらしくないとか、物語がないとか、選挙への冒涜だとか、自分の担当が受けた仕打ちへの恨みで応援しているとか。
登場時からのものも、3位になってからのものも、とても面白かった。
アイドルコンテンツの面白さは、アイドルそのものだけじゃなくて、それを取り巻く環境と感情にあると思う。
誰もが本気で何かを想って願って、それをアイドルという偶像に時間や金をかけて投影する。
ここに渦巻くクソデカ感情は、愛でも恋でも希望でもなく、ただただ重くて息苦しくて辛くて、でも誰にも否定できないくらい尊い。
だから、夢見りあむには頑張ってほしい。
もしトップを取ったら、もっとすさまじい怨嗟の声が見れるかもしれない。
3位から転落しても、しょせんぽっと出ファンの力なんてこんなものだと俺たちみたいなのが馬鹿にされるかもしれない。
中途半端な位置でも完全に話題をかっさらわれたんだから、トップのアイドル担当は面白いわけがないだろう。
このまま転落して、いつか再び這い上がるチャンスがあったとしたら、それこそ清く正しいアイドルとしての物語になってしまう。
どう転んでも、何をしても、絶対に誰かの何かに影響する。そんなアイドル、なかなかいないだろ。
他人事のように楽しんでいるだけでなく、俺もきっと、夢見りあむに何かを期待している1人だ。
これまで他にも色々なアイドルを見てきて、好きになって、運営とファンと自分の感情に振り回されてきた。
アイドルというコンテンツは、2次元だろうが現実だろうが本当にどうしようもない。たぶん、良いことより辛いことのほうが多い。
でも、もう、どうしようもないはずのそれがないと生きていけないんだ。
夢見りあむは、それを分かってくれる。
だから、そんな夢見りあむがアイドルという作品に何かをもたらすことを願っている。
この総選挙の結果が出た時、俺が、周囲が、一体何を思うのか。どんな景色をみせてくれるのか。
それをひたすら楽しみに、今日も微々たる票をりあむにつぎ込む。
たくさんのお気持ち表明を受けて自分も考えをまとめたくなったので書く。つらつらと書くので文中で矛盾が生じてるかもしれないが、人の思考の結果と思って流してほしい。
自分は声付き担当Pだ。といっても、自担は総選挙の頂点とはおそらく縁がない。声付きと声無しでよく対比されるが、声付き内でも越えられない壁はある。なので、声無しでも上位に入り曲をもらっているのを羨ましく思っているような、それくらいの立ち位置だ。第八回のシンデレラガールを本田未央が獲ろうが、北条加蓮が獲ろうが、夢見りあむが獲ろうが、はたまた別のアイドルがここから捲ろうが、まあ極論どうでもいい。「投票した人頑張ったな」と思うだけだ。
じゃあお前は総選挙期間中何をしているのかというと、もちろん投票している。自担と、自担が絡むかもしれない声無しアイドルに。
自分はシンデレラガールズをリリースした頃から触っている(初日ではない)。長くやっているので、当然自担意外にも愛着のあるアイドルはいる。なのでそういう子たち、特に未だ声のない子に小さく票を入れている。もちろん死票だ。ここまでの七年、この投票が実ったという感触を得たことはない。それでもやめられないのは、これくらいしか表現できる方法がないからだ。51位以下は可視化されないが、運営だけは全て見ている。だから声を上げている。
よく運営は信用出来ないと言われる。なんというか、運営は信用するものではないと思う。運営に人格を求めてはいけない。なにせこれはゲームであり、経済活動なのだ。利益のことを考えれば、売れる子だけを重用するのは当然の選択だ。むしろよくぞ未だに200人近いアイドル全員に新しいカードを定期的に提供しているなと思う。今のところ、運営が行っていることを自分は受け入れられている。それが自分が声付きの担当Pだからなのかは、残念ながら分からない。
自分が総選挙に望んでいることは「一人でも声無しアイドルに声が付くこと」ではあるが、別にそれが総選挙でなくてもいいと思ってる。というか、そちらのほうが普通だ。過去、シンデレラガールズにおいて声はいつだって突然付いた。総選挙システムこそ、脆弱性を突いたバグのようなものだろう。もし総選挙の上位が声付きアイドルで締められたならば、突然声が付くアイドルが複数生まれるだろう。そうじゃなければ作品として広がれない。まあ今年に限ってはもうすでに四人も突然声付きアイドルが増えたので、ここで頑張らなければというのはあるかもしれないが。
さて上ではあんなことを言ったが、七年やっているので当然ながら本田未央にも北条加蓮にも愛着がある。シンデレラガールになってくれればとも思う。
本田未央は今ではニュージェネだポジパだとシンデレラガールズの中心の一部のように見られているが(実際そうだが)、声がついたのはリリースから一年が経とうかという頃だったし、アニメでも構成の都合で背負わなくていい業を背負ってアンチを大量に生み出した。総選挙もこの二年連族でシルバーコレクターだ。苦労人だと思う。報われてくれればと思う。北条加蓮も様々なキャラ変遷を遂げながらついにここまで来た。去年は月末ガチャの支援もなくよく戦ったと思う。トラプリだが恐らくメンバーからの支援も少なく(神谷奈緒が属性七位に入ってるのが個人的には嬉しい。正面から加蓮と張り合ってるように見える。凛Pの動向は分からん)頑張ってると思う。
しかしかと言って、夢見りあむに勝ってほしくないわけではない。クズで、アイドルオタクで、自称ザコメンタルで、顔がいい。結構ではないか、シンデレラガールズらしいアイドルだ。コストイレブンや初登場時の安部菜々を思い出させてくれる。夢見りあむにはストーリーがないというが、ぽっと出の女がシンデレラガールになるなんていう、これ以上おかしなストーリーが他にあるだろうか。アナスタシアだって2位までは行った。それが1位になってもおかしなことはない。夢見りあむの票は声無しPのルサンチマンの結果だと見る向きもあるが、もしそうならその結果自分が小さく票を入れている子がうっかり50位以内に入れるかもしれない。今回、自分が一番望んでいるのはそれかもしれない。
愛着はあるし、面白いものが見たいとも思う。だがやはり、誰が勝とうとどうでもいいと思うのは、それが自担には関係ないからだろう。まさしくお祭りに参加しているようなものだ。その間は目一杯楽しむが、終わってみれば何もない。「ああ楽しかった、さて明日から頑張ろう」そうしていつもと変わらない、遇されてるようなそうでもないような日常が待っている。
さっきは受け入れていると言ったが、もしかしたらこれは諦念なのかもしれない。どちらにしても変わりはないが。それでも少しくらいは期待している。小さな投票が実るような、自担と絡む子が増えるような、そういう淡い期待を。
我ながら毒にも薬にもならないお気持ちだと思うが、自分のような立ち位置だとこのようなものというモデルケースの一つと思ってもらえればいいと思う。
考えをまとめられてよかった。残り二週間弱、それぞれの幸せのために頑張りましょう。
基礎を教えます。
本家:アケマスからのキャラ+星井美希+四条貴音、我那覇響。汚すことを許されず、ディスる事が許されない絶対聖域として君臨。場合によって、日高愛、秋月涼、水谷絵理というDS版アイマスのキャラを含む場合がある。
765AS:本家の2nd VISIONである。アニメのアイマス(通称アニマス)と同一視して構わない。本家ほどではないが汚してはならない聖域である。本家とは別の時間軸であると考えるべきである。(千早というキャラクターが丸くなり別人のように感じられることから)
デレマス:モバゲーから生まれたアイマス。主に本家・765ASを含まない方針であるが、世界としてはつながっている様子である。声があるアイドルと声がないアイドルがあり、声があるアイドルにも出番の格差があり非常にプレイヤー間での話題で荒れる。この時期に増田に投稿されるアイマスはだいたいこれ。
ミリマス:グリーから生まれたアイマス。本家・765ASを含む方針である。全員に声がある。ブラウザゲームはすでに終了しており、今ミリマスを指す場合はシアターデイズというアプリ版音ゲーを指す。出番格差でそこそこ荒れる。
エムマス:男アイドル版アイマス。モバゲー発。ジュピターの三人、秋月涼が出ているので本家・765ASの流れを含むが、これも多分も本家とは別時間軸として考え765ASからの流れと考えるべきである。(アニメ10話で女の子としての秋月涼が出ている時にジュピターが765プロダクションのライバル、961プロダクションで活動しているが、秋月涼が男として活動するのは本家の時間軸だからである。)女性アイドルオタク特有の同担拒否などの文化が流れているが表に出てこないので生半可に入るとやけどする魔窟とかしている。たまに増田に出没する。
シャニマス:enzaというバンナムのモバイルゲームプラットフォームから生まれたアイマス。キャラが少数で声があり、765ASに近いが、世界観は全く別物である。なので影が薄い。しかし、全人類はシャニマスをするべきである。
P:プレイヤーの人称である。読みは「プロデューサー」である。アイドル名+Pの場合は「そのアイドル担当」あり、それ以外+Pは「アイマスプレイヤー自身」を指す。
総選挙:デレマス特有の文化である人気投票の事。これが上位だと声がつきやすく、出番も多くなるので運営の方針に大きく関わる。デレマスが荒れる話題は大体ここからである。
NGTの女マネージャーが悪質ファンの嫌がらせで辞めさせられた、というデマが流れる
↓
NGTメンバーが、辞めた女マネージャーを動画で笑い者にしてる、というデマが流れる
↓
https://ngt48.com/news/detail/100003073
↓
「#太野彩香 さんと #山田野絵 さんが配信中、ガムテープをYouTuber風紹介して遊ぶ動画」該当箇所書き起し
拡散されいる動画は悪意のあるトリミングをされたもの。切り貼りされてない状態で観ると #北川マネージャー との思い出話→即興コントが自然な話の流れだと分かります https://t.co/vE3ylKuASX pic.twitter.com/Q4V89icgrV— アイドルオタク (@hakumai_0116) 2019年1月18日