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2021-05-02

コロナ対応改憲必要」57%、一理あるかもしれない

コロナ対応改憲必要」57% 共同通信世論調査

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ec1d495b848a971128aff7c5fc0dedf1a2c92ee

共同通信社は30日、憲法記念日5月3日を前に憲法に関する郵送方式世論調査結果をまとめた。新型コロナウイルスなどの感染症や大規模災害対応するため、緊急事態条項を新設する憲法改正が「必要だ」とした人が57%、「必要ない」は42%だった。内閣権限強化や私権制限が想定される緊急事態条項新設を容認する声が反対意見を上回った。長引くコロナ禍が影響したとみられる。

ちょっと長めになってしまったので、はじめに要約すると、

改憲なくとも法を生かせば緊急時行政権限をフル活用できるはず、と思ってきたが、過去公害の教訓を思い起こしてみると立法行政不作為が目立つ。

憲法の制約で権限がないのではなく、あっても使わないのが問題だった。そこにメスを入れるには、行政立法指導する上位の規律必要で、「今まさに緊急時シフトチェンジしろ

行政立法に促す仕組みが必要なのでは。それはひょっとすると憲法役割なのかもしれない。

という趣旨


+++++++

改憲の是非でいえば、基本的スタンスはノーだ。

内閣権限強化」、これは橋本行革の結果、小泉政権内閣官房の強化の恩恵を受け、その後、安倍がめちゃくちゃにした経緯から

これ以上の内閣官房の強化などナンセンスだと思うし、

現行の制度運用できないのか?と言われれば、

公害立法歴史を振り返っても、現行の規制権限は決して弱くはない。立法余地もある。

実際60年代から70年代にかけて、深刻化した公害に山ほど立法を制定、70年はとりわけ公害国会などと呼ばれた時代もあった。

そうやって公害を克服しようとしてきた歴史の教訓をみても、現在感染症コントロール問題が、憲法改正でしか解決しえないとは思えない。

から問題はできることをしない、立法不作為行政権限の不行使のほうで、それを改憲論議にすり替えるのはおかしい、という意見も納得できる。

しかし。

それこそ公害の教訓を振り返れば、という話なのだが、

改憲世論が盛り上がるのは、だからこそ逆に、一理あるのかもしれない、とも思う。

もちろん、行政立法性善説に立てば。。という留保はつくが。

というのも、水俣病を例にとって、公害被害を振り返ってみると。

なぜ今日に至るまで長年、放置されてきたか。長年の放置もさることながら、振り返ると、初期の対応のまずさが際立つ。

チッソ工場への排水をやめさせる権限のある水質二法の適用

漁業法による禁止措置漁民への補償食品安全法による有機水銀汚染された可能性のある魚類販売禁止

すべて見送られた。つまりすでに対応可能な法的ツールがあったにも関わらず、被害が拡大した。

こうした行政権限の不行使が最終的に裁判で争われ、最終的に結審したのは2004年

国は高度経済成長をとめたくないがゆえに、規制権限行使しなかった、というのが結論

これは初期の対応が間違っていたことを指摘したものだ。

1970年代公害社会問題の深刻化を受けて山のように公害立法が制定されたが、それ以前の問題として

そもそも1950年代、すでにある水質二法等で権限行使できただろが、という。

法の不備ではなく、繰り返すが、すでにある法を使いこなせなかった行政責任が厳しく断罪されたわけだ。

ここから導き出される本当の教訓というのは、規制権限があったにもかかわらず

なぜ初期の対応がこれほどまでに、被害者をないがしろにしたものになったか、という問題

それは経済を優先した政治意思決定メカニズムだ。

そこには、何か異常な事態が発生したときに、立ち止まって物事を考え直す、

シフトチェンジの仕組みが欠落していたともいえるのではないか

かつて辺見庸は、地下鉄サリン事件の際に、丸ノ内線駅構内で、人々がバタバタと倒れているなか、

通勤している乗客枕木でもまたぐかのように出口へ向かった光景について

日常的なことを目の前にしても、脳が適切に処理できず、

惰性で日常論理で動こうとする「慣性イナーシャ)」が働いているといったが、

ここ一年を振り返ってみると、そういう政治的な意思決定がかなりよくみられた気がする。

この問題解決されない限り、改憲による緊急事態条項検討など、全く意味をなさない。

日本は、意思決定の仕方、会議の仕方を根本から見直したほうがいい。


いや、だけど一方で、

緊急事態条項のようなシフトチェンジトリガーがないからこそ、漫然と経済優先で動いてしまうのか?という疑問も頭をもたげる。

どっちなのだろう。

そんなことを思い出したのは、さっき、尾身会長インタビュー記事を目にしたからだ。

尾身茂氏が語った「マスクを外せる日」「3回目の緊急事態宣言なんて聞く気になれねぇ」への意見 | 文春オンライン

――東京都墨田区長野県松本医療圏など、基幹病院支援に回る地域病院医師連携が回っている地域の取り組みも報じられているが、厚労省は、こうした体制づくりのため各地の医師民間病院に強い指示が出せないものか。

尾身 医師病院に対して国が強い指導力を発揮する英国のような仕組みとは違い、日本厚労省というのは公立民間などさまざまなステークホルダー意向尊重する必要があって、上から目線はいわない。平時はそれも大切ですが、危機局面ではどうなのか。この機会に考えてみる必要はあります

――医療提供体制の拡充やワクチン接種準備で、国民が納得するだけの結果を示せないことに国民は苛立ちを感じている。強権的なイメージが強い菅義偉首相だが、結果を示せない理由は?

尾身 それは政治のことだから、私にはわかりません。ただ、総理大臣は、いろいろなことを今、四方のことを考えなければいけない立場にあるんでしょう。そう思います



平時から非常時へのシフトチェンジ

これが明確な意思決定メカニズムとして組み込まれていないことが、水俣病の初期対応問題もつながっているように思えた。

それを可能にするのは、規制権限の強化と行使、という既存立法行政機構のあり方の、もうひとつ上段の制度として構築する必要があるのかもしれないといえなくもない。

改憲への渇望というのは、案外、そういった視点で考えることも可能ではないかとふと思った。

しかし、憲法踏み込むのではなく、

危機対応専門の省庁を創設する、というのもひとつ方法。非常時のガバナンス体制を整備する。

米国FEMAアメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)、CDCアメリカ疾病予防管理センター)のように。

現在のように、菅、西村田村河野小池、、、、、みたいに

船頭多くして船、山に登る、という問題への処方箋となろう。

そうすれば、現在河野太郎のような感染症素人新型コロナウイルスワクチン接種推進担当大臣として奮闘する、といった話もなくなるはず。

彼はおそらく、急に任命されて困っただろうが、実質やれることを模索した結果、

ロジ担当となり下がってしまっているように見受けられる。住民心配に答えるのは基礎自治体役割だ。

大臣仕事じゃない。本当の危機管理はそういうことではない。

危機管理のプラットフォームができれば、アメリカのファウチ博士のように、

集団免疫獲得に向けた仮説を立て、何%の接種があればOKで、ワクチン効果が切れる前の接種完了を逆算してスケジューリングする。

目的ロードマップ国民に示したうえで協力を仰ぐという、専門家による意思決定ベースとなったリーダーシップ重要だ。

今は「高齢者の接種」そればっか。もっと全体の話をすべき。

ガバナンスの基本は、法、規則基準科学的な予測を明示した意思決定を行うことだ。

これは世界銀行の借用だが、世銀では途上国行政改革支援の際に、ガバナンスを以下の4要素で因数分解して

能力評価している。

説明責任財政リソース)、予測可能性(法的枠組み)、透明性(情報公開)、参加(連携)の4つ。

テーマ出しした瞬間、近年の日本がどの分野でもガタガタになっていることがわかる。

いずれにしても、緊急時ガバナンスの訓練を積んでゆくことが大切で、こうした組織を立ち上げることには意義があるだろう。

現在菅政権は、こうしたガバナンスの観点から落第点であり、

首相が何を考えているかからず、結局、リーダーの一挙手一投足に注目が集まる意思決定となっている。

急に決心して、緊急事態宣言を発出したりやめたりする。このように国民から予測可能性を奪うやり方は国民から自由を奪うのも同然だ。


国民からすれば、知らず知らずに国のリーダーシップ注視せざるを得なくなり、いつの間にかリーダーシップ問題錯覚してしまうが

本当は危機管理はリーダーシップの欠如の問題ではなくて、ガバナンス問題だ。リーダーが誰であれ、ある程度、やるべきこと、基準が決まっていて

どのように対応するかが決まっていること、この予測可能性が確保されることが大切。

国民にとって予測可能でなければ、国民自身計画を立てられず、急に決断されても、ついていけいけない。

水木しげる漫画で、上官が急に玉砕を決心したので部下の大半が付いていけず、結果として敗残兵として生き残った兵士に、すでに全員立派に玉砕したことになっているのだ、として、ラバウル本部が改めて玉砕を命じる、という話がある。日本人のリーダーシップ象徴する話だと思う。)

しかし、一方、リーダーシップ問題は残る。

緊急時へのシフトというのは、なにかしらリーダーとして発動するトリガー必要なのではないか

憲法、というのも、民主的意思決定の根源として、

そこに非常時へのシフトチェンジ記載されることにも意義があるのかもしれない、という考えに傾いてゆく、そういう世論の動きもわかる。

もちろん、そんな非常時に平和ボケして判断の鈍いおっさん首相だったらなんの意味もなさないが、誰かがシフトチェンジを発動しなければならない、

それが立法危機管理のプラットフォームづくりだけでうまく機能しないのであれば、ある意味大統領的な権限を期待する傾向が出てくるのは自然なことのように思う。大統領権限というと、合衆国建国当時まで振り返ると、当時の議論のなかで、リーダー聡明さ(アリストクラシー)というのは、欠かせない条件だったように思う。

日本政治社会にそんなことを期待できるのか、と考え始めた瞬間、改憲には激しく首を横に振らざるを得ないのだが。

そんなことをインタビューの印象として持った。

2021-03-31

anond:20210330140838

自分の車も珍しい場所故障したことあるの思い出した。

インプレッサMT乗ってた頃、走行中にクラッチ踏んだらバチン!ってデカい音がして、クラッチの踏み心地がおかしくなった。

シフトチェンジはできるんだけど、スカスカというか支えがなくなった感じ。

幸い1km先にちょうどディーラーがあったのでそのまま乗りつけてすぐ見てもらった。

やはりクラッチの支え部分が外れたとかで、ここが壊れるのははじめて見たと作業員の人は言っていた。

本来壊れる場所じゃないのでお代は要りませんと言われてタダだったけど、高速走行中に起きたら危なかったよなあと今思い出すと思うわ。

2021-03-30

メイプルストーリーの思い出(追記)

小学生の頃、狂ったようにMMORPGで遊んでいた。

自分には所謂お金持ちの友人がいて、彼は自分専用のデスクトップを3台所有していた。

彼は自分を自宅に招き、そのPCであらゆるゲームを紹介してくれた。

ぱどタウンからまり(これはゲームではなかったが)、ハンゲームメイプルストーリー天上碑(だったと思う)、REDSTONEDJMAXなどなど。

その中でも彼はメイプルストーリーにハマっており、ジャブジャブ課金をしていた。

彼はどのゲームにおいてもゲーム内フレンドを作るのが怖いらしく、そこで「現実の友人をゲーム内に連れてきてフレンド登録しよう」と考えたそうで、それで選ばれたのが自分しかった。

自分は家にPCどころかインターネット回線もなく、フレンドというにはかなり心許ない気もしたのだが、彼は自分毎日自宅に招くことで解決を図った。

実際ゲームはどれも面白く、かなり不健康光景ではあったが、「友人宅で毎日PCに張り付き隣に座る友人とゲームチャットで会話をする」ということをかなり楽しく感じていた。

しかし、彼の一番熱の入っていたメイプルストーリーを進めるうちに、課金しまくっている彼とのレベル差や装備差がかなりある事が気になってしまった。

そこで自分祖父にねだってノートPCインターネット回線を用意してもらい、彼とは違うサーバーで新しくメイプルストーリーを始めた。

彼に言われるがままにスキルを上げ、モンスターを狩る生活から、なにもかも手探りで文字通り冒険する生活へとシフトチェンジしたのだ。

正直言って、彼と一緒にゲームをするよりもはるかに楽しかった。

自分ゲーム内で知らない誰かに声をかけてフレンドになることを特段苦痛に思わなかったので、積極的に声をかけてはフレンドを増やし、さまざまな狩場でさまざまなメンバーと一緒に遊んだ

その中のどこかのタイミングで、自分は柊シミヒロ(仮名)というプレイヤー出会った。

その隣には柊シミコ(仮名)というプレイヤーがいつもいて、2人はどうも姉弟しかった。

そしていつしかその柊姉弟と、あとアスタリック(仮名)というプレイヤー自分の4人だけで、メイプルストーリーは完結するようになっていた。

かいことはもう忘れたが、毎日他愛無い話をしながら狩場を巡り、ジョブチェンジする時もみんなでバランス良くなるよう話し合いをしながら慎重に決定した気がする。

そうして遊ぶうちに、自分は柊姉と文通をするようになった。

柊姉は受験が終わり無事志望した大学合格したことや、一人暮らしが始まることを、とても丁寧な細い字で記していた。

一方自分が何を書いたかは覚えていない。ただ、大学入学を目前にした彼女にとっては、小学生の書く手紙などとてもつまらなく稚拙な内容だったに違いない。

そのうち自分は別のゲームに移ってしまい、メイプルストーリーにはログインしなくなってしまった。それでも柊姉との文通は続いた。

しかしある日、彼女からの返事は来なくなってしまった。

きっと大学が忙しいんだろう、と思いそれ以上もう踏み込むことはなかった。

それから数年が過ぎ、自分MMORPGを完全に引退し、いつかの柊姉と同じように、志望する大学合格した。

その時ふと彼女や弟のことを思い出し、自分はそのハンドルネーム検索をしてみた。

当時のハンドルネームいつまでも使うとは思ってもいなかったので、なんの情報も出てこないことに特別落胆はしなかった。

けれどあれほどにまで熱中した日々がどこにも残っていない事にはすこし寂しさを感じて、検索結果をどこまでも潜っていった。

すると、柊弟と似た名前ユーザブログが見つかった。

記事は数年前に更新が止まっていたが、そこには家族が亡くなったことと、姉が精神的に参ってしまたことが書かれていた。

そして多分その記事投稿されたタイミングと、柊姉との文通の止まったタイミングも合っていた。

柊弟のブログだと確信した。

それ以上のアクションは何も起こしていない。

彼の捨てたブログコメントをするつもりは一切なかったし、彼女自分に伝えた住所に再び手紙を送るつもりもなかった。

名前を変え、インターネットから消えていった姉弟に縋り付くつもりもない。

けれど心のどこかでは、「20年近く前に遊んだ小学生が今もあなたたちのことを覚えていて、再び何かのきっかけで出会えて話ができたら嬉しいと思っている」ということを伝えたいと思っている。

そして姉弟過去にあったさまざまなことを乗り越えて、今元気でいてくれたら、もっと嬉しいと思っていることも伝えたいと思っている。

(追記)

コメントありがとうございます

お金持ちの友人は中学受験合格し、丁度柊姉と文通を始めたくらいのタイミング地元を離れていった。

何度か年賀状の交換はしたがあまり楽しそうな雰囲気は伺えなかったうえ、大学合格した頃、風の噂で彼がもうお金持ちの友人ではなくなってしまたことを耳にした。

アスタリックについては、彼も大切な思い出を構成するメンバーではあるものの、姉弟と比べあまり個人間でのエピソード存在しない。

というのも自分は当時柊弟に恋をしており、柊姉もそれとなく察して色々と配慮をしていてくれたため、彼と個で会話することは少なかった。

いただいたコメントを読み、再び柊弟のブログを探してみたものの、もうどこにもなかった。

また自分も度重なる引越しで当時やりとりしていた手紙を紛失していたようで、柊姉弟との繋がりは完全に途絶えていることがわかった。

それでもふと何かの拍子に彼女らのことを思い出して、連絡ができたらなと思うことがあるかもしれない。

そう考えると少し寂しくはあるが、でもそれで良かったのだと思う。

自分人生ドラマチックを求める材料彼女らを利用したくはないし、彼女らもきっとそれを求めていない。

2021-03-13

日本卓球界って「中国以外には勝ってポイント稼ぐ日本から中国にも勝てる日本」にシフトチェンジするため

小学生からエリート育成を始めて

それで出てきたのが伊藤美誠平野美宇世代なんだけど

福原世代から間が飛んでるだよね、石川佳純がいるくらいで。

その間の微妙な育成しかされず世界に出れなかった世代の事を考えると

氷河期はもう諦めて次のフェイズを目指すしかない日本少子化問題と同じ構図で何か怖いものを感じる。

2021-03-01

大学は働きながら通う形態シフトすべき

今、大学という仕組みは崩壊しつつある。その一因は少子高齢化だろう。学費を払う子どもは減り、高齢化国家予算社会保障費に回され研究費は枯渇する。高いスキルを持つ筈の教授達は雑用研究時間を失い、論文の被引用数は減り続ける……。日本大学未来は暗い。今の大学に持続可能性はない。

しかし、大学必要だ。高等教育を受けた大量の人材日本科学技術を、国際競争を支える力となるはずだ。国力は教育から

そのために、大学の在り方は変わるべきだ。

 

そこで私は、『大学は働きながら通う形態シフトすべきだ』と主張したい。

社会人が働きながら自分の稼ぎで通えるような場所シフトチェンジする事で、教育格差を是正し、少子化時代においても幅広い年齢層から学費を集めて、子供を産む親の学費負担を軽減することで少子化を解消し、持続可能性を高めることができるはずだ。

手始めに、大学は5〜6で通える社会人学生部を設置すべきだ。

※夜間や通信の強化も良いが、あれは負担が大きすぎて普遍化するには厳しいと思う。

そして、国が音頭をとって、大企業に「大学に通いながら働ける雇用形態」で高卒を雇う枠を作らせるべきだ。(障害者雇用のように一定雇用率に対して給付金を出すといいかもしれない)

国や企業からの一部学費の補助などもあったほうがいい。初めは高卒20代30代を対象として、徐々に17〜18歳を対象にすることを考えると、受験就活が被らないようにギャップイヤーを長く設けることなどが必要かもしれない。

ともかく国が全面的支援して、新しい形の大学大学生、そして働き方を作り出していくべきだ。

 

もちろんこれは増田の考えた一意見に過ぎない。現状の大学のあり方に疑問を持つ大学職員が沢山いるはずだ。大学の在り方の議論もっと活発化すれば、より良い意見が出てくるはずだ。大学には是非、日本未来を明るくして照らして欲しい。

2021-01-04

anond:20210104173827

緊急事態宣言が効かなかった時のB案はあるのか

なんだかまた4,5月頃の、具体的な根拠や明確な基準がないまま緊急事態宣言出そうな雰囲気あるけど、個人的にはもうそういう段階じゃない気がしていて、世間空気モヤモヤしている。

しか医療は切迫していて何かしら手を打たないといけないのは確実だけど、ハンマーダンスとかは初期の話であって、現実的ワクチンじゃ終息しなさそうな気配あるし、そろそろもっと長期戦に備える準備をすべきじゃないのと思う。

何より、GoToオリンピックに対しては「失敗した時のB案を考えろ!」と憤っている人たちが、緊急事態宣言や一斉休校については、それをしてもなお感染が収まらなかった時のB案を全く考えていなさそうに見えるところが引っかかる。

で、エッセンシャルワーカーとか含め、あらゆる人が一斉に引きこもるのはあまり現実的じゃないとした時に、変異株の感染力とかも考えると、緊急事態宣言出しても感染まらない、さてどうする?となる可能性が高い気がしてる。

そうなったとき緊急事態期間の延長や三度目の宣言みたいな話になると、もう世間ほとんどはついてこないと思う。クラスターが影に隠れるだけなのが目に見えてるし、海外郊外違法レイヴ感染増えたりしてるのと同じ道をたどりそう。

はてなーの皆さん方とは違って、世間の人って長期的な禁止とか制限に耐え続けられるほど強くないよ。

じゃあ何をすべきなのというと、制限補填ではなく、もう社会需要供給バランスを変えていくしかないと思ってる。

恐らく新型コロナウイルスはもう、今年中にワクチンとか自粛で終息するといいね、というレベル災害ではない。何をやってもたぶん2019年以前に戻ることはない。

となると、みんなもう忘れてるけど本気出してニューノーマルのための仕組みを作っていくしかないと思う。

具体的には、自宅で仕事とか娯楽が楽しめるような製品サービステイクアウトなどに対して支援金出すとか、宿泊観光業に関しては、止めてる間の補填というよりもむしろ、店じまいや別業態へのシフトチェンジに対してお金を出すべきじゃないかな。

北風と太陽的にいうと、外に北風吹かせ続けるより、家の中での生活を充実させて温めた方が人は籠るよ。

印鑑廃止のためにハンコ屋にお金払い続けたってキリがないのと同じで、今後ガッツリ変わるであろう需要供給バランスを変えていく最初ステップに対して支援補填した方が、長期で見ると現実的だと思うけどなあ。

なんか、政治グダグダへの不満が募ってるのはわかるけど、緊急事態宣言を出させることが最終目的になってる人が多くなりすぎてる気がして不安しかない。

これでダメだった時、あの時法改正をサボったからだ!とか、GoTo失策だった!とか過去への文句に切り替えて何も進まなくなる未来しか見えない。

追記野党は対案〜とか書かれてるけど、別に政権擁護でもないし緊急事態宣言に反対!というわけでもなく、緊急事態宣言発出を急ぐ人たちに一旦立ち止まって欲しいだけだよ。

立ち止まるって、反対ってことじゃねえのか?

何か科学的又は合理的理由があるのか?

示していただければ助かるのだが。

 

記事についているコメント見ても

何か根拠のないお気持ち表明や

飲み屋の与太話みたいなコメントが多いし

何をそんなに自信があるのか不思議だな?

これにも何か科学的又は合理的理由があるのかな?

 

anond:20210104173827

本気出してニューノーマルのための仕組みを作っていくしかないと思う。

具体的には、自宅で仕事とか娯楽が楽しめるような製品サービステイクアウトなどに対して支援金出すとか、宿泊観光業に関しては、止めてる間の補填というよりもむしろ、店じまいや別業態へのシフトチェンジに対してお金を出すべきじゃないかな。

北風と太陽的にいうと、外に北風吹かせ続けるより、家の中での生活を充実させて温めた方が人は籠るよ。

こういう頭いい人がふえれば社会はよくなる

完全に同意しかない

緊急事態宣言が効かなかった時のB案はあるのか

なんだかまた4,5月頃の、具体的な根拠や明確な基準がないまま緊急事態宣言出そうな雰囲気あるけど、個人的にはもうそういう段階じゃない気がしていて、世間空気モヤモヤしている。

しか医療は切迫していて何かしら手を打たないといけないのは確実だけど、ハンマーダンスとかは初期の話であって、現実的ワクチンじゃ終息しなさそうな気配あるし、そろそろもっと長期戦に備える準備をすべきじゃないのと思う。

何より、GoToオリンピックに対しては「失敗した時のB案を考えろ!」と憤っている人たちが、緊急事態宣言や一斉休校については、それをしてもなお感染が収まらなかった時のB案を全く考えていなさそうに見えるところが引っかかる。

で、エッセンシャルワーカーとか含め、あらゆる人が一斉に引きこもるのはあまり現実的じゃないとした時に、変異株の感染力とかも考えると、緊急事態宣言出しても感染まらない、さてどうする?となる可能性が高い気がしてる。

そうなったとき緊急事態期間の延長や三度目の宣言みたいな話になると、もう世間ほとんどはついてこないと思う。クラスターが影に隠れるだけなのが目に見えてるし、海外郊外違法レイヴ感染増えたりしてるのと同じ道をたどりそう。

はてなーの皆さん方とは違って、世間の人って長期的な禁止とか制限に耐え続けられるほど強くないよ。

じゃあ何をすべきなのというと、制限補填ではなく、もう社会需要供給バランスを変えていくしかないと思ってる。

恐らく新型コロナウイルスはもう、今年中にワクチンとか自粛で終息するといいね、というレベル災害ではない。何をやってもたぶん2019年以前に戻ることはない。

となると、みんなもう忘れてるけど本気出してニューノーマルのための仕組みを作っていくしかないと思う。

具体的には、自宅で仕事とか娯楽が楽しめるような製品サービステイクアウトなどに対して支援金出すとか、宿泊観光業に関しては、止めてる間の補填というよりもむしろ、店じまいや別業態へのシフトチェンジに対してお金を出すべきじゃないかな。

北風と太陽的にいうと、外に北風吹かせ続けるより、家の中での生活を充実させて温めた方が人は籠るよ。

印鑑廃止のためにハンコ屋にお金払い続けたってキリがないのと同じで、今後ガッツリ変わるであろう需要供給バランスを変えていく最初ステップに対して支援補填した方が、長期で見ると現実的だと思うけどなあ。

なんか、政治グダグダへの不満が募ってるのはわかるけど、緊急事態宣言を出させることが最終目的になってる人が多くなりすぎてる気がして不安しかない。

これでダメだった時、あの時法改正をサボったからだ!とか、GoTo失策だった!とか過去への文句に切り替えて何も進まなくなる未来しか見えない。

追記野党は対案〜とか書かれてるけど、別に政権擁護でもないし緊急事態宣言に反対!というわけでもなく、緊急事態宣言発出を急ぐ人たちに一旦立ち止まって欲しいだけだよ。

追記2:ウッこれは自分の書き方が完全に悪いのだけど市井の人たちにB案を考えるべきと思ってるわけでもないよ

追記3:B案はより強制力のある外出規制に決まってんだろ的なコメントについては、

・娯楽とか会食は潰せても、エッセンシャルワーカーを中心に現実的に篭るわけにはいかない層は生じる

・それで終わりが見えなかった時/規制解除が即再拡大に繋がるような状況になった時の対策をすべき

と思う(ていうか本文で書いてる)

ただ冷静になって長期戦の覚悟をした方がいいよ、と書いてるだけなのにこんな斜めの方向からコメントがいっぱい来るとは思わなんだ。

いくつかのコメントについて:https://anond.hatelabo.jp/20210105013158

2020-12-13

anond:20201212143415

お姉「ちゃん」て言うのが嫌なんかね

弟はおばあちゃんって呼ぶのが嫌でばーさんにシフトチェンジしてたけどそういうこと?

2020-12-10

君らそのうちケツの毛まで抜かれるぞ

アクロバティック政権擁護厨の主張が 「GoTo中止で観光業が氏んでもいいのか」 からGoToだけ批判してればよい状況ではないだろ」 にいつのまにかシフトチェンジしてて笑う

2020-10-11

ホロライブの魅力が相対的に減っているように感じる

多分急激に有名になりすぎて、するべきシフトチェンジが追いついていないというか。

要は、演者自分数字しか見ていない=自分数字にならないことは一切やらない。

そして運営も、演者数字を伸ばすためのアシストに特化しすぎて、コンプラやら法務的な業務ダメダメ

まるでガリ勉とその親みたいな構図で、そりゃ嫌われるだろうよ。

一応、ファン同士が対立しないよう、同じ事務所演者の話をするときコラボするときもかなり気を遣っていて、それが箱推しにつながっていた時期もあった。

でも今はもう、各自活動タコツボ化している感がハンパない


まあ、事務所ブランドや人気演者とのコラボというゲタはあるものの、基本他の誰にも頼らないで数字を取っていければ、周りで何が起ころうがファン絶対についてくるという強みはある。

塾や進研ゼミという手段であっても、勉強したことは何があっても自分財産なるみたいな。

それににじさんじみたいな、メンバーシップを通じた売名行為推奨みたいな営業方針と違って、コミュ障陰キャであっても活動可能というメリットもある。

これも勉強さえできれば…に似ている。

とはいえ、そういう独り善がりが透けて見えるようになると、手放しでの応援は難しい。

ノブレス・オブリージュじゃないけど、「無償で何かをあげてしまう」ムーブみたいな、勝ち組ゆえの余裕を見せられればと思う。

それだって偽善というツッコミはありそうだけど、金の亡者みたいな叩きよりは遥かにマシな状況になりそうだし。


陰キャコミュ障という単語が出たからついでに言うと、にじさんじ陽キャコミュ路線は、それはそれでホロとは別の意味炎上の温床になるので(武勇伝まがいの犯罪自慢とか)、事務所がその運営清廉潔白にこだわるのも当然である

そういうリスク回避もあってか、今夏デビュー新人ユニット(セレ女)は全員陽キャでありつつも下品さや粗野っぽさとは無縁で、イキるムーブするときも十分に節度をわきまえた、中学受験頑張った系の優等生キャラばかりだったり。

(唯一国語力に難がある西園チグサであっても、女学園入学後は無勉低空飛行な遊び人路線の「設定」と思えるレベルに留まっている)

この人選は今の所、数字こそ勝っている反面、デビューから僅か2ヶ月でイメージを大いに損なってしまっているホロライブ5期生とは対照的な、堅実さが光る結果となっている。

まあ見た目に関しちゃ、同じガッコの制服ベースな「パーカー少女と4人のニーソたち」以外に、なにか際立った特徴はない。

それに配信内容も、上述のおチグ以外のニーソ4人については、わかりやす面白みに欠ける(とはいえ件の4人は配信経験からの出発なので仕方ないのだが)。

でもクレバー彼女らのこと、いずれ好転すると思うので、長く応援していけそうである

2020-10-03

anond:20201002184712

アジ子のやつがクネクネから巧くシフトチェンジできずにいろんな話題に難癖つけてどうにか人気を取り戻そうとしている姿が微笑ましい

2020-09-24

「○○なの生きづらそう」とかいぶぶ漬け構文

本当に生きづらそうと思うなら本来同情して寄り添うような行動をとるべきなのである

しかし実際は、「お前は普通じゃないアブノーマルなお前は邪魔、愚か」という中傷である場合が多い。そのため寄り添うような言動は見られず、できるだけ婉曲に相手を貶し続ける。

それが咎められても「いや、ただの感想だし」「同情しただけ」と逃げる。それどころか「そう受けとるということは~」と追い中傷までするのである

それなら「お前嫌い、死ね××(差別用語が入る)」の方がよっぽど正直であり健全である

結局相手に直って欲しいとかそういうことはなく、ただ自分攻撃されないようにうまく相手の心が傷つく攻撃をできれば良いのである

そんなことを容認しながら、一部の言葉だけマルキンワードにして「それを言ったら終わり」とする世の中は絶対に間違っている。

監視不可能から真の悪人容認悪人らしきものを吊るす今の世の中は、コミュニケーションに乗っ取られた人間の末路だ。情報化社会は、今の万倍は成長しなければならない。「できる」の追求からそろそろシフトチェンジしなければならない。

2020-07-21

追記オタク人格が手術で変わった

追記

コメ色々ありがとう。そういえば手術では大量輸血が必要だったのだがそれで人格が入れ替わったのか…。

よく臓器移植ドナー記憶が、みたいなオカルト話があるけどあながち間違いではない…のか?

推しは本当に急に変わったので加齢ではないとは思う。

変わった人格でも楽しく生きてるよ。

あと、そもそもオタク治療するために手術した訳ではないからね!オタクは治る病気ではありません。



5年前、ある病気入院しそこそこの規模の手術を受けた。産まれて初めての全身麻酔、そこから目覚めて入院生活リハビリをしているうちに色々なもの自分の中で変わっていったので記録しておく。

推しキャラの傾向の変化


まず前提として私はオタクなのだが、推しの傾向が180度変わった。急に。

それこそ小学生くらいから「黒髪・太眉・熱血主人公キャラ」なら無条件に好きになっていたものだったが、術後どうも食指が動かなくなったように思う。代わりに「金髪or銀髪中性的・どっちかというと敵役」に急激にシフトチェンジしていった。コペルニクス的転回ってこういうこと?多分違うな。残念ながら頭の出来は変わらなかったらしい。

Twitterアカウントも変えた。友人からジャンルで何か嫌なことでもあったのか、と心配されたが「手術を受けたら推しキャラが変わったんだよね〜」とは口が裂けても言えないのでなんとなくね、でお茶を濁した。正直に話したところで今度は頭の心配をされかねないので…。

漫画ばかり読んでいたがこれ以降ゲームも出来るようになった。

読書傾向


術後のリハビリは「痛い・グロい・怖い」の三拍子だったが、詳しい内容は気分を悪くする可能性が多分にあるので割愛する。

病気をする前の私は所謂リョナ物が何より好きだったのだが、自分が実際痛い目にあってから全く読めなくなった。

今は多少は平気になったので楽しく購読している。嫌いになったというよりは読んでいて「イテテテテ!!」と当時の痛みを思い出してしまうからだったろう。好みが変わったからといって否定する気は全くなく、一つのフェチに特化した読み物は今でも良いものだと思う。

入院生活の間で実際に死や痛みと闘う患者さんや、それを懸命にケアする医療スタッフの方達を間近でずっと見ていたことも影響を受けたように思う。

それに以前の私はとにかく尖ったサブカル系ばかり読んでいた。流行り物なんてクソだと思っていた。

今では尖ったもの面白く読むが、流行り物も積極的に読んでいる。面白いか流行るんだよね…。

嗜好が変化したというか、受け入れる世界が広がった。

これは病気と一緒に中二病が治ったということになるのだろうか?

服装・その他生活


元気な頃はとにかく体系は細ければ細いほど美しいことに取り憑かれていた。ロリータファッションに傾倒し、毎月結構金額が飛んでいった。軽自動車くらいなら一括で買えるくらいだっただろうが、可愛いものに囲まれ生活は本当に幸せだった。

今にしてみるとまるで他人のことのように思えるのだ。今通う店、GU。そんぐらい。バッグや靴はちょっといい物を買って、あとは周りに浮かない程度にトレンドを追い、ファストファッションを季節ごとに使い回す。

ロリータや裏原系は見るのは未だに大好きだがもう二度と袖を通すことはないだろう。これは加齢や太ったこともあるのかな。「ロリータはまず精神から!」という風潮があるが、精神がガラッと変わってしまったのが一番大きいかもしれない。

ロリータを着始めた切っ掛けにはまず私が熱狂的なバンギャルだったという事もある。

ヴィジュアル系は今でも聴く。これもやはり読書傾向と同じで、以前好きだったものも変わらず好きだが世界が広がりジャニーズ坂道系やEXILE系も好んで聴くようになった。アイドルソングガチガチのその道のプロが創ってプロモーションしている訳で、いい曲なのは当たり前なのである

アニメグッズなんかもそれ程買わなくなった。代わりに画集フィギュア一期一会なので買ってしまうが。

もし、5年前にタイムスリップが出来て、当時の私に「私は未来貴女なんだよ」と告げたら、泡を吹いて倒れるだろう。精神的に脆い人だったので、世を儚んで命を絶ってしまうかもしれない。

からタイムマシンが出来ても私はきっと使わないだろう。当時の私は、本当に幸せで、毎日楽しく過ごしていた。

今の私も、本当に幸せに楽しく気楽に生きている。GUの服を着て、流行りのギャグ漫画を読んで、たまにヴィジュアル系を聞きながら。

書きながら気になったのだが、もしかして知らないうちに臨死体験というものでもしたのだろうか?

とりあえず上記を50倍ほどに希釈した内容を長年の友人に話したら帰って着た言葉が、

麻酔で寝てる間に脳みそいじられたんじゃねえの?」

その発想は、なかったな…

2020-06-06

ジャンプ(的作品)の王道鬼滅の刃について

思いついたことを書くだけ。

旧来のジャンプ少年漫画王道文法と呼ばれる要素の一つに、社会性のない獣のような主人公が成長して(ある程度は)人間的になっていくというものがある。ドラゴンボールスラムダンクキングダムとかチェンソーマンとか色々。約ネバもかな?

成長前の主人公がそういう風に書かれるのは、少なくとも文法成立の初期の頃は、子ども(クソガキ)のふるまいを誇張して描いていたからだと思う。

元はそういう子ども向けのコンテンツで、読者は主人公のふるまいや考え方に感情移入していた。

具体的な対象者は、まずは小学校低学年くらいの階級構造あやふやな時期の子ども全体。彼らの世界は上も下も決まってなくて、全員がわがままで、ボスザルになれる可能性を秘めている。

次に、小学校高学年くらいの、ボスザルに憧れることができるレベルの、ガキ大将文化圏強者群。ここでナードや賢しらぶった子ども(=ガキ大将文化圏における弱者)はふるい落とされる。

中学校以降となると階層構造はどんどん細分化されていって、真の意味感情移入できる人間はごく一部である

その頃には二次性徴とか諸々により価値基準が変わってきて、ガキ大将主人公感情移入できてる奴の方がやばいわけだが、それはここでは置いとく。

中学生以降になっても(むしろなったからこそ)そういうガキ大将主人公漫画を楽しめるのは、他人事フィクションとして楽しめるようになるからである。だから女子中学生ジャンプを楽しめるわけだ。

感情移入はいかないまでも、まぁ話は面白いしいいか、ってなものである

ところで、鬼滅関連の記事Twitter投稿か何かで見たのだが、今の小学生ジャンプを読まないそうである。何を読んでいるのかというと、コロコロとかだそうだ。ジャンプ中学生のお兄さんやお姉さんが読む雑誌らしい。

個々の能力にもよるだろうが、小学生くらいだと感情移入できないと物語を楽しめない子が多いだろう。(感情移入ほとんど無くとも物語を楽しめる小学生は、漫画雑誌など読まなくても他のフィクションを楽しめるのだ)

まり、今の小学生ジャンプ主人公感情移入できないのである

ジャンプ王道(やエロ)を楽しくありがたく読んでいるのは、中学生中年のお兄さんやおっさんなのであるしかし、彼らも感情移入して読んでいるわけではない。(そういう人間いるかもしれないが・・・

ちなみに、ナードと賢しらぶったガキと女の子、お姉さん、おばさんは、名探偵コナンを読んだ。基本は頭脳であるコナンアンチガキ大将な者たち(今やそちらの方が多数派である)を取り込んで覇権を取れたのだ。

また同時に、お姉さんやおばさん、爽やかな男子諸君スポーツをやる作品を好んだ。乱暴ではないが、パワーが正義であり、勝ち負け目標がはっきりさせやすい。そういえばコナンボールを蹴ることがある。

不幸なのはスポーツものが今どきのほとんどの人間にとってファンタジーであることだ。とりあえず野球やろうぜってな時代ではないので、真っ当なターゲット食指を伸ばさず、結果としてスポーツもの非公認ソフトBLとして扱われることになった。

ここで鬼滅である

炭治郎(主人公)は作中で関わった人物のほぼ全員から愛され慕われている。

主人公普通に頑張っていたらみんなにモテモテ、などというとまるでなろう小説のようだが、炭治郎は精神性も行動も実に真っ当であり、納得感があるのだ。

炭治郎は無知田舎者だが(そこが"王道でありながら"と言われる所以かもしれない)普通社会性はあって、道徳面では模範的とすら言える。人として備えているべき慈愛に満ち、努力家で、真面目ながら寛容。

彼は人間としてシンプルに魅力的で、そばにいてほしいタイプなのである

不思議なことに、フィクション特に少年漫画)において最初から人間として魅力的な主人公というのは中々いない。なぜか。

主人公はどこかしらに問題を抱えていて(社会常識がないとか非モテであるとか)、それを解消していくことが成長であると、文法によって決められたからだ。漫画ではなくとも、物語というのはそういうものである

良い映画主題は「自分は何者なのか」という問いかけに収束すると何かで読んだ。これは人々が普遍的に感じている(感情移入できる)哲学的命題であって、映画の中では様々なドラマを経て主人公なりに「自分は何者なのか」という答えを見いだす。

それに依ると、鬼滅にこの主題はほぼ存在しない。主人公の家に伝わる教えによる未知の能力というフックは途中に入るものの、その話題は全く重視されていない。

炭治郎は、そんな大げさな悩みを持ったりしない。「俺はこんなものだ」と割り切って「自分にできることを真面目にやろう」なんて考えている。目的は常に「妹を人間に戻すこと」という、哲学的でも何でも無い現実的な物でしかない。

インターネットの影響は大きい。宣伝だとかバズだとかの話ではなく、インターネットが人々に与えた影響だ。

今やネットによって全世界基準自分順位のようなもの何となく分かってしまうようになった。自分より強い奴は山ほどいて、社会に向かって怨嗟の声を垂れ流している情けない大人もいっぱいいる。

自分は何者なのか」が主題として機能しなくなってしまった。「俺はこんなものだ」と思わざるを得ない社会なのだ

の子ども達にとって、どうあがいても未来は暗いのだ。それがもう嫌と言うほど目に見える今の世界で、獣が人間になり大望を成し遂げるというフィクションファンタジーに過ぎるのである

一方で、目標に向かって自分ができるだけのことを精一杯やっている炭治郎の愚直さは真似できそうである。そして、作中ではその姿がひねくれた大人(柱)たちを無言のうちに説き伏せ、主人公応援する側にシフトチェンジさせる。

今の時代大人子どももみんな人間関係に疲れている。努力が報われ、ついでに周辺環境を居心地良く改善していく姿は誰にとっても魅力的に映るだろう。

慈愛に満ち、努力家で、真面目で、他者に寛容な人間というのは、既存作品では大体理不尽な目にあってきた。

それがモブであれば理不尽死ぬ役だし、ネームドであればトラウマを負って冷笑系とか陰のあるタイプになった。それらの作品主人公わがままであり、理不尽に負けない強い者であって、慈愛や寛容は弱さであった。

炭治郎は、物語最初最初理不尽な目にあって復讐を誓うわけだが、それでも慈愛と寛容、真面目さを失うことはなかった。むしろ、それしか持っていないと自分で言っている。

炭治郎の師匠たる鱗滝さんは、初見の炭治郎のことを評して「こいつは優しすぎてジャンプ主人公にはなれない」というようなことを言っている。(曲解ではないと思う)

その鱗滝さんの薫陶を受けた最も優秀な弟子であるところの錆兎は、炭治郎とは真逆で非常にマッチョジャンプ主人公思考である。「男なら死ぬ気でやれ!優しさな不要!」みたいな感じのことを言いながら急に殴りかかってくる。

炭治郎はその錆兎に努力の上で勝利して修行編は終わり、かくして時代に即した新タイプ主人公が生まれたのである

彼は修行の後の最初の試練で打ち潮(修行によって身につけた特殊な技)を繰り出し、「俺にもできた。修行無駄じゃなかった」と涙する。いい話である

アニメ派の人にはネタバレになって申し訳ないのだが、錆兎が死んだ理由他者を生かすためであった。古い主人公時空に生きる錆兎は、慈愛と優しさを持っていたが故に理不尽な死を遂げたネームキャラだったのである

鬼滅が女性人気を得たのもむべなるかな。

自分の子どもでも彼氏でも旦那でも父親でも、乱暴で直情的な猿よりも真面目で優しい男の方がいい。(比較である個人趣味は置いておく)

男は猿だった時代を楽しむこともできるわけだが(何なら郷愁を感じもする)、ほとんどの女の子は猿に迷惑をかけられたこしかないだろう。なお、一応言っておくとワイルド系とかオラオラ系と猿は違う存在である

旧来の主人公的な存在といえば、伊之助はまさにソレである。どうやって感情移入するんだと思うかもしれないが、たぶん昔の子どもは彼に感情移入できていたのだ。

実際、伊之助はサブキャラとして一つの人気を確立している。普遍的人間的成長のカタルシスを端々で見せるからであるほわほわ

ただし、伊之助には旧主人公的でないところもある。それは顔が良いことである

伊之助は全く以て迷惑嫌われ者の要素しかないキャラなのだが、顔の良さがギャップになるのか、女性人気が結構高い。実際、アニメの実況では14話で顔が出た瞬間に手のひらを返して興味を持ち始めた人を結構見かけた。

顔がいいだけの生意気なガキが、成長して徐々に素直になっていくのである。そりゃ人気もでる。

一方で、旧来の猿型主人公というのは特段美少年だったりはしない。たぶん、見た目は本質的な魅力ではないという思想があるんだろう。男はロマンチストなのである

炭治郎は今のネット時代に即して「自己を保ち、できることから愚直に始めなさい」と示した。そうすれば、今の自分なりに良いところまでいけるはずだし、周辺環境をよくできる(かもしれない)というわけだ。

元々時代に即しておらずいびつだった"王道"にメスを入れて見事解体して見せた鬼滅であるが、果たして続く作品は出てくるだろうか。

視野が広くなったが故に個人レベルではむしろ可能性が閉塞されたネット時代である。この時代に生きる子ども達に未来への希望を与える作品が現れれば良いと思う。

2020-02-20

anond:20200220175653

ゾーニングはきっちりやっている」

から

「誰がやっても感染は避けられない状況だった」

シフトチェンジしてるんだろうけど

乗客接触する必要がない事務担当職員にまで感染が広がっていた時点で論外レベルダメダメだったのは明らかなのよ

岩田教授の言うとおり

本部は外に置くべき」

だったのよ

2020-01-11

anond:20200111100112

int i=3+4;

こんな命令

コンパイル時にi=7

最適化されることがある。是非はある。良い場合と悪い場合があるからなんともいえないけれど、

コンパイラ最適化することがある、または、最適化してしまうことがある(バグの原因になる)というのは覚えておく必要がある。

普段はある一定範囲コンパイラ最適化してくれるということに頼って、・・・まぁ、マニュアル自動車オートマ自動車みたいな感じで

シフトチェンジオートマに任せる感覚最適化されることを前提にCのコードを書くこともある。

2020-01-10

派遣セブンイレブンアルバイトをした話 その2

コンビニ派遣会社経由でセブンイレブンアルバイトをした話

その2となります



このセブンイレブン派遣仕事は二ヶ月のみ携わった。

とある会社契約社員として就職が決まったので、めでたく(?)コンビニバイトから卒業することができた。

もしこの就職が決まらなければ、まだ続けていただろうと思うのでとてもホッとしている。




少し話はそれるが、セブンイレブン自体の勤務経験は約7年といったところだ。

今ではおなじみの電子マネーnanaco」がまだ無かった時代アルバイトを始めた。

そして、揚げ物調理器(いわゆるフライヤー)もなく、現在フランク」と呼ばれる

カテゴリホットスナック提供していた時代でもある。


あらびきフランクレンジアップ(レンジでチンすること)後に

丁寧にホットプレートで焼き色をつけたものだ。

これが勤務終了近くなると、必然飯テロとなる。

とても良い香りがするのだ。



そんな時代からブランクを経て

自宅近くの新店スタッフ募集の際に、思い切って自営でやっていた店をたたみ

セブンイレブン世界へ戻ることを決意した。


この行動に後悔はなく、むしろ学ぶことが多かった。




話を戻そう。

派遣を始めてから一ヶ月は夜勤希望して

いくつかご紹介いただいた。


夜勤というと22時勤務スタート

住宅街は6時か7時まで、オフィス街は8時ないしは9時までの枠となっている印象。

もちろんスタッフ側は終わりの時間仕事予約の際に申し出ることができる。

初めは稼ぎたいと22-7の枠でスタッフを探している店舗さんをご紹介いただいた。


しか

ヒマ、なのだ


毎回レジ+洗い物+廃棄チェック+雑誌検品陳列+チルドやパン冷凍納品など

一通りの作業をさせてもらえることはない。

レジは基本だが、店舗からすれば「よけいな仕事をふやすな」ということだろう

派遣ミスしてもカバーできる範囲仕事しかまかせてもらえないのが現状。



例えば、洗い物にいたっては

固定で勤務しているのであれば一例に過ぎないが

フライヤー調理器、フライヤー什器コーヒーカフェラテマシン

(ラテ自動清掃機能があって20〜60分はかかる)

焼き鳥什器中華まん什器自動食器洗い機清掃

など、深夜でレジしながらこれだけの量をこなすだけでもあっという間に朝が来る。



深夜はあまりお客さん来ないでしょ?と言われるが

時間にたった一人来るだけでも作業の手が止まるため

それがやがてストレスとなってゆくのだ。


店舗によっては夕勤が先取りして行うケースも多々見受けられるが

概ね冬場はこれだけの洗い物を、商品スキャンして袋詰めするだけじゃない

宅急便チケット発券といった他のレジ業務も、いつくるかわからないので

頭の休まる暇がないのだ。


そこで派遣にはレジ専門かつ、洗い物の一部をやってもらうパターンが多かった。

お箸タバコの補充といった、レジに張り付いてでもできる作業

慣れると鼻をかむのと同じくらいあっという間に済んでしまう。


するとどうなるか



レジにつったっているしかないのだ。



できることがあればお手伝いします、と申し出ても

レジにいてください、の一点張り

できることといえば、入店チャイムが聞こえたら「いらっしゃいませ」と挨拶

何も買わないお客さんが退店しても

ありがとうございました またおこしくださいませ」

(ヒマでお客さんの行動を見る余裕ができるからこそ言える)

そのぐらいしか、できることがない。



勝手にやること見つけてやれば?

というご意見もあろう

指示されたこと以外の作業勝手にやることで店舗側とトラブルになれば

その日の交通費や働いた分の賃金はパーになってしま可能性がある。


万全の態勢で勤務に臨むべく

時間も前から準備してきたのに

(たかコンビニバイトにそこまで、と言われるかもだが)

ささいなことでトラブルとなり、賃金が泡と消えるのだけは避けたい。

場所によっては、電車移動の際帰宅ラッシュにもまれ

勤務前からぐったりすることもあるのに。


とある店舗妥協案を提示してくれたのか

休憩をこまめにとらせてくれた。

そのかわり、レジだけやっててください、という。

見方によっては「神」対応である



夜勤務のスタッフは、こだわりが強い人が多い気がする。

ルーティーン自然とできているので

それを乱す輩は許さない、と言わんばかりのオーラも見える。

対策としては、イエスマンになること。

(無論、パワハラは許されないが)

相手のやり方に一言文句を言わず、指示された通りやること。

これに尽きる。心得て仕事をしていてトラブルは一度もなかった。



しかしながらレジで立っててヒマな時間がどーもしんどくなったので

翌週からは22-6の枠で募集されてる店舗があればご紹介いただくよう

予約したのだった。

短い時間になるが、ヒマな時間が削れるのならせいせいする。


ここで問題が起こった。


「ご紹介できるお仕事が見つかりません」という連絡だった。


深夜は特に人手不足のはずなのになぜ?


理由は推測にすぎないが

・22-6のシフト枠を設定していない店舗が多い

(つまり、6時から出勤できるスタッフがいない)

・22-6希望派遣スタッフが多すぎる

(応募者多数のため抽選、みたいな)


といったところだろうか。

実際、首都圏セブンイレブン求人を見ると

多くは22-7、8、9での実働8時間から、が多い

店舗としてはできれば8時ぐらいまではいて欲しいだろう。


派遣会社から

「急に依頼がくることもあるので

待機するか、お休みしていただいて構いません」

とのことだった。


一度目は待機し、連絡がきたもの

紹介先まで1時間以上かかる店舗であったため

申し訳ないことにお断りさせていただいた。


二度目は一度目の反省から休みを申し出た。



22-6で定期的に勤務できないとなると、生活費にも支障が出るので

思い切って翌週から夕勤にシフトチェンジしてみた。


これが、正解だった。


学生が多い印象の夕勤も実は人手不足オンパレード


退職するまでの間、おかげさまで希望した日の夕勤全てご紹介いただくことができた。



次回からは夕勤の仕事と、コンビニで働く人の

心理について書いてみようと思う。



読んでくださってありがとうございました。

2020-01-02

WACKファンが嫌いだ

私は豆柴の大群のファンだ。水曜日のダウンタウンで立ち上げられ一躍話題となったグループアイドル応援しよう、と思えたのは、本当に数年ぶりだった。本気だった。

が、しかし。

新年早々に衝撃的なニュース

それは「豆柴の大群 全員改名方向性シフトチェンジである

しかった。

ただただショックであった。

WACKという事務所がどんな物かは分かっていた(一時期BiSHが気になり調べたりしていたからだ)。だが、この展開はあまりにも早すぎる。クロちゃんプロデューサー解任から僅か1週間ほどの出来事である

豆柴のメンバーWACKに憧れ、カッコいい路線を望んでいた。それに間違いはない。だから、それを否定するつもりはない。

しかし、WACKというカッコいいアイドル事務所の中で、唯一キラキラ可愛い王道アイドル路線なのが豆柴らしさで、それがウリ、面白みだと思っていた。

だが、違った。

渡辺は何を考えている?

クロちゃん水曜日のダウンタウンという巨大な看板を利用するだけして簡単に捨てたのだ。

今の豆柴には、クロちゃんプロデュースの欠片もない。彼の意思尊重することはできなかったのか? これでは、あまりにも元プロデューサー可哀想だ。

で、ここからが本題である

私はWACKファンが嫌いだ。

嫌いになってしまった。

名前変わったり路線が変わっただけで応援できないとか、WACKオタク向いていないから追わない方がいい」

このツイートを見た瞬間、気持ち悪さで死ぬかと思った

豆柴のファンは、WACKファンじゃない。ただ豆柴の5人が好きなだけだ。

まして大手番組きっかけで話題となったグループだ。WACKを知らない層がハマったケースが確実に多い。

全員が全員事務所箱推しできる訳がないだろう。

そんな新規排除するようなツイート、何の意味がある?

豆柴のファンが減るどころか、WACKの他グル新規獲得も厳しくなるだけだろう。

なぜオタクはいつもこうなんだ。

とにかく、Twitterでは上記のようなツイートを多く見かけた。そのツイートをしているアカウントほとんどがWACK箱推しだった。

唖然とした。

こんな民度なのか、と。

WACKって、主観的一方的古参アピールしかできないようなオタク達が沢山いる界隈なんだな。

悲しいけれど、そう思う他なかった。私だって、できれば思いたくなかった。

WACK所属しているアイドル否定しない。むしろ好きだ。

だが、渡辺氏とWACK信者だけはどうにも許せない。大嫌いだ。

今回の豆柴のイメチェンWACKを知らない豆柴ファンからしたらショックだったことに変わりはない。なのに、それを悪く言うWACK信者の多いこと。

豆柴ファン気持ちを考えると、胸が痛い。やるせない気持ちのまま、今日もりスタートを聴きます

2019-12-29

事務方10年目。振り返りと来年抱負

仕事の振り返り

しばらく事務方を続けてきて思うのは、事務仕事なんてしょせん雑務の塊に過ぎないということ。これを軽視したがるやつの気持ちもよく分かる。でも、仕事アイデンティティを求めたくない自分にとっては(たいていは専門資格技能もつ人が職業アイデンティティを強く持っていると思う)、この名も無き仕事が適職だったとも実感している。

いやー本当に20年前に想像した通りだった。もっとも当時は、事務職のような「日陰職」を淡々とやるのが自分に向いているという程度の理解だったのだけど。

から自分的にはもういつ辞めてもいいとさえ思っている。ふだんから情熱やりがいも充実感も満足感もないが、だから辞めたいというのではない(むしろ事務方にはそんなものは一切必要ないと思っているくらいだ)。

そうではなくて、私が思うに、事務方仕事は属人化したままにしてはいけない。自分がいなくても問題なく回るよう、過不足なく引き継がれないといけない。

どんなことにも当てはまると思うけど、モノでも人でも永いこと関わっていれば、初めはどんなにシンプルでも、細かいかいノウハウがツタのように絡まりついていく。気づいたときには、いったいどこをどう解きほぐしたものだか分からなくなっている。それをもって、斯界にその人あり、なんてキレイにまとめるのは簡単だけど、じゃあそれ他の人にどうやって手渡していくんですか、って話。それって結局、仕事ぶりとしては二流三流ということなんじゃないの。

そういう、外目から見ればカッコいいけど内輪から言わせればタイガイな人だったみたいな評判を残すことを想像すると、じわりと嫌な気分になる。別に、いい人だったと言われたいというのではない(そりゃ、言われるに越したことはないんだけど)。トータルで見て、自分迷惑をかける存在だったと思いたくないんだ。

から先の言い方は「いつ辞めてもいい」というより、「いつ辞めてもいいようにしたい」というのがより正確だ。

「立つ鳥跡を濁さず」。まさにこの一言に尽きる。

あるいは、大学院担当教授が言っていたセリフ。「その人がカウンセリング必要としなくなった日には、カウンセラーのことも忘れてしまっているのが理想です」。

性格の振り返り

なんだかんだで少しずつ役職が付いてきて、立ち回りできる職務範囲も変わってきた。最近だと、社内規約表記方法に口を出したくなってきている。ただ一方で、ここにきて何か違和感がある。なんというか、やりすぎ、枝葉末節に過ぎるような気もする。

そんなとき(というか昨日)、一通の封書が「宛先不明」として返送されてきた。差出人は恐らく、このあいだ開設した分署のスタッフだ。本署の住所が印字された窓付封筒のその余白に、分署の住所をハサミで切り貼りしていた。

もーなんなのこれ。自分とこの住所が載った窓付きが欲しいってなんで言わんの。

…と、それを持ってきてくれた後輩の子にグチって、はたと気づいた。

オレ、ものすごく細かいことにこだわる性格持ちだったことを完全に忘れてた。

小学2年生のころだったか教室掃除で、皆の机を並べなおすときにユキミちゃんが机を割と適当に並べているのが気になった。「これはここじゃないの、その後ろはこれくらい離さないと」といちいち口も手も出し始めたのだ。彼女ものすごーく嫌な顔をして、「じゃああんたが勝手に並べたらよかたい。私は手伝わんけん」とそっぽを向いてしまった。私は(ああ、こういうことをやってはいけないんだ)としぼんで、人には極力干渉しないようにしようと思ったのだった。

以来、その性格が完全に封印されたわけではなかったが、優先順位を組み立てることができない以上、この性格を全面に押し出すべきではないと思って、なるべく無視するようにしてきた。

それに、あんまり器用な性格ではなかったので、そういう似たような「封印」を自分に幾つもかけるという対応ばかり採ってきた。その結果として、大学卒業も間近という頃には、見事なウスノロになっていたというわけだ。そして尻に火が付くのにさら10年。対策を打つのに、そろそろ20年…。

来年抱負

話が長くなった。

封印」は少しずつ解けてきているけど、同時に老化も、有無を言わさずやってきている。今年は「なるはや」で仕事をするようにしてきたが、これからはそうもいかないだろう。これからはより一層、局面も読むことが求められるはずだ。すこしずつシフトチェンジし、最後はきっちりケツをまくれるように準備していきたい。

もちろん、身につけないといけない専門知識はまだまだあるし、より専門家ぽくなっておく職域もある。しか事務方に就いている以上わたしは、スペシャリストとして振る舞う機会は少ないだろう。というかそんな振る舞いをした時点で、事務方は保身を図る老害とほぼ同じだと思う。

できるだけジェネラリストっぽく。それが、来年抱負

2019-12-08

彼氏大事にされないのが嫌だ(再追記しました)

学生彼氏は毎月お金がないと言っていた。

からと言ってお金を貸すとかは一切していないが、彼のお金管理は目に余る所があったので一緒に家計簿アプリを使ってお互いに貯金を頑張ろう!と誘い、最近やっと今月の残高というものを気にしてくれるようになった。

彼はズボラな所があるので、今まで服とか髪型とかも一切気にしたことがなく母親頼りだったらしい。

デート服装ダボダボジーパンに大きなドクロがかかれた蛍光色のパーカーとかだった。

付き合い始めて最初誕生日大学生っぽい服をプレゼントしてからは気にするようになったようで古着屋で自分で服を選ぶようになった。

共通の友人にはずっとなんでこんな中学生みたいなやつと付き合っているかからないと言われていたが、最近はお似合いになったねと言ってくれる。

私としては今では自慢の彼氏なのだが、どうしてもコミケに行くことだけが許せない。

彼は毎年夏と冬、絶対コミケに行く。

お金がないからと私とのデートは近場にして済ますのに、コミケには行く。

年末年始、私と過ごしてくれたことはないのにコミケには行って友人たちと年末年始を過ごす。

私と出かける日の早起きはなかなかできないのに、コミケの日はできる。

最初は年2回しかないイベントだし趣味邪魔はしたくないからと考えないようにしていたが、私はそんなもんなのか…と自覚してからコミケというものがとても嫌になった。

こんなのただのワガママだとはわかっているけど、実家に帰るわけでもないんだからたまには年末一緒にいたい。一緒にガキ使みたい。

普段そんな遠出してるわけじゃないけどデート近場にしてコミケに行くくらいなら、コミケで大量に同人誌買ってくるくらいなら、私にお土産ひとつでも買ってきてくれたらいいのに。

私もオタクからコミケに行きたい気持ちはわかるけど毎回私にいつからいつまでコミケ行くからごめんねと謝る。

私が嫌なのわかってるならたまには一緒にいてよ。

絶対行くくせに。何があっても何を言っても行くくせに。

昨日今年もコミケ行く支度しなきゃとか行っててまたこんなことを思ってしまった。

こういう妬みを言う自分が嫌になるよなぁ…






追記

タイトルが悪いとのご指摘を頂きまして変えました。

怒りと虚しさで書きなぐったので冷静になってから書けばよかったなと思いますすみません

アドバイスやご意見ありがとうございます

彼氏にはコミケに行くなとは言いませんが待遇改善しろ要求します。

吐き出すところが普段ないのでここでは悪いことばかり書いていますが、普段はとてもいい人なんだよ。

家事とか嫌がらずにやってくれるし。

いい所も一緒に書いておけばよかったな。






※また追記

誰か話を聞いてくれー!程度で書いたものがたくさんの人に読んでもらえてかなりスッキリしました。

読んでくれた人ありがとう

少し気になったのだけど、別のジャンルでも好きな物を追いかけているっていうの、オタクに含まれないの?

私は女性向けジャンルが好きだけど、彼氏は別のジャンルが好き、みたいなの。

本文とかけ離れた内容で追記して申し訳ないのだけど、私自分がオタクだと思っていたのでオタクじゃないみたいでびっくりです……

一緒に行く行かないは趣向がとかコメントいただきましたがそこら辺はお互いに割とオープンです。

私も性癖語るし、彼も語るし、みたいな。

から一緒に行っても拗れたりとかはないだろうけど、友達と楽しくしてるものを無理やり私にシフトチェンジ!なんて最低じゃない?

私は皆さんの仰る通り、私のことを何より大事しろ!とワガママを声を大にして言っているのでまあまあクソだと思います

だけど、基本的に私も趣味を楽しみたい人間なので趣味をやめろ!とは言いたくないんです。

説得力ないだろうけど。

だって都内イベントに行ってたりするし、私にいいよ行っておいでと言ってくれた分、私もいいよ行っておいでと返したい気持ちはもちろんあるんだよ。

だけど、毎年、毎回、この時期が来るとモヤモヤして嫌になってしまうってだけで。

なんだかんだ彼毎回楽しそうにコミケに向かうし、無理やり押さえつけました!とかはしてないしするつもりもないよ。

またちょっと熱くなった状態追記したのでゴチャゴチャ変な事言ってしまった気がしますが、趣味邪魔したくないのが私の意見です。

邪魔したくないけど、モヤモヤしてしま鬱憤をぶつけるところがなくて、ここに吐きました。

すみません

2019-07-21

昨日まで宮迫ぶっ叩いてた人、今どんな顔してるの?

今もなお宮迫叩きをしてるなら一貫したキチガイだし、

吉本興業バッシングシフトチェンジしたなら節操の無いキチガイ

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