「弟子」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 弟子とは

2024-03-19

anond:20240229111160

24.3.18

体調の最悪期が続いていて、そうなると言葉も出てこなくなるので本当にどうにかしないといけないが、立ちあがろうとすると何かしら厄介事が降り注いできて、自分を甘やかしたくなってまた不健康にというループ彼女とは「いいね」でなんとなく繋がっている感を味わっているが、俺が週末旅行していたことを知られていないように、俺のアップしたものは念入りに見られているわけでもなく、礼節の範囲内でのいいねであり、ただそれが単純に嬉しいという微笑ましさ、いや気持ち悪さか。自分が今あらゆるものに興味を持続させられないように、他者も俺に興味などないのだという当たり前の思考ができないバランスの悪さはおそらく生まれ付きで、唯我独尊を唱えながら弟子もいない悟りもしない釈迦。悟れないというのはつまり執着を捨てられていないということだが、問題は俺が何に執着しているか自分でわかっていないところで、叶えようも捨てようもない極度に抽象化した希望けが耳元から首の後ろをフワフワと周回していて落ち着くことがない。それがなくなった時に訪れるのが自由悟りか諦めか死なのか、希望を弄んできたようでいて弄ばれながら夜に沈んでいる

2024-03-16

罪のなき者のみ石を投げよなんて偉そうだな

そんなんだから弟子の一人に銀貨数枚で売られて処刑されて、石どころか槍をぶっ刺されたんだぞ

しかも死んだと思ったら蘇生するし、思わず駆け寄った女に「オウてめぇ俺に触れんなや」の拒絶だろ?神様気取りかよ

いや神様だったわ

2024-03-08

ドラゴンボール探しの旅に出て5年が経った

残るはイーシンチュウただ一つ。

鳥山明先生が亡くなったニュースは、あっという間に世界を駆け巡った。

世界はその偉大な業績を称え、そして悲しんだ。

しかし人々には希望があった。

誰しもが彼の代表作、ドラゴンボールを思い浮かべていた。

「7つのボールを集めることができれば、我々の願いは叶えることができる。」

ドラゴンボールは本当に存在するのか。誰もが当然に考える疑問だ。

ところが彼が亡くなった数日後、とある出来事をきかっけに事態は急転する。

誰一人立ち入ることが許されなかった鳥山明の自室から、星が描かれた3つのドラゴンボール漫画に登場したものと全く同じ形のレーダーを彼の長男が見つけたのだ。

そこには漫画で書かれた鳥山明から手紙が添えられていた。

父らしいと思いながら読んでみると、そこに書かれていたのは誰にとっても驚きの内容だった。

なぜなら、そこに書かれていたのは、彼が漫画家として成功できた本当の理由だったからだ。

鳥山明ドラゴンボール出会いは彼の小学生時代に遡る。

いつものように学校からの帰りを急いでいると、道端にぐったりと座り込んでいる一人の老人がいた。

彼は、今にも息絶えそうな様子で鳥山明に語りかけた。

少年老い先短い老人の最後の頼みを聞いてくれ。

ここに探知機が一つある。とある最新製品の試作品なので見慣れないのは仕方ない。

この探知機に従って山に入っていくと一つの水晶玉が転がっているはずだ。

それをワシのもとまで届けにきてほしい。お礼は弾む。」

鳥山少年は一切疑うことのないような澄んだ瞳で言う事を聞いた。

そして老人には険しくとも、少年にしてみれば何でもないような山道サクサクと登り、岩肌の隙間に挟まっている水晶玉を見つけた。

どこかから強く投げ込まれたようにめり込んでいたが、少年が手を伸ばすとまるでそれに返事をするようにゆっくりと光って地面に落ちた。

少年水晶玉を手にすると、大急ぎで山を下っていった。

少年の手に握られている水晶玉を見て、老人は表情を激変させた。

先程までの息絶えそうな呼吸は激しくなり、目玉が飛び出しそうなくらいに開かれていた。

お礼を期待する鳥山少年から何も言わず水晶玉を奪い取ると、彼は懐からさらに6つの水晶玉を出して眼の前に並べ始めた。

お礼を貰えなかったことに不貞腐れていたものの、少年好奇心はすぐに老人の異様な姿に奪われた。

老人は興奮した様子で水晶玉を並べなが、「ついにやったぞ」「いよいよだ」といった言葉を繰り返している。

「いでよシェンロン!」

老人が突然叫ぶと、辺りは一瞬で昼のように明るくなった。

少年は急いで目を塞ぐ。

相変わらず眩しい世界の中で、静寂だけが続いていた。

老人の声が聞こえないことが気になり、やっとの思いで薄く目を開いてみると、大きく口を開けて目をかっぴらいたままの老人が見えた。

あうあうと、声にならないような音が喉から漏れている。

老人の目線の先を追うと、そこに見えたのはこちらを見下ろすように中に浮かぶ大きな龍だった。

それに驚き老人を再び目を向けるが、老人は一点を見つめたまま動こうともしなかった。

気がつくと、周囲は夜よりも暗い闇と静寂に包まれていた。

老人が何も言えないでいると、目の前の龍は頭に直接語りかけてくるような声で「さあ願いを言え」と一言だけ言った。

その声が聞こえたと同時に老人の呼吸が荒くなり、何かを喋ろうにも喉が詰まって喋れないような、そんな様子で悶え始めた。

そうかと思っていると、老人は急に立ち上がり、大きく一つ息を吸ったかと思うと吐き出すことなくそのまま倒れ込んでしまった。

目は大きく見開かれたまま、ピクリとも動く様子はない。

突然のいろいろな出来事におどろいて動けないままでいる少年の頭に、さらに声が鳴り響いた。

「そちらの人間は願いが言えなくなってしまった。お前で良い。さあ願いを言え。」

少年事態が飲み込めないまま、まるで夢でも見ているような気持ちでそこに立っていた。

そうだ。どうせ夢なのだから。そう思って少年は答えた。

世界一の漫画家になりたい。」

亡くなった鳥山明の部屋からつのドラゴンボールレーダーが見つかった半年後には捜索チームが組まれていた。

添えられた手紙には、彼がドラゴンボール出会った経緯についての漫画と、そうしてレーダーを利用して秘密裏ドラゴンボールを再度集め始めていたことに関する内容だった。

漫画が終わると、その後には自分がいつ死んでもいいように、その時はこれらのドラゴンボール長男に託すと手書き文字が書かれていた。いわば遺言状である

彼が再び何を願いたいのかまでは書かれていなかったが、「これを見つけたということは俺はもうこの世にはいないということだ。それは残念なことだが大丈夫。俺はお前を信じている。」とだけ書かれていた。

捜索チームのリーダー鳥山明氏の長男が担った。

長男秘密を守りながらも信頼できる人間を集めた。

生前に返しきれないほどの恩を受けたであろう彼の信頼できる弟子や、同じ時代にしのぎを削りあった漫画家や編集者たち5人が集まった。もちろんトリシマもいる。

はじめのうちはレーダーが一つしかないために捜索の効率はとても悪く、誰にも悟られないように慎重に進めていることもあって全く見つけることができなかった。

レーダー範囲より外の反応はレーダーの端に表示されるだけなので、水平方向に移動した時に見られるわずかな収差をヒントに距離予測して地点を絞り込んでいった。

飛行場が近くにないような場所ヘリコプターを使ったりもしたが、そうした交通手段が揃っている場所であることのほうが稀で、迂闊に他人を巻き込めないという状況も手伝っていたずらに時間ばかりが過ぎていった。

それでも地道に場所を絞り込み、一つは5,000m級の山の上、一つは1,500mの海底、一つはアマゾン奥地の原住民族に神と崇められている祭壇から、3つのドラゴンボールを集めることができた。

残りの一つは、日本とは国交のない、しかも今現在戦時下真っ只中の高い壁に分断された自治区範囲に絞られた。

鳥山家長男は、難民支援目的とした多額の資金を手に、そのために作った慈善団体代表として同行することでやっとの思いで入国を許されることができた。

そのために使った金額は、実に鳥山氏が生涯稼いだ財産の半分以上に至り、彼の行動の一つ一つが世界中で報道されてしまうことで、余計な注目を集めることになった。

どこにいてもマスコミの目から逃れられない状況は足かせでしかなかったが、支援活動の間を縫ってはレーダー確認し、やっとのことで場所を絞り込むことができた。

今、目の前には爆弾で崩れ去った瓦礫の山がある。

マスコミの目を盗み、現地のコーディネーターの反対をのらりくらりとかわしながら瓦礫の山を登る。

ドラゴンボール位置を示すレーダーの点が中心に移動し、今まさに自分の足元に埋まっていることを指し示す。

しかし、どうやって掘り起こせば良いのか、途方に暮れながらひとまず座り込むことにした。

いたずらに瓦礫をめくってみると、それはまるで当たり前にそこにあるかのように淡く光を湛えて転がっていた。

それこそが紛れもないイーシンチュウだった。

とうとう最後の一つ、イーシンチュウを手に入れた彼は、支援活動も放り投げて早々に日本行きの便に飛び乗った。

残りのドラゴンボールを持ち歩くことで万が一のことがあってはいけないし、過酷環境下で願いを叶えること自体危険だと考えていた。

他のメンバーにしてみれば、彼が日本への帰国を急ぐこと自体がイーシンチュウ発見の合図である

彼が日本に着く頃には、全てのメンバー鳥山邸に集合していた。

すぐにでも願いを叶えたい気持ちを抑えて、皆で願いを叶えるための準備を進める。

ここまで一緒に戦い抜いてきた仲間である。誰の言葉で願いが叶っても良いのだ。

焦って願いが失敗してしまうことのないように、この日メンバー全員で何度も願いの言葉練習した。

翌朝、目が覚めると外が騒がしかった。

家の中庭に他のメンバーが何かを囲うかのように集まっている。

その中心に横たわっていたのは、一部が焼け焦げてはいるがトリシマだと分かった。傍に黒く焦げたアタッシュケースが転がっていた。

メンバーたちは動揺を隠せないでいるが、リーダーである長男だけは落ち着いていた。

彼は最後までメンバーを信じていたわけではなかった。

誰かが裏切り皆を出し抜こうとしたときだけに発動する罠が仕掛けられていたのだ。

それがシェンロンをよびだす呪文である

鳥山明氏の遺言状とも言える漫画の一部、シェンロンを呼び出すシーンに手が加えられていたのだ。

正しい呪文は「いでよシェンロン!」であるが、漫画には「ででこいシェンロン!」に書き換えてあった。

そしてその呪文に連動するように、ドラゴンボールを格納しているアタッシュケースには細工がしてあった。

それが音声認識による爆弾起爆だった。

メンバーには直前に正しい呪文を教えるつもりだった。つまり、誰かが出し抜こうとして間違った呪文を唱えれば途端にアタッシュケースが爆発し、たとえそれでシェンロンが現れてしまったとしても、爆発によって願いを叶えることはできなくなるという仕掛けだった。

もちろん、位置情報によってこの建物を離れようとしてもアタッシュケースは爆発するようになっていた。

そのことは他のメンバーには伝えていなかった。

ざわつくメンバーを尻目に、リーダーである長男レーダーを元にそこら辺に飛び散ったドラゴンボールを拾い集める。

流石のドラゴンボールだ。傷ひとつどころか、汚れさえも全くついていなかった。

動揺するメンバー事情説明して、この事故自業自得であることを理解してもらう。

メンバー達は安心したような、それでいて何かに怯えるような表情をしている。怒りの表情を浮かべるものもいるがもう知ったことではない。

そんな状況を仕切り直すように「さあはじめようか」と、長男一言だけ言った。皆は無言で頷く以外になかった。

いよいよだ。

「いでよシェンロン!」

途端に視界が光に奪われる。まだ朝だというのに、真夜中に突然目の前でナイター照明を焚かれたかのような明るさだった。

少しずつ目を開けて見上げてみると、まさに生前に父が漫画で描いたかのようなシェンロンがこちらを見下ろしていた。

父の圧倒的な画力に改めてため息が漏れた。

「さあ願いを言え」

これも父が漫画に描いたシーンのように、直接頭に響くような声だった。

漫画で見ていた分、少しは冷静でいられたために周りを見回す余裕もあった。

周囲はすでに夜よりも暗い闇に包まれている。

どうやらこの周辺以外の時間が止まっているらしく、ここにいるメンバーたち以外に何かが動いているような様子や音は感じられなかった。

それならば騒ぎになることはない。焦る必要はないのだ。

メンバー達と目配りをする。

失敗しないように何度も練習をしたセリフだ。

「どうした。さあ早く願いを言え。」

その声が皆の頭に響いたのを合図に、メンバー達は同時に願い叫んだ。

ここまできて裏切りがあったのであれば、それはもう仕方ない。

また探せばいいのだ。残ったメンバーの数だけ、探し続ければいいだけのことなのだ。

そんなことを考えながら願い事を言い切ると、「たやすいことだ」という一言が頭に響いた。

周囲が光に包まれると同時に目を閉じる。

そして眩しさが去ると、辺りに喧騒が蘇ってきた。

恐る恐る目を開けてみる。メンバー全員が不思議そうに顔をみあわせる。

それぞれの表情を見比べると同時に、自分たちの願いが叶ったことを理解した。

そう。皆の頭には、今まさに脱ぎたてのようなほかほかな暖かさに包まれた小さなリボン付きの純白なパンティーが、それぞれかぶらせられていた。

偉大なる巨匠であり我が父よ。あなたの願いはこれで間違いないだろうか。

皆で何度も相談した結果、どう考えてもこの結論しか至らなかった。

今まで人類に大きな夢と希望ありがとう。どうかこれで安らかに眠ってほしい。

そんな達成感と安堵に満たされながら、リーダードラゴンボールレーダーを踏み潰して壊した。

2024-02-28

anond:20240228043834

原作1〜2話だな

主題は5巻までで出てるのでそこまでに面白いと感じないなら合わないと思う

フリーレンとヒンメル→勇者PT(過去)との関係

フリーレンとフェルン→弟子(次世代)との関係

フリーレン(人間)と魔族→作中世界での魔族の概念

フリーレンと魔法(師匠)→作中世界での魔法仕様

ねこんな感じの話で、

上記フリーレンの箇所をサブキャラに置き換えることで、

各々のキャラ人生でも視点を変えて話を展開させてる

2024-02-26

子供が虐めは女がやるものだと言い出した

クラス女の子が虐めをしてるのかと聞いたらしていない、ニュースでやってる、男は虐めをしないと言い出した。

いまニュースでやってる虐めと言えば、剣道部虐め自殺白鵬弟子の虐め、男による虐めニュースが多い。

てゆーか君ニュース見ないでYouTubeばかり見ていますがな。

と言ったらうるさい!反論するな!ムカツク!と怒鳴りだした。

YouTubeの影響なのかなぁ、子供はこれから反抗期真っ盛りに入るけど、ネトウヨミソジニー化したら嫌だわ。

2024-02-25

anond:20240225154920

論語為政編での使い方(https://manapedia.jp/ より)

子夏問孝、子曰、色難、有事弟子服其労、有酒食先生饌、曾是以為孝乎。

子夏孔子に孝について尋ねました。孔子がおっしゃるには「自然笑顔になるのが難しいのです。仕事があればその仕事を全うし、おいしいお酒食べ物があれば年上の人にまず差し上げる。このような行いをもって孝と言えるでしょう。」と。

  

子貢君子、子曰、先行其言、而後従之。

子貢孔子君子について、尋ねました。それに対して孔子は、「まず実行をすることです。実行をした後に自分意見を述べるのが君子というものです。」

  

菜根譚での使い方(https://jsdmcp31.jp/tusroacs-zensyuu1-50 より)

降者、先降自心。心伏則群聽。橫者、先此氣。氣則外橫不。

魔を降す者は、先ず自心を降せ。心伏すれば則ち群魔は二退き聴く。三横をする者は、先ず此の気をせよ。気平らかなれば則ち外横は侵さず

  

肝受病則目不能視、腎受病則耳不能聽。病受於人不見、必發於人共見。故君子欲無得於昭昭、先無得於冥冥。

肝、病を受くれば則ち目視ること能わず、腎、病を受くれば則ち耳聴くこと能わず。病は人の見ざるところに受けて、必ず人の共に見るところに発す。故に君子はを昭々に得ることなきを欲せば、先ずを冥々に得ることなかれ。

  

先=「まず」 順番として過去みたいな用例が多い。まぁ辞典で調べればいいんだけどね。

https://cjjc.weblio.jp/content/%E5%85%88 ←中国語

https://www.weblio.jp/content/%E5%85%88 ←日本語

日本語と大違いだぜ!

2024-02-21

歴史上の人物って異常な人多くない?

エジソンは「空を飛べる薬」を友達に飲ませて病院送り

映画を複製して大儲け。

死者と交信できる装置を作ったり、おかしかったよね。

心理学フロイトコカイン中毒者。

キュリー夫人弟子不倫

ジャン=ジャックルソー露出狂

モーツァルト下ネタうんこ)好き。

夏目漱石鼻毛原稿に植え付けてるし。


やっぱり天才となんたらは紙一重なのかな?

ライスオーモリ・メンマの戦いとは、モンゴル帝国軍との戦いのエピソード源義経軍勢を引き連れ、源義経後援者である豪商ライスモリ(後のチンギス・ハン)の屋敷宴会を開いた。豪商ライスモリ(後のチンギス・ハン)は豪勢な振る舞いで評判となり、一族の筆頭弟子でもあり、大理の虎を破って天下を乱した功から源義経の厚い信頼を得たと言う。一方、源義経の元では側近として、幕府平家陰謀などに尽力し続けていたが、チンギス・ハン

Anond AI作成

2024-02-20

anond:20240220184819

そもそも普通教育が始まったのがここ最近やぞ。その時代弟子になる女もいない

トーキッズ漁業やったらいいのに

もう少し頑張って海に出る

漁師弟子入り

働く

わーいわーい

完璧では。

2024-02-19

宗教」という問題について語ろう

「私に宗教必要ありません」

宗教勧誘を受けたときによく口にしてしまうこの言葉

多くの日本人にとって宗教は「必要のないもの」という感覚が共有されているように思う。

しかし、本当にそうだろうか。

あるいは、「宗教必要のないもの」という認識宗教問題について冷笑的な態度を生み出し、本当にその問題について考えることを無意識的に避けてしまうのではないだろうか。

宗教(Religion)」という言葉は実は近代語だ。

もともと、この語源となるラテン語における「Religio」は、「(精神的な)深い絆や繋がり」を指す言葉であり、もしくは今日においても「Religious」が指すように「信仰深い態度」そのものを指す言葉として使われていた。今日における「○○教」といったような言葉は、単に「○○の弟子たち」あるいは「○○の後を追う者」といったような言われ方がされてきたし、日本においても「茶道」「武道」などの言葉に残るように「仏道」など「○○道」という言葉があてがわれていた。近代に入るまで「信じる」ということが、より実践的な行為と不可分なものとして扱われていたことがうかがえる。

私なりに「宗教」という問題が何を指すのかを考えてみるところ、それはおそらく「生き方(a way of life)」そのものなのだ

このように言うと、「ならやっぱり必要ないじゃないか。現に私たち宗教に頼らずとも、自分たち生き方に不満がないのだから」と言いたくなるかもしれない。それもひとつの「生き方」だ。

しかし、もう少し俯瞰してみると、これには以下のような構造が見て取れる。つまり日常生活においては必要のないものいるかもしれない。しかし、自身の生きる目的や指針などが根底から揺らいだ時にも果たしてそうだろうか。宗教的契機は必要ときに必ずや立ち現れるものなのかもしれない。

少したとえ話をしよう。

人類史における長い間、「地球は平だ」とする見方が優勢だった時期があった。しかし、当時に生きる人々はそもそも、大半が一生を自分の村で過ごす農民だ。たとえ貴族であっても交流範囲は限られていた。シルクロードを通じて、遠くから物品が運ばれてくるとしても、それは「遠くから運ばれてきたもの」であり、具体的にどのような道を通ったのか、その間に地平線を意識することもなければ、時差について説明する必要もあまりなかったはずだ。つまり、「丸いと考える必要がなかった」のだ。

しかし、時代は移り変わり大航海時代領域国家なども生まれ、人々の交流範囲がどんどんと地球規模に発展していった。その過程で、例えば「他国より手短にインドに行ける方法」を知らなければいけなくなったし、「離れた地域の人と連絡を取る方法」を考えなければいけなくなったし、「大規模な航海を行う必要」にかられた。その過程で、新たな発見を迫られ、徐々に「地球は丸い」という考え方が受け入れられてきた。

これは、地動説VS天動説しろアリストテレス目的論VSニュートン力学しろニュートン力学VSアインシュタイン量子力学しろパラダイムシフトというのは、往々にしてこのように「新たな問題に気付き、これを解決する過程で、認識全体が変容する」ことによって起こってきた。

宗教においてもおなじことがいえる。

まり、「宗教」というものも、そのようにより深い、目の前の生計や、人間関係さらには政治技術、そういった問題を超えた「自分自身は何のために生まれて、何のために生きているのだろう」「この世界は何のためにあるんだろう」といったような問題対処するための、プラグマティック実践論といえる。

そして、「自身生き方に行き詰ったとき」「自身生き方を見直さなければならない時」に、必ずこうした宗教問題に取り組む契機が訪れるのだ。

これは、「既存伝統宗教新興宗教は信じるに値するか」といったような問題とは異なる、より根本的な「宗教的契機の構造」の話をしている。その上で、「どんな信仰体系がその個人にとって意味があるのか」は、その個人マインドセットや、置かれている社会的文化的環境によって異なってくるだろう。もちろん、その人が置かれている社会的文化的環境によっては、特定信仰体系が反社会的であるとされることも容易に想定できる。それこそ、人々が宗教的契機に恵まれる、「自身生き方根底が揺さぶられるショック」を受けた状態に、巧みな言葉を投げかけ、献身的信者を作ろうとする商業主義宗教は、必ず唾棄されなければならないと考えているし、宗教もつ「強固な集団形成力」が誤った方向に向けられ多くの不幸を生み出した事例は人類史を見ても枚挙にいとまがない。伝統宗教価値を見出すとすれば、それは「長年生き残ってきた風習であることに意味を見出す保守主義観点からだと言えるかもしれない。いずれにしても、それが「生き方」の問題である以上、ひとりひとり、さらに状況によっても異なって当たり前だし、多様な実践が見られて当然だろう。

宗教は我々の生き方(a way of life)を根底から見直すときに必ず立ち現れる根本的な認識論であり実践である

これが私の考える宗教という問題であり、宗教に関する多元主義的視座の土台である。ぜひ、みんなの意見も聞かせてほしい。

2024-02-15

anond:20240215004655

トランスクィアフェミニズムとは出自が違うんだよね

トランス大元理論をつくった人類学者のゲイルルービンGayle S. Rubinの「性を考える セクシュアリティ政治に関するラディカルな理論のための覚書」(1984)を読めばすぐわかる。

1950年代共産主義者同性愛者のように、小児性愛者は汚名を着せられているため、彼らのエロティック指向性はおろか、市民自由擁護者を見つけることも難しい。その結果、警察は彼らを食い物にしてきた。地方警察FBI、そして監視役の郵便局検査官が加わり、小児性愛者たちのコミュニティを一掃することだけを目的とした巨大な組織を作り上げた。20年かそこらで煙がある程度晴れれば、こうした男たちが野蛮で分不相応魔女狩り犠牲者であったことを示すのは、ずっと容易になるだろう。多くの人々がこの迫害に協力したことを恥ずかしく思うだろうが、獄中で一生を過ごした男たちのために良いことをするには遅すぎるだろう。

原文はこちら。

https://bpb-us-e2.wpmucdn.com/sites.middlebury.edu/dist/2/3378/files/2015/01/Rubin-Thinking-Sex.pdf

 

ペドフィリア擁護しまくって、同性愛と同等の位置に置いている。

ちなみに弟子バトラーも親子の性行為擁護したりしている。

まりこの人たちは女性の権利を守るフェミニストじゃなくて、従来の価値観を転倒させることが目的ポストモダニスト

たまたま同性愛に関しては人権擁護の方向が一致したから一緒に扱われているけど、根本思想全然違う。

2024-02-14

anond:20240214193436

漱石は、名前を「申年に生まれた6番目の子ども」ということで「申六」とする予定だったが、「先生いくらなんでも人間の子供ですから、ニンベンをつけて『伸』にしましょう」と漱石弟子である小宮豊隆から言われ、「伸六」となった。

夏目伸六 - Wikipedia

[] ソフトバンク山川穂高内野手(32)が11日、リチャード内野手24)に打撃についてつきっきりでアドバイスを送った

https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/816841

。かつて自主トレもともにした弟子だけに、痛烈な〝喝〟も送った。




 悩める大砲候補への〝セカンドオピニオン〟だった。「(リチャードが)打てないのは技術面。みんなメンタル面って言ってますけど、技術ですよ。メンタルじゃない」。昨季は2軍で本塁打王を獲得するも、1軍では打率1割1分5厘。1試合で4三振を喫する時もあるなど、周囲からメンタル面の指摘も多かった。それでも、山川技術に焦点を置いた。例として挙げたのは、2軍での打率だった。




 山川は1軍で通算786試合に出場し、打率2割5分6厘、2軍では通算264試合打率3割1分2厘。ホームランバッターでは優先度が低くなりがちな打率一定の成績を残してきた。1軍に上がれば、投手レベルの上がり、2軍での成績通りの結果は期待できない。山川は「2軍の時は1軍上がるためにやる。打って上がるためには3割が絶対勝手に思っていた」と語った。




 一方、19本塁打で4年連続本塁打王を獲得したリチャードの昨季の2軍打率は2割2分5厘。「1軍で打てないのは2軍で打てないからです。2軍であの成績で打っているとはならないと思う。リチャードが(2軍で)3割3分くらい打っていたら、もう少し我慢して使うと思いますよ」と言い切る。



 11日午後の自由練習では、室内練習場でともに打撃練習。伝えたのは山川が「生命線」と語る軸足の使い方だった。その上でリチャードの課題として、ある癖を指摘した。「選びすぎです、ボールを。打率を上げる方法は、簡単に言えば好球必打だと思います。でもそれは、机の上の話なんですよ。打者というのはいけると思ったボールはいかないと。いけると思っているスポットが少なすます



 甘い球を捉えることは絶対条件である。その一方で、捉えようとする球に考えを巡らせすぎて、振ればヒットゾーンになる球も見逃している。弟子の現状を分析した上で、失敗を恐れず、思い切って振り抜く覚悟山川は求めていた。



 チームメートとなり、小さなことも指摘できるようになった。オフにはともに休日返上する予定もある。「あのままじゃ打てはしない」。愛弟子に厳しく接しつつ、成長を願ってやまない姿があった。

2024-02-08

anond:20240208122221

一理ある。

よって、日本史上最大の「敗戦」の一つである明治維新交渉で乗り切った、勝海舟に一票。

倒れかけの幕府の中、若手だったが実力を買われ代表者となり、江戸火の海にしないために交渉をやり切った男。

まあ、自分暗殺しにきた坂本竜馬を口で言いくるめて弟子にしてしまうほどの弁舌の持主だしな。

2024-02-03

anond:20240203225636

青空文庫全文検索結果

https://myokoym.net/aozorasearch/search?word=%E8%86%82%E5%8A%9B

「可笑しいことに、子路の誇る武芸や膂力においてさえ孔子の方が上なのである。ただそれを平生用いないだけのことだ」(中島敦弟子」)

などの使用例があるそうです

2024-02-02

そこに信頼と敬意と愛があるのか?

結局これが全てなのでは

脚本家原作改竄落語家弟子に訴えられた裁判

2024-01-29

anond:20240128233401

山崎邦正とかダチョウ倶楽部みたいなイジメられ芸しかできない人ってそもそも芸人に向いてないんだよ

でも本人はどうしても芸能仕事がしたい

収入になることだけは絶対に避けたいし

少なくとも芸能ワナビーではないことに多大な誇りを持ってる

いわば有能のやってる仕事はできなくて倉庫整理とか苦情受付担当リストラを免れつつニートを見下してる人みたいなもの

 

成り上がりの有能の元には取引先やら弟子やらスタッフやら枕やら人がワラワラ集まってきて

代わりはいくらでもいるか無能にはやめてもらいたいんだが

やばい仕事でもいいからどうしてもやらせてくれっていう人には

仕方ないから面倒見てやろうってことになる

しかしこういうポジションの人は苛立たせるし虐められやす

 

型が決まってる仕事ネタ作りの才能がなくてもできる

適職はむしろこっちだった

リアルでもよくある話だろ

2024-01-23

anond:20240123092738

おもてなしの心は一切ない大将だと感じました。

都内のいわゆる高級鮨は、それなりには経験ございますが、ここまで不愉快気持ちになったことはございません。

食べログ写真確認すると、イカキャビアを乗せた鮨など、バブリーさが感じられます

こんな写真に心踊らされてはいけません。実際は、ただの高級食材を足しただけです。

基本的提供される料理は、江戸前鮨の「仕事」は少なく、高級食材を足したもの

味はというと、可もなく不可もなく。食材は良さそうなため、不味いとかはないですが、驚きは何もありません。

この価格帯には珍しく、握り置きスタイル。(普通はお客さんに1貫ずつ、握ったらすぐに提供すると思いますが、人数分握ってからみんなに渡していくスタイル。)

そして、そして、味以上にびっくりしたのが、大将の人となりです。もちろん、良い意味ではなく悪い意味でのびっくりです。

ひたすらイライラしながら握ってます

時間勘違いされていたお客さんがおられましたが、他のお客さんの前で、「ふざけんな。キャンセル代全額取ってやる。」と言っています

始まる前から、お客さんの目の前で、「今日ランチから3回転でダルいんですよねー。」と言っています

お客さんの目の前で、ひたすら弟子陰湿なぐちを言っています

一部のお客さんと「この前35万のご飯行ってきました。」と、年甲斐もなく空気を読まずに自慢気に話しています

それでいて、料理の話はほぼしません。

最後に「追加をしたい」と伝えたお客さんには、ほくそ笑みながら「あー、ほとんど残ってないですねー。」とダルそうな対応

しかも、そんな接客なのに、サービス料は20%近く?取られていたようです。(2人で白ワイングラス3杯で、合計金額10万3,000円です。金額に怒っているわけではなく、お店側のサービスと立ち居振る舞いに呆れています。)

OMAKASEで予約がしやすいようですが、それだけの理由があります

もう2度と行きません。

https://g.co/kgs/2Up6zoe

2024-01-22

楽しい家族旅行が一転

ターミナル駅時間があったんで、俺と弟が電車降りて売店お菓子買いに行った。

すると思ったより時間が短くて発車のベルが鳴り始めた。

買い物を終えると、俺より足が速い弟は俺を置いて家族のいる車両のドアに一直線。

足が遅い俺は冷静に考えて、近くの車両から乗車。

で、移動して家族のいる車両に来たら弟は乗り遅れて閉まったドアの外でギャンギャン泣いている。

弟がドアから離れないんで電車も発車できない、すると「電車から離れて下さい!」の大音量

弟はパニックで大泣き、「電車から離れて下さい!」、弟の鳴き声が更に大きくなるの繰り返しで

結局、駅員が根負けしてドアを開けてくれて弟は無事乗れた。


車内のあちこちから「よかったね」と言う声が上がり、ほっとして一件落着。

と、思いきや、酔っ払いオヤジが管巻き始めた。

「そんな出来損ないのガキ、どうでもいいわ」

「親の顔が見てみたいわ」

子供ときでガタガタ言いいやがって」

延々と続く絡み。

静まる車内。

ピタリと泣き止む弟、見上げると硬直しているおふくろ。

そして、次の展開を予想して石と化すことに決めた俺。


おそらく電車が発車して3分後くらいだったと思う。

「何やとゴラァあ!」

怒鳴り声が車内に轟く。

凍てつく空気

あんたやめてー!子供の前で!おねがいからーっ!」

親父にすがりついて必死で止めるおふくろ。


寿司屋写真見たら、あの時のおふくろ思い出して涙出てきちゃった。

弟子さんには同情しかない。

2024-01-21

鮨屋店主インタビュー、頭に血が上ってしまたことを認める

https://pinzuba.news/articles/-/5419?page=3

大将ワインを飲みましょうよ」と、逆に客の側から声がかかったのだと話す。

「ありがたいことにワインいただきました。それを自分の側のカウンターに置いていたら、女性からいきなり“二日酔いなのに私の目の前にワインを置かないでくれ”と言われました」

 その時点では大将は、その後、トラブルへと発展する女性客が当日、二日酔いであることは知らなかったと語る。

「“(女性客が)二日酔いなんてことも俺は知らないし、だったら先に言ってよ”と思いますよね。そもそも、別組のお客さんから僕がいただいたお酒の扱いを他のお客さんが口出ししてくること自体、失礼です。

 最初から今日二日酔いなんで”などと言ってくれていれば対処もできました。それもなくいきなり、“二日酔いなのに私の目の前にワインを置かないでくれ”と自分の店で言われれば、良い気はしませんよ」

 しかし、もう1組のお客さんは大将の握る寿司を楽しみに来店している。ここで自分が熱くなるわけにはいかないと、吉田大将も我を取り戻したという。

自分ワインをご馳走してくれたお客さんもフォローに入ってくれたんです。すると、(後にトラブルになる)女性がそのお客さんに言い返したんで、僕もカチンときたんです」

 自分の握る寿司を楽しみに、初めて来店してくれたお客さんに物言いをつけるとは何事、と感じた吉田大将の導火線に火がついてしまったという。それが現在、X上で大きな話題を呼んでいる投稿写真の一幕につながるというわけだ。

 トラブルとなった女性客がXで指摘しているように、女性客を殴ろうとしたのかを吉田大将に尋ねると記事冒頭のように、

カウンターもあるし、手が届くわけがないでしょう」

 と強く否定する。それでは、なぜ弟子大将を羽交い締めにするほど熱くなる様な場面がX上の投稿には収められているのか。

「(トラブルになった)女性客が物言いをつけたお客様はお店の近所にお住まいで、子育て中だったんです。お子さんがやっと少し大きくなったからと、ご夫婦時間を楽しみに来店してくださったんです。あの日は、僕にとってもお客さんにとっても物凄く大事な時間だったんですよ。その場の雰囲気を汚す様なことをした女性客が許せなくって僕も熱くなって……弟子に止められてしまいました」

 と、吉田大将は語った。

anond:20240121155825

じゃあ弟子はなんで羽交い締めにして必死で店主の動きを止めようとしてたんだよ

意味もなく抱きしめてただけなのかよ

その詭弁飽きたよ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん