はてなキーワード: 有吉とは
上:「netgeek」が流した「泉放送制作」デマについて 荻上式BLOG
下:落合陽一の妻が幸せ自慢するも、赤の他人と判明して恐怖に包まれる netgeek
真実だとは言っていないと言って逃げそう。
とりあえずお疲れ
ある?
私は、そのままVRに入り込んじゃうようなやつ。
忍者みたいに建物駆け上ったり、ぴょンぴょン飛んで敵から逃げたりしたい。
スマホとかだったら持った手の加速度を利用してできそうとか思ったけど
両手両足に何かつけないといけないから無理か。
先日みた夢が忍者みたいなやつだった。
アントニーみたいな黒人が研究所に向かってきて、特定のキーワードだけ何を言っているか分からなかった。
「すみません!助けてください!○×※◆で△×○○なんです!」、みたいな意味不明なワードになってた。
ヤバイやつを助けたらこっちも危ないということで「どういう意味?状況を教えて」と聞いていると
黒尽くめの集団が気づき、こちらに向かってきてアントニーが捕まった。
捕まった後腕をひねりあげ正座させられていて「あぁ、これは腕を折られるな」と思った。
その時の研究所の空気。「こいつ売りやがった」という感じがとても嫌で
博士と二人で逃げ出した。何故か自転車を漕いでた。(有吉が自転車をこぎまくる番組見た影響だと思う)
知らぬ間に近くに居たりする。途中で自転車を乗り捨て、
怖かったけど楽しかった。
おんなじこと有吉が言ってた
最近テレビで「他人のお母さんが握ったおにぎりが食べられない」とか「よその家で炊いたごはんが苦手」とか聞くけど、(有吉なんかがそうらしい)あれって潔癖と言うよりは恐怖症に近いと思うんだ。
「他人の家」というテリトリーに自分が踏み込んでるという恐怖。
子供の頃、友達の家に遊びに行った時友達が干して取り込んだ布団にゴロゴロ転がって遊んでて、私もやろうよと言われたけど乗れなかった。
気持ち悪い、というよりは恐い。
なんていうか布団に上がるとアウェー感を覚えるんだ。
寝具でも段階があって、他人の家の寝具がでも綺麗にしてあるベッドならさほど嫌悪しなかった。
ぐちゃぐちゃでシーツを使い込んでるベッドはむり。
一番キツイのが使い込んでる毛布やタオルケット。一番肌に触れるからだと思う。
しつこいようだけど、臭いからだとか汗がついてるからだとかではない(少しはあるかもしれないけど)。
もちろん自分の布団は大好きだし(何ならこの記事布団から書いてるし)旅館やホテルの布団は当然余裕。
空き時間に手っ取り早くたくさんのニュースが見れるポータルサイト、特にヤフーニュースを見るのは分かる。それは俺もやる。
さらにそのニュースに対して一言申したくなる気持ちも分からんでもない。
ただ目的と手段が反転したような、コメントをするためにヤフーニュースを開く人種だけは理解できなかった。
単にニュースに対して一言申してたのが蓄積されてるだけなのかもしれんけど。
「あの時代は良かった。今は…」という、記事とはなんら関係のないコメントがズラズラと並んでいた。
ちなみに同じようなニュースと同じようなコメントに遭遇するのは3回目で。
さすがにお前ら自分語りじゃなくて記事に即したコメントしろよとツッコミたくなって、
この俺の腹立ちを分かってくれる人もいるのかと嬉しくなった。
その時悟った。
書いてるのは暇人だとか中年だとか右だ左だとかそういう部分がフォーカスされて評価の部分に言及は少なかった。
多くの新聞社や雑誌が提携してるサイトだけあって俺のような人間も集まる。するとコメントを見て多くの人が評価する。
評価スルーされるコメントやマイナス票こそ入れど赤丸の数字が伸びるのに快感を得る。これですよ。
根は以前有吉がラジオで言ってた通り「ニュースにしか話し相手がいない人間」なんだろうけど、
そこからさらに同意集めに精を出した結果あんなことになってるんだろうなって結論が出たことによって
常駐してる得体の知れない人達の正体が(違ってたとしても)少し分かったのは良かった。
まあ明らかに主婦や夜勤なんだろうなーこの〇〇アンチしてるの△△ファンなんだなーみたいのはあるけど。
ただトゥギャッターとかニコニュースにツイッターでコメントつけたがる層はまた分からん。
あれはふぁぼやRT集めとはまた違ったものだろうしコメント欄に自分の意見が載るのが嬉しいタイプとかなんだろうか。
そこまで考えるとキリがないからいいや。
https://anond.hatelabo.jp/20170912124418
ツイッターでエゴサーチして自分の悪口があったらアカウント晒して自分のファンに攻撃させる四天王
・大森靖子
あと一人は?
実体験を書くと
うしじまいい肉は、
俺が「時系列からするとどう考えても現在40才近い」というのをネットで読んで
「うしじまいい肉ってババアだったのか」的なニュアンスのことをツイッターに書いたら
エゴサーチで引っ掛かったようで
うしじま本人が俺のアカウントを晒した上で激怒ツイート&ファンに攻撃するよう指示。
すかさず信者から「てめえは無職のジジイだろ、自殺しろ」との大量のクソリプ。
クソリプ送ってきた中には、映画監督、漫画家、ライターなどそこそこ名の知れた人もいてびっくりした。
で、これをきっかけに「うしじまいい肉はババアじゃなくてクソババア」との認識を強固に。
能町みね子は、ラジオだったか雑誌のネタ投稿コーナーだったかで、能町に関する悪口ネタが採用されてたのを見てツボってしまって
「○○(能町の悪口)って、その通りすぎてツボだった。笑った」的なニュアンスのことをツイッターに書いたら
エゴサーチに引っ掛かったようで、
メールマガジン編集長の水道橋博士さんだったか吉田豪さんだったか誰かは忘れたが、そのあたりのサブカル有名人が一連のタイムラインを見て
これをきっかけに能町とその取り巻きはクソだなあという認識をより強固に
有吉は電波少年はヤラセだなんだと、当時この辺のサブカル有名人に散々バッシングされてサブカルが大嫌いになったそうだが
本当にこういう感じがクソ気持ち悪いわ
ちなみにこういう目にあっても、
三日で忘れ去られてクソリプも飛んでこなくなるので
別にツイッターアカウント削除とかする必要もなく、今も使い続けています
大森とか言うやつは今知った。誰だ。知らん。
有吉は割ともうオワコンというか、彼の言説を批評的に捉える意味がなくなってると思うけど。
焼肉屋の比喩はよくわからず。場のルールに乗っ取らない人間はどんどん排除しますよっていうのは一般的な論理としてある。
それがオタク側だと批判にさらされるっていうのは、やっぱりアニメやマンガへの傾倒って一般的には見下されてるんだよなー。
宮崎勤事件の影響は少なくなったとは言え、身構えざるを得ないとしか考えられないのが大多数のアニメ・ゲームファンの感覚なのだろう。
有吉の意見は「俺はオタク村の人間じゃねえからわかんねえし(仲間が傷ついたの)納得できねえよ」くらいの表明でしかないと思う。
客観的ではなく、かなり暴論だよなーと思った。
まず、蕨ストリップの香盤表のボカシを解読
【香盤表】
《6月1日~10日》
1.潤奈
2.ゆきみ愛
3.JUN
4.園田しほり(周年)
1と4がボカシ入りでした。
潤奈
http://bakusai.com/thr_res/acode=5/ctgid=122/bid=715/tid=3819064/
園田しほり
https://twitter.com/kokorondayoooo
夕樹が蕨に出演した日程
2017-06-21~2017-06-30
2017-08-01~2017-08-10
2017-06-01~2017-06-10
なので、先に遠野こころのロケをした後に夕樹のステージを撮っている。
ゆきみ愛
http://yukimi.livedoor.biz/archives/52072225.html
ストリップ劇場全般に言えるのが、常連が良い席をずーーっと占領していて、
初めて見に来た人は良い席では見られないという事。
蕨はとても小さいので、多少後ろの席でも見られるが、そこそこの席がある劇場では
物を置いて席を確保しているのをよく見かける。モノを置いての席取り禁止のチラシが貼っていてもである。
そして(有料の)写真撮影タイムになると、逃げるように荷物を置いて喫煙室に向かうのである。
常連だから優遇されるべきという意見もあるが、ストリップ初心者がこの現状を体験すると
「良い席で見られないなら二度とストリップには行かない」と思う人もいる事でしょう。
1日中入り浸っているほど時間無いし、4,000~5,000払うならそれこそAV1本買えばいいや。今はVRのもあるし。
と思う人も少なからずいると思う。
そもそも公然わいせつで逮捕される可能性が高いし、その場合は見ていた客も警察で取り調べを受けるリスクもある事を覚悟しなければならない。
カセットテープ・・・親が使っていたので知っている。進研ゼミの付録についてきた。A面とB面がある
長州小力・・・長州力(プロレスラー?)のものまね。キレてないっすよ
ヒロシ・・・ヒロシですの人?当時はやったのは知らなかった。中学の時に初めて知った。
https://anond.hatelabo.jp/20170621224255
最近、高校生と会話する機会があると「あの言葉知ってる?」と片っ端から聞いてしまう面倒なおじさんになってしまった。
で、高校生数名に聞いて理解されなかった言葉をただ並べていく。
「カセットテープ…?」
「MD…?」
「VHS…?」
「フロッピーディスク…?」
「テレホンカード…?」
「ポケベル…?」
「PHS…?」
「ゲームボーイ…?」
「だんご三兄弟…?」
「ジャイアント馬場…?」
「ノストラダムス…?」
「風太くん…?」
「オウム真理教…?」
ちょっと前まで現役で使ってたモノは大抵知らないし、
10年前の芸人ブームだった頃(2002~2007年くらい)に流行った芸人は当時幼稚園くらいで記憶になく、どういうネタをやっていたかも知らない。(長州小力、波田陽区、ヒロシ、ダンディ坂野、あたり)
極楽とんぼ山本は見たこともなく、加藤は芸人でなくアナウンサーだと思っている。
最近よく出るようになったヒロミは何者なのか全く知らないでテレビを見ている。
よく芸能界辞めたあとはスポーツジムの経営をしていたみたいな話をするので、
ヒロミのことをホリエモンとか与沢翼みたいなもんだと思っている。
有吉がコンビだったことも知らないが、SMAPが6人だったことは何故か知っている。
面白かったのは、俺の観測内では「アントニオ猪木」の知名度は100パーセントだったのに「ジャイアント馬場」の知名度はゼロだったこと。
ノストラダムスについて、当時本気で地球滅亡すると思って犯罪に走った奴が相次いだことを伝えると「日本にそんなのを信じる奴がいたなんてとても信じられない」だって。
1999年当時の話は、彼らにとって、とても野蛮な発展途上の時代のように聞こえるようだ。
「オウム真理教」の知名度はゼロ。自分が生まれる前の事件だし、そりゃそうか。
「オウムを知らないので、よくわからないまま入信する大学生が増えている」と5年前から聞くようになったが納得。
大学内でオウムが「ヨガサークルでーす」と勧誘しているそうだ。原点回帰しただけじゃねーか!
あと、女子高生で「わたしアニオタなんですよ~」「BL好きなんですよ~」「コスプレするんですよ~」とか聞いてもないのにアピールしてくる奴ほど、ニコニコ動画と2ちゃんねるを知らない。
フェイスブックはオッサンがリア充アピールするためのキモいSNSという認識。
ちなみに俺は28歳だが、高校生と会話が噛み合わなくなってきた。
もうオッサンだなあ
ついにやってしまいましたね。藤井聡太四段がプロデビューから負けなしの28連勝を飾ったことで将棋界のみならず大きな話題になっています。
ここまでくるともう勝つ度にニュースとなり全国を駆け巡るので、嫌でも将棋の話題を耳にする人も多いでしょう。
ただ将棋界・将棋のプロ制度は一般的にはあまり知られていない側面も多い業界です。
そこで将棋のプロ制度を全くご存知ない人のためにFAQ形式で学んでいく増田を書きました。藤井四段のみならず将棋界がニュースになった時に一役買えたら何よりです。
A.
この疑問についてはプロへの道程から説明しなければなりません。
将棋のプロ棋士になるには日本将棋連盟の棋士養成機関・新進棋士奨励会(通称「奨励会」)に入会するのが最も一般的なルートです。
奨励会に入会すると、師匠推薦などで多少の上下はありますが基本的には6級が与えられ、他の奨励会員たちと対局して昇級・昇段を目指していきます。
ちなみに奨励会の6級はアマチュアの四段に相当すると言われています。これは地方のアマ大会であれば上位を狙える棋力です。
そうして6級~1級~初段~二段と昇級昇段を繰り返し、三段に到達した奨励会員は同じく三段の奨励会員たちを集めた「三段リーグ」という地獄、もといリーグ戦に参加します。
約半年をかけて行われるこの三段リーグの上位2名が「四段」に昇段し、晴れてプロデビューとなります。
藤井聡太くんも上記のルートを辿って最年少で三段に到達し、三段リーグ初参加で1位(13勝5敗)となって四段昇段・プロデビューを果たしました。
つまり、将棋界では四段からがプロ棋士キャリアの始まりなのです。
A.
プロ棋士の段位はレーティングのように上下しないので、確かに棋力を示すものではありますが、それと同時に積み重ねたキャリア・実績を示すものでもあるというのが私個人の見解です。
したがって、今現在勝ち星を挙げているからといってすぐ段位に反映される類のものではありません。
プロ棋士の昇段規定については連盟サイトに詳しくまとめられています。
https://www.shogi.or.jp/match/dan_provisions/
いきなりこんなん見せられてもよーわからんという方のために解説すると、昇段条件には大きく分けて2種類あります。
棋戦(大会)での成績に伴う昇段です。
「〇〇戦×組昇級」「◎◎ランキング戦2回連続昇級または3回連続優勝」「全棋士参加棋戦優勝」「タイトル挑戦」などと書いてあるものです。
デビューしたての四段でも勝ち続けてタイトルマッチに挑戦すれば五段になれますし、
将棋界最高峰タイトルの「竜王」に挑戦すれば七段、「竜王」奪取に成功すれば八段へジャンプアップすることも可能です。
これらの条件を達成すれば昇段に値するというのは、詳しくない方でもなんとなくお分かりいただけるかと思います。イメージとしては「J2だけど天皇杯で優勝したのでJ1に昇格!」みたいな感じです。違うか。
段位への評価を難しくしているのがこの勝数規定の存在ではないでしょうか。
タイトルや優勝に縁がなくとも、公式戦で勝ち星を重ねればいずれは昇段が(理論上)可能です。
これはつまり勝率が.333の四段でも200敗して100勝すれば五段になれるということでもあり、純粋な強さを示しているとは言えないでしょう。
ただ、先日の加藤一二三 九段のように成績による強制引退の制度がある以上、脚光を浴びることはなくとも安定して勝利を積み上げる棋士への評価軸として、勝数規定は一定の機能を果たしていると私は考えます。
ちなみに勝数規定のみで九段に達した棋士はゼロ、八段に達した棋士はこれまでにわずか6名しかいません。彼らは皆スターとなる機会は少なくとも、安定して長く勝ち続けてきた棋士たちです。
棋士の段位と実力は、上記2つの評価軸や勝率、現役生活の長さなどの要素をバランスよく取り入れたうえで語られるべきでしょう。
A.
「レーティング」→「棋士ランキング」と進み、現在のトップ10を見てみましょう。(2017/6/22)
順位 | 名前 | レート | 増減 |
---|---|---|---|
1 | 佐藤天彦名人 | 1883 | 2 |
2 | 羽生善治三冠(棋聖・王位・王座) | 1869 | 18 |
3 | 豊島将之八段 | 1855 | 13 |
4 | 稲葉陽八段 | 1841 | 2 |
5 | 菅井竜也七段 | 1841 | 37 |
6 | 久保利明王将 | 1834 | -4 |
7 | 渡辺明竜王・棋王 | 1832 | -27 |
8 | 永瀬拓矢六段 | 1802 | -7 |
9 | 斎藤慎太郎七段 | 1799 | 30 |
10 | 糸谷哲郎八段 | 1784 | -14 |
このランキングであればおおよそ世間的な評価と近い結果が得られるのではないかと思います。ここ数年で羽生を除く羽生世代の棋士たちが一斉に順位を下げ、若手強豪がトップ10に多く名乗りを挙げていますね。
では藤井聡太四段のレーティング増減も見てみましょう。新人四段のレーティング初期値は1500です。
年月 | 順位 | レート | 増減 |
---|---|---|---|
2017年6月 | 35 | 1692 | 62 |
2017年5月 | 49 | 1630 | 35 |
2017年4月 | 61 | 1595 | 34 |
2017年3月 | 77 | 1561 | 25 |
2017年2月 | 87 | 1536 | 27 |
2017年1月 | 97 | 1509 | 6 |
2016年12月 | 104 | 1503 | - |
わずか半年で35位へジャンプアップしています。まあ公式戦通算28勝0敗なので当然ですが。
ちなみにこのサイト、対局情報のみならずレーティングに基づく期待勝率や両者の対戦成績(2001年度以降に限る)も見られるというデータ厨垂涎のサイトとなっています。
盤面データを見ながら観戦するのも面白いのですが、このように棋士たち自身のデータを見ながら観戦するのも…こう…非常に…楽しい…です…フフ
「でもソフトには勝てないんでしょ?」とすぐ言いだす人にはこういう対人競技としての面白さがあまり理解されないのでちょっと寂しいですね…。
A.
できすぎです。(断言)
とはいえ、はてな推薦図書「ヒカルの碁」をお読みになった皆さんならお分かりの通り、碁でも将棋でも各人の棋力がどの段階で成長するかはなかなか推し量りにくいものです。
碁会所巡りや洪秀英との戦いを経て短期間に急成長を遂げた進藤ヒカルのように、三段リーグからプロデビューにかけて藤井四段の棋力が更にワンランクアップしたと考えるのもさほど不自然ではないように思います。
何より彼は奨励会時代から注目されていたので、先輩棋士からの教えを得る機会も多くあったのではないかと推測します。才能と環境がバランス良く備わった結果が今こうして表れているのではないかなと、いちファンとしては感じています。
A.
いるともいないとも断言できませんが、棋戦は基本的にトーナメント方式であり、勝てば勝つほど収入(対局料)が入ります。
また、藤井四段は新人なのでトーナメントの最下層からのスタートです。
たとえ頂点まで勝ち進むことは難しくとも、目の前の予選1回戦・2回戦をわざわざ連盟の話題作りのためにみすみす逃す棋士がいるかというと…正直ちょっと考えにくいです。特に藤井四段と当たる可能性の高い若手棋士たちなら尚更です。
私も一部の棋譜をチェックしていますが、盤石な内容ばかりではないものの藤井四段自身の強さは疑いようがありません。
それに加えて本人の勢い、対局する両者へのプレッシャー、加熱する取材、それらの要素が何かしら組み合わさってこのような記録が生まれたと考える方がより自然です。
A.
順位 | 名前 | 年齢 | 肩書(当時) | 連勝数 | 達成年 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 神谷広志 | 26 | 五段 | 28 | 1986~87 |
- | 藤井聡太 | 14 | 四段 | 28(継続中) | 2016~17 |
3 | 丸山忠久 | 24 | 五段 | 24 | 1994 |
4 | 塚田泰明 | 22 | 六段 | 22 | 1986 |
- | 羽生善治 | 21 | 棋王 | 22 | 1992 |
- | 山崎隆之 | 22 | 五段 | 22 | 2002~03 |
7 | 有吉道夫 | 49 | 九段 | 20 | 1984 |
8 | 羽生善治 | 17 | 五段 | 18 | 1987~88 |
- | 中田宏樹 | 26 | 五段 | 18 | 1991 |
- | 丸山忠久 | 28 | 八段 | 18 | 1999 |
- | 羽生善治 | 35 | 四冠(!) | 18 | 2005 |
- | 永瀬拓矢 | 18 | 四段 | 18 | 2010~11 |
上記ランカーたちの多くが四段ないし五段という低段時代に記録を達成しています。
これはどういうことかというと、まあ身も蓋もないですが「強豪との対局が少ない」です。
裏を返せば「勝てば勝つほど強豪と当たる」という当たり前な事象があり、このあたりに羽生善治三冠の連勝記録が意外と伸びていない理由があるものと思われます。
とはいえそれでも歴代トップ10に3回もランクインしてたり、そのうち2回はタイトル保持者として強豪ばかりをなぎ倒して達成していたりと、十分ヤバい棋士ではあるんですけどね。
また、デビューから間もない低段棋士は対局相手にあまり研究されていないというアドバンテージもあるでしょう。
合計12の連勝記録トップ10のうち、3つは10代、7つは20代で達成されています。
将棋は思考力を試されるゲームですが、プロとして対局を消化するのは体力勝負でもあります。タイトル戦ともなれば「一人あたりの」持ち時間は3時間~6時間にも達します。
対局の度に盤の前で何時間も考え続けて勝利をもぎ取る体力、これを10何局20何局と積み重ねるためにはやはり若さが大切なのかもしれません。
実際、棋士の力のピークは20代から30代半ばであるとしばしば言われます。この数字だけ見るとアスリートに似ていますね。
そしてランキングに戻ると有吉道夫九段の49歳20連勝が光り輝いて見えます。羽生四冠35歳18連勝はもはやチート。
当たり前のことですが、強くないとそもそも勝てません。以上です。
…というのもアレなので、連勝記録トップ10ランカーたちの通算勝率を並べてみました。(現役棋士のみ)
順位 | 名前 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | 最多連勝数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 藤井聡太四段 | 28 | 28 | 0 | 1.000 | 28(継続中) |
6 | 羽生善治三冠 | 1916 | 1370 | 544 | 0.716 | 22 |
11 | 永瀬拓矢六段 | 337 | 237 | 100 | 0.703 | 18 |
20 | 山崎隆之八段 | 855 | 558 | 297 | 0.653 | 22 |
29 | 丸山忠久九段 | 1346 | 856 | 490 | 0.636 | 24 |
54 | 中田宏樹八段 | 1216 | 722 | 494 | 0.594 | 18 |
88 | 塚田泰明九段 | 1320 | 721 | 599 | 0.546 | 22 |
139 | 神谷広志八段 | 1164 | 557 | 607 | 0.479 | 28 |
プロ将棋では通算勝率が6割あれば実力者とみなされることが多いです。この辺は通算対局数や個々人の主観によっても変わってきますが。
ちなみに対局数1000以上の棋士で7割勝ってるのは羽生善治三冠ただ一人です。恐ろしい恐ろしい。
こうして見ると連勝記録ランカーたちは通算勝率もおおむね5割後半~7割をキープしており、また神谷八段と藤井四段を除く全員にタイトル挑戦ないしタイトル獲得経験があります。
したがって、勝率の高い、強い棋士が連勝記録を出しやすいと言えるでしょう。まあそりゃあそうよね。
【低段】【若い】【強い】
藤井四段はこの3つを兼ね備えているので、デビューから負けなし28連勝も当然の結果ですね!!(藤井連勝ストップ予想を書いた紙を破り捨てながら)
A.
どうでもよくないです。これはとても大切なことです。もちろん彼が出前を注文した店に殺到するような行為は厳として慎まなければなりません。
しかし将棋ファンにとって「棋士の食事」は一大コンテンツでもあります。メインコンテンツとまで言うとさすがに過言です。
古来から将棋の棋士たちは盤面のみならず食事面でもしのぎを削ってきました。その元祖と言えるのはかの加藤一二三 九段でしょう。
対局の度にうな重を平らげ、板チョコをまとめてボリボリ。近年もカキフライ定食とチキンカツ定食のダブル注文で中継を沸かせ、故米長邦雄との"みかん対決"は今なお語り継がれています。
上の連勝数ランキングに登場した丸山忠久九段も大食漢で知られています。一部のタイトル戦では1局に2日をかけて戦うのですが、緊迫感が最高潮に達する2日目の夕食にステーキを注文した鉄の胃を持つ男。
竜王戦の昼食ではカツカレーと味噌ラーメンのダブル注文を決めて健啖丸山を高らかに宣言し、三浦弘行九段の騒動で揺れる将棋界に一時の安寧をもたらしました。
(一方、その裏では解説の加藤一二三 九段が麻婆豆腐+かに玉+中華粥を注文していた)
かの羽生善治もタイトル戦で「寿司とジンジャーエール」という新手を残しています。一見奇抜な組み合わせだが、ガリの生姜成分をジンジャーエールで補強しようという意欲的かつ独創的な指し回しだと話題になりました。
ちなみに、将棋の棋士は比較的しっかり食べる一方で、碁の棋士は少食派が多いのだとか。そういえば塔矢アキラも対局日は昼食をとらないキャラクターでしたね。
この辺はいずれどなたかにしっかりとしたデータを取っていただきたいものです。データ厨なので。
A.
やべーやつです。
増田康宏四段(19歳)。26歳以下・六段以下のプロ棋士や三段リーグ上位者などが参加する「新人王戦」を昨年10代で優勝している期待の若手です。
プロデビューは16歳。彼も三段リーグ在籍時に藤井四段と同じ「現役中学生棋士」となるチャンスがありましたが、上位直接対決での黒星が響いて失敗。中学生棋士と中学生棋士になりかけた男の対決です。
増田四段のELOレーティングは1712。藤井四段の期待勝率は47%ですがこの数字は現状あまり当てにはなりませんね。
先月単独インタビューが公開され、「矢倉(戦法)は終わりました」「("興味のある戦法は?")ないです」「("好きな将棋の格言は?")特にないです」「(研究会は)行くのが面倒」「詰将棋、意味ないです」
https://book.mynavi.jp/shogi/detail/id=73003
彼はAbemaTVの企画で非公式戦ながら藤井四段に敗れ、「初めて年下に平手で負けた」と悔しさを露にしているため、次戦を増田四段のリベンジマッチとして観戦するのも面白いでしょう。
A.
藤井vs増田の戦いが行われるのは将棋界で「名人」と並ぶ最高峰タイトル「竜王」への挑戦権を争う竜王戦決勝トーナメントです。
https://www.shogi.or.jp/match/ryuuou/30/hon.html
上から1組~6組のクラス別予選を勝ち抜いた棋士たちによる変則トーナメントで、藤井四段は一番下の6組予選で優勝、増田四段は5組予選で優勝しての参加です。
ちなみに竜王戦決勝Tは対局料が公開されています。トーナメント表に書いてある数字がそれです。
藤井四段は6組予選優勝で既に93万円を獲得しており、
勝ち進んで挑戦者決定戦に進めば450万円。
挑戦者になればたとえ敗れても1,620万円、
「竜王」のタイトルを奪取すれば4,320万円です。(将棋界最高額)
もう一つ言うと、竜王戦6組予選はアマチュアにも門戸が開かれています。夢がありますね。(なお、プロ並みに強いアマチュアに限る)
さて、天才たちのことばかり書き連ねていたら疲れました。
平日も残すところあと一日。われわれ凡人は今日も地に足をつけて、やっていきましょう。