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はてなキーワード: 公安とは

2020-11-09

anond:20201109133926

なにかと政府反抗的な連中

公安にとっては、学術会議代々木支配されていること自体が解消されるべき懸案事項だったんだよ

2020-10-30

問い. 売国奴売国行為は悪い事なのか?

問い. 売国奴は悪なのか?

それに付随する(合法的な)売国行為は悪い事なのか?

↑ この問いに対して、誰か明確に答えられますか?

Aさんは市議会議員であり、

外国組織(アジア系市民団体)をスポンサーにしているとする。

ここで、彼らから報酬を支払うから合法的な小さな売国行為をしてくれ」

と頼まれたとする。

売国 = 「他国利益になるが、まったく日本国益にならず、あるいは有害となる行為

この場合、頼みを聞くことで「Aさん や その家族」は得をする。

よって彼が個人利益を優先するならば、頼みを聞くのが彼にとって最も合理的だ。

また、その売国行為合法範囲で行われるので、

警察にも公安にも、誰もそれを止めるよう強制する権利はない。

彼は何の罪も負う事はない。

あなたがAさんの立場なら、

このような依頼を引き受けますか?断りますか?

@@@@ 2020年11月1日 追記 @@@@

具体例を挙げて欲しいと言われたので追記します。

事例. 1 あなた地元語学サークルの知り合いのA子さんは

中国系中国共産党に忠誠を置く人です。

国籍日本国籍ですが、中国籍香港籍を持っており、多重国籍日本に在住しています

ある日、その人が地元県議会議員選挙出馬し、見事に当選しました。

驚いたあなた地元の別の議員に、この事を明日にでも通報しようと思いました。

この時、Aさんが話を持ちかけてきました。

「私が多重国籍である事を黙っていて知らないフリしてください。

その代わり、私の関係する全ての事業所に、

任期中、あなたの所から物品を仕入れるように指示します。」

この頼み事を…あなたは引き受けますか、断りますか??

ここでの売国行為は「知り合いの多重国籍議員について、見て見ぬ振りを貫く」という事です。

2020-10-28

anond:20201028164513

リコールは同じトヨタだろう?

貴方理屈だと、地下鉄サリンをまかなかったオウム真理教信者安全で、公安監視する必要はないのでは?

致命的なことが一件あったら、残り全部も連帯して疑われる方が当たり前だと思いませんか?

2020-10-27

サポのトレンドによると、学術会議委員に任命されなかった6名は公安に目を付けられた反社スパイということらしい

さすがに名誉毀損では?

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASNBV7KX7NBVULFA02Y.html

2020-10-01

コイルクラスノフ、金塊、北方領土

今日増田攻殻機動隊原作ぽいんだねっ

考えてみれば、攻殻機動隊アップルシード日本政治がどんどん無力化していく話ではなかったか

攻殻機動隊には当然内閣総理大臣が出てくるし、アニメ女性だったりもしたけど、

原作はいかに昭和日本人のメガネおっさんだった

公安九課は内閣総理大臣直属の組織だったし、ヤジだらけの国会も描かれていたように政治機能?している

しかし、それからアップルシード時代になると、もう日本企業集合体しかないように書かれている

まあ、政治自体はもうオリュンポスが牛耳ることになるのだろうけど、

アメリカ帝国とかフランスイスラエルだって政治機能してるし、

ムンマ教国だってテロ国家とはいえ、あの人たちだって政治(と宗教)で動いてるんでしょ?

何が言いたかったんだっけ、

あ、コイルとき北方領土を通じて鉄道日本まで繋がってなかったかなあ、と思ったんだった。

まり安倍と菅は士郎政宗漫画を読んでいて、

北方領土を通じてロシア日本を行来できる鉄道を作りたいのではないだろうか

うーん、そんな日本になったら、

通りがかりの自動車の中から斧持った人が出てきて、

行人の腰を斧で切断しようとするような事件が起こるような日本になるのか。

こわいなー

2020-09-28

チェンソーマン考察:マキマの邪悪善意とその苦悩

最新話の86話まで読んだところで考察っぽいものを書きます

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デンジ絶望どん底に突き落とす理由

マキマはチェンソー悪魔すなわちチェンソーマンを現出させる必要があった。打ち負かすために。チェンソー悪魔すなわちポチタに対して意識の上で優位に立っているデンジを無力化する必要があった。

チェンソー心臓を持った人間デンジ)では、概念消滅させることはできないのだろう。

マキマはデンジの心を昏倒させ、無力化するために、デンジ精神的に追い込んだ。絶望の底に落とした。そのために早川アキを銃の魔人と化し、デンジに殺させた。パワーをデンジの扉を開けるという行為を介在させて殺した。

・マキマが公安にいた理由

マキマは公安幹部という立場を利用して手駒を多く作った。チェンソーマンを打ち負かすために。

悪魔魔人退治の名目のもと、己の手駒とすべくひとつひとつ積み重ねてきた。マキマの行動にはすべて一貫性がある。

・マキマの邪悪善意

マキマの目的は、より良い世界を作り上げること。これは己の善意に基づいてのものかもしれないが、死のない世界とはなんとおぞましい世界か。死がなければ人は執着を手放せない。執着にまみれた人生永遠に生きねばならないとは地獄のものではないか。マキマは強い力を持つ存在だが、人間に対する理解が浅く、誤った方向へ世界を変えようとしているあたり、邪悪存在という他ない。

・マキマの苦悩:

マキマはチェンソーマンファンであるがゆえに支配できない。チェンソー悪魔自分よりも程度の低い存在認識できなければ目的は果たせず、己にない能力を持つ、尊敬すべきチェンソーマン貶めるねばならぬところにマキマの苦悩がある。

・名は体(本質)を表すか:

マキマとは間鬼魔か。人の心の隙間に入り込んで己が鬼とし使役する悪魔の意か。

2020-09-11

👮♥️👮

これだから公安職は辞められない。こんな官能的な仕事はない。

2020-08-21

anond:20200821175942

ざっくりいうと、『三体』は科学者&公安vs秘密結社vs宇宙人ってお話。ちなみに、秘密結社宇宙人地球を滅ぼそうとします。さて、どうなることやら……

2020-08-14

anond:20200814160059

日本公安は無茶な事はしねーからなー

10年後は知らんけど

anond:20200814155941

言うてマークされたら怖いのは日本公安もどこの国も大体同じことじゃん

2020-08-10

anond:20200810194916

多分、東京地理を万遍なく知っているのは、地理鉄道オタか公安職か不動産関連かタクシードライバーくらいだと思う。

他は、自分居住区と勤務先得意先とレジャーで出かける場所だけは知っているという人種

2020-08-01

anond:20200801215916

公安捜査する=テロと同じ扱い

しかも直後に韓国でほぼ同じ手口の放火事件があったと報道されれた

今では青葉が頭がおかし盗作野郎だったと個人的な恨みで暴走した事件に完全に話が変わってるね

事件のつじつまが合わない部分や犯人の動きがうまく運びすぎていることを指摘すると青葉予備軍扱い

2020-07-12

anond:20200708192359

まあ日本公安なんて国家機密とは違う意味仕事の内容を他言できないレベルからな。産業スパイが熱いよ。

2020-06-21

写真整理をしていたら思い出がよみがえってきたので3年間で10回以上中国に行った話を書く

コロナ休日の予定がなく、撮りためた写真を整理していたら思い出がよみがえってきたので備忘録的に書く。

今じゃ考えられないが、ここ数年中国LCC春秋航空が片道\1,980とか異常に安い値段でセールを連発していたので土日+有給1日つけて中国旅行に行きまくっていた。

訪れた都市上海合肥蘇州南京広州深圳西安敦煌ウルムチカシュガル成都・東チベット天津青島大連丹東ハルビン瀋陽香港マカオ

その中でも印象的だった4つのエリアについて、思い出話を書きたいと思う。

丹東

国境の町。大河鴨緑江を渡るとそこは北朝鮮中朝貿易拠点として知られていて北朝鮮とのヒト・モノ・カネの連結点になっていると聞いていたのだが...

2019年訪問した時には経済制裁の影響かほとんど人の往来が見られなかった。2つの国を結ぶ道路を歩いているのは巡回兵士のみ、鉄道全然動いていなかった。

北朝鮮レストランはまだ営業していたが、客足はまばら。冷やかしで入り口まで入ったが店員さんは塩対応英語は話せるっぽい。

結局、中国経営と思われる店で冷麺を食べて北朝鮮ビール大同江ビールを飲んでみた。冷麺の味は可もなく不可もなくというところで、ビール普通にまずかった。

大同江ビール北朝鮮の主要な輸出品目らしいが、東南アジアビールのように暑くて湿気の高い日に合いそうといったこともなく、無個性でただひたすらにまずいという印象だった。

ウルムチカシュガル

ウイグル自治区少数民族弾圧報道されている昨今だが、外国人の俺でも普通に自由旅行ができた。ただし、公安の警備の目は他の町よりも厳しい。

中国では地下鉄に乗るときセキュリティチェックがあるのが普通だが、ウルムチではこれに加えてホテルショッピングセンター入り口でもセキュリティチェックがあった。

地元住民中国の他の町と比べて彫の深い顔立ちで、ウイグル表記看板と合わせて異国情緒が強い。

町の中心部中国語の建物が立ち並んでいるが、バス郊外に向かうと昔ながらのバザール家畜市場も残っており、意外に少数民族文化が温存されているように思われた。中国政府としても(国内向けの)観光資源として金になると踏んでいるのかもしれない。

余談だが、ウイグル人のタクシードライバー普通にぼったくってきた。この3年間、中国旅行でぼられたのはこの一度だけ。抑圧されているマイノリティといえど、常に善良というわけではないのだ。

■ 東チベット(康定、甘孜、色達、ラルンガルゴンパ)

ウイグルと違って、チベットエリアガチ少数民族の抑圧が強い。最大都市ラサ一人旅で入ることができないため(政府公認ツアー参加必須)、成都からバス10時間以上かかるという東チベットエリアに潜入した。

時期によって外国人入境が出来たりできなかったりするので、ネット旅行記を見て行けたという報告の上がった翌週に1週間休みを確保して飛んだ。多分今はもう行けない。

チベットは山がちで人口も少ないため発展著しい都市部に比べるとインフラ整備は遅れているのだが、ここにも開発の手が及んでいるようで、日本首都圏で言うと圏央道くらいの規模の立派な道路建設中だった。

果たして採算は取れるのだろうか? それとも採算無視で鉄鋼の過剰生産解消のためにオーバースペックインフラ整備をしているのだろうか?

現地の町ではヤクが放し飼いにされており、そのバターを使ったチベット料理を堪能した。いたるところでマ二車が回され、宗教生活根付いているような地域だった。

途中タクシー修行僧と乗り合わせたが、日本人とわかるとフレンドリーになった。ネットで調べておいた簡単チベット語のあいさつをすると上機嫌になり飲み物をごちそうしてくれた。

同じタクシーには家族連れも乗っており、小学生くらいの子供が、おもちゃガラガラのようなマニ車を回していたのがとても新鮮だった。面白そうなのでお土産に1つ買って帰った。

いつか政治的抑圧がなくなって、自由旅行に行けるようになると嬉しい。

香港

デモの渦中の2019年訪問公安デモ隊の衝突に巻き込まれいか不安だったが、twitterデモ情報を見ながら移動したので幸か不幸かデモに巻き込まれることはなかった。

主要道路沿いにはデモ隊の落書きが残っており生々しさを感じた。こんな情勢でも地下鉄や船等の公共交通セキュリティチェックは無く、ネット接続制限体験した限りでは見られなかった。

Google, Twitter, Facebook, Line, Fanza。すべて問題ない。アメリカ日本Webサービス自由に使える。なんて開放的なんだ。素敵!最高。今後もどうか香港自由が保たれますように。

2020-06-20

anond:20200620163830

多分増田とは視点が違うんだよなあ。

三店取引違法でないのならば、他のありとあらゆる種類のギャンブル公然運営されて、その換金が三店取引でなされ、大手を振って営業できてもいいはずだ。ルーレットでもバカラでもいいし、それこそ都知事選ブックメーカーでもなんでもいい。スマホアプリでも構わない。

麻雀だってそうだ。ものすごい利用料金の高い雀荘勝負をして、勝敗に従った割合で謎の安価な景品をもらって、それを近隣で中古販売したら現金がもらえていいはずだ。

「でも現実にはそうじゃない」「それをやろうとしたら謎の圧力公安から潰される」「そしてパチンコはつぶされず保護を受けている」。

その一点がまさに真っ黒なんだよ。そこがある以上どんな言い訳をしても無意味既得権汚職献金の巣だという自己証明をしてしまってる。

2020-06-13

中田考リベラル知識人の危うさ

ここ1、2年くらい、中田考というイスラム系知識人を観察していた。

この人はイスラム国北大学生を送り込もうとして、公安調査を受けたことで知られる、めちゃくちゃ怪しい人だ。

また、内田樹などリベラル系の知識人交流があり、共著も出しているので、そこそこ知名度はあるだろう。

よくわからない謎の人物だと感じたので、その正体がつかめるまで、観察していたのである

この人は「カリフ制こそが世界を救う」というようなことを言い出し、盛んに主張している。(実際のキャッチフレーズは「カリフ制再興しかない」)

カリフ制とは、イスラム教を中心とした統治体制で、カリフとは、法王のような存在であるようだ。

宗教権威によって、イスラム教信者を束ね、それによって国を作る制度だということなのだろう。

かつてはオスマン帝国皇帝が、カリフ兼任していたらしい。

特定宗教による政治制度世界を救うとは思えないが、中田考はそれができると主張している。

カリフ制になれば国境がなくなり、人が自由に移動でき、制限なく楽しく暮らせる、というのだ。

それだけを聞けばいい話のように感じるし、リベラル系の知識人中田考好意的なのは、そのせいなのだろう。

しかし実際には、カリフ制の下では、イスラム教徒が上級国民になり、異教徒は下級国民として扱われるようになる。

教徒は余分に税金を払うか、改宗するかを迫られ、どちらも受け入れないと、カリフ制の領域から追い出されることになる。

そんなイスラム最優先主義なのがカリフ制であり、まったく公平ではなく、とても世界を救うとは思えない代物である

中田考イスラム教徒だからそれでかまわないのだろうけど、そうでない私のような人間にとっては害悪しかない。

にも関わらず、中田考リベラルけがいいように、カリフ制はヒューマティーあふれる制度です、などと主張し、ごまかしを図っている。

オウム真理教の時もそうだったけど、リベラル系の知識人宗教に対して妙に脇が甘く、世に押し出しはいけないタイプ人間を、押し出そうとする傾向にあるように思える。

これは彼らが宗教を軽視し、さほどの見識を持っておらず、危険性を認識していないからなのかもしれない。

イスラム教聖典であるコーランには、異教徒殺害せよ、と書かれていたりして、すごく危ない面があるのに、それについては触れようともしない。

そうすると「イスラムフォビア(恐怖症)だ!」と糾弾されるようなので、それを警戒しているのかもしれない。

ちなみに、中田考はそんなリベラルの傾向を利用しているのに、よくリベラル批判はしている。

この人はとにかく西洋的な価値観を嫌っており、ことあるごとに攻撃している。

このため、リベラル系の知識人と仲良くしつつも、攻撃するのはやめられないようだ。

そんな中田考がどうして日本活動しているのかというと、日本ではどんな主張をしても、それだけでは投獄されたり処刑されることがなく、安全活動できるからであるらしい。

日本という国がもたらす自由を用い、日本にとってなんら利益がなさそうな活動をしているわけだ。

利益がないだけなら別にいいのだけど、彼の活動によって日本でもイスラム教徒が増え、そのうち過激化し、テロでも起こすようになったら目もあてられない。

中田考イスラム国共感するような人間なので、彼の影響力が増すと、いずれオウム事件のような騒乱が引き起こされる可能性がある。

中田考には、麻原彰晃のような組織力や、暴力性はないようだが、彼の後を受けて登場する人間が、そういうことをしないとは限らない。

ゆえに、こういった動きには警戒が必要だし、公安にはしっかりと仕事をしてもらいたいと思う次第だ。

そしてリベラル知識人たちは、オウムの轍を踏まないように気をつけるべきだろう。

ちなみに、オウムの時にやらかし宗教学者の島田裕巳は、きっちりと中田考との共著を出していたりする。

あいつのかのじょどうこうとか

ききまわって

ほんにんにもきいているあかのたにんとか

ほんとうに

公安関係者

探偵業の

許可出したのか?

いかげんにしろとかもう なんど こいつは人殺しだといってもわからん

そいついるかぎり、結婚とか考えるわけもない

おれが、女紹介してやらなきゃとか、ありえねぇ

俺を練習台として殺そうってのはいいけどよ

なんで、そんなやつがいきられて、おれが殺されなきゃいけねーんだかはわからん

しかけただけだからそいつらのいいぶんだろう

何もしてないのに壊れたとかな

2020-06-03

アンティファ

って書くとCIAに住所突き止められて日本公安マークされるんかな?

2020-05-12

anond:20200512205149

自衛隊イージス艦とか警察とか公安とか役所にこびておけば利益があるんだろ

一般人にはウケなくても役人政治家がプッシュしてくれるし

PCR検査だってアビガンだって政府協力アニメを作っていれば優先的に医療を受けれるだろ

一般人人気を求めてもエロパンツを売り物にするだけで自分の書きたいものが欠けるわけではない「

今更ながらコナンゼロ執行人(金ロー版)見た感想

名作傑作と言われている割には響かなかったなあという駄文

アニメにおけるCG描写が苦手

青山作品はかつてハマってコナンは50巻近く、まじ快は3巻まで、YAIBAは全8巻のうちの真ん中の一部以外は集めた。

劇場版コナンは全部見たわけではないが、こだま作品、銀翼、紺青が好き。確か水平線上、鎮魂歌、純黒は見た。

相棒科捜研の女は多分見たこと一度はあるとは思うけど、よく見てて好きだったシリーズとしては記憶してない。100の資格を持つ女や紅蓮次郎法曹系の女主人公のが好きだった。

警察組織については詳しくない。司法組織も詳しくない。

~~

 正直これコナンでやる必要あるかなと思った。ベイカー街の亡霊と同じくやりたい題材のために、名探偵コナンを利用した匂いがした。問題は、ベイカーはコナンファンホームズファンの中でも賛否わかれるところはあっても一般受けは良く対象あくま子供であるのに対し、執行人は対象大人で一応コナン推定ファンの年齢層だろう子供を捨て去っている節があった。正直良い意味で心動かされたのが、①毛利家(園子緑さんも含む)の描写、②少年探偵団がストーリー意味があって足手まといではない、③ポアロのお姉さんの変なジェスチャー、④カーアクション電車の側面を走るところ、⑤博士が有能(クイズだけや場所や道具提供だけではない)……くらいしか思い出せない。あと車のCG結構目に入った。

~~ベイカーは「現実ゲームのように甘くない」っていう最後のが言いたかった題材と思う。今だったらアンチゲーム大人に都合よく使われそうな雰囲気がある。今の価値観でみるとゲームを軽んじているような説教臭さを感じる。

~~

 まず、ストーリー燃えるところがあまりない上に大人向けで暗い。公安警察が元警察官で、現有名探偵(背後のコナンという強力な協力者が目当て)とはいえ一般人を巻き込んで拘束するようなことはどうなんだろうと思う。警視庁地方警察所属警察官を好感の持てるキャラクターに描いてきた本シリーズにて、公安関係者キャラクターとして好感が持てなかった。公安歴史を考えれば好感を持てないキャラクターというのは考えられることではあるが、純黒の風見のあまり無能さにキュンとしただけに残念に思った。すべての元凶公安といってもいい物語であったが、燃えるところが少なく、対象大人だけに振り切らないでほしかった。犯人動機が協力者を失うことになった公安復讐するためであるが、犯人も協力者もコナン安室自身正義の上で行動している。正直安室登場後のコナンに関してはあまり正義を問われたくないが、正義は一つではなく難しいものであるだけにコナンでやるのならストーリー自体もう少しは明るくした方がいいのではないかと思う。公安という立場をメインに出してきただけに難しいものではあるが、あまり視覚物語的暗さになんだかなという気分でいっぱいだった。正直自家用テレビで見たが、夜設定とはいえ画面的にあまりにも暗いと感じた。またゲストキャラクター(いつもの芸能人枠)の弁護士の方のラストシーンで激昂するところがあるが、彼女もそれまでに公安の協力者として暗躍する中で監視していた対象に惹かれたものの、事件が起こり協力者に協力を頼んでいた中で自殺される。そのまま協力者を続けていたら実は公安によって、自殺していたとされていた恋人は生きてましたなどという自身判断によるものであれど公安人生を振り回されているのは、哀れみの感情をいだいてしまった。しか彼女も暗さを増長した一因である

~~

 次に犯人サイドの事情や処理に面白みがないなと思った。ここでは犯人の協力者は含むとする。推理モノやサスペンス個人的に楽しみにするのは、犯人動機が大きい。犯人犯行を起こす動機が、同情する余地があったりカリスマ性があれば正直娯楽として好きになってしまう。犯人の処理もそうだ。ただ今回の犯人周りはつまらなかった。犯人上司に対して火傷負わせ他のが犯人と分かったときはよくやったと思ってしまったが、協力者の生存を知らされて諭されてすぐパスワードを言ってしまったりコナン言葉にすぐ諭されてしまったりというのは、尺の問題が大きいかもしれないがやった規模や抱えていた自身正義に対して描写が薄いなあと思った。協力者の方は結局自分正義感に酔いすぎて就職できなかっただけで死んだと思ったらなんだかんだのうのう生きてたし、あと正直ミスキャスト演者に対してキャラが抱えているものが大きすぎて演者が頑張っている分ちょっとなあと思った。おそらくもっと丁寧に描写されていたら協力者の生存に残念だとは思わなかっただろう。正直犯人サイドのキャラクターとしての描写あんなに有名作なのだからもう少し掘り下げしていると期待していたために残念に思った。犯人よりも公安傍若無人さの方が印象に残り、それがクライマックス燃え上がるはずのところでうまく自分には火が付かなかった。

~~

 またクライマックス少年探偵団が活躍するところと安室コナン活躍するところがある。少年探偵団が足手まとい過ぎない(足手まといの例:水平線上)、灰原が原作スペックから考える必要以上に出しゃばらない(一応薬学が専門のはずなのに薬学以外で博士よりも活躍している場面など)、博士が有能(ただの見守るお爺さんや道具・場所クイズ提供者じゃない)など個人的には好きだと思った。ただ、何も知らされずに衛星探査機子供たちが迎撃するというのはどうなんだろうかと疑問には思ったが。目暮警部をはじめとするいつもの警察関係者ポーズに近いのもあるとは言えど、子供に危ないことをさせないために止めるのに慣れているだけに、博士以外ためらう姿が絵として見られないのが少々残念に思った。まあコナン・灰原以外の事情を知る大人公安関係者だけなことはあるために納得は行くが。今回は探偵たちの鎮魂歌のように実は危険な目にあっていたし、その状況を対処したのは少年探偵団という描写だった。彼らなら事情を知ったうえできちんと対処できる(例:天国)という期待があっただけに、実は自分たちで破壊した探査機を間近で見られなくて悲しむ姿に言ったうえで協力してもらってもよかったんじゃないかなと思った。

~~

 毛利家の描写(園子緑さん含む)は結構好きだった。近年のコナン映画は蘭にとりあえずアクションさせ、雑でも新一と叫ばせればいいという個人的偏見がある中新一を必要とする理由おっちゃんの逮捕)がわかりやすく、コナンから蘭への愛情ちゃん尊重している(安室コナンから蘭への感情言及している)など、蘭の扱いがラブコメ中心ではない映画にしては良いと思った。純黒の蘭の存在意味が無に近いのを最近見返したので、思っていたよりはよかった。コナン映画といえば蘭に精神デバフをかけるのが恒例ではあるし、よくそれで叩かれている(空手強いのに騒ぎすぎとか)のを考えると新しい精神的負荷のかけ方だと思った。小五郎を蘭が疑うというのは14番目の標的でもあったが、今回は異例の起訴という事態に陥っているため精神的に弱っても不自然ではないと思う。妃さんも身内には弁護できないという状況でおっちゃんのことを考えているのが伝わってきてよかった。エンディング毛利夫妻はやっぱりこうでなくちゃと思った。園子は不安な欄に付き添ってあげているいいやつだし、緑さんも毛利家のことを思っている(正確には妃さんのことだろうけど)し、色々と手助けしてくれたりしてよかった。正直毛利家がこの映画視覚的にも物語的にも癒しとなっていたところあった。

 あと途中で車が泣き顔に見えるほどズタボロになっているのがかわいそうだけど、頑張ったねって感じで好き。カーアクション電車と真っ向から衝突し、電車の側面走ったりと本当お疲れ様だった。最後はもう廃車確定なのかもだけど、MVPは君だったよ。

~~まとめ

 総括すると、「名探偵コナン」の傑作として持ち上げられていた割には基本的物語が暗くてスンって気分でいた時間が多かった。ベイカーみたいに「名探偵コナン」としては異色という認識だとしても、それまでの認識していたコナン像と違ってたぶん困惑しただろう。これがコナンでなければもうちょっと先入観に踊らされることなく、楽しめたのかな。正規駄作とまでは言わないけど、公安警察方面に明るくもなく、コナン知識に自信があるわけでもない身としてはもうちょっと説明が欲しいなと思った。例えば、なぜ犯人共犯者を選んだのか、共犯者自殺した()あとどうしていたのか、コナンスマホに盗聴アプリを仕込まれいたことを博士に調べてもらって知っていたのなら調べてもらう際にバレなかったのか、NAZUは侵入された後に犯人によってパスワード変更されるまで(された後も)何もしなかったのか、警察公安)以外の省庁のお偉方が無能に見えたけど本当に何もしてないのか、犯人上司公安検察の人)が結構嫌なだけの不美人に描かれていたけど何か信念とかはあったのか、あのあと女弁護士はどうなるのか、あたりの説明は欲しいなと思った。小説を読めばいいのかもしれないけど、こだま時代の疑問点はあっても雰囲気とかでだいたい満足みたいなのに慣れすぎてて手を積極的に出す気にはなれないんだよなあ。世間評価のわりにあんまり響かなくて残念だった。安室というよりも公安の降谷を見るための映画だなと思った。だけど映像アクションごまかすんじゃなく、降谷という人についての描写をもうちょっと色濃くやってくれたら今よりも好みの作品になってくれたかもしれない。

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