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はてなキーワード: 年貢とは

2024-06-15

あの勘違い女め。そろそろ年貢の納めどきだな。 もうお前の居場所はなくなった。

https://anond.hatelabo.jp/20240615172756

20240615172756

確定申告納期はすぎてるから追徴課税ですね。

20240615172756

勝ち誇った気でいるみたい。バカな男。 目をかけてあげた恩も忘れる脳みそじゃどうしようもないね

https://megalodon.jp/2024-0615-1755-20/https://anond.hatelabo.jp:443/20240615172940

20240615173322

税金年貢と違って公共サービスの対価だからw

20240615173322

ワイは追加徴税払ったやで 1日でも過ぎると追加徴税青色申告無しや まぁ青色申告できなくなった時点で3月中に終わればいいか精神になったんだが

20240615173322

あの勘違い女め。そろそろ年貢の納めどきだな。

もうお前の居場所はなくなった。

https://anond.hatelabo.jp/20240615172756

2024-06-10

anond:20240610013645

どうせ長年貢いでる担当ホストのことを付き合ってると勘違いしてるとかじゃね。過度にしつこくされるようならご結婚さらないんですか?とでも聞いてみたらw

2024-06-02

anond:20240602113840

都民田舎者という移民に慣れてるから

てか都民はほぼ移民で純血都民地主として移民から年貢を取るだけで生きている

2024-05-26

anond:20240526144211

昔は税金じゃなくて年貢で米を政府に収めてたしそういう意味では確かに通貨に近いかもしれん。

2024-03-18

anond:20240318131052

結婚は出来るだろうけど子供がな

国がほしいのは20年後年貢を稼いでくれる若人じゃないの

2024-02-13

日本人が不真面目で働かないのは当然だ

いか田畑を隠し年貢をちょろまかし落ち武者をしゃぶり領主から富をぶっこ抜くか考えてきた百姓末裔から

2024-02-09

最初の前提から違うんでは? anond:20240207180117

大名とかが領地で採れた年貢米を米商人に売り渡す価格比較するべき

農林水産省17日発表した2023年産米の9月分の相対取引価格(速報)は1俵(60キログラム)あたりの全銘柄平均で1万5291円

-- from 日経新聞

10kgだったら、約2500円。1石あたりなら3万8000円。1000万円は261石くらいじゃねーのw

2024-02-08

カンジョーブギョーにお任せアレ!wwwwww

オウフwwwいわゆるストレート知行質問キタコレですねwww

おっとっとwww拙者『キタコレ』などとついネット用語がwww

フォカヌポウwww拙者これではまるでブギョウみたいwww

拙者はオブギョーサマではござらんのでwwwコポォ

まず増田殿にお教えするのは、一万石とか十万石とかいう「石高」とは持っている領土生産力であって、それが実収入ではないのでござる。言ってみれば、諸経費込みの総売り上げ≒年商に相当するものなのでござるな。なので実はトヨタ7億石大名説」はあってるのでござる。日本の総石高天保年間に3千万石チョイ位でござるので、トヨタすごいでござるなぁ・・・

ところが、個人についてみると年収1000万円は途端に一石6万円換算はおかしくなるのでござる。

増田殿が個人事業主で年商1000万円ならば166石取りといってまあおかしくはないでござる。でも増田殿、サラリマンでござろう?

これ即ち、中下級武士クラスでござる。ただし、この階級でも、年収から一部の経費を負担しなければならないのでござる。しかしまあ、サラリマンも額面給与手取りは違うでござる。その辺は深く考えないで欲しいでござる。

この階級のオサムライサンは、オチンギンの貰い方に2通りあるのでござるよ。

一つは、お殿様からちっちゃい領土を分けて貰って、そこのアカりがオチンギンになるパティーンでござる(知行制)。地方や物成りによってもまちまちでござるが、大体村一つで200~1000石ぐらいになるでござる。石高人口は大体同じぐらいでござる。今だと田舎にある大字ぐらいが1つ村だと考えてくだされ。

現代で言ってみれば、大会社のシャッチョサンに「お前にこの子会社任すから、そこのアガりで食ってくれ」ということなのでござる。小なりと言えどもシャッチョサンなので、身分的にも良いのでござるよ。

この場合領土石高に対する年貢収入が実際の年収になること、賢き増田殿ならお分かりいただけると思うでござる。実際の年貢税率は、これも時代地方によって違うでござるが、35~50%でござるよ。

ただし、本当にもらった領土経営するとなるとひじょーにマンドクサなので、江戸時代も進むと「領地を持っていることにはなってるけど、お米は藩からもらう知行蔵米制)」というスタイルほとんどになったのでござるなぁ。ほとんど、という言葉を裏返すと最後まで領土経営を続けたところもあったんでござる。

その下のクラスになると、ストレートにお米を給料としてもらえるでござる(蔵米制)。これは藩の領地から取り立てた年貢米で、年に何俵という形で支給されるでござる。俵1つにはお米が0.35石入っているでござる。この0.35という数字、奇しくも領土1石から取れる年貢米と大体同じなのでござる。よって50俵もらえるオサムライサンは、50石の領土を持っているオサムライサンと、大体同じ収入になるでござる。しかしサラリマンは多少高給でもシャッチョサンよりは身分的には見劣りするのでござるなぁ・・・。この辺は拙者共も身分を取るか実入りを取るかで苦労したものでござる。

なので年収1000万円のサラリマンは、お米に直すと166石≒474俵取りのオサムライサンでござる。つまり474石分の領土収入的には等しくなるでござる。

これは、ニッポンイチカンパニーである江戸幕府では500石超の「大身旗本」というクラスにあとちょっとで手が届くちょっと惜しい感じの家格。役職でいうと、具足奉行本社のどうでもいい課長)や各地の郡代出張所長)が大体このぐらい、ちょっと手を伸ばせば勘定吟味役経理課長補佐)、御小姓(社長秘書)ぐらいのポジションでござる。

その他な藩では、その藩の石高次第ではござろうが、数万石規模の小大名ならば家老職にもなれるぐらいの石高でござるな。逆に大大名クラス家老職は万石取りでござる。

そう考えると年収1000万円、今も昔もそんなに変わりがない気がするでござろうよ。。。

 

2024-02-07

大塩平八郎檄文が令和6年と見紛うような内容

現世の天下の民が困窮しているようでは、この国は滅びてしまう。政治を担うには相応しい器ではない小人どもに国を治めさせておけば、災害が次々と生じてしまうと、昔の聖人は、後世の人々に強く言い残している。

徳川家康公も「善い政治とは、身寄りもない人たちに対して、もっとも深い哀れみを掛けてあげることだ」と言われた。

ところがどうか?

これまでの240~50年もの間、戦乱はなかった。しかし、社会上層部の者たちは、贅沢の限りを尽くすようになってしまった。

大事政策を担う役人たちは、公然賄賂を贈ったり、賄賂を受け取ったりしている。

そのくせ、自分たち支配している民、百姓たちからは、重い税を取り立てている。

ただでさえ、重い年貢賦役に苦しんできた多くの人々は、このような無体な強要に追いまくられ、出費がかさみ、貧困に苦しめられるようになってしまった。

民の恨みに呼応して、天も怒っている。

近年、地震火災、山崩れ、洪水等々の自然災害が頻発するようになった。

そして、ついに、食糧危機までもが発生してしまった。 これぞ、天が下している深い戒めである

ところが、上層部は、この天の戒めの意味に気付いていない。器が小さく奸計ばかりをめぐらす輩たちが政治を牛耳っている。

下々の民を彼らは悩ませ、米や金銭を取り立てることばかりに熱中している。

目の前で起こっている天災天罰を見ても畏れ入ることもなく、餓死寸前の貧民や乞食を救おうともせず、山海の珍味を食し、妾宅に入り浸たり、揚屋茶屋に高位の武家の家来たちを招待して、高価な酒を湯水のごとく飲んでいる。

多くの人々が難渋しているのに、絹の着物を着て、芝居の役者や芸子たちを引き連れて、世の中が平穏であるかのように、つまり危機状態にあることを知らぬげに、歓楽にふけっている。

なんたることか。

これでは、昔、紂王が連夜、酒宴を催していたという故事のものではないか


いま、奉行役人たちが緊急に取り組まなくてはならない事態は、自分たちならできる政治力でもって、これら不届きな輩を取締り、下々の庶民を救うべきではないのか。

彼らは、それができなくて、堂島での相場にのめり込み、録をかすめ取ることばかりしている。

このような役人商人たちの所業は、天道聖人の御心に叶うはずはなく、天は、許してくれないだろう。

いままで、じっと我慢していた私たちは、もはや我慢することに耐えられなくなった。

私たちには、湯王や武王の威勢はなく、孔孟の人徳もないが、天下のために、親類縁者に被害が及ぶことも厭わず、この度、有志で話し合って蜂起した。  

まず、下々の庶民を苦しめてきた役人たちを討つ。

さらに驕り高ぶってきた大坂金持ちたちをも討つ。

そして、彼らが隠し持っている金銀銅貨、あちこち蔵屋敷に保管されている扶持米を運び出して、人々に配る。

上記のカネや米、つまり、驕れる者たちが無用に貯め込んでいるモノを分配することによって、当面の飢饉の難儀を救いたい。

闘う力のある人たちには、一緒に無法者たちの征伐に参加していただきたい。

2024-01-31

anond:20240131102344

東京都日本で5本の指に入る貧乏中間層大量生産する貧乏再生産の町やから

で、富裕層はだいたい土地持ちで貧乏中間層があくせく働いて年貢を納めてくれるから頑張って働く必要がない

限界中間層の子供とハナホジ貴族末裔しかいない街にノーベル賞は無理

2024-01-12

慣用句というのは事実とは異なることがらを例えとして使っているのです

現代日本年貢を納めたことのある人はいません

孫を目に入れて「痛いじゃないか!」と怒っている人は考え方がちがうのです

2023-10-24

anond:20231024112440

嫌な領主ときは敵国にスパチャしまくって国力をあげ自国を侵攻させる、ふるさと年貢という仕組みがあるという。

2023-09-26

税務官僚だった頃の思い出 Part1/3


 国税庁の最終面接のことを思い出している。大学四年生の頃だ。今までの面接は、無機質な長机とパイプ椅子のものだった。だがその時は、四角いどっかりとした檜机と、ふかふかの椅子だった。それでいて圧迫感のある面接であり、最後に「私達と一緒に働けますか?」と言われたのを憶えている。

 「はい。私でよければ宜しくお願いします」といったことを告げると、その場で最終合格が遠回しな言い方で告げられた。内定通知は賃貸アパートに届いた。

 こんなところに書くほどだから予想はつくだろうが、結構前に官僚を辞めている。仕事は大変キツかった(きっつー、というやつ)が、やりがいはあった。いつかは挑戦してみたい仕事もあった。

 思えば、大学3年生の春からコツコツコツコツと勉強を重ねて、やっと第一志望のひとつだった官庁合格できて、「やったー!」と無邪気に思っていた。案外こんなものだ。

 国家公務員課税部門)としての経験20数年しかないが、せっかくのシルバーウィークだ。ちょっと語ってみたい。今は税務コンサルタントとして働いているが、夏前に大きな仕事が片付いた。今は仕事を少なくしてもらっている。

 仕事のことを、はてな匿名ダイアリーに書いてる人を稀に見る。今回、私もやってみようと思った次第だ。企業との課税交渉協議録とか、個人法人の税額とかを載せない限りは大丈夫だろう。何かあったら責任は取るつもりだ。

 高橋洋一山口真由が自著で話している内容に比べれば、当日記はベジタブルのようなものだ。あの内容を出版して捕まらないなら、ここで書く内容など余裕でセーフだ。

 なお、私ははてなユーザーの中では年寄り(フミコフミオさんと同い年)である。古い表現があってもお許し願いたい。

 先に言っておくが、「霞が関に来なければ体験できなかったことは人生財産」とか、「国のために働いている自負があった」とか、「苦しかったけどいい仕事ができて国民のためになった~」といったことはあまり書かない。

 そんなに夢や理想のある官僚じゃなかった。僅かばかりはあったが。むしろ組織に負のイメージがあって、若い頃に限った語彙だと「こいつらクソ野郎だな」という感情を抱いていた。それで、40代になって数年後に転職した。再就職規制に引っかかる危険はあったが、グレーな方法突破した。

 当日記は、数パートに分かれている。できるだけ簡潔にまとめたい。以下、思い出を何点か挙げて回想する。



思い出① 税金とは何か?という問い

 中学生の頃から、「税ってそもそも何ぞや?」という疑問があった。大学に入ってからは、税理士資格を取るために勉強していたが、どれだけ勉強しても税への理解イマイチだったし、全科目に合格した後も結局わからなかった。

東大とか一橋大とか慶應とか早稲田とか、そういうい大学を出てるわけじゃない。偏差値50ちょっと大学だ。たまたま会計学講義を取ってみたら面白く、勉強にハマった。

 税とは、一般的説明だと、国や地方自治体国家の維持や発展をめざして、民間では供給されにくい公共的なサービス提供するにあたっての資金として「税金」を徴収している――ということになっている。

 だが、おかしいと思っていた。だって、国はお金自由に発行できる。地方自治体が言うのならわかる。あと、大昔だったら年貢を物納で納めてもらわないと国が維持できなかったはずだ。

 だが、現代社会国家がそんなことを言っても説得力イマイチだ。税金をとらなくても、別にお金を刷ったらそれでいい。金本位制時代を通り抜けて、今では発行された紙幣のものに信用がある時代なのだお金というのは、それがお金であるがゆえにお金だ、というトートロジーである

 増田民の人も、わかってる人はわかってるだろう。税とは何かが。ここで答えは書かない。気になる人は、Yahoo!知恵袋とか、Quoraで求めれば賢い人が教えてくれる。

 私が納得いかなかったのは、一応は国家公務員一種試験(昔だったら上級甲種試験)を通ってきたはずの人達が、入庁一年目だった私の質問に答えられなかったことだ。「そんな当たり前のことを聞くな」という人もいたし、「ここではちょっと…」と口を濁す人もいたし、「知らん。自分で調べろ」という人もいた。

 税を納めるのは当たり前のこと、ただ、その原理と言うか……そう、原理大事だろう。何も考えずに常識を信じていいのは中級者までだ。上をめざすのであれば、身も蓋もない本質を疑う必要がある。

 こういうことを私が言っても説得力がないので、ちょっと引用させていただく。

それぞれの原理を、その自然本性のかぎりで探求しようとしなければならないし、きちんと定義されるよう腐心しなければならない。というのも、原理はそのあとに続く事柄にとって、大きな影響をもっているかである。実際、原理は全体の半分以上であり、探求されているものの多くは、原理を経由することで明確になると思われるのである。 ニコマコ倫理学(上) P.62


 なぜ国民から税金を取るのか、という新人職員の問いに答えられる職員10人に1人ほどしかいなかった。思えば、この時からはいつかここをやめようと思っていたのかもしれない。

 実際、徴税国民みんなから集めたお金公共サービスに充てるため、というのはお題目だ。わかりやす国民を納得させるための。本来目的はほかにある。それに比べると、上の『お題目』はビックリマンチョコのおまけに近い。ウエハースだ。



思い出② 課税処分の難しさ

 トラブルになりかけた事例になる。詳細は端折って書く。専門用語は補足するか、日常的な言葉に言い換えている。

 キャリア官僚現場体験しないイメージがあるかもしれないが、別にそんなことはない。入庁二年目から普通に現場だったし、30才を過ぎて地方支局で働いてる人もいる。

 当時は、北海道某所にある国税局に勤務していた。一応は税理士必要な科目は残りふたつというところまで取っていたが、それでも実務は難しかった。勉強しないといけないことは山ほどあるし、一年目は税務の学校で学ばせてもらったが、実務に必要知識の何割も身に付いていない。税務の世界は広いのだ。

 最初の頃はひたすら、簡単事務とか雑用とか、先輩が受けた税務相談の回答案作りとか、上位機関から調査ものとか、庶務全般文書収受会議日程調整~飲み会手配まで含む)に、兎に角いろいろやった。

 すべて勉強になるとは思ったが、正直これは臨時職員がやった方がいいのでは……と感じるものもあった。まあ、とにかく新人らしく何でもやった。

 赴任して半年だった。とある先輩を経由して、それなりの事業規模の法人の税務申告を最初から最後までやらせてもらえることになった。同じ年代職員(※省庁キャリア)の中では遅い方だった。資本金結構ある機械メーカーだったかな。これまで当業務では、先輩方を手伝う立場として動いていたから、割とすんなりいくように思えた。

 申告内容は当然精査するのだが、日本課税制度は一応性善説でいっている。国民法人含む)が嘘をついたりごまかしたりしない、ということを前提にしている。その企業も、過去に税務に関して更正処分(支払う税額が誤っていると判断した場合に○円払いなさい、という措置関係トラブルを起こしたことはない。

 一応は提出書類を三周ほどしたところ、申告書類も、帳簿も、領収書請求書契約書(請書)も、通帳関係問題なし……それで、さあ決裁だといった具合に伺いをスタートした。

 先輩方の場合は、スルッと起案が通るようだったが、自分場合はそうはいかなかった。新人に厳重なチェックが入るのは当然だった。

不動産の項目がおかしい。取得した不動産価格常軌を逸して安い。税をごまかそうとしているのでは?」

 という、先輩及び直属の上司からツッコミがあった。上司を納得させないと、次に進むことができない。思えば、あの先輩は、このことがわかっていて私に振ったのかもしれない。

 当時の私の実力を超えた課題だった。頭を抱えたのを憶えている。あの時の思考過程を追っていこう。

 かくして・・・

 探求の旅は はじまった

 まず何をすればいいかというと、不動産価格がしっかりしたものかを調べればいい。正当な根拠のある価格であればいいし、不適当価格であれば……面倒なことになる。

 不動産売買にかかる課税額は、比較シンプルだ。普通法人税と同じで基本は定率である(税額表を見ればいい)。ちょっと賢い中学生でも実務ができるだろう。

 印紙税も、登録免許税も、不動産取得税(県税)も、固定資産税(市税)もそんな具合だ。不動産本体価格については難しい計算必要だが、焦る必要はない。市区町村にある固定資産税台帳には、固定資産税評価額が載っている。それを見れば、登録免許税の目安となる不動産価格がわかる。※固定資産税の納付書にも書いてある。

 それを根拠に……と思ったが、そんなに単純な話ではない。ならば先輩も上司ツッコミを入れたりしない。イレギュラーなケースなのだ

 その物件は、なんと固定資産税台帳に載っていなかった。そういう土地だった。登記簿を見たところ、字名がとんでもないことになっていた。奥地にあって、大昔は栄えていたのかもしれないが、今では地域まるごと誰も手入れをしていない。そんな土地だった。しかし、幅4.0m以上の道路は通っている。江戸時代の人が整備したと思われる。

 国税庁においても、外部公表している不動産価格の調べ方みたいなものはある(いわゆる路線価だが、当然奥地には路線価がない)。国でも地方自治体でも、不動産価格を求めるための要綱要領は具えているが、今回は通用しないのではないか。そういう案件だった。

 若かりし日の私は思案しつつ、先輩にも相談して上司に2つの案を出したはずだ。懐かしい。

 1. 比準価格(みなし計算のようなもの)を使って不動産価格を弾くと、今の数倍以上の価格になる

   メリット…適正と思われる税を徴収できる

   デメリット…上申や裁判等になった時に勝てる保証がない

       県や市町村にも情報共有や協議意見聞取が必要

 2. 今回は大した金額ではないため、相手方の税額を受け入れる

   メリット…百万にも満たない税額差であり、費用対効果を考えるべき

   デメリット相手方が悪質だった場合前例を作ることになる

 結局、2.の案が採用された。それで、起案はあっさり通った。協議相談をしたのは直属の上司までであり、決裁の責任者には上司が一声かけたくらいだ。それで新人職員の一件目である課税処分は通ってしまった。

 思えば、先輩や上司からすれば、最初から2.一択だったのだ。今の私の判断もそうだ。課税額の差として百万円にも満たない金額のために、そこまでの手間はかけられない。もっとかに日本の税務行政のためにやらないといけないことが山ほどある。

 一応弁護しておくと、現場で働く公務員には、「法適用裁量」と「エネルギー振り分けの裁量」がある。現場的な要素が強い職種だと、上司の指揮監督を受けるのが望ましくない場合がある。極端な例だが、警察官凶悪犯をパトカーで追っている最中に、スピード違反信号無視をしている者を放っておくのはやむを得ない、といった観点だ。

 余談になるが、国税局職員県税や市税の脱税を見つけた場合も、人や状況によって対応が変わる。情報提供する場合もあれば、見なかったことにする場合もある。

 それこそ昔の話だが、飲み会とある話を聞いた。ある個人納税者から地方税務署相談があったという。要約すると「1年前に出した赤字決算の申告書だが、実は黒字で、税金を納めないといけないことがわかった。どうすればいいか」ということだった。追加で納付すべき税額は、約30円のようだ。このままでは脱税者になってしまうと焦っていたらしい。

 その相談を受けた税務署員はこう答えたという。「実は、ボールペンとか消しゴムとか、事務用品を買っていたのを申告書に書いてないんじゃないですか? だったら、納付すべき税額はやはり赤字では? 問題ないですよ」と。※以後の話は不明

 課税処分はもちろん、どのような行政処分であっても費用対効果という観点が重視される。税収1万円増のために2~3万円をかけるのは議論余地があるにしても、20~30万円をかけるのは明らかに不合理だろう。

 テレビネットメディアはてなブログでは、公務員は何も考えずに税金支出しているイメージがあるかもしれないが、ちゃんと考えている人が多数派である。そこは信じてほしい。

 数年後、私は北海道から霞が関に戻ることになった。それから退職するまで、ずっと法人課税部門にいた。



 Part2/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201302

2023-09-23

[] そのななひゃくきゅうじゅうよん

ガイウーッス

 

本日日本において秋分の日テニスの日、不動産の日、万年筆の日、海王星の日となっております

今年も残り100日を切っていると今更気付いたのですが、だからといって残りが短いから何しようってことにはならないですね。

そんな神経してたら年の頭からやってますよね。

とはいえ、あっという間に時間が過ぎるなぁと思ってしまうのは中途半端に歳を取ったからかもしれませんね。

若くありたいのか、年貢を納めたいのか、生きれば生きるほどわからなくなります

まぁ答えが遠くにあるものを考えすぎるのはよくないですね、ぼちぼちでいきましょう。

 

ということで本日は【適度な脱力いか】でいきたいと思います

適度な脱力いか!適度な脱力ヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2023-09-07

戦国武将起業家

織田信長⇛ イーロン・マスク(強行改革、反感を買いやすい)

徳川家康⇛ スティーブ・ジョブズ(1代で全世界から年貢を回収する超帝国を築きあげた)

豊臣秀吉⇛ 孫正義世渡り上手、敵を作らない、やる時はやる)

2023-07-31

どうする家康、嫌な奴が今のところ1人しか居ない問題

今川義元家康教育していた、泰平の世のベースはここでできた

今川氏真三河人質殺されたけど、やっぱ兄弟や、好きや

鵜殿長照→元康殿とは戦いたくなかった… The武士として誉高く散った

田鶴→The武士として誉高く散った

三河一向一揆衆→悪かったのは年貢取った俺だ…民を苦しめてごめん…

浅井長政→いい人

千代最初は嫌な奴だったけど、瀬名パワーで家康の味方

武田信玄→ただただ強い

武田勝頼→有能だったが親の呪詛「お前は俺にできなかったことをやれ」に縛られたことで自滅(家康を裏切ったということでは嫌な奴だが、ただ嫌な奴ではなく呪詛に縛られていたから仕方ない感)

水野おっさん→振り返ってみたらなんだかんだ家康のために動いてくれてはい

松平信康→キチ◯イムーブはしたけどPTSDやったんや…

瀬名有村架純ならみんな好きになるわ…悪女になることで家康を守り、家康に泰平の世のビジョンを授ける

徳姫→徳川家めっちゃ好き

織田信長家康戦国で生き抜く術を教えた。てかとにかく家康が好き、でもお父さんのせいで伝え方がわからないの(瀬名に勝てなかった準ヒロイン

アナ雪→裏切り者ではなく瀬名意志を継ぐ家康のために身代わりになったとっても良い人

ここからは予想

豊臣秀吉百姓幸せになる世の中は武士には作れねぇから俺が天下を取った!検地もめちゃくちゃな年貢要求されないためにやった!→(瀬名ビジョン秀吉に明かす)家康なら百姓幸せになる世を作れる!秀頼を頼んだ

石田三成→義の男、いい人、家康も好き(今相関図に書いてる紹介文的にそんな感じ)

真田家→生き残るために必死

後北条氏→なんだかんだ家康感謝して死にそう

かに立場が変われば正義は変わるから勧善懲悪のような悪者がいないのはわかる

とはいえまりに(家康にとって)優しい世界過ぎないか?てか愛されすぎやろ

こんな恵まれ世界で辛い辛い言ってたらマルチバース過去大河)の家康から怒られそう

今のところ悪い奴は明智だけだし

あ、あと東京03角田

ただ、みんなが家康に優しい世界だと秀吉が死んでからの悪い奴は家康なっちゃうのでラスボスは出てきそうな気がする

淀殿かな?

それとも、家康大義のためにラスボスたぬき)になるエンドもあるかもしれない(去年の花沢類みたいな感じ?)

2023-07-21

anond:20190105221022

1970年代から島の東側漁船とは思えない見窄らしく怪しい船が近付くと外出禁止令が発令される独自防衛体制がある(あった)(飛島出身の御老人から聞いたガチ話)

飛島周辺はイカの好漁場で、米が作れなかった代わりに江戸時代年貢スルメイカ10万枚納めていた歴史がある。

イカ釣りを基幹とした島の暮らしはそれ以後も続き昭和40年代には、当時花形だった北洋漁業飛島から優秀な人材が多く引き抜かれた。

中型イカ釣り漁船には船長とは別に漁の責任者漁労長が乗ってる。現在山形の船団の漁労長たちはほぼ全員が飛島出身。全国の漁労長の2割が飛島出身

2023-07-17

日本人にとって政治は自然現象である

なぜ日本人権力と戦わないかっていうと日本人にとっての社会政治って

天気や地震のような自然現象なので自らの手で作るって発想自体がないんだよね

悪政は個人の力ではどうにもできない天災であり過ぎるのを待つ以外の選択肢がない


[追記]

一揆って代表の命と引き換えにお上の慈悲(年貢減免)を求めるものから

フランスの抗議運動とはむしろ対極だと思う

龍神様に生贄を捧げて怒りを静めましょうと同じ考えで

日本人は古くから政治自然区別がなかったという傍証かと

もちろん少数の例外はどこにでもあるだろうけど

2023-06-25

anond:20230623140416

個人事業主はクロヨン、トーゴサンでいう6割や5割に相当して、課税収入の補足率がサラリーマンと比べて異様に低い。

インボイス対応して所得隠し出来なくなるのが嫌で嫌で仕方がないわけだから泣き落としだってしてくるんだけど、そんなん10割補足で日々頑張って税金払ってるサラリーマンからしたらなんも関係ないよな。

それこそ「年貢の納めどき」だぞ。

2023-06-02

anond:20230602132516

キンダーガートン・コップって映画シュワちゃんセリフが「年貢の納め時だな」って訳されてて「お前は年貢納めたことないだろ」と思ったのを思い出した

でも日本語にハマる形で訳すのは大変だと思うよ 今後はAIも使われるんだろうけど

2023-05-02

anond:20230502005141

ぶっちゃけ責任負うのもめんどくせーってことに気づき始めて、3食食えりゃ年貢納めないといけなくても田畑を耕せば良いだけの生活の方がましと思ってる人増えてそう

出世欲も減ってるらしいし

2023-03-28

ブコメ民の田舎蔑視とかしばしば見かける

江戸時代年貢を思うよね

かに都市化すればするほど効率は良くなるけども

都市に食料を供給したり、都会の人に癒し温泉とか)を与えているのは田舎者

豊かな生活都市だけでは成り立たないんだよ

村社会の息苦しさはすごくわかるんだけど、金を回すことだけでは人間は生きていけないのよん

メシ喰わないとね

2023-03-05

信長書状







https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/fukui/07/kenshi/T3/T3-0a1a2-02-02-01-03.htm

全体で七か条からなるこの掟を簡単に紹介すれば次のようになる。必要人夫徴発は勝家の印判のある催促状をもって行うこととし、その他の人夫徴発はたとえ人夫賃を支払うというやり方でも認めない。いま北庄城普請人夫必要ではあるが、なによりも農民が耕作に専念しうるようにこうした措置をとるのである一条)。名主・百姓もつ内徳と小成物(年貢以外の雑税)は先々どおりに認める(二条)。勝家が派遣する使いの者に対する接待は、一汁二菜・中酒一杯などに制限する(三条)。反銭など銭納入の時は、高札で示したように三増倍(銭の種類。精銭の三分の一に換算される銭か)をもって納入すること(四条)。百姓は新たに誰かの家来になってはいけない。また、信長直臣に仕える家来が、鞍替して勝家の家来になることも禁止する(五条)。勝家が印判で承認したほかは、山林竹木の伐採はいっさい禁止する(六条)。百姓居住の地の課役を逃れるため他郷へ移住することは禁止する(七条)。

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