はてなキーワード: しんじとは
シングルで持て余した性欲を久々のワンナイトで発散したら、迂闊にも相手を好きになってしまう話なんて世の中に五万とあるけど、まさか自分がそんなアホみたいな境遇に陥るとは。
酒で共に自我を出しやすくなっていた時にパッとやってパッと寝て。二日酔いだ今夜の予定だでさらりと部屋を追い出され。その後連絡ひとつないのは所詮そんなものだったと、なんとなく受け入れながら。
その後もそこいらで会っているのに妙に相手を避けてしまう自分。喫煙所で10mの距離でお互いがお互いを目に入らないようにしながらそれぞれの連れと会話してたり。お互いが距離を詰めそうなのにまったく詰まないなんか微妙な距離感になってしまった。
相手の飲みすぎてむくんだ指とか遮光カーテンで朝6時でも真っ暗な寝室とか、妙にディティールが思い出されるノスタルジーもまた、切なさを増幅させてて、マスターベーションで昇天状態。
こういう時に限って、相手はどちらかと言うとシャイだったかなとか、プライド高いから自分からは動かないんだろうなとか、都合の良い解釈を繰り返してしまい無力な妄想ループ発動。この妄想がなんの意味も無いのをわかっていながら少女漫画のように楽しんじゃう自分は限りなく欲求不満なのかと。
こういう行き場のない気持ちはどうやったら解消出来るの?
つまるところ、「旦那が子供と一緒にいるのに別々のことをしている」「話さない」のがモヤモヤのもとかと。一緒に見てたらモヤモヤが減るのかなと、なんとなく想像した。
あと
私と2人きりのときは見たがらない。
お父さんがいるときだけYoutubeせがむというのは、父親避けられてる可能性あり。嫌われてなくても「父<Youtube」になってるかもなと。
あと、何時間も(1日中家にいるとそうなるのか、育児経験がないので想像に頼るけれど)子供の付き合いが父親ワンオペになってると、父のほうも遊びネタが尽きてるのかもしれない。プラレールでキャッキャしてるというけれど、小さい子供は誰とでも何でも楽しんじゃうから。
お父さんも丸一日子どもと遊ぶんじゃなく、自分の時間が欲しいのかもしれない。外出じゃなくソシャゲで家にいるから、家庭内にそれが見えてしまっているだけで。
この書き方で、なんとなく「自分の時間をほぼすべて家事と子どもに使うのが理想」と考えてるのかなと想像した(言いすぎだったらごめん)。それで父親に「家にいる時間は常に子供を見ていろ」という考えに転じたのかもなと。良い理想だけれど、それってどのくらい現実的なんだろうと思う。ただ、育児経験がないので具体的な折衷案言えない。
父親に「ソシャゲやめろ」と言うのが切ないのでこういういい方になってしまったけれど、やりすぎだったらやめさせる/縮小させるのが、子供のための時間を増やす策とは思ってる。「ゲームは1日1時間」を守らせてみるとか。
YouTubeがというより「何見てるかわからない」のが心配。Youtuberなのか音楽なのか何かコンテンツなのか。話を聞いてとっさに思いつくのは1つ目だけど、伝聞の印象でしかない。Eテレみたいな内容の想像つくほうがまだ安心感。
親が子どものことを心配するのは当然だし良いことなので、良い方向に進んでくれることを願ってます。
個人的なことを加えるなら、親がギャアギャア怒鳴ったりすると、成人してからもしばしば思い出すので、理性的な判断は気を付けて欲しいです。
詩織「新たな愛を見つけるラブ発見型新感覚ラブリーラジオです」
詩織「愛海ちゃんと前のお仕事で一緒だった晴ちゃんがついてきて…… ブースにまで入ってきたんだけど…… どうしたの?」
晴「しんじらんねー!」
愛海「誤解なんだよお…… 本当にただただ誤解なんだよお……」
晴「お前なにしてたか言えよ。正直に言えよ」
愛海「ほんとに…… 誤解なんです…… 何もしてません……」
晴「いえっつうの」
愛海「もおおおおお!!!! 楽屋で仕事してただけだよ!!! 何してたっていうのさ!!!!!」
愛海「だから! 楽屋で! ノートパソコンで! 資料の映像見てただけだってば!!!!!」
詩織「……普通じゃない。振り付け覚えたりでしょ。晴ちゃんも見るでしょ」
晴「雫とくるみと里美がきわどい服装で体操してるやつだぞ! なんの参考にすんだよ!!!!」
愛海「推薦文! 帯の推薦文書くお仕事なの!!! お山の伝道師棟方愛海推薦なの!!!」
晴「じゃあ周りに散らばった湿ったティッシュは!!!! なんなんだよ!!! 俺らのライブの楽屋で!!! 乳をぷるんぷるんさせた映像見ながら!!! なにしてたんだよ!」
愛海「花粉症なの!!!! 鼻かんだだけで何もしてないから!!!!」
晴「はあ? なんでだよ! 楽屋でこんなことする方がどうかしてるだろ!」
詩織「……いや、しないでしょ」
晴「だろお!」
詩織「そうじゃなくて…… そういう行為をしたと勘違いしないでしょ……
きわどい映像とティッシュを見ただけで…… すぐそれって…… 思春期にも程があるわよ……」
晴「……え?」
愛海「そうだよ!」
晴「いやいやいやいやいやいや! だ、だって、女のエロい格好の映像見てティッシュ使って、明らかだろ! 兄貴とか毎日してるんだぞ!!!」
詩織「……」
愛海「……」
晴「……あれ?」
詩織「……恥ずかしい子」
晴「……だ、だって」
詩織「……そもそもなによ。なにと勘違いしたか言って見なさいよ……」
晴「い、いや、だから、その……」
愛海「いえいえー!」
晴「その…… なんだ…… あ、あそこを……」
詩織「にやにや」
愛海「にやにや」
詩織「……というわけで、ゲストが来てるのでコーナーを一緒にやりましょう」
晴「もういい! 帰る!」
愛海「まあ、してたんだけどね」
詩織「……そりゃねえ」
コピーライターが、きらい。
だって、たかがコピーっておもいません?ちょっとした思いつき、それが『作品』だなんて。
もっとこう、つつましくあってほしい。お刺身に乗ったタンポポみたいに。
あのひよっこライターと、あのなーんかえらそうなライター、どれだけ違うんだろう?
ライターが10人いればコピーも10通り、どれが1番だなんて、見る人によって違うはず。おそらくね。
ほら、えらそうなライターがまた言ってる。「あのCMのフレーズ知ってる?あれ、僕のなんだ」とかなんとか。
でも、それってテレビでいっぱい流れたのがすごいだけじゃない?
たとえば、いくつかコピーを並べてみて、よーいドンで効果をはかってみる。
それでもし、やっぱりあのえらそうなライターの作品が1番なら、まあしぶしぶ認めてやってもいい。
でも、やっぱりピンとこないな。ほんとにスゴイものなの?
オリンピックの「あの件」以来、クリエイティブがしんじられない。
みんな、自分をかっこよく見せたいだけじゃないの?
最近じゃ、お寿司の握り方だって学校でひといきに教えちゃうって聞くし、
コピーだって、学校でちゃっちゃとコツを教わって、はい一丁上がり、そんなものじゃないの?
だから、やっぱり知りたい。
だれか、教えてほしい。
(そっち界隈ぽく改変してみた)
ちょっとした事なんだろうけど。
たとえば、あるコンビの片方が結婚したとしてそれでもそのコンビにBL的な妄想を繰り広げていた方々は「カモフラージュだ」とのたまう。
ところがその夫婦が不妊治療を経て子どもを出産したという報道を目にしたとき場合、妄想を広げてた人たちは何を思うか?と。
自分の両親を見てても同性異性に関わらず、カップルって性愛的なこと恋愛的なこと以外にもいろんな要素を見ていかなければならないはず。
そういうことを意図的に外して楽しんじゃっている事がどうにも解せない訳で。
「本人のトラウマでそうなった」と理由はつけるか?いやあ、それとこれとは話は別でしょう。
「東京駅は淫乱」というのもちょっと。擬人化しているけど果たしてちゃんと映像化できてるの?
「やおい穴」とか見てて多分無理だろうなとは思うよ。
現実的に同性愛者が表立ってそばにいないからなんだって思えるのかなあ。
それはそれである意味で差別に片足つっこんでいるのに自覚がないのかなと。
マイノリティであることで自分たちが無意識に加害者であることの自覚が薄れるだろうけど、願わくは少し程度は自覚をもってくれ。
あの子にも良い顔してたでしょ
見てたんだから
…私だけ「とくべつ」とかじゃないんだよね
かってにカンちがいしてたんだね
そうだよね、
私ってバカだよね
ちょろいんだよね
あなたは優しい人って、信じた私がどうかしてたんだよね
いや、、あなたは優しいんだけど、だれにでもそうなんだよね
きょうだって、二人でいるけど
ほんとは、誰でもいいんだよね
別に私じゃなくてもいいんだもんね
かってに、その、思い込んだだけなんだよね
ずるいよ
なんで、そういうこというの
なんでそんなにやさしいの
あたし、あなたのこと、どこまで信じたらいいんだかわからないよぉ
また、そういうこというんだ
よく、そんな思ってもないことがいえるのね!!
あー、聞きあきた!!
あたし、何を信じたらいいんだろ…
もうなんにもしんじらんないや
…なに?
いいよ、もうどっかいってよ!!
わたしなんて、ただの友だち、、
いや、遊び相手にすぎないんだよね!!
どーせ、あの子のこともそうなんでしょ!
そうやって、だれにでもいい顔しといたら!
でもね。
これだけはわかってほしいの。
あなたのその優しさが、
誰かを傷つけてるってこと
あー、イブなのに何やってんだろ…
疲れた奴らだよ。
だからサーバルちゃんが「フレンズによってできることは違うんだから」とか言った時に「ああああああこのアニメ見るううううう」とか思うんだよ。
何より難民キャンプの存在を軽んじたのがデカいよ。たつきをクビにするってのはそういうことだよ。難民キャンプを作れる人材なんていらない、俺達金もない再生数しか稼げないゴミクズ共は必要ないっていう意思表示なんだよ。
まぁ信者できたもんね。態々動物園行ってくれる信者できたもんね。
いいよ、金だけでいえば最高の判断じゃないか。でもキモいオタクで金稼いでる臭い連中はもう癒しとか作らないでもらえるかな。たつきにも言っとけ、できねーならすんな。
吉崎にも言っとけ、止められねーならリーダーとか言うな。
業界人も物知り顔で言うな、契約を破ったから言いましたじゃねえよ。契約を破ろうが破るまいがお前がギャーギャー言ってやりゃああのゆるい雰囲気は締まったんだよ。
出来なかったんだろ?管理が。出来なかったことをダラダラ述べんじゃないよ。お前はコンテンツを殺したんだよ。
たった1ツイートだよ。
それを止めればよかった、あの文面を柔らかくすればよかった。交代とか言わせればよかった。そういう意味で1ツイートだって言ってるんじゃない。
たつき監督の1ツイートを喉から手が出るほど求められてたんだよ。
信者も、信者じゃない雰囲気を楽しみに来てる人達も求めてたんだよ。
その1ツイートなんだよ。
その空気感はたつきが二期やるからけもフレ見るかの空気感だったんだよ。その空気感も読めないで何が契約だよ、何が委員会だよ。烏合の衆は黙ってろよ。 お前ら集まって出来たのがあんなアプリなんだろうが。
なぁ、大の大人よぉ。
お前らの褒めるパースだとか何だとかわかんねえよ。あーすごいなーとしか言わねえよ。だからアニメーターが死んだってかなしーねーぐらいしか出てこねーよ。
どうしてだかわかるだろうが。制作者のクビを最後の最後に締めるような作業してるからここまで腐ったってまだわかんねえのかよ。
アニメ全体にも言ってんだよ。クソばっかり蔓延らせやがって。お前らのアニメ来年には忘れてんだよ。一生懸命作るなよ。何が委員会だよ。委員会名にネタ仕込まれてももう笑えねえよ。
お前らがコンテンツを殺してるんだよ。お前らは生きてる生きてるって言ってももう怖くて見れねえんだよ。死人で腹話術見せられてるんだよこっちは。
もう俺の時間を取らないでくれ。
お前らの話題なんて一秒もしたくない。
話題にされたいなら、もっと表に立って誠実に動いてくれ。出来ないなら単なるエネルギー源になってくれ。
お前らは裏方になっちゃったんだよ。また立役者になるつもりなら、石を投げられるつもりでいてくれよ。
意味のわからん言い訳はやめろよ。ヤオヨロズが何を言おうとお前らは石を投げられるんだよ。だから、石を投げられて当たりどころ悪くなって亡くなるぐらいはしてくれ。
まさか、ここまでのことになるとは、って話題になって一気にクソ化してくれ。
覚悟を持って二期なんか作らなくていいから。もう、そういうのいいから。
全部、もういいんだよ。けもフレって名前見るだけでウンザリするんだよ。
お前らSHIROBAKOで齟齬を発生させた奴が悪党扱いされてた理由がわからないんだろ?だけど、その描写を発表して、それから2017年になっても何も変わらないんだろ?2017年にもなって俺達は劣悪だって表明したんだろ?
面白いよなー2017年に流行ったコンテンツが2017年内に殺されたんだぜ。
もう幾ら海外がアニメ、ニホン、ダイスキって言ってもはいはいとしか言えないんだわ。俺がアニメも日本も嫌いになってくれとしか言えないからさ。
好きだったものが好きだった人に失望されるのがしんどいんだよ。
それを日本の体質にしたら、海外に全部取られるって本気で考えてないから、お前も、お前らもドヤ顔で物申してるわけだろ?
RWBYみたいな自主制作アニメが逆輸入されて悔しくねえのかよ。
何がしてえのかわかんねえんだよ。
フェイトみたいに信者から金搾り取るシステム使っても番宣しか出来ねえんだろうが。
億動いてますドヤーじゃねえ、アニメ映画出来たよー程度じゃねえか。毎回お前ら死ぬ思いして電子データ手に入れてるんだろうが。それを誇りだ?野獣先輩と一緒の存在かよそれは。
ごちうさが何期作られようがどうでもいいわ、萌えアニメ嫌いなんだろ?俺もどうでもいいよ。結局いずれは一般男性と結婚する女の踊り見る為だけにやってんだろうが。
女児アニメを楽しんじゃいけない年齢なのに女児アニメが楽しいか。何なんだその禁忌感は。いつまでそれをやってるんだよ。
ガンダムの脚本がクソだった?あとでドヤ顔で見せつけるくせに何がクソなんだ?ウンコがあるから見せつけがいがあんのか?クソガキかお前は。クソだったな、クソ使いのクソガキだもんな。
ヤマカンが監督降ろされたから何なんだよ。お前のネームバリューであの人気の低さなんだろうが、それを何とか持ち直したのはヤマカンじゃなくて信者とアイドル本人だろうが。そこはドヤ顔でもう充分に育ったんだなって言えや、言え!
これ以外にもいっぱいクソみたいなクソが出てくる。クソクソクソクソ。なんでクソしか出てこなくなる。何より時間が無いんだ。だから五分のアニメとか見やすいんだ。わかるだろう?わかれよ。
テメーの重厚さは裏返したら鈍足の亀なんだよ。
わかってくれー、頼むー。こういうことなんだよ。
だからたつきは黙って海外に雇われて面白いアニメを海外に出しまくってくれ。あいつらの方が1億倍マシ。一億総劣等列島だからこんな場所で良いもの作ろうなんてジブリですら許さねえからな。お前はのたうつ人間を馬鹿にしたCGでも全国でも流しててくれ。
あーたのむー。理解出来ようと出来まいと石がぶつかって死ぬのはたつきをクビにする判断した奴らだけだからよー。二期出来たー三期も銀行から金降りてくるから出来そーとかもうこの半年の活躍でわかったからよ。そんなもんわかってるから死んでくれって言ってるんだよ。
もうお前ら金を抱いて寝てりゃ良いんだから。俺の大好きなものでシゴいて作ったお金で大麻でも吸ってお気楽に過ごしててくれ。あー。
こういう書き方になってしまったのですが、
そんな表現では正しく伝わらないよ、という指摘を数多くの方から頂きました。
不快にさせてしまった方々、申し訳ありませんでした。今後同じ間違いをしないようにします。
https://anond.hatelabo.jp/20171002002200
これをそのまま修正するのはずるいので、この元記事は残しておきます。申し訳ありませんでした。
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長いので2本立てです。(1)は基本知識編、
(2)では業界文化に触れながらの経緯の「想像」を書いてますが、
趣旨は「KADOKAWAを現状出ている情報だけで叩くのはやめよう」です。
(2)→https://anond.hatelabo.jp/20170930051452
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アニメの版権ビジネスに携わっている人間からの解説がないと感じるので書く。
仮に真実と違っていたとしても、価値のある内容になると思ったからだ。
けもフレ製作委員会からのプレスリリースの内容が真実だとすれば
(仮にあれが真実でないとしたら訴訟モノだし、ヤオヨロズも真実だから黙っているのでは)、
今回の話は8割方、ヤオヨロズ社側に非がある話に思える。
同時に、あの製作委員会からのリリースは、外から見えている事実の経緯と矛盾していない。
正しい知識もないくせに、KADOKAWAを叩くのはやめよう。
つい先月まで、アニメ版権を使った、タイアップ販促キャンペーンの企画を担当していた。
今もファミマでけもフレのチャームがもらえるキャンペーンをやっているが、
そのため、今回の問題に言及するにあたって、平均以上の知識がある。
製作委員会というのは、幹事会社と、そのアニメへの出資企業で構成される組織だ。
この方式には、出資側から見れば、失敗のリスクを最小限に抑えながら、
会社のカネになる権利をとりに行くことができるメリットがある。
(幹事会社から見れば、リスクを抑えながら、製作の資本を集められるメリットがある)
というのも、すべての商業アニメには、作品に付随する権利が発生している。
映像に関する権利、音楽に関する権利、出版に関する権利、グッズに関する権利など様々なものだ。
作る物に応じた権利を持っている会社しか、そのコンテンツの公式制作物は作れない。
(知っての通り、個人の二次創作同人誌は、その辺りグレーゾーンだ)
誰かに期間を設けて「貸す」(=許諾する)ことでもお金になる。
ただし元手のお金がなければ、権利以前に、作品を作ることすらできない。
だから、中心になって製作委員会を立ち上げる「幹事会社」は、作品の企画書を作ってばらまく。
出資する側の会社は、それを読んで「この作品は当たる」と感じたら、ヒットを祈りながら出資をする。
これが、作品が当たれば、ゆくゆくは大きなカネになるというわけだ。
具体的に言えば、サーバルとかばんのドラマCDを出すために音楽周りの権利が要るし、
フェネックのフィギュアを出すためには、商品化(グッズ化)周りの権利が必要だろう。
あるいは、アライさんオンリーのアンソロジーコミックを出したい会社からお金をとるために、
けもフレに関しては、KADOKAWAが委員会窓口であり、幹事会社であるように見えるので、
以後の文章もその前提に立って書く。
(10/01ブコメ指摘有:KADOKAWAはヤオヨロズとの窓口ではあっても、幹事会社ではないそうです。
申し訳ありませんでした)
ともかく、以上のようなギャンブラー的な前提があって、商業アニメは生まれている。
余談だが、出資がなかなか集まらず苦しむ場合がほとんどで、アニメ化自体が立ち消える作品も多い。
※おそ松さんのように、どの会社も出資に見向きもしなかった作品が、大当たりした事例もある。
これは様々なツイートでも指摘されているが、
ヤオヨロズは作品の持ち主である製作委員会側から発注を受けて、
言い換えると、
ヤオヨロズは製作委員会には入っていないため(作品に対する出資のリスクをとっていないため)、
一般的に、アニメのような制作物を納品する際には、委員会に対する(二次利用を含めた)著作権の譲渡と、
著作者人格権をの不行使を含めた契約を結ぶことがほとんどであり、
おそらく、現状ヤオヨロズ社に残っている権利はほとんどないと言っていいだろう。
私がここではっきりさせておきたいのは、「けもフレのアニメは、ヤオヨロズの作品ではない」点だ。
つまり、製作委員会への確認と、その結果としての許諾がない限り、
好きに内容を作ったり、コンテンツに関する情報を発信することはできない。
なぜならそこには、「発注される→アニメを納品する」関係しか存在しないから。
この辺りを曖昧にせず、前段も踏まえて、契約上明確にNGであることをしっかり理解すべきである。
製作委員会からの許諾なく、「12.1話」を勝手に作り、発信した点。
さらには、それが「公式」の制作物であるかのような受け止められ方をしてしまった点だ。
※もっと細かい部分では、恐らく各社への確認に回していないであろう、
キャラクターの立ち絵とセリフが入った1枚画像投稿行為などもあるが、これはまあ相対的には重要でないだろう。
コピーライトとは、それが権利者の確認と正式な許諾を受けて公開されたものであることを示すサインだ。
けもフレの場合は、「けものフレンズプロジェクトA」、簡略化した短縮表記で「KFPA」のようだ。
けもフレTwitter公式アカウントの画像欄などを確認すればひと目で分かる通り、
けもフレアニメにまつわる全ての制作物は製作委員会の確認と監修を受け、
コピーライトが入っていなくてはならない。
しかしながら、
http://www.nicovideo.jp/watch/sm30968065
これで12.1話は、「たつき氏が製作委員会に許可をとらず、勝手に作った」制作物なのだと分かる。
ところがファン側には当然知識がないので、こうした制作物を「公式が出した物」だと思って視聴する。
では、たつき氏が12.1話を公開したことで、どんな問題が起こった(と想像できる)のだろうか?
・このアニメのせいで、進行していた企画が「公式なのに二番煎じ」になってしまい、内容の修正が必要になった
・以降のマーケ戦略、露出のスケジュール組みを検討し直さなくてはならなくなった
・主幹事のKADOKAWAから事前の確認依頼ができなかった件で、製作委員会所属企業への説明&謝罪対応に追われた
(10/01ブコメ指摘有:KADOKAWAはヤオヨロズとの窓口ではあっても、幹事会社ではないそうです)
例えばこうしたトラブルがKADOKAWA側に起こっていた可能性は、容易に想像がつく。
KADOKAWA側から見た際の、最も大きな事件はこの12.1話の公開だっただろうし、
今後はやめてくださいね、というヤオヨロズへの警告には、れっきとした正当性がある。
たつき氏が自分のお金持ち出しでつくったとか、だから何?やめてね。って話なのである。
この業界には、適切なタイミングで、適切な内容の情報(イラスト、動画なども含む)を解禁し、
意図した形での盛り上がりの山を作るために、日夜、検討に検討を重ねている人々がいる。
たつき氏は、ヤオヨロズは、アニメ業界の人間でありながら、本当にそういったことに想像が及ばなかったのだろうか?
こうした販促タイアップキャンペーンの進行について解説しながら書く。
この2本の企画に関しては、
日本中央競馬会(クライアント) - 代理店(キャンペーン企画) - KADOKAWA(委員会窓口)
日清食品(クライアント) - 代理店(キャンペーン企画) - KADOKAWA(委員会窓口)
こうした企画に代理店を挟む理由は、当事者同士で進めるとケンカになって基本うまくいかないのと、
単純に調整事項が多すぎて面倒くさいからだ。
通常のスケジュールとしては、もちろん規模感にもよるが、6ヶ月~4ヶ月前くらいに、
委員会の窓口企業に対し、コンテンツの期間使用に関して、代理店から打診をする。
打診というのは、
「お金を払うので、一定期間、競合企業にそのコンテンツを使わせないでもらうことはできますか?」
という相談だと思ってもらえればいい。
たとえば日清食品は、今回のけもフレとのコラボ映像を作って公開するためにお金を払い、
コンテンツの期間使用契約を、企画をした代理店越しに、委員会窓口であるKADOKAWAと結んでいるだろうが、
この契約を結ぶことで、東洋水産とか、マルちゃんとかは、けもフレとコラボができないことになる。
(だから、マリオとかポケモンとかの強いコンテンツは毎年、高額での激しい取り合いになる。)
打診に対して、委員会窓口から「OKです、提案していいですよ」の返事があれば、
代理店は、そのコンテンツを使った企画をクライアントに提案する。
もちろん不採用になることの方が圧倒的に多いが、採用になれば、その旨を委員会窓口に連絡し、
今回、日清食品の企画開始は2017年6月だと明記されているので、
おそらく4月末くらいに日清から代理店にオリエン、代理店からKADOKAWAに打診、5月頭にOKの返事が出、
5月初旬くらいに代理店から日清への企画提案があって、2~3週間くらいで社長OKが出て実施が正式決定、
6月頭から、表記の通り「委員会と連携しながら」企画をかためていった、というような流れだったのだろう。
スケジュール的には、十分な余裕があるかはさておき、本当のことを言っているだろうな、という感じだ。
6月段階では「8月に入っての、ヤオヨロズからの辞退の申し出」は知り得ないし、
どこの制作会社を使うのかは製作委員会が決めることなので、まさしく「関与できる立場にない」。
そもそも、これまで述べてきたような製作委員会の仕組みを知っていれば、
日清食品に問い合わせをするのが無駄で迷惑な行為でしかないことがわかる。
なのでやめようね。
(というのを、KADOKAWAもヤオヨロズもたつき氏も発信すべきだったのでクソ)
「8月に入ってヤオヨロズは制作を辞退したはずなのに、ヤオヨロズ制作の映像が9月に世に出ている」
指摘に関しては、これもヤオヨロズがイチ制作会社にすぎないことを踏まえて考えれば、
2期制作に関しては辞退の申し出をしつつも、すでに発注を受けてしまった進行中のタイアップ案件に関しては、
【ヤオヨロズ→KADOKAWA】、【KADOKAWA→日清】の、2つもの契約不履行の状況が生まれてしまうので、
お互いケンカしながらも、まぁ納品までは最後まで一緒にやった、というだけの話だろう。
(2)に続く
https://anond.hatelabo.jp/20170930051452
今回私が記事を書いた目的は「アニメにまつわる基本的な知識を持ってほしい」と思ったこと、
またその上で、「ヤオヨロズからのリリースが出るまでは、必ずしもKADOKAWAが悪い話ではないから脊髄反射で叩くな」
だからその「リスペクト」が無いなんて、どこ見て言ってるの?っつー話。
製作委員会からのリリースには、「発信内容の事前確認」で済まそうとしたと言ってる。
あんまりないですよ。「内容」そのものを縛ろうとするのじゃなくて、「事前確認」の方向性で収めようとするなんて。
何度も書いてるけど、KADOKAWAだって基本的にはクリエイターへのリスペクトは忘れない会社ですよ。
君らは何を根拠にKADOKAWAの体質をバッシングしてるんだよって。
「切り倒した」のは、本当にKADOKAWAですか?
あのさ、KADOKAWAが、たつき人気で盛り上がってきたコンテンツであることが分からない程度の会社だと思ってます?
だとしたら何を根拠に???結局なんの根拠もなく、周りに流されて叩いてるだけでしょって言ってんですよ。
私は現状、悪いのはヤオヨロズだと思ってますよ。製作委員会からのリリースには、「ヤオヨロズから辞退の申し出があった」と書いてありますよね。
未だになんの声明も出さない部分まで含めてどうなのかなと思いますよ。
たつきが悪いと言ってるんじゃないんです。手綱をしっかりとる責任を果たさなかったヤオヨロズが悪いと言ってるんです。
なぜならKADOKAWAとたつきが直接交渉してるとは考えられないから。その理由は(2)にも書きましたけど、
たつきには制作作業に集中してもらって、ヤオヨロズの窓口が(製作委員会窓口としての)KADOKAWAと交渉していたはずだから。
たつきからの暴露ツイートが発信されないようコントロールするところまで含めてKADOKAWAの責任だったって?
あんま無茶言わないでください。
これは仰るとおりだと思いますよ。
だから私はこの記事を、製作委員会とは何か、の超基本的な部分から書きました。