はてなキーワード: 拡散とは
私は長らく同人誌を書いている。
正直に言って、界隈ではそこそこの認知度があると自負している。
決して一般受けはしないけど、マニアックな層に好かれるタイプの作風で、
そのため心に油断があったのかもしれない。
ある日、自分の作品についてエゴサしていると、とあるツイートが目に入った。
「他の作品はぜんぜん読んでないけど作者まわりの印象が悪い」
「『尊い』とか『無理』とか言ってる界隈のノリが嫌い」
私や、私に関わる人たちに対する、偏見に満ちた攻撃的な言葉が書かれていて、ひどくショックを受けた。
「尊い」や「無理」なんていう腐女子構文をTwitterに書いた覚えもない。
同人なんてやめてしまおうか、このまま死んでしまおうかとさえ思った。
それで余計にダメージが大きくなってしまったところもあると思う。
深く心が傷ついたこと。
「尊い」「無理」などとは言っていないこと。
本当ならスルーするのが賢いのかもしれないけど、我慢できなかった。
彼女が謝罪してくれれば、私の気持ちも晴れて、また同人活動に向き合えると思った。
でもそうはならなかった。
「おまえをフォローしてないんだから普段の発言なんて知るわけない」
「こんな感想にいちいちDM送ってくるのはセンシティブすぎる」
「こちらが謝れば満足するのか?」
といった開き直ったような態度で私を批判し、
私にはすぐさま反論するような気力がなく、黙って炎上を受け入れるしかなかったため、
別にデマが広がってもいいんじゃね?この手のネタでデマに飛びつく人は、そのデマを見て考え方を変えるわけではなく、元からそのデマが誤解させたいような内容が好きな場合がほとんどだから、デマが持つ影響力は実は大したことがない。それに万に乗せるリツイートを見ると大拡散しているように思うけど、テレビや新聞と比べたらまだまだゴミみたいなものだし、そのテレビや新聞でさえもう自力でムーブメントを作れるのは運が良かったレアケースに過ぎない。10万リツイートを集めたバズツイートなんて、世の中知ってる人の方が少ない小さな話だよ。
これが初投稿だった。詳細が言えずに評論めいた文章にしたためか、勘違いされたようなコメントもあるがそれもまた一興だ。誰にも読まれないと思ったので救われた。ありがとう。
私も原作厨ではない。準拠していたら二次創作はできない。それはそれこれはこれと分けているだけ。
原作シナリオへの批判ではなく、カップリングの妨げになる展開や設定に対してお気持ち表明が横行することや、界隈で拡散されて主流になることに苦言を呈したかった。他CPの前で、自CPの総意が「自CPが成立しなくなるから原作を否定していこう!」と発表されたような経験をしたから。このCPの民はみんな同じ気持ちだよね、という呟きを見たときのショックたるや。
味方を増やして否定意見を盛り上げて自CPへ繋げる様子が、心底しんどかった。否定煽りに加わらなかった人たちと話してみれば私と同意見だった。でも皆荒らさないために口を噤んでいる。片や否定側は我が物顔。こちらが馬鹿みたいな話だ。現状吐き出し口がなくてつらかっただけのこと。
一意見なので話半分に聞いてほしいが、声高に言わず、bioにも書いて先行で避けているのならある種地雷と変わらないのでは。
そのジャンルを知らない、界隈の現状も分からないので下手なことは言えないが。
たとえば原作でA男とB女がくっついたとして、二次創作上でA×B地雷と公言してA男×C男を好んだとしても原作否定にはならないと思う。キャラがDという事柄をやらないと思うのならDをやらない二次創作に昇華する、もしくはそういった二次創作を選択して読めば良いんじゃなかろうか。
私の書き方の問題だったと思うが、私も原作厨ではない。原作で何が起きてもそれはそれ、これはこれ、の精神でいるだけだ。
原作否定意見を見るより(それも好きではないが)、否定意見の拡散、同調による盛り上がりと氾濫、検索よけもしないお気持ち表明という名の解釈違い表明、果てはCP界隈の総意のようになった現状がしんどい。主語をでかくすると言うのはこういうことなのかと実感した。フォロワーの多い創作者が言うとさらに傾くのだというのも身に染みた。
書き忘れたが、同ジャンルの他CPを巻き込む事態も起きている。すでに他CPからの推しCPのイメージは悪いはずだ。試しに覗いた逆CP界隈は本当に静かだった。同じ二人について話しているはずなのに。余計に悔しくて打ちのめされた。
面白くも何ともない話だが、原作否定の多さに辟易する気持ちを吐き出したかった。
なるべく冷静に、客観的に、何なら評論のように書いたつもりだ。
サブカルチャーが発達してどれくらいの年数が経っただろう。
一番に脚光を浴びたのはやはり秋葉原かもしれない。オタク、メイド喫茶、コスプレ、これまで日陰にひっそり存在した物がメディアで大きく取り上げられ、日本のアニメや漫画文化は世界にまで広く知れ渡った。もはやサブカルの枠に留まらない娯楽とも言える。
今日私が主題にしたい同人、引いては二次創作に関しても同じだ。コミックマーケットなどは今やメジャーな催し物。夏コミ、冬コミ、詳しくない人でも単語は聞いたことがあるだろうし朧げながら様子も浮かぶはず。テレビで報道されるからだ。SNSで見る人もいるかもしれないし、ゆりかもめの混雑具合で知るかもしれない。
今、かつてサブカルと呼ばれた物たちはメジャーになりつつある。
胸に手を当てて考えてみてほしい。芸能人がアニメキャラや漫画キャラのコスプレ写真を上げるようになってはいないか。やたらとボーイズラブを題材にした作品が増えてはいないか。腐女子が主人公のドラマが普通に放映されていないか。どこでも手に入るコスプレ衣装、書店に我が物顔で並んだボーイズラブ本、有名俳優や人気アイドルが演じる男同士の絡み、一つくらいは心当たりがあるだろう。
したがって、これまで息を潜めていたカテゴリーが脚光を浴びる時代で、大手を振って楽しめる環境が整ったというわけだ。
私は何もそれらを否定したいわけではない。ボーイズラブ、いいじゃないか。腐女子、いいじゃないか。母数が増えれば増えるほど、良作に出会う確率も跳ね上がるのだし。
かく言う私も腐女子歴は長く、同人活動歴もそこそこの、いわゆるオタクである。ちなみに独身だ。
前置きが長くなったが、私が言いたいのは腐女子や同人作品の数が増えるにつれて蔑ろにされる物が見えてきた、ということである。タイトルに戻った。
ここで言う同人作品というのは、漫画やアニメなど原作ありきの作品に対する二次創作のみに限らせていただく。コミックマーケットなどで毎年スペースを獲得できるような大手同人サークル様やオリジナルで精力的に活動されている方々には何ら物申したいことはないのであしからず。
2007年、と聞いて同人関係で何があったか思い出せる人はいるだろうか。
今でこそ当たり前に存在し、二次創作と切っても切り離せないpixivがサービスを開始したのだ。初めこそ作品数は少なく、今のように漫画を上げる人は稀で一枚絵ばかりの謂わば地味なSNSだったが、2010年くらいからだろうか、個人サイトから移行する人が増えてpixiv隆盛期に入った。今なお衰えない勢いで、新しいサービスも続々と導入されており、私もずっとお世話になっているツールだ。投稿も閲覧も簡単で、二次創作には不可欠だろう。
私はpixivが作られる前から腐女子だった。個人でホームページを持ち、自分の絵や文章をひっそりと投稿していく時代だ。今でも古の腐女子として度々話題に上っているのを目にするかと思う。
若い子は知らないだろうが、一つお気に入りのホームページを見つけるだけでも苦労し、そこから△△受け同好会、愛され□□ランキングといった名前のリンクを辿って、自分の好みを探すといった困難さだ。当然、こうこうこういった地雷が含まれます、などといった注意書きはなく、リンクがカップリングじゃない場合も多かったので左右完全固定の方への配慮などもない。読み始めて無理だったらブラウザバック。これが個人サイトの鉄則である。タグ一つで好きな物が見られる今とは雲泥の差。
話が少し逸れたが、要は今これだけ楽に取捨選択できる環境に置かれているくせに、二次創作に携わる者の文句が多いということだ。慣れとはげに恐ろしきかなと感じるばかり。
時代が違うことは理解している。懐古厨、オバサンは黙っておけと言われたなら黙るしかないだろう。否、私はまだ世間的にオバサンと呼ばれる年齢ではないのだが、念のため具体的な数字は伏せておく。
地雷だなんだ、苦手だなんだ。それはまだ良い。二次創作界隈のクレームとしてはひよっこみたいなものだ。苦手はあって然るべき。必要以上に貶めなければ誰も何も言わないだろう。
私が最も言いたいのは、原作に対する二次創作視点からのクレームの多さ。
ようやく本題に入ったと思った人もいただろう。私も思いました。申し訳ない。
近頃サブカルがサブカルでなくなり、腐女子や同人などの秘めるべきものが大きく取り上げられ、比例して携わる人口も増えている。
だからだろうか、まるで二次創作が本筋だと言わんばかりの勢いで物を言うではないか。そこ退けそこ退け我が推しカプのお通りじゃい!と目を血走らせて叫びそうである。
ここは動物園かと見まごうほどの凄まじさだ。騒がしいことこの上ない。
二次創作は幻覚だ。妄想だ。だから何をやっても良い。当然だ。私もそうして活動してきた。原作にない部分だからこそ二次創作で補完したり、原作ではくっつかないと分かっているからこそカップリングにしてチュッチュさせたりして皆で楽しむわけである。同人誌の発行も萌えの共有。これいいよね、最高だよね、そんなふうに言い合えるときの尊さといったらない。
しかし、近頃はどうも原作ありきということを忘れているように思う。己の見たいものが原作で見られなかったからと言って、平気でアンチのような発言をするのはいかがなものか。
幻覚や妄想を形にするのは自由にやって良いのだ。それこそを楽しむための活動なのだから。
そうして逃げ道が与えられているというのに、何故いちいち文句を言う? 有り得ない、そんなことしない、解釈違い! 全員黙っとれ、である。
原作様にあやかって作品作りをしておいて、よくもまあ言えたものだ。解釈違いと言うのなら、二次創作を目にした原作者こそが言いたいものだろう。
そして、さらに問題なのは、SNSでそういった否定意見が広く拡散される傾向にあることだ。
二次創作はグレーゾーンだ。完全にアウトではないが皆目を瞑っているだけ。盛り上がるのは良いが、検索除けもせずに投稿すれば人目に触れる数は格段に上がる。
原作者様に駄目だと言われたなら、鶴の一声ですべて葬らねばならない危うい趣味なのだと忘れてはいないか? 己らが覇権を握っているのだと勘違いしていないか?
原作はこうだけどこっちのほうが良いと思うのなら、黙って作品に昇華すれば良いだけの話。皆それを待っている。共有したがっている。二次創作の本質とは本来そういうものだろう。
こういったことが頻繁に起きるので、公式様が何かを出す度にこちらはひやひやものだ。また荒れるのではないか。また否定意見に溢れるのではないか。また見たくないものを見なければいけないのではないか。
私はそこそこフォロワーの多い二次創作者だが、フォローはほとんどしていない。見たくないものを避けるためだ。それでも否定意見が氾濫し、流れてくるためにしょっちゅう目につく。推しカプは好きだが、界隈が嫌いでどうにかなりそうだ。
サブカルが市民権を得たこと、人口が増えたこと、容易に投稿閲覧できる便利ツールがあること、SNSの普及や情報社会、様々な要因があるのだろうな。
初めからネットが存在し、SNSの波に乗って生きてきた若者にとってはそれが普通のことだから仕方がないのかもしれない。
それにしても、心が弱すぎだと感じてしまう。同調しないとやっていけないのか。否定で盛り上がってからでないと作品作りができないのか。個人サイトに叩き上げられた歴戦の猛者を見てみろ。面構えが違う。
否定意見に対してさらなる反論をすると界隈が荒れてしまうのは言うまでもないことだ。推しカプのイメージは地の底に落ちる。
歴戦の猛者たちはその心得でぐっと口を噤んでいるだけで、何も思っていないわけではない。
けっして君たちが主流じゃない。原作否定が許されているわけでもない。もう少しだけで良いから視野を広く持ってくれ。
ここまで読んでくれてありがとう。
こんなふうに軽く書いているが、結構つらい。好きな界隈で活動が狭められることの苦しさ。原作が好きだと言ってはならない雰囲気。どう考えてもおかしいだろう。原作が好きだからこそ二次創作の世界に足を踏み入れたのではないのか。
今必死に唇を噛んで黙っている人がいるのなら、貴方は一人ではないよと勇気付けたい。
これを結びの言葉とする。
https://www.bengo4.com/c_23/n_12346/
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.bengo4.com/c_23/n_12346/
まあなかなかに批判されているんだけど、今の時代って男が直接撮影するわけではなく相手に撮影させて送らせるっていうケースの被害も多いのよ。
金尻:ぱっぷすに寄せられる児童の被害相談のほとんどが、性的な写真の送付要求や盗撮、拡散など、スマホにまつわるものです。自分で撮影した性的な写真を「自画撮り」といいますが、児童に自画撮りをさせて、巧妙に送らせる大人たちがいます。
被害児童は、「そんなことをする子どもだったのか」と失望させてしまうことをおそれて、親に相談できません。性的な写真を送ってしまった自分が悪いのではないかと諦めてしまったケースもあります。
ちょっと前だと3DSで小学生の性的画像あつめるおじさんだったり、まさに昨日有名なYoutuberが俺に会いたかったら50枚性的な写真を送れって強要して、実際送っちゃうみたいなゴシップがあったりしててこういう感じなわけ。
https://twitter.com/65n0a/status/1352255978230607875
トンチでも効かせてるかのようにじゃあデジカメで撮れば解決じゃん!みたいなコメントもチラホラ見られるんだけど、実際に記事の本文でも同意のもとで性的画像記録を撮影する必要な場合は、一眼レフカメラなどで撮影すればよいって書いてあるようにこの問題で解決したいことってそういうわけじゃないわけよ。
別に全員のスマホに強制的に入れろというわけではなく、ペアレンタルコントロールの一環として設定してあげることで「親に制限されてる」っていう小中学生の女の子が断る理由になり1件でも被害が減る可能性があるなら全然ありだと思うんだけど。何なら多少の誤検出があったってペアレンタルコントロールの一環なら構わないのでは。カメラを無くせばいいとか言ってるけど、自分の権利はどうこうウルサイくせに子供の頃の大切な思い出をカメラで共有するっていう体験をこういう悪い大人のせいで取り上げることが本当に良い解決だと思ってるの?
投稿サービス側で規制すればいいって意見はもはや何を言っているのかさっぱりわからないんだけど、全てのサービスでAIを導入することを義務付ければ良いんですかね。 LINEやメールに関しても画像を検閲してほしいとかそういうことなんですかね。この世界中にあるサービス全てを規制するよりスマホ側の機能として持つほうがよっぽど現実的だと思うんですがどうなんでしょう。
別にこのアイディアが一番優れてるわけでも、提言している人たちがどういう人なのかも、実現が可能かどうかもさっぱりわからないけど、それでもどういう問題なのかも理解せず適当に叩いてるのを見るのはモヤモヤする。
大学一年生です。若いから分かる現状があります。力を貸してください。
コロナで自粛や行動制限を受けている方も多いでしょう。私もそのひとりです。なぜ自粛を個々人ができるかというと、ひとえにコロナに対する関心があるからでしょう。 しかし、コロナのことなど意中にない若者もたくさんいます。なぜでしょうか。一つに、周りでコロナウイルスについて気にしている人がいないということがあるのではないでしょうか。
彼らはどのような生活をしているかというと、情報については新聞やテレビではなく、スマートフォンから得ています。InstagramやTiktokといったSNSで、「インフルエンサー」とよばれる多くのフォロワーを持った人気がある人達が投稿した動画や画像を見るだけなのです。
そこで、「インフルエンサー」と呼ばれる人たちにコロナ対策について投稿内で話してもらえないかと考えます。具体的にいうと、インフルエンサーの方々は、お金を貰えばなんでも話してくれます。クラウドファンディングでお金を集めて、インフルエンサーにコロナについて話してもらえるような取り組みをしたいと思います。
お力を貸してくださる方がいらっしゃれば、Twitter @covid19_daigaku までおねがいします。DMは開けています。
スキームは以下のとおりで、それぞれを並行実施します。4つのどれでもいいので、力を貸してくださる方がいればTwitterまでDMお願いします。
・予算集め(クラウドファンディング)
・インフルエンサーの選定
・インフルエンサーとの折衝
Twitter @covid19_daigaku
かのゲーム産業の第一人者である任天堂は、Nintendo Switchに人狼系ゲーム「Among Us」が移植されたとき、こう言った。
「アモング アス」と。( https://www.youtube.com/watch?v=VXVNbXIuRpM )
学のない世のYoutuberはこの発言に騙され、このゲームを次々と「アモング アス」と呼び始めた。
任天堂の発言があるまでは「アマング アス」と言っていた人でさえ、である。
しかし、英単語"among"の発音は、カタカナで書けば間違いなく「アマング」なのである。
発音記号は"əˈmʌŋ"。"o"の発音に該当するのは"ʌ"。
これは、"cut"の"u"や"come"の"o"と同じ発音である。
訛りなどない一般的な発音で、誰がこれらの単語を「コット」や「コム」と言うだろうか。
もし、この単語を間違った発音で覚えてしまい、それが入試問題の発音問題に出たらどうする気なのか。
誤った発音を世に発信してしまった任天堂、そしてそれを何の違和感も覚えずに拡散し続けるYoutuber、
その両者の罪は重い。
再掲になるが。
受験生諸君、"among"の"o"の発音は"cut"の"u"や"come"の"o"と同じ発音である。
ゆめゆめ間違えることなかれ。
もしかすると複数人で主催をしたのが間違いだったのかもしれない。
私の心が狭いだけなのかもしれない。
でも本当にこの件で私は今後の同人活動に一歩引いた姿勢ができてしまった。
オタク友達と話すのが楽しいと思って初めたTwitterだけど、もう作品公開の告知しかしないと思う。
◆
およそ1年前、同じカプ(以下○△)で活動している仲良し4人でアンソロ出したいねという話になった。
4人とも○△でそこそこの数作品も本も作っていたし、何より○△のアンソロがまだ出ていなかったから。
誰が主催する?え〜私は無理だよ。なんて話をしていたら、誰かが「じゃあ4人でやる?」と言った。
そうしてとんとん拍子で4人が主催のアンソロを作ろうという話になった。
私は執筆者への声掛けや、連絡、取りまとめの係。
Bちゃんは執筆者への献本の手配、通販サイトとの連携をする係。
CちゃんはアンソロのHP作成やTwitterで情報を発信する係。
誰か一人に負荷が掛かり過ぎないように分担した。
誰にお願いするか、テーマはどうするか、ページ数はどのくらいにするか、装丁はどうするか、印刷所はどこを選ぶか。
ある程度決まったと思ったらまた決めなきゃいけない事が出てきたり、4人揃ってSkype出来なくて不参加の人の為に情報を共有したり。
深夜まで話し合いながら作業は本当に大変だったけれど、4人全員が同じ方向を向いていたし、頑張ろうね、良い本作ろうね、と互いに励まし合いながらどうにか乗り越えられた。
◆
それから8ヶ月後。
執筆者の誰一人欠ける事なく、締め切りを延ばす事なく、無事に原稿が集まった。
勿論アンソロの事はちゃんとやるよ!と言っていたけど、Twitterにも前程の頻度で浮上しなくなっていたし原稿の完成もBちゃんが一番遅かったから少し心配だった。
もしBちゃんが本当に忙しくてどうにもならない!という事なら3人でフォローするつもりでもいた。
どうにか入稿し、あとは本の到着を待つばかり!という頃になってBちゃんからの返事が目に見えて減った。
例えば私が「Zさんは2冊献本して欲しい(今回は2冊までの献本は可能としていた)って言ってたからお願い!」と伝えても返事が無かったり、Cちゃんが「HP更新したからみんなTwitterで拡散して!」とグループDMに送っても返事が無い所かTwitterでも何もしなかったり。
Bちゃんを除いた3人でSkypeをした時は、Bちゃん最近大丈夫かな、お仕事忙しいって言ってたもんね、なんて話題が出る程。
何か分担変わろうか?とAちゃんがグループDMでBちゃんに聞いても返事は無かった。
たくさんの人がアンソロを楽しみにしてくれていたし、Twitterも拡散してくれて○△界隈では話題になった。
予約してくれる人が多くて刷った部数が全部予約で埋まってしまい、慌てて増刷をする程だった。
Bちゃんからの返事の無さは前ほどではなくなったけど、相変わらずこちらの連絡には5回に1度返すくらいの頻度だった。
どうしてもBちゃんからの返事が無いと先に進めないとなった時、普段は人に物を催促する事のないCちゃんが「Bちゃん返事して〜」とDMを送った。
それに対して「え?私の返事待ちだった?」と返って来た時には怒りを通り越して呆れてしまった。
◆
最近はツイートをする事なんてほとんどないから珍しいなと思っていたら、内容が『最近別のジャンルのカプ(以下☆□)にハマっている』だった。
新しいBちゃんのアカウントを見れば、Bちゃんが仕事で忙しくなったと言っていた頃に作ったようだった。
そこでのBちゃんはほとんど毎日のようにツイートをしたり、新しいフォロワーとリプのやり取りをしていたり、本当に楽しそうだった。
私は激しく憤った。
別のジャンルに行った事や、新しいアカウントを作った事に怒っている訳でもない。
Bちゃんがアンソロの事を適当にしたまま、碌に返事もしないまま、新しいジャンルではしゃいでいる事に憤りを覚えた。
アンソロの事でまたSkypeしようとグループDMで決めた時、珍しくBちゃんも参加した。
久々に話したBちゃんは本当に楽しそうで、☆□がどれ程素晴らしい物なのかを熱弁していた。
みんな良い歳の大人だからそれを「うんうん」って聞いていたけど、正直私はこのままBちゃんの話を聞いているだけなら自分の原稿を1コマでも進めたかったから、途中からは適当に流して作業しながら聞いていた。
Bちゃんが話したい事を話し終えると話題は当然アンソロの事に移ったけれど、さっきまでの勢いが嘘のようにBちゃんは静かになって、代わりにスマホの画面をカツカツ叩く音が響いた。
大方今ハマっているジャンルのクエストにでも精を出しているんだろう。
アンソロの話なんて興味が無いというようで、本当に嫌だった。
その割には「じゃあこうしよう」と決まりかけていた事に「え〜でもそれってさぁ」と口を出してきてまた話がごちゃごちゃになったり、かと思えば「私は3人を信頼してるから、3人で決めた事なら何でも従うよ」と言ってきたり。
正直この頃には、Bちゃんの事が嫌いになっていた。
◆
無事本が通販サイトとBちゃんの家に着いた時もこちらから尋ねるまで連絡はなかったし、執筆者への献本も一言「これから送る」というような連絡は無く私達の知らない内にいつの間にか行われた。
献本と一緒に送るプレゼントのギフトカードとノベルティはちゃんと全員に届いたらしいけれど、メッセージカードは入っていない人もいれば2枚入っているという人もいて散々だった。
私がお願いしたZさんへの献本は、やっぱりというか何というか1冊しか送っていなかった。
微々たる物かもしれないけれどZさんへ追加で送った送料やメッセージカードの刷り直し代、送料は当然私達の売り上げから引かれ、当のBちゃんは全然気にしていないようだった。
私達主催の分も遅れてBちゃんから本が送られてきたけど、本1冊がぺらんと入っただけだった。
以前Bちゃんも参加していたSkypeで「主催は3冊ずつ持っておこうね」と話したのも忘れてしまっているようだった。
私はBちゃんのそのあんまりな姿勢に文句を言いたかったけれどAちゃんも Cちゃんも気にしていないのか、スルーしているのか、何も言わなかったので黙った。
アンソロを手に取ってくれた方がたくさんリプやDMをくれたけれど、それにありがたいと思いながらも変に冷めている自分がいた。
執筆者の人も私達を労ってくれたけど、当然Bちゃんにも同じように賛辞の言葉を送っていたのも、仕方の無い事だと分かってはいたけれど、もやもやした。
◆
最近Bちゃんは別垢で何かあったらしくまた私と繋がっているアカウントに戻ってきつつある。
それでも話す事は☆□の事ばかりで殆どファボも付かない。
それが悔しいのか知らないけれど、時々思い出したかのようにアンソロの話を持ち出したり○△の話をしたりする。
最近○△の本も出した。
当然私はBちゃんのツイートに反応する事も、本を買う事もしていない。
グループDMでAちゃんやCちゃんが「本買ったよ!」とか「よかったよ!」と言っているので、上辺だけの同調はしている。
Bちゃんの新刊はこれまで支部やベッターにアップした物の再録だったので、私も内容を知っていたから会話に付いていく事には困らないのが不幸中の幸いだった。
Bちゃんは私達に対する配慮なのか、既存のアカウントでツイートする言い訳が欲しいのか分からないけれど○△の事はまだ好きだと言う。
そう言う割に私達が○△の話をグループDMでしていると全く関係の無い話に無理やり変えたり、何なら☆□の話を始めたりする。
☆や□のキャラどころか、その作品も私達3人はよく知らないのに。
最近の○△で活躍している描き手の話になると、Bちゃんはあからさまに興味が無くなるようでまたスマホの画面をカツカツし始める。
○△の話は出来ても、同人は追っていないから自分が分からない話はつまらないのだろう。
AちゃんもCちゃんも、Bちゃんがまだ○△を好きだという言葉を信じているようで、話に上がった描き手の人を勧めたりどれ程すごい作品かを話しているけれどBちゃんの返事は毎回「今度見てみるね」で、その『今度』が訪れた事は一度も無い。
いい加減AちゃんもCちゃんも気付けば良いのになあとも思ってしまう。
でもそんな事したらAちゃんやCちゃんと気まずくなるのは目に見えているし、Bちゃんには本を送ってもらう為に本名も住所も教えてしまっているので、何かあったら怖いしそれも出来ない。
最近では前と変わらずBちゃんに笑顔で話しかけているAちゃんや、SkypeにBちゃんが来ると喜ぶCちゃんにもモヤモヤしている。
二人ともアンソロの事はもう過去の事と割り切ってBちゃんに接しているのに、私だけが子供でBちゃんを許せていないと突きつけられているような気になる。
アンソロの執筆者には本当に感謝しているし、本を手に取ってくれた人にもありがたいと思うけれど、正直今回のアンソロの件で私は何もかも嫌になってしまった。
それでもハマっているカプってそう思って離れられる訳でもないから、私はまだこのカプで本を作ったり作品をアップしたりしている。
本の発送する時、通販サイトとやり取りをしている時、他の人の本を買う為に通販サイトを彷徨っている時、Bちゃんの適当な、投げやりな態度を思い出してはイライラする。
教授が警鐘!「静岡県の封鎖を!県境に警官配置して」「変異株拡散防止には自治体の往来ストップが必要」
https://twitter.com/georgebest1969/status/1351314846583701510
わすれられない むかしの
はなしだけど きいてくれないか?
いなかで そだった ぼくは
がっこうを そつぎょうして
おおきな まちで しごとを
みつけたんだ
あこがれの ひとりぐらし
しごとも たのしいし
むかしは やんちゃしてた ような
でも たよりになる せんぱいも
いたし
あのひ までは
じしん が きたんだ
すごく おおきな じしん だった
さむくて まだ そらが くらくて
ぼくは すっかり ねむって いたんだ
そしたら まるで じめんの したを
でんしゃ ぐらい おおきな
だいじゃ か とほうもない はやさで
はしって くるかのような
ぢひびき が したんだ
どどどどどどどどどどどどどど
どーーーーーーーーーん!!!
わんるーむまんしょん は
きのみきのまま とびだすと
よぞらが あかく もえていたんだ
せんそう が はじまったのか
ばくだん が おちたの か と
おもうぐらい
きこえ そこから まっかな ひばしらが
たちあがった
ぼく みたいに
じしんだ と くちぐちに いうのを
きいて やっと ぼくは なにが
おきたのか りかい できたんだ
けいたいも ぱそこんも
まだまだ ふきゅう してなくて
ぼくも とうぜん もっていなかった
だから どうしたら いいのか
あたまは まっしろ だった
そのとき ぼくは おもいだした
せんぱいが ちかくに すんでいる
ことを
ちかく と いっても
ふつうなら でんしゃ で
いくような きょり なんだけど
ぼくは
ひとりぼっちの ぼくは
なんじかんも あるいて
せんぱいの いえに むかったんだ
せんぱいは いまにも くずれそうな
じたくから ひっしに かざいを
はこびだしている ところだった
せんぱいは ぼくを みつけると
ぶじだったか! よかった! と
ぼくも せんぱいに おなじことを
いって ぶじを よろこびあったんだ
せんぱいの もっていた らじお で
すこしだけ じょうきょう が
わかってきた
とにかく すごい だいじしん らしい
あちこちで かじに なっていること
たおれ どうろが ふさがれて
いるせいで しょうぼうしゃ も
きゅうきゅうしゃ も これないこと
もえている がれきの したに
たくさんの ひとが いきうめに
なっているのに
どうろが ふさがっている から
きゅうえんぶっし も おくれるかも
しれない
らじお は ひたすら おそろしい
げんじつを たんたんと
はきだしてくる
ふあんに おびえる ぼくに
やがて せんぱいが こういった
おまえ にげろ と
おれだって にげたいが
おれは ここで かぞくや いえを
まもらないと いけない
おまえは いなかから でてきて
にげれるじゃないか
いなかに かえれ
こんな がれきの まちに
のこったところで
しごと どころか せいかつも
できないのだからな
とりあえず なんとか こくどうを
めざすんだ
すこしでも あんぜんな
にし に むかえば
くるま や ばいく が
はしってるから
なんとか のせてもらって
でんしゃ が うごいてる とこまで
そしたら そこから なんでもいい
にし に むかう でんしゃ
のりついで
いなかに かえれ
きっと いまごろ おやが
しんぱい してるから
はやく あんしん させてやれ
ぼくは いわれるまま
にげた
にげだしたんだ
そこからは ほんとうに たいへん
だったな
はじめて ひっちはいく したし
ないし
まる いちにち いじょう かけて
なみだが でたよ
でむかえてくれた おや も
だきついて きそうな ほど
ぼくの かおを みて
よろこんでいたね
そのとき ちちおやが いったんだ
おまえ しごとは
かいしゃは
どうしたんだ?
しごと?
ばかなことを
あんな じょうたいで
しごとになるわけ ないじゃないか
しれないのに
それは たしかめたのか?
とうかい した と
しごと は ない と
たしかめたのか?
れんらく したのか?
きょか を とったのか?
と ぼくは
あのときの ぼくは おもったけど
ひとりぐらしの ぼくを しんぱいして
かちょうや かかりちょうが
ずっと ぼくを
さがして くれてたんだ
がれきの みちを あるいて
ぐしゃぐしゃになった もぬけのからの
わんるーむで
がれきを かきわけて
ぼくが たおれて いないか
いないと わかると
ちかくの ひじなんじょ を
なんかしょも
さがしていたんだ
ちちおやは いった
じぶんが ぶじなら
しごとにならなくても
しごとばの かたづけが ある
すくなくとも どんな じょうきょうか
かくにん しなくては いけない
なにもせず だれにも いわず
にげてくるなど もってのほかだ
いまごろ れんらくの とれない
おまえを しんぱい してくれている
かも しれない と
まさに ちちおやの いうとおり
だった わけさ
かちょうたちは ゆくえの わからない
ぼくを
にげだした ぼくを
しんぱいして くれていたんだ
ぼくの いばしょが わかったのは
せんぱいが かいしゃに かおを
だしたときだった
かちょうたちが ぼくの はなしを
しているのを きいた せんぱいが
と ごくきがるに いったのだ
それは かなり かいしゃで
もんだいに なったらしい
なんの けんげん が あって
おまえは こうはいに しょくむほうき
させたのだ
くわしくは わからないけど
せんぱいは かいしゃを
やめた
もちろん ぼくも
もう もどれる わけが なかった
いいわけする わけじゃないけど
あのしゅんかん
ぼくは
にんげんは
あらしに ゆれる きのはよりも
ちっぽけな そんざい だったんだ
だれだって にげだしたく
なるだろう!?
だろう
そうか
あぁ そうか
にげちゃ だめ だったのかな
せんぱいに いわれたから とか
これこそ いいわけ だな
せんぱい
せんぱい
ごめんなさい
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2016/07/01に「ひとりぼっち惑星」で受け取ったもの。
はてな絶ちしたい
そこを指摘してる人がパラパラとしかいないところとか(若干いるのがまだ救いか)
本当に嫌い
はてな絶ちしたい
そもそもブコメの流れって明らかに最初の方にそれっぽい事言ってるやつに引っ張られてて
本文読んで考えてるやつら1割もいないんじゃねえの?
ニュースでちょっと加害者が可哀相みたいな報道がされたら加害者に肩入れして
訴訟記録全部閲覧謄写してちゃんと書面や証拠の意味が解るくらいには専門分野勉強してから言えよな
まあ確かにちゃんと理解するまで何も言うなっていうのはキツすぎるかもしれないけどさ
おばちゃんの井戸端会議だったらその場で終わることもネットで書き散らして拡散して増幅して酷いことになるのよ
加害者にも知らないだけで地獄みたいな環境で生まれ育ったり診断されてないけど障害持ちだったり色々あったのかもしれない
勿論犯罪自体は許されるものじゃないけど、たとえば自分が同じ環境で生まれ育ったらどうなってたか?(そんな環境だったとして、どうしたら犯罪を防げたのか?)
普通の環境で育ったとして、自分やその家族・友人も一瞬の過ちでひどい事故を起こし得るのではないか?(勿論重大なミスが無いよう最大限の努力をするのは当たり前だけど、こう言っちゃなんだが運悪く変なところでミスしたり気を抜いてしまったりすることもある)
話に脈絡がなくなってきた
とにかく文章をろくに読めない何も考えていないはてな民たちが嫌いだ
こんなこと書き散らしてもどうせ誰も読まないんだけどさ
深く考えて生きていきたいよな
問題は規定の内容にある。「正しくマスクを着用すること」という曖昧な記述が一切の元凶や。
なんで「不織布マスクにより鼻と口を確実に覆う形で着用すること」と書かんかったんか?
その理由は明確や。つまり、疾患その他の理由で呼吸に困難のある人間を拘束し得るルールを明文化しては後のトラブルに繋がるからや。だからこそ、試験運営側は敢えてルールをボカして書いたわけや
で、結果がコレや。高々オッサンが鼻を出しとった程度で逮捕騒ぎ! この世界にはアホしかおらんのか!?
そもそもそれは運営側が日和ってどうとでも解釈できる曖昧な記述を行った所為やねん。なんでそれでオッサンだけが割を食わないかんのや!?
「いやいや鼻マスクはコロナ感染を誘発する立派な有害行為やろ」と言うやつもおるやろうが、そんなこと言うたら一切の発話行為の方がよっぽどリスクあるわ! 試験官が注意のために発話する度に、不織布マスクでも防ぎ切れん30%前後の飛沫が空気中に拡散しとんねん。そっちの方がよっぽどコロナ感染のリスクを誘発するわ! だったら試験官もウイルス拡散のかどで別室送りを命じられ、拒否すれば逮捕、って流れになったとしても、「コロナのリスクを低減する」という目的の為ならば全く矛盾はないやないかい。
でも試験官は別室送りにならんし、教室中で知り合い同士集まってわんさか発話しとる高校生にも当然お咎めはない。おかしいやろがい! コロナ感染のリスクを鑑みればオッサンも試験官も高校生も皆同罪やのに、どうしてオッサンだけが失格からの逮捕されんねん!
要はホントにコロナについて真面目に考えとる奴なんておらんねん。やのにオッサン一人が失格扱いを受け、あまつさえ逮捕されるような現状を鑑みれば、運営の構造が歪やという以上に感想はないんや。
こんなしょうもない事例をきっかけで逮捕しよるようやったら、今に、一瞬でも発話しようもんなら逮捕されるような歪な社会状況になってもおかしくない。そういう社会が皆は望みなんか? 違うやろ?