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はてなキーワード: 原稿料とは

2024-01-05

anond:20240104215744

原稿料、ページ換算2000円前後というのもやばい

メアド公開するとこの手のやつからスパムの如く依頼が来る

2023-12-18

小説の最終選考残って喜んでたらただひたすらに地獄だった

スペック

投稿歴 7年(うちブランク3年ぐらいだから実質4,5年)

書いているジャンル 大衆文学系 長編の賞に応募しがち

都内在住のアラサー 小説家になりたいと思い始めたのは高校生ぐらいか

愚痴から匿名投稿の方がいいかと思って。

俺は大学生の時から小説をシコシコ書いて賞に応募していた。学生の時は、短編は一次通過するけど長編は棒にも端にも、みたいな、まあよくあるワナビーだった。

それでもめげずに、なんとかつづけた。

二十代半ばから、出したらだいたい通過するようになった。二次まで通るようになったので、何回か編集部からコメントがもらえたりした。

そんで今年、初めて最終選考まで通過した。もちろんうれしかったけど、地獄みたいな時間だった。

一カ月も結果を待ってなきゃいけない……ただそれだけなんだけど、落ちたらどれだけ落ち込まなきゃいけないんだろう、みたいなことを延々考えてしまって、意識を保っていること自体苦痛だった。

一回目は正直本命の賞じゃなかったから、つらかったけど、落ちたあとはわりとケロッとしていた。

問題二つ目。今年二回も最終に残ったんですよ。働きながら。すごない?

けどこれが本当に本当に地獄すぎた。毎日結果のことを考えて泣いた。起こってもいないのにすでに絶望していた。

前回の賞と違って本命度が違ったというのが大きいと思う。賞金もちょっとした年収ぐらい出る。書籍化約束されている。名だたる作家を輩出している名門の新人賞

もしこれでデビューが決まったら……めちゃくちゃ楽だよなあ……そう、思ってしまう。そんなふうに思ってしま自分の心の弱さに、また涙がでる。その繰り返しだった。毎日毎日

俺は一年に一本長編小説を書いていて、500枚ぐらい(15万字ぐらい)になるので一年がかりの大がかりの作業だ。これがもうものすごく疲れる。

会社員ではないが仕事をしながら執筆しているので、普通に忙しい。バイトではなく自営なので、繁忙期は仕事してるだけでわりとハードだ。

学生の時はあまり思わなかったが、仕事していると常々思う。

仕事して金稼ぐ方が圧倒的に楽だよなあ、と。

あたりまえのことだがデビューしていない人間の書く原稿原稿はいっっっっっっっっっっっっさい発生しない。あたりまえだ。

あたりまえではあるのだが、仕事をする一時間原稿を書く一時間で生み出すものの差を思うと泣きそうになる。

もちろん金のことを言い出すのは言いっこなしだと思う。でも、何年もやっていると、どうしても、バカみたいな時間だよなあ、と思ってしまう。

学生の頃、小説を書くだけあって俺には全く協調性がなく、みんなと一緒に頑張って何かをする的なことが全然できなかった。そういう自分の性根をわかっていたので、就活をしながらも(小説家にならないとどっかで人生詰むだろうな)と思っていた。実際会社員を数年やっていたが全然ダメダメだったし、給与キャリア全然上がる見込みがなかった。

けど独立してみたら案外イケた。一人親方仕事をする分には俺はわりとうまくいく側の人間だったらしい。月70万~90万ぐらい、バッと稼げるようになった。会社員の時は手取り25万とかだったのに。

手取り25万の会社員の頃、仕事へのモチベーションは皆無で、(まあでも俺小説家になるっていう切り札隠し持ってますし?)(賞獲ったら一気に出し抜くぜ)と思ってどうにか、キャリアを積めそうにないことをごまかしていた。同世代たちが中間管理職になったり後輩指導したりしてるのを、すごいなあと思いながらも、自分がどうやらそこにはいけなそうなことにないことに絶望したり、バリバリ働いて稼いでいるらしき同世代らに対して醜いコンプレックスを感じたりしていた。小説家になりたい、と思っている一方で、同世代よりは年収稼ぎたい、とか、出世してみたい、とか、そういう世間一般に即した野望も捨てきれずにいた。要するにすごくどっちつかずだった。

会社を辞めたのにはいろいろ理由があったのだが、辞めたら適性があっていたのか会社員時代よりいろいろうまくいった。

仕事内容も自分の得意分野だしやってみたかった憧れの仕事だった。ものすごくあっさりと年収が上がったし、お金を遣える幅も変わった。

そうなったとき、あれ?と思った。俺小説をわざわざ苦しんでまで書かなくても楽しくない? と。

話は戻る。最終選考の結果、落ちた。振出しに戻った。

あーーーー自殺したい、と心から思った。それを実行するには成功率ものすごい低いらしいと知っているので試しもしなかったが、何をしても、もう、楽しくない、と思った。

落ちたことよりも、落ちたということはまた最終選考に残って、はらはらするひと月を過ごすこの地獄みたいな体験を繰り返さなければいけないのかということが、とんでもない苦痛に思えた。今も思う。一応原稿は書いてるけど、今後どうしていいかよくわからない。

二回も残るってことは才能があるんだと思う。でも、ここ継続できるかどうかも才能の一つだ。ここでダメなら小説家になれたとしても続かない。

みんな、やたらと頑張ってって言ってくれるけど、努力している人を応援することで夢に乗っかりたいだけなんじゃないのかって最低なことを思ってしまう。

小説を書くことだけじゃない。夢を見続けるのにも体力がいる。

最終選考どころか選考通過もせず、小説誌の選考結果ページに自分ペンネームがないことに絶望してはしょげかえっていた学生時代自分に言いたい。

どうにかここまではこぎつけた、でも、ここはここで地獄だぜ、と。

AV女優とかお笑い芸人とかが小説書いて出版してるのみると正直発狂しそうになる。俺も何か突飛なプロフィールあればカドカワあたりが拾ってくれるんだろうか、とかね。

読書ぐらいしか好きなことないから金は売るほどあるし人生それなりに楽しい

それでも俺は小説家をこれからも目指すんだろうか。今はもうよくわからない。疲れてるから小説家目指してるとは思えないぐらいの駄文だけど小説家なりたいワナビに届いてほしい。

小説の最終選考残って喜んでたらただひたすらに地獄だった

スペック

投稿歴 7年(うちブランク3年ぐらいだから実質4,5年)

書いているジャンル 大衆文学系 長編の賞に応募しがち

都内在住のアラサー 小説家になりたいと思い始めたのは高校生ぐらいか

愚痴から匿名投稿の方がいいかと思って。

俺は大学生の時から小説をシコシコ書いて賞に応募していた。学生の時は、短編は一次通過するけど長編は棒にも端にも、みたいな、まあよくあるワナビーだった。

それでもめげずに、なんとかつづけた。

二十代半ばから、出したらだいたい通過するようになった。二次まで通るようになったので、何回か編集部からコメントがもらえたりした。

そんで今年、初めて最終選考まで通過した。もちろんうれしかったけど、地獄みたいな時間だった。

一カ月も結果を待ってなきゃいけない……ただそれだけなんだけど、落ちたらどれだけ落ち込まなきゃいけないんだろう、みたいなことを延々考えてしまって、意識を保っていること自体苦痛だった。

一回目は正直本命の賞じゃなかったから、つらかったけど、落ちたあとはわりとケロッとしていた。

問題二つ目。今年二回も最終に残ったんですよ。働きながら。すごない?

けどこれが本当に本当に地獄すぎた。毎日結果のことを考えて泣いた。起こってもいないのにすでに絶望していた。

前回の賞と違って本命度が違ったというのが大きいと思う。賞金もちょっとした年収ぐらい出る。書籍化約束されている。名だたる作家を輩出している名門の新人賞

もしこれでデビューが決まったら……めちゃくちゃ楽だよなあ……そう、思ってしまう。そんなふうに思ってしま自分の心の弱さに、また涙がでる。その繰り返しだった。毎日毎日

俺は一年に一本長編小説を書いていて、500枚ぐらい(15万字ぐらい)になるので一年がかりの大がかりの作業だ。これがもうものすごく疲れる。

会社員ではないが仕事をしながら執筆しているので、普通に忙しい。バイトではなく自営なので、繁忙期は仕事してるだけでわりとハードだ。

学生の時はあまり思わなかったが、仕事していると常々思う。

仕事して金稼ぐ方が圧倒的に楽だよなあ、と。

あたりまえのことだがデビューしていない人間の書く原稿原稿はいっっっっっっっっっっっっさい発生しない。あたりまえだ。

あたりまえではあるのだが、仕事をする一時間原稿を書く一時間で生み出すものの差を思うと泣きそうになる。

もちろん金のことを言い出すのは言いっこなしだと思う。でも、何年もやっていると、どうしても、バカみたいな時間だよなあ、と思ってしまう。

学生の頃、小説を書くだけあって俺には全く協調性がなく、みんなと一緒に頑張って何かをする的なことが全然できなかった。そういう自分の性根をわかっていたので、就活をしながらも(小説家にならないとどっかで人生詰むだろうな)と思っていた。実際会社員を数年やっていたが全然ダメダメだったし、給与キャリア全然上がる見込みがなかった。

けど独立してみたら案外イケた。一人親方仕事をする分には俺はわりとうまくいく側の人間だったらしい。月70万~90万ぐらい、バッと稼げるようになった。会社員の時は手取り25万とかだったのに。

手取り25万の会社員の頃、仕事へのモチベーションは皆無で、(まあでも俺小説家になるっていう切り札隠し持ってますし?)(賞獲ったら一気に出し抜くぜ)と思ってどうにか、キャリアを積めそうにないことをごまかしていた。同世代たちが中間管理職になったり後輩指導したりしてるのを、すごいなあと思いながらも、自分がどうやらそこにはいけなそうなことにないことに絶望したり、バリバリ働いて稼いでいるらしき同世代らに対して醜いコンプレックスを感じたりしていた。小説家になりたい、と思っている一方で、同世代よりは年収稼ぎたい、とか、出世してみたい、とか、そういう世間一般に即した野望も捨てきれずにいた。要するにすごくどっちつかずだった。

会社を辞めたのにはいろいろ理由があったのだが、辞めたら適性があっていたのか会社員時代よりいろいろうまくいった。

仕事内容も自分の得意分野だしやってみたかった憧れの仕事だった。ものすごくあっさりと年収が上がったし、お金を遣える幅も変わった。

そうなったとき、あれ?と思った。俺小説をわざわざ苦しんでまで書かなくても楽しくない? と。

話は戻る。最終選考の結果、落ちた。振出しに戻った。

あーーーー自殺したい、と心から思った。それを実行するには成功率ものすごい低いらしいと知っているので試しもしなかったが、何をしても、もう、楽しくない、と思った。

落ちたことよりも、落ちたということはまた最終選考に残って、はらはらするひと月を過ごすこの地獄みたいな体験を繰り返さなければいけないのかということが、とんでもない苦痛に思えた。今も思う。一応原稿は書いてるけど、今後どうしていいかよくわからない。

二回も残るってことは才能があるんだと思う。でも、ここ継続できるかどうかも才能の一つだ。ここでダメなら小説家になれたとしても続かない。

みんな、やたらと頑張ってって言ってくれるけど、努力している人を応援することで夢に乗っかりたいだけなんじゃないのかって最低なことを思ってしまう。

小説を書くことだけじゃない。夢を見続けるのにも体力がいる。

最終選考どころか選考通過もせず、小説誌の選考結果ページに自分ペンネームがないことに絶望してはしょげかえっていた学生時代自分に言いたい。

どうにかここまではこぎつけた、でも、ここはここで地獄だぜ、と。

AV女優とかお笑い芸人とかが小説書いて出版してるのみると正直発狂しそうになる。俺も何か突飛なプロフィールあればカドカワあたりが拾ってくれるんだろうか、とかね。

読書ぐらいしか好きなことないから金は売るほどあるし人生それなりに楽しい

それでも俺は小説家をこれからも目指すんだろうか。今はもうよくわからない。疲れてるから小説家目指してるとは思えないぐらいの駄文だけど小説家なりたいワナビに届いてほしい。

2023-12-02

anond:20231202164431

いま読者に求められる作画レベルで週刊漫画をひとりで描けるような漫画家さんいらっしゃらないだろうからみんなアシスタントを何人も雇ってるだろうしほんとキツイですね。単行本印税を頼りにして原稿料ほとんどアシスタント代になってる人が多そう。

anond:20231202161510

こないだちょうニュースになってたけど、週刊少年ジャンプ原稿料が「モノクロ場合は18,700円(税込)/ページ以上」「カラー場合28,050円(税込)/ページ以上」

漫画家からは「さすがジャンプ高い!」って言われてるってぐらいですから

(https://news.yahoo.co.jp/articles/6565c469b6d28687585b57a71e478365cc8a0334)

たぶん漫画家自身が時給換算で言うとめちゃくちゃ低い報酬漫画を描いているか

アシスタントにもそんなに払えないと思う

あとどれぐらい絵を描くのに時間がかかるかにもよるから時給で考えると割に合う仕事ではないだろうな

anond:20231202161510

漫画家原稿料1枚1万とかもらってそっから人を雇うのでどうしても安くなる

一日3枚かけるとして漫画家給料が日給3万

そっから二人雇ったら一万ずつ

2023-11-16

何事も妥協が一番

乙嫁語りみたいにめっちゃかい絵描く人とサインペン1本でサッと書くような人も漫画の1ページあたりの原稿料ってほぼ同じでそこまで変わらんのなら筆の軽い人の方が稼げるよな。

某みたいに漫画ササっと書いてゲームしたりゲーム作ったりアプリ制作に参加したりするのが一番だよ。

サンダーボルトの人も細かく書きすぎて利き腕壊して左手で書いたの?って位ガタガタになったし、こだわりも過ぎると命を削るのよな。

2023-11-08

anond:20231102112515

原稿料は経費やアシ代を出すための運転資金じゃん

週刊漫画家目標は一発当てて単行本や他メディア展開への版権という金の成る木を生み出すベンチャーなので

成果に関わらず貰える原稿料が他より高いからいい条件って話でしょ

原稿料が貰えるどころか名誉じゃなくて誹謗罵倒しか返って来ないのになんでみんなこんなところに書くんだ?

まぁ「作家に書くな、作家が書かない、と言っても奴らは絶対にそれをとめられない」ってのは理解できるようになる

anond:20231102112515

ジャンプ連載下位の部数調べるのめんどくさいから数値で指摘してなかったが

下位の連載陣でも10万部は売ってるらしい

anond:20231108001750

単行本年4回で10万部で計算すると印税は約2000万

原稿料とほぼ同額の印税計算にすら入れずにマネーリテラシーがないとか喚いてたマジもんのアホ。

2023-11-06

anond:20231106182908

脚本家なんて儲からないぞ

完全原稿出来るまで何度も書き直しさせられるし

書き直ししても原稿料入らんし

2023-11-03

原稿料1ページ2万は安いだろ。

漫画業界に対する失望しかない。

大手原稿料見せてドヤってるけどさ、普通に安いよ。他のとこならもっと安いって事でしょ。漫画業界こんな程度かって絶望するよね。

しかも熾烈な連載競争に勝ち抜いてこれだよ。しかプロ漫画家引き抜きの条件で白黒1ページ約2万だから(笑) 公表したらダメなやつでしょこれ。業界失墜だよね普通に

 

増田が教えてくれたけど週間連載19Pで1P2万計算で週38万、月で152万、年で1976万+単行本印税プラス

1年連載できる保証も無いのに全く持って狸の皮算用だよね。

100歩譲って出来たとして、個人なら1976万で良いと思うけどアシスタント雇ったら半分くらい減るぞ。これ無理でしょ。。。

しかも8週で打ち切りなら304万。本当に思い出記念レベルで終わるぞ。

 

まーそれでもタダでも連載したい人達が沢山居るから成り立つ業界だよな。なんか外から見てて可哀想になって来た。実家が太く無いと漫画家なんて無理だろ。哀れすぎる。

家族漫画家になりたいとか言い出したら全力で止めた方が良いと思う。リスクばかりで未来が無さすぎる。それでもなりたい人は誰にも言わず練習して応募して活動するだろうし。俺は止まんねぇからよ、止まるんじゃねぇぞ…

2023-11-02

商業BL原稿料の思い出

社会人二次同人やってたら商業からお声かかって二次で稼ぐのも罪悪感あったしほなやってみっか!!!とホイホイ着いて行ったらプロット出しネーム修正完璧原稿拘束時間めちゃくちゃ取られるくせに原稿料1枚6000円でやってれるか〜〜〜い!!とすぐやめた。

あいつすぐ干されたな…って思われたのもしゃーない。

商業BLは二度とやりたくないお仕事です。ノリで会社辞めなくてよかったーーーー

江川達也ジャンプに持ち込んだ時に

編集長から新人と同じ扱いですよと言われたみたいなエピソードを語ってたのを見たことある

ジャンプってベテランからって特別扱いしてる印象がなくてどういうことだろうって思ったわ。

単純に原稿料新人と同レベルですよってことだったのかな。

印税とかももしかしたら人気作家優遇されるとかあるのかな。

2023-10-05

二度名前を消されかけた馬鹿な私の話

これは仕事で疲れ切っていた若くて馬鹿な私が、云年越しの真実に打ちのめされる話かもしれない。

どこか嘘かもしれないし全部本当かもしれない。ただただやりきれない気持ちだけで書く。

この日記を一行でまとめると下記の通りだ。

業務時間外に書いた云十万字の小説権利が、一切自身になかったことを知った話、である

* * *

学校卒業後に就職したのは小さなさな編集プロダクションだった。執筆編集者がやるタイプ編プロだった。

ニッチな界隈の本を細々と出していた会社で、今はもう存在しない。

好みの分野を扱うことが多かったので仕事自体は楽しく、担当していた界隈がにわかに盛り上がったときは激務に次ぐ激務だったがかなりのやりがいを感じていた。

編集者のいいところは、自分の関わった商品本屋という身近な場所に陳列されて、しかも奥付に自分名前が載ることだと思う。

「私はこれを作ったんだ」という実感は激務を忘れさせるほどの麻薬だった。

会社はいろんなタイプオタクがいて、コミケサークル参加するような同人作家も在籍していた。

スタッフ創作であることは仕事に生かされ、それが会社の強みにもなっていた。

私もそんな創作者のひとりだった。小学生のころから二次創作小説を書いていたような、生粋創作する側のオタクだ。もちろんコミケサークル参加したことがある。会社でも小説を書くことは隠していなかった。

前述したとおりいろんなオタクが集まっているのはこの会社の強みであり、取引から面白がられていたので、何かとそれは話題にあがった。「あなたは何のオタクなの?」という感じの雑談から、私が小説を書くオタクであることは取引先にも知られていた。

ある日、上司に呼ばれて席まで行くと、「小説を書いてみないか」と言われた。

とある人の半生が面白いので、脚色を加えて小説にする企画があるのだが、書き手ライター)が見つからない。

そういえば御社小説を書く人がいたよね? ――と、取引からお声がかかったらしい。

素人の思い出話を物語として成立させるには、筆力のほかに構成力も必要になってくる。

小説が書けて、編集者視点も持っている人にお願いしたい、というのが私が選ばれた大まかな理由だ。

人生何が起きるかわかんねぇな」と思いつつ、正直先方の正気を疑ったが、特に断る理由もないので「自分でよければ」と答えた。

そして、企画が動き出した。

当時私は中堅の社員で、後輩の教育も任されており、わりと大きな継続企画も抱えていたので、まあそこそこ忙しかった。

そこそこ忙しくはあったが、後輩に任せられることは任せ、溜まりに溜まっていた有休を無理くり使い、執筆作業に当てた。

徹夜もよくしたし、午前中にネカフェ執筆して午後から出社、終電後まで働くみたいなことも多かった。

執筆はすべて業務時間外にしていた。これは単に会社にいると仕事が降って来るので落ち着いて書けないし、原稿料をもらうからには切り分けねばと思ったからだ。

会社を空けることが多くなり、雑用確認作業が頼みにくいと上司からはよく嫌味を言われた。

通常の仕事に加え、睡眠時間を削りながらの執筆、「自分で書くのだから」と資料作成・装画周りにも関わり、とんでもなく忙しくはあったがやりがいも楽しさも感じていた。

初稿が上がり、大勢の人の目が入り、製作も大詰めというときだった。

上司が、軽い調子でこう言ったのだ。「著名は原案者だけにするかも」と。

反射で「私の名前が載らないってことですか?」と尋ねると、「そういう案も出ている」と言われた。

忙しくて頭の回っていなかった私は、ただただ「そんな話が出ているのか」とショックで、会話はそれで終わりになったと記憶している。

デスクに座ったまま、ぽろっと言われたくらいのノリだったように思う)

その日の夜になってようやくだった、「いや、私の名前が載らないのはおかしくないか?」と怒りが湧いてきたのは。

前述したとおりこの本は、とある人物の半生を脚色して小説化するというものだ。

当然、この「脚色」は私の創作である些細な話題を膨らませてドラマチックにしたり、つなぎになるエピソード創作して物語を盛り上げた。

たとえば登場人物の紹介をするのに、設定にある特徴から勝手エピソードを作ったりした。

こうした追加エピソードについては、原案からも「まるで本人を知っているかのような描写で驚いた」とお褒めの言葉をいただいている。設定から妄想を広げるのは二次創作同人屋の得意分野だ。

そう、この小説は相当私の「創作」が含まれているのだ。それなのに何故、ゴーストライターにされてしまうのか。

怒りのまま、とはいえギリギリビジネス文章に落とし込んだ形で、私は上司出版社担当者にメールを書いた。

個人アドレスから送ってやろうかと思ったがそれはやめた。不審メールとしてはじかれたら元も子もないかである

要は「私の名を出さないのなら、創作部分をすべてカットする」という内容だ。原案者が著者なら創作部分は生まれなかったはずだから、という理論だ。

私のガチギレぶりにめんどくささを感じたのだろう。私のペンネーム原案者と併記されることになった。

ガチギレメールについて上司から小言をくらったが知ったことではない。私のやることなすこと気に食わない上司文句などすでに聞き飽きていた。

今思えば原案/著で記載されるべきだったのだろうが、この後の出来事を考えるとこの時からすでに事は動いていたのかもしれない。

その後無事本は出版されたが、ろくな広報はされなかった。

発売後、今度は社長に呼び出された。社長と総務の前へ、何事だろうと寝不足の頭で棒立ちになっていた。

印税についての話である

個人出版社契約でなく、会社出版社契約を結び、入金された印税の中から褒賞として私に支払う形にする、という通達だった。

当時二十代半ばの私は、この言葉意味をよく理解しないまま、印税がもらえるならいいかと了承してしまった。

ここがすべての間違いであったのだが、そんなことは当時の私が知る由もない。

その後、若い私にとってはそこそこの額の執筆料をもらったが、当然のことながら重版などかからなかった。

なんやかんやあってその数年後、いろいろ限界を感じた私は逃げるように辞職した。このままでは飼い殺される、という危機感が一番強かった。

同じ家に暮らす家族から最近顔を見ていないけど元気?」とメールが来るような日々だったのだ。

それなりに「できる社員」として取引先にも認められていたので、おかげで再就職比較スムーズに進んだ。

* * *

それから結構時間が過ぎたころ、なんと前述の本のメディアミックスが決まった。

私がそれを知ったのはネットニュースでだった。

起き抜けのTwitterTL巡回中、見覚えのあるタイトルが目に入って一気に目が覚めた。それは結構な規模のメディアミックスで、有名な人も参加するプロジェクトだった。

何事かと思って公式サイトに飛んで、さらに驚いた。

スタッフクレジットの「原作」欄には、原案者の名前しか書かれていなかったのだ。

とはいえ、今も同人活動をしている身としてはあまり名が売れてほしくない思いもあり(商業活動をしているわけでもない)、それについてはそこまで怒りも湧かなかった。

何よりかにより私が衝撃を受けたのは、原作欄に掲載された書影から私の名が消されていたことだった。

ぱっと見た瞬間、変だと思った。画像の一部に雑な加工の跡があったからだ。何故加工されているのか、よく見たら名前が消えている。そういう順番での認識だった。

なんだかんだ長く出版界隈に居座っているので、画像加工については見慣れている。本職デザイナーの手にかかれば、あたかも初めから存在していなかったような「画」を作れることも嫌というほど知っていた。

その書影の加工は、どこから見ても素人仕事で、スタンプツール連打したんだろうなって感じのものだった。私でももっとましに作れる。

加工者が誰であれ、私の名は意図的にその画像から消されたという事実に変わりはなかった。

少し前に好奇心から知財の本を読んでいた私の頭には、人格権翻訳権、氏名表示権などなどいろいろな言葉が浮かんでいた。名を消されたことに関する影響も危惧していた。

それと同時に、ずぅっと謎だったけれど、見ないふりをしていた疑問も浮かんでいた。

私の印税ってどうなっているんだろう。

前述したとおりこの本はほとんど広告が行われていなかったため、重版など夢のまた夢だと思っていた。だから、それまで考えないようにしていた。

メディアミックスされるとなると話は別だ。

この時私は打算的にものを考えていて、名前を消した理由を尋ねるところから入り、この本に関する私の権利について確認を取ろうと思っていた。

正しくない書影掲載したという非が向こうにはあるので、多少強気でかかって話を引き出せると思ったのだ。

微々たる額でも印税がもらえたら御の字だなと考えていたのだ。なんたって印税契約をしていた会社はすでに倒産していた。

小狡い私はこの問い合わせを、出版社ライツ部に送った。

担当部署に直で聞くのが手っ取り早いが、権利に関する問題であるし、内々で片付けられても困る。よそを巻き込んで大事にしてやろうと思ったのだ。

結果、私は惨敗することになる。

なんと、当時の担当者がライツ部に異動になっていたのだ。こんな偶然があるのだろうか。

午前の早い時間に送ったメールは、午後には返事が来ていた。

お久しぶりです!」の文字にくらくらした。

この本が出たのはもうずいぶん昔の出来事で、だから、当時を知る人がもう社内におらず、だから、私と連絡が取れず、だから書影から名を消していたのだろうと、そう思っていた。

問い合わせのメールには、連絡が取れないか名前を消したのだろうか、だとしてもこんな雑な方法で消すのはどうなのか。何故名前を消したのか理由を知りたい。権利にかかわる問題はらんでいる恐れがあるためライツ部に連絡をした。製作時も記名に関してひと悶着あったというのに残念だ。そんなようなことを書いた。

当時を知る人がいない前提の文面だ。

だというのにどうだ。その担当者は私が転職したあとも仕事のやり取りがあり、だから、私の連絡先は知っていた。なんなら携帯番号も知っている。

連絡しようと思えばいつでもできたはずだった。

返信には、非常に軽い調子でこう書かれていた。

「先方に間違った画像を送ってしまった(入稿のものだったのかも?)。今正しいものを送ったので即時修正されるはずだ。今後の重版に関しても名前が消されていることはないので安心してほしい」

あのずさんな加工画像を、製作過程画像だと言い切った。

製作に関わっていた私が、そんな画像存在しないことくらい知っているだろうに、そう、本当に軽い調子で書いていた。

誤魔化すつもりなのだ公式サイトに私の名を記載しないが故、書影との差異を出さないように雑に消したのだろう。バレないとでも思っていたのだろう。これだけ対応が早いということは、この人が本件に関する責任者なのだろう。

まり、あの時私の名を本から消そうとしていた担当者が、私の名を表紙から消したのだ。

大事にしたかったのにならなかった。この時点でもう打つ手はないなと感じつつ、「当時を知る人がいるとは心強い!」とよいしょしながら、本書の権利について尋ねた。

念のため最初からメール署名から電話番号を消していた。電話では余計なことを口走ってしま可能性があるし、丸めまれる恐れがあるからだ。諸々のことを文章として残しておきたかったのもある。

この時点ですでに、職務著作という言葉が頭をよぎっていた。簡単に言うと、業務制作した著作物の著作権は会社帰属するというものだ。

わざわざ業務時間外に小説を書いていたが、契約会社に委ねてしまった時点で私は著作権を放棄したことになっているのだろうなとほぼ確信していた。

とはいえ契約である会社はすでに倒産しているわけだし、そこはどうなっているのだろう。この際だからという気持ちでいろいろ疑問をぶつけてみた。

会社在籍中は印税の一部は会社から支払われることになっていると聞いたが、という話も伝えていた。

(誤魔化そうとしているのは明白だったので、雑な加工については「画像の送付間違い」ということで流した。一応修正前の魚拓は保存している)

結果、分かったことは以下のとおり。

著作権は原案者のみが所持、会社とは業務委託の契約しか結んでいない。

印税契約は元社長が持っている別会社が引き継いでいる。

はあ、つまりだ。

職務著作どころでなく、はじめっから私の権利は知らんところで放棄されていたのである

ずいぶん話が戻るが原案/著表記にしなかったのは、こうすると私が著作者として確立してしまうからだったのでは?みたいな気持ちもある。

こんなめんどくさい人間を絡めるといろいろやりにくいと思われたのだろう。事実暴れてしまった前例もある。

そしてこの本がいくら売れようと、印税が入るのは案件ノータッチの元社長の懐だ。

結局、知識のある人間が得をするのだ。悪いのは無知な私だ。目の前の仕事で目を回していて、いったん持ち帰るということができなかった、仕事に疲れ切っていた若くて馬鹿な私なのだ

いろいろ教えてくれたことに感謝はしつつ、とはいえ雑に私の名を消した恨みは募っていたので、最後っ屁のつもりでやり取りの最後はこう締めた。

本来書影に書かれている名が意図的に消されていると、『この消された人物は何者なのか』と無為な詮索にさらされる危険性がある。それが一番の懸念だった。もう二度とこのようなことが起こらないよう留意してほしい」

シンプル名前が消された怒りもあるが、この危惧もあった。メディアミックスに際して名を消された著者。もし、私がこのペンネーム商業活動をしていたとしたらどう思われるだろうか。

消されるだけのことをしでかしたのではないかと思われる危険性は高い。これは信用問題になってくる。

それに、今のネットの「面白そうなおもちゃ」に対する残虐性は認識しているつもりだ。自分が掘り出した“真実”を喧伝し、当事者炎上させる。何かあったら嫌だ、と身構えるのは致し方ないと思われたい。

とはいえ、これを読んでいるような人なら理解してくれるだろうが、出版社のこの手の人間には理解されないだろう。

それでも、もう二度とこんな雑に人の存在を消さないでほしい、という訴えは届いてほしかった。

* * *

若人よ、契約書を作れ。契約書を読め。

この件に関して、私は別に詐欺にあったわけでも、法を犯されたわけでもない。ただただ無知で、己の権利に鈍感だっただけだ。

手痛い授業料だと思っている。このエントリーは半ば逆恨みだし、書いてすっきりして忘れたかったのかもしれない。炎上させたいわけではない。

自分無知で痛い目にあった私ができるのは、二度と同じ過ちを犯さぬよう、そして後進たちが同じ轍を踏まぬよう努めることだけだ。

提案は一度持ち帰って調べろ、即決するな。とくに寝不足とき危険だ。

教訓として、とりあえずこの一連についてはいたるところで語っていきたい。

なんせ、私と出版社は(ついでに元社長も)、なんの契約も交わしていないのだから

ほんの少しだけよかった話をする。なんと印税をもらえたのだ。

印税契約譲渡した元社長の現会社から連絡があり、お小遣い程度の収入を得た。夢にまで見た不労所得である

連絡をくれたのが元総務の人だったので(元の会社上層部がそのまま現会社に移っていた)少し話をしたのだが、出版社担当者の話題は一切出てこなかった。私とその人がやり取りしたことは知らないようだった。出版社から入金があったので粛々と対応した、という感じだった。

献本は送られてこなかったので自分で買った。初版と第二版の年月日を見比べると渇いた笑いが漏れた。ずいぶん長い時間がかかったものだ。

メディアミックスについてはとくに興味も湧かず、とはいえ周囲から話題を聞くこともないので、爆死も盛況もしていないのだろう。

もう一回ぐらい重版からいかな、と思っているが難しそうだ。

2023-09-07

弱者女性向けWebメディア気持ち悪い

「かがみよかがみ」って朝日新聞発のWEBメディア、なんかうまく言えないけどすごく気持ち悪い

https://mirror.asahi.com/

読者兼ライター(「かがみすと」って名前がついてる)に

とにかく精神疾患発達障害ニート、などが目立つ

コンプレックスアドバンテージに」「私は変わらない、社会を変える」がコンセプトで謝礼なし=タダでいいから読んでほしい人が集まったからかもしれないけど

上記属性+自分正当化する(≒周りの人を下げる意見)を主張する人がとにかく多い

あと18〜29歳って制限をつけてる割に30代の投稿も多い

そしてこのサイト峯岸みなみ寄稿してるのを知ってなおのこと複雑な気持ちになった

「かがみすと」の謝礼をカットして「かがみすと」によるアクセスで稼いだお金峯岸みなみ原稿料を払う

弱者女性向けコンテンツでも、得するのは圧倒的に強者女性という社会の縮図がそこにある…

前にこのメディアは「フェミニストだけど男に養われたい」みたいな記事炎上してたそうだけど、ああそうだろうなって納得するような文章が多い

努力が嫌いで生きづらくて「何者にもなれない」承認欲求を拗らせた「弱者女性」がターゲットなんだと思う

読んでみたらわかる、あからさまにターゲットなんだよ

ただそれを肯定する場づくりが上手いんだと思うから、そういう人らをターゲット商売したい人には結構参考になるかもしれない

2023-07-21

anond:20230711181019

ジャニーズ問題原発問題

1.戦後すぐに問題の萌芽があった

2.高度成長期問題は大きくなった(フォーリーブス原発立地、廃棄物受け入れ…)

3.わずかな人が糾弾の声を上げていた

4.うっすら知っている人も多かったが国民の多くは受け入れていた

5.マスコミ問題としなかった

6.21世紀にかなり大問題になった

7.ジャニーズに楽しませてもらった人々、原発電気を使っていた人々は気まずい思いを感じているが・・・

8.ジャニーズによって美味しい思いをした業界人が沢山いる、原発安全宣伝片棒を担いで高額の原稿料を講演料を受け取った漫画家コメンテーター・・・

9.被害?それによってデビュースターになったんだろ?メリットのためやられてたんじゃないのか?  被害?それによって電力会社から補助金もらってたんだろ?

2023-07-01

ブックオフゲオで買っても作者(スタッフ)にお金は1円も入らない」という嘘

『発売日に買って速攻で消費してすぐに売れば半額ぐらいになるので、発売日にすぐに買って売っている層』が全く計算に入ってないんですよね。

この層は中古取引が一切不可能になったらセールで半額になるまで買わないと思いますし、その頃になったらブームも過ぎているわけですから結果として『本当に興味があるごく一部の作品しか手を出さなくなるでしょうね。

まり、この層に限って言えば中古販売がない世界での購入数は半数未満になるということです。

ここでまさかの「ショップに売れるかどうかの話であって、買う人間関係なくない?」という信じられない事を言い出す人がいます

そのレベルの人に上手く説明出来るか自信がありませんがちょっと頑張りますよ。

まず中古屋というのは『中古でも安ければ買いたいと思う人』をターゲットにした商売です。

もしも買う人が一切いなくなった場合中古屋という商売は成立しなくなります

なぜなら商品お金を払って仕入れているのに、それをお金を払って買ってくれる人がいないのですから

ちょっとズレた喩えにはなるんですが、三店商法イメージすると回転速度が非常に早いので分かりやすいと思います

パチンコ屋の近くに存在するパチ屋の景品を買ってくれるお店』は、パチンコ屋が最終的にその商品を買ったときと同じ値段で引き取ってくれるから成立しているわけです。

もしもパチンコ屋がパチ屋オリジナルグッズを買ってくれなくなったら、いくら店主が『パチ屋グッズが物凄く大好きでその取引生業にしている変態』だとしても、商売が成り立ちませんよね流石に?

そうしてそのお店が「もうパチグッズは買えません」と言ったら、お客さんはパチ屋に通い詰めて銀玉とパチグッズを交換しようという気がなくなってしまますよね?

まあ中には「とにかく俺はひたすらパチンコが回せればいいから、玉入れて玉が出てくるなら満足だよ」って人もいるんでしょうけど、そこそこの数の人がそのパチンコ屋をもう利用しなくなると思います

まり、最終的にパチグッズを引き取ってもらえる見込みがあるからパチンコをしているお客さんは、パチグッズの引き取りが渋られるようになったらパチ屋に来なくなるということです。

そしてパチグッズ引取店がなぜパチグッズを引き取るかといえば、最終的にそれを引き取ってくれるお店が存在するからなわけです。

三店商法場合最後に引き取るのは元のパチ屋ですが、中古屋の場合は将来的に見込まれ中古購入者となります

さて、もしもこの中古購入者がいなかったら、中古屋さんは成立しますか?

かにブックオフで買うことが直接的に作者にお金を流すことにはなってません。

ですが、かなりシンプルな形での間接的な関わりを持って、結果として作品流通部数を高めることに貢献しているわけです。

中古屋で買ってるやつは1円も業界に払ってない」という考え方は経済の仕組みが理解できてないおバカ戯言であると分かって頂けましたか

そもそも直接作者にお金を払ってないというなら、漫画雑誌を買っているだけの人達が最終的に原稿料という形で作者にお金を渡しているという仕組みさえも頭の中で崩壊してませんか?

というか、印税という形で間に本屋出版社を挟んでいる時点で既に「直接作者にお金を渡しているわけではない」という点では同じですよね。

本当の本当に作者にお金を渡してるのなんて同人誌即売会ぐらいですよ。

大抵は経済の大きな仕組みの中で色んな税金手数料が引かれたあとにデジタル数字となって銀行口座に振り込まれお金の極々一部になっているだけでしょう。

普段がそうなら今更数段階間接的な関係を経由しても正直誤差みたいなもんじゃねって気がしません?

なんなんですかねーその程度のことを想像する知性さえも無かったりする人が結構多いんですかね―。

それこそ義務教育の初期、小学校社会科でやってるはずだけどなー

2023-06-15

anond:20230615225522

ニートの俺もネルソン・マンデラ映画やなせたかしドキュメンタリー観て泣いて、よっしゃ人生ここからだって立ち上がったけどYouTube医学部受験の難しさ、司法試験予備試験の難しさで心折れかけて、そのあと国家公務員氷河期枠の勉強調べようと思ったけど倍率の高さや実際には救済する必要のないバリバリ社会人ばっか採用されてるって知って心折れて、そのあと漫画の描き方の勉強法とか原稿料印税のこと調べてたら気がついたらYouTube増田だった

2023-06-08

ブラック会社告発するための漫画を依頼したいんだが

まず何をしたらいい?

Twitterで売れてなさそうな漫画家DMしたらいい?

売れてる作家は絵柄がわかるからバレると危ないと思うし、そんなに絵が綺麗である必要もないから、

漫画家志望者みたいな人に描いてもらいたいんだけど

シナリオというかストーリーとか、ヤバいエピソードみたいなのはたくさんメモってるから

あとは書きたいように書いてほしい

原稿料も出す

2023-06-02

anond:20230531223314

雑誌出版広告収入モデルで儲かってた1980~90年代がむしろ特例

当時と同じ感覚で維持できるわけはない

当方元増田と逆に単行本仕事書き下ろし歴史雑学系)がメインで

一冊の仕事に数ヶ月かかる方が気が楽だが

ここ2、3年の原稿料単価の下落は劇的だ

同じ分量書いても10年前の6~7割しかギャラが入らない

カメラマンわず良いカメラも使わず編集者みずからスマホ撮影も多い

かといってWebメディア校閲責任感が低そうで信用できない

紙の出版ならこんな間違い途中で誰か絶対気づく記事もよく目にする

AI普及の初期から言われていたことだが

文章書く仕事でも一部にはなかなか機械化しにくい分野もある

スポーツライターなんかはいい例だと思う

喋るのは苦手な選手内面とか上手に言語化できてる人も多い

でも今後は紙の本の市場需要自体が小さくなるのは必然だろな

うちの近所の大型書店セルフレジを導入したが

キャッシュレス専用なので誰も並んでないwww

今や紙の本は年寄りしか買わんのだ

もう自分より若手の商売候補が入って来ないのは気が楽だが

逆にいうと俺は70代になっても学生アルバイトみたいな

インタビュー記事構成とかやることになるのか……

――まあこれも写真植字が普及して鉛活字職人が消え

DTPが普及して写真植字職人が消えたようにくり返されてきた道だ

2023-04-25

唐沢俊一センセェ…

左翼ガーやってる場合じゃねんだわ…

>四海書房です。

当社と締結した書籍執筆契約の締め切り日に対して1カ月を切りました。

原稿を完成させる意図がおありですか?

来月22日をもって契約は破棄となり、前払いの原稿料の返還を求めることになります

https://twitter.com/shikaishobo/status/1650335136247087104

2023-03-29

anond:20230329153426

ヤマザキマリ原稿料だけでこき使われてたのを旦那さんが見て「どういう契約なっとんねん!おかしいやろ!」的にブチ切れて契約見直したって話じゃなかったっけ

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