はてなキーワード: チヂミとは
年上と年下の男性二人が海外で1週間同居する番組。いつの間にか新作が作られなくなっていた。
はてなではhttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1003469: 土井先生がキューバに行った回]が有名か。
私は小川直也と竹内涼真の体育会系コンビ回が好きだった。竹内涼真が一瞬で上下関係を作り出し小川直也の腰巾着にまわり、可愛い女の子を進んでナンパする様に爆笑した。
南明奈とはあちゅうの回の緊張感がやばかったが、女子同士の組み合わせでももっと見たかった。
タイトル通り、いろんな都市で入りにくそうな居酒屋に取材する番組。単にネタが尽きて終わったものと思われる。
公式サイトに毎回レシピや大量の写真が公開されるのが楽しかったが、今はその公式サイトも消えてしまった……(Internet Archiveからは見られるが)。
印象に残っているのは韓国回で、美人なおかみさんが下町のおじさまたちから愛されている様がほほえましかった。ズッキーニのチヂミは未だによく作る。
NHK BSの旅番組ファンにはおなじみ、関口知宏の鉄道旅のフォーマットに生中継を加えたシリーズ。街道を歩きつくしたため終了したか?
公式サイトで見られた旅日記が楽しかったが、もちろん今は見ることができない(Internet Archiveからは見られるが写真はアーカイブされていない)。
お酒が好きだ。お酒についてはぜんぜん詳しくない。でも好きだっていうのは自由だよね。フォーナインのシークワーサーうまいよね。最近は氷結のアイスの実にはまってる。
お貧乏なので、宅のみしてる。
簡単なおつまみをつくる。わたしはお酒も好きなのだけれど、お酒のさかなはもっと好きだ。わたしのつくるものはあぶらのものがおおい。かんたんでまんぞくかん。
ちょっとリッチな気分のときはシーフードミックスと適当な歯ごたえのある緑色の野菜をつっこんだアヒージョを作る。
最近作った中でヒットだったのは、130円で買ってきたわかさぎの天ぷらだった。わかさぎはふわふわでおいしい。
鶏皮を弱火でじーっくり一時間焼いて、パリパリにしたやつもおいしいし、下味つけて片栗粉つけてあげてもうまい。
あと鳥軟骨もよきかな。わたしはあいつを唐揚げにするために生きてきたのかもしれなかった。
野菜系だと、最近はキュウリの酢の物が良かったな。個人的にごぼうの千切りが超面倒なので手間がかかると思ってるけど、辛めに味つけしたきんぴらもよかった。ごぼうばっかりであれだけど、ごぼうを唐揚げにすると最高になる。あとね、しらすとピーマン炒めるとうまい。ニラはニラ玉とチヂミ。ニンニクはオリーブオイルでまるごとにる。あとささみと水菜をゆず胡椒とわさびとほんだしと醤油であえたやつおいしい。
あんまり気力のない日。業務スーパーから揚げナスを買ってきてめんつゆでにこんだり、玉子とめんつゆをといて卵焼きにしたり、めんつゆにゆでたまごをつけて煮玉子にしたり、長いも千切りにしてめんつゆかけてたり。そんなわけでめんつゆはすごい。めんつゆはありがたいやつだ。
きゅうりを切ってマヨと味噌をといたやつつけて食べたりもする。キャベツに塩と塩昆布とごま油ぶっかけたやつ食べたり。キャベツのやつはね、シンプルな味付けがいいの。醤油とか足してもうまいんだろうけど、このままがいい。無限にほそぎりのポテトフライを揚げて、ニンニクパウダーを振りかけたり、バジルを振ったり、ガラスープのもとをふりかけたりして食べる。うまい。
野菜じゃないけど、豆腐に適当なもののっけて食べたり。かまぼこ焼いてたり。
超気力のないひは無限に塩辛とか茶豆を食べてる日もあるし、スナック食べてる日もある。近所にサッポロドラッグストアという何だか価格帯の安めのドラッグストアがあって、そこではたまにCalbeeのノリしおが63円で売ってる。のりしおがすきだ。コンビニだとさ、あれファミマのボンジリのタレが好きだよ。おいしいよね。あとLAWSONのゲンコツメンチうまい。
とにかくおいしい。おいしいものを食べると良かったとおもう。ひかくてきなんでもおいしいと感じられる舌でよかった。
あっおとしどころがわからないな。
でも、お腹が減ってきたな。
今日は何を呑んで作って、食べようかな。
一般家庭に常備されているであろう、砂糖、塩、酢、醤油、酒、片栗粉、味の素(パンダ瓶)がある前提で、中華料理の調味料を用意しようと思うなら以下の調味料を用意するといい。
参考までに、四川飯店の陳さんのレシピもつけておく。いろいろ食べてみても陳さんのレシピはうまい。日本風の四川料理なんで広東風がお好みなら辛味を減らしてオイスターソースと砂糖と紹興酒で味を調整してください。四川がよければラー油をドバドバ入れて花椒と藤椒をゴリゴリやってください。
■麻婆豆腐 シャンタンDX、豆板醤、甜麺醤、(あれば豆鼓)、ラー油、+好みでオイスターソース、花椒、藤椒
■回鍋肉 シャンタンDX、豆板醤、甜麺醤、(あれば豆鼓)、+好みでオイスターソース、、+好みで花椒、藤椒
http://www.kyounoryouri.jp/recipe/4320_%E5%9B%9E%E9%8D%8B%E8%82%89.html
http://www.lettuceclub.net/recipe/dish/20613/
■担々麺 シャンタンDX、芝麻醤、甜麺醤、ラー油、(あれば葱油)、+好みで花椒、藤椒
https://chefgohan.gnavi.co.jp/card/detail/107
https://chefgohan.gnavi.co.jp/card/detail/106
https://chefgohan.gnavi.co.jp/card/detail/429
http://www.tokyo-gluttons.jp/recipe/020062.php
https://chefgohan.gnavi.co.jp/card/detail/426/
ガラスープとか中華スープとか中華だしなどと書いてあるところはすべてシャンタンDX(味覇)に置き換えてください。味の素とか李錦記の鶏がらスープの素でもいいんだけどシャンタンDXの方が圧倒的にうまいと思う。
酒は紹興酒があったら最高。料理用は一番安いのでいい。高いのは美味しいからもったいない。永昌源の老酒(国産、割高)も中身は同じ作り方してる。でも別に日本酒でもぜんぜん構わない。
醤油は濃口醤油。色とコクを出したかったら老抽王という中国のたまり醤油を小さじ1くらい。400円くらいなんだけど送料が高い。チャーハンとか青菜炒めに使うと最高なのでもう少しメジャーにならないかな。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/B00T5VBZGI
砂糖は上白糖が基本。てんさい糖や黒砂糖、はちみつなど、お好みでどうぞ。
塩は伯方の塩とか赤穂の天塩とかにがりの入ったものを使ってる。食塩はしょっぱすぎて嫌。こだわるならモンゴル岩塩かな。
水溶き片栗粉は何度か失敗したらうまくなる。コツは水とよく混ぜる。火を一旦止めてから入れる。入れたらすぐによく混ぜる。混ざったら火をつける。どうしても面倒だという人には「とろみちゃん」という顆粒タイプの片栗粉もある。さらさらかけて混ぜるだけ。便利だがあまり売ってないのと割高なのと。どうしても欲しかったらアマゾンとかで買ってください。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/B008A4HYSE
片栗粉が余る人は生姜焼きや豚丼、トンテキに片栗粉を使う。焼く前に肉にまぶすだけでタレがよくからんで三倍くらいおいしくなるよ。あとは唐揚げ。市販のから揚げ粉を使わないでシャンタンDXで下味つけて片栗粉と薄力粉1:1で衣つけて揚げる。さっぱりうまい。片栗粉だけで揚げると竜田揚げ。それでも余るならニラチヂミを作る。片栗粉入れたレシピも紹介しておく。
ttp://www.somi.jp/recipe/cooking/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%82%E3%81%92
ttp://park.ajinomoto.co.jp/recipe/card/702321
オイスターソースは李錦記の特級を推奨。李錦記には2種類あるけど、子供2人が小舟にのってる絵がついた方。濃さが違う。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/B002ZB8K2M
酢はふつうのミツカンの穀物酢で十分だけど、鎮江香酢があればもっと色も黒くて本格的になる。これも300円くらいなんだけど送料が高い。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/B003QMKIFQ
麻婆豆腐と麻婆茄子、麻婆春雨は味付けが同じ。春雨は必ず緑豆のものを使う。間違っても国産の馬鈴薯のは使わない。あれはコシがなくておいしくない。値段は100グラム100円くらい。ちょっと高くなるけどショートタイプとか小分けのは便利。春雨サラダにもチャプチェにもヤムウンセンにも使える。鍋に入れても溶けにくくていい。常備しておきたい。
ニンニク、生姜は面倒ならチューブで十分。合わせダレに混ぜちゃう。十分おいしい。やれる人はみじん切りしてください。
五香粉は八角がベースのミックス香辛料。一振りすると本格中華の風味が出る。とりあえず中華料理なら何でもかけてみると面白いよ。豚肉によく合うと思う。餃子の餡にひとふりすると突然異国の味になる。逆に日本風の中華料理が好みならいらないね。
で、賛否がわかれるであろう「味の素」。入れなくてもシャンタンDX使えば美味しいとは思う。けど、ちょっと物足りない。ひとふりすると更に美味しい。プロはほぼ100%使ってるので店で食べた味を舌が覚えてる。パンダ瓶を買えば5年くらいはなくならない。ビビディバビディブーと言いながら合わせ調味料に一振り。買っておいて損はないと思う。
ということで、中華料理の調味料沼にハマってみるのも楽しいですよって話でした。
ちなみにURLのhを抜いているのはスパム扱いされたからです。どうやら増田はURLを9個までしか貼れないらしい。10個超えるとスパム扱いされて投稿できない模様。
ラードはあった方がうまいけど、寿命と引き換えなんで各自の判断でお願いします。ちなみにシャンタンDXにはラードが少し入ってます。
シャンタンDXじゃなくて鶏がらスープの方がいいんじゃないのって意見が多いので違いを解説。鶏がらスープは鶏ガラのシンプルな清湯。シャンタンDXはその名の通り上湯なので複雑な味。どちらもお湯に溶かして使います。好みなのでどちらでもいいけれどシャンタンDX使った方が若干ラード感がでて本格的な感じがすると思います。なお、シャンタンDXの味が強すぎるとかクセが強いとか何でもシャンタンDXの味になると感じる人はたぶん使いすぎです。
俺は一介の川崎区民だ。
なにもコリアンタウンに行かなくても、近所に朝鮮屋さんがあってキムチやチヂミが売られている。
子どもはいわゆるチョン中、チョン高を馬鹿にしたりもよくする。俺はしてないけどね。
部活の練習試合でチョン中と対戦するときは、大抵相手は学生鞄や靴綺麗に並べているのだ。
教師は、そんな彼らを見習えと口煩かった。ばかじゃねーの、とみんな嗤った
雑多なことを言っている。
良くも悪くも彼らは川崎の一部だ。
そういう奴は、反発される。あんな運動は川崎区民には受け入れられない。
差別も友好も川崎から産まれたものでなければ、川崎区民の心には届かない。
ヘイトデモの主催者は架空の朝鮮人相手に机上のヘイトをやっている。
どこで分けられるの?
圧倒的な勢力はともかく、個々に対して右だ左だってどこで区切ってるの?
韓国が好きなら左寄り?
私は子供の頃から親が在日韓国人二世の人と友達だったしおいしい料理を母に教えてくれていて、いわゆるお袋の味の中には韓国料理もある。チヂミとかトックとか名前も不明な灰色の豆腐みたいなものとか。
それとは関係ないが少女時代やKARAが出てきてもう夢中になってなんて、あーなんて可愛いんだーと恋に落ちた。今も少女時代が生き甲斐なくらい愛している。
安部政権に対しては上手く外交もこなしているし、安保理法案もやむ無しと思っている。
景気が上向いた証しはまだ出ていないし、思ったより伸びなかった上半期だったが、もっとどんどんやって欲しい。
一会社員として支持する。というか支持しない理由があまりない。
朴大統領の中国寄り思惑も分からなくないし、しかし安部政権がなにもしてないとは思わないし、少女時代はかわいいし、中国人のアルバイトのリンさんはむちゃくちゃ真面目でかわいいし。
何より自分寄り、なのかな。
暑くて食欲がわかないし、料理もしたくない。
暑いときに食べたいものといえば、冷しゃぶそうめんのような冷えたもの、カレーや麻婆豆腐のような辛いもの、モロヘイヤやオクラのようなねばねばしたもの、酢の物のように酸っぱいもの、スタミナがつきそうなにらやニンニクたっぷりの餃子、 トマトスイカのようなフレッシュなもの、唐揚げのようなビールにあう揚げ物、お好み焼きやチヂミのような夜店を連想する粉物、なんとか食欲のわくものをつくってしのいでいる。
そうこうしているうちにしばらく洋食を食べていない事に気が付いた。
年初は「ステマ」「ステマ」ってうるさかったけど、最近「ステマ」って言葉使ってます?
最近、はてブの人気エントリーで、毎日一個はCookpadの記事が入ってますよね。
あれって不自然じゃない?まぁウマそうなんだけど、わざわざブックマークするほどのもんなのかと。
今日上がってたのはこれ、
「ハマると太るバターサンド by coe [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが119万品」
http://b.hatena.ne.jp/entry?mode=more&url=http%3A%2F%2Fcookpad.com%2Frecipe%2F345217
調査をしているときのブックマーク数は88users。全員じゃないにしてみ、まぁ、こんくらいの数であれば、スクリプト組めば一人でブックマークすることも可能だ。
ブックマークしている人を調べてみる。
まずこの人
http://b.hatena.ne.jp/pazupazu/20120422#bookmark-90798346
この日のブックマークはこれ
特に怪しくない。
続いてこの人
http://b.hatena.ne.jp/haroldooo/20120422#bookmark-90798346
6/7がcookpadの記事。かなり怪しい。前日は
http://b.hatena.ne.jp/haroldooo/20120421?with_favorites=1
2/5かぁ。前々日は、
続いてこの人
http://b.hatena.ne.jp/mei-xing/20120422#bookmark-90798346
この人は、
http://b.hatena.ne.jp/spica38/20120422#bookmark-90798346
一個だけか、前日はどうかな?
http://b.hatena.ne.jp/spica38/20120421?with_favorites=1
あ、黒だね。
この人は、
http://b.hatena.ne.jp/kaja1192/20120422#bookmark-90798346
一個だけか、前日は?
http://b.hatena.ne.jp/kaja1192/20120421?with_favorites=1
特に怪しくない。この人は白。
この人は、
http://b.hatena.ne.jp/s19505091/20120422#bookmark-90798346
3/4がcookpad、違うサイトのもうまく盛り込んでるのか。前日はどうかな?
http://b.hatena.ne.jp/s19505091/20120401?with_favorites=1
この人は、
http://b.hatena.ne.jp/nanbonanako/20120422#bookmark-90798346
ひとつだけ。前日は、
http://b.hatena.ne.jp/nanbonanako/20120416?with_favorites=1
この人は白だな。
この人は、どうかな
http://b.hatena.ne.jp/mai_025/20120422#bookmark-90798346
2/4か。前日は、
前々日は、
かなり、怪しい。毎日一個はCookpadをブックマークしている。俺は黒だと思うね。
この人は
http://b.hatena.ne.jp/kanakoko/20120422#bookmark-90798346
うむ、前日は、、、
http://b.hatena.ne.jp/kanakoko/20120420?with_favorites=1
前々日
http://b.hatena.ne.jp/kanakoko/20120420?with_favorites=1
黒っぽいね。
面倒なので、このくらいで書くのをやめるが、ほかも調べたが、Cookpad率が高い人がブックマークしている傾向がある。
まぁ、もしかしたらCookpadしか興味がない人が、ただ単にはてブしている可能性もある。
だが、私は、
これらを考えると、ステマをやっている可能性がかなり高いと勘ぐっている。
君たちはどう思う?
注:加筆修正しました
最近商業BL作品ばっかり読んでるから、たまにはネットで同人作品も読もうかなと思い立って、某ジャンルのサーチから二次創作サイト巡りをしていたときのこと。リンクを辿っていった先に、管理人が韓国人であることを明記しているBL小説サイトがあった。日本語ネイティブじゃないとこれはムリだろと思わせる豊かな語彙の小説や日記・掲示板の内容から判断するに留学生やニューカマーなどではなくて、日本で生まれ育った在日韓国人の方であるようだった。
なんかね、これちょっとびっくりしたんですよ。在日の人もBL書くんだなぁって。
いや、こんなにもアニメや漫画の氾濫する日本社会で生きている以上、日本人だろうが外国人だろうがオタク趣味に染まる人は染まるのが当然だろうし、中にはヤオイや二次創作に興味を持って腐女子や腐男子になる在日コリアンがいるってのも理性では理解しているんだけど。実際目にしてみると、なんかこう、感慨深いものがありましてね。
そうかー、在日のBL好きってのもやっぱりいるもんなんだなー、っていうか他にもいるけど明かしてないんだろうなー、としみじみしてたんですが、途中でふと思い出した。あれ、ちょっと待てよ?よく考えてみれば、数少ないながら今までにも在日韓国人が登場するBLがあったりするし、在日朝鮮人のBL作家というのもいたりするんじゃないの?そういえば私、そういうの読んだことあったような……、と。
というわけで、今回はBLと在日と私というテーマで今まで読んだ作品を振り返ってみようと思う。長いよー。私が以下で言及している作品には18禁のものもありますのでお気をつけください。
倉科るりというペンネームで、商業誌からBLを出版している小説家がいる。正確にはいた、と言うべきかもしれない。著作の中には絶版になっているものも多く、また1996年の『王様の夏休み』を最後に10年以上発刊はしていないようだから。公式サイトにも「倉科るりの商業活動は諸々の事情から不可能だと思います。時間がないのです。」と書いてあるので、今後も商業誌でBL作品を発表する可能性は限りなく低いと思う。
けれど、在日とBLというテーマを語るなら、彼女を外すことはできない。
実はこの作家さんは、コバルト文庫で金蓮花という名義で少女小説も書いている。むしろ金蓮花(きんれんか)というペンネームの方が世間的には通りがいいだろう。私も残念ながら倉科るり名義の本は読んだことがないけれど、金蓮花名義の本は小中学生の頃にわりと読んでいる。『銀葉亭茶話』、『水の都の物語』、『月の系譜』は何度も読み返すくらい好きだった。私が金蓮花=倉科るりというのを知ったのは大学生になってからだったけれど、BL読者やコバルト読者には結構有名な情報だったようで、ネットで検索するとペンネームを使い分けるようになった経緯や、その他もろもろの噂が出てくる。それらの噂がどこまで本当かわからないのでここでは紹介しない。
さて、金蓮花は1962年生まれの在日朝鮮人3世である。東京に生まれ育ち、大学も都内の小平市にある朝鮮大学師範教育学部美術科を卒業した。作家デビューは1994年、『銀葉亭茶話-金剛山綺譚-』で集英社の第23回コバルト・ノベル大賞を受賞したのがきっかけだった。この『銀葉亭茶話』シリーズは、朝鮮半島を舞台に仙人や精霊、竜や虎、人間たちが織り成す恋愛を描いた朝鮮風ファンタジー小説で、仙境にある一軒の茶屋銀葉亭にさまざまな客が訪れ、店主の李月流(り・うぉるりゅ)に身の上話を打ち明ける、という趣向になっている。
『金剛山綺譚』の金剛山は、もちろん朝鮮半島に実在する景勝地金剛山をさす。韓国人や外国人が北朝鮮国内の金剛山観光地区に観光をしに行くニュースを見たことのある人は多いはずだ。『銀葉亭茶話』シリーズの物語に登場する実在の固有名詞は地名だけではない。例えば『蕾姫綺譚』では重要なキャラクターとして李氏朝鮮建国の王李成桂が登場するし、『舞姫打鈴』のヒーローは新羅の英雄金庚信である。
ところで、学校で歴史を習う前に本シリーズを読んだ影響で、私は現在でも「新羅」という単語を見ると反射的に「しらぎ」ではなく「しるら」と読んでしまうし、「李成桂」を見ると「りせいけい」ではなく「りそんげ」と読んでしまう。私にとって、このシリーズこそが生まれて初めて触れた‘朝鮮文化’なのだった。馬鹿な子供だったので現役読者だった小学生の頃は朝鮮半島というのがどこにあるのか知らなかったし(私は当時本気で外国=アメリカであり、世界には日本とアメリカの二国しかないのだと思っていた)、儒教文化だとか在日朝鮮人だとかさっぱり理解できない上に興味もなかったので読み飛ばしていたけれど、雪華(そら)や明蘭(みょんらん)という美しい漢字と不思議な響きの名前、美味しそうなチヂミ、ふわりとチョゴリを広げて鞦韆をこぐ明朗な少女、霊山の天辺に位置する天池(ちょんじ)の聖水……どこか好奇心を刺激する異国のイメージの数々を私は大いに楽しんだのだった。特に金剛山の壮大な瀑布や峰々が鮮やかに染まる絢爛豪華な秋の描写などは、幼心にうっとりするような綺麗な文章だなぁとドキドキしながら読んでいた。金蓮花という作家のおかげで、私は隣国と幸福な出会い方をしたのではないかと思っている。そういう意味で、『銀葉亭茶話』は私にとって印象深いお話なのだった。
金蓮花自身にとっても、作家として第一歩を踏み出したシリーズであると同時に、祖国を舞台にしたロマンスであることを考えれば、『銀葉亭茶話』はやはり特別思い入れの深い作品なんじゃないだろうか。
彼女の著作のあとがきでは、自らのルーツを意識した話題が多い。北朝鮮に観光に行って金剛山の絶景に感動した話、伯母が北朝鮮に帰国した話、親戚が日本と北朝鮮と中国に住んでいるという話、子どもたちの通う朝鮮学校のお祭りのためPTAとして準備に奔走する話など。
そんな彼女がBL小説を書くときは、金蓮花ではなく倉科るりというペンネームを用いた。倉科るり名義の本では特に朝鮮半島と関連のある物語を書いたりはしていないようだ。少女小説のコバルト作家としての自分とをきっちり分けたかったのかもしれないし、儒教を尊ぶ在日コミュニティの価値観からするとさすがにBLを在日朝鮮人と明かしている金蓮花名義で出すのは難しかったのかもしれない。少女小説家としてデビューする際も家族からかなり強硬に反対されたと聞く。少女小説を書いているのがバレて家族会議で土下座までしたそうな。ましてやBLをや。
まぁ、BLを書くときと少女小説やラノベや一般漫画を書くときでペンネームを変えるのはbassoや秋月こお、榎田尤利もやっていることで、金蓮花に限った話ではないけれど、少女小説では在日ネタをふんだんに出していた人がBLではそれを一切出さないというのも興味深い話ではある。
ちなみに金蓮花名義の本に一切男性同士の恋愛や性愛が出てこないか、というとそういうわけでもない。
ここでちょっと萌え語りをさせてもらうと、『銀葉亭茶話』シリーズで私が一番好きなキャラクターは長白君(ちゃんべつくん)だった。彼は、朝鮮半島の付け根、北朝鮮と中国の国境にまたがる山(朝鮮語では白頭山、中国語では長白山)の守護仙人(精霊だったかもしれない)で、シリーズ通してのキーパーソンである李氏(注:男性)に想いを寄せている男性である。李氏に冷たく拒絶されたり、周囲の神仙たちに揶揄されたりしつつも、変わらず李氏に暖かい真心を捧げ続けている好漢なのだ。李氏には他に想い人がいるのでまず間違いなく長白君の恋が成就することはないのだろうが、私は彼の男らしい包容力にときめいたのでぜひ幸せになってもらいたいと思っている。別に相手は李氏じゃなくてもいいから。というか長白君には楓英とか緋鯉の精みたいな豪胆で誠実な男性とか似合うと思うんだよね。
studio may-beを結成して仕事をしている高城響と鷹匠早紀は、BLゲームや乙女ゲームのシナリオライターとして活動している他に、連名でBL小説を書いて出版したり、漫画の原作をしたりしている。音楽業界を舞台にしたBL小説『たぶん、きみが好き』『いつか、翼を広げて』『きっと、空も飛べる』という3冊がマイクロマガジン社から発行されたのは2004年のことだった。この3作は天才指揮者と男性アイドルのカップルを描いたお話なのだが、実は高城響と鷹匠早紀がやっているサイトに長年連載していた大長編小説『KT』を手直しして発表したものだという。
そのサイトの大長編(まだ完結していないらしい)には、脇役として若手の指揮者同士のカップルが登場する。彼らを主人公にした話もサイトには掲載されており、出会いと恋人になるまでを描く『'O sole mio』、体の関係を持つまでに至る続編『hard day's night』、いちゃいちゃらぶらぶしてる『jealous guy』などがある。珍しいことにこのカップルの攻めは在日コリアンである。
『'O sole mio』と『jealous guy』では、攻めが在日であることはストーリーの主軸にはほとんど絡んでこない。民族が違うということよりも同じ夢を抱く音楽家同士であることの方が、この物語の中では圧倒的に比重が大きいのだ。
しかし、『hard day's night』の中ではそれらしいエピソードが挿入されている。演奏会の予定が突如キャンセルされてしまった攻め。晴れがましい仕事を一つ失った原因を、受けに問われた攻めはしぶしぶこう語るのだった。「オレ、在日やん」。BLで、差別に直面する在日の姿が描かれているのは大変珍しい。そもそも在日としてのアイデンティティを持ったキャラクターが登場するBL自体ほとんど見かけないんだけどね。
ところで、この物語の攻めは、大阪出身で関西弁を喋る陽気な男性だ。大らかで人懐っこい。阪神タイガースファン。長身、ガタイが良くて、美男子ではないけれど、受けから見れば十分に魅力的な容貌をしている。そして新進気鋭の指揮者である。実際、読んでいて、彼は魅力的な人物として描かれているように思った。なんとなく関東生まれ関東育ちな自分からすると良い意味で典型的な関西人という印象を受けた。
神経質で繊細、あまり感情表現が得意ではない日本人の受けは、自分と正反対の気質の攻めに惹かれていく。自分にないものを持っている相手を反発心を抱きながらも愛してしまうパターンというのはわりと恋愛物の王道だが、受けが攻めの才能に嫉妬をして苦悩したり、振り切ってもついてくる攻めに苛立ったり、励まされたりと感情をぶつけ合ううちに自分の恋心を認めざるを得ない展開になるというのは微笑ましくて良かった。
BL小説家、檜原まり子の作品の一つに『マリンブルーは密やかに』という小説がある。2008年、講談社X文庫ホワイトハートから発行された。舞台はアジア・オセアニアクルーズ中の豪華客船。そこに乗り込んだ保険会社から委託を受けた調査員の受けと、元自衛官の攻めのラブストーリーだ。
正直なところ、この物語の一番興味深いところは、ストーリーなどよりも受けの両親だと思う。
受けの母親は日本人の医師だった。そして父親は在日韓国人の寿司職人。両親が渡米して、一家がカリフォルニアにいたとき受けは生まれた。医師免許が認められなかった母親は畑違いの仕事をして受けを育ててくれたらしい。後に離婚したようだが、受けの両親の話こそ読んでみたいと思った。寿司職人と女医さん夫婦米国滞在記なんていろいろ波乱万丈なドラマがあって面白そうじゃん。
というわけで、本作の受けは間違いなく在日韓国人の血をひいているのだが、特に在日とか韓国に関するエピソードは出てこない。受けが韓国語を喋ったりキムチを食べるシーンがあるわけでもない。彼が民族的なコミュニティや朝鮮半島に思いを巡らすシーンがあるわけでもない。冒頭、地の文でさらりと受けの生い立ちが説明されているだけで、その後はとくに彼が韓国系であることには触れないまま物語は終わるのだ。
なら別に受けが在日の血を引くキャラクターである意味ってないのでは?と思わないでもないけれど、まぁ深い意味がなきゃ在日がBLに出てはいけないってこともないし、これはこれでいいのかもしれない。なんと言ってもこの作品の舞台はいろいろな国籍のクルーが働く豪華客船なのだから。南太平洋を悠々と航海する船上のキャラクターにちょっとしたマージナルな要素を付与したいと作者が思うのもわかる気がする。船長の喜屋武も、受けと同様にマージナルな人物である。米軍勤務の軍人を父に持つ沖縄出身の男性で、金髪碧眼という日本人離れした容姿だが自らを日本人だと主張する。とても珍しい韓国系の受けや、沖縄と米軍というデリケートなバックグラウンドを持つキャラクターが登場するという点において、このお話はなかなか印象深かった。
『うつしみの花』は、幻冬舎リンクスロマンスから2008年に出版された全2巻のBL漫画である。作者はタカヒサ亨。舞台は飛鳥時代の日本で、有名どころでは葛城皇子(中大兄皇子)、皇極天皇、間人皇女などが登場する歴史ロマンBLである。ちなみに中大兄皇子と受けがキスする場面もあったりする。
主人公(受け)は、百済からの渡来人で金工職人である実父を持つ美少年。攻めは、受けの父親の弟弟子で、乃楽山(ならやま)の麓に住む百済系渡来人であり以前は都随一と呼ばれた腕を持つ金工職人だった。受けが攻めの弟子となるので職人師弟ものBLであると同時に、渡来人と渡来人の子孫が出会って恋に落ちる物語なのである。
職人の村で修行をする受けは、師匠であり恋人である攻め以外の渡来系の職人たちとも交流を持つようになり、技術を磨いていく。いつか攻めの故郷である百済に帰還することを夢見るようになるし、自分たちの存在は発展させ続けていく技術に拠って立つのだという強い自負心を持つに至る。彼らのアイデンティティは明確に百済系渡来人であることにあり、ヤマトにはないんだなーと読んでいて思った。
日本が舞台なのにあえて渡来人のカップルを描くなんて随分通好み(?)だなと思う。こういうのは珍しくて面白い試みだ。同時に、ちょっと私の中の日本人としての感覚が一抹の寂しさというか疎外感を感じなくもなかったような……。この記事のテーマである在日と古代日本の渡来人はちょっと違う存在なのでこの作品には簡単に触れるだけにとどめるけれど、思いがけずヤオイを読んでいて自らのナショナリズムが浮上したという点で本作は印象深い作品だった。私が気にしすぎなだけだけなんだろうけれどさ。
もちろん、健気で頑張り屋な受けとクールで格好良い攻めは萌えたし楽しめた。
ところで、作者のタカヒサ亨は、角髪(みずら)に萌えてこのお話を描いたらしい。わかるわー私もみずら萌えです。特に青年の下げみずら姿は可愛くて良い。不評でなかなか描かせてもらえなかったとのことだが、残念だ。もっと見たかったよー。
ハテブやツイッター、増田2ちゃんねるでコメント下さった方ありがとう。せっかくだし嬉しかったので、いくつかのコメントにお返事します。
恐縮です。ありがとう。
自分のブログではこういう記事を出したことがないのでうまく書けるかわからなかったし、書いたとしてもこの記事だけ場違い感がぷんぷんして浮き上がってしまうだろうと考え増田にしました。悲しいことですが、BLも在日も荒れやすい話題ですから。
私は金蓮花の初期の作品が好きでここ7~8年の著作は読んでないのですが、作品だけじゃなくて作家自身も本当に興味深いなと思ってその動向は注目しています。ラノベ界でも稀な在日外国人であることを明かしている作家さんですよね。まして日本と関係が良好でない国を祖国に持つ人ですから、日本社会で生きる彼女自身、悲しみや自負心を含め複雑な感情はあったんじゃないかなと想像しています。日朝首脳会談が開かれ拉致問題が発覚した2002年、この年に発売された『伽椰琴打鈴』を最後に、彼女の著作の中で一番‘朝鮮’を押し出している銀葉亭茶話シリーズが発行されていないというのは、偶然かもしれないけれどなんとなく象徴的に見えたり……。
確かに文化が違う、価値観や倫理観が異なっている、と強く感じる点はいくつかありましたね。面白いなと好ましく思う相違もあれば、モヤモヤする思いを抱える相違もありました。私の場合、女性の描かれ方や女性の置かれた立場というのが結構気になりました。『蝶々姫綺譚』で、女性が子を成さずに死ぬのは罪である、罰として死後の世界で償わなければならないという設定には、儒教をベースにしたファンタジーだとこうなっちゃうのか、とびっくりしたなぁ。日本や日本よりフェミニズムの強い欧米発のファンタジーじゃそういう設定ってないでしょう。まぁ、当時の価値観を反映させた設定であることが良いという考えもあるとは思いますが、現代女性としてはファンタジーとはいえその世界の女性は生き辛そうだなという感じたのも事実でした。
ネットで読める作品もるし書店や図書館に置いてある作品もあります。個人的に、興味や関心の度合いが在日>BLという人よりは、BL>在日の人の方が楽しめるとは思いますが。
全然関係ないけど、最近アメリカのスラッシュが翻訳されて日本の書店の店頭に並び始めましたよね。日本語で海外スラッシュが読める日が来ようとは思わなかった。嬉しい。
皆さんがどなたをイメージしているのか興味あるなー。私は弱小ブログを書いてますが、Twitterはやっていないんですよ。
韓国人は日本人よりも情熱的、確かにそういうイメージありますよね。こんな記事書いといて言うのもなんですが、家族友人知人に韓国人や在日の人っていないんで実際そうなのかはよく知らないけれど。
確かに作品が面白ければ作家は関係ないというのは仰る通り。私も普段は書き手には興味がないんですが、今回は冒頭で書いた某サイトにはなんだか妙に感慨深くなってしまいまして。
創作の中のマイノリティ、本当に興味深いですよね。読み専なので創作の苦しみは知らないのですが、創作物にマイノリティを登場させる際書き手さんはやっぱり慎重になるんだろうなぁ。セクシュアル・マイノリティが登場するBLは殊にそういう姿勢を求められているジャンルですし。常に政治的に正しいお行儀のよいBLである必要はないと思うけれど、読者が引くような差別的な描写が垂れ流しにされてるBLは読みたくないと思います。私はまだガチでがっつり民族問題を盛り込んだBLというのは読んだことがありません。今後もそんな作品は出ないんじゃないかなと思うし、たとえ出版されたとしても読みたいとは思わないかも、と考えています。娯楽作品には悲惨な差別とか貧困とかの要素は求めていない性質で、どちらかというとイチャイチャ、ドキドキ、ワクワク、エロエロ、アマアマ、ラブラブって感じのノリの方が好きなんですよ。なのでフレーバー的な登場のさせ方や特筆されるような描写がなくても私はOKなんですが、作家がまったくその問題の背景に無知ではキャラクターの魅力的な属性にはできないわけですしね。作家は10調べたことのうち1を書く(100調べたことのうち1を書く、だったかもしれない)と聞いたことがあります。BLを愛する者の一人として、そういうBL作家さんが今まで以上にたくさん出てくれるといいなぁと願っています。
とある同期の女性Aが、同期の飲み会で集まると必ず、「一部の人にしか伝わらない話」をする。たわいもない内容で、単に「登場人物に知らない人がいる」「知らない土地が出てくる」、前の話題に係るちょっとしたエピソードだったりするのだが、わたしはそれが我慢ならない。
なぜ我慢ならないのかというと、彼女がそういう話を、解説ナシで終えようとするからである。わたしは彼女と距離を近しくしていたので、何の話かわかることのほうが多く、さらには同意を求められたりするのだが、こちらは同意もそこそこに、会話からなんとなく遠ざかってしまい、目の前の食事をぼんやりみつめはじめた他の同期たちに解説をしてしまう。めんどくせー。わたしもチヂミ食べたいよ。
これは何も飲み会に限ったことではなく、3人いればもう始まってしまう。「この前行った店の…」その店はわたしと彼女で行ったのだ。つづきが、「パスタがおいしかったんだよー。オススメ!由美ちゃんも今度行こうよ/由美ちゃんも最近どこか新しいお店みつけた?」など、第三者・由美ちゃんを取り込んで進めるなら全然問題ない。だが、Aはそうしない。「この前行った店のパスタもおいしかったよね(わたしを見て笑うのみ)。」こうなったら由美ちゃんのツッコミ(いつ行ったの?/どこのお店?/だれと行ったの?)待ちとしか思えないんだが、そうじゃなかった。いちど解説もせず、由美ちゃんも突っ込まずで話題が流れても、Aは発言しただけで満足なようすであった。なんなん。
思うにAにとっては他人と何かを共有していた、という過去の体験がすごく重要なんだろう。ちょっとした思い出を積み重ねて、発言して確認する。前述のような、なんでもないエピソードならいいが(わたしがいやなだけで)、「当事者にとっては秘密にしておきたいことまで、人前でしゃべってしまう」ということも起こっている。これはあちこちで反感をかっているようだ。プライベートなできごとは、本人の口から語られるのを待つべきだという感覚、
そこまでいかなくても「察してあげる」感覚というのは、当たり前に誰もが持っていると思っていたので、面食らった。
Aは中学時代、学校に馴染めず、ほぼ登校拒否のような感じだったらしい。思春期の女の子達は「秘密」に敏感だ。その時期に揉まれていないから今になっても利害関係がシュミュレートできないのかもなあ、などと想像してしまう。
とはいえわたしも、小学校・中学校ではたびたび仲間はずれにされて、やるせない気持ちを味わった。それが未だに、クスクスウフフの視線でかわされるやりとりに憤る原因なのかもしれない。
http://anond.hatelabo.jp/20090416205054
こんにちは~!
のほほんと在日です!
民族学校のことはほんとに何にも知らなかったので、いろいろ知ることができてよかったです。
私は家族以外に在日の知り合いがいないゆえ、在日のスタンスって自分の環境と似たり寄ったりだと思っていたんですよ。
たぶん、ことの始まりはid:F1977さんのはてダエントリーだと思うのですが、そこへ大元の増田さんのエントリーとそれに関連したエントリー。
たくさんの思いや考えがあって勉強になりますね~
私も目から鱗ボロンボロンです。
実家はわりと半島式で、家長は絶対、長男大事、チェサをして、年末はチヂミを焼き、正月は親戚が集まってトックを食べる、という家庭だったんです。
日本人と結婚したことで「え、あれって半島式だったのか…」って初めてわかることもあるくらい。
だから、ハングルは話せないけれども、自分は朝鮮民族だって認識してたんですよね。
でも、最初にも書きましたが、韓国の人と在日にこれほどの温度差があるのなら、
在日は在日コリアンという1つの新しい文化として存在していくしかないなと思ったりしたこともありました。
ここ数日の増田エントリーを読んで、在日もまた枝分かれしているようですし、
在日コリアンとしての文化もなかなか定着しないのかもな~なんて思っている次第です。
在日の増田エントリーだけでもいろんな人がいるじゃないですか。
スポーツ界でも、本名で帰化して日本代表になったサッカーの李忠成選手。
日本ハムの森本ヒチョリ選手も名前はハングルですね(ハーフみたいですが)。
それぞれの想いがあって(あるいはないかもしれないけど)、それぞれが選択した道なんだろうなぁ。
私は裏社会のことも聞きかじりくらいしか知らないし、
私の考えなんて甘いったらないです。
一世のハラボジ、ハルモニ、二世の両親世代のつらい思いや経験を無視してるわけではないし、
北朝鮮にいる消息不明のおじさんや会ったこともないイトコのことを考えると複雑だ。
のほほんとしてていいわけない。
だからここ数日の増田エントリーを読むことでグラグラ揺れる部分があって、それで自分もエントリーしたわけなんですが。
時代が変わったこともあって、三世以降の在日が様々に枝分かれしていくんだろうなとつくづく思った1週間でした。
乱文ですんまそん。