はてなキーワード: 年代とは
何だかんだ言ってオラついた男が好きな女が一定数いるのは否定しないけど
「チンピラヤクザみたいなお笑い芸人」についても島田紳助司会のクイズヘキサゴンが大人気で最高視聴率を叩き出したのが2008年のこと、
めちゃイケで武田真治がサックスを破壊されたり加藤が狂犬と呼ばれて共演者をジャイアントスイングしてたのも2008年あたり
もう15~18年前の話になる、女子中高生が生まれる前の過去のブーム
今のお笑い界は時代が移り変わり「大陰キャ時代が到来している」と指摘する人もいるくらい陰の勢力が強い
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/entertainment/entry/2023/027477.html
年代 | 男性 | 女性 | 感想 |
10代 | 4% | 4% | おれって異端? |
20代 | 22% | 30% | うごメモ(DS、3DS)の生き残り。20代の設定の創作が増えそう |
30代⭐️ | 38% | 36% | 最多ユーザー。blogといえば “はてな” 、エンジニアといえば “はてな” を知る世代・作った世代 |
40代 | 27% | 21% | blogといえばエンジニアといえば “はてな” を作った世代 |
50代以上 | 9% | 9% | 40代と同じく作った世代だけど意外と少ない。盛っていないガチでおハイソな方々が多いイメージ |
その辺どこにでもいそうな六、七十代のオッサンが洗面台の鏡のぞきこんでタメ息ついて、やっぱり同年代の奥さんていうかどこにでもいそうなオバチャンに、「母さん、ワシはハゲてきたので整形しようとおもう、ショーン・コネリーみたいな薄毛でもハンサムな顔に」つって奥さんは呆れ顔してるような内容だった
「やっぱ日清ってテレビのCM枠の事を高級ニコニコ動画だと思ってるよな」オタク向けのネットネタをCMに使う日清の広報の例えが言い得て妙
https://togetter.com/li/2190021
っていうまとめが上がってたけどよ。
tiktokで「ニコニコ画質」ってタグで検索すると0年代の懐かしい低画質の代表みたいな感じの動画がならんでる。
https://note.com/beefkosogod/n/n0a6b8062065f
なお、現在最新資料(2023年3月期 第3四半期)では10代利用率は4.4%です。この傾向が変わらない場合、2023年12月末集計で10代ユーザーの割合が4%を下回ります。
自分も動画や生放送を視聴しているのが、上位に出てくるのがとても若者向けとは思えないラインナップなんだよな。10年間ずっと擦られ続ける淫夢や東方、初音ミク、あと他サイトの切り抜き。
これらは動画だが、生放送も40代の配信者と弱者男性から狙いのウェザーニューズみたいな感じの配信が中心になっている。
おとわっか以降めぼしいムーヴもないし、新しいコンテンツがない感じのサイトになってる。
あと、超会議にも今年行ったんだが、チケットが値上がりして2日で9千円という価格になっていて若者向けの価格設定とは思えない。
年齢層もそれに比例して高めで若者はチラホラとしかいなかった。そんな中初音ミクの痛車が並んでおり、俺たちの世代が入るであろう老人ホームみたいな雰囲気をすごい感じる。
俺は弱者男性だと言いながら、同年代の女はBBAだからと切り捨てたりアイドルの女の子をブス呼ばわりしてたりする
この増田(https://anond.hatelabo.jp/20230718231526#)がいちばん誠実
①バイトする
②契約社員になる
③正社員になる
経験した上で特に大事だと思ったのは、社会から見た自分の能力や価値を理解して「多くを望まないこと」です。
ちなみにネットの求人は必然的に競争率が高くなるのでハロワで探しました。ハロワ以外でとおっしゃってますが、求人調べる場所としてはなかなかありです。というのも、能力無視して雇ってくれる競争率の低いブラック企業が充実しているので自分達にあっています。(ハロワの人は受けたいと言うと「あなたの経歴だと、うーん、、」などと難色を示しますが、応募するのは自由なので受けてみるといいです。「びっくりするぐらい応募がなくてとりあえず人がほしい」とか会社側のタイミングにより意外といけます)
余談ですが、まだ人生は終わらないので機会があれば転職しようかと考えています。同年代より低くて、今より少しだけいい環境に。
ただ、最初の就職でも、給与安いけど、無茶振りしなくて、ちゃんと育てる気があって、120日以上休める企業に職歴がアレでも受かることはあるので、
ブラック以外も応募はするだけしといたほうがいいぞ
大企業とかは障害者雇用でもないと難しいが、中規模企業までだとオーナーや採用担当者や部門・チームの責任者の一存で決めれるので
本文読んでます。
自分はこの条件と同じ立場でした(無能のレベルが同じかはわかりませんが)。なんなら「ハロワ以外で」という考えもです。
あなたのおっしゃる「3ステップを順調に歩むのが難しいスタートライン」にいた自分でも少しずつ幅を広げながら給与や休暇数など選ばなければ仕事を見つけられた、という体験談でした。
ちなみに「順調」とはどの程度のことをいってるかわかりませんが、ちゃんと落ちつづけたり職場でバカにされたりなどそれなりに面白くない出来事はありました。社会ではどうしても相対評価なものですから、同年代の順当に歩んできた人と比べて自分の価値が低くみられても特に不満はなかったこと、またそこを元増田に伝える必要がないと思い省いています。
よければ以上を踏まえて解釈していただけると嬉しいです。
元無職です。
①バイトする
②契約社員になる
③正社員になる
経験した上で特に大事だと思ったのは、社会から見た自分の能力や価値を理解して「多くを望まないこと」です。
周りをみると同い年でたくさん稼いで自由な暮らしをしている人は多いですが、自分のだらだらと費やしてきた時間や努力しなかった日々を考えれば肩を並べられないのは当たり前です。
理想より給料が安くて労働環境もそんなによくない職場を目指すのがひとまずのゴール地点だと思います。
まずは社会の人間たちと関わる状態を作ろうとバイトをはじめました。応募するまでに時間がかかりました。恥ずかしさや緊張もありましたが、働き始めてあわなかったらどうしようとか、年下ばっかりではぶられたらどうしようとかそういう不安があったからです。ですが、毎日毎日考えていたら急にどうでもよくなってサクッと応募できました。人間はよくわかりませんね。
普通に落とされつつ受かったところで働きました。久しぶりのバイトはめんどくさかったですが、人間との関わりを学んだり思い出したりしながら働く空気感を覚えられたのはよかったです。
ある程度続けたら、小さな会社の契約社員を探し応募しました。このときフルタイムかつ固定給という制度に慣れることを目標に、とりあえず自分を雇ってくれそうかどうかだけで選びました。
ちなみにネットの求人は必然的に競争率が高くなるのでハロワで探しました。ハロワ以外でとおっしゃってますが、求人調べる場所としてはなかなかありです。というのも、能力無視して雇ってくれる競争率の低いブラック企業が充実しているので自分達にあっています。(ハロワの人は受けたいと言うと「あなたの経歴だと、うーん、、」などと難色を示しますが、応募するのは自由なので受けてみるといいです。「びっくりするぐらい応募がなくてとりあえず人がほしい」とか会社側のタイミングにより意外といけます)
無事受かりましたが未経験歓迎!とうたっている給与も低く休みも少ないお察し企業です。しかし言われた時間会社にいれば固定給が入るというだけでありがたく、とりあえず働き続けました。
ある程度続けてから正社員の求人を見始めました。前回同様にハロワです。社員と名の付く雇用形態で働いたお陰か、少しだけ自信がついていました。そんなこんなで少しだけ休みと給与が増えるかたちで正社員になりました。ここもまあまあブラックですし、同年代に比べるとお値打ちな人材として雇われています。思い描いてた未来とは言えないですが、自分のツケかなとある程度納得して生きています。
余談ですが、まだ人生は終わらないので機会があれば転職しようかと考えています。同年代より低くて、今より少しだけいい環境に。
以上が私の正社員までの道のりです。参考にならないと思いますが読んでくれていたらありがとうございます。あなたの人生に幸あらんことを。
楽しく生きている人や、そうでもないけどズルズル生きている人は悲しいとか勿体ないとかみっともないとか言うのかもしれない。
おれは覚悟決まっててかっこいいじゃんと思った。死にたいなーとか考えてると楽にはなるけど、いざ死のうと思えば中々踏ん切りがつかないし、未来には志向しない。だから生きてる限りは時間の無駄だと思って、そういう事考えるのはやめた。
でもやっぱ生きる実感や心の奥底からの納得って自分から探さないと中々得られないし、それってとてもめんどくさいし、やりたくない事も多少はやらないと好きな事はできないし、じゃあやっぱり死んだ方がいいじゃんとかつい思っちゃう。
で、死ぬならやっぱり若い内がカッコいいと思う。若さってそれだけでなんか美しいし。
年取った人間はそういう考えから離れるのだろうけど、それはなにも正しいことを理解したからじゃなくて、ただ若い人間の考えから年老いた人間の考えに変わっただけだと思う。そう思わざるを得ないというか。
美しいと思える事をそう思える内に死んで切り上げてしまったら、それって綺麗な完結だと思うし。
そりゃ若い内にしかできないことってあるだろうし、それを試してから死ぬのも悪くはないかもしれないけど、そんな元気ないかもしれないし。
不登校な上に精神の不調の線引きにこだわっていた彼はこんなふわっとした人生論みたいなのじゃなくて、もっと切実な辛さに駆られたのかもしれないけど。それか衝動的なものかも分からん。
でも彼は人間の内面に触れるカルチャーとかに割と関心があったように見えたし、そういう考えもちょっとはあったのかな。
死んだ彼はカッコいいというか綺麗な生き方、というか死に方だなと思った。そりゃやりたいことやって満足に生きてる人よりは羨ましくないけど、ただ死んでないだけでズルズル生きてるだけの人よりは人間らしいなって思った。
人が生きるったって、本当に息吸って吐いて飯食って寝るだけじゃ石ころと変わらないと思うし。その心で何をするかが大事な気がするし、心が死にたいと思ったならそれはボーッと生きるより良い生き方なんじゃないかなって思った。
でもちゃんと高校に通って同年代と喋って、抽象的な苦しみの正体に辿り着く余裕もなく過ごしてれば死ぬこともなかったかな。
ネットのヒネたオタク達に囲まれて、そのノリに迎合して、ちょっと歳上の人間に混じって大人になったような気分にならなければ。これは邪推かな。
でもそういうのっていい生き方なのかな。分からんね。そもそも正解がないし。
彼の発信する言葉をもう見られないのはちょっと寂しい。ちょっとの事が違った別の世界線の自分を見てるような気になって、なんかシンパシーを感じた。一回り若い子が自分のコミュニティ近辺にいた物珍しさもあったし。
家族とかは多分悲しんだろうし、同じく悲しむオタクもいればワロタって感じのオタクもいたけど、おれはかっこいい生き方だよと思いました。
死ぬよりも辛い事なんて無いだろみたいな考えの人間の気持ちは分かんねーな。
死に対する想像力の欠如だ、なんて言えばもっともらしいけど。いくら自殺未遂した所で死んではいねーしな。でも死ぬったってちょっと痛そうな、覚めない睡眠以上のものでも以下でもないだろ。
本人にとってはそれだけの事でも周りは悲しむとか迷惑になるとか、そんな話はどうだっていいだろって感じだな。だって死ぬんだし。
しんどいですね。、親年代は親年代の流儀と価値観とがあり、よそと比べてうちは(子供に)良くしてやっているほう、みたいな感情なのかな。感謝強要もあるあるです。
不器用で愛情表現が下手な方もあるかと思います。あの時、こうしていたら、とあとから後悔しないようにしてください。
マチアプ・婚活で女を求めるということはつまり20代の女を求めてるの。
そこで「なんで同年代の30代40代の女性に声をかけないんですか?」とか言っても質問になってないの。
先月ソープ行ったらビジュアルも接客も優秀かつ23歳新社会人の昼職だけだと儲からないんで夜もちょっとだけ働いてますという良い感じに素人感あって超絶当たりの子でさ、普通ならこんな女とヤれるってだけでチンコギンギンになりそうなもんなのに何故か勃たなかったんだよ。
正直久しぶりのソープってこともあったし緊張してたかもしんないんだけどさ、あれー?と思って、ちょっとあとにチャイナエステ行ってタイ人の同年代のちょっと愛嬌のあるおばちゃん的な女相手にしてたらめっちゃ勃ったんだよ。おばちゃんガチイキしてて事後に超いい笑顔で俺のチンコを触りつつ「日本に来てから味わったチンコではナンバーワン(意訳)」とかわざわざ翻訳ソフト使って褒めてくれたんだよ。まあそれはいいんだけど。
そんときは、やっぱ久々ソープで緊張してたのかな、あの日は仕事で疲れてたしそのせいかな、とか漠然と思ってたんだよ。
またしばらくして、勃たなかったリベンジに同じ子指名してソープ行ったんだよ。顔出し完全不可かつ本人特定回避のためにプロフも必要最小限しか掲載してないもんだから、レベルの割に意外と予約で埋まらなくてけっこう普通に予約取れたんだよね。
そんで色々話して連絡先も交換して、とやってたら、まあだいたい身の上話でも嘘部分とそうでない部分とかわかるし、その子の話したとある内容が、その子的には不運と言うか一般的には可哀想な話だったんだが、その話を聞いた後に俺の俺が有頂天フル勃起したのよ。
前回は勃たなかったらから挿入ナシで、その子相手には初挿入だったわけだが、まービックリするくらいガチイキしていただいたし、その子からめっちゃ褒められて「最後イクの急がせちゃったし、時間気になるならお店の外で会っても良いですよ。お店なら3万で80分だけど、お兄さんなら3万で特別に3時間でいいや」とか誘われるくらいには俺の俺が頑張ったのだが、いや「あんまそういう誘いはしちゃダメだぜ。お店の人にバレたらクビになるよ」と注意しつつまあ約束もしたんだが、事後、帰り道、俺は考えた。
今日もそれなりに緊張していたはずだ。前回勃たなかったプレッシャーは正直あった。また体調その他は前回とさして変わらなかったはずである。では、勃たなかった俺と勃った俺の違いは何なのだろうか。
結論はすぐに出た。前回の俺は気圧されていたのだ。某女優にマジで似てるEカップ美乳なスレンダー美女、しかも自分より約20歳年下という、ソープに行ってるしがないオッサンの俺と比べて性的魅力と言う意味ではまったく勝負にならない女に、俺は気圧されていた。
しかし身の上話を聞く中で知ってしまったとある個人情報の可哀想さに、俺は同情し優越感を覚えつつ見下していたのだ。
「なーんだ、そんなんだったら俺がチンコ挿入したっていいんじゃん」
と思ってしまったのだ。
お母ちゃん、俺、風俗行ってる時点で褒められた人間じゃないことは重々承知してたけど、自分で思ってたよりも遥かにゲスい奴だったよ。
Q
「味あわせる」「味わわせる」のどちらが正しいのでしょうか。
A
https://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/20160601_3.html
ただし、「味あわせる」という形も、実際にはよく使われています。
ウェブ上でおこなったアンケートでは、年代差や男女差はあるものの、
全体としては「味わわせる」よりも「味あわせる」のほうを支持する意見のほうが、やや多くなっていました。
なんだってさ。
ファミレスやカフェなどお金が掛からない所でだけ会って話すことにして、それ以外の趣味や娯楽では別の友人を誘う。
中学生でも「ファミチキ食べていこうよ」くらいの支出はあるので、そのぐらいのものさえ難色を示されるなら疎遠になる。 大人vs大人として友人で居続けるのは難しいなと。
ものの喩えで「IQがが20違うと会話が成り立たない」と言われるのと似て、収入や経済感覚も、サービスや商品への価値観も、社会的な関心の方向や度合いなどがあまりに違うと円滑な関係を持続するのは難しいと思いますよ。
卑しいと感じる相手に対しても、開いた口が塞がらないと感じる相手に対しても私は尊重することは出来ないので、そう感じ始めたら関係はもう終わりだろう。付き合い始めたばかりの恋人にそういう姿が見えた時に終わるのも同じだ。
多かれ少なかれ「損得勘定」は誰にでもあるだろうとも思いますが、世間一般に「損得勘定で考える人」と呼ばれる人は「自分が損をしないことに心血を注ぐ人」の意味で使われている。
その人が一体、収入のうち小遣いを何にいくら使っているのかは気になる所ではありますが、何に使おうが自由なので、「お金を払ってより楽しい体験を得よう、共有しよう」という価値を共有できないと判断するしか無いのだろう。
子供を養う感覚で付き合いを続けるのも、自然に連絡を断って疎遠になるのも、はっきり伝えて別れるのもいいだろう。
はっきり伝えれば心を入れ替える可能性もゼロではなく、子供じみた不快な反論を受ける可能性もゼロではないので、自身で検討してみるべし。
何かやりたくなるのはその年代特有の現象ではあるけど、鬱病を再発させないことが一番重要な気もする。留学も博士もスタートアップも起業も、ごりごりメンタル削る系だけど大丈夫か?
ずっとみていた同年代の日韓カップルのYouTuberが妊娠した
まだ同棲段階してるから、プロポーズ、入籍、挙式、転居、生活とか親族との交流とかも日常目線というかあえて特に説明とかもなくてここではこういう感じ〜と流してるのとかが普通の生活っぽくて好きだったし、韓国の流行の飲食店やマーケットの紹介も楽しかったし、突然出演させられる親戚の思春期真っ盛りの男の子のリアルさとかもすごく楽しかった
一度そういえば彼らの子供の話はでないけど、あえてしてないのか本人たちの意識の外なのかなと流してた
でも子供に言及する人が多かったみたいで、自分たちのプランがあるので…という説明動画まで出させてて、そこまでの干渉はしない方が良いと思ってた自分も、心の中では気になってたんだな…とはっきりわかった
2人を追いかけてきたけど、3人の家族になる人たちを追いかけるのはなんか違うな、と思った
好きなアイドルが、グループを離脱して、ソロ活始める時に自分もそちらについていけるか行かないか、みたいな感じなのかな
きらいになった訳ではないけど、そっちに進むあなたにこれまで通りついていける自信がない
でもそれは実際の家族親族友人から向けられるのが本物の感情なのかもな、とも思った
それだけです
安産に有名な神社が近くにあるから、もしお参り中に思い出すことがあったら母子ともの健康をお祈りしますね。素敵なマタニティライフを送って、家族仲良くつつがなく過ごしてくださいね
君たちはどう生きるか、をみた。
自分はジブリファンではないので、物語の先にある「モデル」や「元ネタ」までは考えが及ばないのだが、
「こんなお話だと解釈したぞ〜」ってのを書きたい!(ネタバレあり)
「ライフステージ転換期の、戸惑いと受容を描いたお話」だと思った。
転換期の渦中、心や体の変化に戸惑いを抱える者たちが神隠しにあった〜みたいな。
キリコに関しては、次のステージに引き上げてくれるキャラに感じた。
ちょっと悪知恵をくれる先輩だったり、手助けしてくれる産婆さんみたいな(実際物語では船頭や見守り役に徹するし)。
だけど眞人はこの先の人生に興味がなさそうで、疎開先の学校も嫌、新しいお母さんも嫌、
気持ちはこれから先の「生」よりも、死んでしまったお母さん、つまり「過去」に向いている。
しかし体や心は先へ先へと成長していて、ナツコや父親の「性」に触れて戸惑い、怒りを感じている。
塔への侵入が失敗に終わった後の眞人の声の低さに驚いた。
2次成長の強調を感じて、眞人は少年→青年になりかけている状態なんだなと思った。
初期、アオサギヘ異常な攻撃性を持って接しているのも思春期のあまりあるパワーを感じたw
自傷行為は、クラスメイトへの嫌がらせではなく「こんな環境に送り込んだ父親」を責めたい面もありそう。
「自分が拒否しているんじゃない、周りが自分を拒否しているんだ」という状態を作り出したい、
社会への拒絶を相手のせいにしたい…という受け身な心の表現のように思えた。
アオサギはそんな「社会的死を望む眞人の心の表れ、葛藤」なのかなと。
成長なんかしないでずっと自分の中にいたい!ずっと子供でいたい!みたいな願い。
異世界に行ったのもの「ナツコを取り返しにいくぞ〜!」みたいなモチベがあったわけではなく、
ただただお母さんに会うために、流されるままにいった印象。
なんなら「お母さん=過去」に向かって、成長したくない〜〜みたいな思いも抱えながら向かっている感じ。
同様に、ナツコもつわりに苦しみ、出産が怖かった。いきなりできた息子(眞人)が怖かった。
言われなきゃ妊娠中なんてわからない、母親感のない妖艶なお姉さんビジュ。
そんな、変化が怖い!変わりたくない!状態の眞人とナツコが、同じく殻に閉じこもった大叔父に導かれて異世界へ行ったのかな〜というのが物語の始まりの捉え方。
ヒミとの出会いは、「自分の中の母親像に別の面を見つける」という体験だったんじゃないかなあ。
母親が元少女だったことを知る、そして少女が母親になるということのヒミツを知るというか。
産屋に入る=禁忌を犯す…というのは、「性行為」を知る?とかなんじゃないかなと。
(ナツコとヤったとか、ナツコで抜いたとかじゃなく、どうやったら子供ができるか知っちゃう…みたいな)
ヒミ/ヒサコ、ナツコ、眞人は性行為を知っているから楽園から追い出される…みたいな見方もできるのかなあ。大叔父はそれを知ることを拒んだからずっと楽園にいる。
血の表現の多さや、おどろおどろしいジャムパンは処女性の喪失のようにも思えたし、ジャムとパンはキリスト教で言うワイン(血)とパン(肉)にも思えた。
(あの食事シーンでキリストとの契約=人類を繁栄させ続けることを約束させられたのかな?とも思ったり。)
精子っぽい表現の多用、「命を奪う、頂く」「命が死ぬ、命をつくる」みたいなモチーフも多くて、全体的に「命の受け継ぎ」が描かれてる感じがした。
ワラワラの邪魔をする老ペリカンたちは、戦争によって死んでしまった人や今で言う氷河期世代なんかの
「そう生きざるをえなかった人々=命を繋げなかった人々」なのかなあとも思えて、
その選択や悲しみを否定する気にはならず、敵キャラだとは思わなかった。
このへんは私が出産適齢期を過ぎつつある未婚女性だからそう感じ取ったのかも。
そしてこれだけ性的な印象を感じておきながら、物語全体を通して「子を産め」というメッセージだとは思わなかった。
というか、大叔父の世界で作り出されるワラワラたち=精子たち?は…なんか受精しなさそうな感じがするw
殺生もせず、無垢なもの(加害意識を持たざるもの)の精子の放出は、オナニーなんでないかい…?と。。
ナツコが「あんたなんて大嫌い」みたいに言うのは、眞人だけに向けられた言葉じゃなくて
子供を産み育てることへの恐怖、与えられる存在から「与える・守る存在」に変わらなければならない、母になることへの恐怖の表現なんじゃないかなと。
眞人が「お母さん」と呼びかけることでやや柔和な表情に変わるのは、眞人への好意ではなくて覚悟が決まったような、我を取り戻したような感じがした。
あのシーンでナツコは母になる覚悟、眞人は大人になる覚悟(母親の死を受け入れ新しい母親を受け入れる、実社会と向き合う覚悟)が決まった感じ。
そういう意味ではこの物語は神隠しではなくて、「ナツコの出産」の寓意でもあるのかな?
13個の石の積み木が駿の作品数を意味しているとは思いもしなかった〜!(というかそんな知識なかった!)
英語で12まではeleven…twelve…て数えるけど、13からはteenで数え始めるので、そういうキッズとティーンの境目に留まる…みたいな意味なのかなと思って見てた。
大叔父はキッズにしがみついて、1から13まで積み続けるが13を超えられない(13個詰むとバランスが崩れてしまう)
眞人にとってのアオサギは、大叔父にとってのインコ大王なんじゃないかな。大叔父は、インコ大王と共に自分の楽園に閉じこもることを決めた。
眞人はアオサギを説得し、社会と向き合うことを決めた。13よりその先の世界を作っていくことを決めた。
(この異世界が聖書の楽園だとしたら、キリコは蛇の側面もあるのかな…)
大叔父もけして悪役とは思えなかった。
本をたくさん読んで知識と理想の社会への願いはたくさんあったんだろう。だけど実社会で石を積むことを選ばず、自分の楽園を"理想の世界"にすることを選んだ。
大叔父は眞人を楽園に閉じ込めようなんて思ってなくて、世界へ送り出すことを心から喜び、希望を託しているように思えた。
このシーン、これが駿からのメッセージなんだろうなと思って見ていた。
自分の理想や知識や教養を大切に、でも自分の中だけでもなく、血縁でもなく、半径5mでもない、外の世界と折り合いつけて"よく生きてくれ"みたいな。
いつまでも誰かの作品や誰かに庇護される世界に留まっているなよ〜みたいな。
私たちはみんな14個目のブロックを渡されていて、この世界をよくするためにそれを投じる責任がある。そんなことを思った。
神隠しのような、蘇りのような、胎内回りのような鑑賞体験を通して自分が感じたのは「やだ〜〜思春期追体験みたい〜〜〜」という感想。
アオサギが言ったように、私たちはじきにこの感情を忘れてしまう。
成長と共に、私たちの世界への意志(理想や希望や野望)はどんどん弱まってしまう。だけどカケラぐらいはみんな持っている。
自分が忘れても、キリコ(私たちの思春期を見守っていてくれた少し上の先輩)はうっすらとその青い時代を覚えていてくれる。
この社会の暖かさと、この社会を大人として生きていく自分の責任…みたいなものを感じらせられて、鑑賞後はなんだかじんわりと涙目になってしまったのだった。
アッ…そういえばこの映画には「おわり」がなかった。たぶん。
監督から後世を生きるわたしたちに対して「社会と関わること」「命を紡ぐこと」「ものをつくること」のバトンを受け渡されてるような気がして、
この世界はおわらない、つづいてく…さぁ、君たちはどう生きるか?みたいなメッセージを感じた。(タイトルのまんまァ!!)
この映画難しいなって思ったのは、小さな感情の動きやメタファーっぽいものがバラ撒かれていて、
それらが調理されて最終的にハンバーグやらカレーになって出されるでもなく、そのまま終わるところ。
見る人は、物語のカケラを自分なりに取捨選択して、頭のなかでそれぞれのストーリーに調理しなければいけない。
それゆえ、ジブリや駿ファンはそれを彼らの社史や人生だと捉えるし、そうでない人は何か別のものに捉えるのかも。
(当然"カケラ"だけ渡されるわけなので「なんのストーリーもなかった…なにこれ?」となるのも当たり前。)
私は出産適齢期を過ぎつつある未婚女性なので、どうしてもカケラの拾い方や積み方にクセがあると思う。
でもそういう、「見る人によって様々なミスリードが生まれる=見る人の中にいろんなストーリーが生まれる作品」って本当に面白いと思うんだよね。
結局この映画が見せているのは映画ではなく、自分自身のような気がする。
私の勝手な解釈を読んでイラだった人もいるかもだけど、もしよかったら他の方が感じたストーリーも教えてほしい!
先人の皆さんたちの解説も楽しく読みました〜!!(ジブリいろいろ未視聴なのでほ〜そう読み取ると確かにおもろ〜と勉強になった…
https://anond.hatelabo.jp/20230714205336