はてなキーワード: 姉弟とは
2「ベルモット 編」anond:20180518002613
キール編
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事件解決の流れで偶然にもアナウンサーの水無玲奈が組織の一員「キール」だと分かる。
議員の暗殺計画に関与していたが、コナンとジョディの阻止により失敗。
二度目の暗殺計画をFBIが追い詰めた途中、事故で水無は怪我を負い、FBI監視のもと入院することに。意識はなかなか戻らなかった。
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蘭のクラスに転校生「本堂瑛祐」がやってくる。毛利探偵のファンと名乗り小五郎に接触。後に姉を探していることが分かる。アナウンサーの水無と姉は瓜二つだが、水無はAB型。本堂はO型。姉から弟へ輸血したことがあったが、ABはOに輸血できないため、姉弟では無いと確信していた。本堂の身の上を探ったところ、彼の父はイーサン・本堂というCIA諜報員だったことが分かる。そして本堂は昔、白血病だったことが分かる。
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水無を探っていた組織の構成員「楠田陸道」を携帯電話作戦で炙り出したコナン。しかしFBIに追跡されたことで楠田は自殺した。その動きもあり組織は水無の入院場所を特定し、テロで病院を混乱させ水無を奪還しようとする。
本堂瑛祐も水無の居場所を特定。本人に問い詰めると、意識が無かったはずの水無が目を覚まし、真実を告げた。実の姉であること。瑛祐の血液型は骨髄移植でAB型になったこと。自身もCIAであること。父は自決したこと。
組織のキール奪還作戦は成功したが、それはコナンとFBI赤井秀一の思惑通りだった。
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FBIは水無に組織に戻り情報を流すように要求した。組織に戻った水無は信頼を得るため、ジンの目の前で赤井秀一を呼び出し殺害することを要求される。水無は赤井を「来葉峠(らいはとうげ)」に呼び出し、肺や頭を打ち抜き射殺。ジンとウォッカがそれを離れたところで確認した。その後車が爆発する。
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赤井は過去に黒の組織に潜入していた。宮野明美の前に「諸星大」として現れ、交際。妹の志保を介して組織に入り込み、ライというコードネームを与えられた。明美との交際は本気だったため、当時付き合っていたジョディとはその時に別れている。しかしFBIの同僚キャメルの失態で正体発覚。明美と志保を残し組織から逃げることになった。
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赤井は焼死体で発見される。赤井の指紋を照合するため、ジョディは赤井が前に触っていたコナンの携帯電話を提供した。
結果として、指紋は一致したのであった。
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超絶の強さの羽生竜王にも初期は谷川、同年代の村山、佐藤、森内、そして竜王をめぐり10以上年下の渡辺というライバルが多くいるように
藤井六段はたんに史上最年少棋士というだけで本来ラノベ主人公級なのに連勝記録、最年少棋戦優勝をうちたて
さらに人格者の師匠に、姉弟子は女王気質の強豪女流、妹弟子に一歳下の女流棋士を目指す美少女と主人公フラグが立ちまくっている
これに対抗するには「詰将棋意味ないです」発言で詰将棋王藤井とはレゾンデートルをかけた戦いを繰り広げる増田五段が第一候補で
29連勝をストップした「蒼い彗星」こと天然キャラの美青年佐々木勇気六段、特に特徴はないがとにかく強い佐々木大地四段
そこで今年プロになった長谷部四段はどうだろうか?まだ強さは全くわからんが
一方升田九段は多くの伝説のエピソードを残すと同時に現代の目でも斬新な戦法を指し
毎年の新手、新戦法に対し贈られる「升田賞」にその名を留めている
大山の系譜は行方八段、佐藤名人など何人もの名棋士を輩出し若手にもその系譜は複数人いる
ところが一方の升田は基本弟子を獲らなかったためプロ棋士になった弟子は唯一人あの桐谷七段だけなのだ
そこで長谷部四段だ
大師匠は今言った升田唯一の弟子にしてネタキャラ引退棋士、”優待生活の”桐谷さん、師匠は桐谷七段の弟子で棋界屈指のドルヲタ(現在は指原で有名hkt48ファン)大平六段
長谷部本人は升田将棋に憧れ、同世代では升田唯一の系譜のプロ棋士であり、プロ棋士不毛の地栃木から栃木棋界の期待を一身に棋界にはいるという
現代は系譜など関係ないと言うが、これだけ(藤井の師匠の)杉本七段にスポットがあたり板谷一門からタイトルをなどといっているのだから
長谷部四段が同年代で唯一の升田の系譜だというのは十分キャラになるだろう
ということでこの長谷部四段に注目したい
魔道の~~からなる三部作を読んだ。一巻にあたる系譜を読み終わったときはなんだか物足りない読書感だったけど、福音、矜持と進むにつれてどんどん面白くなっていったシリーズだった。続刊が楽しみ。
ファンタジーで差別問題を描く作品はあんまり読んだことがなかったので新鮮だった。恐怖は目を曇らすし、無知はおぞましい。鬱憤はいつか爆発するものだから、うまくガス抜きをしないとだめだよなあって思った。
系譜が残念だったのは、中盤以降に一回大きな山場があるんだけど、それ以降最終部まで盛り返さなかったところ。最強の魔術師が輝きを取り戻すのかと思っていたのにそうじゃなかったからうーんってなってしまった。
なによりも、重要そうな登場の仕方をしていたくせに、終盤にちょびっとだけ出て終わってしまった姉弟子の扱いがひどかった。
あそこで彼女に大きな活躍をさせるんじゃなく、師匠が徹底して精神的な支えになるところに女性作者っぽさみたいのを見てしまった。すごい偏見だけど。
だけどだけど、四巻以降では、彼女にも日の目が当たりそうなので一安心している。
福音から顕著だったけど、キャッチ―なキャラクターが登場するようになって、また文章もこなれてきた感があって面白さにつながっていたように思う。女性陣がみんな強いお方です。
見せ場の作り方も、二巻での現象的な正念場の描き方とか、三巻での地味なんだけど逼迫した状況とか、場面がどんどん具体的になっているためにぐいぐい引き込まれしまった。
一巻はそのてんふんわりしてたかな。状況が過酷なのは間違いないんだけど、なんだか上滑りしている感じだった。
主人公や仲間たちをめぐる環境は依然として厳しいままだけど、国外に魔術学校ができて、そこに人材が集まり、援助してくれる人も出てきて、小さな一歩だけれどひとつひとつ着実に前進しているのがいいと思う。
前提として、765、346、315、プロはすべて同じ世界に存在していてお互いに事務所の存在を認知していることにします。
なぜ、苦手なのか。
よく見かける意見と若干ズレるので個人的に短いながら書き綴りたい。
1.公式厨
まず、極論を言ってしまえば私は「公式で関わりのないキャラ」の二次創作が生理的に受け付けない。
他ジャンルにおいて、関わりのないキャラ同士のマイナーCPについても同様だ。
Jupiterや涼については、公式で言明もされておりなにより彼らのバックボーンは765がなくては生まれなかった。
Jupiterが765のキャラと関わることについては彼らにとっての大切な飛躍のきっかけであったわけなので越境とは捉えていない。二次創作で関わらせることについても嫌悪感もない。
2.それぞれのアイドルは都合よく置かれるオブジェクトではない
1でも言明したがことでもある。
私はきらりが大好きだ。とても大好きだ。
そして315の神速一魂の玄武が大好きだ。とても大好きだ。
この二人をあげ理由は越境NLでよく見かけるが個人的にはかなり納得がいかない。
きらりは背が大きいことにコンプレックスを抱いてはいるが、杏やPと合うことで大切な仲間を得た(恋愛感情を除くものとする)
これは杏やPとの出会い、仕事での活躍、それらのバックボーンによって生まれたきらりの自信やアイドルとしての輝いてく道筋があってこその尊さなのだ。
が、しかし。
そこにつけこむように都合よく
・きらりより大きい男の人ならきらりも女の子らしくよりみえるのでは?
・315プロにそういえば190超えがいるのでは?
・年齢も近いしこれはいける?
上記のようなあまりにも勝手なユーザーの想像による恋愛観をきらりや玄武を二次創作でつくられる。とてもではないが、耐えられない。
都合のいい設定のあるものを掛け合わせた感がとてもあるのだ。
龍と歌鈴についてもそうだ。
なんだかついてないドジっ子たち。というくくりでまとめられてしまう。
それぞれそういった思いで通じることもあるだろう。
しかし、公式で関わっていないのだ。どのように出会いどのように感情を抱くのか、そういった場面を想像するのは自由であるのは確かであるが(だからこその二次創作なのだろう)、本来キャラの根幹にある想いをねじ曲げているような可能性は無いのだろうか。
全部ひっくるめて、都合よく置かないでほしい。
リア充たちが男女が一緒にいると「つきあってんの?」「すきになっちゃえば?」というのをオタクは嫌っているのを私は知っている。
だが二次創作において越境を行う人達は同じ行為をしているのに気がついていない。
男と女、というだけで恋愛観に持っていくのはあまりにも稚拙である。
まったくもってその通りなのである。
公式で言明されていない、頭が固い、想像力がない言われてしまえばその通りだろう。だがしかし、受け入れられないものは受け入れられないのだ。
性的な描写のあるもの、恋愛感情要素の強いものなど当然耐えきれない。
しんげき、のような事務所内、ユニット内であれば私も楽しくほのぼのと見られる。
このライブの後もしかしたら感極まっちゃったのかな?泣いちゃったかな?もやもやした気持ちや乗り越えられたものはあったのかな?などの二次創作などはむしろ好物なのだ。
無理である。
無理である。
彼ら、彼女らは都合よくそこにある恋愛ゲームの素材ではないのだ。
4.余談
中の人が仲がいいから、中の人がこういっていたからというネタをキャラに持ち込まれるのも私はとても嫌悪している。(例、姉ヶ崎ロリコン問題)(内田姉弟キャラ越境)
理由は言わずもがななのだが、結局はキャラの根幹にないものを都合よく刷り込まれるからである。
楽しければいいじゃないか、という人達について思う。キャラがこうしているのを見るのが楽しい自分を押し付け てキャラ崩壊さているのは、それはキャラが好きなのではなく自分が見ている世界が楽しいだけなのだと気がついてほしい。
ライブでの中の人がまるでキャラになったような言葉を使うことについては?
→むしろ演者の人がそう感じてほしい、演者の人自身が演じている、と演者をとおしてキャラの思いが伝わればいい、と願っている限りその思いは大切に私は受け取る。
5.さいごに
彼ら、彼女らには仕事を通じて出会うことが今後展開として当然あるだろう。
その時はそっと公式を受け入れていこうと思う。
その時にもし、公式によって越境NLが実現したら、私は苦虫をかんだような顔をしながら公式を受け入れていくだろう。その時はその時なのだ。
https://anond.hatelabo.jp/20171226222422 の続き。
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上記の時点では大反省会(上)(下)未読で書いていたが、やっと入手できたので読んだ。
読み終えた第一声「本当に同人編は3巻くらいで終わらせるつもりだったんかい!?本当かよ!?」ってのが多分感想の8割くらいを占めてる。
じゃあ何であんな引っ張ったんだろうか?
ルカがいい子だから?と書いているけど、マジ?アニメ逆輸入とか各所への配慮とかではなくて?
もし本気だったなら、その選択が大きすぎる失敗だったと言わざるを得ない。
人気を維持するならば、間違いなく、カットしてしまった11月のイベント(学園祭とナギの誕生日)に全力を注ぐべきだった。
定番ネタは定番過ぎてマンネリと見られるけど、定番だから安心して読めるんだよ。
まあ畑センセが学園祭書いたらネギまの学園祭パロ(加えて現実的なイベント数的に)で3巻くらいかかってた気がするけど。
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あと公開時に一部で燃えてたらしい「マリアさんはハヤテの姉です。」って、これ下にある本文と矛盾してる。本文で「だから途中で姉弟という設定もなくなりましたねえ。」と言ってるのに、あとがきでは設定が生きてたように書かれてる。
結局どっち?
実際に綾崎父の不貞の子だったことが王玉で分かったときの話が本編で描かれたとしたら、マリア編とかいう位置づけになって数巻伸びてただろうけど。
それでも、新キャラどんどん出していくよりもそこはちゃんと回収していってほしかった。
どの時点でどのキャラ作ったかは結局あまり明かされてないけど、初期プロットにいなかったキャラがたくさんいたはず。その投入タイミングと立ち位置の調整が上手くいかなかったのかな?
それとも初期のマリアの人気のなさ→テコ入れでキャラ改変した結果、つながらなくなってカット?
ここはなんとか本編中で回収してほしかったな。
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各所に、大風呂敷を広げすぎて伏線回収に失敗して後悔している様子が見える。
姫神とか予定通りにしてとっとと出しておいたほうがよかったじゃん。
この辺は多分やっぱり「長かった」のが一番の問題だったんだとは思う。
10週打ち切り覚悟時点でも、あんなキャラ出す気だったのかと。
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そしてモニョったのが(上)ナギの絵側のページに書いてあること。
上の感想に書いたことはだいたいあってたけど、それまでのハヤテ中心の話を突然ナギの成長中心の話に切り替えたように読めてしまう。
方針転換に失敗した(上記を認識してついていける人が少なかった的な意味で)、ともとれるのかな?
ブクマしてくれたコメにあった「やりたいことを詰め込みすぎた」ともとれる。
…もしかして、ナギ中心の話にしたらラブコメ上手く作れなくなって、それでハヤテとルカの話を(ナギを主人公ポジとして維持しつつ)上手く進められず、その結果あんなに長引いたのではなかろうか?
どうやったって、ナギの成長を書くならナギが常に出張ってないといけない。
「ハヤテと○○(女の子)」のシーンの代わりに、「ナギと××(友人)」を出さなければならない。
そのうえで人気維持の要の一つである、ハヤテを中心としたラブコメを描かなければいけない。
こんなジレンマの中で毎週の話を作っていくのはすごく大変そう。
それが解消されたのがイクサ以降…なのかもしれない。
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(上)の扉コメントにある「でも漫画は生き物、変化し続ける。13年もやってればしょうがないのです。」と開き直るのはいいけれど、なんだかなー…。
全盛期にハマって、そのあとフェードアウトした身からすると、書いてあることの半分くらいが言い訳、もしくは明言できない大人の事情に見えてしまう悲しさ。
何故その展開に行けなかったのか?その時何をどう感じていて、どういう事情があって決断したのか?その辺の心理状態がほとんど書かれてなくて、「変わっちゃったんですよ~アハハ~」ってかるーく濁したのがとても残念で仕方ない。
あれだけ単行本でもプッシュしてたアニメについてほとんど触れてないし。別口でどっかで書いてるからカット?
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正直、新しい見方ができたところもあったけど、全体的には少しがっかりだった。下手すると読まなかったほうがよかったかも…。
それでも次の作品はまた別の作品になるはずなので、頑張って面白いマンガを描いてくださいな。アドなんちゃらも。
ただし、久米田作品みたいに舞台が違うだけでやってること同じ漫画を描くなら、多分同じ末路をたどるだろうから読まないと思うけどね。
おととい金曜から実家母が、肺炎で2週間の緊急入院してしまった。
最初はただの風邪かと思い耳鼻科へ行ったら、いつまでも熱が下がらず、たまたま通院予約を入れてた別のかかりつけ総合病院で、肺炎と診断されてそのまま入院、という流れ。
報せを聞いた金曜からずっと、自分んとこの家事や用事をこなしつつ、実家の家事と父の世話を、姉弟と相談して役割分担してたら、週末があっという間に終わってしまった。自分は実家の水回り家事担当として、明日から自宅仕事の合間に見舞いもしつつ、1-2日おきで実家の洗濯や掃除をすることになった。
実家の父は、自分では家のことを絶対に何もしない、やらない、全てを母に任せっきりの、昔気質の典型的な昭和偏屈男で、母の作った料理しか食べない、でも母が倒れても看病すら一切しない、定期的に服用しないといけない薬は全部母に管理させている……といった具合で、むしろ入院中の母の世話よりも、家でテレビを鳴らしてる置物化した父の世話のほうが壮絶で大変そうだ。おまけにいま、我が家は全員風邪気味ぽくてヤバい。もうこれ以上倒れられない。これ書き終えたらハチミツ湯飲んで通院する。
母が倒れて寝込んでも「大丈夫か?」の一言もなかったという父のことを、もう面倒見なくてもいい、もし母がいなくなったら施設に入って、とすら思ってしまった。とはいえ、どちらも自分たち子どもら3人を育ててくれた大切な両親なので、しっかり役割分担して、母が戻ってきても家の中がめちゃくちゃになってると落胆しないように、これから2週間、母の退院後もしっかりサポートしたいと考えてる。
しかしこれ……一時的なものとはいえ、たとえば両親の介護を家庭&仕事を両立してる家のひとなどは、本当に想像以上の負担を抱えながら、壮絶な日常生活を送っているのか、と身をもって痛感してる。うちは実家も姉弟も近くで仲は良いので何とか乗り切れそうだが、実家が遠かったり兄弟間の仲が良くなかったり一人っ子のひとなどは、それぞれケースも異なりだいぶしんどそう。父的には、自分らの世話は子どもに全部面倒見てもらって当然、の考えはこんな事態になっても到底変わらないらしく、このたびよい反面教師となってくれた。
先のことなど正直わからんけども、どんな家族構成であっても、老後や万が一の自分のことは自分で面倒を見れるよう、今のうちから考え方やイメージプランだけでも漠然と持ってたほうが良さそうだよねーと。現場からは以上です。あと喉の痛みにはハチミツ湯、最高です。
1 弱者男性とは
1.1 機会不平等
1.2 経済性なし
1.3 利己的
2.1 利他性
2.2 姉弟愛
3.2 VS
4 お姉さんキャラの超越
4.1 姉弟愛の超越
5 まとめ
5.1 お姉さんキャラのススメ
機会平等の仕組みであるクラウドファンディングでさえそうなのだ。
機会は平等であってほしいと私たちは思っているが、機会は平等に与えられることは
何か違うような気がする。
自堕落な生活を送っているものに千載一遇がやってくるわけがないと思っているし、
そんな者にチャンスがやってくることこそ機会が不平等である証拠として私たちは受け取る。
それか自堕落な生活を送る者に何か人とは違うものを求め、実は機会を得るのに相応しい人物であることを見つけようとする。
弱者とは機会を得ることができない者であるが、それは弱者が弱者たるゆえなのだ。
機会を得ることができるような人生を送っておらず、また恵まれないていない、余裕もない。
弱者男性にとって機会とは他者が必ず勝手に取っていくものであり、恨みの対象である。
現代においては、お金がないことが弱者を象徴するものではなくなった。
人とのつながりがあれば、支援者を見つけることもできるだろう。
お金という物に縛られている弱者男性は、容易に操られてしまう。
操られた結果は悲惨であり、お金の存在は弱者男性にとって恐怖対象である。
その日のお金を稼ぐことに人を蹴落とし、自分が恵まれていない状況を短期的に打破しようとする。
弱者男性にとって利己的は合理化されているが、常に利己的に振舞うことはできない。
なぜなら人を蹴落とす際に逆にやられてしまうのは弱者側だからである。
そして利己的であることを拒絶される世界において、利己的であることを合理化してくれる他者を求める。
弱者男性にとってお姉さんキャラとは、利己的である弱者男性を包んでくれ、
(本来はお姉さんキャラが得たものである)機会を与えてくれるものであり、お金という恐怖を跳ね除けてくれる存在である。
弟はその庇護を受けるか、また跳ね除ける。
その利他性は無条件の愛に近い。
弱者男性を弟のように庇護してくれるのはお姉さんキャラだけである。
ツンデレキャラに好かれる男性とは、利他的であることが条件に入るだろう。
男性にとって利他的であることは、すでに恵まれた状態にあり、やっと他者に分け与えられる状態になったということである。
つまり強者男性の証である。ツンデレキャラがそのことを理解し好意を寄せているわけではないだろう。
そして弁舌がたち、人心掌握術に優れ、コミュニケーション強者でもある。
彼らの弱点としては肉体面であったり、一般的な学問には疎いというのがあるのだが、
ツンデレキャラに好かれる男性が利他的である証拠としてエヴァンゲリオンのアスカというツンデレキャラの存在である。
同作品の主人公が利己的な考えを露にした際に、発する言葉が「あんたバカァ?」である。
弱者ゆえの利他性が剥がれ落ち、主人公が一気にツンデレキャラに嫌われた、これが証拠になる。
ツンデレキャラのアスカと本当に付き合うなら強者男性になるしかない。
お姉さんキャラとツンデレキャラが衝突する時は悲劇でしかない。
お姉さんキャラにとってみれば、弱者男性を応援し、ようやく実ってきた男性が
ツンデレキャラに好かれる属性を持ち出すというのは皮肉である。
この状況で弱者男性は道理を通すなら、お姉さんキャラを選ぶべきだが
弱者男性がまだ移行期の状態なら、半弱者男性に道理を求めるのは不可能のように思える。
弱者男性が強者男性になるようにお姉さんキャラもお姉さんキャラを超越する。
それは姉による庇護を拒絶する弟とは当然別物であり、利己的であった弱者男性が
お姉さんキャラに利を分け与える状態になったことを証明するものである。
傲慢な希望をかなえ様とする弱者男性に、手を差し伸べる、または背中を押してあげるだけでよかった。
その状態からお姉さんキャラは脱し、無償の愛から有償の愛へと変貌しなければならない。
弱者男性は(もはやその状態であっては弱者でもないが)当然、それに答えられる。
そうなったときに姉弟愛という状態を超越し、お姉さんキャラも超越する。
それは利己的であれば、姉弟愛も成り立たず、弱者男性もそれに答えられないからである。
だが、お姉さんキャラを超越するとき、利己心を持たなくてはいけない。
その利己心は、次のステップに進む可能性のある弱者男性に影響しており、
弱者男性がそのままならお姉さんキャラは利己心を持たないだろう。
まさにそのとおりだ。
だが、二次元なら話は別だろう。
東方とはソシャゲのように思えるだろうが、PCゲームで縦シューティングゲームなのだ。
そしてステージ制をとっており、各ステージごとにボスを配置している。
このボスは一般的に、他のボスと何らかの関係を持っていることが多い。
そしてシューティングゲームという特性上、勝ち負けがあって、キャラクターに強弱が存在しており
これはもうどういうことかというと、お姉さんキャラ優位の世界観なのである。
全キャラクター数(124人:http://lineq.jp/q/18378763)にしては、お姉さんキャラの宝庫の東方だが、注意点としては
東方は二次創作による影響が強いため、今後どうなるか不明な点である。
お姉さんキャラは原作にも雰囲気はあるが、過度に強調されている。
東方の二次創作が下火になり、さらに東方の公式活動がやや活発化しているため
今後は原作設定が優位になるだろうと思われる。