とある声優ラジオで韓国語を連呼していたので、Wikipediaで調べてみたら驚きの記述が。
「日本外務省および中華人民共和国外交部の公式ウェブサイトにおいては国に応じて別の呼称を使用している(韓国の公用語は韓国語、北朝鮮の公用語は朝鮮語とされる)。」
つまり、韓国と北朝鮮は国家レベルで全く別の言語を使用していると、日本と中国の政府は述べている訳なんだが、これって本当なのか?
そもそも朝鮮語のWikipediaの冒頭にこう記述されている。
「朝鮮語(ちょうせんご、(朝: 조선어, 조선말、英: Korean)または韓国語(かんこくご、(朝: 한국어)は、主に朝鮮半島で使用されている言語で、大韓民国(韓国)と
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国語である。」
やっぱり同じじゃん。朝鮮半島で使われている言語だから朝鮮語。そこに何の疑問も挟む余地はない。厳密な韓国語に相当する英語も無いようだ(あったらSouth Korean・南朝鮮語と呼ばれる筈)。
その昔、ドイツが東西に分かたれていた頃でも「西ドイツ語・東ドイツ語」などという珍妙な言語区分は存在しなかった。ドイツ国家で使われている言葉だからドイツ語。当たり前だ。
https://www.tufs.ac.jp/ts/personal/choes/bibimbab/siru/siru01.html
↑こちらでも「朝鮮半島で使用されている言語は実は1種類であり,その言語を日本語では「朝鮮語」とも「韓国語」とも呼ぶのである。」との記述がある。