「鼻息」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 鼻息とは

2024-11-09

また口汚いのがはしゃいでるなー

鼻息荒く打ち込んでるのかな

どうせまた消すんだろうけど

自分の毒にやられちゃうよ?

2024-10-30

この3年で世界が変わってしまった。

2021年と今ではIT界隈もおどろくべき進化がある。

当時だと「ほなら、レビュー依頼してくれな」(1日3回は出てくるもはや挨拶用語

オンライン会議本来は 5秒で設定できる)は、自分で設定して丁寧に30分かけて依頼文を書くように!」

「あ、そこ記号がまちがってる ウェヘヘ」

「Teamsで机上レビューはやだなあ。ちゃんとしっかり時間をとってオンラン会議説明してくれないと」

みたいなかなりの猿っぷりが散見される時代だった。

まずAIのせいでレビューというもの意味をなくしつつある。コーディングもそうだしプロセスやら校正もそうかと。

鼻息の荒いゴリラが中身のないハラスメントパワーだけで生き残れない時代になってしまった。

この3年で世界が変わってしまった。

2024-10-26

加害者側に女性がいると急に勢いなくなる現象なんなの?

大阪地検の性加害だけど、普段性加害に鼻息荒くブコメしてる連中が軒並み大人しくて、

なんでだろうと思ったら女性副検事が性加害に加担してたってんで、

ああこういう不純物が混じってるからこいつらのミサンドリー欲求が刺激されないんだなと

2024-10-19

嫌儲では政権交代が来そうだと盛り上がってるけど

増田ポリコレリベラルフェミニストたちはもっと鼻息荒く興奮しながらネトウヨオタク弱者男性、チー牛を罵倒煽り散らかしてそうなもんだけど

なんか大人しいよな???選挙近い時とか暴徒化するのが常だろ君等って

ちゃんとお仲間が自民党本部に車で突っ込んで火炎瓶投げたというのに

https://itest.5ch.net/greta/test/read.cgi/poverty/1729255674

2024-10-12

たった20年でこんなにすさむんだな

20年前のはてなは、1020代の若者が、これからインターネットが主役なんだ!みたいな鼻息荒く技術について語る場所って感じだった。Web2.0!みたいな

平均年齢がアラサーになったころの10年前は、結婚出産の話して、地震だ原発だのが中心になった

今は、40代になって親の介護の話してるっていうね

2024-10-11

はてなジャニーズへの反応見てると

クレーマーに屈したら負けなのがわかる

せめて事実を認めて謝罪事務所からジャニーを消せ→タレント事務所辞めるべき→旧ジャニーズは起用するな旧ジャニーズと関わりあるものマネジメント業務するな

と星集めるコメントがどんどんエスカレートしてる印象

最初被害者のいるセンシティブ案件から報道も難しいよねって感じていたんだが加害者じゃないなら被害者だと名乗りでろと鼻息荒いやつ多くてはてなが怖い

やっぱりパチンコの叩くボタンがないと筐体ボロボロになるんだな

2024-10-08

anond:20241006225054かいちゃったね、ライスシャワー

太陽容赦なく街を照らし、アスファルトから陽炎が立ち上る。朝からうだるような暑さに、ライスシャワーは思わず顔をしかめた。

「…今日も…暑い…」

駅までの道のりで既に汗だくになっていた。白いブラウスは肌に張り付き、不快感を増幅させる。

「…汗…かいちゃったな…」

ライスシャワーの体からは、とても甘い牛乳のような香りが漂っていた。それは、周りの男たちをムラムラさせるほど、魅惑的な匂いだった。男たちは、その香りにつられ、ライスシャワーの方をチラチラと見ている。しかし、ライスシャワー本人は、そんなことに気づく由もなかった。

「…どうしよう…」

さて、昨日までの彼女は、電車の中で、シャツの中身が透けてしまうという屈辱的な経験を繰り返していた。周りの視線、恥ずかしさ、そして、どうしようもない絶望感。

「…もう…あんな思いはしたくない…」

ライスシャワーは、様々な対策を試みた。上着を着たり、鎧をまとったり…。しかし、何をやっても無駄だった。上着は飛んでいき、鎧は爆発した。

「…もう…どうすればいいんだろう…」

ライスシャワーは、絶望の淵に立たされていた。

そして、今日彼女は──諦めた。

「…もう…いいや…」

ライスシャワーは、制服の中に下着をつけずに、家を出た。

白いブラウスは、汗で透け、中の肌が、周りの人の目にさらされている。透き通るような白い肌は、汗で濡れて輝き、その滑らかな質感が、男たちの心を掻き乱す。小さな胸は、ブラウスの薄い生地越しに、その形を恥ずかしげに主張していた。丸みを帯びたお尻も、汗で濡れたスカート越しに、そのラインをくっきりと浮かび上がらせている。

周りの視線は、まるで矢のように、ライスシャワーの体を突き刺す。しかし、ライスシャワーは、気にしない。というより、気にしないようにしていた。

「…どうせ…何をやっても無駄なんだ…」

ライスシャワーは、恥ずかしかった。

でも、もう、どうでもよかった。

ライスシャワーは、諦めていた。

ライスシャワーの体からは、またも甘い牛乳のような香りが、周囲に漂っていた。男たちは、その香り我慢できず、鼻息を荒くしている。しかし、ライスシャワーは、そんなことには気づかないふりをした。

「…もう…どうなってもいい…」

ライスシャワーは、自暴自棄になっていた。

ようやく電車が駅にやってきた。中には、やはり人は多く乗っている。

ライスシャワーは、人混みをかき分け、電車へと乗り込んだ。

冷房は効いているはずなのに、人の熱気で、車内の空気は生ぬるい。ライスシャワーの汗は、止まらない。

周りの人たちは、みな暑そうにしている。中には、顔を赤らめている人もいる。

ライスシャワーの肌にはりついた制服からは、あらゆるものが透けて見えている。胸元のうっすらとした谷間もお尻も。周りの人々は、ライスシャワーの姿に、視線を釘付けにしていた。

ライスシャワーは、どうしようもないと思った。でも、もうこれでいいじゃないかと思った。少なくとも、これ以上悪くなることは無いはずだと思った。

しかし。

次の瞬間、ライスシャワー制服は、不思議な力で爆発した。

「ええっ!? どうして…!?

ライスシャワーは、悲鳴を上げた。

「ううっ…、やっぱり…私は…」

ライスシャワーは、自分の不幸体質を呪った。

制服を失ったライスシャワーは、生まれたままの姿になってしまった。

「うわあああああああああああああああああっ!!!

ライスシャワーは、叫び声を上げた。

周りの人々は、突然の出来事に、驚きを隠せない。

「…恥ずかしい…」

ライスシャワーは、顔を真っ赤にした。

体中から嫌な汗が滝のように流れだし、汗で肌が煌めく。周りの視線が、まるで無数の針のように、ライスシャワーの体を突き刺す。

「見ないで…お願い…見ないで…」

ライスシャワーは、心の中で、そう叫んでいた。

「お兄さま…助けて…」

ライスシャワーは、パニックに陥っていた。

その時だった。

ライス──!!」

聞き覚えのある声が、どこからか聞こえてきた。

「お兄さま!?

バッとライスシャワーは起き上がった。

そこは、トレーナー室だった。声がした方を見ると、お兄さまが心配そうな顔でこちらを見ていた。

大丈夫か、ライス?うなされていたぞ」

ライスシャワーは、その言葉で先ほどまでの電車での出来事が全て夢だったことに気が付いた。

「……」

ライスシャワーは、大きな息を吐いた。とんでもない夢を見たなと思った。どうやら、トレーナー室で寝てしまっていたようだ。

こちらを心配するお兄さまには、大丈夫だと伝えながら、近くにあったタオルで汗を拭いた。

リアルライスシャワーも、嫌な汗を体中に感じていた。あんな夢を見たから仕方がないかなと思った。

そして、ライスシャワーは、あの夢の電車の中での出来事を思い出した。

少し、悪くなさそうな顔をしながら。

────────

翌日、ライスシャワーは、通学のために駅に向かった。今日は晴れ渡っていて、とても暑い日だ。

駅までの道のりで、ライスシャワーは既に汗だくになっていた。

「…汗の匂い大丈夫かな…」

ライスシャワーは、周りの視線が気になって仕方がない。自分の汗の匂いが、周りの人に不快感を与えていないか不安でたまらない。

白いブラウスは、汗で透け、中の薄いピンクレースが施されたブラジャーが、うっすらと見えている。

電車が到着し、ライスシャワーは車内へと乗り込んだ。

冷房は効いているはずなのに、人の熱気で、車内の空気は生ぬるい。ライスシャワーの汗は、止まらない。

ふと、ライスシャワーは、自分視線が集まっていることに気が付いた。多分、汗でシャツが張り付いて、下着が透けているからだろう。

しかし、ライスシャワーは、薄い笑みを浮かべた。

ライス、悪い子だ……」

ライスシャワーは、悪い気持ちではなかった。

少しだけ、興奮しながら。




────




Genimi使用

2024-10-05

anond:20241004214730かいちゃったね、ライスシャワー

夏の太陽容赦なく駅に降り注ぎ、アスファルトを焦がす。湿気を含んだ空気は重く、ライスシャワーの小さな体にまとわりつく

今日も…暑い…」

ライスシャワーは、駅までの道のりで既に汗だくになっていた。白いブラウスは肌に張り付き、不快感を増幅させる。

「…汗の匂い大丈夫かな…」

ライスシャワーは、周りの視線が気になって仕方がない。自分の汗の匂いが、周りの人に不快感を与えていないか不安でたまらない。

実際には、ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが漂っていた。それは、周りの男たちの理性を奪うほど、魅惑的な匂いだった。

ライスシャワーの後ろに立っていた男は、その香り我慢できず、鼻血を噴き出し、爆発してしまった。しかし、ライスシャワー本人は、そのことに全く気が付いていなかった。

今日は…大丈夫…なはず…」

ライスシャワーは、心の中で呟いた。

昨日までの彼女は、下着が透けることに悩まされていた。

しかし、今日ライスシャワーは違う。なんと、制服の中に水着を着てきたのだ。

ライス天才かも…」

ライスシャワーは、密かに自分の機転を褒めた。

薄いブルー水着は、白いブラウスから透けて見える。しかし、水着なら問題ない。

「これで…もう、恥ずかしい思いをしなくて済む…」

ライスシャワーは、安堵の息を吐いた。

ただし周りの人々は、ライスシャワーの透けた水着視線を釘付けにしていた。これはこれでと暑い視線ライスシャワーに向けていた。

しかし、ライスシャワー本人は、そんなことに気づくはずもなかった。

「…それにしても…暑い…」

ライスシャワーは、滝のように流れる汗を拭った。ブラウスは、肌に張り付き、水着ラインがくっきりと浮かび上がる。

それでも、ライスシャワーは、気にしなかった。水着なら、透けても恥ずかしくない。

電車が到着し、ライスシャワーは車内へと乗り込んだ。

冷房は効いているはずなのに、人の熱気で、車内の空気は生ぬるい。ライスシャワーの汗は、止まらない。

周りの人たちは、みな暑そうにしている。中には、顔を赤らめている人もいる。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、さらに強く漂っていた。一部の男たちは、その香り我慢できず、鼻息を荒くしていた。しかし、ライスシャワー本人は、そんなことに気づくはずもなかった。

「…水着大丈夫かな…」

ライスシャワーは、少し不安になった。

次の瞬間、ライスシャワー制服の中に着ていた水着は、不思議な力で爆発した。

「ええっ!? どうして…!?

ライスシャワーは、何が起こったのか理解できず、呆然と立ち尽くした。

「ううっ…、やっぱり…私は…」

ライスシャワーは、自分の不幸体質を呪った。

水着を失ったライスシャワーは、白いブラウスと紺色のスカート姿。ブラウスは、汗で透け、中の肌が、周りの人の目にさらされている。

「どうしよう…どうしよう…」

ライスシャワーは、パニック状態に陥った。周りの視線が、まるで無数の虫のように、ライスシャワーの体を這い回る。

透き通るような白い肌は、汗で濡れて輝き、その滑らかな質感が、男たちの心を掻き乱す。小さな胸は、ブラウスの薄い生地越しに、その形を露わにしていた。

「見ないで…お願い…見ないで…」

ライスシャワーは、心の中で、そう叫んでいた。

周りの視線は、ますます熱くなる。ライスシャワーは、まるで、裸にされたかのような恥ずかしさに、顔を真っ赤にする。

「ううっ…もうダメ…」

ライスシャワーは、絶望の淵に立たされていた。

「お兄さま…どこにいるんですか…」

心の中で、お兄さまに助けを求める。

「こんな時くらい…そばにいてくれてもいいのに…」

少しだけ、お兄さまに悪態をついてしまう。

その時だった。

ライス──!!」

聞き覚えのある声が、電車の外から聞こえてきた。

「お兄さま!?

ライスシャワーは、驚いて窓の外を見た。

なんと、昨日爆発したはずのお兄さまが、電車に並走して走っているではないか

「助けに来たぞ──!!」

お兄さまの叫びに、ライスシャワーは目を輝かせた。

次の瞬間、お兄さまは、車にはねられ、爆発した。

「お兄さま!?

ライスシャワーは、愕然とした。

「…なんで…?」

お兄さまは、またしても役に立たなかった。

「…もう…本当に…頼りにならないんだから…」

ライスシャワーは、失望と共に、お兄さまに悪態をついてしまった。

電車は、容赦なく走り続ける。車内は、相変わらず蒸し暑く、ライスシャワーの汗は、止まらない。

白いブラウスは、汗でびっしょりになり、中の肌がはっきりと見える。スカートも、汗で濡れて、体のラインに張り付いている。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、周囲に充満していた。

周りの視線は、ますます熱くなる。ライスシャワーは、耐えきれず、顔を覆った。

「…もう…恥ずかしい…」

ライスシャワーは、恥ずかしさで耳の先まで赤くなっていた。

そして、ようやく、電車が駅に到着した。

「ふぅ…」

ライスシャワーは、よろめきながら、電車を降りた。

ホームに降り立った瞬間、ライスシャワーを襲ったのは、容赦のない太陽の光と、湿気を含んだ熱気だった。

「ううっ…」

汗は、滝のように流れ落ちる。ブラウスは、完全に透け、中の肌が丸見えだ。スカートも、汗でびっしょりになり、胸元や尻のラインがくっきりと浮かび上がっている。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、周囲に広がっていく。

近くの男は、あまり香りの良さに耐えきれず、爆発してしまった。

ライスシャワーは、うつむき加減に、ウマ娘たちの学校へと向かった。

「…今日も…ダメだった…」

ライスシャワーは、心の中で、そう呟いた。




────────




Genimi使用

2024-09-29

何も言わないやさしさ

先日の三連休彼女から旅行に誘われた

俺の転勤に伴い、半年から遠距離恋愛で、会うのは月一ぐらい。

そんな折、三連休から彼女から温泉旅行に誘われた。

いいね、行こうと俺は返事をしたものの内心焦りがあった。

彼女とはここ数カ月セックスをしていなかった。

月一で会う際、彼女の方から何となくそうした雰囲気に持っていこうとしているなと感じることはあった。

でもその度、俺はやんわりと否定した。もちろん言葉にはせず、すぐに眠ってしまうような感じで。

理由自分が今EDからで、そのことを彼女には話していない。

EDとなった原因は梅毒を移されたからで、それが原因となってそれ以降、勃たなくなってしまったのだ。

そして、”移された”とは何を意味するのか。彼女はすぐに理解するだろう。

彼女のことを傷つけたくはない。その一心で、俺はこのことを墓の中まで持っていくつもりだ。

から今は、完治したとはいえ性交渉が恐かった。そして温泉に誘われるということは、そういうことだろうと理解はしていた。

それでも俺は今でも彼女のことが大好きで、誘いを断ることは出来なかった。

その日は合流して、LINE通話で話すだけでは語りきれなかった話が積りに積もり、途中カフェによってお昼を食べてゆっくりたっぷりと話をした。

彼女は相変わらず美しかった。楽しそうで、俺も楽しかった。

何とかなるだろうという、そういった楽観視があったのだと思う。

そのあと予約した宿に向かい、美味しいご飯を食べて、温泉も最高だった。

問題は夜。布団を並べて横になり、明かりを消した。

俺はすぐに寝たふりをした。疲れていたんだろうと思われるように。

どれぐらい経ってからだろうか。バサッと布団の捲れる音が聞こえ、彼女が起き上がったのが分かった。

ねぇまだ起きてる?と俺に声をかけてきた。俺は無視して寝たふりを続けた。

彼女が近づいて来る気配を感じた。

彼女鼻息が俺の顔に当たった。生暖かい鼻息

彼女は俺に口づけをした。優しいキスで、唇と唇が触れ合う程度の、中学生がするようなキス

俺の反応を伺うように彼女は俺の眼前で微動だにせず、それでも俺は目を瞑り続けた。

諦めたようにゆっくりと、彼女の気配が目の前から薄れ始めた。

ギシッ、ギシッ、と畳を踏む音が静かに響き、彼女が移動しているのが分かった。

俺の布団が少し捲られた。俺の足首に彼女の手が触れた。

彼女は徐々に手を上げていき、足首から脹脛、太ももと手を上へと移動させていく。

やがて陰茎に辿り着くと彼女はそこで手を止め、浴衣の中に手を滑り込ませてくる。

彼女は俺の陰茎を触り、撫で、それからゆっくりとしごくように上下に動かしていく。

俺は寝たふりを続けた。

それでも微かに、少しずつ、元気になっていくのが分かった。

しか復調の兆しは途絶え、半立ち以上にはならなかった。

彼女不思議そうに何度か手を止め、そして再度しごくように手を動かすが俺の物はそれ以上微動だにしなかった。

突然、ぬめり気を感じると彼女が口に咥えたことが分かった。

彼女は俺の布団に顔を潜り込ませ、口の中で俺のものを激しく弄ったが、それでも結果は変わらなかった。

どれぐらいの時間が経ったのかは分からない。俺は終始目を瞑り、時間確認することは出来なかったのだから

暫くして彼女は諦めたように俺の元から離れ、ギシッ、ギシッと音を聞かせて自分の布団に戻ると、それ以降は絡んでくることはなかった。

俺は未だ寝たふりを続け、結局朝方になるまで眠れなかった。

翌日、彼女は昨夜の事には全く触れず、まるで何事もなかったように振舞った。

結局、俺たちはセックスをしなかった。

チェックアウト前に露天風呂を堪能しようと朝風呂に入り、部屋に戻ると俺の鞄が開いていた。

部屋に戻ってきた俺を見て、ゴム、持ってこなかったんだね。と彼女が呟くように言った。

そしてそれ以上、なにも言ってこなかった。

俺は今でも彼女のあのとき言葉意味を考える度、なんとも言えない気分になる。

最近友達がまた結婚したんだよね、と彼女が帰りの車の中で会話の脈略を無視して呟いた。

俺は何も答えず、ご飯すごく美味しかったね!と続ける彼女同意し、微笑んだ。

彼女は敢えて言葉にすることはない。昔から、やさしい性格なのだ

彼女の期待に、今は厳しいけれど、いつかその期待に応えてあげたい。

俺は本心から、そう思っている。

2024-09-28

バ先の人が迷惑コスプレイヤーだった

バ先のAさんはコスプレイヤーらしい、と聞いた。Aさんとは挨拶程度で、特に深い関わりもなく、好きでもなく嫌いでもなかったが一部の人から蛇蝎の如く嫌われていた。いつもお菓子をくれる優しいおばちゃんから死ねば良いのに」と呪詛を吐かれていた時は、あのおばちゃんからこんな言葉引き出すなんてすげぇなぁと感心してしまった。

Aさんはよく寝る。仕事中気付いたら居眠りすることもあれば休憩室でいびきをかきながら爆睡している事もあった。一度トイレの前で立ち寝していた時は起こそうかかなり迷った。度々上司から注意されており、それをうるさいとぼやいていた。もしかしたらあの居眠りは衣装制作時間を割きすぎていたかなのだろうか。

Aさんは仕事中、どんな衣装にするか、Aさんのコス仲間たちとどんな打ち上げをするのか事細かにメモしており、そしてそれを平気で机の上にほったらかしていた。コスプレイヤーとしての名前は、Aさんを嫌う人たちの悪意により公然の秘密として職場を歩き回っていた。私自身もインターネット活動しているので趣味活動の時の姿なんて見られたくない。ひどいなぁとは思ったけれど、仕事をほっといて趣味メモを剥き出しにするのもどうかと思っていたので、何も言わなかった。

ある日、Aさんは勘違いで私がミスをしたと怒鳴りまくってきた。数分しきりに怒鳴り散らした後言い訳するならやってみろと挑発してきたのでAさんの方が間違ってますよ、と答えた。この前こういうミスが多発してる、勘違いやすい内容だから気をつけよう、と全体連絡があったばかりだ。Aさん、もしかして寝てました?と言いかけたのを堪えた。それで納得するはずもなく、上司確認してやるから待ってろ!と鼻息荒く駆け出して行った。30分後、目に見えて落ち込んだ状態で戻ってきて、お前間違ってなかったわ、とだけ言ってきた。

正直めちゃくちゃむかついてしまった。その日1日ずっとむかついていて、帰宅出来心でどんなコスプレをしてやるのか見てやろうと検索してしまった。トップSNSアカウントブログと続いて、掲示板が出てきた。なんで掲示板?と思って開いてみると、Aさんの注意喚起が出てきた。Aさんは過去イベントでかなりのやらかしを行っているようだった。

どこまで本当かはわからないが、金銭トラブルを初めに、グループ内のいじめレイヤー間の色恋沙汰や、それ犯罪じゃないの?と言いたくなるような内容を行っているとの事だった。その書き込み自体数年前のものだし、そもそもその書き込みが嘘だという可能性もある。ちょっと冷静になろうと思って、そのまま掲示板を閉じた。

それから私は普通に就職して、あのバイトを辞めた。Aさんはずっと「自分もこんなところすぐ辞める」「前の職場から戻ってきてくれと言われて困っている」「自分はどこでもやっていける」と言っていたが、結局かなり長い期間あのバイトにいるようだった。

なんでAさんを思い出したかというと、先日AさんのハンドルネームGoogle口コミが書かれていたからだ。一瞬別人ではと思ったが、名前アイコン顔写真も、あの時見たものと一緒で、相変わらず元気そうだと思ってしまった。

2024-09-27

エロ漫画読んでるときおっさんの尻で興奮する

女なんだけど

エロ漫画読んでるとき

キャラの裸とか台詞よりもおっさん鼻息描写とかで興奮する

種付プレスみたいな感じで尻丸出しでふんふん言ってるのとか

別にそのおっさん自体全然きじゃないんだけど

獣みたいになってる様子に興奮してるのかな 自分でも意味からない

2024-09-26

大谷選手の自宅が報道されてテレビ局ドジャースから出禁になった話

けっこう土人みがあるエピソードだったよなあ

おそらく50代の人が「大谷の自宅を公開だ!フンス!(鼻息)」しちゃったんだろうなあ

20代記者が「そんなことしてどうなんだよ・・・」って思いながら報道したんやろな

昭和世代終焉がわかるエピソードであった

2024-09-25

チビ男凶暴すぎん?小さくて騒がしいところは小型犬みたいだけど犬と違って可愛くない。低身長の方が長寿命なんだと鼻息荒くするのは良いけどこんなにキレまくってたら健康寿命短そうだな〜と思っちゃうよ。

2024-09-21

アメリカを怒らすと、みんな景気が悪くなるという法則

中国然り

ASEAN諸国然り

日本然り

ちょっと経済良くなって鼻息が荒くなると途端にアメリカに頭叩かれて出る杭が沈む。

ロシアくらいだよ無理くり戦争経済に移行してGDP成長させるとか荒業みせるの。

2024-09-15

書きかけの小説が見つかったので晒す

「なんだって!!?」

 クリーニング屋の息子であり僕の友人であるロバートダウニーJr.からその話を聞いたとき、僕は我が耳を疑った。

「今度、新しいお祭りを始めんだ。良かったら帰ってこいよ」とロバートダウニーJr.はエッジの利いた訛り言葉で話し、どんなお祭り? と僕が尋ねるとロバートダウニーJr.は夏の熱風に当てられたかのような「ふふぅん!」という鼻息を聞かせ、それからスマートフォン祭りだ」と言った。

 僕の故郷は過疎が進んだ限界集落で、"集"という言葉を用いるのが憚られるほど毎年人が減っており若者は逃げ出すような、そんな場所だ。

 かくいう僕も脱走した若者の一人であり、しかし"スマートフォン祭り"なるものが気になり(ネットで調べてもまるで出てこない。情報ゼロだ)、今夏は久々に帰省することにした。

 着いたのはちょうどお祭りの当日、その昼間だった。夕方から始まる祭りに備え、ロバートダウニーJr.に会おうとクリーニング屋に向かいながらぶらぶら村の中を歩いていると、見慣れないオブジェクトが目に入った。

 この村にはひとつだけ特に大きな広場があり、どうやらそこに何がある。僕はドリンクバー好奇心猜疑心ミックスしたジュースを飲むような心地でその広場に向かった。

 は…? なんだこれ…?

 そこにはモニターを模したような巨大な石像があり、「ほっほっほ、驚いたかのぉ、よし坊」と声をかけられ振り替えると村長が居た。

 僕は挨拶するのも忘れて「なんだよこれは!?」と尋ねた。

 村長はニタァ…と笑って「すまーとふぉん、じゃよ」と得意気に言った。僕は絶句した。いやこれiPadだよね?

 喉元まで出かかった言葉を飲み込むと

anond:20240915190711

からジップロック弁当っていうのが生ゴミみたいなののことを一般的に指し示すんなら、その鼻息荒く早口でまくし立てるような長文の理屈もわかるんだけどさ、ググって出てきたのが許容できそうな綺麗なお弁当の作例だったんだから何がまずいのって思ったって話なんだよ。

どこを読めば生ゴミ弁当を養護しているように見えたんだ?あ?

2024-09-14

結婚に失敗

共通趣味なんか、せいぜい1週間くらいしか効力を発揮しない。

会話のネタがないというか、相手方抽象的な話ができる能力がないらしい。

こう書くといかにも相手を下に見ているかのようだけど、そういうわけではない。

その日の行動からから決定権をすべて丸投げされるのも、いい加減にしんどい。

おじさんウケする趣味で人気を博してきた経験があるらしい。

ただ、それも消費者としての域を出ないものだし、おじさんたちは鼻息荒く迫ってくる。

まりコミュニケーション面で楽ができてきた結果が、彼女現在を形づくっているのでは。

おじさんは恐ろしい。

2024-09-10

風俗体験記_ピンサロW回転_激安店ver

結論を述べさせて頂く。

激安店のW回転なんて「何が出てくるかわからんぞ」

だ。

諸君も肝に銘じて欲しい

+++++


金があった。

野暮用を済ませた夕方、このまま帰宅してもすることが無いので吸い込まれるようにパチンコ屋に入店

つっても2万持っていないくらいだし、時間時間だし、専業でもなんでもないので台に詳しくないし、

ちと時間が潰せて、ちとお金が増えたらラッキーてなもんでハッピージャグラー勝負することに。

これがとんだ選択ミスで、最高で差枚+2000位の台がプラマイゼロまでモミモミしてしまった。

現行ジャグラーで2万負けたら取り返すのキツイ

諦めて帰ろうか、でも隣のチラ見してくるにーちゃんハイエナされんのは嫌だな。

なんて思いながらダラダラ打ってたら、そこから捲って+1万3千。

これはもう、ピンサロにいくしかないだろうって思ったのです。

時間は22時前、

降って湧いた金、

夕食は済ませてある、

家帰っても攻殻機動隊をhuluで見るだけ。

ならばその前に快楽享受してもいいじゃないか

誰かへの言い訳じゃなく、ごく自然に頭の中へ湧いてでたピュアな思い。

歓楽街ピンサロ直行しました。

W回転とは、女の子が2回転すること。

1プレイ+1プレイハピネス

きったねぇ階段を上って受け付けに鼻息荒くW回転を伝えると1時間待ちとの回答。

まじかー帰りますーって退店。

1時間は待てねぇよ。俺待つの苦手なんだよ。

しっかし移動すんのも怠いなー思ってたら、

そういやこのビルは別階にもピンサロある!突然の閃き。

無意識の俺は辞めろって言ってた。

もう一つの店は激安店だぞ。

すげぇのくるぞ。

辞めとけよ。

しかに言ってた。

だけども俺は理性のある人間から

無意識の声なんて非科学的なやつは信じないから。

頭でごちゃごちゃ考えながら、別階のピンサロで。W回転おなしゃす。

1人目。

知り合いのお母さんそっくりさんが出てきた。

わず目をつぶるくらい似てた。

ある?こんなことある

まあまあおばさんよ。

いいよ脱がなくて。触らない。大丈夫。俺紳士から

裸になった俺はうすぼんやり天井を仰ぐ。

嬢?婆?はめちゃくちゃフレンドリー

聞いてないのにセックスのすばらしさや、自分介護であること、

旦那とのなれそめを話しかけてきた。

OKかにしてくれ。俺は昇天に集中したいんだ。

イクとき声かけろっつーんで、そろそろっすーと合図したら、

オッケー♪みたいな返事が返ってきて笑った。

2人目

こいつがすげぇブスだった。

対応がブス。

W回転?すごいですねー短時間で2回もできるなんて

私は2回お願いされてもフリーの人だと断りますねー

などとのたまう。

こっちはなんも話しかけてないのになんてこった対応ブス。顔は馬。

もうなんも期待してない。

黙って天井ライトを見つめる。

いいよ脱がなくて大丈夫触らない。

馬の撫で方わかんないもん。

しかしかなりのテクニックをお持ちだった。

人参とか飼葉とか咀嚼してっからかな?

初めて位のテクニック出された。

すげぇゆっくりしてくんの。混乱。馬なのに?うまくね?

W回転、お金に余裕があるとチャレンジしては2人目の嬢とはおしゃべりタイムになって

夜の経済を低コストで回している俺が、

いけたのよ。相手馬で対応ブスなのに。

いったあと驚きのあまりめちゃくちゃ上手っすねっつて社交辞令ぶっぱなしたら、

私は私を必要として指名してくれる人の言葉しか信じないんです、だと。

は?何こいつ馬の癖に信念まであんのめんどくさってなった。


ここで冒頭の結論だ。

激安店で何が出てくるかわからないっつーのは、

知り合いのお母さん激似のおしゃべり旦那ありおばさんや

対応ブス顔馬テクニシャンなどが出てくることもあるぞってことだ。

悪いことはいわねぇ。

たくさん金稼いで、

カワイイ彼女作ってくれよな。

anond:20240910121658

イーロンに嫌気がさしてまともな人から消えて言ってるから

まさかそれってマストドン移住とか鼻息荒くしてたリベラルフェミニスト

2024-09-06

anond:20240906223807

斜向かい北川さんちの愛想も可愛げもないサブロウ柴犬・雄7歳)かよ。

北川さんの奥さん許可を得ておやつ差し出したら、

めんどくさそうに歩いてきて目の前でおすわりした以降、

お手もおまわりもガン無視して、

たまに不機嫌そうに鼻息を2~3回フンッとやって、

そのうちそれすらもめんどくさくなって芝ドリルしておやつももわずに立ち去る、

北川さんちのサブロウ柴犬・雄7歳)かよ。

かわいい

犬はこういうのがいい

2024-09-03

えっちなASMRを初めて購入してみた女の独白

深夜零時。何だかムラついた。本気で。いつも通り。

匿名投稿なので簡単に、そして暈しながら自己紹介をしようと思う。

15年続いた元カレと別れて以来3年間ご無沙汰の30代女性、つまり完全に婚期を逃しているし男性不信に陥ってる。そしてオタク。それだけで情報は十分だろう。

30代は女の性欲のピークだというのは聞いていた。

元々私は性欲は強い方だった。何なら20代後半という男性の性欲のピークを迎えていた元カレより当時から性欲が強かったし、もっと言うなら性欲の強さを占い師のおばさんに言い当てられて「少しは妥協しないと男性プライド折っちゃうから」と嗜められてる。うるさい。お前は何様だ。お前に私の何がわかる。

女性向け風俗を利用したこともあったが、何かこう、ハマれなかったというより、ハマるのが怖かった。だから1回使って、それきり。

そうなるとpixivえっち小説に手を出したり、えっち漫画に手を出し始める。

その後はDL siteに手を出した。あそこは宝庫だ。爆裂興奮した。

さてその果てに辿り着いたのがえっちなASMRである

元々私はASMRにハマれないたちだった。YouTubeに落ちてるタイプのも何だかピンと来ないし、でも可能性を探りたかった。

助かりたかった。

山より高く海より深い怒涛の性欲に決着をつけたかった。

私はDL siteで血眼になってハマれそうなASMRを探した。サンプルを聴きまくった。やってるのは欲に塗れたこであるのに、行動原理宗教に縋る人と殆ど同じだった。

戦いは一週間に及んだ。日が沈むと何とか没入できそうなASMRを探して彷徨う。私は生きているし、性欲という生命の輝きに踊らされているのに、幽鬼にも似た状態になっていた。

七日目の深夜一時、つまり三十分前、何とか好みのものを見つけた。

私は鼻息も荒くイヤホン差しスマホでそれを聞き始める。

ちゃんとムラつきは増した。

声の良い男性キャラクターがなんかえっちな音と一緒にえっちなことを言ってくれる。

しかしそこ止まりだった。

なんかハマりきれない。

1000円も出したのにハマりきれない。

1000円あればラーメン屋ラーメン餃子ビールが食べられるし、IQOSスティックなら二箱買える。

しかった。男性キャラクターの喘ぎ声を聞きながらどんどん冷えていく頭。

何とか1000円を無駄にしたくなくて、本気で困って、ベッドの上でパンイチであぐらをかいIQOSを吸い始める。もはやこれが何の時間かわからない。

助かりたい一心で始めた行為に、崖から突き落とされていた。崖の下には業火燃えている。

耳元でぬちぬちいう音を聞きながらIQOSスティックストックを取りに行き、残った洗い物をし、部屋干しした洗濯物を畳んでしまう。ねえ今これ私何してるの?

居ても立っても居られず、誰かに共感してほしくて、今まさに耳元で男性キャラクターえっちなことを言う中、“無”の表情でIQOSを吸いながらベッドにあぐらをかいてこれを書いている。

ねえどうすんの?1000円、どうすんの?これ、どうすんの?続き全部聞かなきゃダメ

2024-08-25

田舎定義

東京人の言う田舎田舎じゃない!郊外!っていう鼻息荒い意見見かけるたびに千葉外房相模原市緑区が頭を過ぎる

地方人的にはどの辺から田舎扱いになるんかな

2024-08-19

コロッケの唄

一.

ワイフもらって 嬉しかったが

何時も出てくる 副食物(おかず)はコロッケ

今日コロッケ 明日コロッケ

これじゃ年がら年中コロッケ

ハハハ アハハハ

こりゃ可笑し(おかし

二.

晦日みそか)近くに 財布拾って

開けて見たらば金貨

ザッククザク ザックザク

株を買おうか 地所を買おうか

思案最中に 眼が覚めた

ハハハ アハハハ

こりゃ可笑し

三.

芸者が嫌なら 身受けしてやろ

帶も買ってやろ

ダイヤもやろう やろう

今日三越 明日帝劇

いふて呉れるやうな客がない

ハハハ アハハハ

こりゃ可笑し

四.

亭主もらって 嬉れしかったが

何時も出て行っちや滅多に

帰らない 帰らない

今日も帰らない 明日も帰らない

これじゃ年がら年中 留守居

ハハハ アハハハ

こりゃ可笑し

NHKドラマおしん」のなかで、大正12年9月1日、田倉商会の新しい工場開業祝いの準備中に子守を任された源じいが歌っていたのが、このコロッケの唄(大正6年版)。wikipediaによるとコロッケの唄は、その後、昭和37年浜口庫之助五月みどり)版、平成版、令和へとなんどかリメイクされて歌い継がれてきたようだ。

大正時代コロッケは、現代と違って、手ごろなお惣菜ではなく、東京などの洋食店しか食べられない高級食品。この夫婦富裕層であることがわかる。二番以降もあわせてみると、大戦後の好景気を反映し、一般投資家が増大した世相を色濃く映した、興味深い唄だ。

先日、以前より気になっていた番組DVDで購入した。

それはおしんの番外編。1983年放送当時の8月おしんを演じていた田中裕子が過労静養のため撮影を中断せざるを得なくなった事態になって、急遽制作され、放送時間帯に15分ずつ6日にわたって放送された番外編「もうひとりのおしん」だ。これは、おしんと同時代を生きた山形東京女性に当時の話を聞くという番組関東大震災前、おしんはラシャ問屋がつぶれたあと、子供服の店を田倉と始める。同番組では当時、日本橋横山町子供服を始めたというおばあちゃん放送当時90歳)の話を聞く場面がある。まさにこういう話を聞きたくて、わざわざDVDまで購入したのだが、見てよかった。

それまで和服日本髪というのが当たり前だった日本人服装が、洋服に変わっていったのは、関東大震災の後だといわれる。

このおばあちゃんインタビューで「大震災があったでしょ、それからみんな裸になっちゃいましたから。それからだいぶん、服が変わっちゃいました」と答えている。この簡潔な一言歴史ダイナミズムが凝縮されている。

おしん物語では、田倉商会が時代を先取りする形で安価既製服商品としての子供服のポテンシャルを見抜き、田倉の再起を賭けた。そのドラマの展開にリアリティを与えるインタビューだった。

もっとも、おしんは当初、夫である田倉竜三の羅紗問屋事業失敗に懲りていて、大して商才もないのに夢ばかり大きい夫の行動が不安で仕方がなく、本当は手堅く地固めをしたい。子供服作業場拡張には反対していた。だがやがて夫を信じようと思いなおし、夫の夢に賭けるようになる。

おしんドラマは、10年に一度くらい再放送で目に留まって数話くらいずつ散発的にみていたのだが、今回、腰を据えて全297話をみていると、ドラマ演出がなかなか面白いことにも気が付いた。例えば、夫に商売の才能がない部分を自分の働きで夫婦の稼ぎをカバーしようと自分なりの仕事を始めて成功してしまう場面。プライドを傷つけられた旦那は「髪結いの亭主さながら飲み歩くだけの怠け者になってしまう。夫を堕落させたのは自分だと気が付いたおしんは、あえて自ら稼ぐことをやめ、夫を立て夫がいつかまじめに稼いでくれるのを信じることにした。その結果、やがて今日明日の米に困るほど夫婦は追い詰められてしまう。田倉はようやく目が覚めて商人の道を諦め、勤め人として働きだすようになった。その様子をみて安心したおしんは、田倉商会の将来的な再興を目指して、子供服商売のための子供服のデザインなどこつこつと準備を始める。おしんデザインをみた田倉はおしんの才能を知り、いったんは勤め人として手堅く暮らそうとしていたのに、勤め人をやめて子供服商売にまた再起を賭けようと夢を語り始めた。おしん相談もせず勝手ミシンを購入したり、ひとを雇ったりとおしんを戸惑わせた。あげくは事業拡大のために借金をして工場建設をすると鼻息荒くしていう。

そんななか、ドラマの背景で、東京の街中で流れてくるのは「船頭小唄」。おしん不安象徴させる、にくい演出だと思った。

そして、大震災当日の朝、順風満帆工場開業の祝賀を催す準備のさなか、田倉竜三の子供のころからのお目付け役である源じいが歌っていたのが冒頭の「コロッケの唄」だ。源じいは昼に発生した地震で亡くなってしまうので、源じいが幸せだった最後の瞬間だったといえる。その浮かれた雰囲気を、その時代の空気とともに、この歌はとてもよく演出している。

その後のドラマの展開は、田倉の本家である佐賀舞台うつし、橋田壽賀子お得意の嫁姑地獄が待っている。

おしんの味方になるはずの夫や舅はことごとくだらしなく、おしんに対する姑のいじめ現代では信じられないほど陰湿だ。

そのうえ男尊女卑がきつく、おしん物語佐賀時代が一番つらい。ここだけみると佐賀が嫌いになる。

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