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はてなキーワード: 透明な存在とは

2024-06-15

anond:20240614213954

村田沙耶香コンビニ人間

主人公が働くコンビニ新人として入ってくる白羽。「男なのにコンビニバイト程度の職にしかつけない」(この職業蔑視も白羽の意見理由を、現代縄文時代と変わらないムラ社会社会不適合者に厳しいせいだと主張する。

「僕はずっと復讐たかったんだ。女というだけで寄生虫になることが許されている奴等に。僕自身寄生虫になってやるって、ずっと思っていたんですよ」

市川沙央『ハンチバック』

主人公が暮らす施設ヘルパーである田中。身長包茎(手術済み)。重度身体障害者で金には困らない主人公に対し、田中は健常者の男性ではあるが貧乏モテないため主人公を憎んでいる。「インセル」や「弱者男性」といったワードも登場する。

どっちも有名作だし、弱者男性はむしろ女性作家の興味が向きやす人物像だと思う。彼らは愚かしい人物として描写されてはいるが、ある種主人公のご同類であり、同じ穴のムジナとして描かれている。

男性作家だと自称弱者男性私小説的な作品主人公に据えるパターンはいっぱいあるけど、いうほど登場しなくないかしか私小説だと、現実の作者は作品を完成させる能力があり商業出版されたりもしてるという矛盾がある。

なぜ弱者男性フィクションに登場しづいか。腹の中で不満をたぎらせてるだけで全然行動しないパーソナリティから物語が動かないんだよ。

そのかわり内面描写が得意な小説では「現実では関わりたくないし自分はなりたくないけど、あいつらの生態を知りたい」という怖いもの見たさ的な需要がある。そして弱者男性は誰から透明な存在だが、女性は謎の敵意を向けられたりしつこく言い寄られたりと、加害される形で不本意に関わる機会が結構あるので興味が向きやすい。

2024-05-23

anond:20240523011845

男はどんな酷い見た目でも弱者男性として潰しが効くけど

女性は見た目が恵まれてないと社会においてガチ透明な存在になるから

2024-03-17

元カノが夜職をしていた衝撃について

数年前に別れた元カノと会ったら夜職になっていた。

インターネットではよく聞く話だが、自分の身に起こるとは思っていなかった。


お互い初めての彼氏彼女でヤったのも初めて。そこそこ長く付き合ったが、別れたときはまだお互い若く色々なものがすれ違った感じ。そこから自分仕事も忙しかったのもあったし、新しく彼女ができたりしたのもあって、以来ずっと会っていなかった。

そこが最近転職して生活が変わり余裕ができてきて別れたときのまま精神がそこに囚われてるなと気づいた。気持ち清算純粋に今何をしているか知りたくて連絡を取ってみると意外に快諾された。

会ってみたら雰囲気ほとんど昔通りで、年数分大人っぽくなったぐらいだった。久しぶりの再会だけど長く付き合っていただけあってやはり気は合うし、むしろ会っていなかった時間の分話も弾んだ。別れたときのお互いの気持ちも話せたし、付き合ってた頃の話で笑いあうことができた。

あの時と同じ彼女がいて、あの頃がきちんと過去のものになった。感情の開かずの間になっていた心の空間が、開け放たれ整理された。

ただ一点、彼女があの時と全く違っていたのは副業で夜の仕事をしていたこと。昼の仕事だけではどうしても生活が苦しいらしい。

それ自体ショッキングではあったがまあよく聞く話だし...と過去の女のそれとして受け入れられた。そうか、頑張ってるんだね、すごいね、という気持ち。やってる仕事もあっておさわりがあるぐらいで性的接触のあるものではない。他人事として片付けられた。

それが現実観点として襲ってきたのは店を出て道を歩いているときだった。

自分は駅に、向こうは夜職に向かおうとしていた。雑踏のなかで隣あったり、前後になったりしながら喋っていると、急に向こうが顔を隠すように軽く身をすくめた。寒くて上着羽織り直すような感じでちょっとばかりキョロキョロすると、いたずらをした子供のようなワクワクした顔で、知り合いのキャッチかもwと笑った。

直接接することがある実際の夜職の女と違って、キャッチ自分にとって透明で、断絶された存在だった。声かけられても着いていかんし、というか違法行為じゃん。ホームレスと目を合わせないようにするのと全く同じ感覚だ。

仮にも過去に愛した女が断絶と同じ側にいた。ネオンに照らされた彼女の唇が不自然に赤く見えた。あの頃と同じに見えた彼女が、あの頃の皮を被った違う生物だったことを理解してしまった。

二人でしゃべっている最中冗談めかして(

半ば本気で)アフターとか行けないのと聞いて、そんな軽くないしw私の気が向いたときからwwといなされていたが、この断絶を認識した瞬間、逆にこの女は気が向いたら本当にアフターに行くし、ほとんど見ず知らずの人と寝られるのだとわかってしまった。自分と付き合っていたときと同じように、ステディ彼氏を作ってセックスしていてほしかった。もう違うんだ、と。


男にありがちな未練なのはわかる。昔の女が変わってしまたことに寂しさを覚えるのもありふれた話だろう。人によっち高校生ぐらいで経験する感情だろう。

しかし、(これとは違う)元カノが新しい男と付き合った話を聞いたときなんぞよりも、よほど恐ろしい衝撃だった。

キャッチという全く透明な存在が、初めての女が占めていた聖域に、土足で入ってきたことにびっくりしているのだろうか。ヤクザ情婦になっててチンピラ挨拶されているところを見てもここまでの衝撃は受けない気がする。




などとひとしきり書いて眺めてみると、ありふれた状況と感情なのがより理解できてしまったが、自分には初めてで消化のプロセス必要だったのでこの通り供養。




元カノ

もしこれを見てしまったら誰が書いたかわかるだろうが、誰にも話さな約束を守る自信がなかったからここに書いて整理した。申し訳ないがこれで安心してほしい

それなりに今は幸せだろうから身体だけは壊さぬように

2023-12-16

ブスは透明な存在

ブスと結婚してる奴が「女はブスでも結婚できるからイージー」ってゆうなわかる

でもほとんどの奴は「ブスだけは嫌じゃ!」と全力回避した上でゆってる

人間の顔した妻がいる男や、独身の男が「ブスと結婚」を履行してないくせにゆってる

弱者男性とかゆってる奴でもブスだけは避ける

ブスとつがうぐらいなら美人風俗嬢かに貢いだ方が幸せってこと

そのくせブスがブスゆえの辛い経験を語ると「でも結婚できるからイージー」ってゆわれる

お前はブスとは結婚してないしこれかも絶対に避けてしないくせに

どこかに存在するはずの架空の「ブスでもいい男」をつくりあげてブスが物をゆえないようにしてくる

モテないブスを存在自体この世になかったことにしたい勢力がいる

弱者男性はゆえる愚痴をブスがゆったら存在を消そうとする勢力がいる

2023-11-07

anond:20231105113611

ウンウンそうだね。ところで無謬扱いしていいのは自称被害者だけであって

それに連帯するフェミニスト無謬でもなんでもなく、むしろ被害者無謬性の仮定を確保するために慎重さが求められると思うんだがどうかな。

フェミニストくんたちは、自称被害者に憑依する形で自分たちまで無謬透明な存在だと思い込んでいるからあれだけ過激発言ができるのだよね。

一番自称被害者を食い物にしてるのはフェミニストだよね?

2023-10-04

anond:20231003192002

存在している事になってるデブ、ブスは芸人で言えば安藤なつとか箕輪はるかレベルまでで

そのレベルでもテレビに映して不快感視聴率下がらない程度には顔のパーツ整ってるんだよな。

世の中もっと魚みたいな顔した人とか個性的な外見の女性はたくさんいるけど本当に透明な存在になってる。

2023-07-15

現代に産まれて良かった

先日弟と90歳を越える御夫婦経営されている店に食事に行ったら透明な存在になってしまった。

旦那さんが厨房奥さんホール担当とよくある感じだったんだけど、奥さんには私が見えなかった。


まず、注文時に驚いたのが体をこちらに向けず弟にだけ話しかけて私がメニューを注文しても無視・他にはございますか?と弟に聞いて弟が注文する形に。

水まで弟の前に2つ置かれて直接もらう事ができず自分はこの場に居ないのではないか錯覚しそうになる位徹底して無視されて笑った。


途中料理を出す順番に希望があるか確認に来たんだけど、その料理は私が注文したのにこれまた弟にしか聞かず困った弟が「僕が頼んだ商品ではなく姉が注文したものなので姉の話を聞いてもらえますか?」とお願いするとあら不思議奥さんにも私が見える様に。

自席だけでなく他の席でも女は見えない様子で私が不愉快な思いをさせてしまったが為に無視された訳では無さそうだった。


奥さん若い時の「普通」の感覚でそのまま来てるだけだから彼女に対して何も思う事はない。

ただ一事が万事こんな感じで存在無視されて何をするにも男の許可がないといけない世界だったのかと思うと現代に産まれて良かったとしか言えないし、先人の女性活動家が勝ち取って遺してくれた大切な価値観なんだなと思う。当たり前過ぎて気付かなかった。

2023-06-22

逃避行

 自分天涯孤独だと思いたくなるときはありませんか。ただの思春期だと大人からは一笑されるのでしょう。でもきっとこの思いは、生まれから死ぬまで、一生消えることのないものだと思います。なぜだかわからないけどすごく孤独を感じて、誰も自分のことを理解できないだろうと思う時、見晴らしの良い山の上にある、個人商店まで自転車を走らせます。そこは家から1時間場所にあり、店内が少し薄暗く、雑貨食品が売られていて、カウンターではソフトクリームを注文することができます個人商店にもかかわらず24時間営業で、店主とアルバイト店員の二人で店を回しているようです。私はそこの店が気に入っています店員たちは誰も愛想がなく、私なんて存在しないかのように扱います。まるでポルターガイストによってレジまで商品が運ばれて行き、清算をして、ふよふよと空をただよって菓子袋が外に出ていくかのような、そんな対応が心地よく、その時私は透明な存在になれるのです。

 店を出ると前に道路が走っていて、道路をわたると眼下には海が見えます。人が降り立つような場所のない、何も手入れをされていない海。そんな海に親近感や憧れを覚えて、海に漂う透明な自分想像します。店の横にはベンチがあり、そこでソフトクリームをなめたり、適当に手に取った菓子袋をあけて味わうこともせず雑に飲み込みますスマホは家に置いてきて、ここにあるのは食べ物自分と、店の室外機から聞こえるブーンという音、虫の鳴き声、かすかに聞こえる波の音だけ。1時間ほどそこで何もせず空を眺めてから、帰路につきます

 なにか生活特別嫌なことがあるとか、不満があるわけではありません。家族はいいし、他愛のない話をする友人だってます。それでもただ漠然とした不安や焦燥を感じて、周りにあるすべてのもの距離を置きたくなるのです。きっと同じ思いをしている人は、過去未来も含めてこの世の中に星の数ほどいるのでしょう。私はそんなよくある一般的な悩みを抱える平々凡々たるつまらない人間なんだなと、また苦しくなります。あの店に行くのは現実から目を背けるための逃避行なんです。

2023-06-09

anond:20230609103005

撮影会というもの特殊性についてもうちょっと考えてみてもいいんじゃない

コンサートというもの演者と観客がはっきり分かれていて、観客にスポットライトが当たることはない

観客席にいくら気持ち悪い人間が集まっていても、さほど気にならないというわけだ

ジャニーズコンサートと同じように若い女アイドルコンサートおっさんが集まっている現象

多数あると思うが、さほど問題視はされていないだろう

 

翻って撮影会というイベントはどうか

撮影という行為は、撮影者の主観的にはモデルが主役であり、

撮影である自分は透明化されているが

客観的に見るとポーズをとっているモデルカメラを構えている撮影者は

同じぐらいの存在感がある。少なくとも演者と観客のように一方的関係ではない

一人のモデルに対して大量の撮影者が集まってしまう、

このバランスの不均衡が気持ち悪さを生み出しているのではないか

参加者コンサートの観客と同じように自分透明な存在のつもりになっているのに、

現実的には存在感を強く主張する大量の撮影者が塊になっているのだ

これはグロテスクと言っていいだろう

 

無知にして男性アイドル女性撮影するイベントがあるのかどうか知らないが、

大量の女性カメラを構えて一人の男性撮影しても同種の気持ち悪さが発生するのではないか

となると男女差別問題ではないことになる

2023-04-19

2.5次元俳優ファンを辞めた

2.5次元俳優ファンを辞めた。

※「推し」という言葉が好きではないので、「好きな俳優」と書く。

※当日券で観劇できるレベル2.5次元舞台に足を運んでいた。

最前ガッツをしたり出待ちをしたり高価なプレゼントを贈りまくっていたりしていたファンではないので、そのような記述があるとは期待しないでほしい。

※ところどころフェイクを入れている。

コロナ禍で2年ほどファンをやっていた。

コロナ前は舞台後にお見送りハイタッチ会などがあったらしいが(そして今復活しつつあるが)、別に接触に興味がなかったのでどうでもよかった。

きっかけは自分原作を好きな作品にその俳優が出演したことで、その作品以降、他の出演舞台に足を運ぶようになった。

舞台有給休暇を使って全通したし、地方公演にも、もちろん足を運んだ。

最速先行でチケットを取り、少なくとも3分の1は最前に座り、後ろでも3列目以内には座っていた。

3分の1は最前にいる、というとすごく大変なように思えるが、一部の大人舞台以外では普通に最速先行でチケットを取れば、最前の席が本当に普通に取れる。驚くほど取れる。

取れないのは千秋楽良席だけだ。

下手すればキャパ800人近い会場が平日は300人しか埋まっていないこともある。

しか千秋楽公演はほぼ売り切れるので、大体の人は千秋楽だけ観劇に来るのかもしれない。

それで元が取れるように設計されているのならそれはそれでいいと思う。

毎月手紙を送った。舞台感想はもちろん、ニコニコ生放送YouTube番組ゲスト出演の感想も全部細かく感想を書いて送った。

誕生日には洋服プレゼントを贈り、SNSに載せてくれる着用写真を見てちゃんと届いたのだなと安心した。

悪しき風習と捉えられがちなランダムグッズも、SNS経由で交換してくれる人たちはみな優しく、

親切な人だと無料自分の好きな俳優ランダムブロマイドを譲ってくれたこともあった。

同じ俳優ファンの人たちとも数人と仲良くしており、一緒に全通もしてマチソワ間はお茶したり舞台感想を話したりしていた。

SNSリプライアカウントしか持っていなかったので、自分本人は聞こえるところで悪口を言われたり、見えるところで悪口を書かれたりすることはなかった。

非公開アカウントではもしかしたら悪口を書かれていたかもしれないが、見えない場所では好きなようにしてくれればいいと思う。

一度最前にいたときに、後ろにいたおそらく自分とは別の俳優を好きな2人組に「出席確認とかあるのかな」と言われて笑ってしまたことはある。

出席確認とは、俳優最前や大体前方に座っている自分ファンにチラッと目を合わせ、文字通り「出席確認」をすることである

そんなの気のせいじゃないのか、と自分も実際に最前にいつでもいる面子になる前は思っていたが、たしか俳優自分ファンたちを確認していた。面白い文化だ。

舞台に通ううちにハレの日がケの日になっていた。

チケットも最速先行特典付きだと12,000円くらいする。決して安くない金額である

特典はブロマイドや小冊子やチケットホルダーなど、大体要らないものが付いてくる。

多ステするオタクの中には普通に必要がないしゴミになるので特典を引き換えないオタクも多くいる。

12,000円×30公演だと36万だ。マルジェラの5AC ミディアムのバッグが買える金額である

最初は楽しみだった観劇が、義務のように思えてしまった。

チケットが売れていないから、自分が行かないとファンが少なくて可哀想から、と勝手自分義務を課していた。

ファンというのは身勝手で、自己中心的で、すべて自分意志で行動しているのだから本当はもっと早く好きでもない舞台観劇など辞めればよかった。

休演日で舞台の公演がない日はやっと休める、仕事に集中できる、と安心したこともあった。

そして自分は、舞台に行くよりもマルジェラのバッグが欲しいな、と思うようになった。

年収1,000万あれば舞台を全通をしながらマルジェラのバッグも買えるだろう。

しか現実は厳しい自分仕事内容ではせいぜい毎月の給料が上がったとしても年収1,000万円に届くことはない。

年代の平均年収よりは150万程度多い収入だが、舞台を全通しながらマルジェラを買えるほどの収入ではない。

また、大体の2.5次元舞台に出演するような俳優にはバースデーイベントファンイベントというものがある。

チケット代は俳優事務所によって6,000〜12,000円程度と幅広く、自分勝手に集金イベントだと思っている。

イベントも回数が多い俳優だと1日3部あるのだが、自分は毎回3部とも最前に座っていた。

これも無理してチケットをたくさん取っていたのではなく、本当に普通に最速先行でチケットを取ると最前が取れるのだ。

自分最前を取れていたのは運がいいだけかもしれないが、私が把握していたファンでは「いつでも何のイベントでも来るファン」はせいぜい私含めて5~6人だった。

書いていて少し悲しくなってきた。ファンの母数が本当に少なかった。

そしてバースデーイベントでは何かしらファンが揉める。ファンが少ないからこそ揉めるのかもしれない。

よほどの人気俳優ではない限り、1部2部3部と別の俳優ゲストに来る。

そもそもバースデーイベントの主役のファンが少ないのに、ゲスト俳優目当てでチェキだけ軽い気持ちで撮りたいオタクや、

数少ないファンの中でも大量にチケットを取り、「たくさんのお友達」を連れてきて「たくさんのお友達」に「○○ちゃんの紹介で来ました」と自己紹介させたいオタクはいる。

でもそのオタクが悪いとは思わない。チケットをたくさん買って運営お金を落としているのだから商売としては十分成り立っているし運営に貢献していると思う。

問題なのは会場での「お友達」の言動で、大声でイベント運営不手際悪口を話したり、とても褒められたような言葉遣いではなく俳優本人にも聞こえるような大声を出したりする。

自分は、知性と品性に欠けた彼女たちのお仲間でいたくないと思ってしまった。

直接彼女たちと関わりがあったわけではないが、この俳優を好きなままでいると、自分の格が下がってしまう気がした。

自分の身可愛さにファンを辞めたのだと言われればそうとしか言いようがない。

今は元々年間80本ほど足を運んでいた様々なロックバンド界隈のファンと、

大手事務所所属し、有名なブロードウェイミュージカルの主演の仕事が来る俳優名無しのファンとして存在している。

名無しのファン透明な存在になれていい。

コロナ禍で好きだった俳優には完全に顔と名前認知されており(ファンが少ないので当たり前といえば当たり前である)、

接触イベントで名乗ると「わかるよ、○○だよね」と言われていた。

わかるよってなんだよと思いつつ嬉しかったが、今は透明な存在に安堵している。

透明な存在不透明な悪意などを思いつつも。

2年という短い間だったが、思い出はたくさんあった。

ファンサがある舞台ではピンポイントファンサがあったし、接触イベントでは自分が話す内容に大笑いしてくれて、過去イチ笑ったわ、という言葉が聴けて嬉しかった。

自分はもう好きだった俳優舞台に行くことはないのかもしれないが、彼の夢が叶うことを陰ながら応援している。

どうか品性と知性を欠いた世界に彼が溺れてしまわないように、ファンを辞めて遠くに来てしまった自分でも願っている。

2023-01-15

弱者男性という存在に向き合ってほしい

俺は弱者男性と喚ばれる存在だけど、世の中に求めるのは弱者男性という存在に向き合ってほしいということだ。

向き合うとはどういうことかというと、いま、弱者男性というのは存在しないものとされている。透明な存在というやつだ。

それではいけない。ちゃん存在を認めてくれということだ。

例えばどういうことか。

ちょっと前にニュースで「男性更衣室の大半に実は防犯用の監視カメラが設置されてる」というのがあった。

利用者男性カメラのことを伝えることな勝手に設置されていたというのさ非常に驚く話だったけど、炎上するとかはなく、そのまま話題は終わった。

もしも、無断で設置せずに、設置するとき男性意見を聞いたらおそらく大半の男性はこう言うだろう。

撮影されてるのは気分良くないけど、防犯のためになるなら仕方ない。」

まり、無断で設置しようが断りを入れようが結果は同じで男性は受け入れるのである

じゃあいちいち聞かなくていいじゃないか、というかとなるとそんなことはない。

「男だからかいことイチイチ気にしないでしょ」と勝手に決められて物事が進められるのは悲しいし傷つくのだ。

向き合ってほしい、存在を認めてほしいとはこういうことだ。

結果が同じでも、ひと言言ってもらえるだけで心の負担は軽くなる。

こういう細かい心配りというのは、女性のほうが効果をよく知っているのではないだろうか。

職場などで、女性同士で些細なことでも断りを入れたり、何かあれば感謝をつたえたりしているのを見かける。

こんなことで弱者男性の扱いや立場が変わるとは思わない。

でもまずこういうところから始めるしかないのだ。

2022-10-09

anond:20221009145502

ワイも見た目が悪い女やから同じような反応されるで

そういう人間を許すのは嫌で、しかし不幸になればいいとも思いたくないか

どこか遠くの知らない土地で生きて勝手に生涯を終えて欲しい

一切この人生に関わってきて欲しくないと思っている

あれは透明な存在人間じゃない。

2022-07-18

輪るピングドラム」がモチーフにしたもの

この記事が少し話題になってる。

https://anond.hatelabo.jp/20220713203406

ただ輪るピングドラムは完全ネタバレしていくともう少しいろんな事象を混ぜている。

キーワード1995年

しか2011年でさえ理解者が少なかった。

視聴者層が若かったのではないか。今年開かれた原画イベントに行くと当時十代後半だった層が殆どだったので…多分見終わってから調べた層が殆どではないかと。

しか2021年になってしまい、新規視聴者が増えても、時代背景から作品理解がどんどん難しくなっていて、当時のブログ考察もなかなかたどり着きにくいなと感じている。

一応ピンドラ考察代表例としてだされている「ピンドラモチーフにしたもの」についていくつか触れておくので、全くわからなかった人はこのあたりをヒントにしたらいいと思う。

■95というモチーフ

1995年のことだ。バブル崩壊したが残り香がある時期。世間2022年のように混沌としている。当時の混沌から勢力を拡大したのがオウムとする意見が主流だ。

モデル事件として地下鉄サリン事件、は勿論なのだが、この年にはその前に「阪神淡路大震災」が起こっている。

村上春樹の「かえるくん、東京を救う」が劇中に出てくるが、これは短編集「地震のあとで」に収録されているその震災の話だ。

同じく村上春樹の「アンダーグラウンド」というサリン事件被害者インタビューの本がある。

この2冊は作品構造とも密接に関わっているので、考察するには要チェックだ。

透明な存在

作中で出てくるキーワードだ。

これは神戸児童連続殺傷事件1997年)の犯人が出した犯行声明に書かれていたキーワードだ。

そこから「こどもブロイラー」へと繋がっていく。

この件に関しては同監督作品の「ユリ熊嵐」の方が直球で投げていたかも。

カレー

98年に起きた和歌山毒物カレー事件について思わせるシーンがいくつかある。

宮沢賢治銀河鉄道の夜

アニメ冒頭から語られる話であり、ピンドラ考察するならまずこれを読めというものでもある。

登場人物名前から関係性、台詞などアニメ構成自体ベースにあるものだ。

ただもう一つ踏み込むと、宮沢賢治宗教観父親対立していたこと、岩手に「ユートピア」を作ろうとしていたこと、病弱な妹を溺愛していたことなど、彼の人生も重なる部分があるので調べてみてほしい。「自己犠牲」についても同じくだ。

聖書などを匂わせる描写もあるが、それも宮沢賢治の独特な宗教ルーツから連想したと思われる。

■同世代への批判

原監督根本的な怒りの部分がここにある思われる。1964年まれ監督なので、そのあたりを踏まえてみるともっと考察が生まれるはずだ。むしろその世代に語ってほしいとさえ思う。

南極物語

銀河鉄道の夜と並行してこのストーリーが組み込まれている。こちらも登場人物名前に注目してみてほしい。

リンゴの受け渡し

この辺は有名な考察なのだが今から視聴する人がこの考察にたどり着けるか心配なので、一応触れておく。検索したら出てきます最終回後にどうぞ。

まあまだ考察は山ほどある作品だが、このあたりを検索していけば他の考察も目にするだろう。youtubeかにもあがってたりするので。

本作の見方個人的おすすめなのは「分からなければ一旦ネット上で溢れている考察鵜呑みにして見直すこと」で、その上で「それは違うんじゃないかなー」ってなっていくから

やっぱ「生存戦略ー!ハイレグ!」で釣られて気軽に見れる作品ではないなという印象はずっとあります。導入すげー軽いんだけどな。怖いんだよなそこが。愛の話で片付けちゃう宗教っぽいよね。総括すると愛の話なんだけどね。

あと総集編の新録パートがまたどう転ぶのか難しくて、そのへんも考察を待っている。この記事見るのはこのアニメファンだろうから「それは違うよ」という意見ならどうぞ語ってほしい。議論こそピンドラだ。

2022-06-19

anond:20220618222047

透明化=誰にも叩かれていない状態

という理解であってるよね。

もっと、モ女は叩かれて、目立った方がいいってこと?

モ女が叩かれるようになるには、もっと悪評を漂わせないと難しい気がする。

もともと弱者男性透明な存在だったけど、

一部のツイフェミが、物言わぬ弱者男性サンドバッグ代わりに叩き始めた結果、

我慢できずに弱者男性が反逆し始めたのが現状なんだよね。

2022-05-25

anond:20220525123206

20代なんか最初から狙ってないで

40男が30後半から40前半で狙ったところでうまくいかない

人並みの経験を積ませてもらえなかった透明な存在である非モテ

散々いろんな経験をしてきたアラフォー女性からしたらとてつもなく未熟な存在に見えるから

2022-05-24

マッチングどころか足あとすらつかなくなった

ここでもワイは透明な存在か…

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