撮影会というものの特殊性についてもうちょっと考えてみてもいいんじゃないか
コンサートというものは演者と観客がはっきり分かれていて、観客にスポットライトが当たることはない
観客席にいくら気持ち悪い人間が集まっていても、さほど気にならないというわけだ
ジャニーズのコンサートと同じように若い女性アイドルのコンサートにおっさんが集まっている現象は
多数あると思うが、さほど問題視はされていないだろう
客観的に見るとポーズをとっているモデルとカメラを構えている撮影者は
同じぐらいの存在感がある。少なくとも演者と観客のように一方的な関係ではない
このバランスの不均衡が気持ち悪さを生み出しているのではないか
参加者はコンサートの観客と同じように自分は透明な存在のつもりになっているのに、
現実的には存在感を強く主張する大量の撮影者が塊になっているのだ
これはグロテスクと言っていいだろう
無知にして男性アイドルを女性が撮影するイベントがあるのかどうか知らないが、
大規模ライブの特殊性というものを考慮してみてもいいじゃない? 撮影会とはくらべものにならいないほど大勢の観客に対して性的価値を晒してることになる
観客の数は関係ないんじゃないかなぁ 撮影会は五人でも集まるとキモいからね 群体としての存在感が違う 撮影者は観察者ではなく行為者だからだ