はてなキーワード: ずんとは
私は某私立女子校の卒業生である。身元を特定されたくないので、入学・卒業年度はフェイクにした。
これを書いたのは、学校自体にそれほど恨みはないが、中学校の口コミを集めるサイトで誹謗中傷判定されているのか自分の体験談が載せられないことに違和感を覚え、とりあえずどこかに載せたいと思ったからだ。
====
北の大地に建つ某私立女子校(以下、S校)が私の通っていた中学校である。これだけで候補がだいぶ絞られただろうと思う。
S校には、各地から生徒を集めるため、寮が付属しており、2010年頃、私は関東の親元を離れて入学・入寮した。
入学式の日は今まで訪れたこともなかった土地での親元を離れた生活に心を躍らせていた。この先6年間、新しくできるはずの友達と一緒に楽しい寮生活を送る自分を想像していた。
しかし、私のその期待は叶えられなかった。というのも、入学してから1週間が経過すると、たちまちいじめが始まったからである。
いじめっ子は入学してわずかな期間でスクールカーストの上層に地位を築き上げた“かわいい子”(以下、H)とその取り巻きである。
Hは外国の血が混ざっているとかで目鼻立ちがくっきりしており、明るい色のくるくるした地毛が愛らしい子だった。そのかわいさとハキハキと物を言う性格から成るカリスマ性を発揮し、あっという間にクラスの内外で忠実な部下をこしらえた。
いじめの理由は大したことではなくて、要約すると「気に入らないから」。気に入ってもらえなかった原因はさっぱり分からない。
(Hとは入学式の前にあるガイダンスで知り合ってはいたが、「綺麗な髪だね」「これ地毛だよ」「そうなんだ」と会話したのち、すぐに別れた。綺麗な髪だねという言葉が彼女の気に障っていたのだろうか)
Hもその取り巻きも中1女子だったので殴る蹴るなどの暴行はなく、主にシカト・ハブ・掃除の押しつけ・呼び出しての暴言が主だった。
同じ寮生のみならず、自宅から通う生徒(以下、自宅生)にもHの影響力が及んでいたようで、友達は一切できなかった。
教室でも廊下でも校庭でも教師の目がないところでは常に陰口をたたかれていた(らしい)。
小テストの点数が良ければカンニングだと根も葉もない噂を立てられ、点数が悪いときは知的障害者だと笑われた。よく分からん噂で教員に説教されるよりも、バカだ、知恵遅れだと言われるほうが楽だったので、テストは時間いっぱい寝るようになった。もともと授業態度が良い方ではなかったのでなんら不自然ではなかったと思う。
彼女らの寮則破りはすべて私の責任になって、しょっちゅう先輩や寮母に怒られていた。生徒間では私に友達がいないことはほとんど周知の事実だったのに、部屋のお菓子パーティーの声がうるさいとか片付けがなってないとか怒られた。
在室時は部屋の前にスリッパを並べるのが規則なのだが、毎日、知らぬ間にスリッパが廊下の端と端に飛び散っていた。寮則違反なので怒られる。
乾燥室に干した衣類はぜんぶ床に落とされ、足跡が残されていた。何度だって洗濯する。1回100円、中1には痛い出費だった。
洗濯機を回している時に目を離すと止められるので、洗濯中は見張る必要があった。トイレに行った一瞬で止められたときは相手の気合の入れように驚いた。
週末の昼は寮の洗面所に呼び出され、4~5人に囲まれて1時間から、長いときは3時間くらいひたすら悪口を聞かされることが多かった。負けず嫌いだったのでいじめっ子たちの前では絶対に泣くまいと歯を食いしばって聞いていた。慣れると聞き流すようになった。
避難訓練の際、自分のスリッパが見つからず、裸足で外に出る羽目になった。「ガラス片が落ちていたら危ないでしょ? ケガしたいの?」と寮母に怒られた。スリッパは洗面所のゴミ箱から見つかった。汚くなっていたので買い替えた。
一番ダメージが大きかったのは、いじめが始まる前までは口をきいてくれていた子たちが、Hの「増田と喋ったらハブるよ」の一言で口をきいてくれなくなったことだ(寮生活を始めたばかりの13歳の女の子たちにとって同級生からハブられることは何よりの脅威だった)。
いじめが始まる直前まで仲良くしてくれていた子に「増田のことは嫌いじゃないし、増田は何も悪くないと思うけど、私もいじめられたくないから……ごめんね」と言われたときは、さすがに堪えて、1日中ベッドのなかで泣き続けた。(断っておくが私のケースでは、こうして私から離れた子、私と話さなくなった子は何も悪くないと思っているし、今も彼女らを責める気はない)
泣き続けるかたわらで、いじめっ子のひとりが同室の子と楽しそうに喋っているのが心底ムカついた。単純に、死ね、と思った。
両親は私がいじめられていることを知ると、高い入学費や学費を払ったのにもかかわらず、すぐに「いつでも戻ってきていいんだよ」とか「退学したくなったら言いなさい、退学手続の準備はできてるから」とか「がんばって通い続ける必要はまったくない」とか「退学していじめを避けることは逃げでもないし格好悪いことでもない」と何度も何度も私に言い聞かせて、自分たちが味方であること、逃げ道があることを教えてくれた。
逃げ場を提示するという両親のサポートのおかげで私はいじめを乗り越えることができたのだと思う。
※決していじめは乗り越えるものではない。むしろ逃げるほうが最善・最適である。周囲に何と言われようといじめられている子供がいじめを乗り越えようと努力する必要はないし、何より周囲は彼・彼女にいじめを乗り越えさせようとするべきではない。
表立ったいじめは中学2年生の夏頃まで続いたが、寮生ほど影響力を及ぼしづらい自宅生の子たちが喋りかけてくれるようになったのをかわぎりに、いじめっ子集団以外からのハブりやシカトはなくなった。中2の夏休みが終わった後にようやく友人がひとりできた。
相変わらず掃除の押しつけやパシリ、悪口・陰口は続いていたが、私自身も慣れてしまったのでほとんど気にしないで学校生活を送っていた。
中学3年生になった頃にはいじめっ子集団を除いた同級生とはおおむね仲良くしていた。
スクールカーストのトップグループとはいえ、彼女たちを嫌う生徒も出てきたからだ。そういう子たちは彼女らの前で嫌悪感をあらわにはしなかったが、それまで避けていた私との交流を持つようになった。
そうして心に余裕が出てくると、2学年下の中1の間にも同じようないじめが起きていることに気づいた。話を聞くと、1年前(私が中2の時)も新1年生の間でいじめは起きていたらしい。さらに毎年、1年生は誰かしらひとりがいじめられると聞いた。
いじめられているのは、少し太っていて、自室のベッドに引きこもり、お風呂に行かなくなってしまった女の子(以下、K)だった。
わが寮では、「いじめられる側にも非がある」という考えが徹底していた。
『いじめられっ子にはいじめられるような理由があるのだから、いじめられたくなければ自ら改善しなければならない。改善の努力がないならいじめられても仕方がない』
こう考えることで、私たちは後輩間のいじめを黙認し、いじめを止められない自分たちを擁護していた。
実際、Kちゃんは「汚い」「くさい」って言われているのに風呂に入らないんだから、まあ仕方ないよね、とかなんとか話した記憶がある。
風呂では当然、全員が裸になる。私も経験があったが、風呂場では普段見えないところの悪口を言われる。私も体毛が濃いことをさんざんバカにされた。勝手な憶測だが、Kもおそらく風呂場で太っていることを笑われたのだと思う。それで風呂に入れなくなってしまったのだろう。彼女は何も悪くなかった。
さて、入学式から2ヶ月経つと、Kは夕食の場にも出てこなくなった。その頃合いから上級生の間では彼女が退学する時期を予想するのが流行りだった。
「去年の▼▼ちゃんは夏休みが終わったら帰ってこなかったんだよね」
「いや、夏休み前にやめそう」
「Kちゃんが電話で『やめたい』って言ってるの聞いた子がいるから、私も夏休み前だと思う」
みんなで休日にお菓子を食べてカードゲームをしながら、その話題で盛り上がっていた。
私も、「増田はどう思う?」と聞かれて、「1回親元帰ったらもう学校には戻らないんじゃない」と答えていた。
賭ける? という言葉もチラホラ出てきた。お菓子を賭けて遊ぶのだ、いじめられている子がいつ耐えきれなくなって退学するかを。
後輩間のいじめを止めようともせず、いじめられる人に非があるという考えに迎合している時点で手遅れだが、賭けへの参加は固辞した。
結局、Kは夏休み開始と同時に退寮・退学した。親御さんも来て片付けをし、最後、寮の玄関で寮母に「ありがとうございました」と頭を下げていた。
食堂の窓から退寮する彼女を見かけた。入学時は小太りだけど小綺麗な女の子だったのに、たった半年も経たずにずんぐりと太り、髪もボサボサで、みすぼらしくなっていた。
弁当箱を洗いながら、2学年下のKと同室だった後輩の「やっと部屋の空気が綺麗になる」という言葉を聞いていた。
ちなみに私の代では、中2になってから同時進行でいじめられるようになった他の子が2人ほど中途退学した。
入学時の人数が最多だった私たちの代は、卒業までの間に減った生徒数も最多だった。
2年間をいじめで無駄にしたものの、私は卒業まで在籍し続けた。
だが、付属の高校へエスカレーターで進学する気にはなれなかったし、それ以上在籍する価値がある学校じゃないという親のアドバイスもあり、外部へ進学した。
そして、高校2年になる直前くらいに、かつて仲良くしていた自宅生の子から久しぶりに遊ばないかという誘いを受けた。
私が3年間過ごした寮は卒業生なら無料で宿泊できることを知っていたから、快諾した。卒業生の先輩が泊まっていたのを見たこともある。
念のために、電話で寮に問い合わせ、確かに泊まれることも確認した。
いざ荷物を持って寮まで行ってみると、問い合わせたときとは別の寮母(当然顔見知り)が、
「増田さんはね、中学しか卒業してないから、ウチの卒業生扱いはできないのよ」
と言ったのだ。
おもしろすぎて笑った。いや、中学卒業してるんですけど。今あんたも言ったけど、中学の卒業生なんですけど。
あースッキリ。
high pressure washingでYouTube検索
ケルヒャーとかの高圧洗浄機で庭のコンクリや壁や車を綺麗にする動画が見られる
業者がうちに頼めばこんなに綺麗になるんだぜって見せてる動画だから冗長な部分もない
自分は車みたいなツルツルしたものよりもコンクリや煉瓦の壁が好みで
特に壁の苔や鳥のフンみたいな汚れがバシバシ取れていくのを見るのが快感
こういう動画が好きなあまり一戸建に移った時に高圧洗浄機を買った
回転式のブラシとセットで2万円くらい
前庭のコンクリはブナの木から毎年落ちるドングリの油と泥汚れで黒ずんでいたが
回転式ブラシを数回滑らせるだけであっという間に綺麗になった
ここ数年で一番の良い買い物だった
僕が地球に不時着したのは32年前で、故郷の星に戻ることを諦め今の妻と結婚してから4年になる。
結婚を機にウォーターサーバーの営業の職に就き、契約先のオフィスを巡って重たい水のボトルを運ぶ日々を送っている。
ーー
数年に一度くらいのことなのだけれど、街角で僕以外の宇宙人を見かけることがある。
地球人にはまったく気づかれないと思うが、やはり宇宙人同士だと一目でそれとわかるものだ。
苦笑いを浮かべて会釈を交わすこともあれば、こっちに気づいた瞬間に走って逃げられることもある。
お互いにいろんな事情があってこの星に迷い込み、生きることを決めたのだろう。
ーー
地球人は安全極まりない生き物だけれど、得体の知れない異星人には捕食される危険性がある。
だから宇宙人同士で会話することはないし、会話したとしても必要最小限の二、三言で、以後はできる限り互いが会わないように注意して行動するようになる。
なので今日、最終電車を待つ夜のホームで出会った宇宙人と、数分とはいえ世間話しをしたのは初めてのことだった。
普通ならそんな危険なことは絶対にしないのだけれど、彼の首筋に宇宙刑務所マークの刺青(脳に施されるため、刑期を全うしない限りはどれだけ肉体改造しても神経を伝達して浮かび上がってくる)があり、それで彼が宇宙刑務所からの脱獄囚だと気づいて、思わず自分から話しかけてしまったのだ。
「あの刑務所って、宇宙が誕生してから、たった一人しか脱獄に成功していないんですよね?」と僕は尋ねる。
「ええ……そうらしいですね」と男は遠慮がちに言う。彼は50代後半の男性型地球人が休日を過ごすときのような姿をしていた。
「なにか、生まれつき特殊な能力をお持ちだったんですか? テレポーテーションとか、サイコキネシスとか?」
「いえいえ、そんな凄いことなんて何一つ……というか、実際にそういった能力を持つ宇宙人って、実在するのですか?」
「いや、すいません」僕は頭を搔く。「地球のテレビ番組とかでよくそういう設定の宇宙人を見るので、つい。実際には、聞いたことがないです」
「ははは。そうですよね。私の故郷の星は地球とよく似た環境で、というかほとんど違いがなくて、むしろ地球人に比べてわずかに非力なくらいです。だから自動じゃないドアが重くってね、ははは」
「地球人は宇宙人の中では怪力なほうですもんね」僕は持っていた缶コーヒーを一口飲んで一拍間を空けてから「それで、どうやって脱獄したんですか?」と、一番聞きたかった質問について、できるだけなんでもない風を装い、尋ねる。
「うーん、あれは脱獄したというか、気づいたら脱獄していたというか」と彼は言葉を選ぶようにして言う。「脱獄には地球時間で8週間ほどかかったのですが、意識がなかった時間も多くて。心音を止めないと探知機が作動する通路があって、心停止していた期間とかもあって、記憶が曖昧なんです、無事に蘇生できたからよかったのですが」
「心停止、ですって? かなり、壮絶だったんですね」
「そうですね。一緒に脱獄を企てた幼馴染が蘇生に失敗して、途中で息絶えてね。あとは刑務所長から脱獄計画を中止しないと一緒に収監されている息子を拷問するぞと監内放送で脅されたりして……ブラフとわかっていても、あれはこたえましたね」
「それは……」僕は絶句する。
「宇宙警察では収監されるときに服はおろか、体毛も歯も爪も触手も手術で没収されるでしょう。食事も粉末栄養だから脱獄に使える道具もなくて、とにかく知恵をしぼりましたねぇ」
そこまで聞いて僕は、最終電車が来るまであと数分もないことに思い至る。
彼に聞きたいことは山ほどあった。だが、残り時間でそれを全て聞くことはできそうにない。
「どうして、あなただったんですか?」この機会を逃したらもう2度と会えないのだ。僕は失礼を承知で、思い切って知りたいことを端的に尋ねることにする。
「宇宙刑務所では毎日、何億人という荒くれ者や知能犯の宇宙人たちが、ありとあらゆる方法で脱獄に挑んでは命を落としてるって聞いたことがあります。どうして、あなただけが、脱獄できたんでしょうか?」
「そう……ですね」彼はうつむいて、黙り込んでしまった。僕は気に触るようなことを言ってしまったかと一瞬不安になったが、彼の表情を見るに、僕の投げかけた問いに真剣に答えてくれようとしているみたいだった。僕は辛抱強くその問いの答えを待ち続ける。
待ちながらふと、その問いは彼がずっと自分自身に対して問い続けてきた質問なのではないか、と僕は思う。
「私は、ずっと」と絞り出すように、彼は言った。
「私はずっと幼い頃から、【この世界は私のためにつくられてなんかいないんだ】と、はっきりと認識していました。
どうやら、家族や友達はみんな、この世界が自分自身にとってなんらかの意味があると自然と感じているんだ、と知って、自分にはそれがとにかく不思議でしょうがなかったんです。
世界と自分が大なり小なり呼応した存在であるという、周囲の人たちが当たり前に感じる感覚を、私は幼い頃からずっと感じることができなかった。私は、この世界は自分というちっぽけな存在を全く気にしてもいなくて、ただ自分の隣を通り過ぎていくだけの存在でしかないのだ、と、そういうふうにはっきりと感じていました。
この世界は偶然私と出会っただけで、私のことに気づいてなんていやしない。深い海の底で巨大な鯨と出会っても、鯨は私を気にもとめずに泳ぎ続けていくでしょう。私にとって世界とは、そういうものなんです。
私は生まれつきこの世界に対して、違和感というか、距離感を感じていました。なんというか、それを私のように感じている人に出会ったことがないんです。近いことを感じていても、私のようにはっきりと確信している人は、いない。もし、私だけに宇宙刑務所を脱獄できた理由があるとするなら、脱獄の手法は全く本質的ではなくて、その距離感こそが――」
彼がそこまで話したところで、僕が乗る最終電車がホームへ入ってきた。
僕は彼の顔を見る。彼はまだ何か話したそうな、もどかしい表情をしていた。
もう少しだけ。もう本当にわずかな時間さえあれば、彼が幼い頃から感じてきた何かを、やっと言葉にできる手助けができるのかもしれない、と僕は思う。
でも僕にはそれを待てるだけの時間がない。明日も仕事があるし、なにより終電を乗り逃したら、家で待つ妻がひどく心配するだろう。
けれど――
その時、そんな言葉が、僕の口を衝いて出てきた。
僕と彼はその言葉に、一瞬だけあっけにとられたような顔で見つめ合ったあとで、あはは、と一緒に笑った。
ああ、彼もあの詩を読んだことがあるんだ。と思い、僕は嬉しい気持ちになる。
無言の会釈を交わして僕たちは別れ、それぞれの日常へと帰っていく。
ーー
自宅のマンション前に辿り着くと、部屋の明かりが消えているのが見えた。妻はもう先に眠っているようだった。
僕はエレベーターで八階に上がり、音を立てないように玄関を開け、リビングの明かりを灯す。
リビングテーブルの上に、妻が僕のために作ってくれた夕食と、A4サイズの封筒が置かれていた。
僕は夕食のおかずを電子レンジに入れてから椅子に座り、封筒を手に取る。中には書類が入っているようだった。僕は中の書類を取り出す。
そこには、妻の不妊治療の結果と、夫向けの精子検査のパンフレットが入っていた。僕は詳細については読まず、書類を封筒に戻す。
僕はその封筒をじっと見つめ、それから寝室で寝ている妻のことを思った。
と彼は言っていた。僕には彼の話を完全に理解することはできなかった。
彼の言ったことが僕にも当てはまるとしたら、僕と妻はこの世界でどれだけ一緒にいられるのだろうか、と僕は考える。
僕は僕の夕食が温まりきるまでのわずかな時間、目を閉じ、『二十億光年の孤独』の詩を思い出そうとしてみる。
万有引力とは
それ故みんなはもとめ合う
その時にはっきりと、故郷の星に戻ることを諦めたのだ。
宇宙はどんどん膨らんでゆく
彼女と別れて数年。
コロナで人恋しいのもあり、今後恋人や嫁ができる気配もないので、おっぱいを買いました。
シリコン製のおっぱいだけのやつあるじゃないですか。分類としてはオナホールになるのかな。穴はあいてないけど。
モノはドンキのジョークグッズコーナーに置いてるのから、数万円レベルのまでピンキリだけど、自分が買ったのは値引きありでお値段は二回飲みに行くくらい。
商品としてはこれ。
http://www.ssi-japan.net/merchant/products/detail.php?product_id=1208
正直、こういうのバカにしてたんですよね。おっぱいだけあっても怖いだろとか。シリコン触ってもおっぱいとはさわり心地が違うだろとか。
そりゃまあ感触は違うっちゃ違うんだけど……。すごい頑張ってるよこれ。それっぽさは感じる。
何より、乳首が常にピンピンで、手で触ってるだけで幸せ。リアル女の子じゃないからずっといじってても文句言われないしね。
本体が手垢とかでどんどん汚れるのがいや(店の見本とか見ると黒ずんでるし)で、自分のシャツをかぶせたけど、そうすると見た目のシリコンっぽさも隠れることで、ぐっと本物感が上がる。
適当なシャツを着せたので、ブラとか肌触りのいいシャツとか着せたらもっと興奮するのでは?とかカスタマイズ性も感じてる。
ほんと家でだらだらしてる間ずっと触っていられるおっぱいがある、というだけですごく心が安まるんですよな。
難点としては、やっぱりシリコンくさいしずっと触ってると手にシリコンの油分?がついてきて我に返ってしまう。
この辺は時間経過でどうにかなんのかな…?それって劣化してるのでは……?とかは思う。
あと単純にでかくて邪魔ですね。人呼ぶ部屋じゃないからまあいいんだが……。
オナホとして使うのはどうなんだろう……。でかくて洗うのめんどくさそうだし、自分でおっぱいホールドしなきゃいけないし、微妙そう。
http://ssi-japan.net/merchant/products/detail.php?product_id=1247
私はお弁当工場の他に靴工場をはじめとする他の工場でも働いたことがありますが、お弁当工場ほど混沌とした場所はありませんでした。
お弁当工場内にはお惣菜部門、炊き込みご飯部門、下ごしらえ部門、パッケージング部門などが存在していましたが、作業の途中でしょっちゅう行方不明者が出るためかどこも常に人が足りておらず、一日に色々なセクションを行ったり来たりしたものでした。
工場内の空気は蒸し暑く、床はいつも汚らしい液体で濡れていて、防護服の隙間からは腐った食べ物と腐っていない食べ物が混ざり合った暴力的な匂いが入り込みました。出来上がったお弁当を載せたベルトコンベアはしょっちゅう不具合を起こし、私たちが作って詰めた食材が床にばらばらに散らばりました。私たちはその光景を無感動に眺めました。
代替可能な人間としての自分に耐えきれなくなった人が、差別化を図ろうとして歌を歌い出したり、踊ったり、炊き込みご飯をつまみ食いし始めました。
🙄
これは確かにそうだった。弁当工場は色々なところに食品を卸していたりする。コンビニの提携先の場合も多種多様な商品を扱うことになる。
そして発注数で製造する数も当然変わってくるので日々のスケジューリングはかなり流動的だった。
30分前には幕の内弁当に白米押し込んで量りでチェックしてたのが、今は給食として卸すライスバーガー用のピーマンを選別。そしてまたその1時間半後には鳥から丼にマヨネーズかけてる…みたいな感じ。
人出不足っぽく見えるのは必要な人員が日によってまちまちなので派遣労働者で調節してるからだな。
せわしなく配置変更しているので戸惑ってはぐれる奴がいてもおかしくはないが、そのままばっくれる奴はかなり稀…なはず。働けなくて困るの自分だからね。
衛生管理の面で高温多湿はご法度。食中毒なんておきたらそのままその工場はなくなることもあり得る。
トラックで運ぶ際も温度チェックはするし店舗に着いたらすぐに陳列するよう指導もされてる。
そんな重要なことを無頓着にしていてこの工場は大丈夫なのだろうか。
うーん。やっぱり食品加工業者でこんな衛生管理がまかり通っていた所があるのか甚だ疑問である。
僕も増田と同じように派遣で何か所か手伝っただけだが弁当工場はどこも綺麗だった。
ユッケ食中毒事件とかバイトテロ騒動が問題になった10年まえくらいから衛生管理にはひと際気を使うようになったらしい。
(そうでなくても21世紀にはいってからどんどんマシになっていったらしいけどね)
増田の話が本当とするなら10年以上前のちょっとやばい工場ならありえなくもないかも。
まあ鮮魚を扱ってるところや回転寿司チェーンなら今でも溶け出した霜や洗い場から溢れた水で水浸しだし、せわしなく働いてるから床の隅からサーモンの切り身がひょっこり出てきたりはそんな珍しくなかったりする。
でも弁当工場で扱う食材ってすでにある程度加工済みなんだよね。炊くか炒めるか焼くかしてあとは詰めるだけ。
増田が行ってたとこはある程度加工もやってるぽいけどそんなの増田みたいな超短期の助っ人派遣労働者たちはまずやらせてもらえない。
詰めたり検品したりの、そのなかでも更に簡単な作業しか任せてもらえない。工場からすれば何やらかすかわからない得体のしれん人間だから仕方ない。
汁気のあるものが少なくて簡単な作業しかしてない。衛生管理にもうるさい。そんな状況下でいつも汚らしい液体で濡れてる状態になることはあまり考えられない。
ローラーのついたレールをゴム製のカバーで覆ってるだけだし、電気系統もモーターのスイッチ入れたら動く、よくて速度調整の可変抵抗器があるかどうか。
不具合があるとすれば、製品のコンベアへの乗せ方が悪くて途中でこけた/詰まったか、誰かが間違ってモーターのスイッチ止めたか。
これって増田たち末端従業員のミスなんだよね。なんでそんな他人事みたいな言い方なんだろう。
コンベア止まると結構な騒ぎなんだよな。それだけ作業が遅れるし、ひとつ前の工程からくる製品がどんどんたまっていく。
当然ながら監督してる社員さんの怒号が飛び交うし、社員さんから復旧のためや流れを妨げないためにあれこれ指示出されるから、「無感動に眺め」ている余裕はない。
他人に聞こえるレベルで鼻歌歌ってたらベテランパート婦人集団に絞められる。
無論スペース面でも時間面でも踊ってる余裕はない。
つまみ食いはおろかマスクを外して口を見せるだけでも叱責される。
工場でのつまみ食い自体はお菓子工場で目撃したことはある。規定に満たず廃棄の箱に入れられたチョコを現場リーダーが貪り食ってた。奥歯すっげえ黒ずんでた。
しかしそんなことは広大な工場でワンセクションに派遣2,3人しかいないというシチュエーションだったから可能なこと。人が密集して行きかう弁当工場でそんなことできるだろうか。
ほんとな。
社員にしても派遣にしてもよくこんな奴らでこれだけの量の弁当作って出荷してるよなって毎回関心してたよ。
僕も人のこと言えたもんじゃなかったけどさ。
「ネットとかで色んなおまんこ見るけど、まーさんのおまんこはすごく普通な形!」って適当に言うと、
「やったー!」と喜んだ。「普通の形だから、いつもまーさんのおまんこ思い出しておかずにしてた。
エッチな動画見ても、そこにまーさんおおまんこ想像で合成して。普通のだからどんなのにも合う」。
「でへへへへー。それほどでも」。
小陰唇も端は黒ずんでいて、短めのびらびら。
大陰唇が閉じてると小陰唇が帆立貝のひもみたいに出てる感じ。
肛門も黒ずんでる。漫画の集中線みたいに奥に向ってすぼんでく。
だけどその色に対して「中身」は赤くて、その対比でグロい印象(悪口でない)。
悪口を書いてると読まないで欲しい。なるべく正確員にそのままを文字で描写しただけ。
僕の文才が無いのが悪いし、これが悪いって言ってるわけじゃない。
色がピンクならなーとか、小陰唇が肉厚ならなーとか、そんなの知らない。
「貧乳が好きなんじゃない、女の子が貧乳を気にしてるのがいいんだ」というのは、貧乳を理解できない巨乳派が何とか捻りだしたこじつけだ。
もちろん巨乳が嫌いな訳ではない。おっぱいは平等に好きだし、姉ショタなら大きいおっぱいのお姉さんがベストである。
ただスラっとした体躯となだらかなカーブの方に造形的な美しさを感じる。
絵を描くとき、身体のアタリをとってからおっぱいを書き入れるが、どうしても大きいおっぱいは肢体の造形に対してアンバランス、余分な装飾という感じがする。
女性らしいS字のバランスもあるが、それを求めるとお尻も大きくしなければならない。ずんぐりになってしまう。
シルエットを奇麗にしようとすると胸は小さめの方がいい。
いや、もうコンテナ技術とかLinuxに非ずんばコンテナに在らずなのはしゃーねーかなーとか思ってはいる。
たださー、なんかオープンソースの代表みたいな感じで扱われてるのが気にくわないんだよね。大体のドライバなんてプロプライエタリなもんだし。モノシリックだからLSBとか使ってるし。
なにが嫌なのかなと思ってたら昨日のMicrosoftの発表を知って気づいた。DirectX12の移植とか、WSL2とかやっほーと思う反面、なんでそんなことしてんのって思うんだわ。
WSL2とかWindowsに同居しすぎだろ。cygwinくらいでいいよ。なんか変に壊れそうで嫌だし、DirectX 12ってAndroidへの移植が念頭なのか知らんがなんでそんなことしてんのと思うのだ。
まぁ、メンバーみたら大企業ばっかだからLPICみたいな感じになるのは仕方がないけど、なんかまだ言葉に出来ないけど気持ちわりーんだよなぁ。
高々カーネルなんだけどなぁ。