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はてなキーワード: 脳天気とは

2023-06-29

自分が怖い

5日前、偶然の偶然で二度と会いたくない男にばったり会った。

駅ナカで人混みの中だったか存在に気がつくのが遅くなったんだと思う。

からモラハラを2年以上受けてやっとの思いで縁を切ったのに、

どうして脳天気に話しかけてくるのかわからなかった。


声が聞こえた瞬間に怖くて自分の靴を見ていた。

怖くて無言の空間が続いた。

自分が怖くて。


モラハラをしてきた威圧的な彼の顔や声、今でも鮮明に思い出す。

その度に怒りが込み上げて「もしも次会ってしまったら今までのこと全て仕返ししてしまう」と怖くなる。

自分が何をしでかすか、全く分からない。


そして今回、騒がしい駅ナカで声を聞いて確信した

今振り返ったら自分を抑えられない。



無視をして電車に乗った後、涙が止まらなかった。

逃げた自分がみっともなくて。



いつか全て水に流せて思い出しても怒りが湧いてこなくなった時、その時は逃げずに大人対応が出来るのかなと思う。今ではないいつか。

2023-06-04

ドラゴンクエストⅡ 任侠鉄砲伝説」写し

2001/0721土

先日

柳川氏が

ドラクエⅡを

プレーしていると書いたが

今日

「ほのおの祠」の在処が分から

悪戦苦闘しているようである

本当に器用だなと思うのが、

ちょっとドラクエをやったかと思うと

テレビもつけっぱなしで

すぐに

作曲部屋に戻って

ゴリゴリ作り

しばらくするとまたテレビに向かって

「ほのおの祠~」

叫び

かと思うと

また作曲をしに行ってしまう。

だいたい計ったように

三十分くらいずつ

あっちをやり

こっちをやり

と大変忙しい。

どっちかをまず

片づければ良いのに、

と思うのだが、

ご本人にとっては

それがいたく快適らしい。

とはいえ、僕も、

柳川氏が

ドラクエに戻るたびに

ぼーっと手を止めて

見ているのだから

人のことは言えないのですが。

と言っているうちに

柳川氏、

とうとう諦めて

「ほのおの祠」の在処を

文明の利器の力で

割り出すことに決めたらしい。

そう。

インターネット検索である



ドラクエⅡ 攻略



これだけのキーワード

どかっとヒットしたらしい。

その内の一つに

明確な攻略が書かれてあったらしく










「ビバ、インターネットゥ」







雄叫びを上げて

「ほのおの祠」に

到達する柳川氏。

なんだこりゃ

松明が燃えてるだけで

別に溶岩燃え盛ってるとか

そういうわけじゃ

ねえじゃねえかと

テレビに向かって

文句を垂れる柳川氏。

そのうち

気が抜けたのか、

タバコに火をつけ、

「それにしてもさぁ」

と半ば

コントローラーを投げ出して

こちらに声をかける

柳川氏。


子供心にも思ったことなんだけれど」





はあ、

ぼんやり返す僕。







世界の命運を賭けて

旅立つ一国の王子が」













「身支度するものと言えば」














「ドス(銅の剣)一本と

五十ゴールドだけ

ってのは」












「どうなのよ」











どうなのよと

言われたところで

そういうゲームなんだから

しょうがないだろうと思い、















鉄砲玉だから

じゃないですか」











適当

答えたところ

ふいに

沈黙する

柳川氏。











「そ……」










「そうかぁ」








感慨深く

うなずく柳川氏。









「そうだったんだぁ」















「この王子たち、

鉄砲玉だったんだぁ」
















なんだか

しきりと納得する柳川氏。

そりゃねえ

そう考えるしか

ないでしょう、

調子に乗って合わせる僕。



道理でさぁ」



柳川氏が

感得したように言う。




ローレシアの城を出るとき

みんながみんな

王子ハーゴンを倒すよう

祈ってくれるんだけど」









「無事に帰って来いとは

言ってくれないんだよ」









「きっともう

城の後継者

決まってるんだよ」








王様の隣にいる

大臣

かに






「なんてこった…」



一種呆然として

煙草を吸う柳川氏。








ローレシア王子

敵を間違えてるよ」






そうかぁ、

なるほどぉ、

なとどしきりに

呟くうちに、

ふと、





「そうか」





と、

膝を叩く柳川氏。

どーしたんですか

と訊く僕。







「国として考えるから

不条理なんだ」

はぁ。


ローレシアとかサマルトリアとか、

これらは全部組なんだ」

組?






ローレシア組の鉄砲玉なんだよ」








「一番稼いでいた

ムーンブルク組が

ハーゴン組に出入り(喧嘩)を

食らったために

財政難に陥った

ローレシア組と

サマルトリア組とが

互いに鉄砲玉を出し合ったんだ」














ハーゴン

命(タマ)とってこいや



って。



なるほど。

それで

ドス(銅の剣)一本なわけか。

わず納得する僕。

その途端、

可愛らしいドット絵

彼らが背負った

耐えがたい悲哀が切々と伝わり

つーんと熱いものが鼻をさす。



ローレシア組の鉄砲玉は

腕っ節と人望を買われ、

ムーンブルク組の一人娘は

おとっつぁんの仇を討つため

サマルトリア組の鉄砲玉は……




ちょっと待て。









なんでのんき者の王子

鉄砲玉なんですか。







切ない任侠道

サマルトリア組の王子

のんきさで早くも崩壊

かと思いきや






「うまく言いくるめられたに

決まってるじゃないか













親分王様)にしてやるとか

なんとか言われて」






ははぁ。

すぐにまた

納得する僕。

そりゃあ、さぞ、

ローレシア組の鉄砲玉は

憂鬱であろう。

なにせ

ドス(銅の剣)一本で

帰れぬ旅路に出た

かと思いきや、

どう見ても現実

知らされていない

脳天気な男が

相棒になるわけである

悲壮覚悟

旅を続ける横で






えへへ僕、お城に帰ったら

親分王様)になれるんだ

良いでしょ~







白昼夢のごとき切ない言葉

繰り返すサマルトリア組の

鉄砲玉。




そりゃ

会心の一撃だって

出るわなぁ。














しか

なぜかくも緊急な時に

そんなのんき者を

鉄砲玉にするのか。

考えれば考えるほど

ツジツマが合わないではないか

そう

柳川氏に訊くと



「何を言ってるんだ

決まってるだろう」

と言われた。









???

僕が要領を得ない

顔をしていると、




「みんな知ってるんだよ」





と言う。







なにを?

とやはり当を得ず、

更に訊く僕










「この王子鉄砲玉)が

レベルアップをすることで

何を覚えるか」











途端に

思い当たる僕。











メガンテ












そりゃ

鉄砲玉としては

申し分ないな






というか

もはや

鉄砲玉以外の

何者でもないな









全てを知りながらも

あえて何も口に出さぬ

尚武の男

ローレシア組の鉄砲玉。

一方で

何も知らされず

へらへらと白昼夢を見ながら

将来への一片の疑いも抱かぬ

サマルトリア組の鉄砲玉。

また、

一家を皆殺しにされ

犬畜生の苦界に身を落としていたところを

ラーの鏡で身請けされた

ムーンブルク組の一人娘。

この娘が一番

何も失うものとてない

捨て身の人生

生きてるのであろう。

自暴自棄になる

ムーンブルク組の一人娘を

気がつかぬところで

そっと支える二人の鉄砲玉たち。

いつしか

人間らしさを取り戻す

ムーンブルク組の一人娘。

しかしその頃には

冒険は佳境に差し迫り、

ついにロンダルキアまで

足を踏み入れたのだった。

着実にレベルアップし、

無自覚のうちに

同じくらい着実に

鉄砲人生

完結させようとする

サマルトリア組の鉄砲玉。

その軽口が

哀れさ以上に、

時として冒険

苦しさを和らげて

くれていたことに

ふと気づく

ローレシア組の鉄砲玉。

「ようやくここまで来たね~♪

まぁ君達二人も頑張ったけど

僕なんか頑張りすぎだよね~♪」

相も変わらず

底抜けに明るい声で

ダンジョンに入ろうとする

サマルトリア鉄砲玉。

ふいに

くるり

こちらを向く

ローレシア組の鉄砲玉。


「お前はここで帰れ」

ただでさえ

しかめっつらしい顔立ちを

いっそう厳しく引き締めて告げる

ローレシア組の鉄砲玉。

これまでの冒険

深い皺さえ見えるかのような顔で

しり一言

「あとは俺たちでやる」

突然そんなことを

言われて

目を丸くする

サマルトリア鉄砲玉。

「またそんなこと言ってぇ~♪」

とおどける

サマルトリア鉄砲玉。

「僕が親分王様)になっても

仲良くしてあげるから

心配しないでよ~♪」

この切迫した状況下で

なお、かんに障る明るさを

まき散らす

サマルトリア組の鉄砲玉に、

しか

ローレシア組の鉄砲玉は

頑としてこれ以上の

彼の参加を否定する。





「初めてお前に会ったとき


ローレシア組の鉄砲玉が

ぼそっと

押し殺した声音で言う。






一刀両断にしてやりたかった」







わず

力の盾で身を守る

サマルトリア組の鉄砲玉。





「城を出たかと思えば

祠に行く。

祠に行ったかと思えば

ローレシア組の城に行く。

さんざん探し回った挙げ句

『お兄ちゃんのんき者だから

一言

全て済ませられ、

しまいには

ローレシア組の城にも居ない。

かと思えば

宿屋

ゴロゴロしているお前を

いっそ叩き切ってやろうかと

何度思ったことか」

冷たい目の

ムーンブルク組の一人娘を背後に

いやぁと

照れるサマルトリア組の鉄砲玉。

「だいたい」


とこれまでの

憤懣をぶちまける

ローレシア組の鉄砲玉。




「明らかに

残りHPが少なくて

あとは複数攻撃

呪文で片づけようと

思うモンスターほど

お前が勝手に倒すし」




中途半端

すばやさがあるくせに

すぐマヌーサにかかるから

ターンがずれて

微妙回復が遅れるし。











「どうして

じっとしてないんだお前は」






いやぁ、えへへ

と笑ってごまかす

サマルトリア組の鉄砲玉。

ちらりと

目で助けを求めるが

他人を助ける心の余裕など

犬として暮らす日々のどこかに

置き忘れてきてしまった

氷のような態度の

ムーンブルク組の一人娘。

「そういうわけだ」

ローレシア組の

鉄砲玉の口調は

もはや断定である





「お前はここで帰れ」





戦力として

一切みとめぬかのような

いであるが、

しかし実際、

サマルトリア組の鉄砲玉が

パーティの一員として

無能かといえば

決してそんなことはない。

なにせ呪文を一切

使えぬ身の

ローレシア組の鉄砲玉にとって

しろ攻守ともに

なくてはならない

存在と言ってよかった。

それゆえにこそ

武に生きるローレシア組の

鉄砲玉にとって

サマルトリア組の鉄砲玉は

つの間にか

傍らにいて当然の存在

なっていたのだ。

兄弟分として

これほど頼もしく

また心和む相手

かつていなかった。

もっと言えば、

可愛くて仕方がないのである

この無邪気で

脳天気マイペースだが

決して挫けず

辛い冒険にも懸命になって

ついてくるこの鉄砲玉が。

無骨

ローレシア組の鉄砲玉にとって

そんなサマルトリア組の鉄砲玉が

じきに

自分が実は捨て石であることを

悟るところなど

見たくないのである

これまで彼が抱いていた

淡い夢が粉々に消し去り

自分が実は遠い以前から

からも見捨てられていた

などという

そんな衝撃に、

この可愛い兄弟分の心が

耐えられるとは、

どうしても思えないのである

ローレシア組の鉄砲玉にとって

そんな風に思う自分

意外でもあった。

そしてそれ以上に

この兄弟分が

不憫でもあった。

痛切な真実を知らされる

ことはまだ良い。

しかしそれを抱えて

死にに行くことが

哀れだった。

そうした思いを

仏頂面に堅く秘めながらも

かすかにその眼差しに込めて

ムーンブルク組の一人娘を見やる

ローレシア組の鉄砲玉。

え~、そんなぁ~

などと

いじけるサマルトリア組の鉄砲玉の背後で

かすかにうなずく

ムーンブルク組の一人娘。

実際、

この娘にとっても、

サマルトリア組の鉄砲玉のことが、

ローレシア組の鉄砲玉と同じように

可愛いのだ。

家族を皆殺しにされ、

一人の女としての誇りも

何もかもを失い、

もはやハーゴン

刺し違えることだけが

生きる目的と化した

ムーンブルク組の一人娘にとって、

サマルトリア組の鉄砲玉こそ、

生きるということを、

明日を夢見るということを、

かにかに思い出させてくれたのだ。

この冒険に加わったとき

ムーンブルク組の一人娘にとって、

この世が滅びることなど、

知ったことではなかった。

それをいうなら、

自分が生きていた世界は、

とうの昔に、

滅んでしまっているのだから

これ以上

誰が不幸になろうが

知ったことではなかった。

しろ

幸せな街や村を見るたびに

なぜ自分けが

胸が苦しかった。

いっそのこと

城が墜ちたあの日

怪物たちの手で、

同時に

この世の全てを

滅ぼしてくれれば

良かったのに

とさえ思う。

そんな

ムーンブルク組の一人娘にとって、

サマルトリア組の鉄砲玉が

ひけらかす明るさは、

無性に苛立たしかった一方で、

自分がまだ本当には

絶望しきっていないことを

思い知らせるものだった。

いっそ全てが

滅んでいれば良かったのに。

そういう思いに押し潰されそうになる

心の奥底で

まだ微かな温もりが

生きているのだ。

その温もりが

人間であることの

最後証明だと

言ってよかった。

それがいつしか

冒険を経るうちに

ムーンブルク組に一人娘にとっての

最後の願いとなった。

自分

人間として戦って死にたいのだ。

そう思えるようになった

だけで十分だった。

瞬きの間に

互いの万感を

込めてうなずき合う

ローレシア組の鉄砲玉と

ムーンブルク組に一人娘。

「いのりの指輪を渡しなさい」

サマルトリア組の鉄砲玉の

腕を叩く

ムーンブルク組の一人娘。

え……

呆然とする

サマルトリア組の鉄砲玉の

手をとり、

指輪を抜き取る

ムーンブルク組の一人娘。

サマルトリア組の鉄砲玉の

手をとりつつ

自分の手に

祈り指輪をはめ、

「代わりにこれを渡すわ」

いまや何も付けぬ

サマルトリア組の鉄砲玉の手に

キメラの翼を

押し込む

ムーンブルク組の一人娘。

あなたの妹さん、

あなたそっくり

なんですってね」

ふいに

微かな笑みを込めて言う

ムーンブルク組の一人娘。

え……、そうかな

言葉意図が分から

ローレシア組の鉄砲玉を

見やる

サマルトリア組の鉄砲玉。

のんきなところが

そっくりだった」

ローレシア組の鉄砲玉も

合わせて無骨な顔に

笑みを浮かべる。

「お会いしてみたかったわ」

そんなの、

僕が王様になったら

いつでも……

明るく返そうとするが

ムーンブルク組の一人娘の

手がかすかな

力を込めて

自分の手を握るのに、

ふと言葉を失う

サマルトリア組の鉄砲玉。

「帰りなさい」

ムーンブルク組の一人娘の

手が離れ、

その手に残された

キメラの翼を見つめる

サマルトリア組の鉄砲玉。

でも、そんな、

僕……

慌てて目を上げたときには

ローレシア組の鉄砲玉も

ムーンブルク組の一人娘も

半ば背を向けている。

待って、

もう少しなんだ。

叫ぶサマルトリア組の鉄砲玉。

心配するな」

ローレシア組の鉄砲玉が言う。

「お前が無事に戻れば

誰もお前が親分王様)になることに

反対出来ないさ」

「良い王様になりなさい」

ムーンブルク組の一人娘が言う。

ハーゴンの命は私達が……」

もはや振り返る素振りもみせず

背を向け歩み行く

二人。

その背後で

キメラの翼を握り、

うつむく

サマルトリア組の鉄砲玉。

ふいに

きっと

そのおもてを上げ、

もう少しなんだ!

サマルトリア組の鉄砲玉が叫ぶ。




もう少しだから

2023-05-31

繊細さんのはなしにも似ている気がするけど

周りが馬鹿過ぎて自分のいってることが通じないみたいに思う人って、自分が賢いならこんなところに甘んじているはずがないとはかんがえないわけだろ?

まわりが馬鹿過ぎて賢い自分理解出来ず、こんなところに押し込められている!みたいに。

すっげーポジティブだよな。

その脳天気ポジティブ見習いたいところではあるけど、そうなったらなったでなあ。

2023-01-17

anond:20230117191636

よく読んでも別れ話から殺人事件なんてよくあるぞ

レアから自分には起こり得ないと思うなんて脳天気すぎるし

そもそも避妊してくれない時点で害を加えてきてるんだから更にエスカレートするかもしれんと思ってもおかしくないだろう

2022-09-18

anond:20220918234640

90年代前半くらいまではマジで希望がある感じだったんだよ。希望があるというか、希望があると信じ込めるくらい社会全体が脳天気だったという感じだけど。

https://www.youtube.com/watch?v=A9Adf8qyXNQ

適当にググって出てきた90年前後cmだけど、当時は社会全体の雰囲気が本当にこんな感じだった。

2022-07-11

推しが死んだ

襲撃犯に対する怒りとかは今のところそんなに無い。ただただ、この感情をどう表現すれば良いのかわからずに戸惑っている。

困るのがTwitterとかでいつも通りツイートしてる奴らの発言を見ること。悲しい気持ちに浸りたいのに脳天気に楽しそうにしてると見るとどうしてもいらついてしまう。

家族あんまり話題にしてないし、どこで語ったら良いのかわからなくて行き場のない感情が貯まる一方でモヤモヤする

2022-07-06

anond:20220706194159

脳天気なやつって救いようがねえのなw

そうやって安心感演出すれば情報抜き放題

2022-03-19

はてなウクライナ侵攻って関心低すぎない?

ブコメ数見てても「ロシアウクライナ侵攻がどうなるか、世界の影響はどうか」ということよりも、

「橋下が~」とかの方がブクマ数付いてるし。

隣国中国ロシアもいて台湾侵攻も可能性高いのに、

どうしてこんなに脳天気でいられるんだろうなってフシギだわ。

2022-02-24

anond:20220224000439

ハードの差を何とか宥めるためにレギュレーションっちゅうのが要るんやで脳天気さんや

2022-02-14

anond:20220214144938

逆に言えば要領よくこなせるなら、脳天気にかまえていられるのならのんびりできてしま

これは普通仕事でも同じだな。会社にもよるが。

https://anond.hatelabo.jp/20220214143039

専業主婦労働量は大抵の職業より少ないと考えられている。

ただ、

  • 明確に休みと言える時間がない。 休憩しようとしてもいろんなことが起こる。 子供がいればそんなもん。
  • タスクひとつを終えて次に取り掛かるというわけではなく細切れに平行してやることがある。
  • 結果的に暇な時間は (全体としてそれなりに有っても) 連続して確保できない。

というところから、要領が悪いとか助けになる親族・仲間がいないとかで一気に負担が増える。

「今、やるべきこと」がたくさんあるので (総量がたいしたことなくても) メンタル的にきつい場合もある。

逆に言えば要領よくこなせるなら、脳天気にかまえていられるのならのんびりできてしまう。

2021-12-16

anond:20211216190843

いつもの妄想だろ

過去経験を元にした創作だとしても、

フツーの人がフツーにできることが、発達障害特性 or 本人のやる気の問題 で出来なくて、いっぱいいっぱいになっちゃってるだけ

どこの世界自分よりもできるヤツを引き立てるヤツがいるってんだ

 

仮に上司脳天気放任主義だったとしたらこれ以上にないチャンスで

しろ積極的仕事をぶん取って再構築したり売り込んでいくべきターンだぞ

 

ただひたすらに無能一言

2021-10-19

政権選択選挙」というミスリードに騙されるな

衆議院選挙本日公示されて短期間の選挙戦もいよいよ本番というわけだが、与党野党連合も揃いもそろって「政権選択選挙」などとアホなことを言っている。自公か非自公かの2択というわけだが、騙されてはいけない。選挙をワン・イシュー化するのは自民党のお得意作戦だ。政権選択けがテーマであれば自公政権を望む者が自公に、非自公政権を望む者が非自公投票することになるが、実際のところ我々には他の選択肢もある。「政権選択選挙」は他の選択肢を封じる魔法言葉なのだ

本来、私を含めた与党消極的支持者は何でもかんでも自民党に入れるような投票行動はしない。他よりマシだから渋々自民投票しているに過ぎず、きっかけがあれば何のためらいもなく他党へ投票する。たとえば私について言えば、1票を分割できるなら自民0.6票・その他0.4票を入れたいような人間だ。小選挙区と比例とで異なる政党投票するなど日常茶飯である

自民党はこうした人間ターゲットに「政権選択選挙」というスローガン勝負することにしたのかもしれない。今回、いわゆる無党派層心理は冷え込んでおり、首相交代のご祝儀分があるにせよ前回選挙より苦戦するのは大前提だろう。しかし、一般大衆が「政権政党を選べ」と問われたら与党野党とどちらを選ぶだろうか。これまでの実績を考えたとき野党の方が上手に政権運営できると考える一般人は多くない。普通に考えれば与党の方が有利になるだろう。「政権選択選挙」が情勢を考慮した単語選択だとすれば自民党選挙ブレーンは流石である

しかし、そんなミスリードに騙されてはいけない。我々与党消極的支持者が真に考えるべきは次の政権政党ではなく、選挙後の与党に何議席渡すべきかということだ。ここ数年の自民党のやり口を見る限り、自民党議席を与えすぎるとろくなことにならないように思う(私の主観なので異論はあろうが)。

今回選挙与党にとって厳しい選挙になりそうだが、それでも現行議席305から30ないし40議席を減らす程度の予想が多そうだ。これは3分の2(310)は絶望的だが絶対安定多数(261)は確保するという数字になる。これは私の主観ではまだ多すぎる。自民党1党では過半数(233)を割り込み自公あわせてギリギリ安定多数(244)を超えるくらいが一番緊張感を持ちつつスムーズ政権運営できるのではないだろうか。

まり、私は自公政権を望むが、今の選挙予想であれば小選挙区も比例も非自公投票するのが良さそうである。これを読んでいるみなさんも与党に渡す妥当議席数について改めて考えてほしい。また、選挙に行く前に選挙予想を複数調べることもお忘れなく。

ついでに言っておくと、野党関係者は「政権選択選挙」などという脳天気単語与党を利するのは止めた方が良いように思う。

2021-10-09

子供がいなければ自分が死に逃げれば後の事なんて知ったこっちゃないと思えたのに

子供を産んだ所為子供未来地球、孫の時代地球、その孫の時代地球と果てしなく先の地球環境についてまで心配しなきゃいけなくなった」

って言ってる人、大袈裟に言っているにしてもいくら何でも脳天気過ぎて呆れるんだが…

いや普通子供はいなくても未来の事を心配するものだと思うが?なんで子供を産むまで考えないでいられたんだよ

いや、逆に言えばそういう人だからこそ子供を産めたのかな

ちゃん未来の事を考えているまともな人ほど問題の深刻さも分かっているから産まないという

2021-10-06

個人現金給付経済対策の目玉

こういう状況とか状態とか

今頃もう遅いだろ

今は脱コロナを考えないといけないのに

脳天気政治家だ岸田は

こいつも頭悪いんだろうな

2021-09-24

anond:20210924222819

分かってくれるの嬉しい

そうなんだよね、検査薬とか体温測るのとか、全部女がやらなきゃいけないの。

あと生理が定期的にくるなら周期で排卵予測できるけど、生理が乱れてるといつが排卵かわかんないから、恐怖がはんぱない

一回慌てて病院に駆け込んでアフターピル貰ったこともある

もうこういう思いするの女だけ

セフレから今日うどん食べた、みたいな暢気なラインがくるとイライラする

道具なー

家族と同居だからバレたらやだな、ってのと道具って結局自分で動かすのが面倒で、とかあったけど、道具の方がやっぱり楽だよなー

そういう人体構造何だから仕方ない、って分かってるけど、セックスはとにかく女ばっかり気をつけることが多すぎて。

生でやりたがる男の脳天気ぶりとかほんま腹立つし

はーめんどくさ

2021-09-18

脳天気な奴らだな

投票率が上がれば野党が有利と考える奴ら。

2021-09-10

コロナで死にかけてる人の姿を毎日毎時テレビラジオ放送すべき

コロナで死にかけてる患者映像や音声をテレビラジオ公共広告として流すことを義務付けるべきだと思う。1番組に1回ぐらいのペースで。

患者「ゴホッゴホッ……息が、苦しいんですっ。入院させてください! ゲホッゲホッ……もう死にそうなんですっ……たすっ、たすけてっ……ヒュー……ヒュー……」

ナレーション「この保健所との電話の翌日に、患者20代飲食店アルバイト男性は自宅で亡くなっているのを友人によって発見されました。

若く基礎疾患が無かったこから優先度が低く判定され最後まで入院することな一人暮らしの自宅で療養を1週間続けた末の死でした。

皆様、新型コロナウィルス感染症を防ぐために、不要不急の外出を避け、外出時はマスクを着用し、帰宅したら手洗いうがいをして、何よりもできるだけ早くワクチンを打ちましょう。

本日都内で新型コロナによる死亡が確認されたのは以下の○○名です。20代1名自宅療養ワクチン摂取、30代2名いずれも自宅療養いずれもワクチン摂取40代4名うち3名は自宅療養1名は入院中いずれもワクチン摂取、80代2名いずれも介護施設……亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。以上、政府広報でした」

はぁちゅうが言うところの偏差値40未満の頭の悪い「普通の人」にも新型コロナ危険理解させるためにはこれくらいやらないとダメだと思う。

どんな脳天気バラエティ番組見てても運転中の気晴らしにラジオ流してても1時間に1回はコロナ患者断末魔本日コロナ死者情報が耳に入れば彼らも状況の深刻さを理解して自粛するようになるはず。

2021-07-29

どんな強権発動したって「五輪」というお祭りやってる限り無駄

お祭りに浮かれて遊び回る人間が減るわけ無い

そもそも政府や都のお偉いさんが脳天気な事やってんのに一般市民だけ緊張感を持て、なんて無理に決まってんだろ

2021-07-25

anond:20210725154022

増田はてブ民なんて基本批判屋なのにヤフコメまとめサイトのようなネトウヨ多めの場所より脳天気だと想定してたり

五輪がなんで批判されてるかも知らない振りして頑張ってる選手応援してるだけという体裁論点ずらししてるから

2021-07-20

マイナースポーツファンとしてオリンピックにずっとモヤモヤしている

モヤモヤしているので増田で書いておく。特にオチのある話ではなく、スカッと何かを断罪する感じの話でもない。

かれこれ10年ばかり、とあるマイナースポーツファンをやっている。「マイナー」とは言っても「日本においては相対的に」という話で、国や地域によっては大手新聞国営放送などでもそれなりの扱いを受ける程度には人気のあるスポーツで、結果としてオリンピックの種目にも選ばれているものだ。

オリンピック東京への招致が決まった時、正直なところ自分は嬉しかった。

もちろん招致が行われていた当時から会期中のイベント施設の扱いの問題をはじめ、会場不足や気温・環境など、問題は山程取り上げられていたから、「一般人としての自分」は五輪に対してあまり肯定的ではなかった。

しかし、「そのスポーツファン」としての自分は、「まさか自分が生きている間に日本であの競技トップ試合が見られるなんて……!」という肯定と喜びの中にあった。

大前提として、スポーツ趣味人目線から見ても、明白に政治的経済的面子的な理由ゴリ押されているようなオリンピックを、現状の感染拡大局面において肯定することは決して出来ない。

出来ないけれど、それはそれとして、自分個人趣味として、スポーツファンとしては、10年来の趣味ハイライトとして、今回大会を楽しみに思う気持ちが内心残っていることも否定できない。

この2つを天秤にかけた時は間違いなくオリンピック反対の方が重いのだけど、しか趣味思い入れにも10年の重みがある。この2つの感情の間で、ここ最近はずっと引き裂かれそうになっている。

その競技において世界活躍しているような日本出身選手は数えるほどしかおらず、国内においては大規模な大会が開かれているわけでもない。結果として地上波テレビなどで試合放送される機会もないので、普段生活の中でその競技を見られる機会は殆どないと言っていい。

そういうわけで、存在を知ることにまずハードルがあるのに加えて、国内から見ようと思うと有料放送への契約がほぼ必須になるから、そこでも更に厳しいハードルがある。

それを超えて見たとしても、競技としてはルールなどにややこしい部分が多く、映像的な派手さにも欠けるものであるため、門外漢の人が一見してすぐに「楽しそう!」と思えるかと言えば、それもNO。

このようにハードルが多いので、当然の結果として国内ではマイナースポーツの座に甘んじている。趣味の側としては「分かってくれば面白いんだ」とは主張したいところだけど。

こういう意味で、オリンピックパラリンピックは(勿論全体としては政治・経済的な色の濃いイベントではあるにせよ)この手のスポーツにとっての救済的なニュアンスを含んでいる部分がある。何しろ報道や中継が一般人の目に触れる確率が非常に高いのだ。

何と言っても今回は日本開催のオリンピックである。おそらく何らかの形での地上波放送はあるだろうし、いつもの有料放送に比べれば、目にする人の数はずっと大いに違いない。

加えて競技の内容としても、国際大会でも稀に見るようなメンツが集結しているので、そうそう見られないような緊迫した試合が展開されることも疑いない。

それを見る中で、一人でも多くこの競技存在を知り、魅力に気づいてくれたら嬉しい。長く楽しませてもらってきた趣味人として、できるならその手助けをしたい。当時自分はそう思ったし、今でも少なからずそう思っている。

競技面白みやルール、見どころに注目選手。そういう部分を語れと言われればいくらでも語れるし、そういうものをひっくるめた初見の人向けのプレゼンみたいな記事でも作るつもりだった。

さほどSNSフォロワーなどが多い方でもないけど、その中のせめて一人にでも届けば良いと思っていた。

しかし去年からのこの状況だ。ここでそんな記事を書いたり、感想などで盛り上がってみようものなら、「この競技ファンはこの状況下のオリンピック肯定する脳天気バカだ」と言われるのは目に見えている。自分自身、知らない競技で似たような事をしている人を見かけたら同じように思うかもしれない。

ただでさえ狭い界隈に、そんなダメージを与えかねない真似はできない。だからこの記事でも競技の詳細については書かないことにしているし、一部ボカすために表現を変えている部分もある。

第一、今となってはもうオリンピックに対して「勧められたから見てみようかな」なんて純朴な感覚の層は残っていないだろう。

繰り返しになるが、趣味人目線から見ても、この状況下でオリンピックを開催することを肯定することは出来ない。

一方で、選手たちがどれほどの思いでこのオリンピックに向けてトレーニングと調整を重ねてきたかもよく知っているし、開催が来年・再来年へと延期されれば、コンディションの周期や年齢などの問題でチャンスを失うような選手が居ることも分かる。

選手たちはそういう積み重ねの上でスポーツによって生計を立てている人々だし、事実として今年これまで欧州を始めとする海外において感染拡大下においても各種スポーツ大会は開催されていたから、実際にそれに出場してきた当事者である彼らが、このコロナ禍の中でのオリンピックの開催に対して能天気に映る態度を見せていることも理解はできる。

そして現実問題として、選手たちは既に日本入りを済ませてしまっている。長年テレビの向こうの存在だった選手たちが、今この国に滞在している。試合に向けて最後の調整を行っている。その事実のものが、自分にとってどうしても興奮を禁じえないものであることも確かだ。

何十年に一人と言われるような天才が、この先10年を背負うと言われている若手のホープが、怪我病気からリハビリを経て復帰した選手が、現役生活の後半を飾る実績を東京で残したいと語るベテランが、そして日本競技シーンを支えてきた僅かな、しかし逞しい日本選手が、今日本に集っていて、日本で戦う。

その興奮と喜びは、盛り上がりは、コロナ流行と、何よりも政府IOC/JOC稚拙な振る舞いによってすっかり毀損されてしまったけれど、それでも自分の中に少なからず熱を残している。いっそこれですっかり嫌になって見ずに済ませるぐらいの熱量であったなら諦めがついて良かったのに。

今となっては、とにかくせめて悪い注目の的にならないよう何もトラブルなく粛々と完了することを望んでいる。自分としては誰にも言わずどこにも書かず、自宅からそのスポーツ試合だけを静かに見届けたい。

anond:20210720032456

それは、スタンド・バイ・ミーメガネに向かっててめえの父親クズで母は売女だ、みたいな罵倒を浴びせた男がいて、それも後のセピア色の思い出に変わる、みたいなことなんだろうが、話の見せ方と分かっていても、許容できない層がどうしてもいるんだよ。この話は先日のルックバックの統失の話とも関係はあるけど、あっちは明示はされてない。明示された差別表現を美化して語るってことは難しい。とんねるずにいじられていた定岡正二が例えば裏では別に仲が悪くないとか、電気グルーブでいじられていたまりんと石野らの関係性が別にわだかまりがないとしても、なんとなく良い気分にならない。力関係が完全に見えてきて嫌な気分になる。

こういう関係は割とちょいワルな連中に結構多く、ボス気取りのやつに子分みたいな友達が群がるという構図が現実にもよく見られた。それはもうまったく友達という概念ではなく、友達だとうっすら思ってるのは脳天気ボスだけという構図だった。大体の配下は顔色を伺ってて、傍から見てもプレッシャーを感じる力関係がそこにあった。セピア色になるのは立場が上のやつだけで、虐げられたものの色合いがセピアになることはない。思い出す度に灰色になるだけだ。

2021-07-04

妹と己へ

おれには2歳年下の妹がいる。

親元を離れても同じ屋根の下に暮らし休みは一緒に過ごして、毎日のように2人で酒を飲んでた時期もあった。人生で最も酌み交わしたのはこいつだと思う。

妹が彼氏喧嘩して、2人で海に行こうとしたけどハイヒールを履いていたから速攻で辞めて、近くのショッピングモール爆買いした。深夜にどうしてもラーメンが食べたくなって、汚いスウェット姿のまま2人で電車に乗って特盛のラーメンを無理やり食べた。片方の帰りが遅くなると、駅前立ち飲み居酒屋で待ち合わせしておじさんにまみれながらホッピーを飲んで厚揚げを食べた。

住処を別にしても毎日連絡を取り合っているし、寂しい時は電話をする。2週間に1回くらい、面白そうな居酒屋を探しては2人で飲みに行く。妹の彼氏と3人で遊びに行くこともあれば、おれの同級生に混じって妹が酒を飲んでることもよくある。

1番心許せる同性は間違いなく妹だ。

おれは小さい頃は神童と呼ばれるタイプ人間だった。3歳で入会した塾では、退会するまで毎年全国的表彰を受けていたし、学校で行われる統一テストもいつだって全国トップだった。運動も人並み以上にはできたし、男女問わず友達も多く支持してくれる人もたくさんいた。いわゆるカースト上位だった。

反面、妹は臆病で脳天気人間だった。絵を描くことが好きで、宿題をするフリをしてはスケッチブックにずっと絵を描いていたのをおれは知っている。勉強は人並みかそれ以下の出来で、気の強い女友達香り付きのペンを盗まれて泣いていた。そんな子供だった。

親がよく、成績のことでおれと妹を比較していた。親だけじゃなく色んな人から妹がそういう扱いを受けていたこともなんとなく知っていた。姉であるおれはそれが当たり前ですと言わんばかりの態度をとりながらも褒められることに喜びを感じていたし、のほほんとした顔で受け流す妹を少しだけライバル視していた。

でもおれはまっすぐ人生を進めなかった。

親を何度も泣かせた。何度も怒鳴らせた。最終的には腫れ物のような扱いをさせてしまうまで落ちぶれた。

ちょうど反抗期だった妹は、そんな状態の親に迷惑をかけられないからと手のかからない子になった。おれが地元中学で失敗したから、と行きたくもない私立中学受験して、友達と離れて毎日往復3時間電車通学に耐えて通った。

姉みたいになりたくない、と強く思っていたんだろう。

この頃は妹と過ごした記憶ほとんどない。(というかおれの記憶ほとんどない。)

やっとおれが人生を取り戻した頃、少しずつ妹との関係も良くなっていった。妹も大学に進学した頃、今のような関係になった。

つのまにか妹は社交的で都会的な1人の女性になっていた。誰かが喜ぶことが嬉しくて、バイトをしたお金何の変哲もない日にプレゼントをしちゃうような心の優しさは昔から変わっていない。

おれの中にはいつまでも妹を守ってあげなければいけない存在だと思う節がある。

小さい頃に昼寝から目が覚めた時、妹が黒目がちな目をこちらに向けていたのをずっと覚えている。自分も幼いながら、この小さな生き物を守らなければいけないと思ったのを覚えている。

おばあちゃんの家に1人で行った時、ファインディングニモ映画を見に行った。後に妹がメモに「○○(おれ)、ニモ見てずるい🐟」と書いていて、なんてかわいそうなことをしたんだろう、今度おれがどこかへ連れていってあげようと思ったことも今も心の中にある。

妹はおれの中ではずっと妹で、バカでも、ちょっと食べすぎて太ってても、それが妹らしくて、「妹」という存在完璧にこなしている。

反対に今のおれはどうだ?

姉としての役目、妹から尊敬されるような生き方、真似したくなるようなお姉ちゃん、どれ1つとして達成できていない。今はもう彼女は1人の人間として女性としておれよりもはるかに自立していて、おれにできることは何も無いようにさえ見える。長く付き合っている彼氏もいるし友達も多く、おれが助ける隙は無いのではないか

別に慕って欲しいわけじゃない、姉としての認めて欲しいわけでもない。ただ、妹としての役目をしっかりと果たしている彼女に対して申し訳ないと思う気持ちでいっぱいなだけだ。

いつかまた姉としての役目をおれが達成できる日が来るといい、おれが妹を「妹」の役目を果たしている人間だと思うように、妹がおれのことを「姉」としての役目を果たしている人間だと思ってくれる日がくるといい。

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