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はてなキーワード: 結果的とは

2020-02-18

anond:20200218084844

例えばオタク視線がある日突然駅伝走ってる女性に集中したら、あの服装公共の場にはふさわしくないということになる

結果的エロいだけなのかわざわざやっているのかなんて区別は結局つかないんだよ

客層で判断してるだけなんだから

結果的エロく見えてるだけの女性公共の場所に出てはいけなくなる』

という意見を見るたびに

結果的エロいだけだから』とか言って、太巻き食わせたり、何かに跨がらせたり、他人に色々やらせてる図柄が思い出され、そういうのがまぜこぜになって批判されたり、混ざりに行くことで批判を避けたりするから、そういう結果になるんだろうな、とか思ってしまった

痴漢退職した元警官(52)、痴漢とがめられ駅構内逃走…追った20代男性

https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1581964002/l50

251名無しさん@1周年2020/02/17(月) 23:59:28.36ID:NliuiOsJ0

>>36

過去の事例を見ると冤罪どころか制圧名目で圧死させても逮捕されたケースはほとんどないよね

特に複数で取り押さえた場合は、その傾向が強い

もう殺られ損としか言いようが無いな

 

ポリス無抵抗主義の村人が日本では殺されるリアルを知っていたのだろう

おとなしく制圧されようとすると調子に乗った警察気取りの男らに圧死させられる

自衛隊抑止力のように暴力で返せば結果的死ぬまで攻め込まれない

ほんとあまのじゃくな国だ

ラブライブ好きな女オタクお気持ちクソ長文

タイトル通り、これはラブライブが好きな女オタクのただのお気持ち文です。

自分感情整理目的で書いているのでどれが正しい・悪い・良い・良くないとか、こうすべきだったとかあああるべきとかそういうのは大丈夫です。ノーセンキューです。



私はμ'sのアニメ1期の頃からずっとラブライブが好きで追っかけているオタクです。性別女性

ちょこちょこ語られているようにラブライブ女性オタク結構いらっしゃって、それは美少女ものとしてはパンチラだのあからさまなお色気シーンが無かったからだの色々拝見しますが、個人的にはそこらへんはあんまり気にしてなかった。あとから振り返ってそういえばそうだったかもなーくらいは思いましたが。

オタク遍歴としては少年少女漫画も、青年誌BL百合エロも好きだなと思ったものはとりあえず食べる派で雑食なので、そういうのはあんまり気にしてないのかもしれない。

ラブライブシリーズの今のメインストリームラブライブサンシャインAqoursも初期からずっと追いかけていて、大好きなコンテンツの一つ。ライブめっちゃ行くしそのために円盤CD積むし、ラブライブレード(ペンライト)も家にいっぱいある。アニメも色々言われてるけど個人的には好き。全てが上手くいくわけでは無い現実の中で足掻く(少年少女は美しい。いいぞ。

で、今話題になってるJAなんすんのみかん大使ポスターの件。

私は上記の通りそもそもとしてラブライブオタクなので、第三者というか一般人としてのあのイラストを見ての感覚が分からないしその点に関して公平では決してあれないので、それについては言及するつもりはありません。

ただあの描き下ろし絵を見て真っ先に思ったのは「えっ!千歌ちゃんかわいいかわいいみかんをそんなお上品に持って!いつもは元気っ子なポーズが多いのに!かわいい!お顔がかわいい!うれしい!」でしかなかったです。(千歌ちゃん推しなので……)

高海千歌ちゃんというキャラクターみかんが大好きで、イメージカラーもパッと見オレンジ色なんですけど「みかん色」と表記が徹底されてるくらいにみかんという属性が表に出されているキャラ。そして今回みかん大使への就任声優さん等が、ではなく「高海千歌」というキャラクターとして、でした。それをとてもとても嬉しく思っていました。

けれど、イラストとしての荒が性的消費だと一部の方々に言及され、連日ホッテントリに関連記事が上がってくるくらいに騒ぎになってしまっています

ぶっちゃけラブライブアニメ絵一枚イラストアニメーター原画絵師ガチャみたいなところもあって、ラブライブオタクからしてももちょっと可愛く描いてくれよ!折角の描き下ろしなんやぞオイ!と思う時も多いです。

それでもあの絵を見てスカートが透けて見える、性的に消費されている、と書かれて、正直「???????」でした。

絵が下手だとか皺が変、はまだしも、私自身という一応性別女性の身からしても性的に消費ってなんだ?ってなってました。まあそれははじめに書いたように私がそもそもラブライブが好きだから盲目的になってしまっているのかもしれないし、それを正確に自身判断する術は無いとも思うので、これ以上の言及は避けます。すいません。

正直に今の気持ちを言えば、ただただつらい。

私の好きなキャラ名前や、好きなキャラキャストさんの名前が、良くない方向性話題でばかり連日目にすることになっている。それもキャラクターキャストさんは何も悪くないことで。

(これについてイラストを描いた人が、ディレクションをした人がとかコラボ側が良くない、とかそういうのは大丈夫です。そういうことを今冷静に考えられる精神状態ではないのと、これはお気持ち文なので)

1000000000000000000000000000000000000000000000歩譲って高海千歌ちゃんというキャラクターについては耐えられるんです。(いやそれでもめっちゃがっちゃんにつらいししんどいし悲しいんですけど)

これは私個人の持論ですが、高海千歌ちゃんあくまで「キャラクター」。実在する人間ではないから、です。

千歌ちゃんが悲しむ、と言ったところで千歌ちゃん現実には存在しない。悲しんでいるのは「そのキャラを好きな実在する人間」です。つまり私です。

2次元3次元区別はきちんとつけなければリアル生活を送りつつオタクをやっていくのは難しいと個人的に思っているし、その一線はきちんと自分の中で線引きしていたいから、耐えるつもりでいました。そうするのが最終的に千歌ちゃんというキャラクターにとっても良いはずだと。大声で騒ぎ立てたって「千歌ちゃんが好きなオタク」の周囲からイメージが悪くなるだけだとも。

でも今回は、千歌ちゃんキャストさん、伊波杏樹さんも関わってしまっているから、耐えられず泣いてしまったしこうやってお気持ちクソ長文を書いてしまっています

今回の内浦みかん大使就任式には、高海千歌ちゃんというキャラクターの代わりに、千歌ちゃんキャストさん、つまり声優さんが出席して委任状を受け取っていらっしゃいました。

元々ラブライブキャラクターとそのキャストさんの距離感特に近いというか、ステージの上ではキャストさんはご自身担当キャラクターとして振る舞い、難しいフォーメーションダンスや踊りながらの歌唱をこなしていますアニメーションPVのある曲だと、コマ送りして担当キャラがどのタイミングでどんな動作をしているか、腕や指の角度、ウインクタイミング等細かくチェックしてキャラクターに全て合わせているのだとか。

そして千歌ちゃんキャストさんは、ライブの度によく沼津名前を出してくれていました。

ラブライブサンシャインを、Aqoursを、沼津よろしくお願いします!」と、2次元3次元でもAqoursというスクールアイドル存在していられるのは地元の方々のご協力があってのものだと常々思ってらっしゃる節がありましたし、沼津の魅力を全世界に届けたいとよくインタビューで仰っていました。

そうしてずっと寄り添ってきたであろう千歌ちゃんというキャラクターが今回内浦みかん大使という大役に就任して、誰より嬉しそうだったのが千歌ちゃんキャストさんご自身だったように感じます

それが、今このような状態になってしまっている。

千歌ちゃんと違い(というと語弊が生まれそうな言い方ではありますが……)千歌ちゃんキャストさんは実在する人間です。実在する人間が、自分大事ものについて色々なことを言われて、大事場所に(結果的に)迷惑をかけてしまったと思ってしまっていたら、傷ついてしまうのではないか

それだけではなく、キャストさんに直接リプライを送っているフェミの方もこの目で何人か見てしまいましたし、この騒ぎに便乗してコンテンツのものアンチやμ's原理主義(μ's以外認めない的なオタク)も目にするのが堪えないリプライを送ったり、ツイートサンシャインを貶しているのも見てしまったりもしました。

とはいえご本人がこの件について何か仰っているわけでもない現状、これらも結局私というオタク勝手にいろいろ考えて悲しんでいるだけだ、とも言えます。それを分かっていても、私は千歌ちゃんも千歌ちゃんキャストさんも大好きなオタクなので、やっぱり正直に言えばめちゃくちゃにつらいです。

フェミの方やイラストレーターの方がどうこうの前に、ラブライブサンシャイン個人的に何度も訪れた沼津、千歌ちゃんや千歌ちゃんキャストさんが大好きな身として今起きていることがただただ、つらいし、悲しい。

今はとにかくそれだけです。





で、こんなオタクのクソお気持ち長文にここまで付き合って読んで下さった方がいたならありがとうございました。

お気持ち文を書いたら少しは気が楽になった気がするので、とりあえずまた沼津にふらっと遊びに行ったりしようと思います

オタクにできるのはマナールールをしっかり守った上で、お世話になっている場所に足を運び、お金を落とすことだと思うので。

普通段ボール梱包にはなりますが、西浦みかん寿太郎(自宅用)5kgは通販でもまだ販売しているようなので是非みんなも買って食べてくれ、私はポチった。めっちゃ皮が剥きやすい上に美味しいんですよコレ↓

https://jaeshop.ja-shizuoka.or.jp/s_63451s001_2576.html

あとちなみに千歌ちゃん、千歌ちゃんキャストさんが出演されるCYaRon!というユニットAqoursの中で3つに分かれたうちの1つのユニット)の単独1stライブが今週末の2/22と2/23に行われるんですよ。

開催場所福岡なので現地は難しくても全国の映画館LVライブビューイング)が行われるのでご予定が合う方は映画1本見るくらいのつもりで是非見てくれ↓(公式サイトからコピペ奴)

ライブビューイング一般発売】

・発売日:2月15日(土)AM10:00〜

・受付URLhttps://eplus.jp/unitlive_lv/PCスマートフォン

店頭購入:ファミリーマート店内Famiポートにて直接購入

※各劇場規定枚数に達し次第終了となります

あと3/7と3/8にはAZALEAっていうユニットも1stライブするから是非見てね↓

ライブビューイング一般発売】

・発売日:2月15日(土)AM10:00〜

・受付URLhttps://eplus.jp/unitlive_lv/PCスマートフォン

店頭購入:ファミリーマート店内Famiポートにて直接購入

※各劇場規定枚数に達し次第終了となります

ラブライブサンシャインAqours、そして沼津よろしくお願いします。ただの一女オタクからの心からのお願いだ!

2020-02-17

anond:20200216212200

パーツ流用が効くまで時間がかかるからでしょ

あとは拡大縮小で構図を確認し続けなくちゃならないデジタルに対して、

アナログ視野が広く取れることと、目を近づけるだけで拡大できるので構図崩れが起きにくい。

結果的ラフペン入れまではアナログのほうが早くなる。当然人によるとは思うけど。

2020-02-16

ちょっと病みかけてる

仕事が見えなくて計画立てれない

けど休み取る関係で出来る限り多くの作業を前倒しで終わらせておく必要があり

けどどれも確定してないものばかりで、調べて確認してって作業からやることになり、思うようにサクサク進まない

チームメンバーフォローしてる間はそういう個別作業が進まないので、結果的残業になる

残業したらしたで早く帰れプレッシャー

病む

ちょっとやってられない

持てないもの積極的に捨てていかないと

anond:20200216023638

小学校の授業に呼ばれたという実績をアムウェイに生かしていくんだろうなぁ。教師は当然、そういうつもりはないんだろうが。結果的にはお墨付きを与えてしまっているよね。

anond:20200216070855

安倍総理の支持者たちが、桜を見る会で支持者だけが税金接待される国を望むように、

彼女の支持者たちは彼女の支持者が言ってほしいことを彼女が言うこと=あの質問、を望んでいる

予算委員会で聞くことなのかは、あなたが決める権利はもちろんあるけど

結果的にどうなるかは支持する人の数で決まる

2020-02-15

anond:20200215191441

本人が男ウケじゃないと言ってるけど結果的に男ウケしてる場合はどうするんだろう

このまま男ウケを放置すると男どもは「ウケさせてもいいんだ」と誤解して女性全体に何かするようになるかもしれない

anond:20200215135903

会社復讐したことブログに書いた人がいた。

本人はスカッと話としてみんなから賛同されると思っていたのかも知れないが、はてブTwitter炎上しボロクソに叩かれ、挙げ句の果てにその人は自殺すると言い出した。

ヤバそうなのでその人の所属する会社に「御社社員らしき人が自殺予告してるから連絡を取った方がいいですよ」とメール送って知らせた。

その人のツイートを伝えることは会社への復讐もチクることにもなり、余計なことしたかなとも思ったけど、結果的にその人は今幸せそうだから良しとしてる。

2020-02-13

明日給料日

30歳、派遣社員貯金なし、所持金150円

明日給料日だ。やっと。

今日お金がないかおにぎり1個買おう。

125円のおにぎり

レジで150円払ったら、中国人店員さんが

250円釣りをくれた。

この時私は黙って貰うこともできた。

夢のひとり暮らしのためには悪魔に魂を売るのも1つだと思ってる。

(昔、悪魔に魂を打ってチャットレディやテレフォンレディをしていたが、精神を病んで結果的に収支マイナスになった)

だけど、250円になってますよって、気付いたら言ってしまってた。

釣りは25円になった。

これでよかったんだ。

30歳、派遣社員貯金なし、所持金25円。

anond:20200212051312

上に登ることが大変なことのように言ってるけど下の方に居続ける方がよっぽど大変じゃない?

一生安い金で一日中働かなきゃいけないんだぞ。

それとも案外向上心のない奴って仕事をすることそれ自体には苦痛を感じてなくて一生働いてもいいと思ってんのかな。

いかに楽をして生きるかということを考えた時に親の遺産でもあれば若いから堕落に生きるのがそりゃ楽だが、そうでもなければアーリーリタイアを実現できるように仕事に打ち込んで40〜50で人生上がれるようにした方が結果的に楽な人生を送れるように思う。

anond:20200211193501

分け隔てなく異性と接することにしていたら、結果的に好きになった人がたまたま年収千万だったとかアイビーリーグ校卒だったってことはある

ランダムに異性を選んでもゼロコンマ数パーはハイスペックが出る

それを鬼の首をとったかのように言うやつが多すぎる

2020-02-12

anond:20200211030755

FPSコアゲーマーは口が悪い

MOBAコアゲーマーは直ぐに味方に責任押し付け

てかPCゲーマー基本的に除外と思っていい

 

となるとゲーセン系だが

音ゲーマーはダンレボなどの体感音ゲー以外のやつはない

100歩譲ってポップンが絵柄で受け入れられるかぐら

格ゲーマーはお色気系は除外となるが、これはアークゲーやSNKゲーも除外となり結果としてストリートファイターだけになり一気にミーハーます

 

家庭用で具体的にタイトルジャンルになるものだと

ガンダムはいわずもがな動物しかない

ポケモンコアゲーマー自分のこと可愛いと思ってる勘違い単純作業好きな人しかいない

あと、シューターは最終的に東方や虫姫にいくのでまず駄目

 

結果的クリーンでわかりやすい廃ゲーマーってモンハンにいきつく

ダークソウル知名度はあるが最終的に考察コンテンツになりやすいので描きにくいのもあるだろう

黙々とただひたすらゲームだとモンハンは一番わかり易い

俺もモンハンコアゲーマーちょっとふざけんなっておもうけど

anond:20200212004343

紹介したら用地とか言われるから紹介したくないね

結果的仕事でやってる業者だらけで良かったな

フェミニストが1人1派の理由が分かった

よく、フェミニストは1人1派っていわれるけど、それは女性論理思考力ではなく、感情のほうが強いからだと思う。

論理思考であれば唯一解とはいわないが、ある程度の意見方向性収束されていく。

一方、気持ちを優先したら、十人十色の「私の気持ち」を重視する。

結果的には、脳の形が違う以上、女性であるならば、1人1派は変わらない。

2020-02-11

フェミニズム界隈を巡っての反論

 日本フェミニズムが抱えている問題複数あって、煎じ詰めれば「思想善悪如何はともかく、その行動が全く効果的ではない」という一事に尽きる。

 女性地位向上。大いに結構。その、地位向上のためにある種攻撃的な手段を用いること、これまた結構

 しかし、攻撃的な手段を用いている割には、その効果殆ど出ていないことに問題があるのである

 むしろ結果的にそのような手段が、フェミニズムに対する周囲から評価を下げてさえいるのが問題なのだ


 古来より女性男性による抑圧を受けてきた。この事実を頭から否定することはできない。

 例えば、近代イギリス小説家サマセット・モームは、作品『月と六ペンス』の中でこう書いている。「女性自分を殴る男性を好んでいる。むしろ自分を殴ることのできない男性のことを見下しているのだ」と。

 このような記述は、文脈的に言えば主人公チャールズストリックランドタヒチを訪れた際に語られているものである。ここからは、モームがどのような立場女性一般化しようとしていたのかが読み取られ得る。

 また、自然主義人間本質を虚飾なく描くことを目的とした主義思想作家大家である近代フランスエミール・ゾラが書いた『居酒屋』では、登場人物の男らが、まるで息をするように女性達を殴りつける描写が、散りばめられている。貧民層の現実標榜した彼の作品においてもまた、女性に対する暴力が大いにクローズアップされている。


 このように、国の内外を問わず女性に対する男性から暴力というもの散見される。流石に、このような状況は現代において相対的改善されているものの、未だどこかしらに不満を残す女性がいることに不思議はない。その女性らが、自らの権利を向上するための運動を行ったとして、何の不思議があろうかとも思う。


 問題は、それらの行動が評価を得にくいこと、あるいは、フェミニズム評価を落としていることである。それらの行動の多くが、効果がないどころか逆効果であるという点である

 具体的に、何故そのような問題が発生しているのか?

 以下に論点を纏めていく。


1:フェミニズム議論ソフィスティケートされすぎており、一般女性男性認識に馴染まない


 古代ギリシャ劇作家アリストファネスは、自身の著した喜劇『女の平和』にて、女性らのセックスストライキを描き出している。


 女性達が、「そんなに戦争が好きなら、私達を抱かなくとも大丈夫なんだね?」

 と、戦争反対のため断固セックス拒否する痛快さ。このような鮮やかさは、現代人にさえ快い衝撃をもたらすものである

 女性の最大の魅力は何か? それは性である、とアリストファネスは言う。

 このような言説は当時のギリシャ男性においてのみならず、近代フェミニストらにも見られる。

 女性が短いスカートを履くこと、自身の魅力を以て大いに社会地位を占めること――その権利回復せねばならないということ。それを目的として、20世紀フェミニストらが声を張り上げていたことは言うに及ぶまい。

 その運動社会において大きく効果を上げた。

 イランのごとき保守的国家においては、女性が人前に出る際には目元を除き身体ベールで覆う必要がある。そのような規則女性利益担保しているのか、損なっているのか、議論の難しい点には違いないが、現代においてはそのような保守的傾向の多くが拒否されている。女性らは、身体ベールで覆うことを一般的によしとしない。

 女性が獲得した権利はそこに見られる。つまり、性の発露である

 性はそれまで女性自由にはならなかった。構造主義先駆者とされるレヴィ・ストロースは、「女性男性らの所有物であり、婚姻という形で交換が行われた」という意味の主張を行っている。彼に対する当時のフェミニストらの批判推して知るべしだが、女性婚姻父権立場にある人間によって執り行われることは多く存在していた。そういう意味で、女性にとって婚姻も性も自由とは言い難かった時代存在していたのである

 自身の性を管理行使する権利が、婚姻不自由によって制限されていた時代があったことは、間違いない。この文脈に沿って言うならば、間違いなく女性権利現代において拡張されたのである

 ここまではフェミニズムにおいて一般的な議論範疇である

 とは言え、問題はこの延長線上にある。


 女性自身身体的魅力を大いに利用すること、それはアリストファネス喜劇に見られるように、女性自由を支えている。そこには、フェミニズムと密接に関係する女性権利の実現が確認できる。

 しかし、昨今、この身体的な魅力を大いに活用することは、「性的搾取」に繋がることが指摘されている。


1-2:性の解放性的搾取

 相対的な性の解放が、性的搾取に繋がること、これは表裏一体の問題と言える。


 当然、女性社会進出をする上で、女性自身の性を政治手段として用いることには、危うさが秘められている。

 そのような危うさをして、現代フェミニストらは「性的搾取」の大号令を行う。

 アイドル、性産業広告業芸術

 これらの分野における女性露出性的搾取危険を秘めている、と現代フェミニストらは声を揃える。そこには危険があり、権力の影がある、と。

 ここにおいて、深刻な二律背反が生じているのは明らかである

 女性スキームとして用いる性が、危機的な結果に繋がっている。ここでどうするべきなのか?

 残念ながら、この問題に明快な結論は出ていない。


 政治家の大多数が男性であるこの社会において、支配者と被支配者の対照は、男性女性という対照を想起させる。

 男性狡猾である――多くの女性の思う以上に――男性狡猾である男性暴力行使することができる。端的に言って、男性の筋力は女性に勝り、悪しき意志が備わりさえすれば、女性尊厳根本からなうことを可能とする。恐らく、文明以前の原始時代においては、男性はこれらの暴力を非常に効果的に用いてきた。そこには、ある種暴力弁証法とも呼ぶべき歴史があった。例えば、あるコミュニティコミュニティが衝突する――。一方が敗北すれば、その敗者側のコミュニティに属していた女性は、勝者側に所有されることとなる。多くの場合、そこにおいて女性尊厳考慮されることはない。

 昆虫動物らに見られる、コミュニティコミュニティの争いや、イスラム国による女学校の襲撃を思い出して頂ければ、上記の言説の正しさは容易に担保されると思う。

 男性狡猾であり、暴力性を有史以来、あるいは以前において大いに活用してきた。

 勿論、現代においても男性による暴力が根絶されたわけではない――とはいえ、その状況は改善されている。暴力には法が対応する。無論、適切な対応が成されない場合存在するが、少なくとも有史以前に比べれば状況は好転している。

 その進歩の影には、恐らく全ての心ある女性と心ある男性の尽力があったことだろう(思うに、倫理を生み出すのは常に狂気じみた努力である)。

 人類は持てる限りの理性を用い、公私において倫理を整備してきた。

 我々は持てる限りの能力を用いてきた。そこに、女性の尽力が関わっているのは間違いあるまい。

 女性はその能力を大いに用いてきた。


 さて、端的に言って、性的魅力は女性能力である

 それは、女性が何かを望む際に、その実現を助ける能力になり得る。例えば、意中の人と結ばれる際にその能力は大いに役立つ。

 性的魅力は疑いなく女性能力である女性自身尊厳担保し、増進させるために、その能力は用いられ得る。


 しかし、その能力女性自身らの尊厳の為に活かすことと――それと、男性(や女性)によって、その能力が利用されること――とは二律背反となっている。

 近代において、女性の魅力や能力が、適切に用いられることをフェミニストは願ってきた。しかし、ここに来てその努力は一つの壁にぶち当たることとなる。

 例えば、大きな胸を強調したポスター女性の魅力が強調されてはいるが、不適切方法で強調されているのではないか――そういう議論が起っている。

 女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取である、と人は言う。

 この命題は決して間違っていない。「女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取である」。決して、この命題は間違っていない。

 とは言え、ここが言わばロドスである


1-3:ソフィスティケートされ過ぎた議論

 女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取となり得る。


 勿論それはそうだ。とは言え、そこには議論錯綜するポイントがある。

 まず第一に言えるのは、女性の魅力の発露=性的搾取といった、シンプルかつ誤謬を招く等式が発生し得ることだ。

 女性が何らかの能力を――この場合には性的魅力を――社会において発揮すること。その能力を発揮することにおいて、何らかの報酬を得ようとすること。それ自体は悪ではない。

 自分能力への対価として報酬を貰うことは、多くの場合善悪とは関係ない行為である

 例えば、女性の高く伸びやかな声、時に力強い声。歌手はそれを披露する。

 例えば、ダンサーは時に挑発的に、曲線的なライン身体を躍らせる。挑発的に、攻撃的に。

 絵画において、裸婦は笑う。裸婦は草原に寝そべり、微笑んでいる。

 これらは全て、(努力などによって獲得された)肉体的魅力を発揮する行為に他ならない。当然のことながら、これらの行為をして悪であると断ずることはできない筈だ。とは言え、それらの魅力や能力の発揮が、「搾取」に繋がると人は言うのである。つまり、その行為は翻って女性地位を貶め、最終的には女性全体に対する不利益を導くものだ、と叫ぶのである


 例えば、女性歌手楽曲を作り、歌う。彼女は、男性への恋心を叫ぶ歌謡曲を作り、歌う。その曲を批判して、「媚びている」と誰かが叫ぶ。

「媚び」はこの場合、不自然女性立場貶める行為であり、最終的な女性不利益を招く行為を指している。端的に、それは搾取対象であると、誰かが指摘する。

 例えば、写真家女性写真を撮る。彼女は、頬杖を付きながら、気だるげに微笑む。その写真批判して、「媚びている」と誰かが叫ぶ。

 その「誰か」は、最終的に女性不利益を招くと指摘する。

 例えば、

 例えば、例えば、例えば――


 女性が魅力を発露すること、それが搾取対象になり得るということ――それは必ずしも同じではない。しかし、そこには矛盾がある。女性尊厳担保し、増進するために、魅力が用いられること。そのような魅力が搾取対象とされてしまうこと。

 女性能力を発揮すれば、それは女性全体の利益を貶め得ると誰かが叫ぶ。

 能力を発揮すれば、誰かがそれを利用し搾取すると、その誰かは叫ぶ。最終的には、女性全体の立場は貶められ不利益帰着すると、その誰かは指摘する。

 これが、フェミニズムソフィスティケートされた結果なのである。それは、端的に矛盾である

 カメラに向かって微笑みかける誰かの存在を、「性的搾取であるとし、それがゆくゆくは女性全体の利益を損なうと指摘する――。

 このような言説には致命的な混乱が含まれていると言って差し支えないだろう。近代フェミニズムによって獲得された、女性自身能力や魅力を自身権限によって行使する自由は、ここにおいて壁にぶち当たっている。


 能力を発揮することは搾取に繋がる。能力を発揮してはいけない。

 このような論理は、一般的な男女を納得させるに足る論理であろうか?

 勿論それは不可能であるフェミニズム矛盾にぶち当たっている。

 そして、その矛盾を解消し得る論理が未だに発見されていない現在――少なくとも、フェミニズム論理一般的な男女を――あるいは当事者であるフェミニスト自身らさえ――説得できる状況にない現在思想としてのフェミニズムは大きな困難に直面していると言わざるを得ない。


2:結論

 結局、フェミニズムが直面している矛盾を、フェミニスト自身らが解決できていない状況において、その混乱を抑えられていないのが現状と言えよう。

 その混乱のさなかでは、到底周囲の人々を納得させ得る行動など、示せるわけがないのである

 昨今のフェミニズム運動空虚さ、反感のみを招く徒労さはそこに根を置いている。これまでに獲得してきたものと、これから獲得しようとするものとの間に生じる矛盾――その矛盾解決することなくして、現代フェミニズムは正しい舵取りを行うことなどできない。

 結論としては以上となる。

オタクって基本受け身マインドよな

オタクなのだけど、最近「お前会話できてないよな」って言われて他人との会話する時、リードするつもりでするようにしてる。

そういう風にすると、オタク普通に話すと苦痛に感じるんだよな。

基本オタクは一回の会話で、「伝えたい欲」という強迫観念にも似たものを一気に伝えようとする。

結果的早口で量が多く、さながら学会の発表を聞いている気分。必ずマウントを欠かさない。

普通の会話が言葉キャッチボールなら、オタクは全力投球で相手に勝つの目的

「あのアニメ面白いよね~好きなキャラどれ?」って言うと

キリトかな~やっぱ。キリト所謂完璧主人公って言われがちだけど、それは嘘なんだよね。

寧ろ完璧主人公が、どんどん弱さが露呈する話って言うか、最初攻略の鬼だったけど、

普通に恋愛して、彼女が殺されたらやる気なくなって、自分彼女が襲われたら子供みたいに怒って力を振り回して

どこか昔の自分を誇りにしていて、同じ失敗を何度もするし。でもそれ以上にそんな自分の弱さを認識して戦う彼の姿にこそヒーロー性がある。

そんなの全部WEB原作から見てればわかると思うし、ちょっとアニメ見ただけじゃ早いかなーって思う。あくまで思うだけだけど」

とか一回で言ってくる。

普通だったら、

キリトかな~やっぱ。君は何が好きなの?」

「俺はシリカかな~。出番少ないけど。キリト君かっこいいよね。

俺も好きだけどさ、やっぱ強い主人公に憧れちゃったりすんの?笑」

「いや違うんよ!イキリトって呼ばれたりするけどホントは~」

みたいに、相手が何が好きか、相手はどう思ってるかを見ながら話すわけじゃん?

まぁ増田たちにはまだ早いと思うし、まず外に出る事から初めて欲しいと思う。あくまで思うだけだけど。普通に生きてりゃわかるしね。

anond:20200211082141

発端は「はてブユーザーが間違った支持をしている!」という勘違いであっても、

結果的には変なはてブツッコミがついたので当初の意図は達成されてる…とはいえるな

ちなみに間違いなくupvoteしたいときグリーンスターとかのカラースターをつけるとよい

つけられた人もニッコリ見た人もニッコリ購入されたはてなもニッコリで三方である

anond:20200211011107

医者政府も「慌てないで」つってんのに、日本のブレーン達より自分の方が頭いいと信じられる自信はどこからくるんだろうな。

とりあえず手洗いうがいはちゃんとしとけ。

政府の発表はちゃんと聞いとけ。

自分けが助かろうとするよりも、公衆衛生を高く保つ方が結果的自分自身の感染リスクも下げると肝に命じておけ。

anond:20200211002432

経過報告だけで結果的にここで何も記載していないっていうことは、別に広めたいとも思っていないのでは??

2020-02-10

フェミニズム界隈を巡っての反論

 日本フェミニズムが抱えている問題複数あって、煎じ詰めれば「思想善悪如何はともかく、その行動が全く効果的ではない」という一事に尽きる。

 女性地位向上。大いに結構。その、地位向上のためにある種攻撃的な手段を用いること、これまた結構

 しかし、攻撃的な手段を用いている割には、その効果殆ど出ていないことに問題があるのである

 むしろ結果的にそのような手段が、フェミニズムに対する周囲から評価を下げてさえいるのが問題なのだ


 古来より女性男性による抑圧を受けてきた。この事実を頭から否定することはできない。

 例えば、近代イギリス小説家サマセット・モームは、作品『月と六ペンス』の中でこう書いている。「女性自分を殴る男性を好んでいる。むしろ自分を殴ることのできない男性のことを見下しているのだ」と。

 このような記述は、文脈的に言えば主人公チャールズストリックランドタヒチを訪れた際に語られているものである。ここからは、モームがどのような立場女性一般化しようとしていたのかが読み取られ得る。

 また、自然主義人間本質を虚飾なく描くことを目的とした主義思想作家大家である近代フランスエミール・ゾラが書いた『居酒屋』では、登場人物の男らが、まるで息をするように女性達を殴りつける描写が、散りばめられている。貧民層の現実標榜した彼の作品においてもまた、女性に対する暴力が大いにクローズアップされている。


 このように、国の内外を問わず女性に対する男性から暴力というもの散見される。流石に、このような状況は現代において相対的改善されているものの、未だどこかしらに不満を残す女性がいることに不思議はない。その女性らが、自らの権利を向上するための運動を行ったとして、何の不思議があろうかとも思う。


 問題は、それらの行動が評価を得にくいこと、あるいは、フェミニズム評価を落としていることである。それらの行動の多くが、効果がないどころか逆効果であるという点である

 具体的に、何故そのような問題が発生しているのか?

 以下に論点を纏めていく。


1:フェミニズム議論ソフィスティケートされすぎており、一般女性男性認識に馴染まない


 古代ギリシャ劇作家アリストファネスは、自身の著した喜劇『女の平和』にて、女性らのセックスストライキを描き出している。


 女性達が、「そんなに戦争が好きなら、私達を抱かなくとも大丈夫なんだね?」

 と、戦争反対のため断固セックス拒否する痛快さ。このような鮮やかさは、現代人にさえ快い衝撃をもたらすものである

 女性の最大の魅力は何か? それは性である、とアリストファネスは言う。

 このような言説は当時のギリシャ男性においてのみならず、近代フェミニストらにも見られる。

 女性が短いスカートを履くこと、自身の魅力を以て大いに社会地位を占めること――その権利回復せねばならないということ。それを目的として、20世紀フェミニストらが声を張り上げていたことは言うに及ぶまい。

 その運動社会において大きく効果を上げた。

 イランのごとき保守的国家においては、女性が人前に出る際には目元を除き身体ベールで覆う必要がある。そのような規則女性利益担保しているのか、損なっているのか、議論の難しい点には違いないが、現代においてはそのような保守的傾向の多くが拒否されている。女性らは、身体ベールで覆うことを一般的によしとしない。

 女性が獲得した権利はそこに見られる。つまり、性の発露である

 性はそれまで女性自由にはならなかった。構造主義先駆者とされるレヴィ・ストロースは、「女性男性らの所有物であり、婚姻という形で交換が行われた」という意味の主張を行っている。彼に対する当時のフェミニストらの批判推して知るべしだが、女性婚姻父権立場にある人間によって執り行われることは多く存在していた。そういう意味で、女性にとって婚姻も性も自由とは言い難かった時代存在していたのである

 自身の性を管理行使する権利が、婚姻不自由によって制限されていた時代があったことは、間違いない。この文脈に沿って言うならば、間違いなく女性権利現代において拡張されたのである

 ここまではフェミニズムにおいて一般的な議論範疇である

 とは言え、問題はこの延長線上にある。


 女性自身身体的魅力を大いに利用すること、それはアリストファネス喜劇に見られるように、女性自由を支えている。そこには、フェミニズムと密接に関係する女性権利の実現が確認できる。

 しかし、昨今、この身体的な魅力を大いに活用することは、「性的搾取」に繋がることが指摘されている。


1-2:性の解放性的搾取

 相対的な性の解放が、性的搾取に繋がること、これは表裏一体の問題と言える。


 当然、女性社会進出をする上で、女性自身の性を政治手段として用いることには、危うさが秘められている。

 そのような危うさをして、現代フェミニストらは「性的搾取」の大号令を行う。

 アイドル、性産業広告業芸術

 これらの分野における女性露出性的搾取危険を秘めている、と現代フェミニストらは声を揃える。そこには危険があり、権力の影がある、と。

 ここにおいて、深刻な二律背反が生じているのは明らかである

 女性スキームとして用いる性が、危機的な結果に繋がっている。ここでどうするべきなのか?

 残念ながら、この問題に明快な結論は出ていない。


 政治家の大多数が男性であるこの社会において、支配者と被支配者の対照は、男性女性という対照類推させる。

 男性狡猾である――多くの女性の思う以上に――男性狡猾である男性暴力行使することができる。端的に言って、男性の筋力は女性に勝り、悪しき意志が備わりさえすれば、女性尊厳根本からなうことを可能とする。恐らく、文明以前の原始時代においては、男性はこれらの暴力を非常に効果的に用いてきた。そこには、ある種暴力弁証法とも呼ぶべき歴史があった。例えば、あるコミュニティコミュニティが衝突する――。一方が敗北すれば、その敗者側のコミュニティに属していた女性は、勝者側に所有されることとなる。多くの場合、そこにおいて女性尊厳考慮されることはない。

 昆虫動物らに見られる、コミュニティコミュニティの争いや、イスラム国による女学校の襲撃を思い出して頂ければ、上記の言説の正しさは容易に担保されると思う。

 男性狡猾であり、暴力性を有史以来、あるいは以前において大いに活用してきた。

 勿論、現代においても男性による暴力が根絶されたわけではない――とはいえ、その状況は改善されている。暴力には法が対応する。無論、適切な対応が成されない場合存在するが、少なくとも有史以前に比べれば状況は好転している。

 その進歩の影には、恐らく全ての心ある女性と心ある男性の尽力があったことだろう(思うに、倫理を生み出すのは常に狂気じみた努力である)。

 人類は持てる限りの理性を用い、公私において倫理を整備してきた。

 我々は持てる限りの能力を用いてきた。そこに、女性の尽力が関わっているのは間違いあるまい。

 女性はその能力を大いに用いてきた。


 さて、端的に言って、性的魅力は女性能力である

 それは、女性が何かを望む際に、その実現を助ける能力になり得る。例えば、意中の人と結ばれる際にその能力は大いに役立つ。

 性的魅力は疑いなく女性能力である女性自身尊厳担保し、増進させるために、その能力は用いられ得る。


 しかし、その能力女性自身らの尊厳の為に活かすことと――それと、男性(や女性)によって、その能力が利用されること――とは二律背反となっている。

 近代において、女性の魅力や能力が、適切に用いられることをフェミニストは願ってきた。しかし、ここに来てその努力は一つの壁にぶち当たることとなる。

 例えば、大きな胸を強調したポスター女性の魅力が強調されてはいるが、不適切方法で強調されているのではないか――そういう議論が起っている。

 女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取である、と人は言う。

 この命題は決して間違っていない。「女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取である」。決して、この命題は間違っていない。

 とは言え、ここが言わばロドスである


1-3:ソフィスティケートされ過ぎた議論

 女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取となり得る。


 勿論それはそうだ。とは言え、そこには議論錯綜するポイントがある。

 まず第一に言えるのは、女性の魅力の発露=性的搾取といった、シンプルかつ誤謬を招く等式が発生し得ることだ。

 女性が何らかの能力を――この場合には性的魅力を――社会において発揮すること。その能力を発揮することにおいて、何らかの報酬を得ようとすること。それ自体は悪ではない。

 自分能力への対価として報酬を貰うことは、多くの場合善悪とは関係ない行為である

 例えば、女性の高く伸びやかな声、時に力強い声。歌手はそれを披露する。

 例えば、ダンサーは時に挑発的に、曲線的なライン身体を躍らせる。挑発的に、攻撃的に。

 絵画において、裸婦は笑う。裸婦は草原に寝そべり、微笑んでいる。

 これらは全て、(努力などによって獲得された)肉体的魅力を発揮する行為に他ならない。とは言え、それらの魅力や能力の発揮が、「搾取」に繋がると人は言うのである。つまり、その行為は翻って女性地位を貶め、最終的には女性全体に対する不利益を導くものだ、と叫ぶのである


 例えば、女性歌手楽曲を作り、歌う。彼女は、男性への恋心を叫ぶ歌謡曲を作り、歌う。その曲を批判して、「媚びている」と誰かが叫ぶ。

「媚び」はこの場合、不自然女性立場貶める行為であり、最終的な女性不利益を招く行為を指している。端的に、それは搾取対象であると、誰かが指摘する。

 例えば、写真家女性写真を撮る。彼女は、頬杖を付きながら、気だるげに微笑む。その写真批判して、「媚びている」と誰かが叫ぶ。その「誰か」は、最終的に女性不利益を招くと指摘する。

 例えば、

 例えば、例えば、例えば――


 女性が魅力を発露すること、それが搾取対象になり得るということ――それは必ずしも同じではない。しかし、そこには矛盾がある。女性尊厳担保し、増進するために、魅力が用いられること。そのような魅力が搾取対象とされてしまうこと――。

 女性能力を発揮すれば、それは女性全体の利益を貶め得ると誰かが叫ぶ。

 能力を発揮すれば、誰かがそれを利用し搾取すると、その誰かは叫ぶ。最終的には、女性全体の立場は貶められ不利益帰着すると、その誰かは指摘する。

 これが、フェミニズムソフィスティケートされた結果なのである。それは、端的に矛盾である

 カメラに向かって微笑みかける誰かの存在を、「性的搾取であるとし、それがゆくゆくは女性全体の利益を損なうと指摘する――。

 このような言説には致命的な混乱が含まれていると言って差し支えないだろう。近代フェミニズムによって獲得された、女性自身能力や魅力を自身権限によって行使する自由は、ここにおいて壁にぶち当たっている。


 能力を発揮することは搾取に繋がる。能力を発揮してはいけない。

 このような論理は、一般的な男女を納得させるに足る論理であろうか?

 勿論それは不可能であるフェミニズム矛盾にぶち当たっている。

 そして、その矛盾を解消し得る論理が未だに発見されていない現在――少なくとも、フェミニズム論理一般的な男女を――あるいは当事者であるフェミニスト自身らさえ――説得できる状況にない現在思想としてのフェミニズムは大きな困難に直面していると言わざるを得ない。


2:結論

 結局、フェミニズムが直面している矛盾を、フェミニスト自身らが解決できていない状況において、その混乱を抑えられていないのが現状と言えよう。

 その混乱のさなかでは、到底周囲の人々を納得させ得る行動など、示せるわけがないのである

 昨今のフェミニズム運動空虚さ、反感のみを招く徒労さはそこに根を置いている。これまでに獲得してきたものと、これから獲得しようとするものとの間に生じる矛盾――その矛盾解決することなくして、現代フェミニズムは正しい舵取りを行うことなどできない。結論としては以上となる。

2020-02-09

警察無能呼ばわりする人へ

警察手続きどおりに物事を進めただけで不当に抑圧したわけではない

証言に基づいて粛々と業務遂行しただけだ

よって職務怠慢ではないし罰せられるべきではない

結果的証言が誤っていただけだったので責任はない

この“忠実な公僕”である何も悪くない警察無能呼ばわりして批判するアナーキストこそ事実に反する嘘をつかないでもらいたい

猫の写真撮影していた男子大学生女性が「間違いない」と証言したために公然わいせつ容疑で誤認逮捕される

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1466048

anond:20200209142042

女性は加齢で目減りする要素に凄い高値つけることが可能から仕方ないね

男はそういう要素は一部のフェチゲテモノ食い以外には売れないか結果的に年齢で変動しにくいところに今度は積み上げた時間で貯蓄が効いてくる

2020-02-07

https://toyokeizai.net/articles/-/327948

どの40女も振らせようとしてるように読めた

気がない相手への態度だと思う、自分生活を一切譲らないのって

女にとって条件は良くてもこちから好きにはなれない相手なんだと思う

5年は結婚する気がない、ってのはこの男に対してであって、思った相手ならすぐ結婚したいっていうんだろうと思うわ

自分仕事してて慰謝料あって30万もらえてる、それを維持したいから男の方が通ってくれば、男の給料もあるし自分収入も下がらない、結果的に多くの収入になり家計も助かると考えるのは不自然ではないと思う

事実婚は嫌だ・俺の仕事地元を離れられない・おまえは仕事慰謝料も今の生活環境も全部捨てて自分のところに親子3人で来い、生活費は払ってやる、って

相手は今の時点で生活するだけの収入はあって仕事も持ってて、地元を離れられないのは同じだろうに、子供2人の環境もあるし変えたくないのも分かる気がする

遅刻と高級店の食事たかる女はさすがにひどいと思ったけど、それもまあ気がないか意図してやってるところあるんじゃ

40過ぎの女が濃い性格とかじゃなく、この男とは無いかな〜と判断した上でのまったく譲歩しない態度なんじゃないかなあ

変な女が多い、嫌な女が多い、とかじゃなく

その男の前ではそういった嫌われてもいい態度をとる女ばかり、なんじゃないの

女ははっきり言葉に出して振るんじゃなく、振らせる方向に話をもってくってタイプも案外多いと思う

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