はてなキーワード: 構造改革とは
(1) 毎週、月曜日と木曜日に、かなりのテキスト量のデータ入力をしなければなりません。
(4) 社内では、この処理をやっている人がたくさんいます。
この想定だと、このデータ入力には週4時間かかります。正月休みやお盆休み、GWなどもあると考えて実働はざっくり年50週程度と考えると、この仕事には年間約200時間を費やすことになり、膨大な作業量だと言えます。
さて、当然のことですが、普通の人はこの仕事をできるだけ短時間で効率的に処理しようと考えます。いろいろな手段が考えられますが、クオリティを下げずスピードを上げる一番手っ取り早い手段は、「タイピングのスピードを上げる」ことです。タッチタイピングを会得するのは実はそんなに難しくなく、粘り強い人なら1週間もあればスピードは格段に上がります。私の感覚だと、ちょっと練習しただけでも、2倍程度のスピードは出せるのではないかと。
仮に2倍のスピードでタイプできるようになれば、この仕事にかかる時間は年間100時間、つまり-100時間のコスト削減になるわけです。ここでは、これをパターンAと呼ぶことにします。
まあ、実際のビジネスはこんな単純には効率化できないわけですが...。
それはさておき、実際の事務系の現場ではというと、効率化の取組としてパターンAを取る人というのは、実はそんなに多くはいないだろうと思います。入力するデータの簡略化を試みたり、より入力しやすいコンソールへの改善を求めたりします。基本的に個人では努力をせず、システムやタスクの側で何とかしようとします。実現すればもちろん効率化の目的は果たされます。この考え方でも例えば-100時間のコスト削減は可能かもしれません。この取組をパターンBとします。
ここで、普通は「だったら両方やれば良いのでは?」という、至極全うなアイデアが浮かぶはずです。パターンA+Bですね。しかし、実際にはこの動きは非常に起こりにくくなるんじゃないかと思うのです。
それは、少数であったとしてもパターンAを採用する、いわゆる「仕事ができる人」にとって、パターンBは邪魔に映るからです。
パターンBによって、200時間から-100時間が実現すれば、それに重ねてパターンAによって削減できるコストは100/2で-50時間になります。同じ労力をパターンA採用者は自力で100時間で処理ができ、なおかつ非採用者は200時間がかかるわけで、その「100時間の差」が相対的に「仕事ができる幅」ということですね。
パターンAを採用する人は、パターンBの採用に消極的になります。パターンBも併せて採用してしまうと、同じ労力で「50時間の差」しか生まれないわけですから。さらに言うと、100時間で処理できてしまう人にとっては、自助努力のみで負担感も半分になるわけですから、効率化への意識も下がります。
こういうところに、「仕事ができる人」が組織の効率化や構造改革を阻む構図があるのではないかと思うわけです。仕事ができない人ができないままでいてくれる方が、仕事ができる人の「評価の幅」が大きくなるからですね。非常に狭い視野で語っていますが、実際のビジネスの現場ってこういうレベルの低い話に充ち満ちているんじゃないかという気がします。
これはあくまで個人レベルの話で、組織レベルではまた違うのですが、私にはあまり組織レベルの話に興味はないので...。
安倍を英雄に仕立て上げて選挙に挑みTPP・原発再稼働・徴兵制度を強行
http://anond.hatelabo.jp/20130527195731
http://anond.hatelabo.jp/20130525214915
http://anond.hatelabo.jp/20130525154658
http://anond.hatelabo.jp/20130525005245
http://anond.hatelabo.jp/20130523224403
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1357424442/l50
安倍を英雄に仕立て上げて選挙に挑みTPP・原発再稼働・徴兵制度を強行
http://anond.hatelabo.jp/20130527195731
http://anond.hatelabo.jp/20130525214915
http://anond.hatelabo.jp/20130525154658
http://anond.hatelabo.jp/20130525005245
http://anond.hatelabo.jp/20130523224403
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1357424442/l50
結局 合理化されて論理的な構造改革というのが必要だが(近代化)
その構造改革をしようという人間が、ブラック企業関連だったり、そもそも派閥の政治の人だったり、『合理化されて論理的な構造改革』とは無縁というか真逆の人たちが構造改革するんだから、
そうおもうと、小泉さんはよくがんばったなぁと思わなくもない。
真面目な話、構造改革しようよ。 変えることが目的じゃなくて、 合理化というより 効率化 最適化しようよ。無駄や無理が多すぎる。
207 ソーゾー君 [] 2013/05/25(土) 21:50:51 ID:PrWQvlTs Be:
>>206
>これが解らない。不況以外の件で、これまで問題は起きていないだろうに。
小泉安倍構造改革以降、自殺者年が毎年約三万人で今年はやっと三万人以下になった・・
失業者は増加の一途で可処分所得は減り続け、生活保障は約二百万人・・
結果、年金、健保未納者増加で年金、健保破綻・・失業者増加で失業保険の財政も赤字。
安倍一次政権の「所得税減税して交付金減らしますwだから地方は地方で財政再建やれよ?」政策で
これ等のことが大した問題じゃないならお前の屁理屈は成り立つかもな・・
通貨発行権=金融政策=経済政策=社会保障政策=税制←全て直結してるぜ?
「不景気だが社会保障は充実し国民の生活は豊かです」←こんな不思議な事が起きると言うのかね?
>>150-190の流れは必見で抱腹絶倒間違いなしw
MVP確定だわなw
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1365862741/l50
455 ソーゾー君 [] 2013/05/24(金) 20:07:50 ID:BYjMStYI Be:
2、「自民党が戦後約六十年以上、与党として存在し政治を行ってきた。」
3、「小泉安倍構造改革で日本の経済と社会保障は滅茶苦茶になった。」
↑これを隠したいから長文で誤魔化す。
益々の格差は悪化して滅茶苦茶になった。
懐疑が褒め称えるワークシェアリングも国民の生活は悪化するだけで
まーこの掲示板では通用しねーから懐疑は発狂するしかねーわな。
雑談 2
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1360877904/l50
455 ソーゾー君 [] 2013/05/24(金) 20:07:50 ID:BYjMStYI Be:
2、「自民党が戦後約六十年以上、与党として存在し政治を行ってきた。」
3、「小泉安倍構造改革で日本の経済と社会保障は滅茶苦茶になった。」
↑これを隠したいから長文で誤魔化す。
益々の格差は悪化して滅茶苦茶になった。
懐疑が褒め称えるワークシェアリングも国民の生活は悪化するだけで
まーこの掲示板では通用しねーから懐疑は発狂するしかねーわな。
雑談 2
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1360877904/l50
その点に関しては、前評判通り見事な手腕だとおもう。
次に経済対策だけど、まずは、必要だった為替政策に関しては、輸出企業が一息つけたという点に関しては高い評価だろうが
エネルギー政策でガスの価格が高沸する事も意味しているから、早期に原発を稼働させないと、また赤字がヤバイことになるが
このままエネルギー価格が高止まりすると、いずれ、経済に悪影響を及ぼす。
だが、原発を再開させると、それはそれで、また違った利権の話が出てくるから当面は難しかろ。
負の遺産がでかすぎる。
さて、困ったのは。経済的に起爆効果のある提案が多分でないだろうから。
(※起爆効果があると思って提案はされるだろうが、現実的には絵に描いた餅で効果はないか、玉虫色となるだろうの意味)
しばらく、経済が停滞すると思うんだけど(金は回るだろうが、前に進まない、構造改革が進まないという意味において、空転だろう)
どうするよ?
どんだけ国内で金をばらまいても、その金で無限に海外から資源を買えるわけじゃないからな。
麻生氏は国の借金は、普通の人の借金とは違う。とは言ったけど。
諸外国も国債を買い始めれば、そうそうやすやすとデフォルトはできないし、預金封鎖されるというキプロス事件もあるし。
国際社会になっている現在において、金をばらまけばなんとかなるという神話は崩壊しているよ。
それに、良い物だなんだと、たやすく言うけど。実際問題、海外で売れている海外製品と比べると
日本はナショナルブランド思考が強いから、よく比べもしないで日本製品の品質が良いと思ってるけど
しないだろうね。(苦笑)
有名ドコロではIGZO液晶といえばシャープというイメージがあるが、開発元はシャープじゃねぇとか(かろうじて日本メーカーだけど)
再びid:maeda_a氏へのお答え
世の中,かなりの話は『程度問題』だと思うのですよね
なんでこの指摘がこっちに向くのかな。ハイパーインフレは絶対に起きない、と曰わった浜田センセこそ、程度問題を無視しているじゃありませんか。こちとら、絶対に起きないわけじゃない、たとえば財政マネタイズ期待が広がったケースなら起こるよね、と反証したまでです。ぜひとも浜田センセにおっしゃってください、程度問題のテーマに関して「絶対」とか言わないでください、と。念のため付け加えるなら、「絶対」ってのは程度にかかわらず常に、という意味ですから。
「財政マネタイズ」という(通貨の信認とか構造改革とかと同じように)おどろおどろしい,そしてたいていの場合に空虚な言葉というのは,黒か白かはっきりするよな定義のある話ではなく…
では、「財政マネタイズ」ではなく"globally non-Ricardian fiscal policy"と言うことにしましょう。そう言い換えても、こちらの論旨には何の変化もありませんので。定義はWoodford見てください。
バーナンキがQEとはglobally non-Ricardian fiscal policyだなんて認めたら、それは財務省とFRBのアコードの変更ですから、それこそレジーム・チェンジということになって期待はジャンプするんだ、というのがリフレ理論からの帰結でっせ。アコードに変わりはないとの認識を持ってもらうためには、バーナンキはQEがglobally non-Ricardian fiscal policyであるとは認めるわけにはいかなかった。もちろん、globally non-Ricardian fiscal policyを明示的には認めなかったとしても、たとえば米国債の価格維持政策を採っていると見られれば、ああアコードは変わったんだなあということになるでしょうが、それは言葉そのものに意味が無い「言霊」だという話ではないでしょう。
インタゲレンジの可変性だけ縛ったところで、fiscal policyがRicardianかどうかは変わりませんからねぇ。FRBの場合、アコードはfiscal policyが悪くてもlocally non-Ricardianに留まることを意味してますし、ECBの場合、マーストリヒト条約において各国のfiscal policyがRicardianであることを求めてますし。日本の場合、今のところは財政がRicardianであろうと皆が認識している(例:下記リンクでの浜田センセのご発言)わけですが、それは何のルールにもなっていない(みんな大っ嫌いの財務官僚のビヘイビアの結果でしかない)ので、その明文ルール化なんかがいいんじゃないかと、個人的には思いますです。といっても、Ricardianの具体的ルール化だった財政構造改革法が少なからぬ「リフレ派」の目の敵にされてたように、これも難しいんですけどね。最終的には凍結されちゃいましたし。ま、純然たるRicardianだとインフレ圧力がまったく生じない(はずな)ので、locally (non-)Ricardianであるようなものがうまく設定できたらいいんじゃないでしょうか。
id:bewaadよりid:haltanやid:jura03、id:hahnela03のような
「リフレが仮に理論的に正しくてもリフレ派が世間一般に嫌われている(胡散臭がられている)からリフレ政策は採用されない」
という感じの主張をしていた連中に聞いた方がよくね?リフレ派は本当は別に世間一般に嫌われていなかったか
あるいは別にリフレ派が世間一般に嫌われていたとしてもリフレ政策が採用されるのは十分に可能だったか
どちらにせよ彼らの言説は現実とは適合していなかったわけだから
hamachan先生も入れていいけど、hamachan先生はすでにペラペラしゃべってるか
名前を挙げた本人からブコメがあったけど、これ別にリフレ政策が目指すものは何かとか
その効果はどんなものかといった話ではなくてリフレ政策が採用されるかどうかの話だから
どんな政策でも「XX政策を唱えている人が嫌われているからXX政策は採用されない」
というような単純な話の組み立てなんて成り立たないという(ある意味で当たり前の)ことを無視して
がなりたててた人たちに、「今どんな気持ち?」って聞いてみたいだけ
XXが構造改革であっても再分配重視であっても変わらないこと
P.S.2
名前を挙げた別の人もブログで反応して変なこと言ってるみたいなので何か書こうと思ったら
すでにブコメで反論の材料(のごく一部)が出ていたんでまあいいや
それよりそこで
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/jura03/20130225/p1
どれだけ被害妄想が強いんだろって、ちょっとかわいそうになってくる
それは失礼しました.
世の中,かなりの話は『程度問題』だと思うのですよね.「財政マネタイズ」という(通貨の信認とか構造改革とかと同じように)おどろおどろしい,そしてたいていの場合に空虚な言葉というのは,黒か白かはっきりするよな定義のある話ではなく.インフレ税ないしシニョリッジというのが財政に寄与するなら,実はどの国も常に「財政マネタイズ」してると言えるのかもしれない.日銀乗換は日銀引受と違うという強弁だって『程度問題』でしょう.
『程度問題』ともう一つ私が念頭に置きたいキーワードは『言葉より行動』です.人が何を言うかよりも,どう行動するかが重要.「市場関係者がこう言っている」よりも「市場がこう動いた」の方が確か.市場だってもちろん間違えるが,「メディアが取材したシジョーカンケーシャの言葉」なんてのは,ほぼノイズにすぎないですよね.
http://anomalocaris89.blog69.fc2.com/blog-entry-208.html にあるとおり中央銀行の独立性は別に金科玉条ではない.財政マネタイズも,まあ今のところは「やってはいけません.これは中央銀行にとって神聖不可侵な教義です」という振りをするのがお約束となっている,くらいの意味だと思っています.実際は100%か0%かの話ではなく,行動を見れば少しはやっていると見えなくもない.
ヘリコプター・ベンが,サマーズと組んでヘリコプターマネー政策を実施しても,さらに,購入した国債をロールオーバーし続ける(日銀乗換に当たるものを無制限に増やしていく)と発表しても米国債が暴落なんかしなかったのは「財政支出をやって,猛烈に通貨発行を増やしてますけど,財政マネタイズじゃないですよ〜」と言った言霊のオカルト効果ではなく,もっと単純な市場予測(米国債を売ると損をする可能性が高い)の結果でしょう.
で,リフレ政策で肝要な期待(expectation)ってのは,人々の気持ちとか意思とかじゃなく,まさにそういう『将来についての市場予測』のことを言っているに過ぎません.「それを財政マネタイズと呼ぶかどうか」という曖昧な話じゃなく,「政府が今後どう行動するか・その結果どう行動すると得か」について市場が予測した結果.それがリフレ派の言う期待でしょう.だから,「中央銀行の独立性」「財政規律」とかいう「意図を表すレトリック」なんかではなく,例えば「いつまでに何を買う」「いつまでにいくら支出する」と言った具体的な行動の予測に資する情報によって(のみ)市場は動く.まあ市場予測に影響する気分(センチメント)というのはあるでしょうし,それは言い方で動いたりするのかもしれませんが,それはむしろ「すぐに修正される予測のズレ」を表す言葉でしょうね.あんまり重要でない.
これも『程度問題』ですね.デフレに(少なくとも例えば賃金や企業の収益や税収にとって)はっきりした害があって,5%や10%のインフレにそれほどの大した害が知られていない.なのに,デフレを止めるための日銀への介入でさえこれほどの大騒ぎになる.
そこで,インフレを止めるような介入がそんなに容易だと市場が予測するなら問題でしょう.
すいません.誤読してたので訂正(どっちにせよ,根拠のない無茶な介入は簡単じゃないだろうと思うんですが…)
これも『程度問題』ですね.インフレ恐怖症の方々はもとより,リフレ派でさえ反対するような「引き締めを妨げるような介入」がそんなに簡単なら確かに問題でしょうが…
追記:一つの担保としては,日銀にも政府にもそう簡単に方針を変えられないような歯止めを法制化しておくことでしょう.曖昧な「日銀の独立性」という言葉が指す内容がどういうものか,例えば「中期的な望ましい物価水準は政府と日銀の合意によって定める・それを達成する手段は日銀の専管事項」という趣旨の条文を日銀法に入れるとか.え,法律なんか政府がインフレにしたくなったら簡単に変えられる? そうかなあ…程度問題ですが,法律がない場合より「簡単」ではないと思いますね.
まあ,既に書いた通り,債券市場参加者の「声」とか,割りとどうでもいいと思ってますんで…
追記: インフレ目標と,日銀の(上記のような)独立性の法制化は,ひとつの歯止めとして市場の期待を安定化するのに有用だと思います.
(参入障壁が低い)低賃金(単純)労働市場しか雇用先は残りません
(新聞配達女子は、10代にして、下側に行ってしまったということです)。
上側は、参入障壁が高い分賃金も高いのですが、しかし雇用の絶対数が少ない。
下側は、参入障壁が低い分賃金も低いのですが、雇用の絶対数は多い。
一見すると、一長一短に見えるかもしれませんが、重大な側面を見落としてはいけないと思います。
そう「下側は、競争が極めて激しく、世界中の労働者がライバルとなる」という事実をです。
都内のコンビニや居酒屋の店員はほとんどが外国人になっていますが、その領域がどんどん拡大すると思ってください。
で、俺が「脱社畜のブログ」を見るたんびに思うのが、まさにこれな訳。「脱社畜したサラリーマン」が「(参入障壁が高い)成長産業市場」にほんとうにいけますか? ってはなし。断言しても良いけれど、日本のサラリーマンの8割は、そっちにいけないよ。
上の文章では、「(参入障壁が低い)低賃金労働は競争が厳しい」みたいなことを書いてるけれど、「(参入障壁が高い)成長産業市場」だって別の意味で競争が激しくなることは予想に難くない。+いままでよりもそっちに行きたい人が増えるんだから、ハードルがあがる。そう、まさにその「行きたい人が増えて、ハードルがあがる」という時点で、キツイと思うよ。
何らかの技術を身につけるってのは「(参入障壁が高い)成長産業市場」にいくための手段なんだ。そんでもって「(ほぼ自明である)手段を選べる」ってのは、これはもう、性格とか性向の問題。日本人は「毎日競争の中で生きる」ことに、あまりにも慣れていない。それは戦闘能力ではなく、むしろ、緊張感を持って生きるという、サバイバリティに近いものだよ。
いま、経済的に格差があるという現実、いわゆる格差社会問題というものがある。その事実は認める。それを解決したいと思う人が相当数いて、さまざまな側面から望まれているのは、判る。俺だって穏便にそれが解決されるのであれば、解決したいと思う。
しかし、この問題のポイントは、アホなやり方で解決しようとするとかえって格差が広がり、その格差問題を社会にまき散らかしてしまうことだと思うんだよ。経済的な格差をへたくそに解決しようとすれば、経済的な格差は社会のあちこちに飛び散り、より大きな問題になるだろう。さらに悪いことに、そのとき経済的な格差はさらに大きな毒を連れてくると思うよ。
「脱社畜のブログ」に頻繁に現れる「イノベーション」ね。経済雑誌にも良く登場する。あいつら本当に「イノベーション」なんて起こせると思ってるんだろうか? もちろん、確率的な問題で言えば、世界中でイノベーションは起きてるし、起き続けてるよ。絶え間ない改善だの革新だので世界は進んでいる。でも、まさに個人の問題として、本当に引き受けるつもり、あるのかな? たとえばある増田が「(参入障壁が高い)成長産業市場」になんとか潜り込むことが出来たとする。そこで言われる「さあ、イノベーションを起こして下さい。そしてこの会社の(企画の、プロジェクトの、業界の、部門の)生産性を150%にしてください」と。
断言する。それって、才能なんだ。8割以上の人間には「イノベーション」なんておこせない。
俺は幸いそういう業界にいたこともあるし、周辺で「イノベーション」が起きるのを見たことがある。自分でも小さいながらいくつかのそれに参加したよ。「イノベーション」ってのは、ざっくりいってしまうといま日本で考えられているいわゆるサラリーマンのする「仕事」じゃない。サラリーマンという身分の中で行う「クリエイターのデザインワーク」に近いものであり「政治的な構造改革」だったりする。その事実の重さを、「脱社畜のブログ」だのはどうにも茶化しているようにしか見えないんだよ。
話をがらっと変えるけれど、Pixivを見てみる。
この20年で「イラストを描く」という行為の敷居はぐっと下がった。パソコンによるデジタルな彩色なんかのと有情で、効果な消耗品である絵の具などはすっかり減ったし、なによりイラストSNSなどがこうやって大きくリュウセイし、人に見せる環境がととのって、ネットには教材が溢れた。日本の創作系の力は、全世界で見ても異常だよ金ももらってないアマチュアがこんなに上手で、しかもその数が莫大なんて、ちょっと珍しい。まぁ、それはいいとして、システムが整備され、敷居がすごく下がって、参入者が増えた。
で、そこに現れたのは、平等な楽園かというと、そんな事ないわけだよ。
創作系ってのは非常に無慈悲に出来る、出来ない、魅力のあるなしが峻別されてしまう。いまや、イラスト1枚書く障壁は神のように薄い。てもとにあるノートの切れ端に落書きをしてスマホで撮ってUpしてもいい。WinだのMacだのに標準付属してるようなお絵かきソフトをつかいマウスで20分でかいたのをUpしてもいい。事実「そんなもの」が大きな魅力を持って人気を集めるなんてままある。その一方で、Photoshopをはじめとしたン10万円のソフトを使っても、ブックマーク数1だの2だのって現実も同時に存在するんだ。
現れたのはこういう現実だ。
日本の労働環境は確かに劣悪かもしれない。むかつくかもしれない。ある種の地獄かもしれない。でも、それを壊したからってマシになるとは限らない。「社畜が自己弁護」とか「ブラック用語」と言われるかもしれないけれど、これが素直な感想だよ。ブラックで使われてる人たちの、少なくない割合は、ブラック企業に守られている。身体だの精神だのを切り売りさせられてるかもしれないけれど、少なくとも「俺は本当ならもっとクリエイティブですごい仕事が出来るんだ」という幻想は、守ってもらえている。「イシキタカイ系」の人たちは、その事実をもうちょっと考えた方が良いと思うぜ。
を叩いた所で、庶民の給料は上がらんぞ。
オマエラが求めることは構造改革であって、インフレでもデフレでもねぇ。
すべての『マスメディア社員や大学教授やらプチブル』が悪いわけじゃねー。十把一絡げで叩いても何もいいことねーよ。
すべての大学教授を廃業に追い込んだら、日本の研究開発の基礎が無くなる。
結果として、モンペを弾く行為が、モンペを呼び込んでいる。という事になるのと一緒。
声のでかいやつを弾こうとすればするほど、声のでかいやつだけが生き残るんだよ。
オマエラは オマエラの味方の『マスメディア社員や大学教授やらプチブル』を応援して、オマエラの敵の『マスメディア社員や大学教授やらプチブル』を避難しろよ。
味方を作れ味方を。
(まだよくわかってなくて恥ずかしいので、とりあえず匿名でメモ)
最近の円安・株高は、日本の株式の60%を保有している外国人投資家たちが主導している。
アメリカはリーマンショック以降、FRBのバーナンキ氏のかじ取りで、徐々に景気を回復してきた。
一方、日本は銀行の体質改善には成功したものの、民間企業は萎縮したままで、その結果、銀行にお金がたまるばかりという状態になった(そのお金で銀行は国債を大量に買うことになった)。
銀行は健全なのだが、民間企業は萎縮する。そんなときに頼りになるはずの「構造改革」も進行しない。
こういう言い方は変だけど 新宿2丁目さんとも秋葉原地区としては 仲良く出来ると思うよの。中野地区さんとかも。
ただ、小選挙区制度は、俺達みたいに多数が偏在しているけれどもマイノリティという人種には土地で分断されてしまうので、政治家を送り出せない。という欠点がある。
究極な、同性愛の方と、2次元愛の方と、いろんな方と 集まってまとまればそれなりの政治力と、政治家を送り出す力はあると思うのですよ。
ただ,小選挙区制度ではそういう力が働かないし、比例では声が届かない。
非常にマイノリティにとって不利な選挙方式なのよね。でも、マイノリティーがんばってるでしょ?結局、マイノリティーの個性的な力は産業活動にとって商品力となって跳ね返るわけだから
そういう数は多いけど、偏在しているのが繋がったのがネットで、だから僕らが力を持ち始めている。選挙改革やるらしいけど、僕らだってちゃんと経済活動に というか 今現在かなり 貢献しているんだから
政治家も、僕らの声がもうすこし、とどくようにして下さいという感じ。 声といっても、マイノリティーでも日陰では生き残れるようにしてという声だけど。
なんというか、俺達自身が、表に出しちゃいけない俺達自身がいることは一番良く知っている、だが、同じ趣味同士なら日陰では生きさせてくれ!というのはいいだろ?
つのと、であるがゆえに たとえ同意できなくても、マイノリティーとは住み分けをして行かなければならず、
であるがゆえに、本質的には、韓国の方 中国の方とは その他の國籍の方とは マイノリティ同士という意味ではつながれるはずなのよと。
ま、安倍改革で、景気は少しは良くなるだろうから・・・構造改革は遅れるだろうが・・・ここをチャンスにちょっとは、オマエラ良くなってくれ><。中層の俺らはキツイ。という感じでした。お話聞いてくれてありがとう。
元増田の文には色々突っ込みどころあるけど、二大政党制にすべきってのはそこまでアホな主張ではないと思う。
日本の現状を見ると、多党制による政治の悪い部分がごっそり出てる。政見のポピュリズム的な先鋭化とか、マニフェストの形骸化とか。
政党による支持政策の縛りを緩やかにして、自民党だけど憲法改正には反対で経済政策は支持とか、民主党だけど子ども手当には反対とか、そういう立場の政治家が多数の状態を作ることで、強権的な構造改革みたいなのは難しくなるけど、「どう考えても一部のキチガイだけが支持してる極端な政策」を通りにくくするのは民主主義の基本から考えて正しいと思う。選挙ごとの争点も明らかになりやすいし。
そもそも曲がりなりにも民主主義がまともに機能してて、市場がごく常識的な意味で十分に自由化されている中で、どんな政策を打っても劇的に国民生活が改善するなんてあり得ないよ。それより下手な政策打って自滅する可能性のほうがずっと高い。
id:torrysGalleyですが、増田でid書いたことが伝わるかどうかわからないものの、
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/jura03/20120831/p1
でお答えいただいたようですので、こちらからもリプライさせていただきます。
勝手に他人の代弁をするのも何ですが、id:jura03氏やhamachan氏らが批判しているのは、リフレ政策そのものではなく、「リフレ派」の党派性であるように見受けられます。他ならぬ自分もそうです。貴殿のご意見としては、そのような党派性はないということかと察しますが、端無くも、今般の貴殿のコメントにもそうした党派性が現れているように、自分には見えます。
貴殿のご指摘によれば、高橋氏は「構造改革」路線への傾倒具合を差別化するため自ら「上げ潮派」と名乗り「リフレ派」であることを否定しており、それ故に「リフレ派」ではないとのこと。しかし、これは従来からよく言われる、「リフレ派」とはリフレ政策の実現を良しとすることのみを共有する人々の呼称であり、リフレ政策以外の事象に関する価値観は問わないのだ、との定義に矛盾します。「構造改革」をどう評価しようが、名乗りがどうであろうが、リフレ政策を支持していれば「リフレ派」ではなかったのですか? 言い換えますと、「構造改革」への親近感の有無で「リフレ派」と「上げ潮派」が分かれるなら、「リフレ派」かどうかはリフレ政策への評価以外の物差しによっても判断されるということに他なりません。
なぜこのような便宜主義的な使い分けが生じてしまうのか、これはまさしく党派性の帰結でしょう。「リフレ派」は党派的だと批判されれば、リフレ政策以外についてはコンセンサスがないんだから党派的であるわけがない、と反論なさる。どう見ても党派的な行動をしている高橋氏を例に、そうはいっても党派的じゃないかと言われれば、彼は「リフレ派」ではないと切断操作をする。そこに一貫しているのは、唯一、「リフレ派」というラベルを守りたいとの意思のみであり、すなわち党派性です。ちなみに切断の道具が名乗りとは、では自分が記憶する限り一度足りとも「リフレ派」と自称されたことがない岩田(規)氏は「リフレ派」ではないのですか?
少々脱線すれば、皮肉なことに、「リフレ派」とは自称されていない岩田(規)氏こそが、リフレ政策の賛否のみで「リフレ派」かどうかが分かたれる、という定義にもっとも忠実に行動されています。その最たるものが幸福の科学との関係で、岩田(規)氏はリフレ政策を説くために幸福の科学と関係を持たれていますが、彼以外の「リフレ派」諸氏は、そうはいってもカルトだからなぁ、と関係を持たないわけです。そこにはやはり、リフレ政策への評価以外の価値観が入り込んでいると言わざるを得ません。
話を戻しますと、結局、「リフレ派」に対する党派性批判は、「リフレ派」自身が創りだした党派性に源があるわけです。よりシンプルなのは、hamachan氏の問題意識で、より根が深いのがid:jura03氏の問題意識だと勝手に考えております。
hamachan氏とコミュニケートしたわけではないので保証の限りではありませんが、「りふれは」という呼称をどうにかしたいなら、労研機構についての議論などに一方的にリフレ政策を持ち込んだ田中氏をどうにかすれば足りるように思われます。労研機構維持→官僚の既得権維持→親デフレ・反リフレなんて議論をするから「りふれは」と揶揄されるわけで、労研機構の是非だけに議論がとどまっていたなら、hamachan氏は「りふれは」なんて呼称を導入はしなかったでしょう(リフレ政策には賛成だ、とはhamachan氏は明言されてますし)。twitterでブロックされたって、いくらでも批判の手段はあります。いずれにしても、大カトーよろしく無関係な話題にまで「反リフレ」のレッテルを張られなくなれば、hamachan氏も自ずと「りふれは」というレッテル返しをすることはなくなると思われます。いわば能動的な党派性の問題。
id:jura03氏に関しては、高橋氏や田中氏らの言動そのものを問題視することに加え、それを黙認している周辺にも批判は及んでいます。つまり、受動的な党派性の問題。id:jura03氏が一貫してご指摘なのは、彼らと同一視されたくないなら、同一視している人間におかしいというのではなく、同一でないことを身を持って示せ、ということと理解しています。昨今のいじめ問題においても、直接いじめに手を染めた者だけでなく、それを傍観していた者もまた、ある意味いじめに加わっていたのだと言われます。かばう、いじめるなと言う、誰か大人に相談する、etc...といった行動に出なくては、「自分はあいつらとは違う」と言っても通用しないのではないでしょうか。
失敗したら怖いから。それだけ。
リフレ派の言っていることは正しいように聞こえるし、もしかしたら本当に正しいのかもしれない。
でも、90年代後半の自民党が言っていた「公共事業で景気回復」も、小泉政権時代の「構造改革で景気回復」も、民主党政権の「コンクリートから人へ」もその時は正しいように聞こえたけれども結局のところ景気は良くなっていない。もしかしたら、この先永遠に日本の景気は良くならないのかもしれない。
そして、もしリフレ派の言う通りのことをやって、それでもし失敗したら恐ろしいことになる。景気は回復せず、給料は上がらないのに物価は上昇し、国の借金は今よりもさらに増える。そうなったら最悪だ。今でも生活は苦しいのにさらに悪くなったら生きていけない。