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はてなキーワード: 安全保障とは

2022-03-24

ゼレンスキー評価を下げ、ウクライナの失政ばかりアピールするのに必死になる清義明氏。

『ゼレンスキーリアリティーショーのファン』とか『ゼレンスキーコメディアンからゼレンスキー演説に感銘を受ける人は』みたいな誰かを蔑むことで『俺はわかってる』ってアピールするセンスだけは一級品だけど、そういうふうに今自分センスを使うんだなぁ

言い分としては停戦のため、これからのために『ロシア絶対悪にするのはやめろ』と言いたいらしいが。

そのセンスアピール欲が誰かさん目眩ましに使われないといいですね

2022-03-23

国防を真面目に考えたら日本が下手に軍持ったらダメじゃない?

日本国憲法9条のようなものもない、自国の軍を持っていたウクライナロシアに攻められても

他国蹂躙を遠目から眺めつつ遠回しな支援してるだけだったよ?

ウクライナNATOに入ってないから攻められたって言われるけど、NATO の Partnership for Peace には名を連ねてるんじゃないの?

Partnership for Peace なんて何の意味もないって事なのか?

だったら、それと似たような位置付けに日本が落ちぶれるのはそう遠くないから、日本にとっても他人事じゃないよ?


日本米軍基地がある今はまだ大丈夫だろうけど、今のロシアに対するアメリカの態度見てれば

米軍基地もいつまで日本に残ってくれるかわかんねぇよな。

日本正式に軍持ったら、これ幸いと撤退する可能性すらある。

実際、米軍基地日本に留まるための日本に対する要求は増す一方だ。

もうあの国他国のために自国民の血を流すことを当分やらないだろう。

その当分というのがどのぐらいかといえば、9.11体験した世代がすべてこの世を去るまではどうあがいても無理。

その先だって自国である程度資源確保できる今となってはかつてほど世界の警察に拘る必要もないか微妙

だとしたら、日本正式に軍を持って、アメリカがこれ幸いと手を引く可能性を考えると、下手に軍備したらダメなんじゃないの?

軍備不要というより、きちんと戦略立ててアメリカなしでも自国を守れる算段立たないと正式に軍を持っちゃダメだろうね。

ただ、自分で書いておいてなんだけど、国策人口が激減する日本ではそんなの国内経済犠牲にしないと無理なので

当分は正式に軍を持つことは出来ない、という結論になる。


自称現実主義者の掲げる現実ロシアに粉々に破壊された。

ロシアがこの後全世界からボッコボコにされても、蹂躙されたウクライナや失われた命が戻ることもないし

相互安全保障という、金をケチりたいっていう話を覆い隠す上っ面の理論現実(笑)に戻ることもない。

どの国も、他国のために自分たちが血を流すなんてしない。それが現実となった。

せいぜい個人単位義勇兵として乗り込むぐらいだけど、それは個々人の自由から好きにしたらいい。


自衛隊のラベル日本軍に張り替えて今まで通りアメリカに守ってもらおう、なんていう平和ボケした現実論じゃなくて

真っ当に今後の現実を見据えながら国防考えないといけないね若い人たちが。

俺の寿命が尽きるまでは今まで通りだろうから若い人たちは俺たちが押し付け負の遺産の処理頑張ってな。

anond:20220323054851

違憲なのは当然だろう。

ずっとこれまで違憲とされたのを突然解釈変更したんだから

そして上で説明したように、それは現在安全保障上の脅威とまでいえない。

からダメだと言っている。

改憲9条を変えるのも基本的には反対する。

あえて9条修正するとしたら、侵略のための武力を待たない、とはっきりと書くことぐらいかな。

もちろん、これは侵略ではない平和維持活動だ、侵略ではない特別軍事作戦だみたいな、論法ができないように、書く内容はよく検討しないといけない。

それができないなら変更しないことだ。

あとついでに、先制攻撃禁止なども盛り込んでもいいと思う。

あくまでも自衛のためであるべきなのでね。

anond:20220323004041

安全保障の面から必要ないというなら理解できるが、

あいつら反対するロジックが「違憲だー」だからね。

さんざん解釈改憲やってきておいて何言ってんだろうね?

anond:20220320193433

本来安全保障論という専門領域課題なのに,憲法学者とか社会学者とか安全保障とはかけ離れた狭い領域での知見しかない連中が第一人者のように振舞っているのが大問題

メディア国民も,専門家が何の専門家なのかを見極め切れていなかった。

2022-03-21

今の日本国民は15年前の基準であればほとんどネトウヨ

日本政府ウクライナ防弾チョッキなどを提供したことについて

妥当だ」が61%、「もっと積極的軍事支援検討すべきだ」は22%、「軍事支援必要ない」は11

日本安全保障が脅かされる不安を感じるか

「強い不安を感じる」46%、「ある程度の不安は感じる」41%、合わせて87%

中国台湾軍事侵攻する不安を感じるか

「強い不安を感じる」56%、「ある程度の不安は感じる」33%、合計で89%。

https://mainichi.jp/articles/20220319/k00/00m/040/267000c

15年前であれば

中国台湾軍事侵攻する不安を感じる」

日本安全保障が脅かされる不安を感じる」

日本政府紛争当事国軍事支援すべき」

なんて主張したらネトウヨ扱いだったが、

今や国民の8~9割がそう考えているのね

2022-03-17

anond:20220317134033

じゃあウクライナについて書いてみるか。

ウクライナが目指していたのは西側諸国の仲間入りをすること。

経済的にはEUに加盟し、安全保障的にはNATOの一員になりたい。

ロシアウクライナNATO入りは許容できない。

それが戦争の発端。

で、開戦したらNATOが助けてくれるかもというゼレンスキーの思惑は大きく外れた。

EUにも即座に加盟を断られる始末。

結局この戦争の落とし所は、

ウクライナ中立的立場NATOに加盟はしないが独立を保つよ、

くらいしかない気がする。

そうしないと、それこそ第三次世界大戦或いは核戦争現実的になってしまうから

西側諸国はそんな覚悟は全くないし、それは一貫して態度を変えていない部分だ。

となると、開戦前ロシア側が主張していたことをほぼ飲むようなもので、

何のためにウクライナ市民兵士は血を流したのだろうか。

NATOとしての参戦は避けつつ、間接的な援助だけを続ける西側諸国と、

勝ち筋の見えないゼレンスキーの意地によって、

戦闘無駄に長期化して、犠牲者けが増えていく。

ロシアの狙いはウクライナ併合だろうが、

もちろんそれはベラルーシのような傀儡政権で一応独立国の体裁を保っているという形でもいいはずだ。

ゼレンスキーは首をすげ替えられたくなかっただろうから、それに対抗するのはわかるが、

彼のとったやり方では開戦という破局当然の帰結だと思う。

NATO参戦という薄い可能性に国民の命を賭けるやり方は批判されて然るべきだと思うが。

一応書くが、紛争武力解決しようとするロシア姿勢は一切認められない。

ロシアを支持しているつもりは全くない。

ただ、狂犬の隣国として、ゼレンスキーのやり方がうまくなかったのは間違いないと思う。

2022-03-14

NATO補給基地なのに防空設備がないんですか

軍事基地国際平和維持安全保障センター』へのロシア軍による空爆で、ミサイル30発が発射され、うち8発が着弾したと発表した。57人が負傷し、9人が死亡

https://news.yahoo.co.jp/articles/9849a9ce1eaddce95ea504b876833bcc623a8e8e

ロシアウクライナ戦争ってヤラセ

2022-03-11

anond:20220311105802

いまのCIA長官バーンズロシア専門家バイデンもあれでも一応安全保障は長かったはずから、その辺りは幸運だったと言っていいのかな。

2022-03-10

ゲーム機プレステロシアへの出荷停止 SIE「平和願う」

https://news.yahoo.co.jp/articles/718d73c86542a89783a91732034571ec01fb2e29

プレイステーションはいつのバージョンからかは覚えてませんが、安全保障上の輸出管理物品ではなかったでしたか

しか、何台か分のMPUだかCPUを利用すると、ミサイルの着弾計算がすばやく出来ちゃうとか。

だれか、知ってる人います

ウクライナ戦争陰謀論

ウクライナロシアが攻め込んだ。

2月24日の昼間はそれでもちきりになった。

それ以来、ニュースから目が離せなくなった。

ロシア内部の怪文書まで出てきた。

anond:20220307185236

この文書面白いのは信憑性ではない。むしろ、いま起きていることがちゃんと過不足なくそのまま表現されているという印象だ。

私は一般人間でただウクライナ戦争に興味を持っただけだが、わたしの目からたこ戦争ポイントを書き残してみたいと思った。

指導者対決・プーチン対ゼレンスキー

現在諸国指導者の中でも、プーチンキャラトップクラスに立っているほうだ。

20年以上ロシア支配しているだけではない。

マッチョだし、ソ連時代スパイ組織KGBだった。

日本から贈られた秋田犬のユメを飼っている。

ウラでは、プーチンという権力にとって邪魔人間バンバン消えている。

事実がどうということはおくとしても、明暗コントラストというだけでもすごい。

しかし、対するウクライナのゼレンスキー大統領キャラも、ぽっと出にしては立ちすぎている。

ゼレンスキーは、テレビドラマ大統領役をやって好評を博し、そのイメージのまま大統領選挙に出たら通ってしまったという経歴だ。

しかもそのコメディアンであったとき持ちネタのことも散々話題になっている。

そのうえで、大統領として首都キエフに残って戦い続けるという姿勢を堅持していることから支持率も爆上がりしているらしい。

そりゃあそうだろうな、という気分である

いや、まったくキャラが立っている。

キャラという点では甲乙つけがたい。

プーチンというデフェンディングチャンピオンと、挑戦者ゼレンスキーの戦いという観点からするととてもいい勝負だと言わざるを得ない。

うその時点で目が離せない。

この対決で例えば普通指導者を失脚させるという場合には、よく、スキャンダルのようなものを引っ張り出してきてどうにかするということがある。

プーチンはもう20年もトップにあるので、あらかたスキャンダルのようなものは出尽くしてしまっているし、そのうえで、余計なものは洗い出されて消されている。

対するゼレンスキーは、Twitterでも散々話題になっているが、そもそもが、テレビに出て壇上で男性自身ピアノを弾くという、ある意味ノーガード戦法フル・モンティ戦術で立っている。

これを見て、内心で楽しまないひとというのはやはり人間として「どうか?」と思う。

国連安保理常任理事国ロシアNATOに入りたいウクライナ西側世界

ロシア他国に攻め込むということはもう言い古されたことだが重大すぎる意味を持っている。

ロシア国連安全保障理事会常任理事国だ。

常任理事国拒否権がある。

議決拒否権行使すると他のどれだけの国が賛成していたとしても否決される。

国連安保理意思表示しましょう、という議決があって、200近い国のほぼ全部が賛成しても、たった1国、常任理事国がNOと言ったらNOなのだ

それがロシアだ。

ロシア常任理事国から拒否権行使するだろうとみんな思ったし実際にそうなった。

ただ、今回の戦争で、この仕組みにも、ちゃんフェイルセーフがあることがわかって勉強になった。

まり、緊急会合という、常任理事国拒否権の及ばない形で、国連として意思表示ができる仕組みがあり、ちゃんとそれが発動したことは、よく考えられているなあと思った。

これはとても意味がある。

国連ロシアの行動を公式戦争と認めたということにほかならない。

明治維新で言えば、菊の御紋、錦の御旗だ。

こうなれば本人がどれだけ「特殊軍事作戦だ」と言い張ろうと、戦争戦争だ。

戦争というのは、実はまったく儲からない。

アメリカ第二次世界大戦のあと、何度も他国に軍を派遣しているが、朝鮮戦争以後の戦争でペイしたのは湾岸戦争である

これは国連からおカネが出たからペイした。

まり安保理が動かないことにはどんな国も動きたくないのである

そういう、世界安全保障に対して大きすぎる責任を負っている安保理常任理事国が、よもや侵略戦争をおっぱじめるなんて思いもしないことがおきたというわけだ。

侵略戦争というのはつまり、他の国の領土をぶんどろうということである

日本首相も「武力による現状の変更」と繰り返しているが、そういうことだ。

G7会合首相が、ロシア核兵器行使することをちらつかせることに対し、自分地盤である広島を持ち出して、反対の意思を表明したのはなかなかいいなあと思った。

結局ウクライナ戦争というのはNATOの話なので、日本としては関係ないのだが、まあ、そういう形で「核兵器は許さん!」と息巻いてもふつうならドッチラケになる。でも、ホームタウン広島ということになると意味が随分変わってくる。

から議論がどう変わるかということは一切ないけれど、「ああ、このひとはそういう強いお気持ちがあるのね」というのは伝わるだろう。

ヨーロッパ軍事連合体NATOロシアの拡大の可能性に対して身構えるなか、一気に大きな動きがあった。

諸国が一気に動いたことでわかったことは多い。

基本的EUだのNATOだのという国々はロシアが怖い。

歴史からすれば「まさか」ということがいくつも積み上がってコピペまとめになっていっている。

いくつかあるが「ドイツ軍拡を表明するレベル」「スイス中立を破って経済制裁に加わるレベル」というものだ。

個人的には、ドイツ連合国側に加わるというのはアツい。

ドイツ基本的ものすごい経済大国だ。

EUというけれどあれは要するにドイツ第4帝国だ。

ドイツが作った車を売る。

まわりの国はドイツに働きに行って車を作る。

第一次世界大戦も第二次ドイツは悪だった。

産業大国だったのは100年位以上前から変わってない。

ただ、その都度イキってしまって空気読めなくて調子乗って、それで戦争おっぱじめてボコボコにされるというパターンだった。

今回は満を持して、連合国側に入った。これがアツい。

経済規模として、ロシアにはほとんど勝ち目はない。

ただ、前史としてヨーロッパには大きな責任がある。

背景となったことで重要なのはロシアが、SDGsという国連の枠組みを追い風にして、他の欧州諸国に対して自分たちの輸出するエネルギー資源依存するように仕向けていった流れがある。

グレタ・トゥーンベリなんかに対してプーチンはずいぶん肩を持っていた。

「グレタ プーチン」と検索すれば山程出てくるだろう。

いまにしてみるとなるほどと理解できる。

SDGsから石炭回避して、天然ガスにしたいという世界というか特にEU欧州の流れを、資源大国であるロシアは歓迎していたのだ。

戦争の展開

展開としてひときわ興味を引くのは、その超大国ロシアに攻め込まれ小国ウクライナが、意外にも持ちこたえてしまたことだった。

ロシアロシアで、予想通りの大軍を突っ込んでいる。

ウクライナ攻略せんと投入された戦車は、道路をなんと64キロも埋めつくしているという。

なんという数の大軍だろうか。

その戦車は、なにをしているかというと、1週間以上待機している。

食糧と燃料とバッテリーが尽きているという見方もある。

なぜ道路しか通れないかといえば、ウクライナ平原現在の時期、雪解けのために泥濘になってしまっている。

この泥濘はいかな戦車といえど突入するやいなや沈んでしまい、行動不能に陥る。

補給のためのタンクローリー道路しか走れない。

しかもそのタンクローリーは、ウクライナ軍に狙い撃ちされてあえなく喪失してしまった。

なんだよ、このコントみたいな展開は。

戦車だけでなく、投入された兵士たちも練度が浅く、すぐに戦線離脱しているというウクライナ側の発表も続いている。

それを鵜呑みにするのではない。

アルファブロガーfinalventは、この戦争の基軸を、クリミアアゾフ海保全だろうJK、とYoutubeで言っていた。

これは3週間経った時点でもいちおう一定の見通しとしてはまだ成立してはいる。

彼以外でも、ロシアの動きとしては(ウクライナの)「北では雑、南は緻密」という見方が広がっているようだ。

北が雑と言っても、もう流石に北も飽和してきている。

攻撃まで時間問題だろうというのはペンタゴンも言い始めている。

やはり露助の物量はすさまじいので、おおかたのひとが予想したように、ロシアは悪虐街道を爆走中である

病院やら学校やらぶっ壊し放題だ。

しかもその悪虐を全部ウクライナ側のやったことだと主張している。

どうやらマンション地対空ミサイルが突っ込んだのはウクライナ側らしいとも言う。ただ、街の広場巡航ミサイルが突っ込んだのはロシアのものだともいう。

大事なのは、そうした主張・発表の整合性を、政権の中枢や、大本営発表だけでなく、駐日大使あたりまで全部整合性を取るように徹底している。

もちろん、古来、大使外交官という存在は、リモートかつオフライン状態でありながらも、自国駆動している根本論理を考え詰めて、どんな状況を突きつけられても、その場で取り繕えるような論理の訓練をしているのだということは、例えば佐藤優が書いていたように思う。

もっと佐藤優はこの事変のさなかで随分、親プーチン的な姿勢批判されているが。

専門家としてTwitterでながく生息していたミリオタのひとが有識者としてメディアに出ずっぱりになっているのも面白い

そのハンドルネームが「丸の内OL(27)」だったり「コスメ女子美容垢」だったりしてネタになることも華を添えている。

いまは「人」だ。

ただ、彼を中心とした専門家たちも結局ほんとうにどうして起きたのか、何が起きているのか、これからどうなるのかということはわからないでいる。

からないでいるのであれば何も考えなくていいいかといえば、そうではない。

事実として、現在進行系で、ひとは確実に死んでいるということがわかる。

これは重大である

開戦に至る前の経緯で面白かったのは、米国の動向だった。

米国は、ロシアが侵攻するまでの意思決定をかなりの精度で把握した上で、それをおおっぴらにすることで、かえって侵攻を抑止しようとしたと言われている。

そういうわけで、わたし自身は、基本的に情勢を、ペンタゴン分析を軸に見ていくのがいいと思っている。

ともあれ、現状では何もわからないままだ。

認知的不協和陰謀論

ウクライナ情勢にハマってしまったのは単純だ。

コロナ話題に飽きていた。

から、開戦1週間はずっとこのウクライナ話題を追いかけてしまった。

しかし、1週間をすぎたあたりから、戦況が膠着から、どんどんウクライナ市民被害が拡大していくなかで、冷静に恐怖が高まってきた。

停戦会議が進み、「人道回廊」という罠が明るみに出る。

そうして見えてくるビジョンひとつしかない。

どう考えても落ち目の国のロシアだが、資源と核を握り続けている分、他の国は手を出せない。

数日のうちにキエフは総攻撃を受けて陥落する。

ウクライナ蹂躙され、市民虐殺される。

そういう、暗い、なんというか耐え難いビジョンを前に、正気を保つというのはそれ自体が困難な挑戦だ。

さて、笑い話ではないところとして、この事例は、顔貌がよく似たひとびととの実力行使のうらで生じうる破壊工作がどのように起きていくかという現在進行系の事例であることだ。

そうした、個々の情報リアルタイムで出てくることに対して、どう反応するかということを自分で鍛える絶好の機会である、ということだ。

これは日本にとっても決して見逃してはいけない瞬間であると思う。

似た顔、似た容姿、深い断絶の関係から、潜入してくる存在にどう対処するかという格好の事例となるだろう。

特にSNS、つまりリアルタイム情報端末に全世界のひとびとがつながっている状態で発生した戦争ということで、乱れ飛ぶナラティブが、ロシアウクライナ側もすごい。

ロシアウクライナネオナチと呼ぶ。

ウクライナ大統領ユダヤ人なのに。

陰謀論はかまびすしい。

この二週間で、いろいろなプーチン擁護ウクライナ陰謀論が出てきた。

それがロシアから出てくるならわかるが、ぜんぜん関係ない日本タレント評論家勢がそうしたことをタレ流しているらしいことが伝わってくる。

肩を持たないまでも、「両論併記」のようなことをいう。

本稿はどちらが正しいかを論じるわけではないけれども、私は西側流派見解をいちおう沿って考えているので、そうした見方を、両論併記まで含めて、ある程度の陰謀論として遇する。

ただ逆の側から見れば私の見方もまた陰謀論に見えるであろう。

ここで言いたいのは、陰謀論というのは、「認知的不協和否認」として出現するのだなということがハッキリわかったということだ。

あと、歴史を除く人文の研究者らしきひとがTwitterかにでてきて「いまこそ思想研究大事なんだ」と絶叫する例が流れてきたりした。

そりゃないだろ、と思う。

思想無意味だと思う。

せいぜい役に立つとしたら、人間社会性にビルトインされたバイアスときほぐす、社会心理学のような取り組みにとどまるだろう。

つらつらと書いてきたが、おおっぴらに書けないことばかりなので、増田に上げる。

まず、「コロナに飽きた」ということからして、オモテでは書きづらい。

そもそもコロナ医者でないとなかなか信憑性がない。

医者からといってまともじゃないのもいっぱいいるが、医者からといってちゃんと考えられるわけでもない。

私がコロナについて知りたいのはもっとどうして発症するのかとか、どうして死ぬのかとか、そうしたメカニズム面でのことだった。

しかがっかりすることに医者は結局人命にしか興味がない。

それはそれで大事なのだが、その結果2年間なにもわからないままで過ぎた。

ましてウクライナ戦争は、さら差し迫った人命の問題だ。

であるにもかかわらずわたしは、諸賢がいみじくもおわかりのとおり、この状況を、楽しんでいるとの謗りを受けても、否めない。

ポーランド飛行機

フランスイギリスアメリカのような核保有国に移して、そこからウクライナに移すべきだよな。そして、この3国は常任理事国として世界安全保障責任を持つ。

核保有国攻撃すれば、ロシア報復されるから核保有国からウクライナに運ぶことについて反撃はしてこないだろう。

やはり核保有国とそうでない国とは違う。更に常任理事国という立場も。

その意味でも、今回の戦争が終わったらロシア常任理事国地位剥奪しないとならない。アルバニア決議の先例があるからできる。

常任理事国でなくなれば、ロシア海外侵略に対して中国棄権に持ち込めるような案件であれば安保理での合意も作ることができ、安保理の復活も図れる。

それに、他国侵略したら常任理事国地位剥奪されるという先例を作れば、中国台湾侵攻も抑えられる。

所詮ロシア緊縮財政科学投資をせずに衰退して資源けが取り柄の国に過ぎない。

今回の戦争に伴う経済制裁ロシア内の企業を大量倒産させればなおのことロシアはただのならず者貧乏国になる。でかい北朝鮮になるということだ。

2022-03-09

ゼレンスキーの罪

ロシアの侵攻を招いた時点で、ゼレンスキー外交政策上の失敗は失敗として認識されるべきだと思う。別にロシアが悪くないと言う話ではない。

ただ、アメリカキューバ領内に帝国主義遺物としてグアンタナモ基地保有しているように、フランスヨーロッパではなく南太平洋核実験を行うように、脛に傷を持たない国は無い。繰り返すがだからと言ってロシア正当化しようと言う話ではない。

BSフジニュース番組で、駐日ロシア大使ガルジンは、小野寺防衛相に対して、「イラク戦争はどうなんだ?日本政府はあれを支持していたではないか」といかにも外交官的「ああいえばこう言う」の発言をしていたが、それはその通りなのである大国疑念を持ち、疑念を晴らすための適切な行動をとらなかったため、イラクは侵攻を受けた。もちろんフセイン言動とゼレンスキー言動は異なるが、基本構造は同じであるイラク国際戦犯民衆法廷ブッシュブレア戦争犯罪人として断罪している。小泉純一郎も一部においては有罪とされている。

少なくとも小泉純一郎を泳がせている私たちに首尾一貫性が欠けていることは間違いない。

からと言ってそれをどうにかしろと言う話ではない。それが国際政治現実だと言うだけのことだ。

その現実に即して言えば、少なくともエリツィン政権下、プーチン政権下でNATO不拡大の要求を内々でもロシア政府が行って来たのはロシア側にとっては事実であって、宥めの言葉もあったと解釈する方が自然だ。ロシア側がNATO拡大を問題視しないはずが無いし、「まあまあ。そこまでうちら積極的ではないし」くらいのことは実際に西側は言っている。重要なのはソフィズム的な外交文書の有無の話ではなくロシア側がそう解釈しているという事実である

NATOはむろん対ソ連包囲網として結成されたもので、単なる多国間安全保障機構ではない。この期に及んでも、ドイツ国防予算TOP10にも入っていない。日本はもとより、韓国よりも額が少なく、海外領土を持たないドイツいか安保ただ乗りを続けてきたか証左であるNATOがあるからこそ、ドイツ安保と言う公共インフラを重視せず、むしろそれに負荷をかける政策を続けてきた。この意味だけでもNATO存在冷戦後ネガティヴものであったのだが、アメリカはその廃止に踏み切れていない。単なる多国間安保機構ならばロシアを入れても良かったはずだが、エリツィン政権においてすらそれはクリントンが拒絶している。

NATOの拡大は、加盟国が増えれば加盟国全体が戦争に巻き込まれリスクを負うことを意味するのだが、アメリカがけつもちをしているため、そのリスク曖昧になってしまった。ゼレンスキーはそこを読み違えたと言うべきだろう。

ゼレンスキーは今になってNATO非加盟もロシアとの交渉であり得ることを言いだしているが、侵攻が現実になってはっきりしたことは、西側は核リスクを冒してまで実際に手持ちの地上軍を投入する意思は無いと言うことであり、フォルトラインの焦点となっているウクライナを、実際にはNATOに入れるつもりはないということである場合によってはアメリカNATOに引きずられるくらいならば、NATOから脱退するであろうし、NATOにそこまでの安全確保機能は期待できないということである

ゼレンスキーは踊り踊らされて、はしごを外された形になっている。もちろん意外と上手く踊っているのは確かであるロシアは苦境に立たされるであろうし、場合によっては撤退に追い込めるかもしれない。しかウクライナ戦場になり、多くの国民が殺され、それでいて賠償金は一ルーヴルもとれないだろう。クリミア東部回復もままならない。ゼレンスキー英雄であるかもしれない。しか司馬遼太郎が言った通り「英雄必要とする国は不幸な国」なのであって、ただのぼんやりとしたコメディアン大統領として統治をまっとうできなかったゼレンスキーはやはり失敗した政治家なのだ

大戦小国の暴発で起きることが多い。善悪観点からではなく、国際政治はそうした暴発をどう管理してゆくべきかと言う視点で考えられるべきだ。

プーチン「俺の気持ち日本人にさえ理解されないのか」

お前らだって、当時、自国より圧倒的に強かった清やロシアアメリカと戦っただろ?

自国安全保障上の脅威で容認できない、とか言って侵攻しただろ?

ロシアは、この数十年どんどん孤立させられてきている。

しかも、この国の中枢はクソ野郎揃いで、俺が死んで後を任せられるようなやつはいない。

勝てるとは思っていなくても、勝負をかけるしかなかったんだよ。

この賭けに勝てなければ、ロシアは無くなる。

から、俺は一歩も退かずにどこまでも戦うよ。

安全保障責任を果たせず、ドヤ顔市民武器を配り市街地攻撃の口実をみすみす与え、戦後処理混沌にいざない第三次大戦すら誘発する義勇兵募集までしている

2022-03-08

結局ソ連崩壊後の手心が足りなかったんじゃないかなって

ソ連崩壊後のロシアを、新しい資本主義陣営の仲間として受け入れて新しい集団安全保障の中に組み込んじゃえばこうはならなかったんじゃねえかなあと。

ロシア人がプーチンを支持しちゃうのって、90年代の飢えと貧乏西側に押しつけられたって被害者感情の側面が少なからずあると思うんだよね。

実際、資本主義国としてヨチヨチ歩きすらできないロシアを引き続き仮想敵国にし続けるのはちょっと苛烈過ぎたんじゃねえかなあと、冒頭みたいに仲間として受け入れるのは別にしてももうちょい手心の加えようはあったんじゃあないかなあ。

ロシア安全保障に関する考えが100年単位で前のものだって感じの記事を見た気がするけど、21世紀安全保障ロシアを守ってくれた実感がない以上、古い考えの方が正しいって思っちゃう部分はあると思うんよね。

ロシア人に対して出すメッセージとしては制裁よりも「現代は縦深やら緩衝地帯なんてなくても安全は守られるし、武力がなくても話は聞いてもらえる。怖がらなくていい。」ってことを繰り返し伝えないとこじれるだけなんじゃねえかなあと。

制裁続けて結果としてプーチン引きずり降ろしても「また西側によってたかっていじめられた。やはり暴力が足りない。」って思われちゃって後世の禍根になりはしないものかと危惧してしまう。

なんか脳に浮かんだままに書いたので取り留めのない内容になってしまった。

是連スキー安全保障を果たせず多くの国民に死を許した

これのどこが英雄なのか

anond:20220308122840

中村哲が14年に渡り雑誌『SIGHT』に語った6万字

羽振りのよい国っていうのはたいてい戦争をするもんだけども、50年間も戦争しなかったのがすごい、と。これが「平和国家日本」という美しいイメージ。まあ、これも誤解ですけれども、それはそれでひとつのご先祖様の遺産だったわけで。実際アフガニスタンのどんな山奥に行っても、日本であるがために命拾いしたり、仕事がうまくいったりとかいうことは、たくさんあったんです。ところがそれが180度変わって、日本であるがために襲撃の対象になりつつある。アフガニスタンではもう答えははっきり出ています

現地の人はもちろん憲法9条なんて知りませんけれども、国の方針としてそれを半世紀以上も続けたということは、非常に大きな評価だったわけです。「何したって暴力相手をやっつけることはしない」という安心感が、強力な安全保障になっていたということ、この力を今の政治家国民の大部分はご存知ないわけです。

2022-03-07

経済社会保障外交安全保障政策

財政や国際情勢の制約があるから

家族観とかの対立があっても仕方ない価値観政策と違って

与党野党で大きく異なるはずがない。

与党と大きく異なる政党があるなら

大概は単にその政党政策が誤っているだけ。

2022-03-06

安全保障の逆は危険保障か?

ご指摘には当たらないと言われたらどうしようもない

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