はてなキーワード: マイホームとは
http://anond.hatelabo.jp/20150709205200 の元増田です。
こんな勢いでホッテントリに入った経験がないので、多少うわついている。
何となく書いただけなのに。
ブコメやトラバもいろいろと興味ぶかく読んだ。鋭いものもあれば、頓珍漢なものもあった。
まあ、埼玉出身といっても、両親ともに埼玉出身ではなく、別に埼玉に住みたいわけではなかったけれど主に経済的事情により埼玉にマイホームを構えたような〝移民”家庭に生まれ育ったので、埼玉人としての自覚も誇りも乏しいのは事実だ。
両親はいまだに海を恋しがっている。
それでも、出身を否定されるのは気持ちがよくないものなのか、煽り耐性のなさを自覚しつつ、ついつい元のエントリにいろいろ追記してしまった。 我ながら大人げない。
一部コメントでも指摘されているが「いいところ、悪いところ」といいつつ、読み返すと過分に「いいところ」よりの内容になっていることに気付く。
そもそも、書き出しの時点で明確にすべての構成を意識していたわけでもないので、結果としてそうなっただけなのだが、なぜそうなったのかといえば、「思ってたよりいいところ」モードでふわふわしている状態だからだろう。
なにしろ、来る前は散々「お前みたいな軟弱モンは大阪に向かない」と言われたし、自分でも「あんな下品で荒っぽくて汚そうな街にはあまり行きたくない、ってか自分みたいなものがいって大丈夫か」と正直思っていた。
来てみたら、想像していたほどではなかったわけである。ギャップというやつである。
もっとも、大阪のほうがオイラをどう思っているのかは、いま今一つつかみかねているが。
悪いところだっていくつもあるが、それは「事前に想像していたこと」を強化することはあっても、覆すことはなかった。
だから、あえて書くまでもないという心理が働いたのだろう。
それに、わざわざ「やっぱりこんなにひどかった」を書いて溜飲を下げるよりも「意外にこんなところがよかった」を見つけていったほうが人生は楽しい。
「コイツのいう埼玉は、俺の知っている埼玉と違う」という視点からのブコメもあったが、それは埼玉県の特性に原因があると思う。
埼玉県は求心力が乏しい。多くの県民が東京のほうを向いているからだ。
西武線、東上線、埼京線、京浜東北線、大宮以北の高崎線・宇都宮線、伊勢崎線それぞれの沿線住民がそれぞれに自分なりの「東京」と結びつき、沿線住民相互の交流はそれほど密ではない。
このことに気付いたのは高校時代だ。どの沿線から通っているかで、明確なカラーが存在していた。
「東京のことをあんまり知らない」という指摘もあったが、それもこのことと関連している。
そもそも東京は広すぎる。埼玉から通いながらすべての東京を網羅するには、膨大な時間とエネルギーが必要だろう。
実際、知らない東京はたくさんある。
東京にあこがれる関西人に中目黒のことを聞かれたって、よくわからん。
ここで、「もっと埼玉を知りたい」にならないのが「埼玉移民」の子孫のサガだろうが。
個人的には「土井善晴センセ」に着目してくれた人がいたのがうれしかった。
実をいうと、こちらに来るまでセンセが大阪の人だというのを知らず、勝手に京都のイメージを持っていた。
大阪だと知ってから、テレビで拝見して、なんか「ああ、自分がメディアで刷り込まれいたのと違う大阪が動いている」という気がしたのである。
そういえば、「土井善晴的なものの源流は米朝師匠」というコメントも見かけたが、「なんだかんだいって米朝師匠は神戸出身。大阪は松鶴師匠や」という意見も聞いたことがある。
この辺については、ぜひ関西の方に伺ってみたい。
最近のみんなの知るところだと、たとえば渋谷ヒカリエとかがあるけど
外見はすごくカッコイイけど、動線に問題が合って使いにくい渋谷のイメージをも同時に持つようなビルだった。
ちょっと違うけどな。
なんつーか。テレビでよく不良建築、ビー玉ころがして床がナナメです!みたいなのをやってるけど。
どんなに、外見が綺麗でも 床が歪んでたりするビルはダメだよな。
まぁもちろん、水はけのために傾斜している場合もあるけどさ。
変なところにハリがあったり、そもそも並行がとれてなかったり、変な位置にドアが、ETC,ETC
建物の美しさって見た目だけじゃないわけじゃん?
非常階段の位置とか、トイレのための水まわりとか、空気の流れとか
使っている人間が幸せになれない建物なんてクソじゃね?どんなに外見が美しくても。
そう考えれば、一番 人を幸せにする建物は マイホームなわけで
地味かもしれないけど 役に立つ家なんていくらでもあるし
美しいけど クソな家なんていくらでもあるだろうし
そうやって 食ってれば 増田が 本当に 美しい家を建てるなら 評判が評判を呼ぶだろ。
いつか 客が育ててくれて 大物になれる日も来るかもしれない。
3)2に加えて吉祥寺などは都会に含む――上京者。過去を振り切るように田舎者弾圧をする。
4)2に加えて銀座有楽町からお台場あたりのウォーターフロントは都会――トレンディドラマの亡霊。月9好き。
6)5に加えて浅草中心史観――急進的江戸教徒。隅田川文化を喧伝して上京者に優しくすることで優越感を得る。
7)環八の内側は都心部――マイホーム購入族及びその末裔。いいようのない不安感にさいなまれている。
8)山手線に1時間で接続できるのは首都圏――大宮や赤羽、我孫子などをふくむ。若年層は地元アイデンティティが薄く自分を首都圏民という奇妙な生き物だとみなす。
9)帝都北方の武――具体的には北区と足立区の住民。武力と都会度の区別がついていない。
a)地方の大都会で疲弊してる人お疲れやす――京都民。東京方面に住んでいるやつはみんな坂東の田舎侍。馬でも育ててるんだっけ?
違うよ。どこでも女は給料低いから、転職しても待遇が変わらないのが現実だから転職しないんだよ。
企業が女の給料を低くするのもそれを知ってるからで、「旦那が稼いでるから」なんて言い訳だよ。シングルマザーだろうが同じ待遇だしね。
それが「差別」ってやつだよ。同じ仕事をしても、むしろ男より有能でも、「女だから」と言う理由でどこでも給料を低く抑えられる、という。
そもそも引っ越しなんて歳食えば男もそう簡単に出来ないよ。マイホーム持ってる人もいるし、子供の転校も簡単に出来ないし、親抱えてる人だっている。
★上野東京ライン開業で、超マイナーだった「尾久」が一気に交通便利になった。
★知らなかったが、尾久エリアの「荒川区」は、保育園の待機児童が23区で2番目に少ないらしい
荒川区は都心へ通うサラリーマン世帯比率は少なく、地元で小工場とか自営してる世帯がおおいんだろうな。
祖父母との3世代同居が多く、保育園に頼る世帯が少ないから、待機児童数も少ない。
★今までなら、保育園目当てに荒川区に共働き世帯が移住しようにも、チト交通アクセスが悪かった訳ですが、
タワマンの新築は少ないエリアなので、ここは中古戸建をリノベして住むライフスタイルの提案が本筋
「待機児童が少なく、かつ戸建リノベでもそんなに高くなく、上野東京ラインが開業して便利な荒川区が穴場です」
と提案すべきなんですよ。
某TBSの5月1日番組で、「つくば」とか「越後湯沢」とか寝言言ってる場合じゃない
常磐線から上野東京ラインへの乗り入れ本数は、特急を除けば少ない
赤羽だと、交通アクセスが至便で、駅前に大型ショッピングがある。
それでいて、湾岸タワマンよりも安い値段で、中古リノベ戸建が手に入る
世田谷区の社宅とか賃マンに住みながら、マイホーム探しと保育園探ししているヤングファミリーの選択肢に、この2区は確実に入らない。
彼らは結局、コスギ(武蔵小杉)辺りの高いタワマンを買った挙げ句、「保活」競争に疲弊する
自分なら、保育園競争に敗れるリスクを孕んでるコスギのタワマンを買うくらいなら、
赤羽辺りの5000万円な中古戸建を買って、1000万円リノベしますよ。
コスギなタワマンだとせいぜい3LDK、下手すれば2LDK。子供は2人が上限。
赤羽な中古リノベなら、まあ4LDKありますから、子供を3人作ることは可能
★エリア毎の新築マンション価格、中古マンション価格、新築建売価格、中古建売価格、交通利便性、将来の見通し、商業利便性、
待機児童状況、私立教育状況をトータル解析して、そのファミリーに対し最適エリアを提示する「エリア探しコンサルタント」の確立が待たれる
「湾岸とかコスギなタワマンを買って、数年後に売り抜ける」というライフスタイルは、確かにあり得る。
資産的には、「枯れた街」である荒川区とか北区に資産を求めるのは愚策だろう。
「資産価値が維持される代わりに、保育園確保とかマンモス小学校とかで子供を疲弊させる湾岸やコスギな暮らし」より、
「資産価値は将来2000万円ほど下がるかもしれないが、子供が疲弊しない荒川区とか北区」
を、自分なら選択する
★先日「3人子作りするススメ」のエントリがあった。
http://wm-hijiriko.hatenablog.jp/entry/2015/02/07/023031
これに対して「3人子供を作るには、年収の制約が大きい」的なはてブが多数付いていた。
★地方圏だと、子供数を制約する条件として「年収」が最大のファクターだと思うが、
こと東京圏に関しては、子供数を制約する条件は、年収の問題というより
『3LDkのマンション、もう買っちゃった』から、部屋数で子供数がMax2人が限界というケースも多いと思う。
そして『住み替えようにも、同一小学校区で、物理的に4LDKマンションが存在していない』という不動産会社の間取り企画の事情によって、
『住み替えを諦める』、『3人目を諦める』というケースが、結構多いのでは?と不動産屋の自分は推察している。
裏返せば、『不動産会社が4LDKマンションの供給比率を上げれば』『行政が条例で4LDK比率を上げるように義務付ければ』、
状況は相当変わるのでは?と思う。
★例えば、6歳と3歳の2人の子供がいて、上の子供が小学校に上がるタイミングで3LDKマンションを買った、という場合、
親のどっちかが『もう一人欲しい』と言っても、『3LDKのマンション買ったばかりでしょ?子供部屋どうするの?』と返されるのがオチ
欧米みたく『家族構成に合わせて、住まいの方を住み替える』という発想に、なかなか日本(東京圏)はなってない。
『住まいに合わせて、家族構成を限定しちゃっている』のが、日本とくに東京圏の実態。
4LDKな戸建がメーンな地方圏は上限3人まで子供許容可だが、3LDKマンションがメーンな東京は子供2人がアッパーとなる。
『買ってしまった3LDKマンションを売却して、4LDKマンション、というか4LDK戸建てに住み替える』のが正しい姿。
でも、『マンション買ったばかりだし、スグ住み替えたら損』という『勿体ない精神』が、住み替えを妨げる
実際、住み替えには仲介手数料、不動産取得税、登録免許税、引っ越し代がかかるので、
3LDK⇒4LDK買い替えで最低でも数百万は確実にロスする。バブル期みたく値上がってるのなら兎も角。
★東京23区でも環状7号線内部なんかで3LDKを買ってしまった場合、
同一小学校区で『4LDKマンション』はそもそも物理的に殆ど存在しない(不動産各社が、商品企画的に4LDKを供給していない)。
4LDKマンションを購入するには、環状7号線の外に出る必要があり、上の子の転校が必須
『上の子を転校させえたくない』と思えば、結局今の家に住み続けるしかなく、つまり『3人目を諦める』ことになる。
★だから、『ひょっとして3人目を作るかも・・・』と思っている人は、
最初から23区の外で4LDKマンション・4LDK戸建を買い求めるのが賢いやり方(転校を避けられる)。
でも、そこまで予見して行動できる家庭は少ない。
★例えば中野区辺りでメジャーセブンと言われる大手不動産会社が100戸のマンションを新築するとして、
プランバリエーションで4LDKを用意するのは10戸もないと思う。70戸が3LDKで、20戸は2LDKかな?
★だから敢えて暴論を言わせてもらえば、中野区とか目黒区とか、デベがなかなか4LDKを供給しようとしないエリアでは、
『新築マンションの供給戸数のうち10%以上は、4LDKの90㎡以上にしなければならない』的な区条例を作った方がいいかもしれない。
それだけで、結構住み替えて3人目作る家庭が増える
★『最初から、4LDKの多い西東京市辺りに住めばいいじゃないか』と外野から聞こえてきそうだが、
『意識高いママ』の場合、『お受験小学校が、通学時間を制限してるから、環状7号線の内側にアドレスがなきゃならない』なんて家庭事情もあったりする訳です。
★都心に行けばいくほど、デベ各社は『3LDKじゃなく2LDK』を作りたがる。
1部屋をゆったり作る(=部屋数を少なくする)方が、『物件のグレード、ステイタスが上がる』と思い込んでる。
調べたわけではないが、千代田区・港区で4LDKはほとんど存在しないのでは?30坪の2LDKなんてのが多数
★『上6歳下2歳』というタイミングでマイホーム買う場合、その時点では
『下の子で手を取られているから、もう子供は打ち止め、2人まで』と思って、3LDKを買っちゃう。
その後3年経過して、下が5歳になって手が掛からなくなった時点で『もう一人欲しい』と思ったりするが、間取りがそれを許さない
★東京20~30キロ圏まで行けば、新規供給されるのも、中古物件も、スタンダードが4LDKな訳です。
一方、割と資金余裕がある共働き層は、東京10キロ圏内(要は23区内)に家が欲しい。
だがそのエリアは供給が上限3LDK、したがって子供数は2人が上限
★いわゆる2馬力夫妻って、トータルしたら1,500万円年収があったりして、今の住宅ローン金利なら8,000万円程度まで買い上がれる訳です。
『4LDKの8,000万円』という企画が、2馬力夫妻の希望エリアで供給できなくもないと思うのだが。
少なくともリノベーションマンション(中古の抜本的リフォーム)なら8,000万円以内で供給可能。
うちの職場は、なんというか、生ぬるい。
もちろん仕事がないかといえばそういう訳でもなく、
でもそれほど切羽詰っているわけでもないから、
定時に帰っても特に問題ないし、皆ちょこちょこと有給で休みを取る。
一日に何度か職場のあちこちで雑談タイムが繰り広げられていて、
はっきりいって、楽にお金を稼ぐという点では非常に恵まれた環境だと思う。
良くも悪くも平均的な人が多く、職場の人間関係も穏やかそのもの。
このままなんとなく過ごせば、きっと10年後には貯金の額もすごいことになる。
でも、ここにいる限り、スキルの向上はあまり期待できそうにない。
同僚はクルマやらマイホームやらパチンコやらが趣味の30代後半以降ばかりで、
Webで話題になるような新技術の話(例えばAIRとか)が通じる人は全くいない。
上司のプロジェクトマネジメント能力についてはすごいと思うことはあるけれど、
将来的に自分が身につけたい、と思えるような能力を持っている人は特にいない。
仕事としては、ほとんど上から降りてきた要求を設計書に落とすだけだから、
自分が学生時代培ってきたプログラミングやデザインの知識やカンはどんどん薄れるばかり。
きっと自分の成長の為には職を変えたほうがいいんじゃないかと思う。
でも、自分の向学心の強さにはっきりとした自信が持てない。
もし望むような仕事に就けたとして、その代償にこんな状況になったとしたら、
24年間優等生をやってきて、さらに新卒という切符を使って手に入った
貴重な(?)大企業への就職を、簡単に手放してしまっていいのだろうか。
「暗記が得意、理解力はあるけど遅い、応用は苦手」という社会で役立たない
試験特化型優等生は、冒険せずに大人しく現状に甘んじていたほうがいいんじゃないか。
そして本当に成長したいと考えているなら、仕事以外の時間でできるんじゃないか。
逆に今それができていない程度の向学心なら、職を変えてもそんなに成長しないんじゃないか。
より自分の望む仕事に就けたとして、はたして睡眠時間を削ってまで働く気力がでるのか。
就職して1,2年でやめるなんて、まさに「イマドキのワカモノ」そのものじゃないか。
そんなことを考える今日この頃。
けど、結婚してからは、私から誘わないと2,3ヶ月レスなんてことはしょっちゅうだった。
それについて問い質したこともあるけど、
「お前、客観的に見て自分が性的に興味を持ってもらえる女だと思うのかよ」
と言われた。
それ以来、私は、自分が女として無価値の存在だと思うようになった。
私がそうやって卑屈になったのにも原因はあるだろうが、この発言以来、夫はあからさまに私を蔑むようになった。
ことあるごとに暴言を吐き、気に入らない時は数週間にわたって無視をした。
そんな状況の時でも、夜はごはんを作って待っていないと、SNSに「妻が家事をしない」と書き立てられた。
そうやって、夫は全ての責任が私にあるように振る舞い、私を責め続けた。
しかし、夫には私にそういう興味を抱けない特殊な事情があることを、最近知った。
夫は、10代女子、もしくはそのように見える20代女子(制服着用)にしか興味がなかった。
それ系の風俗に足繁く通っている。
自分の性癖を棚に上げて、全てを私のせいにしたことが許せない。
この子が年頃になったとき、夫が「そういう」目で見ない、と断言できない。
夫のことを信用しきれない。
夫の性癖を知って以来、夫が娘をお風呂に入れることすら怖く、やんわり断っている。
(トミーズ雅の例もあるし)
幸い、私にも職はある(今は育休中だけど)ので、娘と2人生きていくぐらいは何とかなる。
マイホームや金のかかる習い事、私立小学校なんかは無理だけど、普通の生活は十分できる。
もちろん、自分が倒れたりしたら、と考えると不安だけど、あの夫の下で娘を育てる不安に比べたらマシだ。
ただ、娘にとって、どちらが幸せな人生かは分からない。それは怖い。
このまま夫の下にいても、何事も起らず、母子家庭よりもぜいたくができて、幸せに暮らせるかもしれない。
けれど、無邪気にそれを信じきることができない。
夫がそのうち娘に何かするのではないか。
その不安がぬぐえない。
ただ、娘を守りたい。
それだけ。
うちの職場は、なんというか、生ぬるい。
もちろん仕事がないかといえばそういう訳でもなく、
でもそれほど切羽詰っているわけでもないから、
定時に帰っても特に問題ないし、皆ちょこちょこと有給で休みを取る。
一日に何度か職場のあちこちで雑談タイムが繰り広げられていて、
はっきりいって、楽にお金を稼ぐという点では非常に恵まれた環境だと思う。
良くも悪くも平均的な人が多く、職場の人間関係も穏やかそのもの。
このままなんとなく過ごせば、きっと10年後には貯金の額もすごいことになる。
でも、ここにいる限り、スキルの向上はあまり期待できそうにない。
同僚はクルマやらマイホームやらパチンコやらが趣味の30代後半以降ばかりで、
Webで話題になるような新技術の話(例えばAIRとか)が通じる人は全くいない。
上司のプロジェクトマネジメント能力についてはすごいと思うことはあるけれど、
将来的に自分が身につけたい、と思えるような能力を持っている人は特にいない。
仕事としては、ほとんど上から降りてきた要求を設計書に落とすだけだから、
自分が学生時代培ってきたプログラミングやデザインの知識やカンはどんどん薄れるばかり。
きっと自分の成長の為には職を変えたほうがいいんじゃないかと思う。
でも、自分の向学心の強さにはっきりとした自信が持てない。
もし望むような仕事に就けたとして、その代償にこんな状況になったとしたら、
24年間優等生をやってきて、さらに新卒という切符を使って手に入った
貴重な(?)大企業への就職を、簡単に手放してしまっていいのだろうか。
「暗記が得意、理解力はあるけど遅い、応用は苦手」という社会で役立たない
試験特化型優等生は、冒険せずに大人しく現状に甘んじていたほうがいいんじゃないか。
そして本当に成長したいと考えているなら、仕事以外の時間でできるんじゃないか。
逆に今それができていない程度の向学心なら、職を変えてもそんなに成長しないんじゃないか。
より自分の望む仕事に就けたとして、はたして睡眠時間を削ってまで働く気力がでるのか。
就職して1,2年でやめるなんて、まさに「イマドキのワカモノ」そのものじゃないか。
そんなことを考える今日この頃。
30歳から34歳という年齢は、有効求人倍率が1を割った就職氷河期のピーク時に卒業の時期を迎えた年齢とドンピシャだなぁ。
当時就職がうまく行かなかった人は、自分に自信を無くした。自分が劣っているのだと思った。周りの人もそう思った。世間も「景気が悪い」事はわかっていたけど、それがどの程度なのか把握している人は殆ど居るわけ無くて、もちろん有効求人倍率がどんな事になっているのかを知らない人も多かった。上の世代にも下の世代にも、就職できない駄目な奴という視線を浴びせられた。ほんの数年生まれるタイミングが違っただけで、同程度の努力をした人でも就職できたのに、今この年齢の人たちは当時就職できなかった。そして企業は新卒を採用するので、最初のタイミングで躓いた人はもう就職の希望はほぼ途絶える。
やっと今になって、今この年齢の人たちが受けた心の傷にも注目が行くようになった。仕事をするという事へのトラウマーです。社会にコミットするという事へのトラウマーです。すこし注目されたとしても、助け舟は出ません。政府の対応もままなりません。殆どの世代には関係の無い話、ひとごとですからね。ホームレス対策で段ポールハウスを撤去するかのように、ネットカフェへの規制を強めるぐらいしか対応できません。
就職できない。周りからは「努力不足」と切り捨てられる。そんな人たちにとって生きる方法の一つが引きこもりで、親を脅してでも養ってもらうことでした。ある意味でたくましく生きていると言えると思います。
他の世代が受けられた社会的恩恵よりも、ずっと低い生活を覚悟すれば、仕事は無いわけではありません。しかし、上の世代と比べても、下の世代と比べても、同程度のレベルの人が正社員で暖かい家庭やマイホームを築けていても、同じぐらい、いや、それ以上に努力しても、この世代の人たちにはそんな仕事はなかった。派遣で日雇い労働して狭い部屋で独りで暮らすか、実家の親に養ってもらうか、そういう選択だったのです。
生活水準を大きく落とすというのは、精神的に苦痛を伴う難しい事です。もちろん、そうしてしっかり生きている人もたくさん居ます。そうできなかった人もたくさん居ます。それが引きこもりが極端にこの狭い世代に集中しているという事です。
程度の低い暮らしをしていると、他の世代からは、その程度の人間だったのだなと見られます。年齢を確認して、有効求人倍率の数値を把握して、しかたの無かった世代なのだなと考えてくれる人は少ないと思います。引きこもりに対する目線もそんなもんです。
世間は厳しい。特に今30歳から34歳という年齢の人に対して厳しかった。今も厳しい。世間は容赦なく駄目人間を見下す。この世代もひっくるめて駄目人間を見下す。それがどれだけ苦痛でつらい心の傷になっているかなんて、他の世代にはわからない。戦中世代であれば同情もされただろうに、この短い期間に起きた出来事は、ほかの世代には実感としてわかりようが無い。新聞でひきこもりの事件を目にして「困ったわねぇ」とつぶやくぐらいにしか関心は無い。
当時インターネットが家庭に急速に普及した時期でもありました。お互いの心の痛みを癒しあえる仲間と繋がれるインターネットに皆逃げ込みました。インターネットを使った就職活動をしても、何を遊んでいるんだという目でしか見られなかった。
ひきこもりでなくても、正社員になれないで非正社員が多いのもこの年齢の人たちです。労働法の改定で派遣労働が急に増えました(*1)。企業は正社員を採らないようにしたので、あぶれた人たちの受け皿として役に立ちました。近年報じられるように、派遣労働の実態は単なる劣悪な労働環境です。うたい文句は新しいライフスタイル、自由の選択、そういった物でした。
同世代に就職に失敗した人が多いと、ちゃんと就職できた人が居ても、同窓会も盛り上がりません。
どうしたらいいの? おしえて、ダンコーガイ!
子供が小さいうちはいいけど、手のかからない小学生になったら、妻は専業主婦としてやることがなくなる。
もちろん、旦那の年収が800万とか1000万とかなら別だろうけれど、、そうでないのならば。
マイホームでも車でも学費でも、何かしらお金が必要になったら、妻は働かなきゃいけない。
けど仕事辞めてるから、高校生でも出来る仕事を、高校生と並んで、年収百万でするしかなくなる。
会社で部下を持ち家庭と両立しながら、誇りをもって働いてる同僚の女性と、
あなたの年収が400万だとして、パートの妻がいれば世帯年収は500万になります。
もし妻が正社員だったら、、、世帯年収は800万になってたはずです。10年間で3000万円の差が出ます。
そうなることを分かってて、就労への低い意識や、古臭い母性イデオロギーに従って、寿退社する人を、愛せますか。
子供が親の手を離れたあと、上述した状況にある妻を、あなたは尊敬できますか。
できるなら、いいと思う。
でもそうじゃないなら、二十代前半から、
大学出て、それなりの会社に就職して、マイホーム持って、趣味を満喫して幸せな人生。三十路すぎになった。
流石に親は言わないが、親戚や友人や会社の人には「子供は?」とやはり聞かれる。結婚して十年以上にもなるからそりゃそう思うんだろう。
自分の見た目とか病気とか体の弱さとか、そういうのが好きになれない。
小学生の頃いじめられてたこともあり、今でも子供を見ると気持ち悪くなる。
万が一自分に似ていたら殺したくなるし、真反対になったらなったで嫉妬で殺したくなる。
じゃあ旦那の遺伝子を残してあげると考えれば?と言われるけれども、
気が合うので一緒にいるのはとても楽しい。
でも、この人の子供がほしい!と思ったことが一度もない。
そもそもそんな人に出会ったことがない。
それ以前に旦那以外と付き合ったことがない。
どんな人なら残したいと思えるんだろう?と思うと私と真逆みたいな人。
でも、そんな人とは一緒にいても楽しくない。
そもそもそんな人と出会える可能性が全くない。
一緒にいて楽しい人と子どもを産みたいと思う人も別な気がする。
同棲でよかったんじゃ?と言われるんだろうけど、親がすごく厳しかったので家を出るのは結婚以外では認めてもらえなかったから、逃げの手段として結婚したというのもある。
一緒にいて楽しくて、なおかつ子供がほしいと思えるような男と出会えるまで結婚をしなかったのが失敗なんだろうか。
そんな高スペック男、私みたいな病気持ちのクズ好きになるわけ、ないもんなぁ。
産みたくても産めない人だけ助けてくれれば結構。
産みたくない人はそのままほっておいてほしい。
いつからかはもう忘れてしまったけど、私はずっとそんなことを思いながら学生時代を過ごした。
やっと東京で暮らせる日がきた時、私の心は夢と希望で溢れていた。
ドラマでやっていた東京で働く女の子が暮らしてるようなお洒落な街のお洒落な部屋に住めるものだとばかり思っていた。
不動産屋さんに部屋を探しに行った時、そんな私の幻想は粉々に打ち砕かれた。
それでも、東京で暮らしてみたかった。あの田舎にはもう戻りたくはなかった。
そんな気持ちに後押しされ、私は職場から1時間弱くらいかかるアパートに住む事に決めた。
ユニットバスでも洗濯機が外でも問題は無かった。やっと私が夢に見た暮らしに近づけたのだから。
そうやって数年前に手に入れた憧れの生活も今では色褪せた。
このお給料で私はこの先一体どうやって生きていくのだろう。職場の先輩のように、いつか東京で結婚してマイホームに手に入れたりするのだろうか。そしていつも怖いお局様のようにローンと教育費のために職場復帰するのだろうか。お弁当を持参して。
帰省する度、閉鎖的だったはずの田舎に大型のショッピングモールやファミレスなんかかが建っているのをみる。
私の頃は電車で2時間かけて街に出なければ楽しめなかったオシャレも流行の映画も音楽も美味しい食事も今ではこの小惑星の周りある衛星で全て賄える。
田舎に残った友人達はキラキラしてる。ヤンキーだったあの子も今では2人の子供に恵まれ実家近くに家を建て、ショッピングモールでパートをしてるって聞いた。
もし昔から、こんな環境があったのなら、私はそれでも東京に憧れていただろうか。
分からない。
これだ→http://lab.guestplace.net/kakusa-16.html
かつて経験したなんともいえない引っ掛かりに似ているかもしれない。
当時私は結婚して数年、マイホームの夢を叶えるべく節約に励んでいた20代後半のパートタイマーだった。
ある日、近所に新しくファミレスがオープンしたので夫と行ってみると
ステーキとご飯のセットで¥2000位。
というのが率直な印象だった。
「うん、高いよ」
「そーお?安くておいしいよーー笑笑」
「安くて美味しいメニューあるの?教えて」
「オムライス。¥890。ふわっとして美味しーの」
「…あ、、そう、オムライス…」
そこで私は黙ってしまった。
そんな個人的な経験から、ファミレスでオムライスを食べる発想は私にはなく、
どうせならあと¥300追加すれば、吉祥寺でもっと気の利いたランチが食べられる。
私にとっては、やっぱりファミレスの¥890のオムライスは高いのだ。
私は話を切り上げた。
理由はよくわからないが
独身で実家暮らしで、バイトを辞めても目先の生活には困らないのだろう。
大学時代の友人の子供(3歳前後)、うち以外全員がいわゆる幼児教室に行っていることを知って愕然とした。
ああいうのって、すごいエリートの子だけが行くもんだと思ってた。
うちもピアノと水泳くらいは習わせるつもりだったけど、近所のピアノ教室、水泳教室は4歳からって書いてあるので、4~5歳ごろからかなーって漠然と思っていた。
ちなみに一応それなりの大学だったので、友人たちの家庭は平均よりは裕福だけど、すごいエリートというわけではない。
旦那さんが大企業勤務、奥さんは専業というパターンが多くて、世帯年収は1000万ちょいだと思う。
地方だとこの程度でもエリートなのかな? 東京なのでそれほどすごくないです。
でもうちは、マイホームのローンと学資保険の支払いだけでもけっこうカツカツで、月3万円近い幼児教室の月謝なんて見るだけで目ん玉飛び出そうだし、お受験も考えてない。さすがに中学受験は本人が望めばさせてあげないとなーと思ってるけど。