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はてなキーワード: グルメ漫画とは

2018-09-20

最近はてな君って……編集叩きグルメ漫画みたいだよね……

人の批判ばっかりしてるよね。

例の全く食べ物の内容の話しないで編集者自分母親文句ばかり言ってる大盛りグルメ漫画みたいだなって。

いつから私達こうなっちゃったんだろうね。

2018-05-21

anond:20180521164810

初期はどちらかというと紀行ギャグ漫画だったからな

あれ読んでも「このお店に行って食べたい」とはあまり思わないだろうね

ドラマ人気でグルメ漫画化した感じ

2018-05-10

こっぺぱん専門店流行っているようだけど

「とても柔らかくて、美味しいです!」ってコメント見るたびに違和感

『柔らかい=美味しい』なら、パン自体の味はどうでもいいのかよ!

グルメ漫画とかでも、サンドウィッチは登場しても中身の具ばかりが注目されては、パン自体は邪険な扱い。

ちゃんとしたパンは、パンだけでも十分に美味しいし、柔らかいパンなんていうのは単に砂糖油脂による食感で誤魔化しているだけ。

日本人グルメ

そんな戯言、柔らかいパン日本中から駆逐してから言え!

老人ホームで食べるようなパンばっかり重宝されている日本パン事情はどうかと思う。

こっちは口の中で暴れるような、カチコチで濃厚な味のするバゲットが喰いたんだよ!!

2018-04-30

健康志向グルメ漫画があってもいいだろ

美味い・安い・家でも作れる

グルメ漫画ってこればっかりじゃん

なんで健康を一切気にしてないんだよ

対戦相手料理食った審査員血糖値上がりすぎて病院に担ぎ込まれ主人公が勝ったりする料理漫画があってもいいだろ

2018-02-22

女性作家の描くグルメ漫画

こういっちゃあなんだけどまどろっこしい。

さっさと飯食えよ!そこが見たいんだよ!人間本能が!!みたいになる。

エロ漫画なら早くやれよ!なに心理描写入れてんだよ入れるならそれじゃねぇだろ!!と思うやつ。

エロ漫画恋愛漫画の差を、グルメ漫画にも垣間見る

2017-10-22

人との繋がりを描かない物語の少なさ

グルメ漫画ですら5話に1話はモブとか準レギュラーが出てきて色々と話の筋に絡んでくる。

世界が滅んでる系の作品ですら、昔そこにどういう人が居てどうのこうのって話がしょっちゅう出てくる。

無人島に突然流されたので頑張って生き残りましょうみたいなゲームだと最後まで誰とも合わずに進んだりはする。

あとはただひたすらモンスター撃ったり切ったりするだけのゲームもだけど、これはそもそも物語ほとんどない。

世の中に有る物語は、人間同士の繋がりばかり描かれすぎてるように思うが、それは現実がそうだからなんだろうな。

俺が今こうやって増田を書いて、それをお前が読んだら、それはある種の形で人間同士の繋がりが描かれたと言えちゃうわけだし。

人間社会って人間との関わりがあちこちにあって息苦しいわ。

2017-09-20

料理バトル漫画最高のシーンは「。゚(゚´Д`゚)゚。こんなものでぇぇぇ」「水道水でした」

あれより面白いシーンある?

無いと思うんだけど。

あのシーンは

1 主人公が観客も対戦相手コケにする

2 ちゃんと漫画的なハッタリを通した上でそれを行う

3 主人公の天敵である超絶味覚審査員はそれに悔し涙を流しながらも、評価自体は厳正に行う

4 天敵となる審査員がいなければ他の連中はそれをスルーして主人公は負けてた可能性あり

5 主人公審査員の味覚を信頼したからこそ成立した超トリッキー戦術

6 なんだこの信頼関係

漫画的に物凄く美味しい。

まあ他の漫画だけど、コピー能力相手に「野菜炒めを水につけるわけねーだろばーか!バシャーン」もかなりいい線言ってるけどね。

更に別の漫画だけど、ハゲの「客を信じられなかった」もすげーいいけどね。頑張って自分の夢に向かってお膳立てしてきたはずなのに、その手段として自分裏切り続けたせいで最後最後自分の信じたかったものを信じきれずに負けるという悲しさ。

でも僅差で水道水の勝ちだと思いますわ。

やっぱグルメ漫画と言ってもバトルである以上は、相手を出し抜いて勝つとか出し抜こうとした結果裏目に出るとかじゃないとあかんわ。

そしてその土台にストーリーが無いとね。

料理触媒にしてストーリー展開してこその漫画ですわ。

2017-09-13

世界ブームはまだまだ続く

今わかってるアニメ化決定作品が「盾の勇者の成り上がり」「異世界居酒屋『のぶ』」「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」の3つ。発表されてないだけで進行中の物もあるだろう。

ヒーロー文庫だけでも「異世界チート魔術師」「異世界で生きていく方法」「異世界の沙汰も金次第」「異世界迷宮ハーレムを」「異世界道楽に飽きたら」「異世界落語」「康太の異世界ごはん」「チート薬師の異世界旅」「最新のゲームは凄すぎだろ」「隠しスキルで異世界無双」「その最強、神の依頼で異世界へ」とストックがあるらしい。他のレーベルにもまだまだあるんだろね。

後はリゼロとこのすば新作もあったわ。

世界 - BookLive!

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世界 最強 - BookLive!

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人気の俺ツエー系と合流するのは必然か。絵がSAOすぎる物があるんだが大丈夫なのか?

世界 料理 - BookLive!

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グルメ漫画ブームと合流するのもまた必然か。

2017-08-16

本当にあった怖い牛乳石鹸

仮定仮定を重ねる話になるんだけどさ

牛乳石鹸CM、女の人が主人公の方は

「また若手女性社員イジメて泣かせちゃった><つらいょ><牛乳石鹸で洗い流そっ☆」という感じなので

電通上層部が人を殴って「殴った俺の手も痛くて俺だって可哀想なんだ!!」って本気で言っちゃう、これが一般的感覚共感されるものと思っている、そういう体質というのに加え

新井主人公CM映像監督演出家がいつもはホラー映画撮ってる人なんじゃないか

から普通映像を作ったつもりでもいつもの癖が出てしまい、脚本も相まって意図せずホラーっぽくなってしまった

ズボラ飯の人がエロ漫画出身からグルメ漫画畑に移動した時、本人はおいしそうなスープ肉汁を描いたつもりでもエロ漫画時代の手癖が変えられなくて汁の表現人間の体液にしか見えない現象みたいな

今これを書くにあたって女主人公の方のポスターをもう一回ググって見てみたがめちゃくちゃ怖い

これを通しちゃうとか普段どぎついサイコサスペンス手がけてて感覚麻痺してるとしか思えない。なんだこの笑顔。どう見てもこえーだろ、冷静になれよ電通正気の沙汰じゃない。睡眠が足りてないんじゃないか?寝ろ!!

2017-08-12

別にグルメ漫画描くのは良いと思うんだけどさ

既存版権キャラに食べ歩きとかさせて、

私がお店を盛り上げてあげている感出すのって

盗人猛々しいと思うんだよなあ。

人様の商材で人様の商材を紹介、自分を売る。

もはやお前の力一切介在していないだろっていう。

利用するものは全て利用して知名度だけ吸いつくしていくスタイル

もう少し恥ずべきことをしているという自覚を持って欲しい。

2017-07-20

グルメ漫画主人公が派手なリアクションでひたすら独りでしゃべってる奴あるやん

あれ系マジ無理

2017-07-10

[]7月9日

○朝食:なし

○昼食:ごちゃにチキンカレー麻薬が入ってるんじゃないか? ってぐらい美味い)

○夕食:ご飯、麻婆豆腐サッポロ一番(塩)

○間食:ピザポテトチョコガリガリ君

調子

昼まで寝て、カレーを食べに出かけて、来週の食材を買い出しに行って。

それからは、久々に漫画を読む日にした。

賭ケグルイ1〜7

賭ケグルイ双1〜4

賭ケグルイ(仮)1

本編2巻の猫語のシーンをツイッターか何かで見かけて興味があって購入。

女の子が色々な漫画独自ギャンブル勝負をするかなりシリアス漫画

萌え嘘食いとか、萌えライアゲームみたいな感じかな。

こういう独自ゲームを扱う漫画は、それこそ嘘食いもライアーゲームも好きなので、これも楽しく読めた。

特に面白いのが生志摩というキャラが絡むゲーム

このキャラ普通の人と勝利への価値観が違いすぎるせいで、ゲームしっちゃかめっちゃかになっていくのが堪らなく面白い

巻末の広告によると、生志摩さんのスピンオフもあるらしいので、そちらも楽しみにしていよう。

桜Trick1〜7

女の子同士のキスが話の中心になる四コマ漫画

4巻ぐらいまでは紙の本で読んでたんだけど、色々あって読めてなかったので、これを機に電子書籍で買い直した。

人が人を好きになる様っていうのは、読んででいて楽しくてほんわかしてとても好き。

中でも、恋人同士でありながら手を繋ぐのすらドタバタ騒ぎになる、るなと玲のカップルは微笑ましくてよかった。

ルーツビア

最近流行りのグルメ漫画なんだけど食材とか調理よりも、それらに向かう食べる人自身意思を描く系漫画

(なんか言葉がうまくみつからないけど、孤独のグルメみたいなやつ)

チェーン店至上主義なところが、非常に面白かった。

よくわかる、チェーン店いいよね。

マップス1〜10

今日メインディッシュ

僕が人生で一番面白いと思った漫画クロスボーンガンダムゴースト」と、

二番目に面白いと思った漫画クロノアイズグランサー」を書いた漫画家長谷川裕一代表作。

代表作なんだけど、まだ読んでなかったのです。


とにかくすごかった。

もちろん「面白かった!」んだけど、それ以上に、もう作者の強烈な熱意にあてられてクラクラする。

特にもうすごく感動して嗚咽するほど泣いてしまったのが

9巻408Pの

「わかってはいましたから…………

何事も一足飛びには変わりません」

のくだり。

どうして強烈に今を生きることを肯定し、全体を俯瞰し上から支配することを、こんなにも強い熱量をもって語る同じ作者が、

こうもバランスを取ろうとしてしまうのだろう。

もう、だからこそ、たまらなく面白くて読んでいてブルブルしてくる。

あーやばい、月曜日から仕事が手につかないぐらい面白かった。

2017-06-17

https://anond.hatelabo.jp/20170617230651

その漫画を読んだ事ないからはっきりとはいえんが、その主人公料理をするようになったら結構違ってくるんじゃね

食べ物を食べる事自体が贅沢という環境では料理文化はあまり発展してないだろうから一般的家庭料理マスターした程度のレベルでも高級料理人になれるんじゃなかろうか

それに地球から食材嗜好品として輸出するという可能性もあるかもしれん(すでにある設定かもしれんが)

そういう場合地球生活して地球食文化に馴染んでいるという事は母星での就活などにも有利に働くんじゃなかろうか

一種文化侵略的な側面はあるかもしれんが

味覚ってのは基本的に食べないと発達しないし、味覚が発達していない人が上手に料理を作るのはなかなか難しい(不可能ではないが)

食材に興味が無い人が食材の目利きを身につけるのも難しい

グルメ漫画ってことは少なくとも主人公は食べる事を楽しめるキャラではあるのだろう

その時点で料理食材の目利きを身につける素質の一つは持ってると言っていいと思う

それを活かすかどうかは主人公次第だし、そういう話の展開にするかどうかは作者次第だな

読むのが辛いっていうのなら読むのやめちゃえばいいんだろうけど、その辺りは完結してから評価した方がいいんじゃないかね

2017-05-14

[]

今回は少年ジャンプ+

ファイアパンチ 51話

引火しないから、実質ただのパンチの連打で引導を渡さなきゃいけないってのが物悲しいなあ。

ましてや、それで殴る相手相手だし、その最中夢想しているのも悲壮感が増しているね。

何の因果自分の昔の写真を見てしまっているが、その時の独白アグニのこれまでの動向を象徴しているともいえる。

アグニ一見すると自分意志で行動し続けているが、その実は周りの環境人間たちに翻弄され続け、そこでもがいていることのほうが遥かに多かったからねえ。

それは大なり小なり他の登場人物たちも同じだったけれども、アグニはなまじ非凡な力があった故に、余計に理想現実ギャップに苦悩している気がする。

そのせいで自分意志に伴った言動判別ができていないのかもしれない。

さて、ストーリー的にはクライマックスが近い印象だけれども、ここから更に二転、三転させるのだろうか。

マッチョグルメ 8話

最初読み切りの一発ネタを、短期はいえ連載するのは無謀だと感じたし、ましてや飽和状態グルメというジャンルに片足突っ込むのは見切り発車にも感じたけれども、まあそれなりに工夫していたんじゃないかと。

最後テーマ真正からアンサーを出したというか、上手いこと纏った印象すらあるね。

グルメ漫画としてみると今日び満足に足る描写ではなかったし、マッチョ描写に関しても水準はいってても惹かれるほどではなかったけれども、それらを添え物にしつつ『食の本質』をテーマにして描いていると解釈した上で読むなら、割と面白い作品だったと思う。

あくまで、ちょっと斜に構えつつ、一歩引いた場所から見た場合での評価だけれどもね。

フルチャージ!! 家電ちゃん 49話

登場人物機械メインな世界観で、今回は人間との違いを側面的にテーマにしたエピソードにしていて興味深い。

このあたりはメタ的に見れば、アイたちが分かりやすキャラ付けにされているだけで、作劇上の都合と言ってしまえばそれまでではあるんだけれども、それを考慮してもまあ悪くないエピドードかなあと。

人間のズルさというか、一貫性のなさというか、複雑さというか、したたかさというか、その性質の違いを機械人間とで差別化している感じ。

まあ、今回そういった人間翻弄されるのが、同じ人間であるヒロトってのが可笑しさにも繋がっているわけだけれども。

2017-04-09

うそ

http://anond.hatelabo.jp/20170408150956

グルメ漫画の乱立の弊害日本人が贅沢になって、いちいち産地表示まで義務付ける羽目になったんです。

今回は人間基本的欲求である食欲に回帰したという意味で、まっとうな考えの人が増えたのでしょう。

2017-04-08

http://anond.hatelabo.jp/20170408150956

マジレスすると1980年代後半は美食ブーム時代

グルメ漫画とかが出てきて山岡士郎海原雄山が贅沢食材を使って料理を作って「こんなものは食えん!」とか言って食材無駄にしてた時期がこの頃。

2017-03-05

[]よくある質問

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.親子丼に使われている鶏と卵は本当に親子なのですか?

いい質問だ。

親子丼は卵と鶏肉を使っているので親子丼ということなのだが、その卵と鶏が親子関係かは真偽不明である

だが親子って、そういう血縁関係だけではないと私は思うんだ。

その親子丼となった鶏肉と卵は、親子ではないが親子としてドラマを紡いだのではないだろうか。

私が読んだとあるグルメ漫画では、「真の親子丼」として本当に親子関係鶏肉と卵を使った料理が出てきていたが、私から言わせれば全ての親子丼は親子である

仮にそれら親子丼を、他人丼と呼ぶとすると、「そもそも人じゃねえよ」ってなるしな。

私が読んだとあるグルメ漫画では、「新の他人丼」として他人人肉と卵管を使うという料理が出てきていたが、私から言わせれば全ての親子は他人である

Q.ユーザーカードが出ているのに、出せないエントリーカード存在するのですがなぜですか。

エントリーカードユーザーカード自分の場に出ているときしか出せない。

ここまでは君も理解できているようだな。

じゃあ、ユーザーカードエントリーカードに書かれている属性の欄を見ろ。

例えばア属性のついたユーザーカードが場に出ていて、この状態で漫属性エントリーカードを出したいとする。

この場合は出すことができない。

まり、場に出ているユーザーカードと同じ属性エントリーカードしか出せないということだな。

もし漫属性エントリーカードを出したいなら、追加でユーザーカードを場に出すか、ユーザーカード属性を変えるトラックカードや新たに属性付与するトラックカードバックヤードから取り出す必要がある。

ユーザーカードの中には複数属性を持つものもあるが、色々と制約があったリスクが高かったりするので初心者にはむしろ使いにくいな。

上級者は複数属性を使いこなすことも可能だが、ひとまず初心者属性統一させたデッキレシピ採用した方がいいだろう。

属性追従カード出張させたのか、デ属性をまとめたものが現環境トップだが、私としては匿名統一テーマ環境に刺さっていると思うぞ。

2017-02-06

リビングっていうフリーペーパー(しせいだよりっぽい漢字のやつ)に、まいか三越広告ついてんだけど

今回はレーズンチョコだった

50g 1000円のなんかイタリアのやつ

100gだったか・・・

たっけえなあっておもいながら、もしかしてこれがグルメ漫画原作のはしりなのかも?と思わせるようなポエムときもい宣伝文句がならんでる

自分ふつうスーパーにあるやつでいいなあ

あとムギチョコを食べたくなってきたわ

ムギムギ牛乳かけていっしょに食べたい

2017-01-17

[]番外 「食漫画はこれからどこへ行くのか(後編)」

前回の続きで、そちらをあらかじめ読んでいること推奨。

もっと主観バリバリ、かつ雑に展開させた方が読んでいる人たちもツッコミやすいし、筆者も書くの飽きてきたので今回はもっとキトーに書いていくことにするよ。

食とどう関わっていくか

食に関することは基本的に作るか、食べるかだけれども、細分化していけば目の付け所はいくらでもある。

要はコンセプトによる差別化だ。

胃弱メシ』は胃が弱い人の、『女くどき飯』はデートでキメるとき

将棋めし』は将棋で勝つためのゲン担ぎといったように、「食とどう関わっていくか」ということも差別化の一つともいえる。

目玉焼きの黄身 いつつぶす?』や、『食の軍師』などといったように食に関する独特な拘りを主体にしたものもある。

他には、食べ物自体は絡むものの、その他の要素に比重を置かれているパターンも。

まり食を舞台装置としてどう機能させるか、ということ。

定番なのが人間ドラマで、『ゆきうさぎのお品書き』や、前回挙げた『甘々と稲妻』などはその傾向が強い。

料理やそれを食べる要素は必ずあるものの、それによって紡がれるドラマ主体なのだ

これはどちらかというと帰結ともいえ、食べ物のものエンターテイメント性の弱さを補完しようとすれば、過剰な演出を除けばストーリーやコンセプトに目を向けることになるのだ。

その点では『ゴールデンカムイ』もその要素を持つといえるが、これをグルメ漫画認識している人は少ない。

バトルやドラマコメディなど、主体となる要素、テーマが他に多くあるからだと思う。

では、食の要素を持ちつつ、食漫画認識されにくいものには他にどのような例があるだろうか。

破壊

完全な持論だが、それは茶化したり、弄ぶことによる“破壊系”だと思う。

代表格は一部の「料理バトル」モノで、過剰な演出エキセントリックプロットを突き詰めていく過程で真面目に食べ物調理を扱わなくなった。

数年前だと『マジカシェフ少女しずる』という漫画が印象的である

最近だと『人魚姫のごめんねごはん』という漫画ホッテントリになっていて記憶に新しい。

ディズニーアニメの『リトル・マーメイド』でコックが魚を料理する歌があるのだが、架空の設定で見方を変えさせることで、印象を鮮烈にするというのは手法としてある。

まあ正直ここまでくると、食が関係していてもグルメ漫画というよりはコメディ漫画寄りだから、今回の話で扱うのは趣旨がズレているかもしれないが……。

主張したいのは個人的にこの“破壊”を許容されることで発生する、ジャンル多様化もあるのではないかということだ。

まり破天荒さ」と「グルメ」を両立しているにも関わらず食漫画としての体裁を保った、そんな奇妙な読み味の漫画たちである

空想

グルメ漫画ほとんどは現実世界モチーフにしていることが多く、料理もまたそれに準拠している。

読者に料理イメージをしやすくさせるためだ。

だが、それに拘る必要がないのではと思い始める作品も出てくる。

例えば『異世界駅舎の喫茶店』、『信長のシェフ』などといったように、舞台を別の世界にしたもの

料理を食べる登場人物人間ではない『クミカミカク』など。

しかし、食べ物まで空想産物にした代表格は『ダンジョン飯』だろう。

RPGに登場しがちな空想の生き物を材料に、大真面目に調理工程が描かれるのである

以降も異世界架空の食物を扱った『幻想グルメ』や、妖怪材料にした『美味しい妖』などの作品が続いていく。

もはや食漫画は、舞台調理工程登場人物食べ物あらゆるもの多様化したのである

だが悪くいえば、ほぼ手垢まみれの状態となりつつある、ともいえる。

マンネリ

さて、そんな食漫画に、現在マンネリ感は漂っているか

結論からいえば「まだ気にする段階ではない」。

私みたいに食傷気味になっている人間ならまだしも、様々なジャンル漫画をそこそこ読んでいる人なら、一つのジャンルの隆盛などあまり意識しないだろうし、漫画自体をほどほどにしか読まない人なら尚更である

「こんなに食漫画があるんですよ」と挙げても、それらを全部読んでいる人なんてまずいないからだ。

そもそも現代漫画供給過多の状態なので、全体を見渡せば食漫画自体はそこまで多くはない。

ただ、私からいわせれば食漫画成熟の段階には入っていて、後は発酵するか腐敗するかじゃないかな。

……そういえば、『もやしもん』っていう醸す漫画もあったっけ。

[]番外 「食漫画はこれからどこへ行くのか(前編)」

読み返してみたら「我ながら何書いてんだ」と思ったけれども、たくさん書いて勿体無かったので投稿しておく。

はじめに

歴史を辿るならば食べ物テーマにした漫画は以前からある。

けれども一大ジャンルにのし上がり、隆盛を極めようとしているのは現代だろう。

今回は関連する作品をいくつか挙げつつ、食漫画について考えてみようと思う(グルメ漫画表現しても便宜上問題いかもしれないけれども、一応は食漫画で)。

挙げる作品に偏りがあることは容赦して頂戴。

食のジャンル

差別化においてよく成されるのが、「食べ物ジャンルを絞ったり、特殊にする」ことだ。

『ごほうびおひとり鮨』は割烹や、『いぶり暮らし』の燻製

『メシ鉄』の駅弁や、『球場三食』は球場で食べられるもの

お嬢様アイスがお好き』のアイスや、『サチのお寺ごはん』は精進料理

『ほおばれ!草食女子』の草など、挙げていったらキリがない。

他にも“空想系”があるが、それに関しては気が向いたら語る。

ここで主張したいのは、食べ物ジャンルだけで絞ってもかなりの漫画が今はあるということ。

作る

漫画は大きく分けると「作ることに比重を置く」か、「食べることに比重を置く」かで、そこから更に様々な要素を付加して細分化されていく。

現在イメージとしては食べることに比重を置き、料理を作らない漫画の方が盛り上がっているように見えるが、作ることに比重を置いた漫画が少ないかといえばそんなことはない。

マンガ家 夜食研究所』や『カマドニアン』といった、作り方まで詳細に説明している実用性重視ものも今なお定期的に出てくる。

そこまで行かなくても、『甘々と稲妻』や『新米姉妹ふたりごはん』など、作ることに比重を置いた作品は多いのだ。

なぜかFateシリーズと組み合わせた『衛宮さんちの今日ごはん』といった節操のないものであるが、教養漫画に人気アニメ漫画キャラが登場するようなものなのだろうか。

いずれにしろ調理のものにも差別化は成されやすい。

『めしにしましょう』は初回から浴槽でローストビーフを作ったりしており、『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』はゲテモノ調理というインパクトで引き付けてくる。

また、そういう作ることの極致ともいえるのが、いわゆる「料理バトル」だ。

料理競技化、ド派手なパフォーマンス、過剰なリアクション

一見するとエキセントリックに見えるプロットだが、エンターテイメントの基本は非日常性にある。

人間にとって身近な料理というものを娯楽漫画に仕立てあげるのに、そういった表現シンプルな答えであり、必然なのだ

今なお系譜はあり、『食戟のソーマ』などがその例である

食べること

料理を作らなかったり、調理工程ほとんど描写しない、「食べること」に特化した漫画も多い。

代表格は何度もドラマ化までされている『孤独のグルメであることは間違いないと思うが、あれは原作10年以上も前に世に出て、近年ブレイクした結果新作が発表された希有な例でもある。

最近のだと、初めに挙げた『ごほうびおひとり鮨』、『メシ鉄』などもそうだし、他には『ヒメの惰飯』や『君花さんのスイーツマッチ』とかもある。

あと『ワカコ酒』もそうだし、『おとりよせ王子 飯田好実』なんてのもあったっけ。

さて、このテの食べることに比重を置いた漫画ありがちな要素は何だろうか。

真っ先に思いつくのは、“メシ顔”である

食べ物を目の前にしたとき食べ物を食べたとき、食べたあとにする“あの顔”である

エンターテイメントの基本は非日常性にある』と前述したけれども、当然これは食べる際のリアクションである

エンターテイメントとして、“メシ顔”は漫画視覚表現として実に分かりやすいのだ。

例えば『鳴沢くんはおいしい顔に恋してる』の主人公は、女性料理を美味しそうに食べている時の顔(メシ顔)が好きという設定である

『めしぬま。』なんて、食べているとき主人公恍惚の表情がテーマという開き直ったプロットだ。

余談だけれども、欧米には「フードポルノ」という俗語があるらしい。

これは「感動ポルノ」みたいな「ポルノ」の使われ方のようであり、何もセクシュアルな要素が含まれていることを指している訳ではない。

しかし、実際にセクシュアルな要素まで主体にしてくる食漫画もあるのだから笑える。

そういえば『食戟のソーマ』では食べると服が弾けるイメージ表現お約束だし、セクシュアルと食べ物は相性がいいんだろうね。

ここらへんで一区切り後編に続く。

2017-01-16

人魚魚介類を食うのは禁忌なのか?

人魚魚介類の美味しさに目覚めるグルメ漫画とやらの宣伝がやけに回ってきて、禁断とかカニバリズムとかコメントを見るが何なんだ?

普通に考えて人魚の食べる肉は魚肉やん

草食とか陸上の生き物を引きずり込んで食うの限定とかでもない限り

2016-11-03

[]

今回はガンガンオンライン

美味しい妖 第一

あー、こりゃ。

異食のグルメ漫画っていうジャンル否定しないけれども、この描き方ではテーマ必然性がない。

ただのグルメ漫画でも成立する内容。

こういうの読むと、「ダンジョン飯」あたりは設定漫画といわれることもあるけれども、やっぱり練られた作品だと感じてしまうなあ。

魔法陣グルグル2 第49章

何だかフワフワとした概念的なモノが、そのまま敵になったり武具になったりするっていうのが、如何にもグルグルって感じだなあ。

しかも、それがちゃんと後半の攻略のアンサーになるという構成も唸る。

それはリアリティのない理屈ではあるんだけれども不条理感はなくて、あの状態でも最低限の筋は通っているのが可笑しさに繋がるんだよね。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 喪106

今回はショートショート形式

さりげなく会話に発展したり、ちゃんと自分人格を乗せた話題振りとかしてると、大分打ち解けたなあと感じる。

それにしても、今まで皆無だった姉弟関係に瞬時に気づく人が出てくるとはなあ。

メタ的に見れば気づいてもおかしくなかったとはいえ、分かりそうな理由が端的に「遺伝子が一緒って感じがする」ってのも、それはそれで。

りゅうおうのおしごと! 第二十一

駒の配置やら動かした方やら、初心者がやりがちな失敗とか、斬新な発想とか見てると微笑ましくなるな。

いや、いい大人がそれやると微笑ましいどころではないかもしれないが。

で、天衣の過去判明。

まあ、そのあたりだろうね。

下手に複雑にされても、むしろ子供が抱えるモノとしては不自然だし、これくらいシンプルなほうがいい。

歩夢の伏兵っぷりはいいね

メタ的にいえば、あのタイミング蛇足とも取れるかもしれないけれども、不意打ちとしてよく機能する。

2016-10-16

[]

今回はコミックウォーカー

将棋めし 第1食

盤外戦術としての飯選びというコンセプトはよろしいかと。

はいえ紡がれる内容は、大した理屈じゃあないかイマイチのれないけれども。

まあ、結局の所は凡百のグルメ漫画になってしまやすいのは、このご時世では仕方ない。

どういうコンセプトにしようが、現実世界で食べることを主体にした時点でそれは避けられない。

10歳かあさん 第1話

あれだ、あれ。

最近知った言葉なんだけれども、バブみ。

はいっても、設定やらストーリー構成見る限りでは、そういう部分はあまり前面に出ていないという印象だが。

転生、というより乗り移ったって感じなのだろうか。

それとも演技という可能性も提示されていて、その謎含めて展開させていくんだろうかね。

ドージン活動、はじめました!? 第19刷

まあ、二次創作に対してどういう対応原作者がとるかは、客観的に見ればアンサーはないとは思う。

大らかにOKサインを出す人もいれば、あまり好意的な態度ではないが目に付かない範囲内ならば構わないという人、明確にNOという人もいる。

ただ、このあたり原作者がどういう態度でいるかってのは、二次創作のしやすさに繋がるだろうね。

で、主人公がアシをやっている所の先生は、プロを目指すならばオリジナル同人誌を出すコミティアでやったほうがいいらしい。

なぜなら、元から好意的であることが多い作品を使って描いても自らの実力をはかりにくいから、一から作品を描いて評価されてこそ、だという。

まあ一説には創作アイデアは既に出尽くしていて、後は組み合わせ次第という説もあるが、それと二次創作は違うだろうしね~、この先生理屈はトゲトゲしいが理解できる。

その後出てくる別の先生は、どちらがいいとは明確にいえないとフォローしているので、このあたりは正解はないってことなんだろうけれども、こういう言葉説得力って実績という二文字が重くのしかかってくるから残酷だよね。

二次創作でウケて、商業コケた知り合いが近くにいる主人公としては、複雑な心境のようだ。

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