はてなキーワード: グルメ漫画とは
グルメ漫画ですら5話に1話はモブとか準レギュラーが出てきて色々と話の筋に絡んでくる。
世界が滅んでる系の作品ですら、昔そこにどういう人が居てどうのこうのって話がしょっちゅう出てくる。
無人島に突然流されたので頑張って生き残りましょうみたいなゲームだと最後まで誰とも合わずに進んだりはする。
あとはただひたすらモンスター撃ったり切ったりするだけのゲームもだけど、これはそもそも物語がほとんどない。
世の中に有る物語は、人間同士の繋がりばかり描かれすぎてるように思うが、それは現実がそうだからなんだろうな。
あれより面白いシーンある?
無いと思うんだけど。
あのシーンは
2 ちゃんと漫画的なハッタリを通した上でそれを行う
3 主人公の天敵である超絶味覚審査員はそれに悔し涙を流しながらも、評価自体は厳正に行う
4 天敵となる審査員がいなければ他の連中はそれをスルーして主人公は負けてた可能性あり
5 主人公が審査員の味覚を信頼したからこそ成立した超トリッキーな戦術
6 なんだこの信頼関係
と漫画的に物凄く美味しい。
まあ他の漫画だけど、コピー能力者相手に「野菜炒めを水につけるわけねーだろばーか!バシャーン」もかなりいい線言ってるけどね。
更に別の漫画だけど、ハゲの「客を信じられなかった」もすげーいいけどね。頑張って自分の夢に向かってお膳立てしてきたはずなのに、その手段として自分を裏切り続けたせいで最後の最後で自分の信じたかったものを信じきれずに負けるという悲しさ。
やっぱグルメ漫画と言ってもバトルである以上は、相手を出し抜いて勝つとか出し抜こうとした結果裏目に出るとかじゃないとあかんわ。
そしてその土台にストーリーが無いとね。
今わかってるアニメ化決定作品が「盾の勇者の成り上がり」「異世界居酒屋『のぶ』」「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」の3つ。発表されてないだけで進行中の物もあるだろう。
ヒーロー文庫だけでも「異世界チート魔術師」「異世界で生きていく方法」「異世界の沙汰も金次第」「異世界迷宮でハーレムを」「異世界道楽に飽きたら」「異世界落語」「康太の異世界ごはん」「チート薬師の異世界旅」「最新のゲームは凄すぎだろ」「隠しスキルで異世界無双」「その最強、神の依頼で異世界へ」とストックがあるらしい。他のレーベルにもまだまだあるんだろね。
後はリゼロとこのすば新作もあったわ。
異世界 - BookLive!
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異世界 最強 - BookLive!
「また若手女性社員をイジメて泣かせちゃった><つらいょ><牛乳石鹸で洗い流そっ☆」という感じなので
電通の上層部が人を殴って「殴った俺の手も痛くて俺だって可哀想なんだ!!」って本気で言っちゃう、これが一般的な感覚で共感されるものと思っている、そういう体質というのに加え
新井主人公のCMは映像監督や演出家がいつもはホラー映画撮ってる人なんじゃないか?
だから普通の映像を作ったつもりでもいつもの癖が出てしまい、脚本も相まって意図せずホラーっぽくなってしまった
ズボラ飯の人がエロ漫画出身だから、グルメ漫画畑に移動した時、本人はおいしそうなスープや肉汁を描いたつもりでもエロ漫画時代の手癖が変えられなくて汁の表現が人間の体液にしか見えない現象みたいな
今これを書くにあたって女主人公の方のポスターをもう一回ググって見てみたがめちゃくちゃ怖い
これを通しちゃうとか普段どぎついサイコサスペンス手がけてて感覚麻痺してるとしか思えない。なんだこの笑顔。どう見てもこえーだろ、冷静になれよ電通。正気の沙汰じゃない。睡眠が足りてないんじゃないか?寝ろ!!
○朝食:なし
○昼食:ごちゃにチキンカレー(麻薬が入ってるんじゃないか? ってぐらい美味い)
○調子
昼まで寝て、カレーを食べに出かけて、来週の食材を買い出しに行って。
○賭ケグルイ1〜7
○賭ケグルイ双1〜4
○賭ケグルイ(仮)1
本編2巻の猫語のシーンをツイッターか何かで見かけて興味があって購入。
女の子が色々な漫画独自のギャンブルで勝負をするかなりシリアスな漫画。
こういう独自ゲームを扱う漫画は、それこそ嘘食いもライアーゲームも好きなので、これも楽しく読めた。
このキャラは普通の人と勝利への価値観が違いすぎるせいで、ゲームがしっちゃかめっちゃかになっていくのが堪らなく面白い。
巻末の広告によると、生志摩さんのスピンオフもあるらしいので、そちらも楽しみにしていよう。
○桜Trick1〜7
4巻ぐらいまでは紙の本で読んでたんだけど、色々あって読めてなかったので、これを機に電子書籍で買い直した。
人が人を好きになる様っていうのは、読んででいて楽しくてほんわかしてとても好き。
中でも、恋人同士でありながら手を繋ぐのすらドタバタ騒ぎになる、るなと玲のカップルは微笑ましくてよかった。
○ルーツビア
最近流行りのグルメ漫画なんだけど食材とか調理よりも、それらに向かう食べる人自身の意思を描く系漫画。
(なんか言葉がうまくみつからないけど、孤独のグルメみたいなやつ)
よくわかる、チェーン店いいよね。
僕が人生で一番面白いと思った漫画「クロスボーンガンダムゴースト」と、
二番目に面白いと思った漫画「クロノアイズ・グランサー」を書いた漫画家長谷川裕一の代表作。
代表作なんだけど、まだ読んでなかったのです。
とにかくすごかった。
もちろん「面白かった!」んだけど、それ以上に、もう作者の強烈な熱意にあてられてクラクラする。
9巻408Pの
何事も一足飛びには変わりません」
のくだり。
どうして強烈に今を生きることを肯定し、全体を俯瞰し上から支配することを、こんなにも強い熱量をもって語る同じ作者が、
その漫画を読んだ事ないからはっきりとはいえんが、その主人公が料理をするようになったら結構違ってくるんじゃね
食べ物を食べる事自体が贅沢という環境では料理文化はあまり発展してないだろうから、一般的な家庭料理をマスターした程度のレベルでも高級料理人になれるんじゃなかろうか
それに地球から食材を嗜好品として輸出するという可能性もあるかもしれん(すでにある設定かもしれんが)
そういう場合、地球で生活して地球の食文化に馴染んでいるという事は母星での就活などにも有利に働くんじゃなかろうか
味覚ってのは基本的に食べないと発達しないし、味覚が発達していない人が上手に料理を作るのはなかなか難しい(不可能ではないが)
グルメ漫画ってことは少なくとも主人公は食べる事を楽しめるキャラではあるのだろう
その時点で料理や食材の目利きを身につける素質の一つは持ってると言っていいと思う
それを活かすかどうかは主人公次第だし、そういう話の展開にするかどうかは作者次第だな
今回は少年ジャンプ+
引火しないから、実質ただのパンチの連打で引導を渡さなきゃいけないってのが物悲しいなあ。
ましてや、それで殴る相手が相手だし、その最中に夢想しているのも悲壮感が増しているね。
何の因果か自分の昔の写真を見てしまっているが、その時の独白がアグニのこれまでの動向を象徴しているともいえる。
アグニは一見すると自分の意志で行動し続けているが、その実は周りの環境や人間たちに翻弄され続け、そこでもがいていることのほうが遥かに多かったからねえ。
それは大なり小なり他の登場人物たちも同じだったけれども、アグニはなまじ非凡な力があった故に、余計に理想と現実のギャップに苦悩している気がする。
そのせいで自分の意志に伴った言動の判別ができていないのかもしれない。
さて、ストーリー的にはクライマックスが近い印象だけれども、ここから更に二転、三転させるのだろうか。
最初は読み切りの一発ネタを、短期とはいえ連載するのは無謀だと感じたし、ましてや飽和状態のグルメというジャンルに片足突っ込むのは見切り発車にも感じたけれども、まあそれなりに工夫していたんじゃないかと。
最後はテーマに真正面からアンサーを出したというか、上手いこと纏った印象すらあるね。
グルメ漫画としてみると今日び満足に足る描写ではなかったし、マッチョの描写に関しても水準はいってても惹かれるほどではなかったけれども、それらを添え物にしつつ『食の本質』をテーマにして描いていると解釈した上で読むなら、割と面白い作品だったと思う。
あくまで、ちょっと斜に構えつつ、一歩引いた場所から見た場合での評価だけれどもね。
登場人物が機械メインな世界観で、今回は人間との違いを側面的にテーマにしたエピソードにしていて興味深い。
このあたりはメタ的に見れば、アイたちが分かりやすいキャラ付けにされているだけで、作劇上の都合と言ってしまえばそれまでではあるんだけれども、それを考慮してもまあ悪くないエピドードかなあと。
人間のズルさというか、一貫性のなさというか、複雑さというか、したたかさというか、その性質の違いを機械と人間とで差別化している感じ。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
いい質問だ。
親子丼は卵と鶏肉を使っているので親子丼ということなのだが、その卵と鶏が親子関係かは真偽不明である。
その親子丼となった鶏肉と卵は、親子ではないが親子としてドラマを紡いだのではないだろうか。
私が読んだとあるグルメ漫画では、「真の親子丼」として本当に親子関係の鶏肉と卵を使った料理が出てきていたが、私から言わせれば全ての親子丼は親子である。
仮にそれら親子丼を、他人丼と呼ぶとすると、「そもそも人じゃねえよ」ってなるしな。
私が読んだとあるグルメ漫画では、「新の他人丼」として他人の人肉と卵管を使うという料理が出てきていたが、私から言わせれば全ての親子は他人である。
エントリーカードはユーザーカードが自分の場に出ているときしか出せない。
ここまでは君も理解できているようだな。
じゃあ、ユーザーカードとエントリーカードに書かれている属性の欄を見ろ。
例えばア属性のついたユーザーカードが場に出ていて、この状態で漫属性のエントリーカードを出したいとする。
この場合は出すことができない。
つまり、場に出ているユーザーカードと同じ属性のエントリーカードしか出せないということだな。
もし漫属性のエントリーカードを出したいなら、追加でユーザーカードを場に出すか、ユーザーカードの属性を変えるトラックカードや新たに属性を付与するトラックカードをバックヤードから取り出す必要がある。
ユーザーカードの中には複数の属性を持つものもあるが、色々と制約があったリスクが高かったりするので初心者にはむしろ使いにくいな。
上級者は複数の属性を使いこなすことも可能だが、ひとまず初心者は属性を統一させたデッキレシピを採用した方がいいだろう。
炎属性に追従系カードを出張させたのか、デ属性をまとめたものが現環境のトップだが、私としては匿名統一テーマも環境に刺さっていると思うぞ。
前回の続きで、そちらをあらかじめ読んでいること推奨。
もっと主観バリバリ、かつ雑に展開させた方が読んでいる人たちもツッコミやすいし、筆者も書くの飽きてきたので今回はもっとテキトーに書いていくことにするよ。
食に関することは基本的に作るか、食べるかだけれども、細分化していけば目の付け所はいくらでもある。
要はコンセプトによる差別化だ。
『胃弱メシ』は胃が弱い人の、『女くどき飯』はデートでキメるとき。
『将棋めし』は将棋で勝つためのゲン担ぎといったように、「食とどう関わっていくか」ということも差別化の一つともいえる。
『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』や、『食の軍師』などといったように食に関する独特な拘りを主体にしたものもある。
他には、食べ物自体は絡むものの、その他の要素に比重を置かれているパターンも。
定番なのが人間ドラマで、『ゆきうさぎのお品書き』や、前回挙げた『甘々と稲妻』などはその傾向が強い。
料理やそれを食べる要素は必ずあるものの、それによって紡がれるドラマが主体なのだ。
これはどちらかというと帰結ともいえ、食べ物そのもののエンターテイメント性の弱さを補完しようとすれば、過剰な演出を除けばストーリーやコンセプトに目を向けることになるのだ。
その点では『ゴールデンカムイ』もその要素を持つといえるが、これをグルメ漫画と認識している人は少ない。
バトルやドラマ、コメディなど、主体となる要素、テーマが他に多くあるからだと思う。
では、食の要素を持ちつつ、食漫画と認識されにくいものには他にどのような例があるだろうか。
完全な持論だが、それは茶化したり、弄ぶことによる“破壊系”だと思う。
代表格は一部の「料理バトル」モノで、過剰な演出とエキセントリックなプロットを突き詰めていく過程で真面目に食べ物や調理を扱わなくなった。
数年前だと『マジカルシェフ少女しずる』という漫画が印象的である。
最近だと『人魚姫のごめんねごはん』という漫画がホッテントリになっていて記憶に新しい。
ディズニーアニメの『リトル・マーメイド』でコックが魚を料理する歌があるのだが、架空の設定で見方を変えさせることで、印象を鮮烈にするというのは手法としてある。
まあ正直ここまでくると、食が関係していてもグルメ漫画というよりはコメディ漫画寄りだから、今回の話で扱うのは趣旨がズレているかもしれないが……。
主張したいのは個人的にこの“破壊”を許容されることで発生する、ジャンルの多様化もあるのではないかということだ。
つまり「破天荒さ」と「グルメ」を両立しているにも関わらず食漫画としての体裁を保った、そんな奇妙な読み味の漫画たちである。
グルメ漫画のほとんどは現実世界をモチーフにしていることが多く、料理もまたそれに準拠している。
だが、それに拘る必要がないのではと思い始める作品も出てくる。
例えば『異世界駅舎の喫茶店』、『信長のシェフ』などといったように、舞台を別の世界にしたもの。
しかし、食べ物まで空想の産物にした代表格は『ダンジョン飯』だろう。
RPGに登場しがちな空想の生き物を材料に、大真面目に調理工程が描かれるのである。
以降も異世界の架空の食物を扱った『幻想グルメ』や、妖怪を材料にした『美味しい妖』などの作品が続いていく。
もはや食漫画は、舞台、調理工程、登場人物、食べ物あらゆるものが多様化したのである。
だが悪くいえば、ほぼ手垢まみれの状態となりつつある、ともいえる。
私みたいに食傷気味になっている人間ならまだしも、様々なジャンルの漫画をそこそこ読んでいる人なら、一つのジャンルの隆盛などあまり意識しないだろうし、漫画自体をほどほどにしか読まない人なら尚更である。
「こんなに食漫画があるんですよ」と挙げても、それらを全部読んでいる人なんてまずいないからだ。
そもそも現代は漫画が供給過多の状態なので、全体を見渡せば食漫画自体はそこまで多くはない。
読み返してみたら「我ながら何書いてんだ」と思ったけれども、たくさん書いて勿体無かったので投稿しておく。
けれども一大ジャンルにのし上がり、隆盛を極めようとしているのは現代だろう。
今回は関連する作品をいくつか挙げつつ、食漫画について考えてみようと思う(グルメ漫画と表現しても便宜上問題ないかもしれないけれども、一応は食漫画で)。
挙げる作品に偏りがあることは容赦して頂戴。
差別化においてよく成されるのが、「食べ物のジャンルを絞ったり、特殊にする」ことだ。
『お嬢様はアイスがお好き』のアイスや、『サチのお寺ごはん』は精進料理。
『ほおばれ!草食女子』の草など、挙げていったらキリがない。
他にも“空想系”があるが、それに関しては気が向いたら語る。
ここで主張したいのは、食べ物のジャンルだけで絞ってもかなりの漫画が今はあるということ。
食漫画は大きく分けると「作ることに比重を置く」か、「食べることに比重を置く」かで、そこから更に様々な要素を付加して細分化されていく。
現在のイメージとしては食べることに比重を置き、料理を作らない漫画の方が盛り上がっているように見えるが、作ることに比重を置いた漫画が少ないかといえばそんなことはない。
『マンガ家 夜食研究所』や『カマドニアン』といった、作り方まで詳細に説明している実用性重視ものも今なお定期的に出てくる。
そこまで行かなくても、『甘々と稲妻』や『新米姉妹のふたりごはん』など、作ることに比重を置いた作品は多いのだ。
なぜかFateシリーズと組み合わせた『衛宮さんちの今日のごはん』といった節操のないものまであるが、教養漫画に人気アニメや漫画のキャラが登場するようなものなのだろうか。
『めしにしましょう』は初回から浴槽でローストビーフを作ったりしており、『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』はゲテモノの調理というインパクトで引き付けてくる。
また、そういう作ることの極致ともいえるのが、いわゆる「料理バトル」だ。
一見するとエキセントリックに見えるプロットだが、エンターテイメントの基本は非日常性にある。
人間にとって身近な料理というものを娯楽漫画に仕立てあげるのに、そういった表現はシンプルな答えであり、必然なのだ。
料理を作らなかったり、調理工程をほとんど描写しない、「食べること」に特化した漫画も多い。
代表格は何度もドラマ化までされている『孤独のグルメ』であることは間違いないと思うが、あれは原作が10年以上も前に世に出て、近年ブレイクした結果新作が発表された希有な例でもある。
最近のだと、初めに挙げた『ごほうびおひとり鮨』、『メシ鉄』などもそうだし、他には『ヒメの惰飯』や『君花さんのスイーツマッチ』とかもある。
あと『ワカコ酒』もそうだし、『おとりよせ王子 飯田好実』なんてのもあったっけ。
さて、このテの食べることに比重を置いた漫画にありがちな要素は何だろうか。
真っ先に思いつくのは、“メシ顔”である。
食べ物を目の前にしたとき、食べ物を食べたとき、食べたあとにする“あの顔”である。
『エンターテイメントの基本は非日常性にある』と前述したけれども、当然これは食べる際のリアクションもである。
エンターテイメントとして、“メシ顔”は漫画の視覚的表現として実に分かりやすいのだ。
例えば『鳴沢くんはおいしい顔に恋してる』の主人公は、女性が料理を美味しそうに食べている時の顔(メシ顔)が好きという設定である。
『めしぬま。』なんて、食べているときの主人公の恍惚の表情がテーマという開き直ったプロットだ。
余談だけれども、欧米には「フードポルノ」という俗語があるらしい。
これは「感動ポルノ」みたいな「ポルノ」の使われ方のようであり、何もセクシュアルな要素が含まれていることを指している訳ではない。
しかし、実際にセクシュアルな要素まで主体にしてくる食漫画もあるのだから笑える。
今回はガンガンオンライン
あー、こりゃ。
異食のグルメ漫画っていうジャンルは否定しないけれども、この描き方ではテーマに必然性がない。
ただのグルメ漫画でも成立する内容。
こういうの読むと、「ダンジョン飯」あたりは設定漫画といわれることもあるけれども、やっぱり練られた作品だと感じてしまうなあ。
何だかフワフワとした概念的なモノが、そのまま敵になったり武具になったりするっていうのが、如何にもグルグルって感じだなあ。
しかも、それがちゃんと後半の攻略のアンサーになるという構成も唸る。
それはリアリティのない理屈ではあるんだけれども不条理感はなくて、あの状態でも最低限の筋は通っているのが可笑しさに繋がるんだよね。
さりげなく会話に発展したり、ちゃんと自分の人格を乗せた話題振りとかしてると、大分打ち解けたなあと感じる。
それにしても、今まで皆無だった姉弟関係に瞬時に気づく人が出てくるとはなあ。
メタ的に見れば気づいてもおかしくなかったとはいえ、分かりそうな理由が端的に「遺伝子が一緒って感じがする」ってのも、それはそれで。
駒の配置やら動かした方やら、初心者がやりがちな失敗とか、斬新な発想とか見てると微笑ましくなるな。
いや、いい大人がそれやると微笑ましいどころではないかもしれないが。
で、天衣の過去判明。
まあ、そのあたりだろうね。
今回はコミックウォーカー
とはいえ紡がれる内容は、大した理屈じゃあないからイマイチのれないけれども。
まあ、結局の所は凡百のグルメ漫画になってしまいやすいのは、このご時世では仕方ない。
どういうコンセプトにしようが、現実世界で食べることを主体にした時点でそれは避けられない。
あれだ、あれ。
とはいっても、設定やらストーリー構成見る限りでは、そういう部分はあまり前面に出ていないという印象だが。
転生、というより乗り移ったって感じなのだろうか。
それとも演技という可能性も提示されていて、その謎含めて展開させていくんだろうかね。
まあ、二次創作に対してどういう対応を原作者がとるかは、客観的に見ればアンサーはないとは思う。
大らかにOKサインを出す人もいれば、あまり好意的な態度ではないが目に付かない範囲内ならば構わないという人、明確にNOという人もいる。
ただ、このあたり原作者がどういう態度でいるかってのは、二次創作のしやすさに繋がるだろうね。
で、主人公がアシをやっている所の先生は、プロを目指すならばオリジナルの同人誌を出すコミティアでやったほうがいいらしい。
なぜなら、元から好意的であることが多い作品を使って描いても自らの実力をはかりにくいから、一から作品を描いて評価されてこそ、だという。
まあ一説には創作のアイデアは既に出尽くしていて、後は組み合わせ次第という説もあるが、それと二次創作は違うだろうしね~、この先生の理屈はトゲトゲしいが理解できる。
その後出てくる別の先生は、どちらがいいとは明確にいえないとフォローしているので、このあたりは正解はないってことなんだろうけれども、こういう言葉の説得力って実績という二文字が重くのしかかってくるから残酷だよね。