はてなキーワード: 親友とは
同性の親友を好きになってしまったぽい。しかも私はデミロマンティック(すっごい親密になった相手にのみ恋愛感情持つ)っぽい。毎日時間できたとき連絡しあってお互いの日常を共有して、悲しんだり嬉しかったりを共有してる。ただネットだけの関係で会ったことはない。
思い返すと今まで好きになった相手、絶対離れたくない、ずっと一緒にいたいと思った相手は男女問わず親友レベルの仲の良さ、でもやりたいと思ったのは男(私は穴付き)。女とは相手が望むならたぶんできるけどしようとは思わない、くらい。想像して一番ドキドキするのはハグまで。それ以上はいらん。
今まで数年友達としてすごく楽しく過ごしてきた。アラフォー同士(子あり)で、今は子どもが第一。私もそれを一番に応援して、絶対に子どもたちと幸せな未来を勝ち取ってほしいし、具体的などうしようって話も一緒に話して子どもたちにも私はけっこう大きい存在になってるっぽい。それをずっと維持したい。好きとかそういうので変な風になってほしくない。子どもたちともずっとママの親友でかっこいい存在でありたいし、好きでいてほしい。それは絶対邪魔したくない。
相手は酔っ払ったときに私は絶対裏切らない、私が大好きだと言う。それがすごく愛おしいし私も同じだし私も大好きだ、ずっと一緒にいようと言う。絶対に好きだしそばにいたいし子どもたちが自立したあとは一番にそばにいたい。一緒にくらそっかって冗談か本気かわからん話もする。ただ相手は性的ノーマル(私も性的にはそう)、私の好き、が相手の重荷になる、違うと思われるのが怖い。この先私よりも大事な相手ができて離れていくのが怖い。でも今のお互いを好きで一緒だ、を崩すのも怖い。ってDTみたいに悩んでる。
来年、会いに行けるようになったら会いに行こうと思ってる。でも今の幸せがそれで壊れないかが怖い。今まで別の相手に会ったってなにも関係性に変化なんてなかったっていうのに。
dxから一緒にやってて当時は互角。forではワイしかってなくてガチ部屋1on1でずっとやってたから、時々親友とやるとワイの圧勝。SPが出て1年くらいはワイの圧勝だった。ワイが強すぎて親友はスマブラをやりたがらないので、しばらくワイはスマブラをおやすみしてた。ほんで、数日前に突然スマブラやろうって誘われたから1on1やったらボロ負けした。50戦やって1勝49敗。ワイに隠して猛特訓してたらしくスマメイトにも登録してレート1800あたりらしい。悔しくて悔しくてワイもスマメイトに登録してやったら5戦全敗。gcコンと接続タップを買ったので次やる時は勝ちたい。
山月記を
「頭脳明晰で大企業勤めをしてた友人がいきなり作家になると言って仕事をやめたが、一作も書き上げられずに失踪した。数年後、たまたま見かけた底辺Vtuberが友人だと気づいた」
と例えたツイートhttps://twitter.com/u68854731/status/1593781437031157761が流行ってるみたいだけど
全然違うでしょう
しかし所詮は保身しか考えない閣僚や政治家たちの小間使いであることに萎えてきた、って感じ
「下吏となって長く膝ひざを俗悪な大官の前に屈するよりは、詩家としての名を死後百年に遺のこそうとした」と書かれている通り、
政治家に尽くしても空しいだけなので、それよりも自分自身の名を残せる生き方をしたかった、ってこと
今の時代は詩人になっても名は多分残らないので、例えるならば純文学作家になるかもしれない
作家と言っても決してベストセラー作家になって一発当てて大金ゲット!とか思っていたわけではない
「一作も書き上げられず」
これは全然違って、例えるなれば「芥川賞にノミネートされたけど受賞を逃した」くらい
いまそこそこに評価されるくらいなら十分だけど、歴史に名を残すレベルからは程遠かった、ってこと
ここが一番ダメ
ところが前は国家のエリート官僚だったのが、今度は現地採用職員とか、地方公務員で戻っている感じ
その状況にプライドが耐えきれなくなって、こじらせて人じゃないものになってしまった、ということ
その人じゃないものというのが今で言えばvtuberとかじゃなくて、ネット論客とか、駅でぶつかりおじさんとか、悪質クレーマーとか、その手の類かと思う
歴史に名を残すだけの能力が自分にあったわけではないことに気付いたのに、少しでも今より良い作品を生み出せるよう努力するでもなく、今活躍している商業作家を俗物と批判し、エリート官僚や政治家を犬畜生と呼び、今の自分の状況を認められず社会を恨んで大暴れしている、こじらせたやばい人になってしまったんだ
で、今日も駅で上等なスーツ着てるおっさんにジュースでもかけてやろうと思って近づいたら、それがかつての親友だった
一瞬、我に返って自分語りをしたあと、最後に書いた小説の原稿(文芸誌に載せれるか載せれないかレベル)を友に託し、俺はもう戻れないんだと言って雑踏に消えていった
そんな話なんだよ
簡潔にまとめるなら、
「エリート官僚だった友人が文学史に名を刻みたいと言って仕事をやめたが、芥川賞を取れずに断筆し、その後は地元の駅やネットでの過激な言動でヤバイ人として有名になってしまった」
あたりかな
あらすじ:
1920年、インドの民はイギリスの植民地として圧政に苦しんでいた。
森で生活するゴーンド族の少女マッリは幼いながら卓越した芸術センスの持ち主で、村を訪れたイギリスの総督一向をもてなしていた。
しかしそれが仇となり、総督の妻に気に入られ無理やりデリーに連れ去られてしまう。
ゴーンド族は温和な民であったが仲間に危機が訪れた時、虎にも屈せずに仲間を助けると噂される羊飼いという存在があった。
羊飼いの青年ビームはマッリを救うため、仲間と共にデリーへと向かう。
そして時を同じくして、インド人でありながらイギリス政府の警察官として内なる炎を秘めて立身出世を目指すラーマの姿があった。
ビームとラーマはひょんな事から強い絆で結ばれ、互いを兄弟同然に呼び合うほどの親友となる。
はたしてビームはマッリを救い出すことができるのか?
イギリス政府に忠誠を誓い職務を遂行するラーマの本当の目的とは?
総評:
正体隠すんじゃなくて、全員の立場に立って考えることが基本だからだよ。
そこでできないなって思うことは止めるのが左翼というかリベラル。
だから正体をぼかすほうが自然。自分の立場は二の次だし、二の次に出来る精神が大事だから。
自分が女性だったら、もし自分の最愛の子供が女だけで、そして医者になりたがって必死に勉強したのに点数操作で落ちたら、学校の行き帰りに胸が大きいせいで痴漢にあったら、そこで月曜ナンチャラの広告をみたら、いやじゃん、そういう考え方だよ。
うるせーー!俺は韓国人じゃねえからいいんだよ!大事なのは日本人!なぜなら俺は日本人だから、が右翼思想だと思う。
自分を基準として近いものだけを大事にする。だから正体を明かすのが自然。
この増田読んでずっともやもやしてたんだけどようやくわかった。
この増田はまあ確かに合ってるところもあるけど、根本的にファンを数字でしか見てなくて質を無視してるんだよ。
だから「ぼく勉に話の良さを期待していたファンなどほとんどいなかったのだから、話の出来が悪かったから盛り下がったのだという主張は失当である。」みたいな的外れなこと言うんだよ。
1個ずつ反論するわ。
これはまあそうだね。好きなキャラのルートしか読まない人も少なくないだろうから読者が減ってくのは同意する。しょうがないよね。
これは半分詭弁だと思う。確かに本編の内容と関連付けて語ることはなくなるかもしれないけど、それだけじゃないじゃん?
考察みたいな頭使うことしなくてもここのキャラが可愛かったとかこのシーンが好きとか普通に語れるじゃん。
それに1人しか好きなキャラがいなかったら他のキャラのことは冷めた目になるかもしれないけど、大体のファンって箱推しじゃない? 1番好きなキャラがいても次に好きなキャラがいるとかみんな好きとかが普通でしょ。
ギャルゲーだってあるヒロインが好きだとしても、他のキャラのことも普通はある程度語れるし、いいよねって他のファンとも言い合えるじゃん。
ぼく勉でそういうことを語る人がいなくなったのは単純に話がクソでみんな離れてったからでしょ。
パラレルルートの始まりにヒロインを脇役にして今までに1話しか出てない幽霊とサブヒロインメインの話されたら誰だって呆れるわ。
文乃にしても本編ですでに許されてるのにまた許されないだの何だの言い出しても結果わかってんだから緊張感ないし、怠慢も生徒と教師とかいう旨味をかなぐり捨てて教師同士の恋愛とか誰も求めてないことやりだすし。
唯一良かったあしゅみーだって離島で大人になった後の話で、成幸の父親とあしゅみーの父親が親友でしたとか無から湧いた設定まで出てきて今までのぼく勉と何の関係もねえじゃん。成幸の父親も町医者に手術しろとか頼み込むアホになって株クソ落とすし。
たとえパラレルルートで読む人数が減ったって、この辺のストーリーが良ければその話で盛り上がれるよ。
たとえファンが減ったとしても語りたいと思える内容ならそういうファンが盛り上げてくれるんだよ。ファンの質ってそういう意味な。
単にストーリーが良くないからこんな思い出共有したくなくて盛り下がっただけ。
これはもう詭弁じゃね?
「中途半端に与えられると足りないものが目についてしまう。半端な救済は逆に恨みを買ってしまう」とか「それまでの話にいくらいいシーンがあったとしても、個別ルートの出来が良くなければ満足されない」とか抽象論で言えば確かに正しいけど、じゃあ具体的な満足されるラインって決して「全教科満点取れば入試に受かる」ほど高くないでしょ?
理珠派 ほぼ関城さんがメインで理珠がサブ扱いなので不満の声が目立つ。
文乃派 話自体にはそれなりに満足しているがパラレルがなければ本来は文乃が勝っていたはずだという幻想に縋って不満が渦巻いている。
あすみ派 とりあえずやってくれたことに満足している。
これを例に挙げてるけど改善点なんて明らかじゃん。
うるか→花火のアップで終わらせない、サプライズの発表にしない、ちゃんと正史だと言うか言わないなら他と同じ扱いにする。
理珠→関城さんじゃなくてちゃんと理珠がメインの話にする。
文乃→そもそも焼き直しの話をやるから本来は勝ってたとかいう不満がでるんだから焼き直しの話にしない。
真冬→生徒と教師のままにする。(マガジンで女教師と男子高校生の恋愛なんかいくらでもやってんだから少年誌じゃ無理だとかいう妄言はやめろ。作者が逃げただけだ)
このあたり普通にやってればファンは満足するわ。こんなの誰でもできるぞ。
評判いいあしゅみーのルートだって成幸の父親筆頭に細かいとこ粗だらけだけど、あしゅみー好きみんな満足してるしそれ以外のファンもいい話だとか言ってるだろ。
誰もぼく勉に非の打ち所がないストーリーとか求めてないんだから、なんとなくそれっぽい雰囲気の話が読めれば満足するんだよ。
誰でもできることを作者が出来なかったから呆れられてるだけなんだから、あたかも実現不可能な高いハードルかのように言うなよ。
ぼく勉が盛り下がったのはパラレルストーリーが悪いわけではなくぼく勉が悪い。
パラレルストーリーでどんどん読者が減っていくことは確かだけど、それでも残るファンはいるし、残るファンが語れるようなストーリーをやれば盛り下がるだけにはならない。
そして残るファンが満足するようなストーリーをやることは決して高いハードルではない。
ファンなんて元々作品に好意的なんだから、よっぽど酷いもの出されなきゃ普通に歓迎するわ。
ぼく勉はそのよっぽど酷いものを何度も見せられたからファンが呆れて見限られただけ。
「ぼく勉に話の良さを期待していたファンなどほとんどいなかった」かもしれないけど、それでも80点のようないい話の期待じゃなくても赤点回避の30点くらいの期待はしてたんだよ。
その程度の期待に応えられなかったのはぼく勉が悪いでしょ。
パラレルストーリー自体はラブコメ漫画の新たな可能性なんだから、ぼく勉のような失敗作を例に挙げてパラレルストーリー自体を否定するようなことをしないでほしい。
まあ信頼を切り売りする手段なのは間違いないから、一度パラレルやった作者が次にラブコメやったときにまたパラレルやるんでしょって思われたら熱心な読者はつかないかもしれないけど。
あとついでに人気がないからメディアミックスのボイスドラマ打ち切られたって書いてたけどこれは間違いだから。
うるかの分は単に元から作る気なかっただけ。アニメで3分位やったでしょ? 作者にもアニメサイドにもあれで十分って判断されてんの。
自分の考えた話を別物に改変されたあれで十分って判断する作者なんだから、話にこだわりないのわかるよね。
中身じゃなくて体しか見てないじゃん。
男の性欲は、ぶっちゃけ女体に欲情するので、中身が元男だろうがなんだろうが、美少女ならOKなんだよね。
そして、中身は美少女ならきっと中身もイイに違いないって思っちゃうの。
女のセックスに興味があるから、つい、プレイとしてやってしまう。
するとめくるめく快感を味あわされて、本人の意思とは無関係に、脳が男を好きになってしまう。
これはめちゃくちゃ定番の展開やね。
>女の体に興奮してるだけなのを萌えるシチュみたいな扱いしてるのがキモいし
心は男なのに親友に興奮されて、内心キモいと思いつつ「しょうがないなぁ」ってヤラせて上げてるTSF側に萌えてるんだよ。
女体化した途端男好きになるシチュが嫌いなのは同意。女の身体の快感を覚え込まさせる描写は絶対に欲しい。同人誌といえども段階は踏むべき。
俺は逆に、コミットメントのないセックスなんてカスだ、セックスはコミットメントがあるからエロい、と思うんですよね
コミットメントなしのセックスって、要は、ガとかが交尾してんのとおんなじだろ 本質的に
ガの交尾よりは、ライオンの交尾のほうがいいじゃん 見て嬉しいじゃん
ライオンのこと基本的にほぼ知らないんだけど、なんかハーレムを形成してるイメージがあんだよ
つまり一種の家族じゃん セックスによって関係が生まれ…るのかは知らないけど、セックスをインボルブする関係が続いていくってことだ
俺の性的嗜好の話なんだけど、俺は結局、「一線を超える」シチュエーションが好きなんだ、ということが、最近わかってきたんですよ
NTRがすげー好きなんだけど、寝取られる方に興奮してるんでもないし、寝取る方に興奮してるんでもない
NTRはさあ、セックスによって生じる人間関係の変化がでけえんだよ そこに興奮してるんだ
わかりますか?
たとえば、すでに付き合ってるカップルがよ、日常のセックスをする これによって人間関係に変化が生じるか?っていうと、まあまったく生じないってことはないんだろうけど、誤差じゃん
そもそもね、人間どうしの1回目のセックスっていうのが俺は好きなんだよ 「セックスしたことない2人」から「セックスしたことある2人」への不可逆な変化!
まあ、セックスって大したことじゃねーし、そんなんを気にするのは非モテ・キモ仕草!と言われればその通りなんだけど、うるせえ!死ね!
とにかく、その、関係に多大な変化をもたらす1回目のセックスに、さらに、正式な恋人との関係の変化までついてきちゃうのが、寝取られセックスなわけじゃないですか
ひとつのコミットメントが破壊され、新たなコミットメントが生まれるわけですよ
整理しよう
これがいわゆるコミットメントなしのセックスで、俺的には全然興奮しねー
今後やっていくぞっていう、約束、関与、献身、そういうものを含んだ、意義あるセックスだ いいですね
だから興奮しないですか?
だから興奮するんだよな
そうなんだよ
俺はセックスそのものじゃなくてコミットメントに興奮してんだよ
Pornhubなんかを見てると、たとえば、親友とついにセックスとか、ステップシスターとついセックスしちゃったとか、そういうタイトルの動画がたくさんある
でも、そういうタイトルづけをするのは、つまり、コミットメントを外から文脈で補っているんだ
この2人はセックスしている→フーン、それで?
この2人は兄妹だが、このセックスを機に関係が変わった→マジ?!?!?!?!
いいですか
ショタが女の子になれる工場があっておっぱいつけてちんこ溶かして女性器に変化させれば完了!っていう話なんだけど
先に女体化したショタがおっぱいだけ付けてちんこまだ溶かしてないショタに「まだ童貞だったからお前で卒業したい」っつって隠れて親友同士でハメるの
でオチは工場職員にバレて3ヶ月おっぱい付いた男性として生きなさい!ってなって女性としてチヤホヤされる親友を尻目に中途半端に女体化してゴリゴリの雄の群れに入れられて「トホホ〜もうむっさい雄はこりごりだ〜」でレイプされずに終わるって話
全ての現象が俺らの5手くらい先のストーリーで感心する。現実で法案決まって施行されてもまた違う問題とかズルするやつ出てきて違う問題になっちゃうみたいな話を創作出来る人ってすごいよね。
ブスな友達の自撮りがインスタグラムのストーリーで流れてくる。親しい友達限定の公開にはなっているが、スクリーンショットが拡散され今ではクラスのほとんどの女子が見ている。
目から下をスタンプで隠したり、ちょっと自虐するような一言を添えたりして大量のピンナップが流れてくる。つぶらな離れた瞳、肉の厚い輪郭、重めのショートボブ、大きめの鼻。今日も昨日と同じ変わり映えしない顔が流れてくる。
「ブスがよー」とあの子の親友が言っていたことを知らないだろう。今日も私はスクリーンショットを撮って、ブスの友達の自撮りを会話のネタにしている。
もう何年も前の話。
高校生のとき、飼っていた犬が死んでしまった。といってもその死自体は決して不幸なものではなかったと思う。中型犬で十数年生き、最期は膵臓を悪くしたのが死因だった。老犬で体力が落ち、毛に白いものが混ざっていたけれど、死んでしまう一ヶ月前くらいまで元気だったから、私たち家族にとっては呆然としてしまうほど急な死に思えた。
餌をあまり食べなくなり、獣医に余命いくばくもないと診断されてから一ヶ月。まだ今日は大丈夫かな、明日も生きているかな、と心配しながら毎日を過ごしていた。物心ついたときから一緒にいた犬だったから、残り少ない時間を少しでも長く過ごしたかったが、終わりは急にやってきた。
家族の中で朝一番早くに起きる母が、「死んでる」と悲鳴のような声をあげて、家族全員が飛び起きたのを覚えている。犬の身体はまだ暖かかったが、呼吸も鼓動も既に止まっていた。
家族全員で泣きながらお別れを言って、クリスチャンの父が祈りを捧げるのに合わせて私も冥福を祈った。プロテスタントの両親を持ち、ミッションスクールに通いながらも無宗教を自称していた私は、そのとき初めて真剣に神に祈ったと思う。
それから両親が犬の亡骸を葬儀場へ連れて行くことになり、私含む子どもたちは学校へいくことになった。私は一限目には遅刻することになってしまったものの、当時の担任が優しい先生でお叱りを受けることはなかった。「私も昔飼っていたゴールデンを亡くしたことがあるから、気持ちはわかりますよ」と言ってくれた。
学校に着くと、明らかに泣き腫らした顔の私を見て友人たちは心配してくれたようだった。「犬が死んでしまって」と事情を説明すれば、それぞれ慰めてくれた。心中では「犬が死んだくらいで大袈裟な」と思っていた子もいたかもしれないが、それを表面に出さないくらいには優しく思慮に溢れた子たちだった。
悲しい、さみしい、と私は泣いた。たぶん目の当たりにした死のショックも多少はあったが、当時の私にそれを言語化する余裕はなかった。一番近い感情をとにかく口に出して、涙で感情をやわらげようとしていた。
「そんなに寂しいなら新しい犬を飼えば?」
不意にそんな言葉を突きつけられて、頭を殴りつけられたような気になった。言ったのはずっと同じ部活で、部活外でもつるんでいた子で、親友だと思っていた子だった。なんでもない、ただのアイデアのように投げつけられた言葉があまりにもショックで、私は言葉を失った。
いや今朝犬が死んだって大泣きしてる子に、「次の犬飼え」とか言う?寂しいって言ったから?犬が一匹からゼロ匹になったのが寂しいとかペットがいないと物足りないとか、そんなニュアンスで言ったと思ってんの?お前知ってるよな、私と十四年生きてきた犬だって、弟みたいな存在だってずっと話してきたよな?知ってて言ってんのかよ頭おかしいのかこいつ?ーーとさまざまな言葉が頭を駆け巡って、出てきたのは「は?」だけだった。そのあとはたぶん、休み時間の終わりとかで会話は打ち切られたのだと思う。
ただ、煮えたぎるような怒りはずっと収まらなかった。ただの何気ない提案、空気読めないあたおか人間の言葉、私の反応が大袈裟すぎる、そう考えようとしても無理だった。怒りのあまり数日後に母へぶちまけると、「まあ猫飼ってる人は感覚が違うのかもね」という苦笑ぎみの反応が返ってきた。
猫ならいくらでも代わりがいるのか、家族だと思えないペットなのか、死んでも悲しくないのか。だったらあいつの猫も死んでしまえばいいと思った。実際、手を下す気概は無かったのでただ死を願うだけだったのだが。猫が死んでどんな反応を示すのか見てやりたい、憔悴して泣き叫ぶなら私の気持ちを思い知ったかと笑ってやるし、ショックを受けないとしても溜飲が下がる。とにかく私は「思い知らせてやりたい」という気持ちでいっぱいで、なんなら今でも思い出すだけで腑が煮えくりかえるほど怒りは持続している。猫はかわいいけど奴の猫は死ねと思っている。
ただただ猫の死を強く念じたとき、高校生の私の頭に思い浮かんだのは「これが呪いなんだな」という実感だった。誰かの冥福を祈った口で誰かの死を願う。直接手を下せない相手に、どうにかして死や苦しみを与えたいという卑怯で陰湿な感情。憎い相手そのものではなく、その大切な存在を苦しめることで傷つけてやりたいという憎悪の発露。そんな人間の目の前に呪いの方法が示されていたら、「私にはこれしかない」と飛びついてしまうことだろう。
あたおか人間とはその後特に決別することもなく、無難に高校生活を過ごしてそれっきりだった。Fラン大学に進んだようなので、就職なり社会人生活なりで死ぬほど苦労して病んでればいいと思う。
「人の顔が覚えられない脳の病気です。」
高次脳機能をつかさどる部位の脳障害によって起こる。顔を見ても誰の顔かわからず、個人の識別ができなくなるといった症状を引き起こす。
側頭葉・後頭葉にある顔領域と呼ばれる部位の障害が関係している。顔領域が人間の顔を認識する。
顔領域には、相手の顔を識別する紡錘状回や相手の表情や視線を解釈する上側頭溝、相手の表情によって情動・感情を喚起する扁桃体などがあり、協調して認識する。敵と見方を瞬時に認識したり、社会生活を潤滑に送るために人の進化の過程で発達したと考えられる。
相貌失認の分類
1: 先天性相貌失認
胎児期の脳形成の過程などで人の顔をすばやく認識する機能が低下する。100人に1人程といわれている。多くの人は、自分が相貌失認であることに気がついていない事が多い。
2: 後天性相貌失認
事故や怪我、また動脈硬化・脳梗塞・脳出血・脳腫瘍・加齢などでその部位の脳機能が傷害することによって起こる。
一般の人は多くの人の顔を覚えるために、目・鼻・口の特徴を瞬時に判別し、無意識のうちに分類して記憶している。このような機能が低下しているために、髪型や顔の形などの情報や、体型や性格、においやしぐさ等を総合的に捕らえて認識する。そのため、家族や親友などの認識ができるため、先天性相貌失認の患者さんが気がつかないことが多い。アルバイトや社会に出てから客商売などをする事によって適性がない事などから気がつくこともある。後天性相貌失人の中には症状がひどい場合、家族の顔を認識できない事もある。
映画・特に外国映画等で登場人物の顔を覚えられずに、ドラマの内容がわかり難い。ビデオなどで何度か見直してわかるようになる。漫画などは、顔や体がデフォルトされているため、認識しやすい。
客商売において
アルバイトやパートなどで、何度もきている人の顔を覚えられない。さっきあった人が戻ってきても同一人物と気がつかない。ただし、長く続けていると常連を顔以外の全身的な特徴やしゃべり方や性格や雰囲気などで個人を覚えることができる。
相貌失認は、脳の顔領域の障害や機能の低下によって起こる。人間は進化の過程の中で、顔を瞬時に見分ける能力により相手を敵か見方かを判別できるように進化してきた。そのため、顔だけが識別できない。
基本的には治らない。特に先天性のものの治療は確立されていない。顔以外の情報で相手を認識するトレーニングが必要である。トレーニングで、映画を楽しんだり、接客業をこなすことは十分可能である。
一方、後天的相貌失認の場合、障害部位が原疾患の治療により、治ることはある。たとえば、脳腫瘍が顔領域を圧迫していて、相貌失認となった場合、脳腫瘍を手術などで取り去り、物理的に顔領域の障害が回復すれば劇的に改善することがありえる。
いずれにしても原疾患の治療に加えてトレーニング療法がお勧めです。
最終的にコミュニケーション障害の主人公娘が立派なパイロットに育ったら悪の根源から忌まわしい過去を告げられて親友の呼び声を受けるも闇に落ちてそのサブ主人公の親友の献身からなんか全体をリセットする方向にいくんでしょ
人間としての機能は足りてないけど道具としての技能が優れたひとがたの成長して人になったらおかしくなってしまう話みんな好きだよね
なんか途中のいかに不幸な設定を魅せるかみたいなおきまりの展開がだるいので今はみないですけど
最終的に全部ぶっこわして「これでよかったんだ」って言うあのどう考えてもよくない展開は私も好きなので最終話あたりまで溜まったらまとめてみたいです