はてなキーワード: 起業支援とは
やっぱり起業は危ないんだよ。まず失敗するんだよ。
そして、起業するやつなんか人の話なんか聞かないもんだ。何か他の人と違うものが見えている。その差異こそが今までなかったビジネスだ。
そのパラドックスはどうしてもある。めんどくさいやつでもある。他のやつ見ても我ながらでも。
オレは馬鹿だったから、まともにやればうまく行くのにって奴に口出ししすぎて逆恨みされ、こちらのビジネスまであやうくされた。
そいつに「悪口」を言うのが嫌だと回りの人間は離れていった。「悪口を抑えておだて係でいろ」という奴らに腹をたって、人間関係全部切った。
まあ、当人に通じないと思ったら、すぐに切るべきだったんだろうけどね。人脈はなくなった。人へアドバイスするなんてのはそんなものだ。
うん。起こしちゃった起業家へのサポートなんてみんな恐る恐るだ。ストレスたまってるから基本人の話を聞かないし、ちょっとした事でも逆恨みされる。
時間もない、金もない。役所は不正を疑う、銀行、VCは確実な売上を願う。誰も助けてくれない。
そのくせ「起業を盛んにして景気をあげよう」なんて夢物語を夢見てるのはわかる。
んなもの、起業するようなビジネスなんてめちゃくちゃ小さいから、不景気であっというまに吹き飛ぶんだが。
それでもやると決めて役所に20万円払えば、始まる。
半分は知識を請いたいというのがあるけど、半分はやはり起業支援、起業を取り巻く人というものの胡散臭さではある。
経路がわからないというより、信頼を持って手伝ってくれる人がいるか?これから先現れるか?そもそも、そんなもの期待せずに進みたいということではある。
残念ながら僕のもITは絡むけど、ITよりは開発資金と時間がもっと大量にかかる。けど、国好みのネタではあるから国の金は狙える。
けど、企業の立場でやってるとどうしても調達できる選択肢が少ないわ、結果を出すための期間が異様に短いなと。
融資に2−3ヶ月、人を育てるのに3ヶ月なのに、1年以下で結果を出すのを求められる。その上で公費の手間も入る。
人を使うためには設計と目的をきちんとすれば使えるかもしれない。けど、その体制を整えるにも手間がかかる。
自分一人であれば、落書きレベルと、大雑把な勉強を元に、このあたりざっとこんな感じか?で整えて突っ走ればいい。
けど、人を絡める、かつ、それで手伝ってもらうのが大手企業だと厳密な書類を整えて、それで動きが遅いとかが見える。
更に、僕自信大雑把な勉強の積み重ねでやってるから、能力不足見透かされて馬鹿にされる。馬鹿にされるのだけならともかく、邪魔や仕事にならない懸念がある。
僕も設計能力も勉強してるが付け焼き刃。リミットがある中で試作を次々作ってるから、ところどころ厳密にせずにやり続けている。
結局、右も左もわからんような部分は、恥かいても構わんようなオレのような馬鹿が突っ走って、預けれる部分を切り出して、人に預けるしかねーよなと思ってる。
アカデミックポストで、ポスドククラスの肩書がとれた上で狙える助成であれば、はるかに幅が広い。
むしろ、今能力不足なのはわかっていて、時間さえかければ技量を身につけられるとも思う。完成もできる。
アカデミックポストとしての研究であればきちんとしたものが狙える。
自分自身の事業としてやるより、確実にまず完成させてこういう可能性が世の中にあると示し切るのが大事なのかな?という気もする。
ということで、経路を作っても、時間が足りなくて、やってくれる人がいないと役に立たないんよね。預けれる人がいないからルートは役に立たない。
起業を進めたいという人の胡散臭さといえばそうだけど、やっぱりITだよね。投資もいらないし、雇われの自己資金でできるから。
で、起業家のスタンスの人か。うん。たしかに、その範囲で支援できる範囲でやるのならあなたは正義なんでしょう。
まあ、あなたがITで支援したいというのはわかる。けど、昔ITベンチャーブームがあって、けど、それが後の大量のブラックIT企業を産んで、
前項で述べたように様々なマネジメントスキルなしで、いや、マネジメントがなくても、なんとか物を完成させようとしてブラックになったんだよなとも。
でも、前にも述べたとおり、日本人は人のアドバイスを聞かないし、指摘もできないから、
あなたが途中で見捨ててさらに多くのブラックIT企業が作り続けられるのかなという気もする。
ごめんなさいね。貴方自身に夢があってやってるというのもわかる。今少し修正したら幸せになる人がいるかもしれないというのもわかる。
僕自身自分の足元が固まっていないのにしてはいけないというのもわかるけど、では、成功した暁にまた誰かを支援したい?というとどうだろうと思ってしまう。
気が早すぎるが。
ベタに、サクラダファミリアとかグエル公園とかを回っていて、ほぼ電車で移動をしていた。
とある場所で電車にのり、次の目的地に向かおうと思ったら、電車がめっちゃ混んでいて、みんな旗を持っている。
「サッカーのチームの旗かな?サッカーの試合でもあるのかなー?」と思っていたくらいのノリだった。
ある駅で大半の人が降りていったので、興味本位でついていった。
地上に出ると、都内の花火大会くらいの混みっぷりで、みんなが同じ方向に向かって歩いている。
「やっぱり本場のサッカーの人気って凄いなー」くらいでしか思っていなかったのだが、
10分ほど一緒に歩いてみても、サッカー場が見えるわけでもなく、パブリックビューイングの様相もない。
周りでは「イ!イナ!イナビカチオ!」と、叫びながら老若男女問わず歩いている。
サッカーの雰囲気でも無いような気がしてきたので、隣で歩いていた人に片言の英語で聞いてみた。
すると、彼も片言の英語でこう答えてくれた。
「カタルーニャ地方は、昔から独立をしたいんだ。今日は独立のデモなんだ。」
「イナビカチオってのは、英語でいうとインディペンデントの意味なんだよ。」
衝撃が走った。
彼と話したあと周りをみた。
孫と一緒に参加している老人や、家族連れの人たちも皆「イ!イナ!イナビカチオ!」と独立を叫んでいた。
サッカーの旗だと思っていたものは、カタルーニャ地方の旗印らしい。
住民が一丸となってスペインからの独立を願っているのは、日本だと見ない光景だなと。
日本だと一部が騒ぐだけだと思っていて、冷静に見ている自分がいる。なさけない。
そのようなことを考えていたら、何故か自然と涙が出てきた。
というか、号泣していた。
感動・熱量・落胆・反省、色々な感情が一気に出てしまったのだと思う。
カタランに囲まれたアジア人が1人で号泣しているのは、不思議な光景だったろう。
後ほど調べたら「2010年カタルーニャ自治抗議」というらしい。100万人近く集まったとのこと。
後日談だが、
その勢いもあり、日本に帰って某政治塾に応募した。ある程度の倍率のなか受かった。
入塾式で周りを見渡すと、初対面同士だがチラホラ会話が聞こえる。
大半は男女の会話で、女性の周りにいる男性が声をかけた感じだろう。
入塾式での男性同士の会話はほぼなかった。
それを見て、なにか落胆したものを感じてしまい、塾を途中で辞めてしまった。
だが、今もその政治塾の人とは交流はあるので、行ってよかったとは思っている。
たまにこの経験を思い出し、自分にはなにが出来るんだろうと思うときもある。
経済的に、この国を盛り上げていく方が向いているんだろうなとか思ったので、
今はそれに近いような会社をやっている。起業支援・成長支援等が生業だ。
自分へのリマインドを兼ねたメモとして、この経験を増田に投下しておこうと思う。
カタルーニャがんばれ!
この本質は次の通り
・経済成長しない
もちろん政策としては金のバラマキ。
別にバラマキが悪いわけじゃない。
政府、つまり金を動かせる偉い人たちが集まって議論すると、必然的に
「国としてはベンチャー支援している人を支援しよう」という話になる。
で、じゃあ誰に金を渡すか?、という話になる。
という人が世の中に増え始める。
密室から漏れ出したカネの匂いが、頭の良い人達のハナでくんくんと探知される。
政府に対して「こんな成功事例がでました」という話を見せるためには、
いろいろな創意工夫がなされる。
まず金が余ってるか業界の疲弊にあえぐスキの多い業界や企業の動向に目をつける。
いいベンチャーがあったら買いますよという立場の人が、必ずいる。
次に、その分野で元気のいい学生を見つけ、金を渡して株を買い、プロダクトを支援する。
次に、いい具合にプロトタイプができたら、メディアのコネでお祭り騒ぎにさせる。
雑誌に載せ、新聞やらテレビに出す。雪だるま式にメディアに取り上げられる。
メディアは慢性的なネタ不足なので、とびつくネタには多数のメディアが飛びつく。
その他色々な方法で、これがイノベーションである、という絵を作り上げる。
例えばクラウドファンディングで何百万の金を集めた、という事実を作り上げる。
そして頃合を見て、出口にもっていく。
「こんなベンチャーあるんですけどねー」をチラチラさせ、
バクっと食べてもらう。
それだけでそれなりに美味しいけれど、同時にベンチャー支援の成功事例が手に入る。
私達に任せればイノベーションはokです、という形さえ手に入れば
あとは雪だるま式にカネは集まる。
ちなみに食わせるためには、色々な方法がある。
買収する側の企業の担当者にカネが流れる構造をうまく作るとか。
つまり、柏駅で貧乏で夢を追うシンガーソングライターに
音楽やら化粧の仕方やらを叩き込み、客がつくかどうかは関係なく、
この絵は普遍的で、世の中そこらじゅうにあふれている。
ラーメン屋を流行らせるために行列をわざと作らせるのも同じ話だ。
あの株価が吹き上がったという話を聞いた有象無象の個人投資家が
乗り遅れるな、と買いつけると、ほどなく暴落する。
すべてが飽食の時代だ。
うまい食い物も、快適な衣食住も、付加価値も、すべて行き届いた。
民は何も欲しない。
信用収縮でどんな財も消えそうで怖い。
世界は深刻なカネ余りだ。
みんなが求めている「イノベーション」
手持ちのプログラムをちょっと手を加えれば作れそうだったので作ってみた(総工数0.5MH)。最下位2つが404になってたおかげでちょっと変なことになってるけど、だいたいこんなもんかな。いわゆるホッテントリーに上がる記事を大雑把に分けると、
に分かれる(勿論ミックスもあるけど)。諸君が『くだらねー』と思っている、エクセルだの英語だの簿記だのは後者だな。ただ、はてブはSNSとして機能している側面もあるけど、SBMが本来の目的である以上、インフォメーション系の記事も当然上位に上がってくる。まあ、ブコメが盛り上がっている何か?を表示出来るようにしたいんだったら、日曜プログラミングでちょろっと書けば?と思う今日このごろ。
ブログに書くほどの話じゃないので、スペースお借りしますm(_ _)m
増田のものは増田に、というわけでちょっと気が早いけど、ことしの増田ランキングをお伝えするぜ!基本的なお約束はトラックバック元を見てくれ。なお、高速化のために、
させて頂いているので、ほんによろしゅう♪
年月 | ブクマ | スター |
---|---|---|
01月 | 22964 | 15000 |
02月 | 23689 | 14865 |
03月 | 24325 | 18393 |
04月 | 22190 | 18358 |
05月 | 26208 | 21127 |
06月 | 29722 | 32095 |
07月 | 31020 | 26995 |
08月 | 29680 | 28640 |
09月 | 33924 | 34595 |
10月 | 27361 | 26418 |
11月 | 33787 | 32554 |
12月 | 22384 | 24650 |
まずは全体の月次推移から。ブクマ数・スター数とも、概ね増加の傾向が見て取れる。
カテゴリ | 件数 | ブクマ | スター |
---|---|---|---|
世の中 | 111 | 32377 | 32416 |
政治と経済 | 57 | 21520 | 12940 |
暮らし | 785 | 184272 | 172097 |
エンタメ | 52 | 13396 | 8581 |
学び | 48 | 12131 | 8652 |
テクノロジー | 86 | 23889 | 18639 |
アニメとゲーム | 136 | 26071 | 23535 |
おもしろ | 68 | 12323 | 15006 |
お次はカテゴリ別データ。すべての面において、『暮らし』が圧倒的に強い。記事あたり平均スター獲得数でいえば、『世の中』も中々強い。
ベスト30まで拾ってみた。URLが紫色のも何件か。しかし、ベスト30でブクマ数863って少ないなあ。1000超えはベスト20以上。
お次は、記事ごとのスター数集計。なお、カラースターと同一ユーザーからの2個め以降のスターはカウント外。こうやってみると、『ブクマを集める記事』と『スターを集める記事』が一致していないことがよく分かる。
2319users
スポーツくじで7億当てたという増田に対して、どのように運用すべきかアドバイスしている記事。
1477users
小説っぽい語り口でおすすめのジャズが紹介されている。続編もあり。
1471users
出、出たー! はてブ名物「誰も学ぶ気は無いくせにホッテントリ入りする英語学習エントリ」だー!
1437users
1359users
東京五輪エンブレム騒動に絡んで、デザイナー視点から佐野研二郎氏を語った記事。あの頃は増田でも連日この話題ばかりでしたね。
1307users
1290users
名文。
1259users
「とある夫婦の離婚序章」という記事の「その後」として投稿された、離婚回避のためのハウツー記事。
5年以上も経っての後日談ということで、人の歴史、そして増田の歴史を感じさせる。
1199users
妙にジャズの人気が高いはてブ界隈。→タイトル「ジャズ」を検索(人気順) - はてなブックマーク
1192users
続編として毎朝10秒対策するだけで足が臭くならない方法があるが、エアコンのすっぱ臭対策はまだ書かれていない。
したたか酔っぱらって気持ちいいので世のため人のためになるけど、普段は絶対言わないことを書く。
今、僕のいる会社を含め世の中は、開業者を倍以上に増やそうとしているけど、この記事を読んでいる君がそれを少しでも考えているなら、
決して起業なんてしてはならない。
特に、今のベンチャーブームにのっかて起業しようと考えている人は絶対にやめたほうがいい。
それはなぜか?今ベンチャーブームに乗せられて起業を考えている人のレベルはたいてい中途半端だからだ。
三桁の起業家とそれ以上の数の起業家になりたい人たちと会ってきた、彼らは大体こんな具合に層別されている。
大抵が社会に適合できなさそうなギーク(IQ MENSAレベル 常人では理解できないスピードで思考するため単体では会話にならない)と、
その人間の言葉を翻訳するビジネスマン(IQ120位、ギークの言葉が理解できる数少ない人間であると同時に、常人にも回転数が合わせられる、MBA・コンサル等)の二人以上のチームになっている。
そして、大抵はビジネスマンが自分の立身出世のため、ギークをそそのかし、
ギークはギークで大金を使って自分のやりたいことをするために起業する。
彼らは、基本的にリスクを取らず、市場が見えて、サービスインするまで、
どこかの大企業や研究所に属していることも多いために、ギリギリまで僕らのアンテナに引っかかってこない。
彼らの目的は、「名声を得、大金を得て好きなことをする」ことだ。だからこそ、VCはいとも簡単に騙される。
事実ギークが作る商品の技術力は高くて、MBAが作るビジネスモデルは完璧だ。
だから社内稟議はスイスイとおるし、融資部の許可もおりやすい。
結果として、ぶち上げてから数年で国内でも新しい分野に台頭し、第一人者になるか
大失敗をしたベンチャーの烙印を押される形で世の中に知れ渡る。
どちらに転んだとしても、彼らは目的が達成された時点で早々にビジネスをたたみ
次の好きなことか、起業前と同じくらいの条件のところに転職する
②ローエンド起業家
こういう人たちは、開業して、美容師・レストランオーナー・コンビニオーナー等、特定の業種の経営者になる。
この層が起業する際の業種の特徴は3つ、
①ビジネスモデルを新たに考える必要がないこと、②技術職であること、③ちょっと調べればめちゃくちゃ割にあわないとわかる業種であること。
つまりは、正直、起業することそのものが正気の沙汰ではないようなそういう業種に進出できちゃうくらい
度胸があって、考える力がない人たちだ。
こうした人たちは、たいてい、誰かの影響を受け起業を決めて
行政機関や銀行の窓口相談を利用して、(かなり独りよがりな)事業計画書を書いて
ビジネスを立ち上げる上で多くの起業が失敗するといわれているけど、そうした層の大半はこの人たちだ。
この人たちは稲盛和夫や松下幸之助が言っていることを本気で信じていて、自己啓発本が大好きな人達と
今でも、日本が右肩上がりに成長していくという確信を持ったたちの悪い行政機関周りのエセコンサルに
数年前までは明確にこの2者に起業家は分かれていた。
だが、最近この傾向に変化の兆しが見えた。それが意識高い系起業家志望者だ。
具体的には、学生・フリーター・メーカーで管理部門や開発部門にずっといた。という類の方々。
面白いのはたいていが、そこそこ有名な私立大学を出ている人が多く、また修士までとっている方が少ないことだ。
ひょっとしたら受験等で苦労しなかったために経て失うものが余り無いと感じているのかもしれない。
彼らは起業は良いものだと信じている反面、リスクを忌避し続けるという性質を持つ、
彼らは起業する前に自分が起業して食べていくのにはどの程度の投資が必要かを事前にスタディし、
余りにも割に合ないことを学ぶ知性を持っているからだ。
こうしたギリギリの均衡状態にいる世間知らずたち、起業志望者は昔から一定数いた。
このベンチャーブームのおかげで、僕みたいな起業支援者の言葉を真に受けて、起業をすれば自己実現できるし、
「起業はいい経験だから失敗しても誰かがそれを評価してくれる」という幻想に取りつかれた起業家が多く生まれた。
彼らはかわいそうなことに、孫正義 やら ちきりん やら Jobsやらの言葉が自分にも100%当てはまると本気で信じている。
そしてリーンプロダクション、「Stay Foolish」な精神で、実際にとんでもなく稚拙なビジネスモデルで起業して、自らの将来価値を大いに既存している若者が
徐々に増えてきている。
ただ、こうした起業家志望者に伝えたいことが一つある。
起業家支援者の中で、起業を勧める人間がいたら彼らの言葉に耳を貸してはいけない。
起業家に貼られるレッテルは昔のままだし、社会的信用なんて成功するまで0に近い。
それなのに、起業を勧めてくる奴には裏がある。
そこそこの知性があるからこそ騙されてしまう、起業家志望者は多くいる。
それでも起業したいなら、せめてMBAくらいは取って履歴書の見栄えを良くして転職の準備をして、
あわよくば、ハイエンド層の仲間入りをしてから起業してほしい。